JP3395677B2 - エアバッグ用布 - Google Patents

エアバッグ用布

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  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席用エアバッ
グ、助手席用エアバッグ等の各種エアバッグを構成する
布であるエアバッグ用布に関するものである。詳しく
は、折畳み癖が付き易いエアバッグ用布に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エアバ
ッグは、一般に、車両のステアリングホイールの中央部
やインストルメントパネル内に配された収納部に折畳ま
れた状態で収納され、車両衝突時に、インフレータの発
するガスにより車両室内に展開膨脹して乗員を受け止め
るものである。
【0003】このようなエアバッグのためのエアバッグ
用布しては、一般に、ポリアミド繊維等の合成繊維製の
織布が用いられているが、上記のようにエアバッグがイ
ンフレータの発するガスにより膨張して乗員を受け止め
るものであることから、エアバッグ用布にはガスの非透
過性が求められる。また、エアバッグ製造時における裁
断によって形成される裁断端末からの布を構成する糸ほ
つれを防止する必要もある。更に、エアバッグ用布に
は、耐熱性及び耐候性が求められる。そのため、従来よ
り、エアバッグ用布としては、織布にシリコーンゴムの
コーティング剤をコートしてなるコート布が用いられて
いる。
【0004】しかしながら、シリコーンゴムのコート布
は、そのコーティング層のゴム弾性により折畳み癖が付
きにくく、そのため、エアバッグの折畳み作業性および
ケースへの収納作業性が低いという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、折畳み癖が付き易いシ
リコーンゴムコート布よりなるエアバッグ用布を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ用布
は、合成繊維製の基布の片面にシリコーンゴムのコーテ
ィング剤をナイフコータ又はコンマコータにより固形分
換算で20g/m以下コートしてなるコート布であっ
て、通気度が0であり、かつ、その厚みが上記基布の厚
みの1.04倍以下、即ち1.00〜1.04倍である
ことを特徴とする。
【0007】本発明のエアバッグ用布によれば、コート
量が低目付で、コート後の厚みがコート前の基布厚みと
実質的に同一となる程度の極めて薄いコーティング皮膜
が形成されているので、厚いコーティング層を持つ従来
のコート布に対して、折畳み癖が付き易く、また、ソフ
トでかつ安価である。そのため、エアバッグの折畳み作
業性に優れ、パッケージングボリュームを低減すること
ができる。
【0008】また、コート布であるため、ガスの非透過
性に優れ、かつ、裁断による糸ほつれを防ぐことができ
る。更に、コーティング剤がシリコーンゴムよりなるた
め、クロロプレンゴムのコーティング剤を用いる場合に
比べて、耐熱性等の耐環境性に優れる。
【0009】本発明のエアバッグ用布においては、基布
が、カバーファクター1,700〜2,100の織布で
あることが好ましい。このような比較的低密度の基布を
ベースとして、コーティング剤を低目付でコートするこ
とにより、コート布の厚みをコート前の基布厚みの1.
00〜1.04倍とすることができる。また、コーティ
ング剤が基布の表面層の組織中に入り込んでその膜強度
が向上し、エアバッグの膨張展開時においてコーティン
グ皮膜が破壊しにくい。また、柔軟性に優れる。
【0010】本発明のエアバッグ用布においては、KE
S−FB−2により測定した曲げヒステリシスが、コー
ト布の平面内において互いに直交する2方向での曲げの
平均で、0.55gf・cm/cm以上であることが好
ましい。これにより、十分な折畳み癖付き性が確保され
る。
【0011】特に、基布が経糸と緯糸とで構成される織
布の場合、該曲げヒステリシスは、経糸方向の曲げと緯
糸方向の曲げの平均で、0.55gf・cm/cm以上
であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施に関連する事
項について詳細に説明する。
【0013】本発明のエアバッグ用布は、合成繊維製の
基布の片面に、コート後の厚みがコート前の基布厚みに
対して1.04倍以下となるように、シリコーンゴムの
コーティング剤を固形分換算で20g/m以下コート
することにより得られる。具体的には、以下に詳述する
ように、比較的低密度の基布を用いて、シリコーンゴム
のコーティング剤を該基布の片面に、固形分換算で5〜
20g/mの低目付でコートすることにより得ること
ができる。
【0014】上記基布としては、ポリアミド6,ポリア
ミド66等のポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレ
ート等のポリエステル繊維及びアラミド繊維などの織布
が挙げられ、特に、ポリアミド繊維の平織物を用いるこ
とが好適である。
【0015】また、基布は、カバーファクターが1,7
00〜2,100である織布を用いることが好ましい。
1,700未満では、エアバッグとしての十分な強度を
確保することが困難となり、また、2,100を越える
と、基布の剛軟度が大となり、柔軟性が劣る。
【0016】ここで、カバーファクターは、下記式
(1)により定義される。式中、「経糸密度」とは1イ
ンチ当りの経糸の打込み本数、「緯糸密度」とは1イン
チ当りの緯糸の打込み本数である。
【0017】 経糸密度×√(経糸のデニール数) +緯糸密度×√(緯糸のデニール数) … (1) 織布を構成する合成繊維の繊度としては、120〜63
0デニールとすることができ、この場合、経緯の打込み
本数は、上記カバーファクターの数値範囲を満足するよ
うに、該繊度に応じて決定される。
【0018】基布は、より具体的には、繊度420デニ
ールのポリアミド66の平織の織布であって、打込み本
数が経緯それぞれ46本/インチのものが好適である。
【0019】上記コーティング剤としては、両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン等の
アルケニル基含有オルガノポリシロキサンを主剤とし、
補強充填剤として微粉末状シリカ、更に、オルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンや白金系化合物等の硬化剤を
配合してなる付加反応加硫型のシリコーンゴムコーティ
ング剤が好適である。該コーティング剤には、必要に応
じて、エポキシ基含有有機ケイ素化合物等の接着性向上
剤、カーボンブラック等の難燃助剤を添加してもよい。
また、薄膜状にコートしやすいように、トルエン等の有
機溶剤を添加してもよい。この場合、コーティング剤の
25℃での粘度が10,000〜50,000csとな
るように、有機溶媒を添加することが好適である。
【0020】コーティング剤は、上記基布の片面に、固
形分換算で20g/m以下、好ましくは5〜20g/
コートする。
【0021】上記のような比較的低密度の織布に、この
ような低目付でシリコーンゴムのコーティング剤をコー
トすることにより、図1に示すように、コート面に織布
の凹凸感が残る程度に、コーティング皮膜が織布の凹凸
に沿って形成され、コート後の厚みがコート前の織布の
厚みと実質的に同一となる。即ち、コート布の厚みが基
布厚みの1.00〜1.04倍となる。
【0022】これにより、ソフトでかつ安価なエアバッ
グ用布が得られる。また、KES−FB−2による曲げ
ヒステリシスが0.55gf・cm/cm以上となり、
そのため、折畳み癖が付き易く、従って、エアバッグの
折畳み作業およびケースへの収納作業が容易となる。ま
た、エアバッグのパッケージングボリュームも低減され
る。
【0023】なお、コーティング剤を基布の片面にのみ
コートするのは、基布の両面にコートしたり、あるい
は、基布をコーティング剤に浸漬した場合には、エアバ
ッグ用布が硬くなり、柔軟性に劣るからである。
【0024】ここで、KES−FB−2とは、布の低荷
重域での基本的な力学特性と表面特性を測定するシステ
ムであるKES(Kawabata Evaluation System)におけ
る曲げ特性に関するものである。その測定は以下の手法
による。すなわち、1cm間隔のチャックに試料(試料
の長さは、例えば10cmとする。)を把持し、一方の
チャックを移動させて、曲率K=−2.5〜+2.5c
-1の範囲内で等速度曲率の純曲げを行い、試料の単位
長さ当りの曲げモーメントM(gf・cm/cm)を計
測して、曲率K=0.5〜1.5及び−0.5〜−1.
5の範囲における曲げモーメントMのヒステリシス幅2
HBの平均値を求める。これを、試料の直交する2方向
の曲げ、例えば経糸方向の曲げと緯糸方向の曲げとの双
方で測定し、両者の平均を計算する。
【0025】なお、コーティング剤のコート方法として
は、ナイフコータ、コンマコータ等の公知の種々のコー
ティングマシンを用いて行なうことができる。また、コ
ーティング剤を加硫硬化させるためには、コートした後
に適宜の温度条件で加熱処理すればよい。このようにし
て得られたコート布は、所定の形状に裁断され、コート
面がエアバッグの内面側となるように縫製されて、エア
バッグが製造される。
【0026】本発明のエアバッグ用布においては、JI
S K6328.5.3.7により測定した密着強度が
1kgf/cm以上であり、また、JIS L109
6.6.19.1 A法により測定した剛軟度が経糸方
向及び緯糸方向ともに80mm以下であることが好まし
い。このような密着強度及び剛軟度は、上記した比較的
低密度のポリアミド製織布にシリコーンゴムのコーティ
ング剤を低目付でコートすることにより達成することが
できる。
【0027】
【実施例】次に、本発明を実施例と比較例により具体的
に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるもの
ではない。
【0028】実施例1 表1に示すように、基布として、420デニールのポリ
アミド66よりなり、打込み本数が経緯それぞれ46本
/インチである平織の織布(カバーファクター=188
5、厚み=0.280mm)を用いて、ナイフコータに
より、該基布の片面にシリコーンゴムのコーティング剤
を固形分換算で15g/mコートした。ここで、コー
ティング剤は、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン23重量部、ヒュームドシリカ7
重量部、オルガノハイドロジェンポリシロキサン1重量
部、白金系化合物0.5重量部、エポキシ基含有有機ケ
イ素化合物1重量部、カーボンブラック0.5重量部、
及びトルエン70重量部よりなる付加反応加硫型のシリ
コーンゴムコーティング剤を用いた。コート後、乾燥機
内で180℃、7分間、乾燥処理して、エアバッグ用布
を得た。
【0029】
【表1】
【0030】得られたエアバッグ用布について、厚み、
剛軟度、密着強度、曲げヒステリシス、折畳み癖付き
性、パッケージングボリュームを測定した。各測定方法
は以下の通りである。
【0031】 剛軟度:JIS L1096.6.19.1 A法 密着強度:JIS K6328.5.3.7 曲げヒステリシス:KES−FB−2により、経糸方向
の曲げと緯糸方向の曲げの双方を測定し、その平均を求
めた。試料の長さは10cmとした。 折畳み癖付き性:エアバッグ用布を裁断して直径760
mmの2枚の円形布を得て、両者の周縁部同士を縫合し
て運転席用エアバッグを作成した。このエアバッグを、
所定形状に折畳んで、タテ×ヨコが120mm×150
mmの容器内に投入し、初期荷重3kgを1時間負荷
後、荷重を解放した時のバラケ状況を目視にて確認し
た。表中、○は、バラケ度が小さく、折畳み癖付き性の
よいことを示し、×は、バラケ度が大きく、折畳み癖付
き性がよくないことを示す。 パッケージングボリューム:上記運転席用エアバッグを
左右蛇腹、上下蛇腹に折畳み、折畳んだエアバッグの容
積を測定した。表には、後述する比較例1のエアバッグ
用布を用いた場合におけるエアバッグの折畳み容積を1
00として指数で示した。
【0032】実施例2,3 実施例1と同一の基布とコーティング剤を用いて、実施
例2では該基布にコーティング剤を8g/m、実施例
3では該基布にコーティング剤を19g/mそれぞれ
コートして、実施例2と実施例3のエアバッグ用布を得
た。
【0033】比較例1〜4 実施例1と同一の基布とコーティング剤を用いて、比較
例1では該基布にコーティング剤を40g/m、比較
例2では該基布にコーティング剤を25g/m 、比較
例3では該基布にコーティング剤を21g/mそれぞ
れコートして、比較例1〜3のエアバッグ用布を得た。
【0034】比較例4については、420デニールのポ
リアミド66よりなり、打込み本数が経緯それぞれ54
本/インチである平織物(カバーファクター=223
1、厚み=0.322mm)を、コーティング剤でコー
トせずにエアバッグ用布とした。
【0035】表1に示すように、実施例1〜3のエアバ
ッグ用布は、その厚みがコート前の基布厚みとほぼ同
じ、即ち、コート前の基布厚み(a)に対するコート布
の厚み(b)である厚み比(b)/(a)が、それぞれ
1.00、1.00、1.03であり、極めて薄いコー
ティング皮膜を持つものであった。そのため、曲げヒス
テリシスが0.55gf・cm/cm以上と大きく、折
畳み癖が付き易く、作成したエアバッグを折畳む際に折
畳み易かった。また、厚みが薄いことから、エアバッグ
のパッケージングボリュームが小さかった。さらに、剛
軟度が経緯ともに80mm以下であり、柔軟性に優れて
いた。また、密着強度にも優れていた。また、コート布
であることから、通気度が0でガスの非透過性に優れ、
エアバッグを作成する際に裁断による糸ほつれが生じる
こともなかった。
【0036】これに対し、比較例1,2のエアバッグ用
布は、上記厚み比(b)/(a)がそれぞれ1.08、
1.05であり、コートにより厚みが厚くなったため、
曲げヒステリシスがそれぞれ0.41、0.48と小さ
かった。そのため、折畳み癖が付きにくく、作成したエ
アバッグを折畳む際にも折畳みにくかった。また、エア
バッグのパッケージングボリュームが実施例1に比べて
大きかった。
【0037】比較例3のエアバッグ用布は、上記厚み比
(b)/(a)が1.04と比較的小さいものであった
が、コーティング剤の目付が20g/mよりも多いこ
とから、曲げヒステリシスが0.53gf・cm/cm
と小さく、そのため、折畳み癖付き性が十分でなかっ
た。また、エアバッグのパッケージングボリュームが実
施例1に比べて大きかった。
【0038】比較例4のエアバッグ用布は、曲げヒステ
リシスが0.99と大きく折畳み癖は付き易いものであ
ったが、通気度を下げるために繊維密度を高くしている
ことから、厚みが厚く、そのためエアバッグのパッケー
ジングボリュームが実施例1に比べて大きく、また、柔
軟性にも劣っていた。また、比較例4のエアバッグ用布
は、ノンコート布であるため、ガスの非透過性に劣り、
しかも裁断による糸ほつれが生じやすいものであった。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエアバッ
グ用布であると、コート量が低目付で、コート後の厚み
がコート前の基布厚みと実質的に同一となる程度の極め
て薄いコーティング皮膜が形成されているので、厚いコ
ーティング層を持つ従来のコート布に対して、折畳み癖
が付き易く、また、ソフトでかつ安価である。そのた
め、エアバッグの折畳み作業性およびケースへの収納作
業性に優れ、パッケージングボリュームを低減すること
ができる。
【0040】また、コート布であるため、ガスの非透過
性に優れ、かつ、裁断による糸ほつれを防ぐことができ
る。更に、コーティング剤がシリコーンゴムよりなるた
め、耐熱性及び耐候性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態にかかるエアバッグ用布の
拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 15/00 - 15/715 D03D 1/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成繊維製の基布の片面にシリコーンゴム
    のコーティング剤をナイフコータ又はコンマコータによ
    固形分換算で20g/m以下コートしてなるコート
    布であって、通気度が0であり、かつ、その厚みが上記
    基布の厚みの1.04倍以下であることを特徴とするエ
    アバッグ用布。
  2. 【請求項2】合成繊維製の基布の片面にシリコーンゴム
    のコーティング剤をナイフコータ又はコンマコータによ
    固形分換算で20g/m以下コートしてなるコート
    布であって、通気度が0であり、かつ、その厚みが上記
    基布の厚みの1.04倍以下である折畳み癖付き性に優
    れるエアバッグ用布。
  3. 【請求項3】前記基布が、カバーファクター1,700
    〜2,100の織布であることを特徴とする請求項1記
    載のエアバッグ用布。
  4. 【請求項4】前記基布が、繊度420デニールのポリア
    ミド66よりなる、打込み本数が経緯それぞれ46本/
    インチの織布であることを特徴とする請求項3記載のエ
    アバッグ用布。
  5. 【請求項5】KES−FB−2により測定したコート布
    の曲げヒステリシスが、コート布の平面内において互い
    に直交する2方向での曲げの平均で、0.55gf・c
    m/cm以上であることを特徴とする請求項1記載のエ
    アバッグ用布。
  6. 【請求項6】前記基布が織布であり、 KES−FB−2により測定したコート布の曲げヒステ
    リシスが、織布の経糸方向の曲げと緯糸方向の曲げの平
    均で、0.55gf・cm/cm以上であることを特徴
    とする請求項1記載のエアバッグ用布。
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