JP3396050B2 - 医療用クリップ装置および医療用クリップ - Google Patents

医療用クリップ装置および医療用クリップ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経内視鏡的止血や治療
部位のマーキングに用いられる医療用クリップ装置およ
び医療用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、経内視鏡的にクリップを体腔内に
導入し、止血またはマーキングのために前記クリップに
よって組織を把持し、この把持した状態のままの前記ク
リップを体内に留置させることが行なわれている。
【0003】この種の処置に使用されるクリップ装置と
しては、例えば実公平4−26091号公報に示される
ように、クリップの1対の腕部の先端にそれぞれ内側に
突設された挟持部が形成され、この挟持部を前記クリッ
プの腕部の長手方向に対して直角になるように形成した
ものがある。また、実願昭58−127636号では、
クリップの腕部の長手方向に直角な挟持部と、クリップ
の腕部の長手方向に沿った挟持部とを有するクリップ装
置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平4−26091号公報に示されるクリップ装置で
は、挟持部がクリップの腕部の長手方向に対して直角で
あるため、クリッピング後のクリップが振れや引張りに
対して外れ易かった。
【0005】また、実願昭58−127636号のよう
に、挟持部がクリップの腕部の長手方向に沿って形成さ
れているものでは、挟持部によって把持できる組織の範
囲が狭くなったり、組織に余分なダメージを与える虞が
あった。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、確実にクリッピング
でき、かつ、クリッピング後のクリップが外力によって
組織から外れにくい医療用クリップ装置および医療用ク
リップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明は、生体腔内に挿入可能
な導入管と、前記導入管内に進退自在に挿通された操作
ワイヤと、前記操作ワイヤにより開閉自在に形成された
相互に対向する面を有する一対の腕部を備えるクリップ
とを具備する医療用クリップ装置において、前記対向す
る面の先端縁形状が前記腕部の長手方向に対して鋭角ま
たは鈍角を成して形成されていることを特徴とする。ま
た、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載され
た発明において、前記腕部先端の対向する面に返し部が
形成されていることを特徴とする。また、請求項3に記
載された発明は、生体腔内に挿入可能な導入管と、前記
導入管内に進退自在に挿通された操作ワイヤと、前記操
作ワイヤにより開閉自在に形成された相互に対向する面
を有する一対の腕部を備えるクリップとを具備する医療
用クリップ装置において、前記対向する面の先端縁形状
が前記腕部の長手方向に対して鋭角または鈍角を成して
形成されるとともに、前記腕部の先端にそれぞれ内側に
向けて突設された挟持部が形成されていることを特徴と
する。また、請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載された発明において、前記一対の対向する面を有す
る腕部の一方の挟持部に突設した歯部が形成されるとと
もに、他方の挟持部に前記歯部と係合可能な凹部が形成
されていることを特徴とする。また、請求項5に記載さ
れた発明は、開閉自在に形成された相互に対向する面を
有する一対の腕部を備える医療用クリップにおいて、前
記対向する面の先端縁形状が前記腕部の長手方向に対し
て鋭角または鈍角を成して形成されるとともに、前記腕
部の先端にそれぞれ内側に向けて突設された挟持部が形
成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】組織をクリップの腕部の先端によって挟んだ状
態では、クリップの腕部の長手方向に対して鋭角または
鈍角をなす腕部の対向する面の先端縁形状が振れ方向に
対しても引張方向に対しても抵抗となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1ないし図8は本発明の第1の実施例を示す
ものである。図2に示すように、本実施例のクリップ装
置は、クリップ装置本体1とカセット式クリップユニッ
ト2とから構成されている。
【0010】図中、3はクリップ装置本体1の導入管で
ある。この導入管3は、例えば四フッソ化エチレン樹脂
等からなる可撓性のチューブによって形成されており、
その基端部がクリップ装置本体1の手元側の操作部4に
連結されている。
【0011】クリップ装置本体1の前記操作部4には、
操作部本体5と、この操作部本体5に対して軸方向にス
ライド自在に装着された第1、第2の各スライダ6、7
とがそれぞれ設けられている。そして、導入管3の基端
部は第1のスライダ6に連結されている。
【0012】図3に示すように、導入管3の内部には、
先端にステンレス製の短管などから成る連結用リング8
を取り付け固定した可撓性の操作管9が進退自在に挿通
されている。この操作管9は例えばステンレスワイヤを
密巻きしたものである。そして、この操作管9の基端部
は操作部本体5に連結されている。
【0013】また、操作管9の内部にはステンレス製の
より線などから成る操作ワイヤ10が進退自在に挿通さ
れている。この操作ワイヤ10の基端部は第2のスライ
ダ7に連結されている。
【0014】操作ワイヤ10の先端にはフック11が取
り付けられている。このフック11には円柱体の先端側
の一側面に切欠面11aが形成されている。そして、こ
のフック11の切欠面11aにはこのフック11の長手
方向に対して垂直にピン12が突設されている。このピ
ン12は円形の頭部12aと、この頭部12aよりも小
径な首部12bとから成る。
【0015】図1の(a)(b)に示すように、クリッ
プユニット2は、クリップ13と、このクリップ13に
係脱可能に係合される連結部材としての連結板14と、
クリップ締付用リング15とから構成されている。
【0016】クリップ13は、2叉になった1対の爪部
19a、19bを両端に有するステンレス製の薄い帯板
(図1の(d)参照)を中央部分で曲げ、その曲げ部分
を基端部13aとしたもので、この基端部13aから後
述するクリップ締付用リング15の内径よりも広い間隔
の1対の嵌動部13b、13b′が延出し、さらにこれ
らの嵌動部13b、13b′が延出して両方の腕部13
c、13c′を互いに交差させることによって成るもの
である。そして、この状態では、前記1対の爪部19
a、19bが腕部13c、13c′の各先端に位置し、
これらの爪部19a、19bを図1の(b)に示すよう
に腕部13c、13c′の長手方向(図中、一点鎖線で
示す中心軸20)に対して鋭角α、α′に向かい合うよ
うに折り曲げて挟持部13d、13d′が形成されるも
のである。また、このクリップ13には挟持部13d,
13d′を開くように腕部13c、13c′に開拡習性
を付与してある。
【0017】なお、図5に示すように、一方の挟持部1
3dの爪部19a,19bに歯部16,16を突設し、
他方の挟持部13d′の爪部19a,19bにこの歯部
16,16と係合可能な凹部16′,16′を設けても
よい。これによって、挟持部13d,13d′による生
体組織の把持が容易となる。また、上述したように帯板
(図1の(d)参照)と一体の爪部19a、19bを折
り曲げて挟持部13d、13d′を形成するのではな
く、爪部19a、19bを溶接等によって腕部13c、
13c′の内側に突出する状態に取り付けてもよい。
【0018】一方、連結板14は、ステンレス製の薄い
帯板を打ち抜いて形成したものであり、その一端には図
1の(b)に示すようにクリップ13の基端部13aに
係脱可能に係合するJの字状の鉤14aが形成されてい
る。また、連結板14の他端近傍にはフック11(図3
参照)と着脱自在に係合する係合孔14bが形成されて
いる。この係合孔14bは、長手方向に延びる長孔14
cと、この長孔14cの鉤14a方向端部に形成された
大径孔14dとから成る。そして、図3に示すように、
フック11におけるピン12の頭部12aはこの係合孔
14bの大径孔14bよりも小さく長孔7dの幅よりも
大きく形成されており、ピン12の首部12bは係合孔
14bの長孔7dの幅よりも小径に形成されている。
【0019】また、クリップ締付用リング15は操作管
9の先端の連結用リング8に着脱自在に装着され、クリ
ップ13の腕部13c、13c′に被嵌して装着するこ
とにより、クリップ13の挟持部13d、13d′を閉
成するものである。図1の(a)(b)に示すように、
クリップ締付用リング15の外周面には段差が形成され
ている。そして、このクリップ締付用リング15の径の
細い部分によって操作管9の連結用リング8(図3参
照)の内径よりも小さい連結部15aが形成されてい
る。なお、このクリップ締付用リング15の径の太い部
分は連結用リング8の内径よりも大きくなっている。
【0020】そして、図1の(a)(b)に示すよう
に、カセット式クリップユニット2はクリップ13の基
端部13aに連結板14の鉤14aを引っ掛け、その状
態で連結板14をクリップ締付用リング15に管外径の
大きい方から挿入し、その状態でこのクリップ締付用リ
ング15の内部に例えばシリコーン等の固定剤17を充
填して、クリップ13と連結板14とをクリップ締付用
リング15内に仮止めしたものである。
【0021】次に、上記構成のクリップ装置の作用を説
明する。まず、操作部4の第1のスライダ6を手元側に
牽引操作することにより、図2に示すように操作管9を
導入管3より突出させる。そして、この状態でクリップ
装置本体1側のフック11にカセット式クリップユニッ
ト2を取付ける。
【0022】このクリップユニット2の取付け方法は、
操作部4の第2のスライダ7を先端側にスライドさせ
て、図2および図4の(b)に示すように操作ワイヤ1
0の先端のフック11を操作管9の外側に突出させる。
次に、クリップユニット2の連結板14の大径孔14d
にフック11のピン12の頭部12aを嵌め込み、この
状態でクリップユニット2を先端側に引く。すると、連
結板14の係合孔14bの長孔14cがフック11のピ
ン12の首部12bに嵌まり込み、容易に外れなくな
る。その状態のまま、操作部4の第2のスライダ7を手
元側に引き、操作ワイヤ10を介してフック11を連結
用リング8内に引き込み、カセット式クリップユニット
2側のクリップ締付用リング15の連結部15aを連結
用リング8内にはめ込み固定する。これによって、カセ
ット式クリップユニット2はクリップ装置本体1に装填
される。
【0023】次に、操作部4の第1のスライダ6を先端
側にスライド操作することにより、操作管9を導入管3
内に引き込み、図3に示すようにクリップ13を閉じた
状態で導入管3内に収める。そして、この導入管3ごと
内視鏡のチャンネルを通じて、生体腔内に導入した後、
操作部4の第1のスライダ6を手元側に牽引操作するこ
とにより、操作管9を導入管3に対して押し出し、クリ
ップ13を導入管3より外へ突き出す。このとき、クリ
ップ13の腕部13c、13c′には開拡習性が付与さ
れているので、クリップ13の腕部13c、13c′が
拡開する。
【0024】その後、操作部4の第2のスライダ7を手
元側に引き、操作ワイヤ10を介してフック11を手元
側へ引くことにより、クリップ13の嵌動部13b、1
3b′をクリップ締付用リング15内に引き込む。する
と、図6の(a)に示すように嵌動部13b、13b′
がつぶされ、結果としてクリップ13の腕部13c、1
3c′が最大に開く。このようにクリップ13の腕部1
3c、13c′が最大に開いた状態で、続いてクリッピ
ングを必要とする生体組織18にこのクリップ13を押
し付ける。
【0025】この状態で、さらに操作ワイヤ10を手元
側に引くと、クリップ13の腕部13c、13c′がク
リップ締付用リング15に当たり、さらに腕部13c、
13c′がこのクリップ締付用リング15内に引き込ま
れることにより、クリップ13の腕部13c、13c′
は閉じ、挟持部13d、13d′は生体組織18を挟み
つける。
【0026】ここで、さらに操作ワイヤ10を手元側に
引くことにより、クリップ13は図6の(b)に示すよ
うに生体組織18に深く打ち込まれる。このとき、連結
板14の鉤14aは図7に示すように引き伸ばされ、ク
リップ13が連結板14から外れる。なお、クリップ締
付用リング15はクリップ13の腕部13c、13c′
を押し付けているので、(6)の(b)に示すようにク
リップ13から抜けず、クリップ13とともに体内に留
置される。
【0027】上記構成のクリップ装置では、クリップ1
3の挟持部13d、13d′の爪部19a,19bが腕
部13c、13c′の長手方向(図中、一点鎖線で示す
中心軸20)に対して鋭角に形成されているので、クリ
ップ13によって生体組織18を挟んだ状態で、図8の
矢印の方向に力が加わっても、クリップ13が生体組織
18から容易に外れることがなく、生体組織18を長時
間挟持でき、より確実な止血効果を得ることができる。
【0028】図9ないし図11は本発明の第2の実施例
を示すものである。本実施例のクリップ装置では、クリ
ップ13の挟持部13d,13d´を形成する爪部21
a,21bが腕部13c、13c′の長手方向(図中、
一点鎖線で示す中心軸20)に対して鈍角β、β′をな
すように設けられている。それ以外の構成は第1の実施
例と同一である。これによって、図11の矢印に示すよ
うな引張方向に力が加わっても、クリップ13が生体組
織18から容易に外れることがない。
【0029】図12は第1の実施例の変形例を示すもの
である。図12の(a)に示すように、本実施例のクリ
ップ13も2叉になった1対の爪部19a、19bを両
端に有するステンレス製の薄い帯板を中央部分で曲げて
形成されるが、図12の(b)(c)に拡大して示すよ
うに、爪部19a,19bの背面には鋸部30が形成さ
れている。この構成の場合も、引張方向の力に対して、
クリップ13が生体組織18から外れにくくなる。
【0030】図13ないし図16に示すクリップユニッ
ト2は、図13に示すように、鋭利な先端部22a、2
2bを両端に有するステンレス製の薄い帯板を中央部分
で曲げることによってクリップ13が形成される。
【0031】この構成のクリップユニット2も第1の実
施例と同様にしてクリップ装置本体1側のフック11に
セットされて(図17参照)、内視鏡のチャンネルを介
して体内に挿入される(図18参照)。
【0032】図18に示すように、体内では予め経腹腔
鏡的に胃の一部と十二指腸とが切除され、胃壁23と小
腸壁24とが吻合されている。この吻合箇所25に胃壁
23側から内視鏡26で正面視し、内視鏡26の先端か
ら内視鏡チャンネルを介してクリップ装置の先端を突き
出し(図18の(a)参照)、第1実施例と同様の操作
を行なう。この操作によって、クリップ13の嵌動部1
3b、13b′がクリップ締付用リング15内に引き込
まれると、図17に示すようにクリップ13の腕部13
c、13c′の先端部が平行になるように拡開する。
【0033】この状態でクリップ装置を吻合箇所25に
向けて押し進め、図18の(b)に示すように胃壁23
と小腸壁24との吻合箇所25にクリップ13の鋭利端
22a,22bを突き差す。そして、操作ワイヤ10を
引くことによって図18の(c)に示すようにクリップ
13を閉じ、クリップ13とクリップ締付用リング15
とを留置して、吻合する。この構成では、内視鏡26の
軸方向にクリッピングをするため、クリップ装置を細径
化でき、経内視鏡的なアプローチが可能となる。
【0034】なお、図19ないし図21に示すように、
図15に示したクリップ13の腕部13c、13c′の
先端内面に返し部27a、27bを設けてもよい。この
返し部27a、27bによってより確実な吻合が可能と
なる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療用
リップ装置および医療用クリップは、クリップの腕部の
対向する面の先端縁形状が、クリップの腕部の長手方向
に対して鋭角または鈍角をなすように形成されているの
で、クリップによって生体組織を挟んだ状態で種々の方
向から力が加わっても、腕部の対向する面の先端縁形状
がその力方向に対して抵抗となるため、クリップが生体
組織から外れにくくなる。したがって、確実に組織を挟
持し、その挟持状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示すクリップ
装置のクリップユニットの側断面図、(b)は(a)の
AーA線に沿う断面図、(c)はクリップユニットを構
成するクリップの正面図、(d)はクリップの基体をな
す帯板の平面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すクリップ装置の平
面図である。
【図3】(a)はクリップ装置本体にクリップユニット
をセットして引込んだ状態を示す側断面図、(b)は
(a)のBーB線に沿う断面図である。
【図4】(a)は本発明の第1の実施例を示すクリップ
装置のクリップユニットの斜視図、(b)はクリップ装
置本体の先端部の斜視図である。
【図5】図1のクリップユニットの変形例を示す正面図
である
【図6】図1ないし図4のクリップ装置の使用状態を示
し、(a)はクリップによって生体組織を把持する様子
を示す断面図、(b)は挟持状態のクリップを体内に留
置した状態を示す断面図である。
【図7】(a)は連結部材からクリップが外された状態
のクリップ装置本体の先端部の断面図、(b)は(a)
のCーC線に沿う断面図である。
【図8】挟持状態のクリップが体内に留置された状態を
示す状態図である。
【図9】(a)は本発明の第2の実施例を示すクリップ
装置のクリップユニットの側断面図、(b)は(a)の
DーD線に沿う断面図である。
【図10】図9のクリップユニットを構成するクリップ
の正面図である。
【図11】挟持状態の図9のクリップが体内に留置され
た状態を示す状態図である。
【図12】第1の実施例の変形例を示し、(a)はクリ
ップの基体をなす帯板の平面図、(b)は(a)のE部
の拡大図、(c)は(a)の挟持部の拡大側面図であ
る。
【図13】クリップユニットのクリップの基体をなす帯
板の平面図である。
【図14】図13のクリップを有するクリップユニット
の側断面図である。
【図15】図14のFーF線に沿う断面図である。
【図16】図14のクリップユニットの斜視図である。
【図17】クリップ装置本体に図14のクリップユニッ
トをセットした状態を示す側断面図である。
【図18】図14ないし図17のクリップ装置の使用状
態を示す説明図である。
【図19】図14ないし図17のクリップユニットの変
形例を示す断面図である。
【図20】図19のクリップユニットの斜視図である。
【図21】クリップ装置本体に図19のクリップユニッ
トをセットした状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
3…導入管、9…操作管(操作部材)、10…操作ワイ
ヤ、11…フック、13c,13c´…腕部、13d,
13d´…挟持部、14…連結板(連結部材)、15…
クリップ締付用リング、19a,19b,21a,21
b…爪部。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体腔内に挿入可能な導入管と、前記導
    入管内に進退自在に挿通された操作ワイヤと、前記操作
    ワイヤにより開閉自在に形成された相互に対向する面を
    有する一対の腕部を備えるクリップとを具備する医療用
    クリップ装置において、 前記対向する面の先端縁形状が前記腕部の長手方向に対
    して鋭角または鈍角を成して形成されていることを特徴
    とする医療用クリップ装置。
  2. 【請求項2】 前記腕部先端の対向する面に返し部が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の医療用
    クリップ装置。
  3. 【請求項3】 生体腔内に挿入可能な導入管と、前記導
    入管内に進退自在に挿通された操作ワイヤと、前記操作
    ワイヤにより開閉自在に形成された相互に対向する面を
    有する一対の腕部を備えるクリップとを具備する医療用
    クリップ装置において、 前記対向する面の先端縁形状が前記腕部の長手方向に対
    して鋭角または鈍角を成して形成されるとともに、前記
    腕部の先端にそれぞれ内側に向けて突設された挟持部が
    形成されていることを特徴とする医療用クリップ装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の対向する面を有する腕部の一
    方の挟持部に突設した歯部が形成されるとともに、他方
    の挟持部に前記歯部と係合可能な凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の医療用クリップ装
    置。
  5. 【請求項5】 開閉自在に形成された相互に対向する面
    を有する一対の腕部を備える医療用クリップにおいて、 前記対向する面の先端縁形状が前記腕部の長手方向に対
    して鋭角または鈍角を成して形成されるとともに、前記
    腕部の先端にそれぞれ内側に向けて突設された挟持部が
    形成されていることを特徴とする医療用クリップ。
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