JP2004275949A - 糞尿分解処理剤及び微生物の活性化による糞尿の分解処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】家畜又は人が排泄した糞尿を混合原水槽1に貯溜し、混合原水槽1内に、パイナップル果汁から抽出したブロメライン酵素にその触媒機能を促進する酵母とクエン酸水とを混合した糞尿分解処理剤を散布し、糞尿分解処理剤を散布した糞尿を、複数の処理槽2,3,4,5,6,7を順次越流させながら、糞尿中の微生物を活性化させ、この微生物の働きでその糞尿における主に有機物を分解処理して水質を浄化する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、畜産業の養豚場等から排出される糞尿や人のし尿等の糞尿について触媒を利用してその水中の微生物群を活性化させ、主に有機物等を分解して水質を浄化する糞尿分解処理剤及び微生物の活性化による糞尿の分解処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、生活排水を中心にした有機化合物、窒素酸化物、硫化物等の物質で汚染された水質を浄化する手段としては、活性汚泥法や散水ろ床法などの種々の方法が提案され、実施されている。例えば、活性汚泥法は、下水等の汚染水に空気を吹き込み、その汚染水中に好気性菌が増殖し、汚染水中の浮遊物を凝集させて沈殿させる。凝集した浮遊物は汚染水中の汚濁成分を吸着してその水質を浄化する方法である。この凝集された汚泥は焼却処分や産業廃棄物処分され環境負担を増大させている。
【0003】
また、散水ろ床法は、下水等の汚染水を好気性菌の作用によって分解処理する方法であり、砕石や多孔質材を敷いたろ床に対して汚染水を回転散水させ、その汚染水の流下によってその表面に微生物膜を発生させ、水質を浄化する方法である。この微生物膜内には多種の微生物が棲息し、汚染水中の汚濁物質を分解し、汚泥を炭酸ガス、水、窒素、アンモニア等にして水質を浄化する方法である。
【0004】
人の排泄物(人糞)について、合併分解処理槽を有する下水処理場において屎尿処理するときは、分解処理した汚泥の塊は焼却処理し、又は産業廃棄物として処分する。処理水は、河川、湖等の公共水域に放流していた。しかし、完全分解処理されていない処理水が放流されると、生態系に悪影響を及ぼすことがある。そこで、人糞を処理するときに、貯留槽の中に炭、石又は木材チップ等の接触剤を入れて生物処理をしていた。更に、塩素消毒の殺菌やオゾンで殺菌消毒していた。
一方、畜産排泄物は、例えば養豚場毎に糞を堆肥にするか、野積みしていた。尿は山間地に撒き散らしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の水質を浄化する方法は、下水、生活排水、工場排水等の汚染水を所定の処理施設に貯溜してから浄化する方法であるために汚水の浄化や汚泥分解ができる処理量が低いという問題を有していた。
【0006】
汚染水を所定の処理施設に貯溜してから分解処理するために、その汚染水から発生する腐敗臭、メタン臭、硫化水素の硫黄臭、生ごみ臭、畜産糞尿臭が、その処理施設周辺に不快な臭気が周辺の環境を悪化させるという問題を有していた。
【0007】
畜産排泄物の処理について、これまでのように野積みや、廃棄処理が法規制されるようになる。なお、全ての畜産農家が糞尿を堆肥化をすれば、大量の余剰堆肥が生じるおそれがある。この堆積汚泥は、2m、3mと深い場合には分解速度が遅くなるために、その完全に分解されていない糞尿が河川、湖沼、沿岸などが流れ込むと、水質汚染の一因にもなり、環境悪化の原因になるという問題を有していた。富栄養化の主要因である窒素、燐が高濃度で放流されるために、湖沼、池、ダムのアオコ発生源になるという問題も有している。
【0008】
上記従来の人糞の処理方法では、殺菌処理するために人糞中の生物が死滅して臭気が残存していた。しかし、この残存した臭気を臭気取り剤を使用しても完全に除去することができなかった。また、凝集剤や接触剤を使用しているので、その処理水には強い刺激臭が残存していた。更に、その処理水にも濁りがあるために、この処理水を再利用する者にとっては不快なものになっているという問題を有していた。
【0009】
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、天然酵素を用いて微生物を活性化することにより、この微生物で糞尿中の有機化合物、窒素等を分解して水質を浄化することができ、更に富栄養化の原因であり、減少化は困難と言われている燐も同化し、効率良く処理することができる糞尿分解処理剤及び微生物の活性化による糞尿の分解処理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の糞尿分解処理剤によれば、家畜又は人が排泄した糞尿を分解処理することにより、その処理水の水質を浄化する液状の糞尿分解処理剤であって、貯溜した糞尿に供給して微生物を活性化させ、その微生物で糞尿に含まれる主に有機化合物を分解して水質を浄化する、パイナップル果汁から抽出したブロメライン酵素に、該糞尿の微生物を活性化させる触媒機能を促進するクエン酸水を混合した、ことを特徴とする糞尿分解処理剤が提供される。
【0011】
前記糞尿分解処理剤には、パントテン酸、リボフラビン、塩酸チアミン、塩酸ピリドキシン、硝酸チアミン又は砂糖を更に添加することが好ましい。
【0012】
前記糞尿分解処理剤の担体としては、粉末状のアルミナ系セラミックスが好ましい。また、前記パイナップル果汁からブロメライン酵素を抽出するときに、裁断したパイナップルを深層水に混入することが好ましい。
【0013】
上記発明の糞尿分解処理剤では、ブロメライン酵素に糞尿中の微生物を活性化させる触媒機能を促進する酵母とクエン酸水とを混合してあるので、糞尿中において失活しにくい。そこで、この糞尿分解処理剤を糞尿水に微量散布すると、3ヶ月前後で糞尿中にいる生物の生存圏のコロニー(群生)が形成され、微生物が容易に生存できるようになる。この微生物は自ら酵素を取り入れたり、体外に放出して、分解反応を営み、有機化合物、窒素酸化物、硫化物等の物質を分解し、酸化した水を還元して水質を浄化することができる。
【0014】
本発明の糞尿の分解処理方法によれば、家畜又は人が排泄した糞尿を混合原水槽(1)に貯溜し、前記混合原水槽(1)内に、パイナップル果汁から抽出したブロメライン酵素にその触媒機能を促進する酵母とクエン酸水とを混合した糞尿分解処理剤を散布し、前記糞尿分解処理剤を散布した糞尿を、複数の処理槽(2,3,4,5,6,7)を順次越流させながら、該糞尿中の微生物を活性化させ、この微生物の働きでその糞尿における主に有機化合物を分解処理して水質を浄化する、ことを特徴とする微生物の活性化による糞尿の分解処理方法が提供される。
前記糞尿分解処理剤は、前記混合原水槽(1)及び処理槽内の糞尿へ滴下又は噴霧するように散布する。前記混合原水槽(1)及び処理槽(2,3,4,5,6,7)を加温することが好ましい。
【0015】
前記糞尿は、先ず混合原水槽(1)に貯溜し、嫌気処理槽(2,3,4,6)に越流させながら前記糞尿分解処理剤により順次に分解処理して水質を浄化する。前記糞尿は、先ず混合原水槽(1)に貯溜し、嫌気処理槽(2,3,4,6)と好気処理槽(5,7)に越流させながら前記糞尿分解処理剤により順次に分解処理して水質を浄化する。
【0016】
上記分解処理方法では、糞尿分解処理剤を、汚染水に滴下又は噴霧する方法であるために、混合原水槽(1)又は処理槽中に均一かつ容易に供給することができ、その糞尿中の微生物を活性化させることができる。外気が低温になると微生物の活性化が低下するので、混合原水槽(1)又は処理槽(2,3,4,5,6,7)を加温する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の糞尿分解処理剤の製造方法を示すブロック図である。
本発明の糞尿分解処理剤は、畜産業の養豚場等から排出される糞尿や人のし尿等の糞尿(汚染水)に供給して微生物を活性化させ、その微生物で有機化合物、窒素酸化物、硫化物等の物質を分解して水質を浄化する天然酵素に、この糞尿中の微生物を活性化させる触媒機能を促進する酵母を混合したものである。この天然酵素の一例としてブロメライン酵素があり、このブロメライン酵素は例えば、パイナップル果汁から抽出することができる酵素である。
【0018】
本発明の糞尿分解処理剤はブロック図に示すような方法で製造する。
ブロメライン酵素の原材料としては、青いパイナップルを使用する。青いパイナップルを使用するのは、熟れて黄色が増したパイナップルは、酵素が変性していることが多く、多くのブロメライン酵素を抽出できないからである。このパイナップルは、3〜5cm立方角にカット(細断)する。繊維質の多い芯の部分を使用する。なお、この芯の部分にブロメライン酵素が多く含有しているので、パイナップル缶を製造するときに、可食部分から切り離された芯部分のみを利用することにより缶詰製造の際に生じる残渣を減少させることができる。
【0019】
このカットしたパイナップルを抜気水又は深層水に混入して、パイナップル果汁を作る。混入する水には塩素が含まれている水道水より、抜気水又は深層水を使用するのは、透明度を上げるためである。1個のパイナップル(約1kg)に対して5リットルの抜気水等を使用する。
【0020】
次に、このパイナップル果汁にパンを作るときの生イースト菌等の酵母を混入する。例えば、5リットルのパイナップル果汁に対して、50cc(粉末で1g程度)の酵母を撹拌しながら混入する。このパイナップル果汁を55度で1時間程度加温してパイナップル水を生成する。
【0021】
なお、糞尿分解処理剤の補助剤として、パントテン酸、リボフラビン、塩酸チアミン、塩酸ピリドキシン、硝酸チアミン又は砂糖(黒砂糖)を添加することが好ましい。これらの補助剤は糞尿の浄化処理を促進する作用を有するが、必ずしも添加する必要はない。
【0022】
更に、触媒機能を促進するクエン酸(30g程度)を水に粉末状のアルミナ系セラミックス(30g程度)と共に撹拌しながら混入し、80度で1時間程度加熱してクエン酸水を生成する。この粉末状のアルミナ系セラミックスは、糞尿分解処理剤の担体として機能する。
【0023】
このクエン酸水の上澄み液と、上記パイナップル水の上澄み液とを混合することにより、パイナップル果汁からブロメライン酵素を抽出して糞尿分解処理剤とする。1個のパイナップルから約7リットルの糞尿分解処理剤の原液を得ることができる。この糞尿分解処理剤の原液を、3000倍から7000倍に希釈して使用する。
【0024】
本発明の糞尿分解処理剤は、天然酵素を用い、微生物を活性化させる触媒機能を促進する酵母及びクエン酸水を混合したものであれば、このパイナップル果汁から抽出したブロメライン酵素には限定されない。即ち、抽出が容易でそのコストが安価なものであれば、パパイアに所在する「パパイン」、動物細胞に所在する「カテプシン」、植物細胞に所在する「フォスファターゼ」等の多種類の酵素を利用することが可能である。
【0025】
図2は本発明の触媒反応による微生物の活性化方法のフロー図である。
本発明の糞尿分解処理剤は、ブロメライン酵素に畜産業の養豚場等から排出される糞尿や人のし尿等の糞尿(汚染水)中の微生物を活性化させる触媒機能を促進する酵母等を混合してあるので、糞尿中において失活しにくい。この糞尿分解処理剤を糞尿水に微量添加すると3〜4週間程度で、先ず悪臭が減少し、微生物が活性化し、糞尿水中にいる生物の生存圏のコロニーを形成でき、微生物が容易に生存できるようになる。この微生物は自ら酵素を取り入れたり、体外に放出して、分解反応を営み、有機化合物、窒素酸化物、硫化物等の物質を分解し、酸化した水を還元して水質を浄化することができる。
【0026】
糞尿分解処理剤は、担体と結合しているので、触媒機能を促進することができる。担体のアルミナ系セラミックスは、微生物が循環して生存しやすくなるようにプランクトンの発生を促進させる。鉄分は微生物の働きに必要であり、また金属イオンは硫化水素の働きを抑制する。
【0027】
図3は本発明の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法を実施するための処理槽を示す説明図である。
糞尿を分解処理するときは、図示例のように、上流の混合原水槽1から第一処理槽2、第二処理槽3、第三処理槽4、第四処理槽5、第五処理槽6、第六処理槽7の順に配置した処理施設において、糞尿をこれらの処理槽2〜7を順次越流させながら糞尿中の微生物を活性化させ、この微生物の働きでその糞尿における主に有機物を分解処理して水質を浄化する。
【0028】
図4は分解処理剤の投入前の混合原水槽内の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
混合原水槽1は、畜産業の養豚場等から排出される糞尿や人のし尿等の糞尿(汚染水)を貯留するための貯留槽である。この混合原水槽1には、図示するように、糞尿有機物汚泥が沈降し底部に堆積する。一方、気体はカルボン酸類の(CH3)2CHCH2COOH、CH3(CH2)3COOH、CH3(CH2)2COOHが存在する。メルカプタン類としては、CH3S、CH3SSCH3が存在する。アンモニアガス(NH3)、硫化水素(H2S)、メタンガス(CH4)、トリメチルアミン(CH3)3−Nが存在する。これらが悪臭の原因になるものである。特に、DO値(溶存酸素量)は0値に近い。
糞尿中には、大腸菌、腐敗菌、糸状菌、メタン菌、脱窒菌、硝化菌、その他の菌類が存在している。
【0029】
図5は分解処理剤を投入した後の混合原水槽内の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
この混合原水槽1に、糞尿分解処理剤を散布すると共に攪拌機8で間歇攪拌する。糞尿分解処理剤の高酸化・抗菌力の作用により、有機化合物の分解菌、消化菌、イオウ酸化菌、脱窒菌、メタン菌、有用微生物菌、リン同化菌が活性化状態になる。一方、糞尿分解処理剤の作用により、大腸菌、腐敗菌、糸状菌、その他の菌類を不活性化状態にする。
【0030】
これらの糞尿分解処理剤の高酸化・抗菌力の作用により、カルボン酸類、メルカプタン類、アンモニアガス、硫化水素、メタンガス等の臭気物質を減少させることができる。また、糞尿有機物汚泥を減少させることができる。
【0031】
図6は分解処理剤を投入した後の第一処理槽、第二処理槽及び第三処理槽の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
混合原水槽1内においてある程度まで分解処理した糞尿は、第一処理槽2、第二処理槽3、第三処理槽4の嫌気処理槽において、4日から7日間滞留して臭気物質については完全に減少させると共に、糞尿有機物汚泥を更に減少させる。
【0032】
図7は分解処理剤を投入した後の第四処理槽、第五処理槽及び第六処理槽の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
第四処理槽5の好気処理槽では、ブロー9のエアレーションにより活性微生物群の高酸化・抗菌力の作用により、有機物分解菌,脱窒菌、有用微生物群、消化菌、イオウ酸化菌、リン同化菌により有機化合物を完全分解させるために、 CO2,NO3 −,SO4 2−までに分解させる。これにより、水質の透明度も向上させる。
【0033】
第五処理槽6は、また、嫌気処理にすることで、有機化合物をCO2,NO3 −,SO4 2− までに部分分解する。これにより、水質の透明度も向上させることができる。
【0034】
この糞尿分解処理剤の滴下量は制御装置(図示していない)により自動制御することができる。例えば、処理槽中のBOD値とCOD値を測定し、その測定値から水質の分解処理状況を判断し、その水質の汚染度に関する数値から、水質回復状態を判断して、必要な滴下量を計算してその量の糞尿分解処理剤を滴下する。
【0035】
第六処理槽7の好気処理槽では、ブロー9のエアレーションにより活性微生物群の高酸化・抗菌力の作用により、硫化水素ガス、アンモニアガス等を完全に消費することができ、水質の分解処理が完了する。このとき、溶存酸素が上昇し、濁度が減少する。浄化水を河川、湖沼等の公共水域に放流する。勿論、この浄化水を水耕栽培用に利用したり、畜舎内の洗浄水に利用することができる。
【0036】
一方、底部では、堆積した汚泥の中で有用微生物群やメタン菌、有機物分解菌のイオウ細菌の活性化で分解が完了し硫化水素ガスや有機物、有機化合物を更に分解するようになる。
【0037】
なお、上述した例では、1機の混合原水槽1と6の処理槽2,3,4,5,6,7を配置した処理施設の構成について詳述したが、本発明はこのような実施の形態に限定されない。例えば、水処理施設では糞尿分解処理剤を散布して供給することができ、糞尿分解処理剤が液体であるために、種々の構成の施設に対応することができる。
【0038】
図8から図12は糞尿分解処理剤テストによる各水質汚濁に関する数値の変化を示すものである。図示上において、実線はこの汚染水に糞尿分解処理剤を供給した後の変化量を示すものである。横軸は時間経過を示し、縦軸は変化量を示す。
図8は糞尿分解処理剤テストによるBODの状況変化を示すグラフである。
図示するように、汚染水に糞尿分解処理剤を供給することにより、その糞尿中のBOD(生物化学的酸素要求量)が極端に減少する。最初の2週間で臭気の減少が始まり、BOD値も極端に減少し、14週間程度で糞尿の分解処理が進展したことを意味する。
【0039】
図9は糞尿分解処理剤テストによるCODの状況変化を示すグラフである。
糞尿中に糞尿分解処理剤を供給することにより、糞尿中のCOD(化学的酸素要求量)が極端に減少する。最初の2週間で臭気の減少が始まり、COD値も極端に減少し、14週間程度で糞尿の分解処理が進展したことを意味する。
【0040】
図10は糞尿分解処理剤テストによるTKNの状況変化を示すグラフである。
糞尿中に糞尿分解処理剤を供給することにより、糞尿中の窒素の含有量を確認するためのTKN値(全ケルダール窒素含有量)が低下すると同時に、有機汚泥の量が減少する。
【0041】
図11は糞尿分解処理剤テストによるSSの状況変化を示すグラフである。
糞尿中に糞尿分解処理剤を供給することにより、糞尿中の生物数を確認するためのSS値(懸濁物質及び蒸発残留物)が減少し、汚泥の堆積が低下する。
【0042】
図12は糞尿分解処理剤テストによるT−Pの状況変化を示すグラフである。
糞尿中に糞尿分解処理剤を供給することにより、糞尿中の燐の含有量を確認するためのT−P値(トータル燐含有量)が低下すると同時に、有機汚泥の量が減少する。
【0043】
図13は処理槽の他の実施の形態を示すものであり、埋め込み式設置型の説明図である。
上流の混合原水槽1から嫌気槽2、嫌気槽2、点滴装置10を具備した嫌気槽4、次に爆気処理する浄化槽11、浄化槽12、再度爆気処理する浄化槽13の順に配置することも可能である。処理する糞尿は越流方式により隣接する処理に移送するようになっている。爆気処理するロータリーブロワー9の処理能力(エア噴出量)は、飼育頭数、即ち排出される糞尿処理量により決定される。
【0044】
この処理施設における冬場対策として、各処理層内に例えば電気温水器やボイラー保温による槽内循環式の保温設備を備えることが望ましい。保温温度は15℃から35℃までとし、微生物を活性化し得る適温温度内で保温することにより、有機物を効率よく分解させることができる。
【0045】
図14は処理槽の更に他の実施の形態を示すものであり、地上設置型の説明図である。
この地上設置型の施設も混合原水槽1から嫌気槽と浄化槽を順に配置し、更に点滴装置10やロータリーブロワー9の配置は上述した構成と同じである。この形態では混合原水槽1と嫌気槽と浄化槽を密着するように隣接し、それぞれの処理層の上部に連通孔14を設け、この連通孔14から処理する糞尿を越流方式で移送する。このように構成することで処理施設全体をコンパクト化することができる。
【0046】
図15は埋め込み式設置型の処理槽の構造に関する他の実施の形態を示す拡大説明図である。
糞尿を、隣接する嫌気槽2、好気槽5又は浄化槽10等の処理槽の下流側に越流方式により移送するときに、その糞尿が下流の処理槽における上槽部分のみを移動して糞尿を均一に分解処理できないときがある。そこで、下流側の処理槽に糞尿を移送したときに、その処理槽の下部まで移送してこの糞尿を、下流側の処理槽において均一分解処理できるように、下流の処理槽に間仕切り板15を上流の処理槽近くに設けている。この間仕切り板15は、処理槽の上部から下方に向けて板状の部材を垂らすように設けたものであり、移送される糞尿は間仕切り板15の下端縁より下を通過するようになっている。この間仕切り板15が、糞尿の上槽部分のみの移動を邪魔することにより、糞尿は処理槽の下部へ供給されるようになっている。
【0047】
図16は地上設置型の処理槽の構造に関する他の実施の形態を示す拡大説明図である。
同様に、埋め込み式設置型の下流の処理槽に、その連通孔14の上流の処理槽寄りに間仕切り板15を設けている。連通孔14から移送される糞尿は、この間仕切り板15に邪魔されて下流の処理槽の下部へ供給されるようになる。
【0048】
【発明の効果】
上述したように、本発明の触媒反応による糞尿分解処理剤は、天然酵素に汚染水中の微生物を活性化させる触媒機能を促進する酵母等を混合してあるので、この糞尿分解処理剤を糞尿中に供給すると糞尿中にいる微生物が容易に生存できるようになり、この微生物は自ら酵素を取り入れたり、体外に放出して、分解反応を営み、有害物質等を分解し、酸化した水を還元して水質を浄化することができる。処理水は糞尿に含まれる有機物を分解して濁りのない、臭気のない水にして中水として再利用することができる。また、河川等の公共水域に放流しても汚染することがなく、水資源を守ることができる。
【0049】
また、糞尿分解処理剤は、従来の人糞処理に用いていた接触剤やオゾンなどを使用しないで糞尿を完全に分解して綺麗な水まで処理できるので、この処理水を再利用できる。即ち、接触剤やオゾンなどを使用していないために中水として利用できるため、その処理水を公共水域に放流廃棄するだけでなく、水稲栽培、各育成栽培等の再利用でき、その利用範囲が広い。
【0050】
本発明の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法は、微生物を活性化することにより、この微生物で汚泥と水中の有機化合物等の有害物質を分解して水質を浄化することができる。堆肥にすることが難しい水分の多い豚の糞尿について、完全分解して臭気を無くすことで地域住民の生活条件を守ることができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糞尿分解処理剤の製造方法を示すブロック図である。
【図2】本発明の触媒反応による微生物の活性化方法のフロー図である。
【図3】本発明の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法を実施するための処理槽を示す説明図である。
【図4】分解処理剤の投入前の混合原水槽内の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
【図5】分解処理剤を投入した後の混合原水槽内の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
【図6】分解処理剤を投入した後の第一処理槽、第二処理槽及び第三処理槽の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
【図7】分解処理剤を投入した後の第四処理槽、第五処理槽及び第六処理槽の糞尿の分解処理システムを説明する説明図であり、上段に気圏、中段に水圏を形成し、更に最下段に堆積汚泥を示す。
【図8】糞尿分解処理剤テストによるBODの状況変化を示すグラフである。
【図9】糞尿分解処理剤テストによるCODの状況変化を示すグラフである。
【図10】糞尿分解処理剤テストによるTKNの状況変化を示すグラフである。
【図11】糞尿分解処理剤テストによるSSの状況変化を示すグラフである。
【図12】糞尿分解処理剤テストによるT−Pの状況変化を示すグラフである。
【図13】処理槽の他の実施の形態を示すものであり、埋め込み式設置型の説明図である。
【図14】処理槽の更に他の実施の形態を示すものであり、地上設置型の説明図である。
【図15】埋め込み式設置型の処理槽の構造に関する他の実施の形態を示す拡大説明図である。
【図16】地上設置型の処理槽の構造に関する他の実施の形態を示す拡大説明図である。
【符号の説明】
1 混合原水槽
2 第一処理槽(嫌気処理槽)
3 第二処理槽(嫌気処理槽)
4 第三処理槽(嫌気処理槽)
5 第四処理槽(好気処理槽)
6 第五処理槽(嫌気処理槽)
7 第六処理槽(好気処理槽)
8 攪拌機
9 ブロー
Claims (15)
- 家畜又は人が排泄した糞尿を分解処理することにより、その処理水の水質を浄化する液状の糞尿分解処理剤であって、
貯溜した糞尿に供給して微生物を活性化させ、その微生物で糞尿に含まれる主に有機化合物を分解して水質を浄化する、パイナップル果汁から抽出したブロメライン酵素に、
該糞尿の微生物を活性化させる触媒機能を促進するクエン酸水を混合した、
ことを特徴とする糞尿分解処理剤。 - 前記糞尿分解処理剤にパントテン酸を更に添加した、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記糞尿分解処理剤にリボフラビンを更に添加した、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記糞尿分解処理剤に塩酸チアミンを更に添加した、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記糞尿分解処理剤に塩酸ピリドキシンを更に添加した、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記糞尿分解処理剤に硝酸チアミンを更に添加した、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記糞尿分解処理剤に砂糖を更に添加した、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記糞尿分解処理剤の担体が粉末状のアルミナ系セラミックスである、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 前記パイナップル果汁からブロメライン酵素を抽出するときに、裁断したパイナップルを深層水に混入する、ことを特徴とする請求項1の糞尿分解処理剤。
- 家畜又は人が排泄した糞尿を混合原水槽(1)に貯溜し、
前記混合原水槽(1)内に、パイナップル果汁から抽出したブロメライン酵素にその触媒機能を促進する酵母とクエン酸水とを混合した糞尿分解処理剤を散布し、
前記糞尿分解処理剤を散布した糞尿を、複数の処理槽(2,3,4,5,6,7)を順次越流させながら、該糞尿中の微生物を活性化させ、この微生物の働きでその糞尿における主に有機化合物を分解処理して水質を浄化する、ことを特徴とする微生物の活性化による糞尿の分解処理方法。 - 前記糞尿分解処理剤を、前記混合原水槽(1)及び処理槽内の糞尿へ滴下するように散布する、ことを特徴とする請求項9の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法。
- 前記糞尿分解処理剤を、前記混合原水槽(1)及び処理槽内の糞尿へ噴霧するように散布する、ことを特徴とする請求項9の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法。
- 前記混合原水槽(1)及び処理槽(2,3,4,5,6,7)を加温する、ことを特徴とする請求項9、10、11の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法。
- 前記糞尿は、先ず混合原水槽(1)に貯溜し、嫌気処理槽(2,3,4,6)に越流させながら前記糞尿分解処理剤により順次に分解処理して水質を浄化する、ことを特徴とする請求項9の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法。
- 前記糞尿は、先ず混合原水槽(1)に貯溜し、嫌気処理槽(2,3,4,6)と好気処理槽(5,7)とに越流させながら前記糞尿分解処理剤により順次に分解処理して水質を浄化する、ことを特徴とする請求項9の微生物の活性化による糞尿の分解処理方法。
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