JP6784154B2 - 板状針、ムーブメント、時計および板状針の製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の好適な形態に係る時計100の平面図である。本実施形態の時計100は、利用者の手首に装着される腕時計であり、ムーブメント50と文字板60とを具備する。時計100は、機械式および電池式の何れでもよい。ムーブメント50は、時刻を指示する複数の指針90と板状針1とを駆動する駆動機構である。本実施形態のムーブメント50は、裏蓋(図示略)と文字板60との間に設置され、複数の指針90(秒針、分針および時針)と板状針1と動力装置と駆動輪列とを具備する。動力装置は、電池または香箱であり、駆動輪列を駆動させるための駆動力を発生する。駆動輪列は、歯車およびカナを含む複数の車を具備し、動力装置が発生した動力を複数の指針90と板状針1とに伝達する。複数の指針90の各々は、駆動輪列の複数の車のうち、指針90が表わす時間単位に対応した回転数で回転する車の軸(以下「回転軸」という)の先端に固定され、文字板60を挟んで動力装置とは反対側に設置される。
以下、板状針1の製造方法について説明する。以下の説明では、図3に例示されたZ方向を想定する。Z方向は、例えば板状針1の中心軸Gに平行な方向である。文字板60の表面に垂直な方向(あるいは板状針1が固定される回転軸の方向)をZ方向として把握することも可能である。図3に例示される通り、Z方向における一方側をZ1側(文字板60側)と表記するとともに他方側をZ2側(裏蓋側)と表記する。図3は、取付部材30を表示板10の貫通孔14に挿入した状態(表示板10の固定前)における、図2の表示板10の中心点を通るIII−III線での断面図である。本実施形態の取付部材30は、支持部32と軸部36とカシメ部34と取付孔Sとを含み、例えば金属により形成される。支持部32は、表示板10の表示面12に接していて、取付部材30のうち表示面12側(Z1側)の端部である。軸部36およびカシメ部34は、表示板10の表示面12を挟んで支持部32とは反対側に位置する。軸部36は、取付部材30のうち支持部32とは反対側(Z2側)の端部である。カシメ部34は、支持部32と軸部36との間に軸部36と連結するように形成される。以上の説明から理解される通り、Z1側から支持部32、表示板10、カシメ部34、および軸部36の順序で位置する。取付孔Sは、取付部材30のうち軸部36側(Z1側)の端部から支持部32に向って中心軸Gに沿うように形成される。本実施形態の取付孔Sは、取付部材30を貫通する。取付孔Sには、表示板の固定後に、駆動輪列の車の回転軸が軸部36側(Z2側)の端部から挿入される。
以上に例示した態様は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
Claims (6)
- 表示面を含み貫通孔が形成された表示板と、
前記貫通孔に挿入された取付部材とを具備し、
前記取付部材は、
前記表示板の表示面に接している支持部と、
前記表示板を挟んで前記支持部とは反対側に位置するカシメ部と、
当該取付部材のうち前記カシメ部側の端部から前記支持部に向って形成されて軸が挿入される取付孔とを含み、
前記表示板は、前記カシメ部と前記支持部との間に前記カシメ部によりカシメ固定され、
前記取付孔は、前記カシメ部側に位置する第1部分と、前記支持部側に位置する第2部分とを含み、前記第2部分は前記第1部分よりも大径の部分を含む
板状針。 - 前記支持部の側面には当該支持部を把持するための把持部が形成される
請求項1の板状針。 - 前記カシメ部は、前記取付孔の全周にわたり円筒状に形成される
請求項1または請求項2の板状針。 - 請求項1から請求項3の何れかの板状針を具備する
ムーブメント。 - 請求項4のムーブメントを具備する
時計。 - 表示面を含み貫通孔が形成された表示板と、前記貫通孔に挿入された取付部材とを具備する板状針の製造方法であって、
前記取付部材は、
前記表示板の表示面に接している支持部と、
前記表示板を挟んで前記支持部とは反対側に位置するカシメ部と、
当該取付部材のうち前記カシメ部側の端部から前記支持部に向って形成されて軸が挿入される取付孔とを含み、
前記取付孔は、前記カシメ部側に位置する第1部分と、前記支持部側に位置する第2部分とを含み、前記第2部分の径は前記第1部分の径より大きく、
前記カシメ部と前記支持部との間に、前記カシメ部により前記表示板をカシメ固定する工程を含む
板状針の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016228745A JP6784154B2 (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 板状針、ムーブメント、時計および板状針の製造方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018084530A JP2018084530A (ja) | 2018-05-31 |
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EP3819715A1 (fr) * | 2019-11-05 | 2021-05-12 | Blancpain SA | Systeme de fixation et/ou d'extraction d'un cadran |
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2016
- 2016-11-25 JP JP2016228745A patent/JP6784154B2/ja active Active
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