JP3394756B2 - アナログ式電子時計用指針の製造方法 - Google Patents

アナログ式電子時計用指針の製造方法

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JP3394756B2
JP3394756B2 JP2000558436A JP2000558436A JP3394756B2 JP 3394756 B2 JP3394756 B2 JP 3394756B2 JP 2000558436 A JP2000558436 A JP 2000558436A JP 2000558436 A JP2000558436 A JP 2000558436A JP 3394756 B2 JP3394756 B2 JP 3394756B2
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孝典 南谷
重之 高橋
一男 鈴木
岳明 島内
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、アナログ式電子時計用指針、すなわち時
刻を指す長手部と、指針軸に取り付けられる取付部と、
その取付部に対して長手部とは反対側に延びる短手部と
を一体に形成し、その短手部に錘部を設けたアナログ式
電子時計用指針(特に秒針)の製造方法に関する。
背景技術 まず、三針のアナログ式電子時計の基本構造を第7図
によって説明する。一般的な三針のアナログ式電子時計
においては、ロータ60aとステータ60b及びコイル
60cから構成されるステップモータ60で発生する回
転力が、ロータ60aから、五番車61,四番車62,
三番車63,中心車(二番車)64,筒車66まで、そ
れぞれ小歯車(カナ)71から75及び図示しない日ノ
裏車を介して、順次所定の回転スピードに減速されて伝
達される。
そして、四番車62に秒針69が、中心車64に分針
68が、筒車66に時針67が、それぞれ同心の指針軸
を介して嵌合して取り付けられており、これらの指針に
よって時刻表示を行っている。なお、秒針69,分針6
8,及び時針67を総称して指針という。なお、51は
地板、52は輪列受板である。
指針の静止時には、外部衝撃を受けた時に針飛び現象
が発生しないように、ステップモータ60が有する保持
エネルギによって各指針を保持している。
一方運針時には、ステップモータ60はその保持エネ
ルギーを越える駆動エネルギを発生して指針を動かす。
第8図は、従来の一般的な秒針の形状例を示す斜視図
である。この秒針69は、時刻を指す長手部69aと、
秒針軸(指針軸)に取り付けられる取り付け部69b
と、その取付部69bに対して長手部69aと反対69
b側に延びる短手部69cとからなり、これらの各部は
通常同じ厚みで且つ同じ材料から形成されている。
取付部69bには筒状の嵌合部材50が固着されてお
り、その嵌合部材50が四番車62に一体に設けられて
いる秒針軸62aに嵌合して、この秒針69が四番車6
2に取り付けられる。そして長手部69aが時刻(秒)
を表示する。分針68及び時針67についても基本的な
形状は同じである。
ところで、近年の電子時計においては、数年に一度の
電池交換の煩わしさが指摘されており、電池交換の不要
が望まれている。その対策としては、電池容量のアップ
と低消費電力化が考えられるが、電池容量をアップする
には腕時計の大きさの制約があり、電池の大型化は望め
ない。また低消費電力化に関しても、これまでに磁石の
高性能化による小型化や駆動波形の最適化等により、主
にステップモータの電気−機械変換効率の改善を中心に
行われてきたが、ほぼ限界に近づいており、従来の手法
ではこれ以上の飛躍的な消費電力の低減は望めない状況
にある。
また、一般にアナログ式電子時計においては、静止時
に受ける外部衝撃によって発生する回転エネルギ、すな
わち外乱エネルギに起因する針飛び現象を防止する目的
から、指針を保持するための保持エネルギが必要とされ
る。この保持エネルギは、通常はステップモータが有す
る磁気ポテンシャル(静止点から動くことに対する抵抗
力)と称される保持エネルギが利用されているが、その
保持エネルギーは、外部衝撃によって発生する外乱エネ
ルギ値よりも大きな値になるように設定される必要があ
る。
外乱エネルギ値の大きさは、各指針とその指針を取り
付けた各歯車,小歯車(カナ)及び軸からなる回転体の
モーメントが関与し、一般に指針の長手部と短手部の回
転軸に対するモーメントによって決まる。
ところが、従来のアナログ式電子時計に用いられてい
る一般的な秒針は、第8図から明らかなように、長手部
69a短手部69cの厚みが同じで長さが異なるため、
回転軸線70に対する両者のモーメントは明らかにアン
バランスになっている。従って何らかのモーメントを有
し、外部衝撃によって外乱エネルギが発生する。
特に男性用の腕時計のように、指針が大きくなり長手
部が長くなるほどモーメントが大きくなり、また装飾性
の観点から異形にデザインされたデザイン針などはモー
メントが大きくなるため、外乱エネルギが大きくなる。
一方運針時には、ステップモータはこの外乱エネルギ
値よりも大きく設定された保持エネルギ値を越える駆動
エネルギを発生して指針を動かすことになる。
ここで駆動エネルギ値とは、ステップモータが発生す
る全エネルギ値から保持エネルギ値を減じたものであ
る。すなわち、ステップモータが有する保持エネルギ値
を越えてから指針を所定の時間内に一定の角度だけ回転
運動させる実効的なエネルギ値を表わす。
従って、保持エネルギ値を小さくすれば、この保持エ
ネルギ値を越えるために消費されるエネルギは少なくな
り、運針に必要とされる全エネルギも少なくなることが
判る。すなわち、消費電力を少なくするには保持エネル
ギ値を小さくすることが有効であると言える。
ところが前述のように、指針の保持という観点から、
保持エネルギ値を充分に小さくすることが出来なかっ
た。逆に言えば、保持エネルギ値を小さくして低消費電
力化を図ろうとすると、運針は可能だが外乱エネルギ値
が保持エネルギ値よりも大きくなり、指針を保持しきれ
ずに針飛び現象を発生してしまうという問題を有してい
た。
そこで、例えば第8図に示した秒針69の短手部69
cに錘を付加して、回転軸線70に対する長手部69a
と短手部69cのモーメントのアンバランスを少なく
し、外乱エネルギ値を小さくすることが提案されてい
る。それによって、保持エネルギ値も小さくすることが
でき、運針時にステップモータによる駆動エネルギが保
持エネルギを越えるために消費するエネルギも小さくて
済むため、消費電力を少なくすることができる。
このような錘を付加した指針を製造するには、従来は
指針全体を均一な厚さの金属の薄板材からプレス抜きし
て形成し、その後短手部の下面に小さな錘を接着剤を用
いて接着していた。
しかし、腕時計の秒針のような小さな指針の短手部に
錘を接着する作業は、作業性が悪く、かなりの手間がか
かっていた。また、接着が不完全であると長期間の使用
中に錘が指針から離脱する恐れもあった。
発明の開示 この発明はこのような問題を解決するためになされた
ものであり、短手部に錘部を設けたアナログ式電子時計
用指針を、簡単かつ確実に製造できるようにし、錘部が
指針から離脱する恐れもなくすことを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、時刻を指す長
手部と、指針軸に取り付けられる取付部と、その取付部
に対して長手部とは反対側に延びる短手部とを一体に形
成し、その短手部に錘部を設けたアナログ式電子時計用
指針の製造方法として、次の第1から第3の製造方法を
提案する。
この発明による第1の製造方法は、次の第1,第2の
工程を順次行なう。
指針形成部を有する薄板のベース材に対し、その指針
形成部における上記指針の長手部と取付部を形成する部
分の厚さを薄くして薄肉部を形成する第1の工程、 そのベース材に対して、上記指針形成部の上記薄肉部
で長手部と取付部を、薄肉部以外の部分で短手部をそれ
ぞれ形成するように、上記指針の最終形状でプレス抜き
する第2工程、 上記第1の工程で、上記薄肉部をプレス加工によって
形成するとよい。
その場合、上記第1の工程の前に、上記ベース部材の
上記指針形成部の両側に一対の平行な長方形の窓をプレ
ス抜きする工程を行なうと、プレス加工による薄肉部形
成時にその窓が材料の逃げ場になるので、プレス加工が
容易になる。
また、上記第1の工程で、上記ベース材の指針形成部
における指針の長手部と取付部を形成する部分に薄肉部
をプレス加工によって、その薄肉部に隣接する短手部を
形成する部分に元の厚さより厚い厚肉部をコイニング加
工によってそれぞれ形成することもできる。その場合に
は、上記の第2の工程で、上記指針形成部の薄肉部で長
手部と取付部を、厚肉部で短手部をそれぞれ形成するよ
うに、指針の最終形状でプレス抜きする。
なお、上記ベース材としては、黄銅又はアルミニウム
の板材を使用するとよい。
この発明による第2の製造方法は、次の第1から第3
の工程を順次行なう。
上記指針の長手部及び取付部と同じ厚さを有する薄板
のベース材に、上記短手部の錘部を形成する部分の周囲
三方を囲むように窓をプレス抜きする第1の工程、 そのベース材の上記錘部を形成する部分を曲げ起こ
し、上記短手部を形成する部分に重なるように折り曲げ
る第2の工程、 該ベース材に対して、上記長手部及び取付部を形成す
る部分で該長手部と取付部を、上記錘部を形成する部分
が重なった短手部を形成する部分で上記短手部をそれぞ
れ形成するように、上記指針の最終形状でプレス抜きす
る第3の工程、 この場合さらに、上記第1の工程に続いて、上記ベー
ス材上の上記指針の長手部及び取付部を形成する部分と
錘部を形成する部分を除き、上記指針の短手部を形成す
る部分を含む領域に、板状片を重ね合わせる工程を行な
い、上記第2の工程では、上記ベース材の錘部を形成す
る部分を上記板状片を挟んで上記短手部を形成する部分
に重なるように折り曲げるとよい。
また、上記板状片として、上記ベース材と同等の幅を
有するものを使用し、その板状片に予め上記ベース材の
錘部を形成する部分とその周囲三方を囲む窓とに対応す
る一つの窓を形成しておくとよい。
その板状片として、ベース材より密度の大きな板材を
使用すれば、小さな短手部でも質量の大きい錘部を形成
することができる。
例えば、上記ベース材として黄銅又はアルミニウムの
板材を使用し、上記板状片としてタンタルの板材を使用
するとよい。
この発明による第3の製造方法は、次の第1,第2の
工程を順次行なう。
上記指針の長手部及び取付部と同じ厚さを有する薄板
のベース材の表面の一部に、錘形成部材を接合する第1
の工程、 そのベース材に対して、上記錘形成部材を接合しない
部分で上記指針の長手部と取付部を、錘形成部材を接合
した部分で錘部を設けた短手部をそれぞれ形成するよう
に、上記指針の最終形状でプレス抜きする第2の工程、 上記錘形成部材として、上記ベース材より密度の大き
な材料を使用すれば、小さな短手部でも質量の大きい錘
部を形成することができる。
例えば、上記ベース材として黄銅又はアルミニウムの
板材を使用し、上記錘形成部材としてタンタル材を使用
するとよい。
図面の簡単な説明 第1図はこの発明による第1の製造方法によって製造
されるアナログ式電子時計用秒針の斜視図である。
第2図はこの発明による第2の製造方法によって製造
されるアナログ式電子時計用秒針の斜視図である。
第3図はこの発明による第3の製造方法によって製造
されるアナログ式電子時計用秒針の斜視図である。
第4A図から第4D図はこの発明による第1の製造方
法の各工程を示す斜視図である。
第5A図から第5D図はこの発明による第2の製造方
法の各工程を示す斜視図である。
第6A図から第6C図はこの発明による第3の製造方
法の各工程を示す斜視図である。
第7図は従来の一般的な三針のアナログ式電子時計の
基本構造を示す断面図である。
第8図は同じくその秒針の形状例を示す斜視図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下、この発明によるアナログ式電子時計用指針の製
造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
その説明に先立って、この発明によるアナログ式電子
時計用指針の各製造方法によって製造される指針、ここ
ではアナログ式電子時計用秒針の形状例を第1図から第
3図に示す。
第1図は後述する第1の製造方法によって製造される
アナログ式電子時計用秒針の斜視図である。
この秒針10は、時刻を指す長手部11と、指針軸に
取り付けられる環状の取付部12と、その取付部12に
対して長手部11とは反対側に延びる短手部13とを一
体に形成し、その短手部13の裏面側(文字板側)に厚
肉の錘部13aを一体に形成している。
第2図は後述する第2の製造方法によって製造される
アナログ式電子時計用秒針の斜視図である。
この秒針20は、時刻を指す長手部21と、指針軸に
取り付けられる環状の取付部22と、その取付部22に
対して長手部21とは反対側に延びる短手部23とを一
体に形成し、その短手部23に折り返し部23aを設
け、それによって錘部材24を挟み込んで錘部を形成し
ている。しかし、この錘部材24を設けずに、折り返し
部23aが短手部23に直接重なるようにしてもよい。
第3図は後述する第3の製造方法によって製造される
アナログ式電子時計用秒針の斜視図である。
この秒針30は、時刻を指す長手部31と、指針軸に
取り付けられる環状の取付部32と、その取付部32に
対して長手部31とは反対側に延びる短手部33とを一
体に形成し、その短手部33の下面に別の部材からなる
錘部34を一体的に設けている。
ここで、このようにアナログ式電子時計用指針の短手
部に錘部を設けることによる作用効果について説明す
る。
本発明者らは、アナログ式電子時計において外部衝撃
時の指針保持を維持しながらステップモータの有する保
持エネルギを下げることで更なる低消費電力化が可能と
なる方法を見いだした。
指針を回転させるための回転機構の構成全体としての
ステップモータのロータ等価慣性モーメントと各構成要
素の慣性モーメントとの関係は次に示す数式(1)で表
わされる。
J≒Jr+J5/36+(J4+Js)/900 ・・・・・(1) ここで三針のアナログ式電子時計を想定すると、Jは
回転機構全体としてのロータ等価慣性モーメントを表わ
し、Jr,J5,J4,Jsはそれぞれロータ、五番車、四
番車及び指針の慣性モーメントを表わす。これより回転
機構全体としてのロータ等価慣性モーメントJが小さい
方が駆動エネルギは小さくなることが示唆される。
また、外乱エネルギ値とは外部衝撃を受けた際に、指
針とその指針と嵌合した歯車、小歯車(カナ)及び軸か
らなる回転体に発生する回転エネルギ値のことであり、
その発生メカニズムを考察することから次式(2)を導
出した。
E=(v2/2)×(M2/I) ・・・・・(2) ここで、Eは外部衝撃時に回転体に発生する外乱エネ
ルギ値、vは時計が外部衝撃を受けて並進運動を行う際
の速度、Mは回転体の有するモーメント、Iは指針等価
慣性モーメントであり、指針から見たステップモータの
ロータとの間の回転力伝達用の輪列を含む回転体全体の
等価慣性モーメントを表わし、次式(3)で示される。
I=J4+Js+25×J5+900×Jr ・・・・・(3) 上記数式(2)のM、すなわち回転体のモーメントと
して指針のモーメントを小さくすることが、外乱エネル
ギ値を小さくするために有効である。また、数式(2)
及び(3)より、Ep>(v2/2)×(M2/I)を満
たす範囲において、針飛び現象が防止されることが示さ
れ、実際のハンマ試験結果ともよく一致することが確認
された。ここで、Epは保持エネルギ値を表す。
第1図から第3図に示した秒針10,20,30は、
いずれもその短手部に錘部を設けることによって、秒針
全体のモーメント、さらには回転機構全体のモーメント
を低減させたものである。
〔第1の実施形態〕 この発明によるアナログ式電子時計用指針の製造方法
の第1の実施形態について、第4A図から第4D図を用
いて説明する。この実施形態は、第1図に示した秒針1
0を製造する方法である。
まず、第1図に示した秒針10の完成品の錘部13a
を含む短手部13と同じ厚さを有する薄板のベース材1
5に対して、第4A図に示すように指針形成部17の両
側に一対の平行な長方形の窓16,16をプレス抜きし
て形成する。
次に、第4B図に示すように、このベース材15の指
針形成部17のうち、秒針10の長手部11及び取付部
12を形成する部分をプレスして薄肉部17aを形成
し、完成品の長手部11及び取付部12と同じ厚みにす
る(第1の工程)。このとき、窓16,16があると、
プレスされた指針形成部17の余肉の逃げ場になるため
加工が容易になる。
そして、このベース材15に対して、第4C図および
第4D図に示すように、秒針10の最終形状でプレス抜
きし、指針形成部17の薄肉部17aで秒針10の長手
部11と取付部12を、元の厚さの部分17bで短手部
13をそれぞれ形成する(第2の工程)。
したがって、第4D図に示す完成した秒針10の短手
部13は、長手部11および取付部12より肉厚が厚
く、その厚い分が錘部13aとして付加されていること
になる。
このように、この実施形態によればプレス工程のみで
秒針10を完成できる。なお、この実施形態において
は、ベース材15として厚さ0.39mmの黄銅(真
鍮)の板材を使用し、秒針10の長手部11及び取付部
12の厚さを0.13mmにし、錘部13aを含めた短
手部13の厚さをそのベース材15の元の厚さである
0.39mmとした。この結果、秒針のモーメントを従
来の67%まで低減することができた。
しかし、この実施形態において、ベース材15の指針
形成部17の両側に一対の窓16,16をプレス抜きし
て形成する工程を省略しても、ベース材15の材質が展
性よい場合や、第1の工程でのプレス加工の圧力を高め
れば、ベース材15に薄肉部17aを容易に形成するこ
とができる。
また、第1の工程における薄肉部17aの形成は、プ
レス加工に限らず、切削加工によって形成することも可
能である。
さらに、第1の工程で、ベース材15の指針形成部1
7における指針の長手部と取付部を形成する部分に薄肉
部17aをプレス加工によって形成するとともに、その
薄肉部17aに隣接する短手部を形成する部分17b
に、薄肉部17aの余肉によるコイニング加工よって元
の厚さより厚い厚肉部を形成することもできる。
その場合は、第2の工程で、指針形成部17の薄肉部
17aで長手部と取付部を、厚肉部で短手部をそれぞれ
形成するように、指針の最終形状でプレス抜きする。
この方法による場合には、ベース材15として、第1
図に示した秒針10の完成品の長手部11および取付部
12の厚さと、錘部13aを含む短手部13の厚さの中
間の厚さの板材を使用すればよい。
またベース材15としてアルミニウムの板材、あるい
はその他の金属の薄板を使用することもできる。
〔第2の実施形態〕 次に、この発明によるアナログ式電子時計用指針の製
造方法の第2の実施形態について、第5A図から第5D
図を用いて説明する。この実施形態は、第2図に示した
秒針20を製造する方法である。
まず、第2図に示した秒針20の完成品の長手部21
および取付部22と同じ厚さを有する薄板のベース材2
5に、第5A図に示すように、秒針20の短手部23の
錘部を形成する長方形の部分25aの周囲三方を囲むよ
うに窓26をプレス抜きする(第1の工程)。
一方、錘部を形成する部分25aより大きな板状片2
7に、予め窓28をプレス抜きしておく。
そして、第5A図に破線で示すようにベース材25と
その板状片27とを位置合わせして、ベース材25上の
秒針の長手部及び取付部を形成する部分と錘部を形成す
る部分25aを除き、短手部を形成する部分を含む領域
に重ね合わせる。
この例では、板状片27は、ベース材25と同等の幅
を有し、ベース材25の錘部を形成する部分25aとそ
の周囲三方を囲む窓26とに対応する一つの窓28を形
成している。したがって、ベース材25の幅及び窓26
に板状片27の幅及び窓28を一致させて、容易に位置
合わせすることができる。ベース材25と板状片27に
パイロット孔を設けておいて、そこにピンを通すことに
よって位置合わせすることもできる。
次に、第5B図に示すように、板状片27に形成され
た窓28の一辺の位置で、三方を窓26に囲まれた錘部
を形成する部分25aを上方に曲げ起こし、さらに板状
片27を挟み込むように180゜の折り曲げを行い、第
5C図に示す錘付き短手部形成部29を形成する(第2
の工程)。
その後、第5C図および第5D図に示すように、ベー
ス部材25に対して秒針20のの最終形状でプレス抜き
し、その長手部及び取付部を形成する部分で長手部21
及び取付部22を、錘付き短手部形成部29で短手部2
3をそれぞれ形成する(第3の工程)。
したがって、第5D図に示す完成した秒針20の短手
部23は、折り返し部23a(ベース材25の錘部を形
成する部分25aから形成される)によって錘部材24
(板状片27から形成される)を挟み込んで錘部を形成
している。
このように、この実施形態によれば、プレス工程のみ
で秒針20を完成できる。
なお、この実施形態においては、ベース材25として
厚さ0.13mmの黄銅の板材を使用し、秒針20の長
手部21及び取付部22の厚さを0.13mmとする。
また、ベース材25より密度の大きな板状片27とし
て、タンタルからなる厚さ0.13mmの薄板部材を使
用し、それを短手部23側に挟み込むことにより、短手
部23に密度の大きな錘部材24を折り返し部23aと
の間に挟んだ錘部を設けた。その結果、秒針のモーメン
トを従来の51%まで低減する事が出来た。
しかしながら、この実施形態における板状片27を省
略して、第1の工程でベース材25に形成した錘部を形
成する部分25aを、第2の工程で短手部を形成する部
分に直接重なるように折り曲げて、第5c図に示す錘付
き短手部形成部29を形成するようにしてもよい。
それによって、第3の工程で完成した秒針20の短手
部23には錘部材24が挟み込まれないことになるが、
少なくとも従来の2倍の質量にはなる。
また、上記板状片27を使用する場合、ベース材25
より密度の大きな板材を使用すれば、より質量の大きい
錘部を形成することができる。
例えば、ベース材25して黄銅又はアルミニウムの板
材を使用し、板状片27としてタンタルの板材を使用す
るとよい。
また、この第2の製造方法によれば、折り曲げによる
錘部を、寸法精度よく形成することができ、モーメント
のバラツキが少なくなる。
さらに、この第2の実施形態の製造方法と前述した第
1の実施形態の製造方法を組み合わせて実施することも
可能である。
〔第3の実施形態〕 次に、この発明によるアナログ式電子時計用指針の製
造方法の第3の実施形態について、第6A図から第6C
図を用いて説明する。この実施形態は、第3図に示した
秒針30を製造する方法である。
まず、第3図に示した秒針30の完成品の長手部31
および取付部32と同じ厚さを有する薄板のベース材3
5の表面の一部に、第6A図に示すように、ベース材よ
りも密度の大きな錘形成部材36を接合する(第1の工
程)。
この錘形成部材36のベース材35への接合は、スポ
ット抵抗溶接などの溶接、あるいは溶射や印刷などによ
ることができる。
次に、第6B図およひ第6C図に示すように、このベ
ース材35に対して秒針30の最終形状でプレス抜きし
て、ベース材35の錘形成部材36を接合しない部分で
長手部31と取付部32を、錘形成部材36を接合した
部分で短手部33をそれぞれ形成する(第2の工程)。
これによって、第6C図に示すように、短手部33に
錘形成部材36からなる錘部34が付加された秒針30
が完成する。
実際にこの第3の実施形態に基づいて製造した秒針
は、以下の通りであった。ここでは長手部31の長さを
11mm、幅を0.15mm、短手部33の長さを3m
m、幅を0.3mmの長方形とし、ベース材35に厚さ
0.13mmの黄銅を用いた。また、密度の大きな錘形
成部材36の材料に厚さ0.26mmのタンタルを用
い、短手部33に密度の大きな部材からなる錘部34を
付加した秒針30を製作した。
この結果、モーメントについては、従来の秒針が8.
67×10-9 kg・mであるのに対し、この実施形態によ
って製造した秒針では3.07×10-9 kg・mと36%
まで減少している。これを外乱エネルギ値で見てみる
と、数式(2)から求められるように、従来の値の13
%と非常に小さくなっていることが判る。
慣性モーメントについて見ると、従来の秒針が6.1
5×10-11 kg・m2であるのに対して、この実施形態に
よって製造した秒針では、7.16×10-11 kg・m2
16%ほど大きくなっている。しかし、駆動エネルギに
関係するロータ等価慣性モーメントとしては、数式
(1)に示されるように、秒針そのものの慣性モーメン
トの影響は非常に小さく、ここでの増加量は、ほぼ無視
できる値である。
実際に測定した入力消費エネルギの値も、従来の秒針
およびこの実施形態によって製造した秒針ともにほぼ6
00nJで、駆動エネルギの増加は認められなかった。
またハンマ試験結果からも秒針の保持性能が向上してい
ることを確認している。
なお、錘形成部材36として、ベース材35より密度
の大きい材料を使用すれば、その厚さが薄くても充分な
質量が得られるので好ましいが、それは必須の要件では
なく、例えばベース材35と同じ材料の板材を用いても
その厚さが同じであれば、短手部の質量は2倍になり、
その厚さが2倍であれば、短手部の質量は3倍になる。
しかし、ベース材35として、黄銅又はアルミニウム
材を、錘形成部材36としてタンタル材を使用すると特
によい。
〔従来と各実施形態の比較〕
ここで、第1図から第3図に示したようなこの発明の
第1から第3の実施形態の各製造方法によって製造され
た秒針のモーメントを、第8図に示したような従来の秒
針のモーメントを100として比較して第1表に示す。
この場合、秒針の平面形状および長手部の厚さはすべ
て同じにし、この発明の第1から第3の実施形態の各製
造方法によって製造された秒針は、錘部を含む短手部の
厚さを長手部の厚さの3倍にした。
この第1表からわかるように、この発明の各実施形態
によって製造した秒針のモーメントの削減効果は著し
く、装飾性を考慮した指針のデザインにおいても、第1
から第3の実施形態によるそれぞれの形態を適宜使い分
けることによって、モーメントを充分小さくすることが
できるので、デザイン上の制約も解消され、更なるデザ
インの自由度を確保できる。
上記各実施形態においては、三針のアナログ式電子時
計における秒針を製造する場合の例について説明した
が、二針のアナログ式電子時計における分針を製造する
場合にもこの発明を同様に適用できる。
産業上の利用可能性 以上によって明らかなように、この発明によるアナロ
グ式電子時計用指針の製造方法によれば、短手部に長手
部と同一材料あるいはそれより密度の大きな材料からな
る錘部を付加し、外部衝撃時に指針に発生する外乱エネ
ルギ値を小さくして、保持エネルギ値を小さくしても針
飛び現象を防止して確実に保持することが可能な指針
を、プレス工程を基本にした製造工程で簡単かつ確実に
寸法精度良く製造でき、錘部が指針から離脱する恐れも
なくなる。
よって、指針を確実に保持して針飛び現象の発生を防
止し、且つ低消費電力のアナログ式電子時計を安価に提
供できるようになる。
また装飾性を考慮した指針のデザインにおいても、デ
ザイン上の制約も解消され、更なる自由度が確保でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 重之 日本国埼玉県所沢市大字下富字武野840 番地 シチズン時計株式会社 技術研究 所内 (72)発明者 鈴木 一男 日本国埼玉県所沢市大字下富字武野840 番地 シチズン時計株式会社 技術研究 所内 (72)発明者 島内 岳明 日本国埼玉県所沢市大字下富字武野840 番地 シチズン時計株式会社 技術研究 所内 (56)参考文献 特開 昭57−52544(JP,A) 実開 昭62−20390(JP,U) 実開 昭57−37019(JP,U) 実開 昭59−134588(JP,U) 実開 平5−307089(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 19/04 G01D 11/00 - 13/28

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻を指す長手部と、指針軸に取り付けら
    れる取付部と、該取付部に対して前記長手部とは反対側
    に延びる短手部とを一体に形成し、該短手部に錘部を設
    けたアナログ式電子時計用指針の製造方法であって、 指針形成部を有する薄板のベース材に対し、前記指針形
    成部における前記指針の長手部と取付部を形成する部分
    の厚さを薄くして薄肉部を形成する第1の工程と、 該ベース材に対して、前記指針形成部の前記薄肉部で前
    記長手部と取付部を、該薄肉部以外の部分で前記短手部
    をそれぞれ形成するように、指針の最終形状でプレス抜
    きする第2工程とを、 順次行なうことを特徴とするアナログ式電子時計用指針
    の製造方法。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載のアナログ式電子
    時計用指針の製造方法において、 前記第1の工程で、前記薄肉部をプレス加工によって形
    成するアナログ式電子時計用指針の製造方法。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項に記載のアナログ式電子
    時計用指針の製造方法において、 前記第1の工程の前に、前記ベース部材の前記指針形成
    部の両側に一対の平行な長方形の窓をプレス抜きする工
    程を行なうアナログ式電子時計用指針の製造方法。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項に記載のアナログ式電子
    時計用指針の製造方法において、 前記第1の工程で、前記ベース材の前記指針形成部にお
    ける前記指針の長手部と取付部を形成する部分に薄肉部
    をプレス加工によって、該薄肉部に隣接する前記短手部
    を形成する部分に元の厚さより厚い厚肉部をコイニング
    加工によってそれぞれ形成し、 前記の第2の工程で、前記指針形成部の前記薄肉部で前
    記長手部と取付部を、前記厚肉部で前記短手部をそれぞ
    れ形成するように、指針の最終形状でプレス抜きするこ
    とを特徴とするアナログ式電子時計用指針の製造方法。
  5. 【請求項5】前記ベース材として黄銅又はアルミニウム
    の板材を使用する請求の範囲第1項に記載のアナログ式
    電子時計用指針の製造方法。
  6. 【請求項6】時刻を指す長手部と、指針軸に取り付けら
    れる取付部と、該取付部に対して前記長手部とは反対側
    に延びる短手部とを一体に形成し、該短手部に錘部を設
    けたアナログ式電子時計用指針の製造方法であって、 前記指針の前記長手部及び取付部と同じ厚さを有する薄
    板のベース材に、前記短手部の錘部を形成する部分の周
    囲三方を囲むように窓をプレス抜きする第1の工程と、 前記ベース材の前記錘部を形成する部分を曲げ起こし、
    前記短手部を形成する部分に重なるように折り曲げる第
    2の工程と、 該ベース材に対して、前記長手部及び取付部を形成する
    部分で該長手部と取付部を、前記錘部を形成する部分が
    重なった短手部を形成する部分で前記短手部をそれぞれ
    形成するように、指針の最終形状でプレス抜きする第3
    の工程とを、 順次行なうことを特徴とするアナログ式電子時計用指針
    の製造方法。
  7. 【請求項7】請求の範囲第6項に記載のアナログ式電子
    時計用指針の製造方法において、 前記第1の工程に続いて、前記ベース材上の前記指針の
    長手部及び取付部を形成する部分と前記錘部を形成する
    部分を除き、前記指針の短手部を形成する部分を含む領
    域に、板状片を重ね合わせる工程を行ない、 前記第2の工程では、前記ベース材の前記錘部を形成す
    る部分を前記板状片を挟んで前記短手部を形成する部分
    に重なるように折り曲げる ことを特徴とするアナログ式電子時計用指針の製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記板状片として、前記ベース材と同等の
    幅を有するものを使用し、該板状片に予め前記ベース材
    の前記錘部を形成する部分とその周囲三方を囲む窓とに
    対応する一つの窓を形成しておく ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載のアナログ式
    電子時計用指針の製造方法。
  9. 【請求項9】前記板状片として、前記ベース材より密度
    の大きな板材を使用する請求の範囲第7項に記載のアナ
    ログ式電子時計用指針の製造方法。
  10. 【請求項10】前記ベース材して黄銅又はアルミニウム
    の板材を使用し、前記板状片としてタンタルの板材を使
    用する請求の範囲第9項に記載のアナログ式電子時計用
    指針の製造方法。
  11. 【請求項11】時刻を指す長手部と、指針軸に取り付け
    られる取付部と、該取付部に対して前記長手部とは反対
    側に延びる短手部とを一体に形成し、該短手部に錘部を
    設けたアナログ式電子時計用指針の製造方法であって、 前記指針の前記長手部及び取付部と同じ厚さを有する薄
    板のベース材の表面の一部に、錘形成部材を接合する第
    1の工程と、 前記ベース材に対して、前記錘形成部材を接合しない部
    分で前記指針の前記長手部と取付部を、該錘形成部材を
    接合した部分で前記錘部を設けた短手部をそれぞれ形成
    するように、前記指針の最終形状でプレス抜きする第2
    の工程とを、 順次行なうことを特徴とするアナログ式電子時計用指針
    の製造方法。
  12. 【請求項12】前記錘形成部材として、前記ベース材よ
    り密度の大きな材料を使用する請求の範囲第11項に記
    載のアナログ式電子時計用指針の製造方法。
  13. 【請求項13】前記ベース材として黄銅又はアルミニウ
    ムの板材を使用し、前記錘形成部材としてタンタル材を
    使用する請求の範囲第12項に記載のアナログ式電子時
    計用指針の製造方法。
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