JP3395404B2 - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JP3395404B2
JP3395404B2 JP25324294A JP25324294A JP3395404B2 JP 3395404 B2 JP3395404 B2 JP 3395404B2 JP 25324294 A JP25324294 A JP 25324294A JP 25324294 A JP25324294 A JP 25324294A JP 3395404 B2 JP3395404 B2 JP 3395404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は演算増幅器にバイアス電
圧を供給する定電流回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に一般的な定電流回路を演算増幅器
に接続した図を示す。図において、10が従来の定電流
回路、20が演算増幅器である。定電流回路10は、ゲ
ートをドレインに接続したN型MOSトランジスタMn
1とN型MOSトランジスタMn1のドレインと電源電
圧VDDとの間に接続された抵抗Rよりなり、抵抗Rに
はN型MOSトランジスタMn1のトランジスタサイズ
(ゲート幅及びゲート長)と抵抗Rの抵抗値で決まる一
定電流Irefが流れ、N型MOSトランジスタMn1
のドレインからはバイアス電圧Vbiasが出力され、
演算増幅器20に供給される。そして演算増幅器20で
は、バイアス電圧VbiasはN型MOSトランジスタ
Mn13及びMn14のゲートに供給され、N型MOS
トランジスタMn13及びMn14にはそれぞれバイア
ス電圧Vbiasで決まるバイアス電流I1,I2が流
れる。
【0003】ここで電流Iref,I1及びI2は演算
増幅器20に信号が入力されない、いわゆる待機状態で
は無効電流であり、低消費電力化のためにはこれら電流
を低減する必要がある。その方法として定電流回路10
の電源VDD−グランド間の電流経路を遮断し、電流I
refを低減する方法がある(特開平4−23920
8)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−239208号公報に記載の方法ではN型MOSト
ランジスタMn1をオフできないため,バイアス電圧V
biasをN型MOSトランジスタMn1のしきい値電
圧以下とできず、そのため演算増幅器20に供給される
バイアス電圧Vbiasは0(V)とならないため、結
果としてI1及びI2を完全に0とすることができない
という問題がある。
【0005】本発明は、待機状態においては、定電流回
路の電流及び演算増幅器のバイアス電流を実質的に0と
することができ、その結果低消費電力化が可能な定電流
回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に構成された請求項1記載の定電流回路は、ゲートをド
レインに接続するとともに、前記ドレインをバイアス電
圧出力端子とするMOSトランジスタと、前記MOSト
ランジスタのドレインに一端を接続した抵抗と、前記抵
抗の一端に前記抵抗とは直列に接続され、前記抵抗への
電流の流し込み、遮断を制御する第1のスイッチ回路
と、前記MOSトランジスタのゲートに接続され、前記
MOSトランジスタの導通又は非導通及び前記バイアス
電圧の出力又は停止を制御する第2のスイッチ回路と、
前記第1、第2のスイッチ回路のオン、オフのタイミン
グを制御するスイッチ制御回路とを備え、 前記第1及び
第2のスイッチ回路は、前記バイアス電圧を出力する場
合には第2のスイッチ回路をオフした後第1のスイッチ
回路をオンし、前記バイアス電圧の出力を停止する場合
には第1のスイッチ回路をオフした後第2のスイッチ回
路をオンするように前記スイッチ制御回路によりオン、
オフのタイミングを制御されることを特徴としている。
【0007】また、上記目的を達成するために構成され
た請求項2記載の定電流回路は、請求項1の定電流回路
において、前記MOSトランジスタはゲートをドレイン
に接続するとともにソースをグランドに接続し、前記ド
レインをバイアス電圧出力端子とするN型MOSトラン
ジスタであり、前記第1のスイッチ回路はソースを電源
電圧に接続するとともにドレインを前記抵抗の一端に接
続したP型MOSトランジスタであり、前記第2のスイ
ッチ回路はソースをグランドに接続するとともにドレイ
ンを前記N型MOSトランジスタのゲートに接続したN
型MOSトランジスタであることを特徴としている。
【0008】また、上記目的を達成するために構成され
た請求項3記載の定電流回路は、請求項1の定電流回路
において、前記MOSトランジスタはゲートをドレイン
に接続するとともにソースを電源電圧に接続し、前記ド
レインをバイアス電圧出力端子とするP型MOSトラン
ジスタであり、前記第1のスイッチ回路はソースをグラ
ンドに接続するとともにドレインを前記抵抗の一端に接
続したN型MOSトランジスタであり、前記第2のスイ
ッチ回路はソースを電源電圧に接続するとともにドレイ
ンを前記P型MOSトランジスタのゲートに接続したP
型MOSトランジスタであることを特徴としている。
【0009】
【0010】
【作用】上記のように構成された請求項1記載の定電流
回路によれば、演算増幅器に信号が入力されない待機状
態において、第1のスイッチ回路をオフすることによ
り、定電流回路を構成する抵抗への電流を遮断するとと
もに、第2のスイッチ回路をオンすることにより定電流
回路のバイアス電圧の出力を停止し、演算増幅器に流れ
るバイアス電流を遮断する。
【0011】さらに前記第1及び第2のスイッチ回路
は、前記バイアス電圧を出力する場合には第2のスイッ
チ回路をオフした後、第1のスイッチ回路をオンし、前
記バイアス電圧の出力を停止する場合には第1のスイッ
チ回路をオフした後第2のスイッチ回路をオンするよう
にスイッチ制御回路によりオン、オフのタイミングが制
御されることにより、定電流回路を構成する抵抗が電源
電圧とグランド間に直結されることがなく、前記第1及
び第2のスイッチ回路のオン、オフ時のラッシュ電流の
発生を防ぐ。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)図1に本発明の第1実施例である定電流
回路を演算増幅器に接続した図を示す。図において1は
本発明の定電流回路、20は演算増幅器である。本発明
の定電流回路1は、ゲートをドレインに接続したN型M
OSトランジスタMn1と,Mn1のドレインにMn1
とは直列接続された抵抗Rよりなる定電流部2と、抵抗
Rの一端に接続され、P型MOSトランジスタよりなる
第1のスイッチ回路3と、N型MOSトランジスタMn
1のゲートに接続され、N型MOSトランジスタMn2
よりなる第2のスイッチ回路4と、前記第1、第2のス
イッチ回路のオン、オフのタイミングを制御する信号S
cnt1,Scnt2を出力するスイッチ制御回路5に
より構成される。
【0013】次に作動について説明する。演算増幅器2
0に信号が入力される動作状態においては、第1のスイ
ッチ回路3のP型MOSトランジスタMp1は導通状態
に、第2のスイッチ回路4のN型MOSトランジスタM
n2は非導通状態となるようにスイッチ制御回路5によ
り制御される。これにより抵抗Rには電流が流れ込み、
N型MOSトランジスタMn1のトランジスタサイズ
(ゲート幅及びゲート長)と抵抗Rの抵抗値で決まる一
定電流Irefが流れ、バイアス電圧Vbiasが演算
増幅器20に供給される。その結果演算増幅器20には
バイアス電流I1,I2が流れ、演算増幅器20は動作
状態となる。
【0014】一方演算増幅器20に信号が入力されない
待機状態では、第1のスイッチ回路3のP型MOSトラ
ンジスタMp1は非導通状態に、第2のスイッチ回路4
のN型MOSトランジスタMn2は導通状態となるよう
にスイッチ制御回路5により制御される。これにより抵
抗Rに流れる電流Irefは遮断され、さらにN型MO
SトランジスタMn1のゲートが第2のスイッチ回路4
のN型MOSトランジスタMn2によりグランドとショ
ートされるため、N型MOSトランジスタMn1は非導
通状態となるとともに、バイアス電圧Vbiasは0
(0V)となる。この結果、演算増幅器20のN型MO
SトランジスタMn13,Mn14は非導通状態とな
り、演算増幅器20のバイアス電流I1,I2も完全に
0となる。
【0015】次に動作状態と待機状態の切り換えのタイ
ミングについて説明する。図1の定電流回路において、
演算増幅器20が動作状態で第1のスイッチ回路3のP
型MOSトランジスタMp1が導通状態、第2のスイッ
チ回路4のN型MOSトランジスタMn2が非導通状態
の場合には、抵抗RにはVDD−Vbiasの電位差が
あり、
【0016】
【数1】Iref=(VDD−Vbias)/R の一定電流が流れる。この動作状態から第1のスイッチ
回路3のP型MOSトランジスタMp1が非導通状態、
第2のスイッチ回路4のN型MOSトランジスタMn2
が導通状態となる待機状態に切り換わる場合に、第1の
スイッチ回路3のP型MOSトランジスタMp1と、第
2のスイッチ回路4のN型MOSトランジスタMn2と
が同時に導通状態となり、抵抗Rが電源電圧VDDとグ
ランド間に直結されるようなことがあると、Mp1,M
n2の導通抵抗は抵抗Rに比べて充分小さく設計される
ため、瞬間的に、
【0017】
【数2】 なるラッシュ電流が抵抗Rに流れ消費電流が増加する。
本発明の定電流回路では、このような切り換え時のラッ
シュ電流が発生しないように、スイッチ制御回路5を用
いて、第1、第2のスイッチ回路3、4の切り換えタイ
ミングを制御している。
【0018】図2(a)にスイッチ制御回路の構成の1
例を、図2(b)にその出力信号のタイミング図を示
す。図2(a),図2(b)において、51〜54はイ
ンバータ回路、55はコンデンサである。動作状態、待
機状態を切り換える入力信号CNTが入力されると図2
(b)に示すようにインバータ回路51、52を介した
a点の電圧はコンデンサ55とインバータ回路52の出
力電流能力で決まる時定数で立ち上がり、立ち下がりが
なまる。ここでインバータ回路53、54のしきい値電
圧をVt53,Vt54とすると、Vt53<Vt54
となるようにインバータ回路53、54を構成するMO
Sトランジスタのトランジスタサイズを決定する。
【0019】このようにして構成されたスイッチ制御回
路5において、動作状態、待機状態を切り換える入力信
号CNTがローレベルからハイレベルになり、待機状態
から動作様態に切り換わる場合には、まず第2のスイッ
チ回路4のN型MOSトランジスタMn2を制御する信
号Scnt2がハイレベルからローレベルに変化して、
N型MOSトランジスタMn2が非導通状態となってN
型MOSトランジスタMn1を導通状態とし、次に第1
のスイッチ回路3のP型MOSトランジスタMp1を制
御する信号Scnt1がハイレベルからローレベルに変
化してP型MOSトランジスタMp1を導通状態とし
て、抵抗Rに電流を流し込む。同様にして、動作状態、
待機状態を切り換える入力信号CNTがハイレベルから
ローレベルになり、動作状態から待機様態に切り換わる
場合には、まず第1のスイッチ回路3のP型MOSトラ
ンジスタMp1を制御する信号Scnt1がローレベル
からハイレベルに変化して、P型MOSトランジスタM
p1を非導通状態として抵抗Rに流れる電流を遮断し、
次に第2のスイッチ回路4のN型MOSトランジスタM
n2を制御する信号Scnt2がローレベルからハイレ
ベルに変化して、N型MOSトランジスタMn2が導通
状態となってN型MOSトランジスタMn1を非導通状
態とし、バイアス電圧出力Vbiasを0(0V)とす
る。このようにして第1、第2のスイッチ回路3、4の
切り換えタイミングを制御することにより、抵抗Rは電
源電圧VDDとグランド間に直結されることがなく、そ
の結果動作状態、待機状態の切り換え時にラッシュ電流
が発生することもない。
【0020】以上のように本発明の定電流回路によれ
ば、第1、第2のスイッチ回路3、4により、演算増幅
器に信号が入力されない待機状態においては、定電流回
路に流れる電流Irefを遮断するとともに、バイアス
電圧出力Vbiasを0することができるため、Ire
f及び演算増幅器のバイアス電流I1,I2を完全に0
とでき、低消費電力化が可能となる。またスイッチ制御
回路5で第1、第2のスイッチ回路3、4のオン、オフ
のタイミングを制御することにより、動作状態と待機状
態との切り換え時には抵抗Rが電源電圧VDDとグラン
ド間に直結されないため、切り換え時にラッシュ電流が
流れることもなく、さらに低消費電力化される。
【0021】(第2実施例)図3に本発明の第2実施例
を示す。図3は定電流部2を構成するMOSトランジス
タとしてP型MOSトランジスタMp2を、抵抗Rに流
れる電流を遮断する第1のスイッチ回路3を構成するM
OSトランジスタとしてN型MOSトランジスタMn3
を、P型MOSトランジスタMp2の導通、非導通を制
御する第2のスイッチ回路4を構成するMOSトランジ
スタとして、P型MOSトランジスタMp3を用いて構
成した例である。
【0022】第2実施例においても、演算増幅器20に
信号が入力される動作状態においては、第1のスイッチ
回路3のN型MOSトランジスタMn3は導通状態に、
第2のスイッチ回路4のP型MOSトランジスタMp3
は非導通状態となるようにスイッチ制御回路5により制
御される。これにより抵抗Rには電流が流れ込み、P型
MOSトランジスタMp2のトランジスタサイズ(ゲー
ト幅及びゲート長)と抵抗Rの抵抗値で決まる一定電流
Irefが流れ、バイアス電圧Vbiasが演算増幅器
20に供給される。その結果演算増幅器20にはバイア
ス電流I1,I2が流れ、演算増幅器20は動作状態と
なる。
【0023】一方演算増幅器20に信号が入力されない
待機状態では、第1のスイッチ回路3のN型MOSトラ
ンジスタMn3は非導通状態に、第2のスイッチ回路4
のP型MOSトランジスタMp3は導通状態となるよう
にスイッチ制御回路5により制御される。これにより抵
抗Rに流れる電流Irefは遮断され、さらにP型MO
SトランジスタMp2のゲートが第2のスイッチ回路4
のP型MOSトランジスタMp3により電源電圧VDD
とショートされるため、P型MOSトランジスタMp2
は非導通状態となるとともに、バイアス電圧Vbias
は0(VDD)となる。その結果演算増幅器20のP型
MOSトランジスタMp23,Mp24は非導通状態と
なり、演算増幅器20のバイアス電流I1,I2も完全
に0となる。
【0024】次に動作状態と待機状態の切り換えのタイ
ミングについて説明する。第2実施例においても、切り
換え時のラッシュ電流が発生しないように、スイッチ制
御回路5を用いて、第1及び第2のスイッチ回路3、4
の切り換えタイミングを制御している。図4(a)にス
イッチ制御回路の構成の一例を、図4(b)にその出力
信号のタイミング図を示す。第4図において、61〜6
3はインバータ回路、65はコンデンサである。動作状
態、待機状態を切り換える入力信号CNTが入力される
と図4(b)に示すようにインバータ回路61を介した
a点の電圧はコンデンサ65とインバータ回路61の出
力電流能力で決まる時定数で立ち上がり、立ち下がりが
なまる。ここでインバータ回路62、63のしきい値電
圧をVt62,Vt63とすると、Vt62<Vt63
となるようにインバータ回路62、63を構成するMO
Sトランジスタのトランジスタサイズを決定する。
【0025】このようにして構成されたスイッチ制御回
路5において、動作状態、待機状態を切り換える入力信
号CNTがローレベルからハイレベルになり、待機状態
から動作様態に切り換わる場合には、まず第2のスイッ
チ回路4のP型MOSトランジスタMp3を制御する信
号Scnt2がローレベルからハイレベルに変化して、
P型MOSトランジスタMp3を非導通状態とし、次に
第1のスイッチ回路3のN型MOSトランジスタMn3
を制御する信号Scnt1がローレベルからハイレベル
に変化してN型MOSトランジスタMn3を導通状態と
し、抵抗Rに電流を流し込む。同様にして、動作状態、
待機状態を切り換える入力信号CNTがハイレベルから
ローレベルになり、動作状態から待機様態に切り換わる
場合には、まず第1のスイッチ回路3のN型MOSトラ
ンジスタMn3を制御する信号Scnt1がハイレベル
からローレベルに変化して、N型MOSトランジスタM
n3を非導通状態として抵抗Rに流れる電流を遮断し、
次に第2のスイッチ回路4のP型MOSトランジスタM
p3を制御する信号Scnt2がハイレベルからローレ
ベルに変化してP型MOSトランジスタMp3を導通状
態として、P型MOSトランジスタMp2を非導通状態
とし、バイアス電圧出力Vbiasを0(VDD)とす
る。このようにして第1、第2のスイッチ回路3、4の
切り換えタイミングを制御することにより、抵抗Rは電
源電圧VDDとグランド間に直結されることがなく、そ
の結果、動作状態、待機状態の切り換え時にラッシュ電
流が発生することもない。
【0026】尚、第1、第2実施例において定電流部2
を構成する抵抗としては、MOSトランジスタ用いて、
その導通抵抗を利用してもよい。また、第1、第2実施
例ではMOSトランジスタを用いて説明したが、バイポ
ーラトランジスタを用いて構成しても同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】上記のように構成された請求項1記載の
定電流回路によれば、定電流回路を構成する抵抗への電
流の流し込み、遮断を制御するスイッチ回路、演算増幅
器へ供給するバイアス電圧を出力するMOSトランジス
タの導通、非導通を制御するスイッチ回路及びそれらス
イッチ回路を制御するスイッチ制御回路を備える。そし
て待機状態においては、定電流回路の電流及び演算増幅
器のバイアス電流を実質的に0とすることができ、その
結果低消費電力化が可能な定電流回路を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の定電流回路を説明する図
である。
【図2】図1の定電流回路におけるスイッチ制御回路を
説明する図である。
【図3】本発明の第2実施例の定電流回路を説明する図
である。
【図4】図3の定電流回路におけるスイッチ制御回路を
説明する図である。
【図5】従来の定電流回路を説明する図である。
【符号の説明】
1 定電流回路 2 定電流部 3 第1のスイッチ回路 4 第2のスイッチ回路 5 スイッチ制御回路 10 従来の定電流回路 20 演算増幅器 51〜54 インバータ回路 61〜63 インバータ回路 55、65、C1 コンデンサ R 抵抗 Mp1〜Mp3 P型MOSトランジスタ Mp11〜Mp13 P型MOSトランジスタ Mp21〜Mp24 P型MOSトランジスタ Mn1〜Mn3 N型MOSトランジスタ Mn11〜Mn14 N型MOSトランジスタ Mn21〜Mn23 N型MOSトランジスタ Scnt1,Scnt2 スイッチ制御回路の出力信号 Iref 定電流回路に流れる電流 I1,I2 演算増幅器に流れるバイアス電流 Vbias 定電流回路のバイアス電圧出力 Vi−、Vi+ 演算増幅器の入力端子 Vo 演算増幅器の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎下 晴康 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−257906(JP,A) 特開 昭60−123114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/00 - 3/72 G05F 3/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートをドレインに接続するとともに、
    前記ドレインをバイアス電圧出力端子とするMOSトラ
    ンジスタと、 前記MOSトランジスタのドレインに一端を接続した抵
    抗と、 前記抵抗の一端に前記抵抗とは直列に接続され、前記抵
    抗への電流の流し込み、遮断を制御する第1のスイッチ
    回路と、 前記MOSトランジスタのゲートに接続され、前記MO
    Sトランジスタの導通又は非導通及び前記バイアス電圧
    の出力又は停止を制御する第2のスイッチ回路と、 前記第1、第2のスイッチ回路のオン、オフのタイミン
    グを制御するスイッチ制御回路とを備え、 前記第1及び第2のスイッチ回路は、前記バイアス電圧
    を出力する場合には第2のスイッチ回路をオフした後第
    1のスイッチ回路をオンし、前記バイアス電圧の出力を
    停止する場合には第1のスイッチ回路をオフした後第2
    のスイッチ回路をオンするように前記スイッチ制御回路
    によりオン、オフのタイミングを制御される ことを特徴
    とする定電流回路。
  2. 【請求項2】 前記MOSトランジスタはゲートをドレ
    インに接続するとともにソースをグランドに接続し、前
    記ドレインをバイアス電圧出力端子とするN型MOSト
    ランジスタであり、 前記第1のスイッチ回路はソースを電源電圧に接続する
    とともにドレインを前記抵抗の一端に接続したP型MO
    Sトランジスタであり、 前記第2のスイッチ回路はソースをグランドに接続する
    とともにドレインを前記N型MOSトランジスタのゲー
    トに接続したN型MOSトランジスタであることを特徴
    とする請求項1記載の定電流回路。
  3. 【請求項3】 前記MOSトランジスタはゲートをドレ
    インに接続するとともにソースを電源電圧に接続し、前
    記ドレインをバイアス電圧出力端子とするP型MOSト
    ランジスタであり、 前記第1のスイッチ回路はソースをグランドに接続する
    とともにドレインを前記抵抗の一端に接続したN型MO
    Sトランジスタであり、 前記第2のスイッチ回路はソースを電源電圧に接続する
    とともにドレインを前記P型MOSトランジスタのゲー
    トに接続したP型MOSトランジスタであることを特徴
    とする請求項1記載の定電流回路。
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