JPS6150213A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6150213A JPS6150213A JP59170618A JP17061884A JPS6150213A JP S6150213 A JPS6150213 A JP S6150213A JP 59170618 A JP59170618 A JP 59170618A JP 17061884 A JP17061884 A JP 17061884A JP S6150213 A JPS6150213 A JP S6150213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic layer
- magnetic
- durability
- gallic acid
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁気記録媒体に関するもので、特に表面の潤
滑性を向上させ、耐久性に優れた磁気記録媒体を提供す
るものである。
滑性を向上させ、耐久性に優れた磁気記録媒体を提供す
るものである。
従来例の構成とその問題点
媒
従来より、磁気記録腟は、配器再生時に磁気ベッドおよ
びパッドなどと徴しく摺接し、磁性層が摩耗され易いた
め、表面潤滑性の優れた高耐久性のものが望まれている
。
びパッドなどと徴しく摺接し、磁性層が摩耗され易いた
め、表面潤滑性の優れた高耐久性のものが望まれている
。
故に、磁気記録媒体の耐久性を改善するため従来より、
磁性層に種々の潤滑剤を混入心るいは塗布することが行
なわれている。それら潤滑剤としては、流動パラフィン
、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル等が用いラレテイル
。
磁性層に種々の潤滑剤を混入心るいは塗布することが行
なわれている。それら潤滑剤としては、流動パラフィン
、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル等が用いラレテイル
。
しかし、これら潤滑剤の混入、心るいは塗布により、耐
久性は向上するのであるが、未だ充分ではない。
久性は向上するのであるが、未だ充分ではない。
発明の目的
本発明は、従来より用いられている潤滑剤より優れたも
のを見いだし、磁気記録媒体の表面潤滑性を向上、安定
化させ、耐久性が大幅に向上された磁気記録媒体を提供
することを目的としている。
のを見いだし、磁気記録媒体の表面潤滑性を向上、安定
化させ、耐久性が大幅に向上された磁気記録媒体を提供
することを目的としている。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、没食子酸と炭素数
１２以上の高級脂肪族アルコールなる没食子酸エステル
類を少なくとも１種類含む磁性層を有するもので、磁気
記録媒体の耐久性７５；大幅に向上されることとなる。
１２以上の高級脂肪族アルコールなる没食子酸エステル
類を少なくとも１種類含む磁性層を有するもので、磁気
記録媒体の耐久性７５；大幅に向上されることとなる。
本発明に使用される没食子酸エステル類は、没食子酸ラ
ウリルエステル、没食子酸ミリスチルエステル ステアＩＪ ７レエステル、没食子酸アビエチルエステ
ル、没食子酸オレイルエステルなどがあり、それらは優
れた潤滑性を有し、耐久性に関し単独でも充分な効果が
アリ、またその他従来より用いられてきた高級脂肪酸、
オレイン酸、高級脂肪酸ニス大幅な耐久性の向上が得ら
れる。使用量はバインダー樹脂分１００重量部に対し１
重量部から２０重量部が好ましく、少なすぎると効果が
得られず、多すぎると、常温で固体であるため表面にブ
リードアウトして表面性が悪くなり、磁気ヘッドの汚損
の原因ともなりうる。
ウリルエステル、没食子酸ミリスチルエステル ステアＩＪ ７レエステル、没食子酸アビエチルエステ
ル、没食子酸オレイルエステルなどがあり、それらは優
れた潤滑性を有し、耐久性に関し単独でも充分な効果が
アリ、またその他従来より用いられてきた高級脂肪酸、
オレイン酸、高級脂肪酸ニス大幅な耐久性の向上が得ら
れる。使用量はバインダー樹脂分１００重量部に対し１
重量部から２０重量部が好ましく、少なすぎると効果が
得られず、多すぎると、常温で固体であるため表面にブ
リードアウトして表面性が悪くなり、磁気ヘッドの汚損
の原因ともなりうる。
従来より使用されている潤滑剤は、没食子酸エステ／Ｉ
／類との併用で磁性層の耐久性は一段と向上される。そ
れらの潤滑剤は、潤滑効果に優れるラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アビエチン酸、
モンタン酸などの炭素数１２以上の脂肪酸、ラウリルア
ルコールチルアルコ アルコール、オレイルアルコールナトの炭素数１２以上
の高級脂肪族アルコール、芽レイン酸などの不飽和脂肪
酸，ステアリン酸−ｎ−プロピパし。
／類との併用で磁性層の耐久性は一段と向上される。そ
れらの潤滑剤は、潤滑効果に優れるラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アビエチン酸、
モンタン酸などの炭素数１２以上の脂肪酸、ラウリルア
ルコールチルアルコ アルコール、オレイルアルコールナトの炭素数１２以上
の高級脂肪族アルコール、芽レイン酸などの不飽和脂肪
酸，ステアリン酸−ｎ−プロピパし。
ステアリン酸−ｎ−ブチル、ステアリン酸−〇ーアミル
、ラウリン酸−ｎ−ブチル、パルミチ／酸−オクチル，
ステアリン酸−ステアリル，ステアリン酸−イソトリデ
シル，オレイン酸−ｎ−ブチル、オレイン酸−エチ／Ｌ
／，ジオレイルアジペート。
、ラウリン酸−ｎ−ブチル、パルミチ／酸−オクチル，
ステアリン酸−ステアリル，ステアリン酸−イソトリデ
シル，オレイン酸−ｎ−ブチル、オレイン酸−エチ／Ｌ
／，ジオレイルアジペート。
ジオレイルフタレート等の脂肪酸エステル類，流動パラ
フィン、スクアラン、スクアレン、αオレフイン重合油
等の炭化水素系潤滑剤，ジメチルシ゛リコンオイル，メ
チルフェニルシリコ／オイル。
フィン、スクアラン、スクアレン、αオレフイン重合油
等の炭化水素系潤滑剤，ジメチルシ゛リコンオイル，メ
チルフェニルシリコ／オイル。
フロロシリコンオイル、変性シリコン化合物等ノシリコ
ン系潤滑剤，パーフルオロアルキルポリエーテル 潤滑剤等が挙げられる。これらは通常、単独あるいは複
数で用いられ、その使用量は、合計してバインダー樹脂
分１００重量部に対し５〜２０重１部用いられる。
ン系潤滑剤，パーフルオロアルキルポリエーテル 潤滑剤等が挙げられる。これらは通常、単独あるいは複
数で用いられ、その使用量は、合計してバインダー樹脂
分１００重量部に対し５〜２０重１部用いられる。
上記の潤滑剤を磁気記録媒体の潤滑剤として用いる時は
、これらを適当な溶媒などに溶解して、それを予め形成
した磁性層に塗布、もしくは噴霧するか、または磁性層
を上記溶液中に浸漬して行なえばよい。また、これらを
磁性粉末およびバイΩ ンダー樹脂、その他添加剤とともに混練して磁中インキ
を作り、ポリエステルフィルム 性層を形成してもよい。また、バインダー樹脂とこれら
潤滑剤を混練し、適当な溶媒で希釈し、予め形成した磁
性層に塗布してもよい。
、これらを適当な溶媒などに溶解して、それを予め形成
した磁性層に塗布、もしくは噴霧するか、または磁性層
を上記溶液中に浸漬して行なえばよい。また、これらを
磁性粉末およびバイΩ ンダー樹脂、その他添加剤とともに混練して磁中インキ
を作り、ポリエステルフィルム 性層を形成してもよい。また、バインダー樹脂とこれら
潤滑剤を混練し、適当な溶媒で希釈し、予め形成した磁
性層に塗布してもよい。
実施例の説明
以下、本発明の実施例について説明する。
（実施例１）
の潤滑剤を配合し、これらをボールミルて磁性インキを
作り、７５μｍ厚のポリエステルフィルム 塗布し、乾燥後カレンダー処理・硬化をしてから円盤上
に打抜く。この円盤の両面をさらに平滑に研摩して磁気
ディスクを作製した。
作り、７５μｍ厚のポリエステルフィルム 塗布し、乾燥後カレンダー処理・硬化をしてから円盤上
に打抜く。この円盤の両面をさらに平滑に研摩して磁気
ディスクを作製した。
メチルエチルケトン
以上の組成物に表２の試０２５〜３２に示す割合の潤滑
剤を配合し、これをペイントコンディショナー（ Ｒｅ
ｄ Ｄｅｖｉ１社製）にて、２時間シェークして、塗料
を作製した。スパッタ法により、コバルト−クロム合金
を厚みが０．５μｍになるようにポリエステル上に形成
し、円盤状に打ち抜き、磁気ディスクを作製し、上記の
塗料を、スピンコーティング法で厚み０．２μｍになる
ように塗布した。
剤を配合し、これをペイントコンディショナー（ Ｒｅ
ｄ Ｄｅｖｉ１社製）にて、２時間シェークして、塗料
を作製した。スパッタ法により、コバルト−クロム合金
を厚みが０．５μｍになるようにポリエステル上に形成
し、円盤状に打ち抜き、磁気ディスクを作製し、上記の
塗料を、スピンコーティング法で厚み０．２μｍになる
ように塗布した。
（比較例１）
実施例１と同様に従来より用いられている脂肪酸，流動
パラフィンなどの潤滑剤を用い磁気ディスクを作製した
。その配合は表１の試料２１〜２４である。
パラフィンなどの潤滑剤を用い磁気ディスクを作製した
。その配合は表１の試料２１〜２４である。
（比較例２）
実施例２と同様に従来より用いられている脂肪酸，流動
パラフィンなどの潤滑剤を用い磁気ディ１７７ヤ□．え
。ヤ。３工よ２。０ゎ３３。
パラフィンなどの潤滑剤を用い磁気ディ１７７ヤ□．え
。ヤ。３工よ２。０ゎ３３。
３４である。
実施例、比較例で得られた磁気ディスクについて耐久性
を調べるため、各磁気ディスクを不織布を裏打ちしたポ
リ塩化ビニルのンヤケッ）Ｋ収納し、記録再生装置に装
填し、再生出力を観察した。
を調べるため、各磁気ディスクを不織布を裏打ちしたポ
リ塩化ビニルのンヤケッ）Ｋ収納し、記録再生装置に装
填し、再生出力を観察した。
実施例１．比較例１で得られた磁気ディスクの耐久性評
価に用いた記録再生装置は、ヘッド圧力゛２０ノ／ ｃ
Ａで周速は１．５ｍ１５６（である。また実施例２．比
較例２で得られた磁気ディスクについては、ヘッド圧３
０ｑ／ｃシで周速は１．５ｍ／ｓｅｃである。それぞれ
の条件で磁気ディスクを装填した記録再生装置を運転し
、一定時間後の出力低下、ドロップアウトの発生、磁気
ヘッドの汚損を調べる。
価に用いた記録再生装置は、ヘッド圧力゛２０ノ／ ｃ
Ａで周速は１．５ｍ１５６（である。また実施例２．比
較例２で得られた磁気ディスクについては、ヘッド圧３
０ｑ／ｃシで周速は１．５ｍ／ｓｅｃである。それぞれ
の条件で磁気ディスクを装填した記録再生装置を運転し
、一定時間後の出力低下、ドロップアウトの発生、磁気
ヘッドの汚損を調べる。
その結果を表３１表４に示す。
以 下 余 白
表３１表４から明らかなように、没食子酸エステル類を
含まない磁気ディスク（試料２１〜２４゜３３．３４）
は、磁性層の摩耗による再生出力の低下が激しく、ドロ
ップアウトの発生も多め）つた。
含まない磁気ディスク（試料２１〜２４゜３３．３４）
は、磁性層の摩耗による再生出力の低下が激しく、ドロ
ップアウトの発生も多め）つた。
これに対し、本発明によるものは、再生出力の低下もほ
とんどが１０％以下という優れた耐久性を有する。
とんどが１０％以下という優れた耐久性を有する。
発明の効果
以上のように本発明によれば、長時間使用しても磁性層
表面の潤滑性が低下せず、走行が安定した耐久性に優れ
た磁気記録媒体を得ることができる。
表面の潤滑性が低下せず、走行が安定した耐久性に優れ
た磁気記録媒体を得ることができる。
Claims (1)
- 没食子酸と炭素数１２以上の高級脂肪族アルコールとか
らなる没食子酸エステル類を少なくとも１種類含む磁性
層を有することを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59170618A JPS6150213A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59170618A JPS6150213A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6150213A true JPS6150213A (ja) | 1986-03-12 |
Family
ID=15908206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59170618A Pending JPS6150213A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6150213A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62174904A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Taiyo Yuden Co Ltd | 磁気記録用磁性金属粉末の防錆処理方法 |
| US6519853B1 (en) | 1998-07-03 | 2003-02-18 | Citizen Watch Co., Ltd. | Method of manufacturing hand for analog electronic timepiece |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP59170618A patent/JPS6150213A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62174904A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Taiyo Yuden Co Ltd | 磁気記録用磁性金属粉末の防錆処理方法 |
| JPH0523483B2 (ja) * | 1986-01-28 | 1993-04-02 | Taiyo Yuden Kk | |
| US6519853B1 (en) | 1998-07-03 | 2003-02-18 | Citizen Watch Co., Ltd. | Method of manufacturing hand for analog electronic timepiece |
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