JP3394455B2 - 微生物脱臭方法及び該脱臭装置 - Google Patents

微生物脱臭方法及び該脱臭装置

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  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造工場、化学工
場、食品加工工場、有機性廃棄物のコンポスト化プラン
ト、下水処理場、畜舎等で発生する臭気の処理に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の微生物脱臭方法では、図2に示す
ように、箱形形状からなる微生物脱臭槽21を使用して
おり、該脱臭槽21では、底部に通水性の棚部21a、
天井部に臭気導入部22が設けられている。そして脱臭
槽21内には、前記棚部21aで支持された微生物担体
23が収容されている。また、脱臭槽21の棚部21a
下には、水受け部21bが確保されているとともに脱臭
されたガスを排出する排気ダクト24が設けられてい
る。前記水受け部21bには、水回収管25を介して貯
水タンク26が連結されており、該貯水タンク26に
は、ポンプ27および散水管28からなる循環装置が接
続され、該散水管28は、担体23の上方に配置した散
水設備29に接続されている。上記装置を用いて臭気を
分解処理する場合には、臭気導入部22から臭気を脱臭
槽21内に導入し、担体23に担持されて増殖した微生
物で臭気成分を分解する。この際には、微生物の活動を
活発化させるように散水設備29から担体23に向けて
散水を行っている。散水は、棚部21aを通って水受け
部21bに至り、水回収管25、貯水タンク26、ポン
プ27によって散水設備29に循環供給されて、散水に
再利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋳造工場、
化学工場、食品加工工場、有機性廃棄物のコンポスト化
プラント、下水処理場、畜舎等では、アンモニアと他の
悪臭物質とが混在した複合臭気が発生することがある。
しかし、この複合臭気を上記した微生物脱臭槽で処理す
るのは非常に困難である。これはアンモニアを処理する
硝化細菌と、他の悪臭物質を分解する微生物とを同一脱
臭槽内に添加して共存させた場合、硝化細菌は他の臭気
を分解する菌と比べて増殖速度が遅く、しかも他の悪臭
物質(例えば、フェノール類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、アルデヒド類等の有機化合物)により生育阻害
を受けてアンモニアを十分に分解することができず、ま
た上記有機物を分解する菌はアンモニアによって阻害を
受けてその他の悪臭物質を十分に分解することができな
いためである。そこで、従来は、アンモニアを酸洗浄等
で予め除去した後、他の臭気成分(主に有機化合物)を
微生物で処理していた。
【0004】しかし、上記方法は、薬液洗浄法と微生物
脱臭法との組合せのため、微生物脱臭法のメリットであ
る、維持管理が容易で、環境に優しく、さらにランニン
グコストが安い等の特徴が薬液洗浄法の採用によって損
なわれ、微生物脱臭法のメリットが十分に発揮されない
という問題がある。本発明は、上記問題を解決すること
を基本的な目的とし、微生物脱臭によってアンモニアを
含む複合臭気を効果的に脱臭することができる微生物脱
臭方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】我々は上記問題を解決す
べく、鋭意研究を行った結果、次の方法及び装置を発明
したものである。すなわち、本発明の微生物脱臭方法の
うち第1の発明は、アンモニアとその他の臭気物質を含
む複合臭気を、直列に接続された2槽以上の脱臭槽で脱
臭処理する微生物脱臭方法において、前段に耐アルカリ
性有機化合物分解菌の生育に適した微生物担体を収容し
アンモニア以外の臭気を主に処理し、2段目以降に硝
化細菌の生育に適した微生物担体を収容して主にアンモ
ニアを処理することを特徴とする。第2の発明の微生物
脱臭方法は、第1の発明の微生物脱臭方法において、被
処理対象の複合臭気中に含まれるアンモニアガスの濃度
が5ppm以上であることを特徴とする。第3の発明の
微生物脱臭方法は、第1または第2の発明の微生物脱臭
方法において、脱臭槽内に散水を行うとともに、散水し
た水の一部又は全部を回収して散水に循環使用すること
を特徴とする。
【0006】次に、本発明の微生物脱臭装置は、アンモ
ニアとその他の臭気物質を含む複合臭気を処理するべ
く、脱臭槽を2槽以上直列に接続した微生物脱臭装置に
おいて、前段の脱臭槽に耐アルカリ性有機化合物分解菌
が添加され、2段目以降の脱臭槽に硝化細菌が添加され
ていることを特徴とする。第2の発明の微生物脱臭装置
は、第1の発明の微生物脱臭装置において、担体に散水
する散水設備と、散水した水を回収する貯水タンクと、
該貯水タンクに回収された水を繰り返し散水設備に供給
する循環装置とを有することを特徴とする。
【0007】本発明の方法および装置は、先ず前段でア
ンモニア以外の臭気を処理し、その後に残ったアンモニ
アを処理する方法である。これには、アルカリ(pH8
〜9)環境でも脱臭性能を発揮できる有機化合物分解菌
(例えば、Pseudomonas属、Arthrobacter等)と、アン
モニアを酸化できる硝化細菌(例えば、Nitrosomonas、
Nitrosococcus等)を用いる。
【0008】一槽目では、アンモニア以外の臭気、特に
有機化合物臭気を分解させるべく、耐アルカリ性有機化
合物分解菌の生育に適した微生物担体を収容する。この
担体としては、中性付近のpH、有機化合物、例えばフ
ェノールの吸着能を有する等の性質を有しており、よっ
て耐アルカリ性有機化合物分解菌の生育に適したカーボ
ン系である木炭、活性炭、コークス、これらを含む合成
物を挙げることができ、この担体に上記耐アルカリ性有
機化合物分解菌を添加する。
【0009】二槽目以降では、アンモニアを分解させる
べく、硝化細菌の生育に適した微生物担体を収容する。
この担体としては、NH吸着能、中性付近のpH等の
性質を有しており、よって硝化細菌の生育に適したSi
−Al系多孔質やAl多孔質等を挙げ
ることができる。この担体には、上記した硝化細菌を添
加する。なお、脱臭槽の槽数は3槽以上であってもよ
く、3槽目以降においても上記2槽目と同様に、硝化細
菌の生育に適した担体を充填して該細菌を添加する。こ
の3槽目以降では、全て2槽目と同様の担体、細菌を用
いてもよいが、2槽目と異なる種別の担体や細菌を用い
たり、または3槽目以降で互いに異なる種別の担体や細
菌を用いるものであってもよい。
【0010】また各脱臭槽では、微生物に必要な水分の
補給と生成物の洗浄を行うために散水装置を備えること
ができ、該散水においては水を循環使用する。なお、散
水装置の構成や、散水方法は本発明としては特に限定さ
れるものではなく、要は、担体に向けて必要な水を散布
できるものであればよい。散水の結果、担体収納層を通
過した水は、一部または全部を回収して、ポンプ等の循
環手段によって脱臭槽に再利用する。上記散水の循環使
用では、通常は、回収した水を貯水タンク等に一旦貯め
て散水に供するが、このような貯水を行わないで、直
接、循環装置によって散水してもよい。
【0011】すなわち、本発明の装置によれば、一槽目
で耐アルカリ性有機化合物分解菌が増殖し、二槽目以降
で硝化細菌が増殖する。そして、耐アルカリ性有機化合
物分解菌が増殖した一槽目の脱臭槽に、アンモニアを含
む複合臭気を導入すると、アンモニアによる阻害を受け
ることなく有機化合物分解菌が活発に活動して、主とし
てアンモニア以外の臭気が分解される。一方、硝化細菌
が増殖した2槽目以降の脱臭槽に、上記一槽目の脱臭槽
を通過した臭気を導入すると、硝化細菌が活発に活動し
て臭気中のアンモニアを分解して脱臭する。この方法に
よれば、一槽目で有機化合物を極力分解するので二槽目
以降で硝化細菌が十分に増殖することができ、例えば5
ppm以上の濃度でアンモニアを含む複合臭気において
もアンモニアを良好に分解することができる。なお、本
発明の装置および方法が適用される分野は特に限定され
るものではなく、上記した被処理複合臭気が発生する分
野であれば、全てに適用が可能である。
【0012】
【発明の実施形態】以下に本発明の一実施形態を図1に
基づき説明する。この脱臭装置は、2段の脱臭槽を有し
ており、一段目の脱臭槽1は、箱形形状からなり、その
底部に通水性の棚部1aを有するとともに、天井部に臭
気導入部2が設けられており、該臭気導入部2は、図示
しない臭気源および送風装置に接続されている。また、
該脱臭槽1内には、前記棚部1aで支持するようにして
微生物担体3が収容されている。この微生物担体3は、
耐アルカリ性有機化合物分解菌が生育しやすいカーボン
系特殊担体で構成されており、該担体に耐アルカリ性有
機化合物分解菌としてPseudomonas属菌が添加されてい
る。さらに、脱臭槽1の棚部1a下には、水受け部1b
が確保されているとともに側部に次段の臭気導入部12
と連結される排気ダクト4が設けられており、前記水受
け部1bには、水回収管5を介して貯水タンク6が連結
されている。該貯水タンク6には、ポンプ7および散水
管8からなる循環装置が接続されており、該散水管8
は、担体3の上方に配置した散水設備9に接続されてい
る。
【0013】また、第2段目の脱臭槽11も上記とほぼ
同様の構成を有しており、前記した排気ダクト4に接続
された臭気導入部12と、脱臭槽下部に設けられた排気
ダクト14と棚部11aおよび水受け部11bとを有し
ており、棚部11a上には微生物担体13が充填されて
いる。この担体13は、硝化細菌が生育しやすいSiO
−Al系多孔質担体からなり、該担体13に硝
化細菌としてNitrosomonas等が添加されている。また、
この脱臭槽11においても、水受け部11bには水回収
管15を介して貯水タンク16が備えられており、該貯
水タンク16には、前段と同様に循環装置であるポンプ
17および散水管18が接続されている。該散水管18
は、担体13上に配置した散水設備19に接続されてい
る。なお、上記脱臭槽1、11は水回収部1b、11b
と水回収管5、15とによって水の回収を行っている
が、水を回収するための構造が上記に限定されるもので
はなく、適宜の構造を選定することができ、要は散水さ
れた水を効率的に回収できるものであればよい。
【0014】次に、上記脱臭装置を用いた脱臭方法につ
いて説明する。上記の直列された2段の脱臭槽1、11
に、アンモニアおよび有機化合物を含む複合臭気を導入
すると、先ず、臭気は、一槽目で臭気導入部2から脱臭
槽1内に導入され、その内部で担体3に担持されて増殖
したPseudomonas属菌によって臭気中に含まれる有機化
合物成分が分解され、該成分による臭気が大幅に減少す
る。この際には、図示しない新水供給部を通して散水設
備9から担体3に向けて散水する。また散水により、脱
臭槽1内で担体3の充填部分から棚部1aを通って水受
け部1bに至る水を水回収管5で回収して貯水タンク6
に貯水し、必要に応じてポンプ7を作動させて貯水タン
ク6内の水を散水管8を介して散水設備9に供給し、循
環使用する。この散水によって上記微生物が活発化し、
また、散水で一部流された微生物も再度担体3に添加さ
れることになり、脱臭性能が向上する。
【0015】上記の結果、有機化合物成分が大幅に除去
された臭気は、排気ダクト4を通って次段の脱臭槽11
における臭気導入部12から脱臭槽11内に導入され
る。この脱臭槽11では、担体13にNitrosomonas属菌
他が担持されて増殖しており、また、散水設備19で
は、上記と同様に担体13に向けて散水がなされ、また
水受け部11b、水回収管15、貯水タンク16、ポン
プ17、散水管18からなる循環装置によって散水が循
環使用されている。この槽内に導入された臭気では、ア
ンモニア成分が主となっており、上記した硝化細菌によ
ってこのアンモニア成分が分解され、また、一部に残存
した有機化合物成分も、脱臭槽11内で適度に存在する
上記有機化合物分解菌によって分解される。これらの複
合臭気が除去されたガスは、排気ダクト14から脱臭槽
外部へと排出され、さらに所望の処理や大気中への放出
がなされる。
【0016】上記により、脱臭槽1、11に導入された
複合臭気は、アンモニア、その他の成分も含めて良好に
分解されて効果的な脱臭がなされる。なお、上記実施形
態では、一槽目でカーボン系特殊担体を脱臭槽内に収容
して、この担体にPseudomonas属菌を添加し、二槽目で
SiO−Al系多孔質担体を収容して、この担
体に硝化細菌を添加したが、一槽目では耐アルカリ性有
機化合物分解菌の添加とこの微生物の生育に適した担体
の収容を行い、二槽目では、硝化細菌の添加とこの微生
物の成育に適した担体の収容を行うものであれば、各槽
における担体および微生物の種別については限定されな
い。
【0017】
【実施例】(本発明例)下記の成分を含んだ臭気を上記
した2段の脱臭槽1、11に導入して上記の脱臭方法に
より脱臭処理を行った。なお、各槽における担体と微生
物の種別を整理すると以下の通りである。 微生物担体:有機化合物用微生物担体(カーボン系特殊担件) :アンモニア用微生物担体(SiO−Al系多孔質担体 ) 添加菌 :耐アルカリ有機化合物分解菌(Pseudomonas属菌他) :硝化細菌(Nitrosomonas属菌他) 上記脱臭による入口側臭気成分濃度と出口側臭気濃度を
測定した。その結果は以下の通りである。 臭気成分 一層目入口側 アンモニア :20 ppm フェノール :1.5ppm o−クレゾール :1.6ppm ホルムアルデヒド:0.2ppm 二槽目出口側 アンモニア :検出限界以下(<O.1 ppm) フェノール :検出限界以下(<0.005ppm) o−クレゾール :検出限界以下(<0.005ppm) ホルムアルデヒド:検出限界以下(<0.01ppm)
【0018】(比較例)次に、比較例として図2に示さ
れる一段の脱臭槽21を使用してアンモニアを含む複合
臭気の脱臭を行った。なお、この脱臭槽では、微生物担
体として通常の微生物担体を使用し、添加菌としては下
水処理場活性汚泥上澄み液を使用した。このときの入口
臭気ガス成分濃度と出口側臭気ガス成分の濃度は以下の
通りであった。 脱臭槽入口側 アンモニア :14.8ppm フェノール :2.O ppm o−クレゾール :2.2ppm ホルムアルデヒド:0.4ppm 脱臭槽出口側 アンモニア :6.4ppm フェノール :1.6ppm o−クレゾール :1.4ppm ホルムアルデヒド:0.2ppm
【0019】上記に示すように、本発明例によれば、ア
ンモニア(5ppm以上)および有機化合物臭気を含む
複合臭気が良好に脱臭されており、アンモニアを含む複
合臭気においても微生物脱臭のみにより処理が可能であ
ることが明らかである。これに対し、比較例では、アン
モニアだけでなくその他の臭気成分においても十分な脱
臭がなされておらず、微生物脱臭のみでは性能的に不足
していることが明らかである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の微生物脱
臭装置によれば、アンモニアとその他の臭気物質を含む
複合臭気を処理するべく、脱臭槽を2槽以上直列に接続
した微生物脱臭装置において、前段の脱臭槽に耐アルカ
リ性有機化合物分解菌を添加し、2段目以降の脱臭槽に
硝化細菌を添加しており、また、本発明の微生物脱臭方
法によれば、前段でアンモニア以外の臭気を主に処理
し、2段目以降で主にアンモニアを処理するので、アン
モニアを含む複合臭気によってもアンモニアおよびその
他の臭気成分が効果的に分解、脱臭され、微生物脱臭の
みにより、上記の複合臭気を処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施形態における脱臭装
置を示す概略図である。
【図2】 図2は、従来の脱臭装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 脱臭槽 1b 水
受け部 2 臭気導入部 3 担
体 4 排気ダクト 5 水
回収管 6 貯水タンク 7 ポ
ンプ 8 散水管 9 散
水設備 11 脱臭槽 11b
水受け部 12 臭気導入部 13
担体 14 排気ダクト 15
水回収管 16 貯水タンク 17
ポンプ 18 散水管 19
散水設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 九軒 右典 東京都府中市日鋼町1番1 株式会社日 本製鋼所内 (56)参考文献 特開 平3−296415(JP,A) 特開 平4−371213(JP,A) 特開 平5−115742(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンモニアとその他の臭気物質を含む複
    合臭気を、直列に接続された2槽以上の脱臭槽で脱臭処
    理する微生物脱臭方法において、前段に耐アルカリ性有
    機化合物分解菌の生育に適した微生物担体を収容して
    ンモニア以外の臭気を主に処理し、2段目以降に硝化細
    菌の生育に適した微生物担体を収容して主にアンモニア
    を処理することを特徴とする微生物脱臭方法。
  2. 【請求項2】 被処理対象の複合臭気は、臭気中に含ま
    れるアンモニアガスの濃度が5ppm以上であることを
    特徴とする請求項1記載の微生物脱臭方法
  3. 【請求項3】 脱臭槽内に散水を行うとともに、散水し
    た水の一部又は全部を回収して散水に循環使用すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の微生物脱臭方法
  4. 【請求項4】 アンモニアとその他の臭気物質を含む複
    合臭気を処理するべく、脱臭槽を2槽以上直列に接続し
    た微生物脱臭装置において、前段の脱臭槽に耐アルカリ
    性有機化合物分解菌が添加され、2段目以降の脱臭槽に
    硝化細菌が添加されていることを特徴とする微生物脱臭
    装置
  5. 【請求項5】 担体に散水する散水設備と、散水した水
    を回収する貯水タンクと、該貯水タンクに回収された水
    を繰り返し散水設備に供給する循環装置とを有すること
    を特徴とする請求項4記載の微生物脱臭装置
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