JP2001333609A - 種子のコーティング装置 - Google Patents

種子のコーティング装置

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JP2001333609A
JP2001333609A JP2000156489A JP2000156489A JP2001333609A JP 2001333609 A JP2001333609 A JP 2001333609A JP 2000156489 A JP2000156489 A JP 2000156489A JP 2000156489 A JP2000156489 A JP 2000156489A JP 2001333609 A JP2001333609 A JP 2001333609A
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seeds
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powder
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Daisaku Fukunaga
大三公 福永
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種子のコーティング精度の向上。 【解決手段】種子とコーティング剤を混入してコーティ
ングする回転ドラム3を設け、回転ドラム3の周囲をド
ラムカバー40により被覆し、ドラムカバー40内に位
置している種子ホッパ49に、ドラムカバー40外から
種子エレベータ48を経由して種子を供給し、種子ホッ
パ49内の種子表面の水分を調湿機52により調整す
る。種子ホッパ49内の種子を調湿機52により水分調
整するので、コーティング直前の種子の調湿を安定して
確実に行ない、その後の粘性液体の付着及び粉体の付着
をきれいに行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、種子のコーティ
ング装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】回転ドラム内に種子とコーティング剤を混
入し、回転ドラムを回転しながら種子のコーティングを
する装置は公知である。回転ドラムの周囲をカバーによ
り被覆し、回転ドラムに種子を供給する際には、カバー
の開閉扉を開け人為的に種子を供給する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】種子エレベータ,種
子ホッパを経由して回転ドラムへ種子を供給する構成と
すると、水洗い後の種子を種子ホッパに投入しておいて
も、種子の表面が時間の経過と共に乾燥し、コーティン
グ剤である粉体のコーティングがきれいにできず、製品
にバラツキが生じるという不具合が発生する。そこで、
この発明はこのような不具合を解消しようとするもので
ある。
【0004】
【問題を解決するための手段】請求項1の発明は、種子
とコーティング剤を混入してコーティングする回転ドラ
ム3を設け、前記回転ドラム3内に種子を供給する種子
供給手段を設け、前記種子供給手段には種子表面の水分
を調整可能な調湿機52を設けたことを特徴とし、請求
項2の発明は、種子供給手段には種子を貯溜する種子ホ
ッパ49を設け、該種子ホッパ49内の種子を調湿機5
2により水分調整することを特徴とし、請求項3の発明
は、回転ドラム3の周囲をドラムカバー40により被覆
し、前記ドラムカバー40内に位置している種子ホッパ
49にドラムカバー40外から種子を供給する種子供給
手段を設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明は、回転ドラム
3内に種子を供給する種子供給手段には種子表面の水分
を調整可能な調湿機52を設けたので、コーティング直
前の種子を調湿できてコーティング精度を向上させるこ
とができる。
【0006】また、請求項2の発明は、種子供給手段に
は種子を貯溜する種子ホッパ49を設けて、種子ホッパ
49内の種子を調湿機52により水分調整するので、コ
ーティング直前の種子の調湿を安定して確実に行なうこ
とができる。また、請求項3の発明は、回転ドラム3の
周囲をドラムカバー40により被覆し、ドラムカバー4
0内に位置している種子ホッパ49にドラムカバー40
外から種子供給手段により種子を供給するので、回転ド
ラム3から発生する粉塵の飛散を防止しながらドラムカ
バー40外から種子ホッパ49に種子の補給をすること
ができ、更に、種子ホッパ49内に調湿した種子を貯溜
しておくことにより、ドラムカバー40内の粉塵を含ん
だ空気が種子ホッパ49に流入しても、調湿した種子に
より粉塵が吸着され、粉塵の外部への流出を防止するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかわる種子コ
ーティング方法及び装置について具体的に説明する。種
子にコーティングを施す場合には、胚芽損傷のない種子
を水により洗浄した後軽く水切りしたものを使用する。
一次被覆材料としての粘性液体は、例えば、耐水性アク
リル、通常ポスターカラーと呼ばれている塗料を使用す
る。この粘性液体の使用量は、例えば、種子1kg当り
60g程度とする。また、二次被覆材料としての粉体
は、粉末活性炭と地力増強剤の混合物とするのが適して
いる。例えば、種子1kg当りに活性炭を20g、地力
増強剤を70g程度使用する。
【0008】コーティングの手順は、先ず、種子の表面
に一次コーティング剤としての粘性液体を付着させ、次
いで、種子の表面に付着した粘性液体の外側に二次コー
ティング剤としての粉体を付着させる。この方法で粉体
をコーティングすると、粘性液体の粘着力により粉体が
種子表面に強固に付着し、粉体の被覆層が剥離しにく
い。
【0009】前記コーティング作業を行なう好適な種子
コーティング装置を図1〜図3に基づき説明する。この
種子コーティング装置1は、架台2に設置された回転ド
ラム3、液体供給装置4、及び、粉体供給装置5を備え
ている。
【0010】回転ドラム3は、軸受ケース7に回転自在
に支持されている前上りに傾斜している取付軸8に取り
付けられていて、この取付軸8を撹拌モータ9により回
転駆動することにより、図1の矢印方向に回転する構成
である。回転ドラム3の回転位置を後述のアーム14に
取り付けたドラム位置センサ10により検出できる。回
転ドラム3の形状は、前記取付軸8の延長線を中心とす
る中空円柱状で、前面部を種子投入口12として開口し
ている。回転ドラム3の胴部3aと前面部3b及び背面
部3cとのコーナー部を屈曲形状あるいは斜めに面取り
されて緩やかな局面形状としている。また、胴部3aの
所定箇所に種子取出用の開閉部13が設けられている。
【0011】前記軸受ケース7にはアーム14の基部を
固着し、アーム14の先端側を回転ドラム3の外周部上
側を迂回するように延出し、アーム14の先端部を回転
ドラム3の内周面上部近傍に臨ませ、アーム14の先端
部に撹拌板15を取り付けている。この撹拌板15の取
付位置は、回転ドラム3の左右方向中心よりも回転軸心
を基準にして回転ドラム3の回転方向上手側に例えば1
5度程度ずらして配置している。しかして、回転ドラム
3が回転すると、回転ドラム3の内周面に接触しながら
持ち上げられる種子を撹拌板15により強制的に掻き落
とし、種子を効率的に撹拌する。
【0012】軸受ケース7は、その前部が支持台17に
設けた左右方向の軸18により回動自在に取り付けられ
ていて、軸受ケース7の後部には支持台17にその下端
部が連結されているリンク19の上端が連結されてい
て、リンク19の長さを変更することにより、回転ドラ
ム3の回転中心線の傾斜角度を調節することができる。
【0013】液体供給装置4は、カートリッジ式の液体
容器21に収容されている粘性液体は、液体供給モータ
22で駆動するギヤポンプ23によって、配管25を経
由して回転ドラム3に送り出される構成である。粘性液
体の吐出口24の位置は、回転ドラム3の左右方向中心
よりも回転軸心を基準として回転ドラム3の下部におけ
る回転方向上手側に設けている。液体容器21から回転
ドラム3へ粘性液体を送る配管25は内径変化を極力小
さくしてあり、吐出口24にもノズルを取り付けずに粘
性液体を配管25から直接滴下供給するようにし、粘性
液体の詰まりを防止している。
【0014】ギヤポンプ23の吸引側には、図3に示す
ように、一方の液体吸入ポート28aが前記液体容器2
1に繋がり、他方の水吸入ポート28bがカートリッジ
式の洗浄用の水タンク27に繋がる方向切替弁28が設
けられている。種子のコーティング作業時には、液体吸
入ポート28aと二次ポート28cとが連通する状態と
し、種子のコーティング作業の終了時には、水吸入ポー
ト28bと二次ポート28cとが連通する状態に方向切
替弁28を切り替え、その状態でギヤポンプ23を作動
させることにより、水タンク27から供給される水によ
り、ギヤポンプ23から吐出口24までの液体経路を洗
浄することができる。
【0015】また、前記のように、ギヤポンプ23によ
り粘性液体を吐出供給するにあたり、ギヤポンプ23を
正転及び逆転できる構成とし、ギヤポンプ23からの吐
出口24を、図6に示すように、屈折した吐出口24に
構成し、吐出口モータ45により屈折した吐出口24を
上向きあるいは下向きに回転し変更できる構成としても
よい。
【0016】このように構成すると、屈折した吐出口2
4を下向きにして、ギヤポンプ23を正転して粘性液体
を吐出供給し、供給停止時には、ギヤポンプ23を少し
逆転して粘性液体を後退させ、次いで、吐出口モータ4
5を駆動して、下を向いている屈折した吐出口24を上
向きに変更する。すると、粘性液体の液だれを有効に防
止することができる。
【0017】粘性液体の吐出口24を小径のノズルにす
ると、液だれの問題は生じないが、詰まりの原因とな
り、安定的に粘性溶液を供給できないという不具合が発
生する。このため、吐出口24はある程度の大きさの口
径(例えば、5mm〜8mm)を必要とするが、このよ
うにすると、液だれの問題が発生する。しかし、前記の
ようにすることにより、液だれの問題を有効に解決する
ことができる。
【0018】粉体供給装置5は、スクリュー式の撹拌装
置30を備えた粉体ホッパ31の下側に、スクリューフ
イダー32を水平状態に設け、このスクリューフイダー
32の粉体吐出口33を回転ドラム3の投入口に臨ませ
ている。粉体供給モータ35でスクリューフイダー32
を正転させると、粉体ホッパ31内の粉体が粉体吐出口
33より回転ドラム3内に供給される。この粉体供給装
置5の粉体吐出口33も、回転ドラム3の左右方向中心
よりも回転軸芯線を基準にして回転ドラム3の回転方向
上手側に配置されている。
【0019】スクリューフイダー32により粉体を搬送
する構成とすると、粉体吐出口33にシャッタを設ける
必要がなく、また、シャッタに付着している粉体が不規
則なタイミングで落下することもなく、供給量が安定す
る。また、所定量の粉体を供給した時点で、スクリュー
フイダー32をスクリュー1〜2ピッチ程度逆転させれ
ば、余分の粉体が回転ドラム3内に落ちることもなく、
供給量が安定する。
【0020】粉体ホッパ31、スクリューフイダー3
2、及び、粉体供給モータ35はロードセル36の上に
支持されていて、これらの全重量がロードセル36によ
り計量され、その計量値の変化により粉体供給量を検出
する。回転ドラム3は防塵用のドラムカバー40により
被覆されている。このドラムカバー40の前面部は大き
めの開閉扉41が構成されていて、種子の出し入れや、
メンテナンス作業を容易にしている。また、回転ドラム
3の下方には、集水ホッパ42が設けられ、集水ホッパ
42に集められた水は開閉扉41の下方に設けた水抜き
穴42aから排水することができる。また、粉体ホッパ
31はホッパカバー43により被覆されている。
【0021】図4は種子のコーティング装置1の制御装
置を示すブロック図である。制御部46の入力側には、
入力インターフェイスを介してスタートボタン47、ド
ラム位置センサ10、及びロードセル36が接続され、
また、出力側には、出力インターフェイスを経由して、
撹拌モータ9、液体供給モータ22、及び粉体供給モー
タ35が接続されている。また、制御部46には第1タ
イマT1、第2タイマT2、第3タイマT3が内蔵され
ていて、夫れ夫れ液体供給時間、液体供給終了時から粉
体供給開始時までの時間、及び、粉体供給終了時から回
転ドラム3の停止までの時間が設定されている。
【0022】図5のフローチャートに基づき、種子のコ
ーティング作業の順序を説明する。ドラムカバー40、
ホッパカバー43を閉じた状態でスタートボタン47を
押すと、先ず、撹拌モータ9がONになり、回転ドラム
3が回転を開始する。そして、例えば、所定時間の5秒
が経過すると、液体供給モータ22がONになり、回転
ドラム3内に粘性液体の供給が開始され、第1タイマT
1の設定時間が経過すると、液体供給モータ22がOF
Fとなり、粘性液体の供給が停止される。次いで、第2
タイマT2の設定時間が経過すると、粉体供給モータ3
5がONになり、回転ドラム3内に粉体の供給が開始さ
れる。次いで、ロードセル36の計量が開始されて、粉
体供給量が所定値になると、粉体供給モータ35がOF
Fになり、粉体の供給が停止される。次いで、第3タイ
マT3の設定時間が経過すると、種子取出用の開閉部1
3が最下方位置まで移動した時点で、回転ドラム3が停
止する。
【0023】次に、図7に示す実施例について説明す
る。この実施例は、回転ドラム3の周囲をドラムカバー
40で被覆し、ドラムカバー40の外側から回転ドラム
3に種子を供給する種子供給手段を設けると共に、回転
ドラム3に供給する種子の湿度を調整し、コーティング
性能を向上させるものである。
【0024】ドラムカバー40の側方には種子エレベー
タ48を配置し、回転ドラム3の上方に種子ホッパ49
を配置して、種子ホッパ49の種子取出口は少なくとも
ドラムカバー40内に位置する構成とし、種子ホッパ4
9の下方にスクリュー供給式の種子繰出装置50を設け
ている。しかして、種子エレベータ48により種子を揚
穀して種子ホッパ49に供給し、種子供給モータ51を
駆動して、種子ホッパ49の下部取出口から種子を繰り
出し、回転ドラム3に供給する。
【0025】種子ホッパ49の側方には調湿機52を配
置し、調湿機52から湿気を送る調湿パイプ53を種子
ホッパ49に連通している。しかして、調湿機52によ
り種子ホッパ49内の種子につき湿度の調整をすること
ができ、種子の乾燥を防止し、種子の表面を最適湿度状
態として回転ドラム3に供給できる。従って、次行程の
一次被覆剤としての粘性液体の付着、及び、二次被覆剤
としての粉体の付着を良好にし、粉体を種子の表面に強
固に付着することができる。
【0026】従来装置にあっては、水洗い後の種子を種
子ホッパ49に投入しておいても、時間の経過と共に種
子の表面が乾燥し、粉体のコーティングがきれいにでき
ず、製品にバラツキが生じていた。しかし、前記のよう
に調湿機52により種子表面の湿度を調整した後に、粘
性液体の付着及び粉体の付着をすることにより、このよ
うな欠点を解消することができる。
【0027】なお、種子ホッパ49内に設けた湿度セン
サ(図示省略)を制御部46に接続すると共に、制御部
46に調湿機52の駆動手段を接続しておき、湿度セン
サが所定値以下の湿度を検出すると、調湿機52を自動
的に駆動して種子を加湿し、所定値以上の湿度を検出す
ると、調湿機52の駆動を停止する構成としてもよい。
【0028】また、水洗いした種子を種子ホッパ49に
供給しコーティング作業を開始するに当り、種子供給モ
ータ51を駆動し種子ホッパ49から種子を回転ドラム
3に供給する際に、種子供給モータ51の駆動時間を制
限して、種子ホッパ49内に種子が残るようにしてもよ
い。
【0029】このようにすると、回転ドラム3からの粉
塵を含んだ空気が種子ホッパ49に流れても、種子ホッ
パ49内に残留している種子により空気中の粉塵が除去
され、種子エレベータ48を通過してドラムカバー40
外に空気が流出しても、きれいな空気が吐き出され、作
業環境を良好なものとすることができる。
【0030】なお、種子ホッパ49に計量機能を付加し
て、種子が所定量以下になると、種子供給モータ51の
駆動を停止する構成としても、同様の効果が期待でき
る。また、前記種子ホッパ49に計量機能を付加して、
投入種子を計量できる構成とし、種子を所定量供給する
と種子の供給を停止するようにしてもよい。従来装置で
は、コーティングする種子を人為的に計量し、回転ドラ
ム3内に投入していて、連続運転時に能率が上がらない
という欠点があった。しかし、種子ホッパ49に計量機
能を付加することにより、このような欠点を解消するこ
とができる。
【0031】次に、図8に示す実施例について説明す
る。この実施例では、回転ドラム3からコーティング作
業の終了した種子を振動式の排出樋55を経由して取り
出そうとするものである。排出フレーム54に振動式の
排出樋55は支持されていて、排出モータ56により振
動可能で、排出フレーム54下部の排出口57から種子
を排出する構成である。コーティング作業時には、排出
樋調節シリンダ58を短縮して、図示状態よりも排出樋
55を上方に移動起立させて、排出樋55の搬送始端側
を回転ドラム3の底面から離した状態にし、回転ドラム
3により種子を撹拌しながらコーティング作業をする。
【0032】コーティング作業が終了すると、排出樋調
節シリンダ58を開放し、排出樋55をスプリング59
により支持した状態で自重により下降させ、排出樋55
は回転ドラム3の底面部に接近あるいは押し当てられた
状態となり、排出モータ56を駆動し排出樋55を振動
させる。すると、回転ドラム3の回転により持ち上げら
れた種子は、メッシュにより構成されている排出樋55
上に落下し、振動しながら終端側に移動する。その際
に、余分に付着している粉体は篩い落とされて除去さ
れ、きれいなコーティング種子となり排出口57から取
り出される。なお、排出樋55により篩い落とされて粉
体類は排出フレーム54の底面をとおり回転ドラム3に
回収される。
【0033】また、角度調節シリンダ60により、回転
ドラム3の回転軸芯線を傾斜調節する構成としておく
と、排出樋55によりコーティング種子を取り出す際
に、人手を要しないで略全量取り出すことができる。即
ち、排出作業初期の種子量が多い場合には、図9(1)
に示すように、回転ドラム3の回転により持ち上げられ
たコーティング種子は撹拌板15に衝突して排出樋55
に落下し、排出樋55を経て排出される。
【0034】コーティング種子量が少なくなり、排出樋
55の始端部から離れた位置にコーティング種子が落下
するようになると、角度調節シリンダ60を伸長して、
回転ドラム3の回転軸芯線を緩くするように調節する。
すると、回転ドラム3の上昇回転部分が排出樋55の始
端側上方に移動し、コーティング種子が排出樋55の始
端部に落下するようになり、人手を要することなく、略
全量の種子を回転ドラム3から排出樋55を経由して取
り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コーティング装置の正面図である。
【図2】 コーティング装置の右側面図である。
【図3】 コーティング装置の左側面図である。
【図4】 制御装置のブロック図である。
【図5】 制御装置の制御内容を示すフローチャートで
ある。
【図6】 要部の側面図である。
【図7】 他の実施例を示す正面図である。
【図8】 他の実施例を示す正面図、右側面図、斜視図
である。
【図9】 要部の正面図である。
【符号の説明】
1 コーティング装置 2 架台 3 回転ドラム 4 液体供給装置 5 粉体供給装置 7 軸受ケース 8 取付軸 9 撹拌モータ 10 ドラム位置センサ 12 種子投入口 13 開閉部 21 液体容器 22 液体供給モータ 23 ギヤポンプ 24 吐出口 25 配管 27 水タンク 31 粉体ホッパ 32 スクリューフイダー 33 粉体吐出口 35 粉体供給モータ 40 ドラムカバー 41 開閉扉 43 ホッパカバー 48 種子エレベータ 49 種子ホッパ 50 種子繰出装置 51 種子供給モータ 52 調湿機 53 調湿パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種子とコーティング剤を混入してコー
    ティングする回転ドラム3を設け、前記回転ドラム3内
    に種子を供給する種子供給手段を設け、前記種子供給手
    段には種子表面の水分を調整可能な調湿機52を設けた
    ことを特徴とする種子のコーティング装置。
  2. 【請求項2】 種子供給手段には種子を貯溜する種子
    ホッパ49を設け、該種子ホッパ49内の種子を調湿機
    52により水分調整することを特徴とする請求項1記載
    の種子のコーティング装置。
  3. 【請求項3】 回転ドラム3の周囲をドラムカバー4
    0により被覆し、前記ドラムカバー40内に位置してい
    る種子ホッパ49にドラムカバー40外から種子を供給
    する種子供給手段を設けたことを特徴とする請求項2記
    載の種子のコーティング装置。
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