JP3396587B2 - 超々高速エレベータ - Google Patents

超々高速エレベータ

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JP3396587B2
JP3396587B2 JP28403596A JP28403596A JP3396587B2 JP 3396587 B2 JP3396587 B2 JP 3396587B2 JP 28403596 A JP28403596 A JP 28403596A JP 28403596 A JP28403596 A JP 28403596A JP 3396587 B2 JP3396587 B2 JP 3396587B2
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door
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村 晃 正 上
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超々高速エレベー
タに係り、特に乗かご内の騒音軽減および気圧の安定を
図ることができるドア構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のエレベータを示すもの
で、図中、符号1はかご枠2に支持された乗かごであ
り、この乗かご1の出入口3の上部には、ドアパネル4
を案内するレール5が配設され、また出入口3の下部に
はドアシル6が配設されている。そしてドアパネル4
は、前記レール5およびドアシル6にレール案内7およ
びシュー8を介して案内され、出入口3を開閉するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のエレベータ
においては、ドアの開閉をスムースにするため、乗かご
1とドアパネル4との間には適度な間隙を設けている
が、エレベータの昇降時に生じる走行音等が、前記間隙
を通して乗かご1内に侵入してしまうという問題があ
る。また、ドアパネル4自体も、エレベータ走行中に共
振を起こし、ドアパネル4自体が騒音の発生源となると
いう問題もある。
【0004】また近年、エレベータの昇降行程の長大
化、高速化に伴ない、乗かご1内の乗員にとって耳なり
等の気圧変化による負荷が大きくなってきており、かご
室気圧制御装置等、何等かの対策が必要となってきてい
るが、その際乗かご1とドアパネル4との間の隙間が大
きな問題となる。
【0005】したがって本発明の目的は、乗かご内の騒
音を低減することができる超々高速エレベータを提供す
ることにある。
【0006】本発明の他の目的は、ドアシルとシューと
の間を通して侵入してくる騒音量を低減することができ
る超々高速エレベータを提供するにある。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、乗かごとドアパネルとの間に、戸閉時に乗か
ごの出入口とドアパネルとの間の隙間を閉止する楔形の
密着材を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこ
れにより、乗かご内の気密性を向上させることが可能と
なる。
【0010】本発明はまた、密着材を弾性材で形成する
ようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、密着
性をより向上させることが可能となるとともに、乗かご
が振動した際に、密着材自体が騒音の発生源となるおそ
れがない。
【0011】本発明はまた、乗かごの出入口に設けられ
たドアシルと、このドアシルに案内されてドアパネルの
開閉を誘導するシューとを、シューをドアパネルとほぼ
同一長にすることにより相互に入れ子構造とするように
したことを特徴とする。そしてこれにより、ドアシルと
シューとの間を通して騒音が侵入する際に、その侵入経
路が長くなり、その分乗かご内への騒音の侵入量を低減
することが可能となる。
【0012】本発明はまた、シューの一部に吸音材を設
けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、
ドアシルとシューとの間を通して騒音が侵入する際に、
その一部が吸音材で吸音され、騒音の侵入量をより低減
することが可能となる。
【0013】本発明はまた、ドアシルのシューとの対向
面に吸音材を設けるようにしたことを特徴とする。そし
てこれにより、シューの場合と同様、騒音の侵入量を低
減することが可能となる。
【0014】本発明はまた、シューに、外部から侵入す
る騒音の固有周波数に同調する凹部または孔を設けるよ
うにしたことを特徴とする。そしてこれにより、ドアシ
ルとシューとの間を通して侵入してきた騒音が、前記凹
部または孔で吸音され、吸音材を用いることなく騒音の
侵入量を低減することが可能となる。
【0015】本発明はまた、凹部または孔の内部に吸音
材を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれに
より、騒音の侵入量をより低減することが可能となる。
【0016】本発明はまた、ドアシルのシューとの対向
面に、外部から侵入する騒音の固有周波数に同調する凹
部を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこの場
合にも、シューの場合と同様、吸音材を用いることなく
騒音の侵入量を低減することが可能となるとともに、シ
ューが薄板状で凹部や孔を設けることができないような
場合であっても適用することが可能となる。
【0017】本発明はさらに、ドアパネルの開閉を案内
する軌道を湾曲させ、乗かごの出入口部でドアパネルを
乗かご側に接近させる引寄せ機能を持たせるようにした
ことを特徴とする。そしてこれにより、特別な機構を付
加することなく、乗かご内の気密性を向上させることが
可能となり、乗かごの重量増大を伴なうことがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1(a),(b)および図2(a),(b)
は、本発明の第1の実施の形態に係る超々高速エレベー
タを示すもので、図中、符号1は前面に出入口13を有
する乗かごであり、この乗かご11の出入口13前面に
は、例えば両開き構造の2枚のドアパネル14が配設さ
れ、乗かご11側のドアシル16とドアパネル14側の
シュー18とをガイドとして開閉するようになってい
る。
【0019】前記各ドアパネル14の内部には、図1
(a)および図2(b)に示すように、遮音材20が全
域に亘って配設されており、また各ドアパネル14の外
面には、制振材21がそれぞれ取付けられている。ま
た、前記シュー18は、ドアパネル14とほぼ同一長に
形成されており、かつ図1(b)に示すようにドアシル
16と複雑に係合して複雑な入れ子構造をなしている。
【0020】また、前記乗かご11および各ドアパネル
14には、図1(a),(b)および図2(a),
(b)に示すように、楔形をなすかご側密着機構22お
よびドア側密着機構23がそれぞれ設けられており、こ
れら両密着機構22,23により、戸閉動作に伴ない乗
かご11と各ドアパネル14との間の隙間を次第に小さ
くし、全閉状態では、前記隙間をほぼ零にすることがで
きるようになっている。
【0021】すなわち、かご側密着機構22は、図1
(a),(b)および図2(a),(b)に示すよう
に、出入口13の上部に固設され平面三角形の板状をな
す上部密着材22aと、出入口13の下部に固設され平
面三角形状の板状をなす下部密着材22bと、出入口1
3の両側部に固設され断面三角形状の棒状をなす側部密
着材22cとから枠状に構成されており、このかご側密
着機構22は、後述するドア側密着機構23とともに弾
性材で形成されている。
【0022】一方、前記ドア側密着機構23は、図1
(a),(b)および図2(a),(b)に示すよう
に、各ドアパネル14の上部密着材22aに対向する部
位に固設された三角形状の上部密着材23aと、各ドア
パネル14の下部密着材22bに対向する部位に固設さ
れた三角形状の下部密着材23bと、これら両密着材2
3a,23bの端部間を連結する断面台形の棒状をなす
側部密着材23cとから、各ドアパネル14においてコ
字状に構成されており、これら各ドア側密着機構23
は、ドアパネル14の閉動作に伴ない次第にかご側密着
機構22に接近し、全閉状態では、各密着材23a,2
3b,23cがかご側密着機構22の各密着材22a,
22b,22cに密着し、出入口13がほぼ完全に密閉
されるようになっている。
【0023】しかして、各ドアパネル14内の遮音材2
0により、ドアパネル14を通して侵入してくる騒音の
量を大幅に低減できるとともに、制振材21により、ド
アパネル14自体が騒音の発生源となるのを防止するこ
とができる。また、ドアシル16とシュー18とは複雑
な入れ子構造となっているので、これらの間を通って侵
入してくる騒音の量を大幅に低減できる。また、両密着
機構22,23により、戸閉状態では出入口13がほぼ
完全に密閉されるので、騒音の侵入量を大幅に低減でき
るとともに、乗かご11の内部の圧力制御を容易に行な
うことができる。また、両密着機構22,23は弾性材
で形成されているので、乗かご11が振動した場合で
も、充分な密閉性が確保されるとともに、両密着機構2
2,23自体が騒音の発生源となることがない。
【0024】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、前記第1の実施の形態におけるかご側密着機構
22およびドア側密着機構23に代え、かご側密着機構
32およびドア側密着機構33を用いるようにしたもの
である。すなわち、このかご側密着機構32は、図3に
示すように、出入口13の上部に固設された上部密着材
32aと、ドアシル16の下部に固設された下部密着材
32bと、出入口13の両側部に固設された側部密着材
32cとから枠状に構成されており、上部密着材32a
および下部密着材32bには、その両側からV形状をな
す係合凹部34a,34bがそれぞれ設けられている。
【0025】また、前記ドア側密着機構33は、図3に
示すように、ドア全閉時に上部密着材32aの係合凹部
34aに密着係止される楔形の上部密着材33aと、ド
ア全閉時に下部密着材32bの係合凹部34bに密着係
止される楔形の下部密着材33bと、ドア全閉時に側部
密着材32cの外面に密着当接する側部密着材33cと
から、各ドアパネル14においてコ字状に構成されてい
る。なお、その他の点については、前記第1の実施の形
態と同一構成となっており、作用も同一である。また、
図3において、符号15はドアパネル14の開閉をガイ
ドするレールである。
【0026】しかして、このかご側密着機構32および
ドア側密着機構33を用いても、前記第1の実施の形態
と同様の効果が期待できる。図4(a),(b)は、本
発明の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施
の形態におけるドアシル16およびシュー18に代え、
ドアシル46およびシュー48を用いるようにしたもの
である。
【0027】すなわち、前記ドアシル46は、図4
(a),(b)に示すように、溝形をなしているととも
に、前記シュー48は、ドアパネル14と同一長の角棒
状をなしており、ドアシル46とシュー48とで入れ子
構造となっている。そして、ドアシル46の両側壁内面
には、吸音材49がそれぞれ取付けられている。なお、
その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構
成となっており、作用も同一である。
【0028】しかして、外部の騒音は、ドアシル46と
シュー48との間を通って侵入してくることになるが、
ドアシル46の両側壁内面には、吸音材49がそれぞれ
取付けられているので、これら各吸音材49により騒音
が吸音され、騒音の侵入量を低減することができる。
【0029】図5は、本発明の第4の実施の形態を示す
もので、前記第3の実施の形態におけるシュー48に代
え、シュー58を用いるようにしたものである。すなわ
ち、このシュー58は、図5に示すように、両端部のシ
ュー本体58aと両シュー本体58a間を連結する遮音
材58bとからドアパネル14とほぼ同一長に形成され
ている。なお、その他の点については、前記第3の実施
の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0030】しかして、このシュー58は遮音材58b
を有しているので、シュー58の遮音効果をより向上さ
せ、騒音の侵入量をより少なくすることができる。図6
は、本発明の第5の実施の形態を示すもので、前記第3
の実施の形態におけるドアシル46およびシュー48に
代え、ドアシル66およびシュー68を用いるようにし
たものである。
【0031】すなわち、前記ドアシル66は、図6に示
すように、中央部の凸条66aにより2つの溝部に区分
された断面E形の溝状に形成されており、また前記シュ
ー68は、前記各溝部に案内される2つのシュー体68
aにより構成されている。そして、前記各溝部の側壁内
面および底壁上面には、吸音材69がそれぞれ配設され
ている。なお、その他の点については、前記第3の実施
の形態と同一構成となっており、作用も同一である。し
かして、このドアシル66およびシュー68を用いるこ
とにより、入れ子構造がより複雑となり、防音効果をよ
り向上させることができる。
【0032】図7は、本発明の第6の実施の形態を示す
もので、前記第5の実施の形態におけるシュー68に代
え、シュー78を用いるようにしたものである。すなわ
ち、このシュー78は、図7に示すように、凸条66a
に対応する部分に凹部78aを有する断面門形に形成さ
れており、ドアシル66の各溝部の側壁内面には、吸音
材69がそれぞれ配設されているとともに、凹部78a
の天面には吸音材79が配設されている。なお、その他
の点については、前記第5の実施の形態と同一構成とな
っており、作用も同一である。しかして、このシュー7
8を用いることにより、前記第5の実施の形態よりも簡
単な構造で同様の防音効果を得ることができる。
【0033】図8(a),(b)は、本発明の第7の実
施の形態を示すもので、前記第3の実施の形態における
ドアシル46およびシュー48に代え、ドアシル86お
よびシュー88を用いるようにしたものである。すなわ
ち、前記ドアシル86は、図8(a)に示すように、角
溝状に形成されているとともに、前記シュー88は、図
8(a),(b)に示すように、ドアパネル14とほぼ
同一長の角棒状に形成されており、このシュー88に
は、そのほぼ全長に亘って下方に開口する空洞89が設
けられ、この空洞89は、騒音の固有周波数に同調する
よう調整されている。なお、その他の点については、前
記第3の実施の形態と同一構成となっており、作用も同
一である。
【0034】しかして、空洞89を有するシュー88を
用いることにより、吸音材を用いることなく騒音を吸音
し、騒音の侵入量を少なくすることができる。図9は、
本発明の第8の実施の形態を示すもので、前記第7の実
施の形態における空洞89内に、クッション材90を配
設するようにしたものである。なお、その他の点につい
ては、前記第7の実施の形態と同一構成となっており、
作用も同一である。
【0035】しかして、空洞89内にクッション材90
を配設することにより、空洞89による吸音効果をより
向上させることができる。図10は、本発明の第9の実
施の形態を示すもので、前記第8の実施の形態における
空洞89およびクッション材90に代え、複数の穴99
およびクッショク材100を用いるようにしたものであ
る。
【0036】すなわち、シュー88には、図10に示す
ように、長手方向に間隔を置いて下方に開口する複数の
穴99がそれぞれ設けられており、これら各穴99の天
面には、クッショク材100がそれぞれ配設されてい
る。そして前記各穴99は、空洞89と同様、騒音の固
有周波数に同調するように調整されている。なお、その
他の点については、前記第8の実施の形態と同一構成と
なっており、作用も同一である。しかして、この穴99
およびクッション材100を用いても、前記第8の実施
の形態と同様の効果が期待できる。
【0037】図11は、本発明の第10の実施の形態を
示すもので、前記第7の実施の形態における空洞89に
代え、複数の孔109を用いるようにしたものである。
すなわち、シュー88には、図11に示すように、長手
方向に間隔を置いて厚さ方向に貫通する複数の孔109
がそれぞれ穿設されており、これら各孔109は、前記
空洞89と同様、騒音の固有周波数に同調するように調
整されている。
【0038】なお、その他の点については、前記第7の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。しかして、この孔109を用いても、前記第7の実
施の形態と同様の効果が期待できる。
【0039】図12は、本発明の第11の実施の形態を
示すもので、前記第3の実施の形態におけるドアシル4
6に代え、ドアシル116を用いるようにしたものであ
る。すなわち、このドアシル116は、図12に示すよ
うに、角溝状に形成されており、その底面中央部には、
そのほぼ全長に亘って空洞119が設けられ、この空洞
119は、騒音の固有周波数に同調するように調整され
ている。なお、その他の点については、前記第3の実施
の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0040】しかして、空洞119を有するドアシル1
16を用いても、騒音の侵入量を低減することができ
る。図13(a),(b)は、本発明の第12の実施の
形態を示すもので、前記第2の実施の形態におけるレー
ル15およぴドアシル16に代えてレール125および
ドアシル126を用い、かご側密着機構32およびドア
側密着機構33を省略できるようにしたものである。
【0041】すなわち、前記レール125およびドアシ
ル126は、図13(a),(b)に示すように、その
長手方向中央部分が乗かご11に接近するように湾曲し
ており、これにより戸閉時に両ドアパネル14を乗かご
11側に接近させる引寄せ機能が得られるようになって
いる。そして、各ドアパネル14には、乗かご11側に
接近した際に乗かご11に接触する弾性体127がそれ
ぞれ設けられている。なお、その他の点については、前
記第2の実施の形態と同一構成となっており、作用も同
一である。
【0042】しかして、このレール125およびドアシ
ル126を用いることにより、かご側密着機構32およ
びドア側密着機構33を用いることなく、ドアの全閉時
に両ドアパネル14を乗かご11に密着させることがで
き、乗かご11の全体の重量を軽くすることができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるわけでな
く、例えば各実施の形態における各構成を適宜組合わせ
て用いるようにしてもよい。
【0043】
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、乗かごと
ドアパネルとの間に、戸閉時に乗かごの出入口とドアパ
ネルとの間の隙間を閉止する楔形の密着材を設けるよう
にしているので、乗かご内への騒音の侵入量を低減でき
るとともに、乗かご内の気密性を向上させ、かご室の圧
力制御を容易に行なうことができる。
【0045】本発明はまた、ドアシルとシューとを、シ
ューをドアパネルとほぼ同一長とすることにより相互に
入れ子構造となるようにしているので、ドアシルとシュ
ーとの間を通って侵入してくる騒音量を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態に係る超々
高速エレベータを示す要部平面図、(b)は(a)のI
−I線断面図である。
【図2】(a)は図1の密着機構部の詳細を示す平面
図、(b)は(a)と同様の部分破削分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図2(b)相
当図である。
【図4】(a)は本発明の第3の実施の形態を示す要部
構成図、(b)は(a)のドアパネルの側面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す要部斜視図で
ある。
【図6】本発明の第5の実施の形態を示す要部構成図で
ある。
【図7】本発明の第6の実施の形態を示す要部構成図で
ある。
【図8】(a)は本発明の第7の実施の形態を示す要部
構成図、(b)は(a)のドアパネルの側面図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態を示す要部構成図で
ある。
【図10】本発明の第9の実施の形態を示す要部構成図
である。
【図11】本発明の第10の実施の形態を示す要部構成
図である。
【図12】本発明の第11の実施の形態を示す要部構成
図である。
【図13】(a)は本発明の第12の実施の形態を示す
要部平面図、(b)は同様の側面図である。
【図14】従来の超々高速エレベータを示す要部分解斜
視図である。
【符号の説明】
11 乗かご 13 出入口 14 ドアパネル 15,125 レール 16,46,66,86,116,126 ドアシル 18,48,58,68,78,88 シュー 20,58b 遮音材 21 制振材 22,32 かご側密着機構 22a,23a,32a,33a 上部密着材 22b,23b,32b,33b 下部密着材 22c,23c,32c,33c 側部密着材 34a,34b 係合凹部 49,69,79 吸音材 89,119 空洞 90,100 クッション材 99 穴 109 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−111394(JP,A) 特開 平6−247675(JP,A) 特開 昭58−218579(JP,A) 特開 平6−321466(JP,A) 実開 昭62−151383(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/00 - 13/30

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路内を上下に昇降する乗かごと、この
    乗かご側のドアパネルとを備えた超々高速エレベータに
    おいて、前記乗かごとドアパネルとの間に、戸閉時に乗
    かごの出入口とドアパネルとの間の隙間を閉止する楔形
    の密着材を設け、前記密着材のうちの前記出入口の上部
    に設けられた密着材が、乗りかご前後方向に関する前記
    出入口と前記ドアパネルとの隙間が前記ドアパネルの戸
    閉動作に伴い次第に小さくなるように配置されているこ
    とを特徴とする超々高速エレベータ。
  2. 【請求項2】前記密着材を弾性材で形成したことを特徴
    とする請求項1記載の超々高速エレベータ。
  3. 【請求項3】昇降路内を上下に昇降する乗かごと、この
    乗かご側のドアパネルとを備えた超々高速エレベータに
    おいて、前記乗かごの出入口に設けられたドアシルと、
    このドアシルに案内されてドアパネルの開閉を誘導する
    シューとを、前記シューを前記ドアパネルとほぼ同一長
    にすることにより相互に入れ子構造とし、前記シューの
    一部に吸音材を設けたことを特徴とする超々高速エレベ
    ータ。
  4. 【請求項4】前記ドアシルの前記シューとの対向面に吸
    音材を設けたことを特徴とする請求項3記載の超々高速
    エレベータ。
  5. 【請求項5】昇降路内を上下に昇降する乗かごと、この
    乗かご側のドアパネルとを備えた超々高速エレベータに
    おいて、前記乗かごの出入口に設けられたドアシルと、
    このドアシルに案内されてドアパネルの開閉を誘導する
    シューとを、前記シューを前記ドアパネルとほぼ同一長
    にすることにより相互に入れ子構造とし、前記シュー
    に、外部から侵入する騒音の固有周波数に同調する凹部
    または孔を設けたことを特徴とする超々高速エレベー
    タ。
  6. 【請求項6】前記凹部または前記孔の内部に吸音材を設
    けたことを特徴とする請求項5記載 超々高速エレベー
    タ。
  7. 【請求項7】昇降路内を上下に昇降する乗かごと、この
    乗かご側のドアパネルとを備えた超々高速エレベータに
    おいて、前記乗かごの出入口に設けられたドアシルと、
    このドアシルに案内されてドアパネルの開閉を誘導する
    シューとを、前記シューを前記ドアパネルとほぼ同一長
    にすることにより相互に入れ子構造とし、前記ドアシル
    の前記シューとの対向面に、外部から侵入する騒音の固
    有周波数に同調する凹部を設けたことを特徴とする超々
    高速エレベータ。
  8. 【請求項8】昇降路内を上下に昇降する乗かごと、この
    乗かご側のドアパネルとを備えた超々高速エレベータに
    おいて、前記ドアパネルの開閉を案内する軌道を湾曲さ
    せ、前記乗かごの出入口部で前記ドアパネルを前記乗か
    ご側に接近させる引寄せ機能を持たせたことを特徴とす
    る超々高速エレベータ。
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