JP3394783B2 - 燃料噴射式内燃機関 - Google Patents

燃料噴射式内燃機関

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、吸入空気量を演算
し、この演算された吸入空気量に基づいて燃料噴射量を
制御する燃料噴射式内燃機関に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の燃料噴射式内燃機関では、燃料噴
射量を吸入空気量に応じて制御するため、吸入空気量を
検出することが行われてきた。従来、吸入空気量の検出
には、空気流量計を用いて直接検出する方法が採用され
てきたが、吸気抵抗が増大する、特性変化が生じる等の
理由から、最近では、空気流量計を用いることなく、内
燃機関の運転状況から演算することが行われている。 【0003】通常、内燃機関においては排気出口が大気
開放になっているために、エンジン回転数とスロットル
開度と吸入空気量とは、ほぼどのような運転領域におい
ても一義的に決まる。したがって、内燃機関の運転状況
として、たとえばエンジン回転数とスロットル開度を検
出し、これらに基づいて演算により吸入空気量を検出で
きる。 【0004】その他、演算により吸入空気量を検出でき
る従来例として、特公平2−4785号が存在する。こ
の従来例は、機関運転中常に掃気ポート開孔直前のクラ
ンク室内圧と掃気ポート閉孔付近のクランク室内圧との
差圧から吸入空気量を求め、この吸入空気量に基づいて
燃料噴射量を制御している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】船外機等の内燃機関に
おいては、速度・搭載重量の変化や何らかの外的要因に
より、スロッル開度,エンジン回転数が同一でも吸入空
気量が変動し、吸入空気量演算値と実際の吸入空気量と
の間で誤差が発生するおそれがある。 【0006】しかしながら前期従来例では、吸入空気量
演算値に基づいて燃料噴射を行っているため、燃料噴射
式内燃機関の性能低下を避けることができないという問
題があった。 【0007】そこで、この発明は空気吸入量演算値に基
づいて燃料噴射を行っても、良好な特性が発揮できる燃
料噴射式内燃機関を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、吸入空気量を演算する吸入空気量演算手段
と、吸入空気量演算手段によって求めた吸入空気量演算
値に基づいて燃料噴射量を制御する燃料噴射制御手段
と、エンジンから延在し且つ排気を水中に排出する排気
管の下流端から排出された排気によって該排気管の外周
部に位置する排気通路に形成された排気溜りの圧力を検
出する圧力検出手段と、この圧力検出手段によって検出
した圧力検出値に応じて、前記吸入空気量演算値を補正
するための補正係数を用いて前記吸入空気量演算値を補
正する補正手段と、を備える船外機であって、前記補正
手段は、前記圧力検出値が所定の範囲内にあるときに
は、該圧力検出値に基づいて前記補正係数を求める一
方、前記圧力検出値が所定の範囲内にないときには、前
記補正係数を特定値に固定する、船外機であることを特
徴とする。 【0009】 【作用】速度・搭載重量の変化、排気系の形状、大気圧
等の外的要因、その他により発生し、吸入空気量演算値
と実際の吸入空気量との間で誤差を発生する原因となる
排気通路の背圧変化や排気脈動等の圧力変動を、圧力検
出手段により検出し、この検出値に基づいて吸入空気量
演算値および燃料噴射量の少なくとも一つを補正するこ
とにより、吸入空気量演算値に基づいて燃料噴射を行っ
ても良好な特性が発揮できる燃料噴射式内燃機関を提供
できる。 【0010】 【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図2は、本実施例に係わる燃料噴射式2サイクル内
燃機関10を模式的に示すものである。シリンダ12内
にはピストン14が設けられ、このピストンはクランク
ケース18内のクランク室24を貫通するクランク軸2
0にコンロッド22を介して連結している。 【0011】前記シリンダ12の壁面には吸気ポート3
0が設けられ、この吸気ポートには、リード弁28を介
して吸気管26が接続されている。また、シリンダ12
の壁面には排気ポート32及び掃気ポート36が形成さ
れ、排気ポート32に排気管34が接続されており、ま
た、掃気ポート36は掃気通路38によってクランク室
24に連通されている。尚、燃焼室の頂部には点火栓1
6が固定されている。 【0012】符号60は燃料噴射系統であり、この燃料
噴射系統は、燃料タンク40と、燃料中の異物を除去す
るストレーナ42と、電磁式燃料供給ポンプ44と、燃
料を吸気通路内に噴射するインジェクタ46と、燃料ポ
ンプ44からインジェクタ46に圧送される燃料圧を調
整し、燃料圧が所定圧以上になった場合は燃料の一部を
パイプ50を介して前記燃料タンク40へ還流する圧力
調整器48と、から構成される。 【0013】符号56は、エンジンから延在し且つ排気
を水中に排出する排気管の下流端から排出された排気に
よって該排気管の外周部に位置する排気通路に形成され
た排気溜りの圧力を検出する圧力検出値に基づいて吸入
空気量演算値または燃料噴射量を補正するECU(エレ
クトリック コントロール ユニット)であり、このEC
Uには、次の各種のセンサから種々の検出信号が入力さ
れる。 【0014】符号70は、燃焼室内圧を検出する圧力セ
ンサ、符号72はスロットル角度を検出するスロットル
角度センサ、符号74はクランク室内圧を検出する圧力
センサ、符号76はクランク室24での吸気温を検出す
る吸気温センサ、符号78はクランク角センサ、符号8
0はシリンダボディ62の温度を検出するエンジン温度
センサ、符号82は排気系通路64内における前記排気
溜りの圧力を検出する圧力センサである。尚、この圧力
センサ82は、その耐圧値を越えない範囲で排気系通路
の所定箇所に設置される。 【0015】また、ECU56にはこれらの検出信号の
他、大気圧、冷却水温度、及びエンジン振動の各々の検
出値が入力されている。 【0016】ECUはROMに予め設定されたプログラ
ムに従い、これら各種の検出信号から吸入空気量を演算
して燃料噴射量を求め、この燃料噴射量に基づいて前記
インジェクタ46への通電時間を決定し、この通電時間
の間インジェクタ作動信号H1を当該インジェクタ46
に出力する。 【0017】ここで、排気系通路の圧力を検出する圧力
検出値に基づいて吸入空気量演算値または燃料噴射量を
補正することが、吸入空気量演算値に基づいて燃料噴射
を行っても良好な特性を発揮できる理由について説明す
る。 【0018】吸入空気量は内燃機関の運転状況を検出
し、この検出値に基づく演算により一義的に求めること
ができる。運転状況として例えばエンジン回転数N(R
PM)とスロットル開度(Th.θ)を検出したとする
と、内燃機関における排気出口は大気開放になっている
ために、図3に示すように、これらの検出値に基づいて
吸入空気量を一義的に決定することができる。図3は、
エンジン回転数およびスロットル開度が増大するにした
がって吸入空気量が増大し、しかもエンジン回転数およ
びスロットル開度から吸入空気量が一義的に演算できる
ことを示している。 【0019】しかしながら、たとえば船外機のように船
の速度・搭載重量の変化により排気系通路の背圧が変化
する機関や、なんらかの外的要因により背圧が変化する
機関では、2サイクルエンジンで言えば吹き抜けが増大
するため、図4に示すように背圧が増加するにしたがっ
て実際の吸入空気量が減少し、所定のエンジン回転数
(RPM)とスロットル開度(Th.θ)の時の空気量
演算値(QA1〜QA6,図3参照)と実際の吸入空気量と
の間に誤差が発生する。 【0020】したがって、吸入空気量の演算値に基づい
て燃料噴射を行うと、最適空燃比を達成することができ
ない、吸入空気量が少ないことによる出力の低下等の問
題が生じ内燃機関の性能を低下させる。 【0021】そこで、排気系通路値の背圧検出値に基づ
いて吸入空気量演算値を少なくする補正をして燃料噴射
量を減らすことにより最適空燃比を達成したり、または
これとは逆に吸入空気量演算値を増やす補正を行って燃
料噴射量を増大させてエンジン回転を上げることによ
り、結果として空気量を増加させて背圧による内燃機関
の出力低下を補償することができる。 【0022】吸入空気量演算値の補正は、例えば、背圧
と補正係数との関係を予め定めておき、この補正係数を
吸入空気量演算値に乗じることにより実行される。図5
は、吸入空気量演算値がQA1〜QA6のそれぞれの時の背
圧と補正係数(K)の関係を示したものである。この図
に示すように、スロットルが全閉で吸入空気量が最小
(QA1)の時、K=1であり、スロットル開度を開放し
て吸入空気量が増え、背圧が増大するにしたがってK<
1になる。したがって、このような補正係数を乗じるこ
とにより吸入空気量演算値が減少側に補正され、補正空
気量に基づいて燃料噴射量を演算すれば、燃料噴射量も
補正前よりも減少し最適な空燃比を達成できる。 【0023】吸入空気量演算値の補正としては、図5に
示すようにK<1の補正係数を乗じるものの他、図6に
示すようにK>1のものを乗じて吸入空気量演算値を増
加側に補正するものがある。この補正後の吸入空気量演
算値に基づいて燃料噴射を行うと、燃料噴射量を増大さ
せてエンジン回転を上げることができ、結果として空気
量を増加させて背圧による内燃機関の出力低下を補償す
ることができる。 【0024】燃料噴射量は吸入空気量演算値に対して1
対1に決定されるため、燃料噴射量と背圧との関係とし
ては、吸入空気量演算値と背圧との関係と略同一になも
のが得られる。したがって、補正係数と燃料噴射量との
関係として図5,6と同様なものが得られるため、吸入
空気量演算値を補正することなく燃料噴射量を求め、こ
の燃料噴射量の演算値を補正しても良い。そして、吸入
空気量演算値および燃料噴射量演算値の両方を補正して
も良い。 【0025】吸入空気量(Q)の決定方法としては、図
3のようにエンジン回転数とスロットル開度とによるも
のの他、図7のように掃気ポート開孔直前のクランク室
内圧(以下、「PSO」という)とエンジン回転数とから
決定することもできる(図7に示すQA1〜QA6は図3の
A1〜QA6に相当する)。この他、クランク室内圧から
求める方法、クランク室内圧の変動により決定する方
法、特公平2−4785号に記載されているように、P
SOと掃気ポート閉孔付近のクランク室内圧(以下、「P
SC」という)との差圧から吸入空気量を求める方法、吸
気管内圧から求める方法、クランク室内圧とエンジン回
転数とから決定する方法等あらゆる方法を使用すること
ができる。 【0026】これら各エンジン回転数等と吸入空気量と
の関係を予め求め、そしてこの関係をECUのROMに
設定記憶しておくことにより、各検出値から吸入空気量
を演算することができる。 【0027】次に、図2の実施例の動作を前記ECU5
6のROMに設定された処理プログラムに従って説明す
る。図8はこの処理プログラムを示すものであり、所定
時間毎に繰り返し実行される。 【0028】先ずS1において、クランク角センサ20
からの角度信号を読み込みクランク角を検出する。S2
においては、圧力センサ74から圧力信号を読み込み、
クランク室内圧力を検出する。S3では、S1で読み込
まれたクランク角度信号のパルス間隔を計測することに
より、エンジン回転数(N)RPMを検出する。 【0029】次いでS4に移行し、S1において検出さ
れたクランク角から各サイクルにおける掃気ポートが開
孔する直前のタイミングを決定し、この時のクランク室
の内圧であるPSOおよびエンジン回転数(N)を検出
し、これらの値をCPUに一時記憶する。尚、エンジン
が高回転になるとクランク角の検出値と実際のクランク
角との間にずれが発生し、このずれにより前記PSOの値
が変動することになるので、予めこのずれ量を補償して
掃気ポートが開孔する直前のタイミングを決定すること
が好ましい。また、PSOおよびエンジン回転数(N)と
しては数サイクル分を平均した値を用いても良い。 【0030】次いでS5に移行し、PSOとエンジン回転
数(N)とから基本吸入空気量(QAi)を演算する。図
7は、背圧が最小である場合のPSOおよびエンジン回転
数(N)と基本空気量(QAi)との関係を示したもので
あり、このような特性を予め求め、これをECU56の
ROMに記憶テーブルの形で予め設定記憶しておくこと
により、基本吸入空気量を演算することができる。 【0031】次いでS6に移行し、前記圧力センサ82
から、排気系通路内における前記排気溜りの圧力を検出
し、S7において、所定のクランク角度時における背圧
値(Pi)を決定する。ここで、背圧の値としては所定
クランク角度の瞬時値、中央値、平均値、ピーク値、最
高ピーク値−最低ピーク値の差値等背圧に関するもので
あればどのようなもなものであっても当該背圧値から一
義的に補正値を決定することができる。 【0032】S8では、背圧値(Pi )が正常であるか
否かが判定される。この判定に際しては、背圧値
(Pi )がたとえば所定範囲内にあるか否かが考慮さ
れ、あるサイクルにおける背圧検出信号にたとえばセン
サ等の故障による異常が発生しているか否かが判断され
る。 【0033】次いで、S9に移行し図9に基づき基本吸
入空気量(QAi)と背圧値(Pi )とから補正係数を決
定する。図9は前記図5の特性図を三次元マップの形に
表現したものであり、予めECU56のROMに設定記
憶される。 【0034】S10においては、前記S5において決定
された基本吸入空気量(QAi)にS9において決定され
た補正係数(Kij)を乗じることにより補正吸入空気量
を演算する。 【0035】前記S8において、背圧値(Pi )が正常
でないと判定されるとS11に移行し、S9で説明した
図9に示す三次元マップを参照することなく補正係数を
特定値に固定し、S11においてこの補正係数(特定
値)を基本吸入空気量(QAi)に乗じる。ここで、補正
係数を特定値に固定するのは、背圧検出値が異常範囲に
あるとこの背圧値から補正係数を決定し、これを吸入空
気量に乗じると正確な空気量を得ることができないから
である。尚、背圧検出値が異常になった場合は、背圧値
(Pi )が異常になるサイクルの直前のサイクルでの補
正値をそのまま維持するようにしても良い。 【0036】吸入空気量は大気圧、吸気温等より若干変
動するため、S12において各種センサからの検出信号
の値により定められる補正係数を前記補正吸入空気量に
乗じて最終吸入空気量を演算する。 【0037】次いで、S13では吸入空気量と燃料噴射
量との相関であるA/Fマップに基づき、前記S12の
最終吸入空気量から燃料噴射量を決定し、S14におい
て前記インジェクタからこの燃料量が噴射されるように
インジェクタへの通電時間を制御する。そして、インジ
ェクタへの通電信号H1はECUに予め設定された所定
プログラムにしたがい、運転状況にとって最適な間隔で
クランク角θに周期して間欠的に出力される。 【0038】以上の結果、ECU56は背圧値にもとづ
いて吸入空気量を補正することができるため、最適空燃
比を達成することができその結果燃料噴射式内燃機関の
性能を向上することができる。特に、背圧の影響は複数
気筒型の内燃機関で顕著であるため、本発明の効果は複
数気筒型の内燃機関でより著しい。 【0039】尚、補正係数は背圧と基本吸入空気量によ
り決定されたが、背圧とエンジン回転数、背圧とスロッ
トル開度のいずれかによって決定することもできる。 【0040】また、前記実施例では、掃気開始直前のタ
イミングをクランク角検出値に基づいて決定したが、前
記特公平2−4785号に記載されるように、ピストン
が掃気ポートを開く位置の直前で互い連通する連通孔を
シリンダとピストンに設け、これにより開孔のタイミン
グを決定して、この時のクランク室内圧を検出するよう
にしても良い。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は圧力検出
値に基づいて吸入空気量演算値および燃料噴射量の少な
くとも一つを補正する構成となっているから、空気吸入
量演算値に基づいて燃料噴射を行っても、良好な特性が
発揮できる燃料噴射式内燃機関を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のクレーム対応図。 【図2】本発明の実施例の構成図。 【図3】エンジン回転数とスロットル開度との特性図。 【図4】背圧と吸入空気量演算値との特性図。 【図5】背圧と補正係数(<1)との特性図。 【図6】背圧と補正係数(>1)との特性図。 【図7】PSOとエンジン回転数との特性図。 【図8】図2の実施例の動作を説明するフローチャー
ト。 【図9】図5の特性を示した三次元マップ。 【符号の説明】 10 燃料噴射式内燃機関 24 クランク室 56 ECU(吸入空気量演算手段、補正手段) 78 クランク角センサ(タイミング検出手段、エンジ
ン回転数検出手段) 82 排気系通路内における排気溜りの圧力検出センサ
(圧力検出手段)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸入空気量を演算する吸入空気量演算手
    段と、 吸入空気量演算手段によって求めた吸入空気量演算値に
    基づいて 燃料噴射量を制御する燃料噴射制御手段と、 エンジンから延在し且つ排気を水中に排出する排気管の
    下流端から排出された排気によって該排気管の外周部に
    位置する排気通路に形成された排気溜りの圧力を検出す
    る圧力検出手段と、 この圧力検出手段によって検出した圧力検出値に応じ
    て、前記吸入空気量演算値を補正するための補正係数を
    用いて前記吸入空気量演算値を補正する補正手段と、を
    備える船外機であって、 前記補正手段は、前記圧力検出値が所定の範囲内にある
    ときには、該圧力検出値に基づいて前記補正係数を求め
    る一方、前記圧力検出値が所定の範囲内にないときに
    は、前記補正係数を特定値に固定する、船外機。
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