JPS6150215A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6150215A JPS6150215A JP59170620A JP17062084A JPS6150215A JP S6150215 A JPS6150215 A JP S6150215A JP 59170620 A JP59170620 A JP 59170620A JP 17062084 A JP17062084 A JP 17062084A JP S6150215 A JPS6150215 A JP S6150215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic layer
- magnetic
- fatty acid
- propylene glycol
- durability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lubricants (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁気記録媒体に関するもので、特に表面の潤
滑性を向上させ、耐久性に優れた磁気記録媒体を提供す
るものである。
滑性を向上させ、耐久性に優れた磁気記録媒体を提供す
るものである。
従来例の溝底とその問題点
従来より、磁気記録媒体は記録再生時に磁気ヘッドおよ
びパッドなどと激しく摺接し、ｓ性層が摩耗され易へた
め、表面潤滑性の優れた高耐久性のものが値域れでいる
。故に、磁気記録媒体の耐久性を改善するため、従来よ
り磁性層に種々の潤滑剤を混入、あるいは塗布すること
が行なわれている。それらの潤滑剤としては、流動パラ
フィン高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル等が用いられて
いる。これらの潤滑剤により磁気記録媒体の耐久性は、
確かに向上する■であるが、未だ充分ではない。
びパッドなどと激しく摺接し、ｓ性層が摩耗され易へた
め、表面潤滑性の優れた高耐久性のものが値域れでいる
。故に、磁気記録媒体の耐久性を改善するため、従来よ
り磁性層に種々の潤滑剤を混入、あるいは塗布すること
が行なわれている。それらの潤滑剤としては、流動パラ
フィン高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル等が用いられて
いる。これらの潤滑剤により磁気記録媒体の耐久性は、
確かに向上する■であるが、未だ充分ではない。
発明の目的
本発明は、従来より用いられている潤滑剤より優れたも
のを見いだし、磁気記録媒体の表面潤滑性全向上、安定
化させ、耐久性が大幅に向上された磁気記録媒体を提供
することを目的とじている。
のを見いだし、磁気記録媒体の表面潤滑性全向上、安定
化させ、耐久性が大幅に向上された磁気記録媒体を提供
することを目的とじている。
発明の（１４成
この目的？達成するために本発明は、プロピレングリコ
ールまたはグリセリンと、炭素数１２以上の高級脂肪酸
からなる脂肪酸エステル顛を少なくとも１種類含む磁性
層を有するもので、磁気記録媒体の耐久性が大幅に向上
されることとなる。
ールまたはグリセリンと、炭素数１２以上の高級脂肪酸
からなる脂肪酸エステル顛を少なくとも１種類含む磁性
層を有するもので、磁気記録媒体の耐久性が大幅に向上
されることとなる。
本発明に使用される脂肪酸エステル類は、プロピレング
リコールモノラウレート、プロピレングリコールモノミ
リステート、プロピレングリコールモノパルミテート、
プロピレングリコールモノステアレート、フロピレンゲ
リコールジステアレート、プロピレングリコールモノア
ピエテート。
リコールモノラウレート、プロピレングリコールモノミ
リステート、プロピレングリコールモノパルミテート、
プロピレングリコールモノステアレート、フロピレンゲ
リコールジステアレート、プロピレングリコールモノア
ピエテート。
プロピレングリコールモノオレエードなどの高級脂肪酸
プロピレングリコールエステル類、グリセリルモノラウ
レート、グリセリルモノパルミテート、グリセリルモノ
ステアレート、グリセリルジステアレート、グリセリル
トリステアレート、グリセリルモノオレエートなどの高
級脂肪酸グリセリルエステル類があり、それらは優れた
潤滑性を有し、耐久性に関し単独でも充分な効果があり
、また、その他従来より用いられてきた高級脂肪酸。
プロピレングリコールエステル類、グリセリルモノラウ
レート、グリセリルモノパルミテート、グリセリルモノ
ステアレート、グリセリルジステアレート、グリセリル
トリステアレート、グリセリルモノオレエートなどの高
級脂肪酸グリセリルエステル類があり、それらは優れた
潤滑性を有し、耐久性に関し単独でも充分な効果があり
、また、その他従来より用いられてきた高級脂肪酸。
オレイン酸、高級脂肪酸エステル、高級脂肪族アルコー
ル、シリコン系潤滑剤、フッ素系潤滑剤などの潤滑剤系
と併用することでも大幅な耐久性の向上が得られる。使
用量は、バインダー樹脂分１ｏＯ重量部に対し３重量部
から２０重量部が好ましく、少なすぎると効果が得られ
ず、多すぎると磁性層表面へのブリードアウトが激しく
なり、外観を損なうとともに磁気ヘッドの汚損の原因と
もなジうる。
ル、シリコン系潤滑剤、フッ素系潤滑剤などの潤滑剤系
と併用することでも大幅な耐久性の向上が得られる。使
用量は、バインダー樹脂分１ｏＯ重量部に対し３重量部
から２０重量部が好ましく、少なすぎると効果が得られ
ず、多すぎると磁性層表面へのブリードアウトが激しく
なり、外観を損なうとともに磁気ヘッドの汚損の原因と
もなジうる。
上記の高級脂肪酸プロピレングリコールエステル類、高
級脂肪酸グリセリルエステル類は、従来より使用される
潤滑剤との併用でも使用でき、磁性層の耐久性は一段と
向上する。併用される潤滑剤は潤？）”ｉ北に優れるラ
ウリン酸、ミリスチン酸。
級脂肪酸グリセリルエステル類は、従来より使用される
潤滑剤との併用でも使用でき、磁性層の耐久性は一段と
向上する。併用される潤滑剤は潤？）”ｉ北に優れるラ
ウリン酸、ミリスチン酸。
バルミチン酸、ステアリン酸、アビエチン酸、モンタン
酸などの炭素数１２以上の脂肪酸、ラウリルアルコール
、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、セチ
ルアルコール、オレイルアルコールなどの炭素数１２以
上の高級脂肪族アルコール、オレイン酸などの不飽和脂
肪酸、ステアリン酸−ｎ−プロピル、ステアリン酸−ｎ
−ブチル。
酸などの炭素数１２以上の脂肪酸、ラウリルアルコール
、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、セチ
ルアルコール、オレイルアルコールなどの炭素数１２以
上の高級脂肪族アルコール、オレイン酸などの不飽和脂
肪酸、ステアリン酸−ｎ−プロピル、ステアリン酸−ｎ
−ブチル。
ステアリン酸−ｎ−アミル、ラウリン酸−ｎ−ブチル、
バルミチン酸−オクチル、ステアリン酸−ステアリル、
ステアリン酸−イソトリデシル、オレイン酸−エチル、
ジオレイルアジペート、ジオレイルフタレート等の脂肪
酸エステル類、流動パラフィン、スクアラン、スクアレ
ン、ａ−オレフィン重合油等の炭化水素系潤滑剤、ジメ
チルンリコンオイル、メチルフェニルシリコンオイル、
フロロシリコンオイル、変性シリコン化合物等のシリコ
ン系潤滑剤、パーフルオロアルキルポリエーテル、フッ
素化アルキルエステル等のフッ素系潤滑剤等が挙げられ
る。これらは通常、単独あるいは複数で用いられその使
用量は、合計してバインダー樹脂分１００重量部に対し
５〜２０重量部用いられる。
バルミチン酸−オクチル、ステアリン酸−ステアリル、
ステアリン酸−イソトリデシル、オレイン酸−エチル、
ジオレイルアジペート、ジオレイルフタレート等の脂肪
酸エステル類、流動パラフィン、スクアラン、スクアレ
ン、ａ−オレフィン重合油等の炭化水素系潤滑剤、ジメ
チルンリコンオイル、メチルフェニルシリコンオイル、
フロロシリコンオイル、変性シリコン化合物等のシリコ
ン系潤滑剤、パーフルオロアルキルポリエーテル、フッ
素化アルキルエステル等のフッ素系潤滑剤等が挙げられ
る。これらは通常、単独あるいは複数で用いられその使
用量は、合計してバインダー樹脂分１００重量部に対し
５〜２０重量部用いられる。
上記の潤滑剤を磁気記録媒体の潤滑剤として用いる時は
、これを適当な溶媒などに溶解して、それを予め形成し
た磁性層に塗布、もしくは噴霧するか、または磁性層全
上記溶液中に浸漬して行なえばよい。また、これらを磁
性粉末およびバインダー樹脂、その他の添加剤とともに
混練して磁性インキｆｊｃｆ￥９、ポリエステルフィル
ム上などに磁性７１形成してもよい。また、バインダー
樹脂とこれら潤滑剤を混練し、適当な溶媒で希釈し、予
め形成した磁性層に極く薄く塗布してもよい。
、これを適当な溶媒などに溶解して、それを予め形成し
た磁性層に塗布、もしくは噴霧するか、または磁性層全
上記溶液中に浸漬して行なえばよい。また、これらを磁
性粉末およびバインダー樹脂、その他の添加剤とともに
混練して磁性インキｆｊｃｆ￥９、ポリエステルフィル
ム上などに磁性７１形成してもよい。また、バインダー
樹脂とこれら潤滑剤を混練し、適当な溶媒で希釈し、予
め形成した磁性層に極く薄く塗布してもよい。
実施例の説明
以下、本発明の実施例について説明する。
（実施例１）
以上の組成物Ｖ′Ｃ表１の試料１〜２４に示す割合の潤
滑剤全配合し、これらをボールミルてａ性インキを作り
、７５μｍ厚のポリエステルフィルムの両面に乾燥厚が
２．ｏμｍとなるように塗布し、乾燥後カレンダー処理
，硬化金してから円′盤上Ｖこ打抜く。この円盤の両面
金さらに平滑：て研摩して磁気ディスク全作製した。
滑剤全配合し、これらをボールミルてａ性インキを作り
、７５μｍ厚のポリエステルフィルムの両面に乾燥厚が
２．ｏμｍとなるように塗布し、乾燥後カレンダー処理
，硬化金してから円′盤上Ｖこ打抜く。この円盤の両面
金さらに平滑：て研摩して磁気ディスク全作製した。
（実施例２）
以上の組成物に表２の試料２８〜３７に示す割合の潤滑
剤を配合し、これをベイントコ／ディジ、 −）−−（
Ｒｅａ Ｄ６ｖｉ１社製）にて、２時間シェークして塗
料全作製した。
剤を配合し、これをベイントコ／ディジ、 −）−−（
Ｒｅａ Ｄ６ｖｉ１社製）にて、２時間シェークして塗
料全作製した。
スパッタ法により、コバルト−クロム合金を厚みが０．
５μｍＶＣなるようにポリエステルフィルム上に形成し
、円盤状に打ち抜き、磁気ディスクを１ 作製し
、上記の塗料をスピンコーティング法で厚み０．２μｍ
によるように塗布した。
５μｍＶＣなるようにポリエステルフィルム上に形成し
、円盤状に打ち抜き、磁気ディスクを１ 作製し
、上記の塗料をスピンコーティング法で厚み０．２μｍ
によるように塗布した。
（比較例１）
実施例１と同様に、従来より用いられているｈ旨肪酸、
流動パラフィンを潤滑剤ｌとして用い、磁気ディスク全
作製した。そのへ己合は表１の試料２５〜２了に示す。
流動パラフィンを潤滑剤ｌとして用い、磁気ディスク全
作製した。そのへ己合は表１の試料２５〜２了に示す。
（比１紋例２）
実施例２と同様に従来より用いられている５旨肪酸、流
動パラフィンを潤滑前１１として用い、磁気ディスクを
作製した。その配合は表２の試料３８゜３９に示す。
動パラフィンを潤滑前１１として用い、磁気ディスクを
作製した。その配合は表２の試料３８゜３９に示す。
（以下余 白）
実施例、比較例で得られた磁気ディスクについて耐久性
を調べるため、各磁気ディスクを不織布を裏打ちしたポ
リ塩化ビニルのジャケットに収納し、記録再生装置に装
填し、再生出力を観察した。
を調べるため、各磁気ディスクを不織布を裏打ちしたポ
リ塩化ビニルのジャケットに収納し、記録再生装置に装
填し、再生出力を観察した。
実施例１．比較例１で得られた磁気ディスクの耐久性評
価に用いた記録再生装置は、ヘッド圧力２０ ｙ／ ｃ
ｄで周速１’ｊ １．５ ｎ／ ５ｅ３０である。実施
例２、比較例２で得られた磁気ディスクについては、ヘ
ッド圧３０９／ｃｄで周速は１．５７ＴＬ１５６０であ
る。
価に用いた記録再生装置は、ヘッド圧力２０ ｙ／ ｃ
ｄで周速１’ｊ １．５ ｎ／ ５ｅ３０である。実施
例２、比較例２で得られた磁気ディスクについては、ヘ
ッド圧３０９／ｃｄで周速は１．５７ＴＬ１５６０であ
る。
それぞれの条件で磁気ディスクを装填した記録再生装置
を運転し、一定時間後の出力低下、ドロップアウトの発
生、磁気ヘッドの汚損を調べた。その結果を表３１表４
に示す。
を運転し、一定時間後の出力低下、ドロップアウトの発
生、磁気ヘッドの汚損を調べた。その結果を表３１表４
に示す。
（以 下金 白）
表３−２
表４ 初期出力は試料３９を１００とする）（その
他は１００時間後のものである この表３１表４から明らかなように、プロピレングリコ
ール、あるいはグリセリンと脂肪酸のエステル類を含ま
ない磁気ディスク（試料２５〜２７．３８．３９）は、
磁性層の摩耗による再生出力の低下が激しく、ドロップ
アウトの発生も多かった。これに対し、本発明によるも
のは、再生出力の低下もほとんどが１０％以下という優
れた耐久性を有する。
他は１００時間後のものである この表３１表４から明らかなように、プロピレングリコ
ール、あるいはグリセリンと脂肪酸のエステル類を含ま
ない磁気ディスク（試料２５〜２７．３８．３９）は、
磁性層の摩耗による再生出力の低下が激しく、ドロップ
アウトの発生も多かった。これに対し、本発明によるも
のは、再生出力の低下もほとんどが１０％以下という優
れた耐久性を有する。
発明の効果
以上のように本発明によれば、長時間使用しても磁性層
表面の潤滑性が低下せず、走行が安定した耐久性に優れ
た磁気記録媒体を得ることができる０
表面の潤滑性が低下せず、走行が安定した耐久性に優れ
た磁気記録媒体を得ることができる０
Claims (1)
- プロピレングリコールまたはグリセリンと炭素数１２以
上の高級脂肪酸とからなる脂肪酸エステル類を少なくと
も１種類含む磁性層を有することを特徴とする磁気記録
媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59170620A JPS6150215A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59170620A JPS6150215A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6150215A true JPS6150215A (ja) | 1986-03-12 |
Family
ID=15908244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59170620A Pending JPS6150215A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6150215A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61198422A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-02 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
| US5688591A (en) * | 1993-12-27 | 1997-11-18 | Tdk Corporation | Magnetic recording medium containing an unsaturated fatty acid diester of a dihydric alcohol |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP59170620A patent/JPS6150215A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61198422A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-02 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
| US5688591A (en) * | 1993-12-27 | 1997-11-18 | Tdk Corporation | Magnetic recording medium containing an unsaturated fatty acid diester of a dihydric alcohol |
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