JP3394378B2 - メモリのアドレス遷移検出回路 - Google Patents

メモリのアドレス遷移検出回路

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JP3394378B2
JP3394378B2 JP00404696A JP404696A JP3394378B2 JP 3394378 B2 JP3394378 B2 JP 3394378B2 JP 00404696 A JP00404696 A JP 00404696A JP 404696 A JP404696 A JP 404696A JP 3394378 B2 JP3394378 B2 JP 3394378B2
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龍洙 金
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリのアドレス遷
移検出回路に係り、特にメモリに入力されるアドレス信
号のパルス幅の長さにかかわらずメモリ内部で必要とす
るパルス幅を有するアドレス遷移検出信号を出力してメ
モリの誤動作を防止するメモリのアドレス遷移検出回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示したように、従来のメモリのア
ドレス遷移検出回路は、それぞれ入力されるチップ選択
信号CSb及びアドレス信号ADをノアリングするNO
Rゲート1と、前記NORゲート1から出力された信号
をラッチさせ相異なる位相を有するラッチ信号LS1、
LS2をそれぞれ出力するラッチ部2と、前記ラッチ部
2からそれぞれ出力されたラッチ信号LS1、LS2を
所定時間遅延させて、遅延信号DLS1、DLS2をそ
れぞれ出力する信号遅延部3、4と、前記ラッチ部2か
らそれぞれ出力されたラッチ信号LS1、LS2及び前
記信号遅延部3、4からそれぞれ出力された遅延信号D
LS1、DLS2に応じてアドレス遷移検出信号ATD
Sを出力する信号出力部5により構成される。
【0003】前記ラッチ部2は、インバ−タ21を経て
反転された前記NORゲート1から出力された信号と入
力される信号LS2をナンドリングするNANDゲート
22と、前記NORゲート1及びNANDゲート22か
らそれぞれ出力された信号をナンドリングするNAND
ゲート23により構成される。
【0004】前記信号遅延部3は、ラッチ部2から出力
されたラッチ信号LS1を順次インバ−ティングするイ
ンバ−タ31、32により構成され、前記信号遅延部4
は、ラッチ部2から出力されたラッチ信号LS2を順次
インバ−ティングするインバ−タ41、42により構成
される。
【0005】前記信号出力部5は、ソ−ス端子に電源電
圧VCC端子が連結され、ゲート端子に前記信号遅延部
3の遅延信号DLS1ラインが連結されるPMOSトラ
ンジスタMP1と、ソ−ス端子に前記PMOSトランジ
スタングMP1のドレイン端子が連結され、各ゲート端
子に前記ラッチ部2のラッチ信号LS1ラインが共通に
連結され、互いのドレイン端子が連結されかつアドレス
遷移検出信号ATDSラインと連結されるPMOSトラ
ンジスタMP2及びNMOSトランジスタMN1と、ド
レイン端子に前記NMOSトランジスタMN1のソ−ス
端子が連結され、ゲート端子に前記信号遅延部4の遅延
信号DLS2ラインが連結され、ソ−ス端子に接地端子
が連結されるNMOSトランジスタMN2と、ソ−ス端
子に電源電圧VCC端子が連結され、ゲート端子に前記
NMOSトランジスタMN2のゲート端子が連結される
PMOSトランジスタMP3と、ソ−ス端子に前記PM
OSトランジスタMP3のドレイン端子が連結され、各
ゲート端子に前記ラッチ部2のラッチ信号LS2ライン
が共通に連結され、かつ互いのドレイン端子が連結され
かつ前記アドレス遷移検出信号ATDSラインに連結さ
れるPMOSトランジスタMP4及びNMOSトランジ
スタMN3と、ドレイン端子に前記NMOSトランジス
タMN3のソ−ス端子が連結され、ゲート端子に前記P
MOSトランジスタMP1のゲート端子が連結され、ソ
−ス端子に接地端子が連結されるNMOSトランジスタ
MN4により構成される。
【0006】以上のように構成された従来のメモリのア
ドレス遷移検出回路の動作を説明すれば、次の通りであ
る。
【0007】まず、初期状態でロー状態のチップ選択信
号CSb及びロー状態のアドレス信号ADが入力されれ
ば、NORゲート1は、それらの入力された信号CS
b、ADをノアリングしてハイ信号を出力する。
【0008】すると、ラッチ部2におけるNANDゲー
ト22は、インバ−タ21を経てロー信号に反転された
前記NORゲート1から出力された信号が一方入力端子
に印加され、他方入力端子に印加されるNANDゲート
23から出力される信号の状態にかかわらずハイ状態の
ラッチ信号LS1を出力する。
【0009】かつ、NANDゲート23は前記NORゲ
ート1から出力されたハイ信号を一方入力端子に印加さ
れ、前記NANDゲート22から出力されたハイ状態の
ラッチ信号LS1を他方入力端子に入力され、ナンドリ
ングしてロー状態のラッチ信号LS2を出力する。
【0010】そして、前記NANDゲート22から出力
されたハイ状態のラッチ信号LS1は、信号遅延部3に
おけるインバ−タ31、32を順次に経て所定時間遅延
されてハイ状態の遅延信号DLS1が出力され、前記N
ANDゲート23から出力されたロー状態のラッチ信号
LS2は、信号遅延部4におけるインバ−タ41、42
を順次に経て所定時間遅延されてロー状態の遅延信号D
LS2が出力される。
【0011】すると、信号出力部5におけるPMOSト
ランジスタMP1及びNMOSトランジスタMN4は、
それぞれのゲート端子に前記インバ−タ31、32を順
次に経て出力されたハイ信号DLS1を印加されて、そ
れぞれターンオフ、ターンオンされる。PMOSトラン
ジスタMP2及びNMOSトランジスタMN1は、それ
ぞれのゲート端子に前記NANDゲート22から出力さ
れたハイ状態のラッチ信号LS1が共通に印加され、そ
れぞれターンオフ、ターンオンされる。
【0012】そして、NMOSトランジスタMN2及び
PMOSトランジスタMP3はそれぞれのゲート端子に
前記インバ−タ41、42を順次に経て出力されたロー
信号DLS2を印加されそれぞれターンオフ、ターンオ
ンされ、PMOSトランジスタMP4及びNMOSトラ
ンジスタMN3は、それぞれのゲート端子に前記NAN
Dゲート23から出力されたロー状態のラッチ信号LS
2を共通に入力され、それぞれターンオン、ターンオフ
される。
【0013】従って、アドレス遷移検出信号ATDSラ
インを経てハイ状態のアドレス遷移検出信号ATDSを
出力する。
【0014】その後、前記ロー状態のアドレス信号AD
がハイ状態のアドレス信号ADに遷移され、そのハイ状
態に遷移されたアドレス信号ADのパルス幅が、メモリ
内部で必要とするアドレス遷移検出信号のパルス幅より
長い場合、そのパルス幅を有するハイ状態のアドレス信
号ADが入力され、ロー状態のチップ選択信号CSbが
入力されれば、前記NORゲート1はその入力された信
号CSb、ADをノアリングしてロー信号を出力する。
【0015】すると、前記NANDゲート23は一方入
力端子に前記NORゲート1から出力されたロー信号を
印加され、前記他方入力端子に印加されたハイ信号LS
1とナンドリングしてハイ信号LS2を出力し、前記N
ANDゲート22は、一方入力端子にインバ−タ21を
経て反転されたハイ信号を印加され、他方入力端子に前
記NANDゲ−チ23から出力されたハイ信号LS2を
印加されナンドリングしてロー信号LS1を出力する。
【0016】これにより、前記PMOSトランジスタM
P2及びNMOSトランジスタMN1はそれぞれのゲー
ト端子に前記NANDゲート22から出力されたロー信
号LS1を共通印加されそれぞれターンオン、ターンオ
フされ、前記PMOSトランジスタMP4及びNMOS
トランジスタMN3は、それぞれのゲート端子に前記N
ANDゲート23から出力されたハイ信号LS2を共通
に印加され、それぞれターンオフ、ターンオンされる。
【0017】そして、残りのPMOSトランジスタMP
1、MP3及びNMOSトランジスタMN2、MN4は
前記NANDゲート22、23からそれぞれ出力された
信号LS1、LS2が信号遅延部3、4を経て出力され
るまで直前のスイッチング状態に保たれるので、前記ア
ドレス遷移検出信号ATDSラインを経て出力されてい
たハイ信号ATDSは遷移され、ロー信号ATDSが出
力される。
【0018】その後、前記インバ−タ31、32を順次
に経てロー信号DLS1が出力され、前記インバ−タ4
1、42を順次に経てハイ信号DLS2が出力されれ
ば、前記PMOSトランジスタMP1及びNMOSトラ
ンジスタMN4は、それぞれのゲート端子に前記出力さ
れたロー信号DLS1を印加されて、それぞれターンオ
ン、ターンオフされ、前記NMOSトランジスタMN2
及びPMOSトランジスタMP3は、それぞれのゲート
端子に前記出力されたハイ信号DLS2を印加されて、
それぞれターンオン、ターンオフされる。
【0019】そして、残りのPMOSトランジスタMP
2、MP4及びNMOSトランジスタMN1、MN3の
スイッチング状態は直前のスイッチング状態に保たれる
ので、前記アドレス遷移検出信号ATDSラインを経て
ロー状態で出力されていたアドレス遷移検出信号ATD
Sは、ハイ状態に遷移されて出力される。
【0020】その後、前記ハイ状態のアドレス信号AD
がロー状態のアドレス信号ADに遷移されて入力され、
ロー状態のチップ選択信号CSbが入力されれば、前記
NORゲート1は、それらの入力された信号AD、CS
bをノアリングしてハイ出力信号を出力する。 する
と、前記NANDゲート23は、一方入力端子に前記N
ORゲート1から出力されたハイ信号を印加され、前記
他方入力端子に印加されたロー信号LS1とナンドリン
グしてハイ信号LS2を出力し、前記NANDゲート2
2は、一方入力端子にインバ−タ21を経て反転された
ロー信号を印加され、他方入力端子に前記NANDゲ−
チ23から出力されたハイ信号LS2を印加され、ナン
ドリングしてハイ信号LS1を出力する。
【0021】これにより、前記NANDゲート23は、
他方入力端子に前記NANDゲート22から出力された
ハイ信号LS1を印加され、前記一方入力端子に印加さ
れたハイ信号とナンドリングしてロー信号LS2を出力
する。
【0022】従って、前記PMOSトランジスタMP2
及びNMOSトランジスタMN1は、それぞれのゲート
端子に前記NANDゲート22から出力されたハイ信号
LS1を共通に印加されて、それぞれターンオフ、ター
ンオンされ、前記PMOSトランジスタMP4及びNM
OSトランジスタMN3は、それぞれのゲート端子に前
記NANDゲート23から出力されたロー信号LS2を
共通に印加されて、それぞれターンオン、ターンオフさ
れる。
【0023】そして、前記NANDゲート22、23か
らそれぞれ出力された信号LS1、LS2が信号遅延部
3、4を経てそれぞれ出力されるまで、残りのPMOS
トランジスタMP1、MP3及びNMOSトランジスタ
MN2、MN4は直前のスイッチング状態に保たれるの
で、前記アドレス遷移検出信号ATDSラインを経てハ
イ状態に出力されたアドレス遷移検出信号ATDSは遷
移され、ロー状態のアドレス遷移検出信号ATDSが出
力される。
【0024】その後、前記NANDゲート22から出力
されたハイ信号LS1が、前記インバ−タ31、32を
順次に経て所定時間遅延されハイ信号DLS1が出力さ
れ、前記NANDゲート23から出力されたロー信号L
S2が前記インバ−タ41、42を順次に経て所定時間
遅延されて、ロー信号DLS2が出力されれば、前記P
MOSトランジスタMP1及びNMOSトランジスタM
N4は、それぞれのゲート端子に前記インバ−タ32か
ら出力されたハイ信号DLS1を印加されて、それぞれ
ターンオフ、ターンオンされ、前記NMOSトランジス
タMN2及びPMOSトランジスタMP3は、それぞれ
のゲート端子に前記インバ−タ42から出力されたロー
信号DLS2を印加されて、それぞれターンオフ、ター
ンオンされる。
【0025】そして、残りのPMOSトランジスタMP
2、MP4及びNMOSトランジスタMN1、MN3の
スイッチング状態は直前のスイッチング状態に保たれる
ので、前記アドレス遷移検出信号ATDSラインを経て
ロー状態に出力されていたアドレス遷移検出信号ATD
Sは遷移され、ハイ状態のアドレス遷移検出信号ATD
Sが出力される。
【0026】つまり、前記アドレス信号ADがロー状態
からハイ状態に遷移される時、前記信号遅延部3の遅延
時間によりアドレス遷移検出信号ATDSのパルス幅が
決定され、前記アドレス信号ADがハイ状態からロー状
態に遷移される時、前記信号遅延部4の遅延時間により
アドレス遷移検出信号ATDSのパルス幅が決定され
る。
【0027】一方、メモリ内部で必要とするハイ状態の
アドレス遷移検出信号ATDSのパルス幅より短いパル
ス幅を有するアドレス信号ADが入力され、ロー状態の
チップ選択信号CSbが入力されれば、アドレス遷移検
出回路は、既に説明した通り動作するので、前記アドレ
ス遷移検出信号ATDSラインを経てメモリ内部で必要
とするアドレス遷移検出信号のパルス幅より短いパルス
幅を有するロー状態のアドレス遷移検出信号ATDSが
出力される。
【0028】従来のメモリのアドレス遷移検出回路は、
前記信号遅延部の遅延時間によるパルス幅より短いパル
ス幅、すなわち、メモリ内部で必要とするアドレス遷移
検出信号のパルス幅より短いパルス幅を有するアドレス
信号が入力されれば、その入力されたアドレス信号のパ
ルス幅と等しいパルス幅を有するアドレス遷移検出信号
をメモリ内部に出力させることにより、メモリの動作が
不安定になる問題点がある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はメモリに入力されるアドレス信号のパルス幅の長さに
かかわらず、メモリ内部で必要とするパルス幅を有する
アドレス遷移検出信号を出力してメモリの誤動作を防止
させるメモリのアドレス遷移検出回路を提供することで
ある。
【0030】このような本発明の目的を達成するための
ひとつの手段は、与えられたアドレス信号およびチップ
選択信号をNOR処理するNORゲートと、前記NOR
ゲートの出力信号の反転信号と第2および第3の遅延信
号とを受け、前記反転信号と第2および第3の遅延信号
をNAND処理して、第1のラッチ信号を出力する第1
のNANDゲートと、前記NORゲートの出力信号と第
1の遅延信号と前記3の遅延信号とを受け、前記NOR
ゲートの出力信号と前記第1および第3の遅延信号をN
AND処理して、第2のラッチ信号を出力する第2のN
ANDゲートと、前記第1のラッチ信号を所定時間遅延
して前記第1の遅延信号を出力する第1の信号遅延回路
と、前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記
第2の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、前記第1
および第2の遅延信号をNAND処理する第3のNAN
Dゲートと、前記第1および第2のラッチ信号と前記第
3のNANDゲートの出力信号をNAND処理して前記
第3の遅延信号を出力する第4のNANDゲートと、前
記第1の遅延信号および前記第2の遅延信号がともに第
2の論理レベルのときまたは前記第1および第2のラッ
チ信号がともに第2の論理レベルのときにアドレス遷移
検出信号を第1の論理レベルに設定しかつ前記第1の遅
延信号および前記第1のラッチ信号がともに前記第1の
論理レベルのときまたは前記第2の遅延信号および前記
第2のラッチ信号がともに前記第1の論理レベルのとき
に前記アドレス遷移検出信号を第2の論理レベルに設定
する信号出力回路とで構成される。前記アドレス遷移検
出信号のパルス幅は、前記第1の論理レベルの期間によ
り決定される。
【0031】本発明の目的を達成するための別の手段
は、与えられたアドレス信号およびチップ選択信号をN
OR処理する第1のNORゲートと、前記第1のNOR
ゲートの出力信号の反転信号と第2および第3の遅延信
号とを受け、前記反転信号と第2および第3の遅延信号
をNOR処理して、第1のラッチ信号を出力する第2の
NORゲートと、前記第1のNORゲートの出力信号と
第1の遅延信号と前記3の遅延信号とを受け、前記NO
Rゲートの出力信号と前記第1および第3の遅延信号を
NOR処理して、第2のラッチ信号を出力する第3のN
ORゲートと、前記第1のラッチ信号を所定時間遅延し
て前記第1の遅延信号を出力する第1の信号遅延回路
と、前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記
第2の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、前記第1
および第2の遅延信号をNOR処理する第4のNORゲ
ートと、前記第1および第2のラッチ信号と前記第4の
NORゲートの出力信号をNOR処理して前記第3の遅
延信号を出力する第5のNORゲートと、前記第1およ
び第2の遅延信号がともに第1の論理レベルの時または
前記第1および第2のラッチ信号がともに前記第1の論
理レベルの時にアドレス遷移検出信号を第2の論理レベ
ルに設定する信号出力回路とで構成される。前記アドレ
ス遷移検出信号のパルス幅は、前記第2の論理レベルの
期間により決定される。
【0032】本発明の目的を達成するためのさらに他の
手段は、与えられたアドレス信号およびチップ選択信号
をNOR処理するNORゲートと、前記NORゲートの
出力信号の反転信号と第2および第3の遅延信号とを受
け、前記反転信号と前記第2および第3の遅延信号をN
AND処理して、第1のラッチ信号を出力する第1のN
ANDゲートと、前記NORゲートの出力信号と第1の
遅延信号と前記3の遅延信号とを受け、前記NORゲー
トの出力信号と前記第1および第3の遅延信号をNAN
D処理して、第2のラッチ信号を出力する第2のNAN
Dゲートと、前記第1のラッチ信号を所定時間遅延して
前記第1の遅延信号を出力する第1の信号遅延回路と、
前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記第2
の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、前記第1およ
び第2の遅延信号をNAND処理する第3のNANDゲ
ートと、前記第1および第2のラッチ信号と前記第3の
NANDゲートの出力信号をNAND処理して前記第3
の遅延信号を出力する第4のNANDゲートと、前記第
1および第2のラッチ信号をNAND処理してアドレス
変化検出信号を生成する第5のNANDゲートとで構成
される。
【0033】本発明の目的を達成するさらに別の手段
は、与えられたアドレス信号およびチップ選択信号をN
OR処理する第1のNORゲートと、前記第1のNOR
ゲートの出力信号の反転信号と第2および第3の遅延信
号とを受け、前記反転信号と前記第2および第3の遅延
信号をNOR処理して、第1のラッチ信号を出力する第
2のNORゲートと、前記第1のNORゲートの出力信
号と第1の遅延信号と前記3の遅延信号とを受け、前記
NORゲートの出力信号と前記第1および第3の遅延信
号をNOR処理して、第2のラッチ信号を出力する第3
のNORゲートと、前記第1のラッチ信号を所定時間遅
延して前記第1の遅延信号を出力する第1の信号遅延回
路と、前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前
記第2の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、前記第
1および第2の遅延信号をNOR処理する第4のNOR
ゲートと、前記第1および第2のラッチ信号と前記第4
のNORゲートの出力信号をNOR処理して前記第3の
遅延信号を出力する第5のNORゲートと、前記第1お
よび第2のラッチ信号をNOR処理してアドレス変化検
出信号を生成する第6のNORゲートとで構成される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の第1実施例を詳細に説明する。
【0035】図2に示したように、本発明によるメモリ
のアドレス遷移検出回路の第1実施例は、入力されるア
ドレス信号ADS及びチップ選択信号CSTbをノアリ
ングするNORゲート100と、前記NORゲート10
0から出力された信号を、入力される遅延信号DS1、
DS2、およびDS3に応じてラッチしてラッチ信号L
AS1、LAS2をそれぞれ出力するラッチ部200
と、前記ラッチ部200からそれぞれ出力されたラッチ
信号LAS1、LAS2をそれぞれ所定時間遅延させて
遅延信号DS1、DS2をそれぞれ出力する信号遅延部
300、400と、前記ラッチ部200からそれぞれ出
力されたラッチ信号LAS1、LAS2及び前記信号遅
延部300、400から出力された遅延信号DS1、D
S2に応じてアドレス遷移検出信号ATDを出力する信
号出力部500と、前記信号出力部500に入力される
ラッチ信号LAS1、LAS2及び遅延信号DS1、D
S2を論理演算して前記信号出力部500から出力され
たアドレス遷移信号ATDを遅延させて出力するために
遅延信号DS3を出力する信号遅延部600により構成
されている。
【0036】前記ラッチ部200は、インバ−タ201
を経て反転された前記NORゲート100から出力され
た信号と前記信号遅延部400、600からそれぞれ出
力される遅延信号DS2、DS3を論理演算する論理演
算部202と、前記NORゲート100から出力された
信号と前記信号遅延部300、600からそれぞれ出力
された遅延信号DS1、DS3を論理演算する論理演算
部203より構成される。
【0037】前記信号出力部500は、ソ−ス端子に電
源電圧VCC端子が連結され、ゲート端子に前記信号遅
延部300の遅延信号DS1ラインが連結されるPMO
SトランジスタQ1と、ソ−ス端子に前記PMOSトラ
ンジスタQ1のドレイン端子が連結され、ゲート端子に
前記ラッチ部200のラッチ信号LAS1ラインが連結
されるPMOSトランジスタQ2と、ドレイン端子が前
記PMOSトランジスタQ2のドレイン端子とが連結さ
れかつアドレス遷移検出信号ATDラインと連結され、
ゲート端子に前記ラッチ部200のラッチ信号LAS2
ラインが連結されるNMOSトランジスタQ3と、ドレ
イン端子に前記NMOSトランジスタQ3のソ−ス端子
が連結され、ゲート端子が前記PMOSトランジスタQ
2のゲート端子に連結され、ソース端子に接地端子が連
結されるNMOSトランジスタQ4と、ソ−ス端子に電
源電圧VCCが連結され、ゲート端子に前記信号遅延部
400の遅延信号DS2ラインが連結されるPMOSト
ランジスタQ5と、ソ−ス端子に前記PMOSトランジ
スタQ5のドレイン端子が連結され、ゲート端子に前記
NMOSトランジスタQ3のゲート端子が連結されるP
MOSトランジスタQ6と、ドレイン端子が前記PMO
SトランジスタQ6のドレイン端子と連結されかつ前記
アドレス遷移検出信号ATDラインと連結され、ゲート
端子に前記PMOSトタンジスタQ5のゲート端子が連
結されるNMOSトランジスタQ7と、ドレイン端子に
前記NMOSトランジスタQ7のソ−ス端子が連結さ
れ、ゲート端子に前記PMOSトランジスタQ1のゲー
ト端子が連結され、ソ−ス端子に接地端子が連結される
NMOSトランジスタQ8とから構成される。
【0038】前記信号遅延部600は、信号遅延部30
0、400からそれぞれ出力された遅延信号DS1、D
S2を論理演算する論理演算部601と、前記論理演算
部601から出力された信号と前記ラッチ部200から
それぞれ出力されたラッチ信号LAS1、LAS2を論
理演算する論理演算部602とから構成される。
【0039】前記論理演算部202、203は、それぞ
れ、NANDゲートND1、ND2により構成され、前
記論理演算部601、602は、それぞれ、NANDゲ
ートND3、ND4により構成される。
【0040】このように構成された本発明によるメモリ
のアドレス遷移検出回路の第1実施例の動作を図3に基
づき詳細に説明する。
【0041】まず、初期状態で図3Aに示したロー状態
LOWのチップ選択信号CSTb及び図3Bに示したよ
うにロー状態のアドレス信号ADS1がそれぞれ入力さ
れれば、NORゲート100は、その入力された信号C
STb、ADS1をノアリングしてハイ信号を出力す
る。
【0042】すると、論理演算部202におけるNAN
DゲートND1は、インバ−タ201を経て反転された
ロー信号を第1入力端子に入力され、第2および第3入
力端子にそれぞれ入力される遅延信号DS2、DS3の
状態にかかわらずハイ状態のラッチ信号LAS1を出力
し、NANDゲートND2は、前記NORゲート100
から出力されたハイ信号が第1入力端子に入力され、前
記第2、第3入力端子にそれぞれ印加される遅延信号D
S1、DS3の状態により、ロー状態のラッチ信号LA
S2またはハイ状態のラッチ信号LAS2を出力する。
【0043】ここで、まず前記NANDゲートND2か
らロー状態のラッチ信号LAS2が出力されると仮定す
れば、信号遅延部300、400は、前記NANDゲー
トND1、ND2からそれぞれ出力されたハイ状態のラ
ッチ信号LAS1、ロー状態のラッチ信号LAS2を所
定時間遅延させハイ状態の遅延信号DS1、ロー状態の
遅延信号DS2をそれぞれ出力する。
【0044】すると、NANADゲートND3は、その
他方入力端子、一方入力端子に前記信号遅延部300、
400からそれぞれ出力されたハイ信号DS1、ロー信
号DS2をそれぞれ印加され、ナンドリングしてハイ信
号を出力し、NANDゲートND4は、第1、第2入力
端子に前記NANDゲートND1、ND2からそれぞれ
出力されたハイ信号LAS1及びロー信号LAS2を印
加され、かつ第3入力端子に前記NANDゲートND3
から出力されたハイ信号を印加されて、ナンドリングし
てハイ信号DS3を出力する。
【0045】従って、前記NANDゲートND1は、第
2入力端子に前記信号遅延部400から出力されたロー
信号DS2を入力され、第3入力端子に前記NANDゲ
ートND4から出力されたハイ信号DS3を入力され、
前記第1入力端子に印加されたロー信号とナンドリング
してハイ信号LAS1を出力し、前記NANDゲートN
D2は、第2入力端子に前記信号遅延部300から出力
されたハイ信号DS1を入力され、第3入力端子に前記
NANDゲートND4から出力されたハイ信号DS3を
入力され、前記第1入力端子に印加されたハイ信号とナ
ンドリングしてロー信号LAS2を出力する。
【0046】一方、前記NANDゲートND2からハイ
信号LAS2が出力されると仮定すれば、前記信号遅延
部300、400はNANDゲートND1、ND2から
それぞれ出力されたハイ信号LAS1、LAS2を所定
時間遅延させて、ハイ信号DS1、DS2をそれぞれ出
力する。
【0047】すると、前記NANDゲートND3は、そ
の他方入力端子、一方入力端子に前記信号遅延部30
0、400からそれぞれ出力されたハイ信号DS1、D
S2をそれぞれ印加され、ナンドリングしてロー信号を
出力し、前記NANDゲートND4は、前記NANDゲ
ートND1〜ND3からそれぞれ出力されたハイ信号L
AS1、LSA2及びロー信号を第1ないし第3入力端
子にそれぞれ印加されて、ハイ信号DS3を出力する。
【0048】これにより、前記NANDゲートND2
は、第2入力端子に前記信号遅延部300から出力され
たハイ信号DS1を印加され、第3入力端子に前記NA
NDゲートND4から出力されたハイ信号DS3を印加
され、その第1入力端子に印加されたハイ信号とナンド
リングして出力するので、前記NANDゲートND2は
ロー信号LAS2を出力する。
【0049】従って、信号出力部500におけるPMO
SトランジスタQ1及びNMOSトランジスタQ8は、
それぞれのゲート端子に前記信号遅延部300から出力
されたハイ信号DS1を共通に印加されて、それぞれタ
ーンオフ、ターンオンされ、PMOSトランジスタQ2
及びNMOSトランジスタQ4は、それぞれのゲート端
子に前記NANDゲートND1から出力されたハイ信号
LAS1を共通に印加されて、それぞれターンオフ、タ
ーンオンされ、NMOSトランジスタQ3及びPMOS
トランジスタQ6は、それぞれのゲート端子に前記NA
NDゲートND2から出力されたロー信号LAS2を共
通に印加されて、それぞれターンオフ、ターンオンされ
る。
【0050】そして、PMOSトランジスタQ5及びN
MOSトランジスタQ7は、それぞれのゲート端子に前
記信号遅延部400から出力されたロー信号DS2を共
通に印加されて、それぞれターンオン、ターンオフされ
るので、アドレス遷移検出信号ATDラインを経てハイ
状態のアドレス遷移検出信号ATDが出力される。
【0051】その後、図3Aに示したロー状態のチップ
選択信号CSTb及び図3B、図3Cに示したメモリ内
部で必要とするアドレス遷移検出信号のパルス幅Zの半
分より小さいパルス幅aを有するハイ状態のアドレス信
号ADS2が入力されれば、NORゲート100はその
入力された信号ADS2、CSbをノアリングしてロー
信号を出力する。
【0052】すると、前記NANDゲートND1は、第
1入力端子にインバ−タ201を経て反転されたハイ信
号を印加され、その第2、第3入力端子に印加されたロ
ー信号DS2、ハイ信号DS3とナンドリングしてハイ
信号LAS1を出力し、前記NANDゲートND2は、
第1入力端子に前記NORゲート100から出力された
ロー信号を印加され、その第2、第3入力端子に印加さ
れたハイ信号DS1、DS3とナンドリングしてハイ信
号LAS2を出力する。
【0053】これにより、前記NMOSトランジスタQ
3及びPMOSトランジスタQ6はそれぞれのゲートに
前記NANDゲートND2から出力されたハイ信号LA
S2を共通に印加されて、それぞれターンオン、ターン
オフされ、残りのPMOSトランジスタQ1、Q2、Q
5及びNMOSトランジスタQ4、Q7、Q8のスイッ
チング状態は上述の直前の状態に保たれるので、MOS
トランジスタQ3およびQ4がともにターンオンし、前
記アドレス遷移検出信号ATDラインを経て出力されて
いたハイ信号ATDは遷移され、ロー信号ATDが出力
される。
【0054】この際、前記NANDゲートND3は一方
入力端子、他方入力端子に印加された前記ハイ信号DS
1、ロー信号DS2をナンドリングしてハイ信号を出力
し、前記NANDゲートND4は、第1、第2入力端子
に前記NANDゲートND1、ND2からそれぞれ出力
されたハイ信号LAS1、LAS2をそれぞれ印加さ
れ、第3入力端子に前記NANDゲートND3から出力
されたハイ信号を印加され、ナンドリングしてロー信号
DS3信号を出力する。
【0055】すると、前記NANDゲートND1は、第
3入力端子に前記NANDゲートND4から出力された
ロー信号DS3を印加され、前記第1、第2入力端子に
それぞれ印加されたハイ信号、ロー信号DS2とナンド
リングしてハイ信号LAS1を出力し、前記NANDゲ
ートND2は、第3入力端子に前記NANDゲートND
4から出力されたロー信号DS3を印加されて、前記第
1、第2入力端子にそれぞれ印加されたロー信号、ハイ
信号DS1とナンドリングしてハイ信号LAS2を出力
する。
【0056】従って、前記アドレス遷移検出信号ATD
ラインを経てロー信号ATDを出力し続ける。
【0057】その後、前記NANDゲートND2から出
力されたハイ信号LAS2が信号遅延部400を経てハ
イ信号DS2として出力されれば、前記PMOSトラン
ジスタQ5及びNMOSトランジスタQ7は、それぞれ
のゲート端子に前記信号遅延部400から出力されたハ
イ信号DS2を印加されて、それぞれターンオフ、ター
ンオンされ、残りのPMOSトランジスタQ1、Q2、
Q6及びNMOSトランジスタQ3、Q4、Q8のスイ
ッチング状態は直前のスイッチング状態に保たれるので
(信号DS1がハイレベルであり、NMOSトランジス
タQ8がオン状態)、前記アドレス遷移検出信号ADS
ラインを経てロー信号ATDが出力される。
【0058】この際、前記NANDゲートND3は、他
方入力端子に前記信号遅延部400から出力されたハイ
信号DS2を印加され、前記一方入力端子に印加された
ハイ信号DS1とナンドリングしてロー信号を出力し、
前記NANDゲートND4は、第3入力端子に前記NA
NDゲートND3から出力されたロー信号を印加され、
前記第1、第2入力端子にそれぞれ印加されたハイ信号
LAS1、LAS2とナンドリングしてハイ信号DS3
を出力する。
【0059】この信号DS3がハイ状態に立上る前に、
アドレス信号ADSがハイ状態からロー状態に立下がっ
ている。(アドレス遷移検出信号の必要なパルス幅Zの
半分よりもパルス幅aが小さい)。この場合、NOR回
路100の出力信号がアドレス信号ADS2のロー状態
への立下りに応答してハイ状態に立上り、応じて、イン
バータ201の出力信号がロー状態に立下がるため、N
ANDゲートND1の出力信号LAS1は、ハイ状態を
維持し、この信号LAS1の電圧状態は変化しない。一
方、NANDゲートND2においては、アドレス信号A
DSの変化に従ってNORゲート100の出力信号がハ
イ状態に立上っても、このときには、まだ遅延信号DS
3はロー状態にあるため、このNANDゲートND2の
出力する信号LAS2はハイ状態を維持している。
【0060】前述のように、信号DS3が、信号遅延部
400および600の有する遅延時間経過後、ロー状態
からハイ状態に立上がると、NANDゲートND2は、
その入力信号がすべてハイ状態となり、NANDゲート
ND2からの信号LAS2がロー状態に立下がる。信号
LAS1は、既にアドレス信号ADS2の変化により、
ハイ状態にあり、この信号DS3の変化の影響は受けな
い。
【0061】信号DS3のローレベルからハイレベルへ
の立上がりの前に、前述のごとく信号遅延部400から
の信号DS2がロー状態からハイ状態に立上がるため、
NMOSトランジスタQ7がターンオンし、PMOSト
ランジスタQ5がターンオフする。この状態において
は、ハイ信号LAS1およびLAS2により、NMOS
トランジスタQ3およびQ4はターンオン状態にあり、
ロー信号ATDが出力される。
【0062】この状態で、ロー信号DS3が、ハイ信号
DS2に従ってハイレベルとなると、PMOSトランジ
スタQ6およびNMOSトランジスタQ3が、それぞれ
のゲート端子にNANDゲートND2から出力されたロ
ー状態の信号LAS2を共通に印加され、それぞれ、タ
ーンオン、ターンオフされる。PMOSトランジスタQ
1およびQ2はハイ信号DS1およびLAS1により先
のオフ状態を維持し、またMOSトランジスタQ4およ
びQ8は先のターンオン状態を維持している。従って、
この状態では、ハイ信号DS1およびDS2に従って、
MOSトランジスタQ7およびQ8がターンオン状態で
あり、ロー信号ATDが依然出力される。
【0063】ロー信号LAS2に従って、信号遅延部4
00からロー信号DS2が出力されると、MOSトラン
ジスタQ5およびQ7がそれぞれターンオン、ターンオ
フされ、PMOSトランジスタQ5およびQ6がともに
ターンオンするため、ロー状態のアドレス遷移検出信号
ATDが遷移され、ハイ信号ATDが出力される。
【0064】つまり、前記アドレス遷移検出信号ATD
ラインを経て出力されるロー状態のアドレス遷移検出信
号ATDのパルス幅は、前記信号遅延部300、400
の遅延時間及び前記NANDゲートND3、ND4の論
理演算時間により決定され、図3Bに示したパルス幅a
を有するハイ状態のアドレス信号ADS2がアドレス遷
移検出回路に入力されれば、図3Cに示したパルス幅Z
を有するロー状態のアドレス遷移検出信号ATDが出力
される。この場合のアドレス遷移検出信号ATDのパル
ス幅Zは、上述の説明から信号遅延部400の遅延時間
の2倍に相当する(論理演算時間の遅延を無視する)こ
とは明らかである。
【0065】一方、図3Bに示したように、ロー状態の
アドレス信号ADS1がハイ状態のアドレス信号ADS
3に遷移され、その遷移されたアドレス信号ADS3の
パルス幅bがメモリ内部で必要とするアドレス遷移検出
信号のパルス幅Zの半分よりも大きく、かつアドレス遷
移検出信号のパルス幅Zよりも小さい場合、そのパルス
幅bを有するハイ状態のアドレス信号ADS3が入力さ
れ、図3Aに示したロー状態LOWのチップ選択信号C
STbが入力されれば、このアドレス遷移検出回路は、
上で説明したものと同じ動作を行なって、ハイ状態に維
持されていたアドレス遷移検出信号ATDをロー状態に
立下げる。
【0066】しかしながら、このパルス幅bが、パルス
幅Zの半分よりも大きく、かつパルス幅Zよりも小さい
場合、ハイ信号LAS2が信号遅延部400によりハイ
信号DS2として出力されて、応じてNANDゲ−トN
D4からの信号DS3がハイ状態となってからアドレス
信号ADS3がロー状態に立下がる。したがって、信号
DS3がハイ状態に立上がると、このときには信号DS
2がハイ状態に立上がっており(信号DS3は、この信
号DS2の立上がりに応答してハイ状態に立上がる)、
NANDゲートND1からの信号LAS1がロー状態に
立下がる(インバータ201の出力信号はハイ状態のた
め)。
【0067】信号LAS1がロー状態に立下がると、P
MOSトランジスタQ2がターンオンし、一方、NMO
SトランジスタQ4がターンオフする。アドレス信号A
DS3は、まだ、ハイレベルにあるため、NORゲート
100の出力信号がロー状態であり、信号LAS2は、
ハイ状態を維持している。従って、NMOSトランジス
タQ3がターンオン状態、PMOSトランジスタQ6が
ターンオフ状態にある。信号遅延部300からの信号D
S1は、まだハイ状態であるため、PMOSトランジス
タQ1はターンオフ状態、NMOSトランジスタQ8が
ターンオン状態にある。この状態で、信号遅延部400
からの信号DS2がハイ状態に立上がるため、アドレス
遷移検出信号ATDは、MOSトランジスタQ7および
Q8を介してロー状態を維持する。
【0068】この状態で、アドレス信号ADS3がハイ
状態からロー状態に立下がり、NORゲート100から
の信号がロー状態からハイ状態に立上がり、応じてイン
バータ201の出力信号がハイ状態からロー状態に立下
がる。これにより、NANDゲートND1の出力信号L
AS1がロー状態からハイ状態に立上がる。一方、NO
Rゲート100の出力信号がハイ状態に立上がると、N
ANDゲートND2は、その3入力がすべてハイ状態と
なり、NANDゲートND2からの信号LAS2がハイ
状態からロー状態に立下がる。この状態において、信号
遅延部300の出力する信号DS1はハイ状態を維持し
ており、信号出力部500においては、PMOSトラン
ジスタQ1はターンオフ状態、NMOSトランジスタQ
8はターンオン状態を維持する。信号LAS1がハイ状
態であり、信号LAS2がロー状態であるため、MOS
トランジスタQ4およびQ6がターンオンし、MOSト
ランジスタQ2およびQ3がターンオンしても、MOS
トランジスタQ7およびQ8により、アドレス遷移検出
信号ATDはロー状態を維持する。
【0069】信号LAS1が信号遅延部300により遅
延されて、信号DS1として出力されており、したがっ
て、この信号遅延部300の有する遅延時間が経過した
後、信号DS1が信号LAS1の立下がりに応答してハ
イ状態からロー状態に立下がり、NANDゲートND3
の出力信号をハイ状態に立上げる。、応じてNANDゲ
ートND4が、その3入力のすべてハイ状態となるため
の出力信号DS3をロー状態に立下げ、NANDゲート
ND1およびND2の出力信号LAS1およびLAS2
をハイ状態に維持する。したがって、この状態において
は、PMOSトランジスタQ1がターンオンし、NMO
SトランジスタQ8がターンオフしても、NMOSトラ
ンジスタQ3およびQ4がターンオン状態となるため、
アドレス遷移検出信号ATDはロー状態を維持する。従
って、これまでのハイ信号DS1がロー信号DS1とし
て出力されるまでに信号遅延部400および300の有
する遅延時間が経過している(論理演算時間は無視して
いる)。
【0070】信号遅延部400は、信号LAS2を遅延
して信号DS2を生成しており、したがって、信号DS
2は、信号遅延部400の有する遅延時間経過後、ロー
状態からハイ状態に立上がる。この信号DS2がハイ状
態となると、NANDゲートND3は、信号LAS1お
よびLAS2がハイ状態であるため、その出力信号をロ
ー状態とし、応じて、NANDゲートND4からの信号
DS3をハイ状態に立上げる。信号DS3がハイ状態に
立上がると、NANDゲートND2が、3入力がすべて
ハイ状態となるため、信号LAS2をロー状態に立下げ
る。
【0071】信号LAS2がロー状態に立下がると、M
OSトランジスタQ3がターンオフし、PMOSトラン
ジスタQ6がターンオンする。この状態において、信号
遅延部400からの信号DS2はまだハイ状態にあるた
め、PMOSトランジスタQ5はターンオフ状態にあ
り、アドレス遷移検出信号ATDは、NMOSトランジ
スタQ7およびQ8により、ロー状態を維持する。
【0072】信号遅延部400の有する遅延時間が経過
すると、信号LAS2の立下がりに従って信号DS2が
ハイ状態からロー状態に立下がり、NANDゲートND
3の出力信号をハイ状態に立上げる。このときには、既
に信号LAS2がロー状態に立下がっており、信号DS
3はハイ状態を維持している。一方、信号出力部500
においては、この信号DS2がハイ状態からロー状態と
なると、PMOSトランジスタQ5およびQ6がともに
ターンオン状態となり、アドレス遷移検出信号ATDが
ロー状態からハイ状態となる。
【0073】したがって、この場合においても、アドレ
ス遷移検出信号ATDは、信号遅延部300および40
0および600の有する遅延時間により決定される期間
ロー状態を維持する。信号遅延部400および300の
有する遅延時間の合計の遅延時間が、信号DS1がハイ
状態からロー状態に変化するまでに経過し、また、これ
から、信号DS2がハイ状態からロー状態に変化するま
でに、同様の合計の遅延時間が経過している。従って、
アドレス信号ADSのパルス幅が、aのときに較べて、
2倍の時間の間アドレス繊維検出信号ATDがロー状態
を維持しており、アドレス遷移検出信号ATDのローレ
ベル期間が、パルス幅Zよりも大きいことは明らかであ
る。
【0074】次に、図3Bに示したように、ロー状態の
アドレス信号ADS1がハイ状態のアドレス信号ADS
4に遷移され、その遷移されたアドレス信号ADS4の
パルス幅cがメモリ内部で必要とするアドレス遷移検出
信号のパルス幅Zよりも大きい場合の動作について説明
する。このパルス幅cを有するハイ状態のアドレス信号
ADS4が入力され、図3Aに示したロー状態LOWの
チップ選択信号CSTbが入力されれば、先に説明した
ように、アドレス遷移検出信号ATDが、アドレス信号
ADS4の立上がりに応答してハイ状態からロー状態に
立下がる。このときには、NANDゲートND2の出力
信号LAS2がハイ状態に立上がり、一方、信号LAS
1はハイ状態を維持している。
【0075】信号遅延部400が有する遅延時間が経過
すると、信号遅延部400からの信号DS2がロー状態
からハイ状態に立上がり、応じてNANDゲートND3
およびND4を介して信号DS3がロー状態からハイ状
態に立上がる。アドレス信号ADS4はハイ状態にある
ため、信号DS3のハイ状態への遷移に応答して、NA
NDゲートND1からの信号LAS1がハイ状態からロ
ー状態に立下がる。信号LAS1がロー状態に立下が
り、PMOSトランジスタQ2がターンオンし、NMO
SトランジスタQ4がターンオフしても、信号遅延部3
00からの信号DS1がハイ状態であり、また信号DS
2がロー状態からハイ状態に立上がるため、アドレス遷
移検出信号ATDは、NMOSトランジスタQ7および
Q8により、ロー状態を維持する。
【0076】信号DS3がロー状態からハイ状態に立上
がり、信号LAS1がハイ状態からロー状態に立下がっ
た後、信号遅延部300の有する遅延時間が経過する
と、この信号遅延部300からの信号DS1がハイ状態
からロー状態に立下がり、PMOSトランジスタQ1が
ターンオンし、一方、NMOSトランジスタQ8がター
ンオフし、アドレス遷移検出信号ATDは、PMOSト
ランジスタQ1およびQ2によりハイ状態に立上がる。
したがって、図3Cに示すようにパルス幅Zを有するア
ドレス遷移検出信号ATDが、このアドレス信号ADS
4のロー状態からハイ状態への立上がりに応答して出力
される。
【0077】その後、図3A、図3Bに示したように、
前記ハイ状態のアドレス信号ADS4がロー状態のアド
レス信号ADS5に遷移され入力され、ロー状態LOW
のチップ選択信号CSTbが入力されれば、前記NOR
ゲート100はその入力された信号ADS5、CSTb
をノアリングしてハイ信号を出力し、インバータ201
がNORゲ−ト200の出力信号をインバーティングし
て、ロー信号を出力する。
【0078】このインバータ201からのロー信号に従
ってNANDゲ−トND1がハイ信号LAS1を出力す
る。この際、前記NANDゲートND3は一方入力端
子、他方入力端子に印加されたロー信号DS1、ハイ信
号DS2をナンドリングしてハイ信号を出力し、前記N
ANDゲートND4は第1入力端子に前記NANDゲー
トND1から出力されたハイ信号LAS1を印加され、
前記第3入力端子に前記NANDゲートND3から出力
されたハイ信号を印加され、前記第2入力端子に印加さ
れたハイ信号LAS2とナンドリングしてロー信号DS
3を出力する。
【0079】すると、前記NANDゲートND1は、第
3入力端子に前記NANDゲートND4から出力された
ロー信号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に
印加されたロー信号、ハイ信号DS2とナンドリングし
てハイ信号LAS1を出力し続け、前記NANDゲート
ND2は、第3入力端子に前記NANDゲートND4か
ら出力されたロー信号DS3を印加され、その第1、第
2入力端子にそれぞれ印加されたハイ信号、ロー信号D
S1とナンドリングしてハイ信号LAS2を出力する。
【0080】従って、信号出力部500において、前記
PMOSトランジスタQ2及びNMOSトランジスタQ
4は、それぞれのゲート端子に前記NORゲート202
から出力されたハイ信号LAS1を共通に印加されて、
それぞれターンオフ、ターンオンされ、残りのPMOS
トランジスタQ1、Q5、Q6及びNMOSトランジス
タQ3、Q7、Q8のスイッチング状態は直前の状態に
保たれるので、すなわち、ハイ信号LAS1およびLA
S2に従って、NMOSトランジスタQ3およびQ4
が、ともにターンオンし、前記アドレス遷移検出信号A
TDラインを経て出力されていたハイ信号ATDは遷移
され、ロー信号ATDが出力される。
【0081】その後、前記NANDゲート202から出
力されたハイ信号LAS1が信号遅延部300を経てハ
イ信号DS1に出力されれば、前記PMOSトランジス
タQ1及びNMOSトランジスタQ8は、それぞれのゲ
ート端子にその出力されたハイ信号LAS1を共通に印
加されて、それぞれターンオフ、ターンオンされ、残り
のPMOSトランジスタQ2、Q5、Q6及びNMOS
トランジスタQ3、Q4、Q7のスイッチング状態は直
前の状態に保たれるので、すなわち、ハイ信号DS2に
従って、NMOSトランジスタQ7がターンオン状態に
あり、前記アドレス遷移検出信号ATDラインを経てロ
ー信号ATDを出力し続ける。
【0082】この際、前記NANDゲートND3は、一
方入力端子に前記信号遅延部300から出力されたハイ
信号DS1を印加され、前記他方入力端子に印加された
ハイ信号DS2とナンドリングしてロー信号を出力し、
前記NANDゲートND4は、第3入力端子に前記NA
NDゲートND3から出力されたロー信号を印加され、
第1、第2入力端子にそれぞれ印加されたハイ信号LA
S1、LAS2とナンドリングしてハイ信号DS3を出
力する。
【0083】これにより、前記NANDゲートND1
は、第3入力端子に前記NANDゲートND4から出力
されたハイ信号DS3を印加され、その第1、第2入力
端子に印加されたロー信号、ハイ信号DS2とナンドリ
ングしてハイ信号LAS1を出力し、前記NANDゲー
トND2は、第2入力端子に前記信号遅延部300から
出力されたハイ信号DS1を印加され、第3入力端子に
前記NANDゲートND4から出力されたハイ信号DS
3を印加され、NORゲート200から前記第1入力端
子に印加されたハイ信号とナンドリングしてロー信号L
AS2を出力する。
【0084】従って、前記NMOSトランジスタQ3及
びPMOSトランジスタQ6は、それぞれのゲート端子
に前記NANDゲートND2から出力されたロー信号L
AS2を共通に印加されて、それぞれターンオフ、ター
ンオンされ、残りのPMOSトランジスタQ1、Q2、
Q5及びNMOSトランジスタQ4、Q7、Q8のスイ
ッチング状態は直前の状態に保たれるので、すなわち、
ハイ信号DS1およびDS2に従って、NMOSトラン
ジスタQ7およびQ8がターンオン状態にあり、前記ア
ドレス遷移検出信号ATDラインを経てロー信号ATD
を出力し続ける。
【0085】その後、前記NANDゲートND2から出
力されたロー信号LAS2が、信号遅延部400を経て
ロー信号DS2として出力されれば、前記PMOSトラ
ンジスタQ5及びNMOSトランジスタQ7は、それぞ
れのゲート端子にその出力されたロー信号DS2を共通
に印加されて、それぞれターンオン、ターンオフされ、
残りのPMOSトランジスタQ1、Q2、Q6及びNM
OSトランジスタQ3、Q4、Q8のスイッチング状態
は直前のスイッチング状態に保たれるので、ロー信号L
AS2によりPMOSトランジスタQ6が、ターンオン
状態にあり、前記アドレス遷移検出信号ATDラインを
経てロー信号ATDは遷移されて、PMOSトランジス
タQ5およびQ6によりハイ信号ATDが出力される。
【0086】従って、図3Bに示したパルス幅cを有す
るアドレス信号ADS4がアドレス遷移検出回路に入力
されれば、図3Cに示したパルス幅を有する二つのロー
状態のアドレス遷移検出信号ATDが出力される。
【0087】以下、本発明の第2実施例について詳しく
説明する。図4に示したように、本発明によるメモリの
アドレス遷移検出回路の第2実施例は、既に説明した第
1実施例の構成であるNORゲート100と、インバ−
タ201及び論理演算部201、202より構成された
ラッチ部200と、信号遅延部300、400と、信号
出力部500と、論理演算部601、602により構成
された信号遅延部600とにより構成される。
【0088】前記信号出力部500は、ソ−ス端子に電
源電圧VCC端子が連結され、ゲート端子に前記論理演
算部202からのラッチ信号LAS1ラインが連結され
るPMOSトランジスタQ1と、ソ−ス端子に前記PM
OSトランジスタQ1のドレイン端子が連結され、ゲー
ト端子に前記論理演算部203のラッチ信号LAS2ラ
インが連結されるPMOSトランジスタQ2と、ドレイ
ン端子が前記PMOSトランジスタQ2のドレイン端子
に連結されかつアドレス遷移検出信号ATDラインと連
結され、ゲート端子に前記PMOSトランジスタQ1の
ゲート端子が連結されるNMOSトランジスタQ3と、
ドレイン端子に前記NMOSトランジスタQ3のソ−ス
端子が連結され、ゲート端子に前記信号遅延部400の
遅延信号DS2ラインが連結され、ソ−ス端子に接地端
子が連結されるNMOSトランジスタQ4と、ソース端
子に電源電圧VCC端子が連結され、ゲート端子に前記
信号遅延部300の遅延信号DS1ラインが連結される
PMOSトランジスタQ5と、ソ−ス端子に前記PMO
SトランジスタQ5のドレイン端子が連結され、ゲート
端子に前記NMOSトランジスタQ4のゲート端子が連
結されるPMOSトランジスタQ6と、ドレイン端子が
前記PMOSトランジスタQ6のドレイン端子と連結さ
れかつ前記アドレス遷移検出信号ATDラインと連結さ
れ、ゲート端子に前記PMOSトタンジスタQ5のゲー
ト端子が連結されるNMOSトランジスタQ7と、ドレ
イン端子に前記NMOSトランジスタQ7のソ−ス端子
が連結され、ゲート端子に前記PMOSトランジスタQ
2のゲート端子が連結され、ソ−ス端子に接地端子が連
結されるNMOSトランジスタQ8により構成される。
【0089】前記論理演算部202、203は、それぞ
れNORゲートNR1、NR2により構成され、前記論
理演算部601、602は、それぞれNORゲートNR
3、NR4により構成される。
【0090】このように構成された本発明によるメモリ
のアドレス遷移検出回路の第2実施例の動作を図5に基
づき詳細に説明する。
【0091】まず、初期状態で図5Aに示したロー状態
LOWのチップ選択信号CSTb及びロー状態のアドレ
ス信号ADS1が入力されれば、NORゲート100は
その入力された信号CSTb、ADS1をノアリングし
てハイ信号を出力する。
【0092】すると、NORゲートNR2は、第1入力
端子に前記NORゲート100から出力されたハイ信号
を印加され、その第2、第3入力端子に入力される信号
の状態を問わずロー信号LAS2を出力し、NORゲー
トNR1は、第1入力端子にインバ−タ201を経てロ
ー信号に反転された信号を印加され、かつ第2、第3入
力端子に印加される信号DS2、DS3の状態によりハ
イ信号LAS1またはロー信号LAS1を出力する。
【0093】ここで、まず前記NORゲートNR1から
ハイ信号LAS1が出力されると仮定すれば、信号遅延
部300、400は、前記NORゲートNR1、NR2
からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、ロー信号L
AS2を所定時間遅延させて、ハイ信号DS1、ロー信
号DS2をそれぞれ出力する。
【0094】すると、論理演算部601におけるNOR
ゲートNR3は、その一方入力端子、他方入力端子に前
記信号遅延部300、400からそれぞれ出力されたハ
イ信号DS1、ロー信号DS2をそれぞれ印加され、ノ
アリングしてロー信号を出力し、NORゲートNR4
は、第1、第2入力端子に前記NORゲートNR1、N
R2からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、ロー信
号LAS2を印加され、その第3入力端子に前記NOR
ゲートNR3から出力されたロー信号を印加されノアリ
ングしてロー信号DS3を出力する。
【0095】これにより、前記NORゲートNR1は、
第2、第3入力端子に前記信号遅延部400及びNOR
ゲートNR4からそれぞれ出力されたロー信号DS2、
DS3をそれぞれ入力され、前記第1入力端子に印加さ
れたロー信号とノアリングしてハイ信号LAS1を出力
し、前記NORゲートNR2は、第2、第3入力端子に
前記信号遅延部300及びNORゲートNR4からそれ
ぞれ出力されたハイ信号DS1、ロー信号DS3を入力
され、その第1入力端子に印加されたハイ信号とノアリ
ングしてロー信号LAS2を出力する。
【0096】一方、前記NORゲートNR2からロー信
号LAS1が出力されると仮定すれば、前記信号遅延部
300、400は、NORゲートNR1、NR2からそ
れぞれ出力されたロー信号LAS1、LAS2を所定時
間遅延させて、ロー信号DS1、DS2として出力す
る。
【0097】これにより、前記NORゲートNR3は、
一方入力端子、他方入力端子に前記信号遅延部300、
400からそれぞれ出力されたロー信号DS1、DS2
をそれぞれ入力されて、ノアリングしてハイ信号を出力
し、前記NORゲートNR4は、その第1、第2入力端
子に前記NORゲートNR1、NR2からそれぞれ出力
されたロー信号LAS1、LAS2を印加され、第3入
力端子に前記NORゲートNR3から出力されたハイ信
号を印加されて、ロー信号DS3を出力する。
【0098】従って、前記NORゲートNR1は、第
1、第2入力端子に前記信号遅延部400及びNORゲ
ートNR4からそれぞれ出力されたロー信号DS2、D
S3を印加され、前記第1入力端子に印加されたロー信
号とノアリングしてハイ信号LAS1を出力し、前記N
ORゲートNR2は、第2、第3入力端子に前記信号遅
延部300及びNORゲートNR4からそれぞれ出力さ
れたロー信号DS1、DS3を印加され、前記第1入力
端子に印加されたハイ信号とノアリングしてロー信号L
AS2を出力する。
【0099】前記NORゲートNR1、NR2からそれ
ぞれ出力されたハイ信号LAS1、ロー信号LAS2
は、信号遅延部300、400を経てハイ信号DS1、
ロー信号DS2としてそれぞれ出力する。
【0100】従って、信号出力部500において、PM
OSトランジスタQ1およびNMOSトランジスタQ3
は、それぞれ、そのゲート端子に前記NORゲートNR
1から出力されたハイ信号LAS1を共通に印加され
て、それぞれ、ターンオフ、ターンオンされ、PMOS
トランジスタQ2及びNMOSトランジスタQ8は、そ
れぞれのゲート端子に、前記NORゲートNR2から出
力されたロー信号LAS2を印加され、それぞれターン
オン、ターンオフされ、NMOSトランジスタQ4及び
PMOSトランジスタQ6は、それぞれのゲート端子に
前記信号遅延部400から出力されたロー信号DS2を
印加されそれぞれターンオフ、ターンオンされる。
【0101】そして、PMOSトランジスタQ5及びN
MOSトランジスタQ7は、それぞれのゲート端子に前
記信号遅延部300から出力されたハイ信号DS1を共
通に印加され、それぞれターンオフ、ターンオンされ、
アドレス遷移検出信号ATDラインを経てハイインピー
ダンス状態(図5(B)においてはローレベルで示す)
の信号ATDが出力される。
【0102】その後、図5A、図5Bに示したように、
ロー状態LOWのチップ選択信号CSTb及びメモリ内
部で必要とするアドレス遷移検出信号のパルス幅Zの半
分より小さいパルス幅aを有するハイ状態のアドレス信
号が入力されれば、前記NORゲート100はその入力
された信号CSTb、ADS1をノアリングしてロー信
号を出力する。
【0103】すると、NORゲートNR1は、第1入力
端子に前記インバ−タ201を経て反転されたハイ信号
を印加され、第2、第3入力端子に印加された前記信号
遅延部400及びNORゲートNR4からそれぞれ出力
されたロー信号DS2、DS3をそれぞれ印加されて、
ロー信号LAS1を出力し、前記NORゲートNR2
は、第1入力端子に前記NORゲート100から出力さ
れたロー信号を印加されかつその第2、第3入力端子に
前記信号遅延部300及び論理演算部600からそれぞ
れ出力されたハイ信号DS1、ロー信号DS3を印加さ
れ、ノアリングしてロー信号LAS2を出力する。
【0104】これにより、PMOSトランジスタQ1及
びNMOSトランジスタQ3は、それぞれのゲート端子
に前記NORゲートNR1から出力されたロー信号LA
S1を共通に印加されて、それぞれターンオン、ターン
オフされ、残りのPMOSトランジスタQ2、Q5、Q
6及びNMOSトランジスタQ4、Q7、Q8のスイッ
チング状態は直前の状態に保たれるので、PMOSトラ
ンジスタQ2がターンオン状態にあり、前記アドレス遷
移検出信号ATDラインを経て出力されていたハイイン
ピーダンス信号ATDは遷移され、PMOSトランジス
タQ1およびQ2によりハイ信号ATDが出力される。
【0105】この際、前記NORゲートNR3は、一方
入力端子、他方入力端子に信号遅延部300,400か
ら出力されたハイ信号DS1、ロー信号DS2をそれぞ
れ印加され、ノアリングしてロー信号を出力し、前記N
ORゲートNR4は、その第1、第3入力端子に前記N
ORゲートNR1、NR3からそれぞれ出力されたロー
信号LAS1、ロー信号をそれぞれ印加され、その第2
入力端子に印加されたロー信号LAS2とノアリングし
てハイ信号DS3を出力する。
【0106】これにより、前記NORゲートNR1は、
第3入力端子に前記NORゲートNR4から出力された
ハイ信号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に
印加されたハイ信号、ロー信号DS2とノアリングして
ロー信号LAS1を出力し、前記NORゲートNR2
は、第3入力端子に前記NORゲートNR4からハイ信
号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に印加さ
れたロー信号、ハイ信号DS1とノアリングしてロー信
号LAS2を出力する。
【0107】従って、前記アドレス遷移検出信号ATD
ラインを経てハイ信号ATDを出力し続ける。
【0108】その後、アドレス信号ADSがハイ状態か
らロー状態に立下がる。この状態においては、まだ信号
DS3はハイ状態にあり、NORゲートNR1およびN
R2から出力される信号LAS1およびLAS2はロー
状態を維持しており、したがってアドレス遷移検出信号
ATDは、その状態は変化せず、ハイ状態を維持する。
【0109】その後、前記NORゲートNR1から出力
されたロー信号LAS1が信号遅延回路300を介して
ロー信号DS1に出力されるが、前記PMOSトランジ
スタQ5およびNMOSトランジスタQ7はそれぞれの
ゲート端子に、この出力されたロー信号DS1を印加さ
れ、それぞれターンオン、ターンオフされ、残りのPM
OSトランジスタQ1、Q2、Q6およびNMOSトラ
ンジスタQ3、Q4、Q8のスイッチング状態は直前の
状態に保たれるため、PMOSトランジスタQ6がロー
信号DS2に従ってターンオン状態にあり、前記アドレ
ス遷移検出信号ATDラインを介してハイ信号ATDを
出力し続ける。
【0110】この際、前記NORゲートNR3は、一方
入力端子、他方入力端子に印加されたロー信号DS1、
DS2をノアリングしてハイ信号を出力し、前記NOR
ゲートNR4は、第2、第3入力端子に前記NORゲー
トNR2、NR3からそれぞれ出力されたロー信号LA
S2、ハイ信号を入力され、その第1入力端子に印加さ
れたロー信号LAS1とノアリングしてロー信号DS3
を出力する。
【0111】前記NORゲートNR1は、第3入力端子
に前記NORゲートNR4から出力されたロー信号DS
3を印加される。このとき既に、アドレス信号ADSは
ロー状態に立下がっており、NORゲート100の出力
信号がハイ状態、インバータ201の出力信号がロー状
態である。したがって、NORゲートNR1は第1、第
2および第3入力端子にはロー信号が印加されるため、
その出力信号LAS1をロー状態からハイ状態に立上げ
る。一方、既にNORゲート100からの信号が、アド
レス信号ADSの立下がりに従ってハイ状態に立上がっ
ており、NORゲートNR2からの信号LAS2はロー
状態を維持する。
【0112】すると、PMOSトランジスタQ1および
NMOSトランジスタQ3はそれぞれのゲート端子に与
えられる前記NORゲートNR1からのハイ信号LAS
1に従ってそれぞれターンオフおよびターンオンされ、
一方、信号遅延部300からのロー信号DS1に従って
PMOSトランジスタQ5およびNMOSトランジスタ
Q7がそれぞれターンオンおよびターンオフされる。残
りのPMOSトランジスタQ2、Q6およびNMOSト
ランジスタQ3およびQ4はそれらのスイッチング状態
が直前の状態に保持される。したがって、アドレス遷移
検出信号ATDラインを経て、PMOSトランジスタQ
5およびQ6によりハイ信号ATDが出力し続けられる
(信号DS2はロー状態)。
【0113】この際、前記NORゲ−トNR3は、一方
入力端子、他方入力端子に印加されたロー信号DS1、
DS2をノアリングしてハイ信号を出力し、前記NOR
ゲートNR4は、第2、第3入力端子に前記NORゲート
NR2、NR4からそれぞれ出力されたハイ信号LAS
2、ハイ信号を入力され、第1入力端子に印加されたロ
ー信号LAS1とノアリングしてロー信号DS3を出力
する。
【0114】この状態において、信号LAS2はロー状
態であり、MOSトランジスタQ2およびQ8は、それ
ぞれ、ターンオン、ターンオフ状態にある。また、信号
LAS1はハイ状態にあるため、MOSトランジスタQ
1およびQ3は、それぞれ、ターンオフ、ターンオン状
態にある。また、信号遅延部300からの信号DS1は
まだロー信号であり、MOSトランジスタQ5およびQ
7がそれぞれターンオン、ターンオフである。さらに、
信号DS2は、信号LAS2に従ってロー状態であり、
MOSトランジスタQ4およびQ6はそれぞれ、ターン
オフ、ターンオン状態である。
【0115】その後、信号遅延部300が有する遅延時
間が経過すると、この信号遅延部300からの信号DS
1がロー状態からハイ状態に立上がり、NORゲートN
R3がロー信号を出力する。信号LAS1は既にハイ状
態に立上がっているため、このNORゲートNR4から
の信号DS3はロー状態を維持する。
【0116】信号出力部500においては、このハイ信
号DS1に従ってPMOSトランジスタQ5がターンオ
フし、一方、NMOSトランジスタQ7がターンオフす
る。これにより、アドレス遷移検出信号ATDラインか
らのアドレス遷移検出信号ATDは、ハイインピーダン
ス状態となる(図5の(B)においてローレベルとして
示す)。
【0117】従って、図5Bに示したように、パルス幅
aを有するハイ状態のアドレス信号ADS2がアドレス
遷移検出回路に入力されれば、図5Cに示したパルス幅
Zを有するハイ状態のアドレス遷移検出信号ATDが出
力される。
【0118】次に、図5Bに示したように、ロー状態の
アドレス信号ADS1がハイ状態のアドレス信号ADS
3に遷移され、その遷移されたハイ状態のアドレス信号
ADS3のパルス幅bがメモリ内部で必要とされるアド
レス遷移検出信号のパルス幅Zの半分より大きく、かつ
そのパルス幅Zよりも小さい場合の動作について説明す
る。パルス幅bを有するハイ状態のアドレス信号ADS
3が入力され、図5Aに示したチップ選択信号CSTb
がロー状態LOWに入力されれば、アドレス遷移検出回
路の動作は、先に説明したものと同様であり、アドレス
遷移検出信号ATDがロー状態からハイ状態に立上が
る。
【0119】ロー信号LAS1が出力されて、信号遅延
部300がロー信号DS1を出力すると、NORゲート
NR3がロー信号DS1、DS2に従ってハイ信号を出
力し、応じてNORゲートNR4が、ロー信号DS3を
出力する。このときには、アドレス信号ADSはハイレ
ベルにあり、NORゲート100の出力信号は、ローレ
ベルである。従って、NORゲートNR2が、ロー信号
DS1、DS3、ロー信号をノアリングしてハイ信号L
AS2を出力する。この状態においては、ロー信号D
S、DS2に従って、信号出力部500においてはPM
OSトランジスタQ5、Q6がターンオン状態であり、
アドレス遷移検出信号ラインからは、ハイ信号ATDが
出力されつづける。
【0120】アドレス信号ADSがハイレベルからロー
レベルに遷移すると、NORゲート100の出力信号が
ハイレベルとなり、NORゲートNR2からのハイ信号
LAS2がロー信号LAS2に遷移する。NORゲート
NR1は、インバータ201からのロー信号を受けてお
り、ロー信号DS2、ロー信号DS3をノアリングして
ハイ信号LAS1を出力する。信号LAS1、LAS2
の状態が変化しても、まだ、ロー信号DS1、ロー信号
DS2が出力されており、アドレス遷移検出信号ATD
は、遷移せずハイ信号ATDが依然出力される。
【0121】信号遅延部400の遅延時間が経過する
と、ハイ信号DS2が出力され、NORゲートNR1
は、応じて、ロー信号LAS1を出力する。ロー信号L
AS1、LAS2により、信号出力部500はハイ信号
ATDを出力する。ハイ信号DS2に従ってNORゲー
トNR3の出力信号がロー信号となり、NORゲートN
R4は、ロー信号LAS1、ロー信号LAS2、および
NORゲートNR3からのロー信号に従って、ハイ信号
DS3を出力する。この状態においてもロー信号LAS
1、ロー信号LAS2に従って、ハイ信号ATDが出力
される。
【0122】信号遅延部300が、ロー信号LAS1に
従ってロー信号DS1を出力すると、そのときには、信
号遅延部400からは、ロー信号DS2が出力されてお
り、NORゲートNR3がハイ信号を出力し、応じてN
ORゲートNR4がロー信号DS3を出力する。このロ
ー信号DS3に従って、NORゲートNR1がハイ信号
LAS1を出力する(信号DS2は既にローレベル)。
ロー信号DS1、ロー信号DS2に従って、アドレス遷
移変化検出信号ラインからは依然ハイ信号ATDが出力
される。
【0123】信号遅延部300が、ハイ信号LAS1に
従ってハイ信号DS1を出力すると、NORゲートNR
3の出力信号が、ローレベルとなり、NORゲートNR
4は、ハイ信号LAS1に従ってロー信号を出力する。
信号出力部500においては、MOSトランジスタQ
5、Q7が、それぞれ、ターンオフ、ターンオンされ、
ハイ信号ATDとして出力されていたアドレス遷移変化
検出信号ATDがハイインピーダンス状態へ遷移する。
【0124】この図4に示すアドレス遷移検出回路は、
図2に示すアドレス遷移検出回路のNANDゲートND
1およびND2、ND3およびND4に代えてNORゲ
ートNR1、NR2、NR3およびNR4を用いてい
る。したがって、この図4に示すアドレス遷移検出回路
の動作は、図2に示すアドレス遷移検出回路の動作にお
いて、信号LAS1およびLAS2の論理レベルの変化
が逆転し、また応じて信号DS1およびDS2の論理レ
ベルの変化が逆転し、アドレス遷移検出信号ATDの論
理が反転しているだけである。したがって、この図4に
示すアドレス遷移検出回路の構成において、パルス幅b
を有するアドレス信号ADS3が入力された場合、同
様、必要とされるアドレス遷移検出信号のパルス幅Zよ
りも長いパルス幅を有する期間ハイ状態となるアドレス
遷移検出信号ATDが出力される。
【0125】また、図5Bに示したように、ロー状態の
アドレス信号ADS1がハイ状態のアドレス信号ADS
4に遷移され、その遷移されたアドレス信号ADS4の
パルス幅cがメモリ内部で必要とするアドレス遷移検出
信号のパルス幅Zより大きい場合、このパルス幅cを有
するアドレス信号ADS4が入力され、図5Aに示した
ロー状態LOWのチップ選択信号CSTbが入力されれ
ば、また、先の説明と同様、アドレス遷移検出回路は、
このアドレス信号ADS4のハイ状態に従って、ハイ状
態のアドレス遷移検出信号ATDを出力する。この場合
においても、図2に示すアドレス遷移検出回路と同様の
動作が行なわれ(信号の論理の入換えが行なわれる)、
アドレス信号ADS4の立上がりに応答して、アドレス
遷移検出信号ATDは、このパルス幅Zの期間ハイ状態
を維持する。
【0126】その後、前記ハイ状態のアドレス信号AD
S4が、ロー状態のアドレス信号ADS5に遷移されて入
力され、チップ選択信号CSTbがロー状態LOWに入
力されれば、前記NORゲート100は、その入力され
た信号ADS5、CSTbをノアリングしてハイ信号を
出力する。
【0127】すると、前記NORゲートNR1は、第1
入力端子に前記インバ−タ201を経て反転されたロー
信号を印加され、その第2、第3入力端子にそれぞれ印
加されたハイ信号DS2、ロー信号DS3とナンドリン
グしてロー信号LAS1を出力し、前記NORゲートN
R2は第1入力端子に前記NORゲート100から出力
されたハイ信号を印加され、前記第2、第3入力端子に
印加されたロー信号DS1、DS3とノアリングしてロ
ー信号LAS2を出力する。
【0128】これにより、前記PMOSトランジスタQ
2及びNMOSトランジスタQ8はそれぞれのゲート端
子に前記NORゲートNR2から出力されたロー信号L
AS2を印加され、それぞれターンオン、ターンオフさ
れ、残りのPMOSトランジスタQ1、Q5、Q6及び
NMOSトランジスタQ4、Q7、Q8のスイッチング
状態は直前の状態に保たれるので、アドレス遷移検出信
号ATDは、PMOSトランジスタQ1、Q2により、
遷移されハイ状態として出力される。
【0129】この際、前記NORゲートNR3は、一方
入力端子、他方入力端子に印加されたロー信号DS1、
ハイ信号DS2をそれぞれ入力されて、ノアリングして
ロー信号を出力し、前記NORゲートNR4は、第2入
力端子に前記NORゲートNR2から出力されたロー信
号LAS2を入力され、その第3入力端子に前記NOR
ゲートNR3から出力されたロー信号を印加され、前記
第1入力端子に印加されたロー信号LAS1とノアリン
グしてハイ信号DS3を出力する。
【0130】これにより、前記NORゲートNR1は、
第3入力端子に前記NORゲートNR4から出力された
ハイ信号DS3を印加され、前記第1、第2入力端子に
印加されたロー信号、ハイ信号DS2とノアリングして
ロー信号LAS1を出力し、前記NORゲートNR2は
第3入力端子に前記NORゲートNR4からロー信号D
S3を印加され、前記第1、第2入力端子に印加された
ハイ信号、ロー信号DS1とノアリングしてロー信号L
AS2を出力する。
【0131】従って、前記アドレス遷移検出信号ATD
ラインを経てハイ信号ATDを出力し続ける。
【0132】その後、前記NORゲートNR2から出力
されたロー信号LAS2が前記信号遅延部400を経て
ロー信号DS2として出力されれば、前記NMOSトラ
ンジスタQ4及びPMOSトランジスタQ6は、それぞ
れのゲート端子にその出力されたロー信号DS2を印加
され、それぞれターンオフ、ターンオンされ、残りのP
MOSトランジスタQ1、Q2、Q5及びNMOSトラ
ンジスタQ3、Q7、Q8のスイッチング状態は直前の
状態に保たれるので、MOSトランジスタQ5、Q6に
より、前記アドレス遷移検出信号ATDラインを経てハ
イ信号ATDが出力される。
【0133】この際、前記NORゲートNR3は、他方
入力端子に前記信号遅延部400から出力されたロー信
号DS2を入力されて、その一方入力端子に印加された
ロー信号DS1とノアリングしてハイ信号を出力し、前
記NORゲートNR4は、第3入力端子に前記NORゲ
ートNR3から出力されたハイ信号を印加され、その第
1、第2入力端子に印加されたロー信号LAS1、LA
S2とノアリングしてロー信号DS3を出力する。
【0134】これにより、前記NORゲートNR1は、
第2入力端子に前記信号遅延部400から出力されたロ
ー信号DS2を印加され、その第3入力端子に前記NO
RゲートNR4から出力されたロー信号DS3を印加さ
れ、その第1入力端子に印加されたロー信号とノアリン
グしてハイ信号LAS1を出力し、前記NORゲートN
R2は、第3入力端子に前記NORゲートNR4からロ
ー信号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に印
加されたハイ信号、ロー信号DS1とノアリングしてロ
ー信号LAS2を出力する。
【0135】よって、前記PMOSトランジスタQ1及
びNMOSトランジスタQ3は、それぞれのゲート端子
に前記NORゲートNR1から出力されたハイ信号LA
S1を共通に印加されて、それぞれターンオフ、ターン
オンされ、残りのPMOSトランジスタQ1、Q5、Q
6及びNMOSトランジスタQ4、Q7、Q8のスイッ
チング状態は直前の状態に保たれるので、MOSトラン
ジスタQ5およびQ6により、前記アドレス遷移検出信
号ATDラインを経てハイ信号ATDを出力し続ける。
【0136】その後、前記NORゲートNR1から出力
されるハイ信号LAS1が、前記信号遅延部300を経
てハイ信号DS1に出力されれば、前記PMOSトラン
ジスタQ5及びNMOSトランジスタQ7は、それぞれ
のゲート端子にその出力されたハイ信号DS1を印加さ
れ、それぞれターンオフ、ターンオンされ、残りのPM
OSトランジスタQ1、Q2、Q6及びNMOSトラン
ジスタQ3、Q4、Q8のスイッチング状態は直前の状
態に保たれるので、アドレス遷移検出信号をハイ状態に
駆動するMOSトランジスタQ5およびQ6の経路にお
いて、MOSトランジスタQ5がターンオフされ、前記
アドレス遷移検出信号ATDラインを経てハイ信号に出
力されていたアドレス遷移検出信号ATDは遷移され、
ハイインピーダンス信号ATDが出力される。
【0137】従って、図5Bに示したパルス幅cを有す
るアドレス信号ADS4がアドレス遷移検出回路に入力
されれば、図5Cに示したパルス幅Zを有する二つのア
ドレス遷移検出信号ATDが出力される。
【0138】以下、本発明の第3実施例について詳しく
説明する。図6に示したように、本発明によるメモリの
アドレス遷移検出回路の第3実施例は既に説明した第1
実施例及び第2実施例の構成であるNORゲート100
と、インバ−タ201及び論理演算部201、202に
より構成されたラッチ部200と、信号遅延部300、
400と、論理演算部601、602により構成された
信号遅延部500と、前記第1実施例及び第2実施例の
信号出力部600の代わりに前記ラッチ部200からそ
れぞれ出力されたラッチ信号LAS1、LAS2を論理
演算してアドレス遷移検出信号ATDを出力する論理演
算部700とにより構成される。
【0139】前記論理演算部700は、前記ラッチ部2
00からそれぞれ出力されたラッチ信号LAS1、LA
S2をナンドリングするNANDゲートND5により構
成される。
【0140】前記論理演算部201、202は、それぞ
れNANDゲートND1、ND2により構成され、前記
論理演算部601、602は、それぞれNANDゲ−ト
ND3、ND4により構成される。
【0141】このように構成された本発明によるメモリ
のアドレス遷移検出回路の第3実施例の動作を図7に基
づき詳細に説明する。
【0142】まず、初期状態で図7Aに示したロー状態
LOWのチップ選択信号CSTbおよび図7Bに示した
ロー状態のアドレス信号ADS1が入力されれば、前記
第1の実施例で既に説明した通り、NORゲ−ト100
は、ハイ信号を出力し、NANDゲ−トND1、ND2
は、ハイ信号LAS1、ロー信号LAS2をそれぞれ出
力する。
【0143】これにより、論理演算部700におけるN
ANDゲートND5は、一方入力端子、他方入力端子に
前記NANDゲートND1、ND2からそれぞれ出力さ
れたハイ信号LAS1、ロー信号LAS2をそれぞれ印
加され、ナンドリングしてハイ信号ATDを出力する。
【0144】一方、前記NANDゲートND1、ND2
からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、ロー信号L
AS2は、信号遅延部300、400を経てそれぞれハ
イ信号DS1、ロー信号DS2として出力される。
【0145】すると、NANDゲートND3は、一方入
力端子、他方入力端子に前記信号遅延部300、400
からそれぞれ出力されたハイ信号DS1、ロー信号DS
2をそれぞれ印加されて、ナンドリングしてハイ信号を
出力し、NANDゲートND4は、第1、第2入力端子
に前記NANDゲートND1、ND2からそれぞれ出力
されたハイ信号LAS1、ロー信号LAS2を印加さ
れ、その第3入力端子に前記NANDゲートND3から
出力されたハイ信号を印加されて、ナンドリングしてハ
イ信号DS3を出力する。
【0146】従って、前記NANDゲートND1は、第
2、第3入力端子に前記信号遅延部400及びNAND
ゲートND4からそれぞれ出力されたロー信号DS2、
ハイ信号DS3を印加され、その第1入力端子に印加さ
れたロー信号とナンドリングしてハイ信号LAS1を出
力し、前記NANDゲートND2は、第2、第3入力端
子に前記信号遅延部300及びNANDゲートND4か
らそれぞれ出力されたハイ信号DS1、DS3を印加さ
れ、前記第1入力端子に印加されたハイ信号とナンドリ
ングしてロー信号LAS1を出力する。
【0147】それで、前記NANDゲートND5を経て
アドレス遷移検出信号線にハイ信号ATDが続けて出力
される。
【0148】その後、図7Bに示したように、メモリ内
部で必要とするアドレス遷移検出信号のパルス幅Zより
小さい場合、そのパルス幅Aを有するハイ状態のアドレ
ス信号ADS2が入力され、ロー状態LOWのチップ選
択信号CSTbが入力されれば、前記NORゲート10
0はその入力された信号ADS2、CSTbをノアリン
グしてロー信号を出力する。
【0149】すると、前記NANDゲートND1は、第
1入力端子にインバ−タ201を経て反転されたハイ信
号を印加され、その第2、第3入力端子に印加されたロ
ー信号DS2、ハイ信号DS3とナンドリングしてハイ
信号LAS1を出力し、前記NANDゲート203は、
第1入力端子に前記NORゲート100から出力された
ロー信号を印加され、その第2、第3入力端子にそれぞ
れ印加されたハイ信号DS1、DS3とナンドリングし
てハイ信号LAS2を出力する。
【0150】従って、前記NANDゲートND5は、一
方入力端子、他方入力端子に前記NANDゲートND
1、ND2からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、
LAS2をそれぞれ印加されて、ナンドリングしてロー
信号ATDを出力する。
【0151】この際、前記NANDゲートND3は、そ
の一方入力端子、他方入力端子に印加されたハイ信号D
S1、ロー信号DS2をナンドリングしてハイ信号を出
力し、前記NANDゲートND4は、第2入力端子に前
記NANDゲートND2から出力されたハイ信号LAS
2を印加され、第3入力端子に前記NANDゲートND
3から出力されたハイ信号を印加され、その第1入力端
子に印加されたハイ信号LAS1とナンドリングしてロ
ー信号DS3を出力する。
【0152】これにより、前記NANDゲートND1
は、第3入力端子に前記NANDゲートND4から出力
されたロー信号DS3を印加され、前記第1、第2入力
端子に印加されたハイ信号、ロー信号DS2とナンドリ
ングしてハイ信号LAS1を出力し、前記NANDゲー
トND2は、第3入力端子に前記NANDゲートND4
から出力されたロー信号DS3を印加され、前記第1、
第2入力端子に印加されたロー信号、ハイ信号DS1と
ナンドリングしてハイ信号LAS2を出力する。
【0153】従って、前記NANDゲートND5は、一
方入力端子、他方入力端子に前記NANDゲートND
1、ND2からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、
LAS2を印加されナンドリングしてロー信号ATDを
出力し続ける。
【0154】この状態で、アドレス信号ADS2がハイ
状態からロー状態に立下がり、NORゲート100の出
力信号がハイ状態となり、インバータ201の出力信号
がロー状態となっても、図2に示すアドレス遷移検出回
路の動作と同様、信号DS3がロー状態のため、NAN
DゲートND1およびND2の出力信号LAS1および
LAS2はともにハイ状態を維持する。
【0155】その後、前記NANDゲートND2から出
力されたハイ信号LAS2が信号遅延部400を経てハ
イ信号DS2として出力されれば、前記NANDゲート
ND3は、他方入力端子にその出力されたハイ信号DS
2を印加され、ぞの一方入力端子に印加されたハイ信号
DS1とナンドリングしてロー信号を出力し、前記NA
NDゲートND4は第3入力端子に前記NANDゲート
ND3から出力されたロー信号を印加され、前記第1、
第2入力端子にそれぞれ印加されたハイ信号LAS1、
LAS2とNANDリングしてハイ信号DS3を出力す
る。
【0156】これにより、前記NANDゲート202
は、第2入力端子に前記信号遅延部400から出力され
たハイ信号DS2を印加され、その第3入力端子に前記
NANDゲートND4から出力されたハイ信号DS3を
印加され、その第1入力端子に印加されたハイ信号DS
1とナンドリングしてロー信号LAS1を出力し、前記
NANDゲートND2は、第3入力端子に前記NAND
ゲートND4から出力されたハイ信号DS3を印加さ
れ、その第1、第2入力端子にそれぞれ印加されたロー
信号、ハイ信号DS1とナンドリングしてハイ信号DS
2を出力する。
【0157】従って、前記NANDゲートND5は、一
方入力端子に前記NANDゲートND1から出力された
ロー信号LAS1を印加され、その他方入力端子に印加
されたハイ信号LAS2とナンドリングしてハイ信号A
TDを出力する。
【0158】つまり、前記図7Bに示したように、パル
ス幅Aを有するアドレス信号ADS2がアドレス遷移検
出回路に入力されれば、前記NANDゲートND5は図
7Cに示したメモリ内部で必要とするパルス幅Zを有す
るロー状態のアドレス遷移検出信号ATDを出力する。
【0159】一方、ロー状態のアドレス信号ADS1が
ハイ状態のアドレス信号ADS3に遷移され、その遷移
されたアドレス信号ADS3のパルス幅Bを有するハイ
信号が入力され、図7Aに示したロー状態LOWのチッ
プ選択信号CSTbが入力されれば、この際のアドレス
遷移検出回路の動作は、先に図2に示すアドレス遷移検
出回路の動作を参照して説明したとおりであり、このア
ドレス信号ADS3のハイ状態への遷移に応答して、信
号LAS2がハイ状態となり、信号遅延部400の有す
る遅延時間経過後、信号LAS1がハイ状態からロー状
態に遷移するため、これらの信号LAS1およびLAS
2がともにハイ状態にある期間、アドレス遷移検出信号
が、ロー状態となり、したがってパルス幅Zを有するロ
ー信号ATDが出力され、次いでハイ信号ATDが出力
される。
【0160】その後、図7Bに示したように、前記ハイ
状態のアドレス信号ADS3がロー状態のアドレス信号
ADS4に遷移されて入力され、ロー状態のチップ選択
信号CSTbが入力され、前記NORゲート100を経
てノアリングされハイ状態の信号がNORゲ−ト100
から出力されれば、前記NANDゲートND1は、第1
入力端子にインバ−タ201を経て反転されたロー信号
を印加され、その第2、第3入力端子に印加されたハイ
信号DS2、DS3とナンドリングしてハイ信号LAS
1を出力する。
【0161】そして、前記NANDゲ−トND2は、第
1入力端子に前記NORゲ−ト100から出力されたハ
イ信号を印加され、前記第2、第3入力端子に印加され
たロー信号DS1、ハイ信号DS3とナンドリングして
ハイ信号LAS2を出力する。
【0162】これにより、前記NANDゲートND5
は、一方入力端子、他方入力端子に前記NANDゲート
ND1、ND2からそれぞれ出力されたハイ信号LAS
1、LAS2をそれぞれ印加され、ナンドリングしてロ
ー信号ATDを出力する。
【0163】この際、前記NANDゲートND3は、そ
の一方入力端子、他方入力端子に印加されたロー信号D
S1、ハイ信号DS2をナンドリングしてハイ信号を出
力し、前記NANDゲートND4は、第1、第2入力端
子に前記NANDゲートND1、ND2からそれぞれ出
力されたハイ信号LAS1、LAS2をそれぞれ印加さ
れ、その第3入力端子に前記NANDゲートND3から
出力されたハイ信号を印加され、ナンドリングしてロー
信号DS3を出力する。
【0164】これにより、前記NANDゲートND1
は、第3入力端子に前記NANDゲートND4から出力
されたロー信号DS3を印加され、その第1、第2入力
端子に印加されたロー信号、ハイ信号DS2とナンドリ
ングしてハイ信号LAS1を出力し、前記NANDゲー
トND2は、第3入力端子に前記NANDゲートND4
から出力されたロー信号DS3を印加され、前記第1、
第2入力端子にそれぞれ印加されたハイ信号、ロー信号
DS1とナンドリングしてハイ信号LAS2を出力す
る。
【0165】従って、前記NANDゲートND5を経て
ロー信号ATDを出力し続ける。その後、前記NAND
ゲートND1から出力されたハイ信号LAS1が信号遅
延部300を経てハイ信号DS1として出力されれば、
前記NANDゲートND3は、一方入力端子にその出力
されたハイ信号DS1を印加され、その他方入力端子に
印加されたハイ信号DS2とナンドリングしてロー信号
を出力し、前記NANDゲートND4は、第3入力端子
に前記NANDゲートND3から出力されたロー信号を
印加され、その第1、第2入力端子に印加されたハイ信
号LAS1、LAS2とナンドリングしてハイ信号DS
3を出力する。
【0166】これにより、前記NANDゲートND1
は、第3入力端子に前記NANDゲートND4から出力
されたハイ信号DS3を印加され、その第1、第2入力
端子にそれぞれ印加されたロー信号、ハイ信号DS2と
ナンドリングしてハイ信号LAS1を出力し、前記NA
NDゲートND2は、第2入力端子に前記信号遅延部3
00から出力されたハイ信号DS1を印加され、第3入
力端子に前記NANDゲートND4から出力されたハイ
信号DS3を印加され、その第1入力端子に印加された
ハイ信号とナンドリングしてロー信号LAS2を出力す
る。
【0167】従って、前記NANDゲートND5は、他
方入力端子に前記NANDゲートND2から出力された
ロー信号LAS2を印加され、その一方入力端子に印加
されたハイ信号LAS1とナンドリングしてハイ信号A
TDを出力する。
【0168】それで、図7Cに示したパルス幅Bを有す
るアドレス信号ADS3が入力されれば、図7Cに示し
た通り、前記NANDゲートND5からはメモリ内部で
必要とするパルス幅Zを有する二つのロー状態のアドレ
ス遷移検出信号ATDが出力される。
【0169】そして、前記ロー状態のアドレス信号AD
S1がハイ状態のアドレス信号ADS3に遷移される
時、前記パルス幅Zは前記信号遅延部400、600の
遅延時間により決定され、前記ハイ状態のアドレス信号
ADS3がロー状態のアドレス信号ADS4に遷移され
る時、前記パルス幅Zは、前記信号遅延部300、60
0の遅延時間により決定される。
【0170】以下、本発明の第4実施例について詳しく
説明する。図8に示したように、本発明によるメモリの
アドレス遷移検出回路の第4実施例は、既に説明した第
3実施例と同一な構成であるNORゲート100と、イ
ンバ−タ201及び論理演算部202、203より構成
されたラッチ部200と、信号遅延部300、400
と、論理演算部601、602より構成された信号遅延
部500と、論理演算部600、700とにより構成さ
れる。
【0171】前記論理演算部700はNORゲートNR
5より構成される。前記論理演算部202、203は、
それぞれNORゲートNR1、NR2により構成され、
前記論理演算部601、602は、それぞれNORゲー
トNR3、NR4により構成される。
【0172】このように構成された本発明によるメモリ
のアドレス遷移検出回路の第4実施例の動作を、図9に
基づき詳細に説明する。
【0173】まず、初期状態で図9Aに示したロー状態
のチップ選択信号CSTb及びロー状態のアドレス信号
ADS1が入力され、NORゲート100を経てノアリ
ングされハイ信号が出力されれば、NORゲートNR1
は、第1入力端子にインバ−タ201を経て反転された
ロー信号を印加され、既に説明した通り、その第2、第
3入力端子に印加される信号DS2、DS3の状態によ
りハイ信号LAS1を出力し、NORゲートNR2は、
第1入力端子に前記NORゲート100から出力された
ハイ信号を印加され、その第2、第3入力端子に印加さ
れる信号DS1、DS3を問わずロー信号LAS2を出
力する。
【0174】これにより、前記NORゲートNR5は、
その一方、他方入力端子に前記NORゲートNR1、N
R2からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、ロー信
号LAS2をそれぞれ印加され、ノアリングしてロー信
号ATDを出力する。
【0175】一方、前記NORゲートNR1、NR2か
らそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、およびロー信
号LAS2は、信号遅延部300、400を経てそれぞ
れハイ信号DS1、ロー信号DS2として出力される。
【0176】従って、前記NORゲートNR3は一方、
他方入力端子に前記信号遅延部300、400からそれ
ぞれ出力されたハイ信号DS1、DS2をそれぞれ印加
されノアリングしてロー信号を出力し、NORゲートN
R4は第1、第2入力端子に前記NORゲートNR1、
NR2からそれぞれ出力されたハイ信号LAS1、ロー
信号LAS2を印加され、前記第3入力端子に前記NO
RゲートNR3から出力されたロー信号を印加されノア
リングしてロー信号DS3を出力する。
【0177】すると、前記NORゲートNR1は、第
2、第3入力端子に前記信号遅延部400及びNORゲ
ートNR4からそれぞれ出力されたロー信号DS2、D
S3を印加され、その第1入力端子に印加されたロー信
号とノアリングしてハイ信号LAS1を出力し、前記N
ORゲートNR2は、第2、第3入力端子に前記信号遅
延部300及びNORゲートNR4からそれぞれ出力さ
れたハイ信号DS1、ロー信号DS3を印加され、その
第1入力端子に印加されたハイ信号とノアリングしてロ
ー信号LAS2を出力する。
【0178】したがって、前記NORゲートNR5を経
てロー信号ATDを出力し続ける。その後、図9B、図
9Cに示したように、ロー状態のアドレス信号ADS1
が、ハイ状態のアドレス信号ADS2に遷移され、その
遷移されたアドレス信号ADS2のパルス幅Aが、メモ
リ内部で必要とするアドレス遷移検出信号のパルス幅Z
より短い場合、そのパルス幅Aを有するハイ状態のアド
レス信号ADS2が入力され、ロー状態のチップ選択信
号CSTbが入力されれば、その入力された信号ADS
2、CSTbは、NORゲート100を経てノアリング
され、NORゲート100からロー信号が出力される。
【0179】すると、前記NORゲートNR1は、第1
入力端子にインバ−タ201を経て反転されたロー信号
を印加され、その第2、第3入力端子にそれぞれ印加さ
れたロー信号DS2、DS3とノアリングしてロー信号
LAS1を出力し、前記NORゲートNR2は、第1入
力端子に前記NORゲート100から出力されたハイ信
号を印加され、その第2、第3入力端子に印加されたハ
イ信号DS1、ロー信号DS3とノアリングしてロー信
号LAS2を出力する。
【0180】従って、前記NORゲートNR5は、一方
入力端子に前記NORゲートNR1から出力されたロー
信号LAS1を印加され、その他方入力端子に印加され
たロー信号LAS2とノアリングしてハイ信号ATDを
出力する。
【0181】この際、前記NORゲートNR3は、一方
入力端子、他方入力端子に印加されたハイ信号DS1、
ロー信号DS2をノアリングしてロー信号を出力し、前
記NORゲートNR4は、第1入力端子に前記NORゲ
ートNR1から出力されたロー信号LAS1を入力さ
れ、第3入力端子に前記NORゲートNR3から出力さ
れたロー信号を印加され、その第2入力端子に印加され
たロー信号LAS2とノアリングしてハイ信号DS3を
出力する。
【0182】これにより、前記NORゲートNR1は、
第3入力端子に前記NORゲートNR4から出力された
ハイ信号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に
印加されたハイ信号、ロー信号DS2とノアリングして
ロー信号LAS1を出力し、前記NORゲートNR2
は、第3入力端子に前記NORゲートNR4からハイ信
号DS3を印加され、その第1、第2入力端子にそれぞ
れ印加されたロー信号、ハイ信号DS1とノアリングし
て、ロー信号LAS2を出力する。
【0183】この状態において、アドレス信号ADS2
がハイ状態からロー状態に立下がり、NORゲート10
0の出力信号がハイ状態、インバータ201の出力信号
がロー状態となっても、NORゲート602からの信号
DS3がハイ状態であるため、このアドレス信号ADS
2の遷移に関わらず、信号LAS1およびLAS2はロ
ー状態を維持する。したがって、前記NORゲートNR
5を経てハイ信号ATDを出力し続ける。その後、前記
NORゲートNR1から出力されるロー信号LAS1が
前記信号遅延部300を経てロー信号DS1として出力
されれば、前記NORゲートNR3は一方入力端子に出
力されたロー信号DS1を印加され、前記他方入力端子
に印加されたロー信号DS2とノアリングしてハイ信号
を出力し、前記NORゲートNR4は第3入力端子に前
記NORゲートNR3から出力されたハイ信号を印加さ
れ、前記第1、第2入力端子にそれぞれ印加されたロー
信号LAS1、LAS2とノアリングしてロー信号DS
3を出力する。
【0184】したがって、前記NORゲートNR1は、
第3入力端子に前記NORゲート602から出力された
ロー信号DS3を印加され、また、アドレス信号ADS
2が既にロー状態に遷移しており、したがって、第1入
力端子にはインバータ201からロー信号が与えられ、
信号遅延部400からのロー信号DS2とノアリングし
て、ハイ信号LAS1を出力する。NORゲートNR2
は第2入力端子に前記信号遅延部300から出力された
ロー信号DS1を印加され、また第3入力端子に前記N
ORゲートNR4から出力されたロー信号DS3を印加
される。しかしながら、その第1入力端子には、既にア
ドレス信号ADS2のロー状態への遷移に従ってNOR
ゲート100からのハイ信号が与えられており、NOR
ゲートNR2からの信号LAS2は、ロー状態を維持す
る。
【0185】それで、前記NORゲートNR5は、他方
入力端子に前記NORゲート203から出力されたロー
信号LAS2を印加され、その一方入力端子に印加され
たハイ信号LAS1とノアリングしてロー信号ATDを
出力する。
【0186】その後、前記NORゲートNR1から出力
されたハイ信号LAS1が信号遅延部300を経てハイ
信号DS1として出力されれば、前記NORゲートNR
3は一方入力端子にその出力されたハイ信号DS1を印
加され、前記他方入力端子に印加されたロー信号DS2
とノアリングしてロー信号を出力し、前記NORゲート
NR4は、第3入力端子に前記NORゲートNR3から
出力されたロー信号を印加され、その第1、第2入力端
子に印加されたハイ信号LAS1、ロー信号LAS2と
ノアリングしてロー信号DS3を出力する。
【0187】これにより、前記NORゲートNR1は、
第2、第3入力端子に前記信号遅延部400およびNO
RゲートNR4からそれぞれ出力されたロー信号DS
1、ロー信号DS3を印加され、かつインバータ201
を介してロー信号を印加され、ハイ信号LAS1を出力
し続ける。前記NORゲートNR2は、第3入力端子に
前記NORゲートNR4から出力されたロー信号DS3
を印加され、前記第1、第2入力端子にそれぞれ印加さ
れたハイ信号、ロー信号DS1とノアリングしてロー信
号LAS2を出力する。
【0188】従って、前記NORゲートNR5を経てロ
ー信号ATDを出力し続ける。つまり、図9Bに示した
パルス幅Aを有するアドレス信号ADS2がアドレス遷
移検出回路に入力されれば、前記NORゲートNR5は
図9Cに示したパルス幅Zを有する一つのハイ状態のア
ドレス遷移検出信号ATDを出力する。
【0189】一方、図9Bに示したように、前記ロー状
態のアドレス信号ADS1からハイ状態のアドレス信号
ADS3に遷移され、その遷移されたアドレス信号AD
S3のパルス幅Bがメモリ内部で必要とするパルス幅Z
より広い場合、その遷移されたパルス幅Bのアドレス信
号ADS3が入力され、また図9Aに示したようにロー
状態LOWのチップ選択信号CSTbが入力されれば、
アドレス遷移検出回路の動作は、先に図4に示すアドレ
ス遷移検出回路を参照して説明したのと同じように行な
われ、NORゲートNR1およびNR2の出力信号LA
S1およびLAS2に従って、NORゲートNR5を経
て図9Cに示したパルス幅Zを有する1つのハイ状態の
アドレス遷移検出信号およびそれに続くロー信号ATD
が順に出力される。
【0190】その後、前記ハイ状態のアドレス信号AD
S3がロー状態のアドレス信号ADS4に遷移されて入
力され、また、ロー状態のチップ選択信号CSTbが入
力され、前記NORゲートNR1は、第1入力端子に前
記インバ−タ201を経て反転されたロー信号を印加さ
れ、その第2、第3入力端子に印加されたハイ信号DS
2、ロー信号DS3とノアリングしてロー信号LAS1
を出力する。
【0191】そして、前記NORゲートNR2は、第1
入力端子に前記NORゲート100から出力されたハイ
信号を印加され、その第2、第3入力端子にそれぞれ印
加されたロー信号DS1、DS3とノアリングしてロー
信号LAS2を出力する。
【0192】これにより、前記NORゲートNR5は、
前記NORゲートNR1、NR2からそれぞれ出力され
たロー信号LAS1、LAS2をノアリングしてハイ信
号ATDを出力する。
【0193】この際、前記NORゲートNR3は、その
一方、他方入力端子に印加されたロー信号DS1、ハイ
信号DS2をノアリングしてロー信号を出力し、前記N
ORゲートNR4は、第1、第2入力端子に前記NOR
ゲートNR1、NR2からそれぞれ出力されたロー信号
LAS1、LAS2をそれぞれ入力され、第3入力端子
に前記NORゲートNR3から出力されたロー信号を印
加され、ハイ信号DS3を出力する。
【0194】これにより、前記NORゲートNR1は、
第3入力端子に前記NORゲートNR4から出力された
ハイ信号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に
それぞれ印加されたロー信号、ハイ信号DS2とノアリ
ングしてロー信号LAS1を出力し続け、前記NORゲ
ートNR2は、第3入力端子に前記NORゲートNR4
から出力されたハイ信号DS3を印加され、その第1、
第2入力端子に印加されたハイ信号、ロー信号DS1と
ノアリングしてロー信号LAS2を出力する。
【0195】従って、前記NORゲートNR5を経てハ
イ信号ATDを出力し続ける。その後、前記NORゲー
トNR2から出力されたロー信号LAS2が、信号遅延
部400を経てロー信号DS2として出力されれば、前
記NORゲートNR3は、他方入力端子に、その出力さ
れたロー信号DS2を印加され、その一方入力端子に印
加されたロー信号DS1とノアリングしてハイ信号を出
力し、前記NORゲートNR4は、第3入力端子に前記
NORゲート601から出力されたハイ信号を印加さ
れ、前記第1、第2入力端子にそれぞれ印加されたロー
信号LAS1、LAS2とノアリングしてロー信号DS
3を出力する。
【0196】これにより、前記NORゲートNR1は、
第3入力端子に前記NORゲートNR4から出力された
ロー信号DS3を印加され、その第1、第2入力端子に
印加されたロー信号、ロー信号DS2とノアリングして
ハイ信号LAS1を出力し、前記NORゲートNR2
は、第3入力端子に前記NORゲートNR4から出力さ
れたロー信号DS3を印加され、前記第1、第2入力端
子に印加されたハイ信号、ロー信号DS1とノアリング
してロー信号LAS2を出力する。
【0197】従って、前記NORゲートNR5は、一方
入力端子に前記NORゲートNR1から出力されたハイ
信号LAS1を印加され、その他方入力端子に印加され
たロー信号LAS2とノアリングしてロー信号ATDを
出力する。
【0198】つまり、図9Bに示したように、パルス幅
Bを有するハイ状態のアドレス信号ADS3がアドレス
遷移検出回路に入力されれば、図9Cに示したように、
NORゲートNR5を経てメモリ内部で必要とするパル
ス幅Zを有する二つのハイ状態のアドレス遷移検出信号
ATDが出力される。
【0199】そして、ロー状態のアドレス信号ADS1
がハイ状態のアドレス信号ADS2に遷移される時、前
記パルス幅Zは、前記信号遅延部300、600の遅延
時間により決定され、前記ハイ状態のアドレス信号AD
S3がロー状態のアドレス信号ADS4に遷移される
時、前記パルス幅Zは、前記信号遅延部400、600
の遅延時間により決定される。
【0200】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるメモリ
のアドレス遷移検出回路は、メモリに入力されるアドレ
ス信号のパルス幅の長さに係らず、メモリ内部で必要と
するアドレス遷移検出信号を出力させることができ、メ
モリの誤動作を防止することによりメモリを安定的に動
作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のメモリのアドレス遷移検出回路図であ
る。
【図2】 本発明によるメモリのアドレス遷移検出回路
の第1実施例を示す。
【図3】 図2の各部の入出力波形図である。
【図4】 本発明によるメモリのアドレス遷移検出回路
の第2実施例を示す図である。
【図5】 図4の各部の入出力波形図である。
【図6】 本発明によるメモリのアドレス遷移検出回路
の第3実施例を示す図である。
【図7】 図6の各部の入出力波形図である。
【図8】 本発明によるメモリのアドレス遷移検出回路
の第4実施例を示す図である。
【図9】 図8の各部の入出力波形図である。
【符号の説明】
100 NORゲート、200 ラッチ部、300、40
0 信号遅延部、500信号出力部、600、700 論
理演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 全 龍源 大韓民国ソウル特別市松坡区梧琴洞70− 1 (56)参考文献 特開 昭62−132293(JP,A) 特開 昭63−164608(JP,A) 特開 平6−97785(JP,A) 特開 平6−76576(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/34 H03K 5/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたアドレス信号およびチップ選
    択信号をNOR処理するNORゲートと、 前記NORゲートの出力信号の反転信号と第2および第
    3の遅延信号とを受け、前記反転信号と第2および第3
    の遅延信号をNAND処理して、第1のラッチ信号を出
    力する第1のNANDゲートと、 前記NORゲートの出力信号と第1の遅延信号と前記3
    の遅延信号とを受け、前記NORゲートの出力信号と前
    記第1および第3の遅延信号をNAND処理して、第2
    のラッチ信号を出力する第2のNANDゲートと、 前記第1のラッチ信号を所定時間遅延して前記第1の遅
    延信号を出力する第1の信号遅延回路と、 前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記第2
    の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、 前記第1および第2の遅延信号をNAND処理する第3
    のNANDゲートと、 前記第1および第2のラッチ信号と前記第3のNAND
    ゲートの出力信号をNAND処理して前記第3の遅延信
    号を出力する第4のNANDゲートと、 前記第1の遅延信号および前記第2の遅延信号がともに
    第2の論理レベルのときまたは前記第1および第2のラ
    ッチ信号がともに第2の論理レベルのときにアドレス遷
    移検出信号を第1の論理レベルに設定しかつ前記第1の
    遅延信号および前記第1のラッチ信号がともに前記第1
    の論理レベルのときまたは前記第2の遅延信号および前
    記第2のラッチ信号がともに前記第1の論理レベルのと
    きに前記アドレス遷移検出信号を第2の論理レベルに設
    定する信号出力回路とを備え、前記アドレス遷移検出信
    号のパルス幅は、前記第1の論理レベルの期間により決
    定される、メモリのアドレス遷移検出回路。
  2. 【請求項2】 前記信号出力回路は、 前記第2の論理レベルの電圧を受ける第1の電源ノード
    とアドレス遷移検出信号を出力する出力ノードとの間に
    直列に接続されそれぞれのゲートに前記第1の遅延信号
    および前記第1のラッチ信号を受ける第1および第2の
    第1導電型の電界効果トランジスタと、 前記出力ノードと前記第1の論理レベルの電圧を供給す
    る第2の電源ノードとの間に直列に接続され、それぞれ
    のゲートに前記第2のラッチ信号と前記第1のラッチ信
    号とを受ける第3および第4の第2導電型の電界効果ト
    ランジスタと、 前記出力ノードと前記第1の電源ノードの間に直列に接
    続され、それぞれのゲートに前記第2の遅延信号と前記
    第2のラッチ信号とを受ける第5および第6の第1導電
    型の電界効果トランジスタと、 前記出力ノードと前記第2の電源ノードとの間に直列に
    接続され、それぞれのゲートに前記第1および第2の遅
    延信号を受ける第7および第8の第2導電型の電界効果
    トランジスタとを備える、請求項1記載のメモリのアド
    レス遷移検出回路。
  3. 【請求項3】 前記信号出力回路は、 ソース端子に電源電圧端子が接続され、ゲート端子に前
    記第1の遅延信号を受ける第1のPMOSトランジスタ
    と、 ソース端子に前記第1のPMOSトランジスタのドレイ
    ン端子が接続され、ゲート端子に前記第1のラッチ信号
    を受け、ドレイン端子が出力ノードに接続される第2の
    PMOSトランジスタと、 ドレイン端子が前記第2のPMOSトランジスタのドレ
    イン端子と前記出力ノードとに接続され、ゲート端子に
    前記第2のラッチ信号を受ける第1のNMOSトランジ
    スタと、 ドレイン端子が前記第1のNMOSトランジスタのソー
    ス端子に接続され、ゲート端子に前記第1のラッチ信号
    を受け、ソース端子が接地端子に接続される第2のNM
    OSトランジスタと、 ソース端子が電源電圧端子に接続され、ゲート端子に前
    記第2の遅延信号を受ける第3のPMOSトランジスタ
    と、 ソース端子が前記第3のPMOSトランジスタのドレイ
    ン端子に接続され、ゲート端子に前記第2のラッチ信号
    を受け、ドレイン端子が前記出力ノードに接続される第
    4のPMOSトランジスタと、 ドレイン端子が前記第4のPMOSトランジスタのドレ
    イン端子と前記出力ノードとに接続され、ゲート端子に
    前記第2の遅延信号を受ける第3のNMOSトランジス
    タと、 ドレイン端子が前記第3のNMOSトランジスタのソー
    ス端子に接続され、ゲート端子に前記第1の遅延信号を
    受け、ソース端子が接地端子に接続される第4のNMO
    Sトランジスタとを備える、請求項1記載のメモリのア
    ドレス遷移検出回路。
  4. 【請求項4】 与えられたアドレス信号およびチップ選
    択信号をNOR処理する第1のNORゲートと、 前記第1のNORゲートの出力信号の反転信号と第2お
    よび第3の遅延信号とを受け、前記反転信号と第2およ
    び第3の遅延信号をNOR処理して、第1のラッチ信号
    を出力する第2のNORゲートと、 前記第1のNORゲートの出力信号と第1の遅延信号と
    前記3の遅延信号とを受け、前記第1のNORゲートの
    出力信号と前記第1および第3の遅延信号をNOR処理
    して、第2のラッチ信号を出力する第3のNORゲート
    と、 前記第1のラッチ信号を所定時間遅延して前記第1の遅
    延信号を出力する第1の信号遅延回路と、 前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記第2
    の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、 前記第1および第2の遅延信号をNOR処理する第4の
    NORゲートと、 前記第1および第2のラッチ信号と前記第4のNORゲ
    ートの出力信号をNOR処理して前記第3の遅延信号を
    出力する第5のNORゲートと、 前記第1および第2の遅延信号がともに第1の論理レベ
    ルの時または前記第1および第2のラッチ信号がともに
    前記第1の論理レベルの時にアドレス遷移検出信号を第
    2の論理レベルに設定する信号出力回路とを備え、前記
    アドレス遷移検出信号のパルス幅は、前記第2の論理レ
    ベルの期間により決定される、メモリのアドレス遷移検
    出回路。
  5. 【請求項5】 前記信号出力回路は、 前記第2の論理レベルの電圧を受ける第1の電源ノード
    とアドレス遷移検出信号を出力する出力ノードとの間に
    直列に接続されそれぞれのゲートに前記第1および第2
    のラッチ信号を受ける第1および第2の第1導電型の電
    界効果トランジスタと、 前記出力ノードと前記第1の電源ノードの間に直列に接
    続され、それぞれのゲートに前記第1および第2の遅延
    信号を受ける第3および第4の第1導電型の電界効果ト
    ランジスタとを含む、請求項4記載のメモリのアドレス
    遷移検出回路。
  6. 【請求項6】 前記信号出力回路は、 ソース端子に電源電圧端子が接続され、ゲート端子に前
    記第1のラッチ信号を受ける第1のPMOSトランジス
    タと、 ソース端子に前記第1のPMOSトランジスタのドレイ
    ン端子が接続され、ゲート端子に前記第2のラッチ信号
    を受け、ドレイン端子が出力ノードに接続される第2の
    PMOSトランジスタと、 ソース端子が電源電圧端子に接続され、ゲート端子に前
    記第1の遅延信号を受ける第3のPMOSトランジスタ
    と、 ソース端子が前記第3のPMOSトランジスタのドレイ
    ン端子に接続され、ゲート端子に前記第2の遅延信号を
    受け、ドレイン端子が前記出力ノードに接続される第4
    のPMOSトランジスタとを含む、請求項4記載のメモ
    リのアドレス遷移検出回路。
  7. 【請求項7】 与えられたアドレス信号およびチップ選
    択信号をNOR処理するNORゲートと、 前記NORゲートの出力信号の反転信号と第2および第
    3の遅延信号とを受け、前記反転信号と前記第2および
    第3の遅延信号をNAND処理して、第1のラッチ信号
    を出力する第1のNANDゲートと、 前記NORゲートの出力信号と第1の遅延信号と前記3
    の遅延信号とを受け、前記NORゲートの出力信号と前
    記第1および第3の遅延信号をNAND処理して、第2
    のラッチ信号を出力する第2のNANDゲートと、 前記第1のラッチ信号を所定時間遅延して前記第1の遅
    延信号を出力する第1の信号遅延回路と、 前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記第2
    の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、 前記第1および第2の遅延信号をNAND処理する第3
    のNANDゲートと、 前記第1および第2のラッチ信号と前記第3のNAND
    ゲートの出力信号をNAND処理して前記第3の遅延信
    号を出力する第4のNANDゲートと、 前記第1および第2のラッチ信号をNAND処理してア
    ドレス変化検出信号を生成する第5のNANDゲートを
    備える、メモリのアドレス遷移検出回路。
  8. 【請求項8】 与えられたアドレス信号およびチップ選
    択信号をNOR処理する第1のNORゲートと、 前記第1のNORゲートの出力信号の反転信号と第2お
    よび第3の遅延信号とを受け、前記反転信号と前記第2
    および第3の遅延信号をNOR処理して、第1のラッチ
    信号を出力する第2のNORゲートと、 前記第1のNORゲートの出力信号と第1の遅延信号と
    前記3の遅延信号とを受け、前記第1のNORゲートの
    出力信号と前記第1および第3の遅延信号をNOR処理
    して、第2のラッチ信号を出力する第3のNORゲート
    と、 前記第1のラッチ信号を所定時間遅延して前記第1の遅
    延信号を出力する第1の信号遅延回路と、 前記第2のラッチ信号を前記所定時間遅延して前記第2
    の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、 前記第1および第2の遅延信号をNOR処理する第4の
    NORゲートと、 前記第1および第2のラッチ信号と前記第4のNORゲ
    ートの出力信号をNOR処理して前記第3の遅延信号を
    出力する第5のNORゲートと、 前記第1および第2のラッチ信号をNOR処理してアド
    レス変化検出信号を生成する第6のNORゲートを備え
    る、メモリのアドレス遷移検出回路。
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