JPH0969291A - アドレス信号遷移検出回路 - Google Patents

アドレス信号遷移検出回路

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JPH0969291A
JPH0969291A JP8149358A JP14935896A JPH0969291A JP H0969291 A JPH0969291 A JP H0969291A JP 8149358 A JP8149358 A JP 8149358A JP 14935896 A JP14935896 A JP 14935896A JP H0969291 A JPH0969291 A JP H0969291A
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circuit
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JP8149358A
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Junichi Suyama
淳一 須山
Kazukiyo Fukutome
和清 福留
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K5/04Shaping pulses by increasing duration; by decreasing duration
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、安定なATDパルスを発生させる
ATD回路を提供する。 【構成】 外部アドレス信号(AIN)の変化に対応し
て第1のパルス幅を有する第1の出力信号(ATDi
B、図4F)を出力し、外部アドレス信号(AIN)が
鋸歯状の第1の信号となった場合、この第1の信号のピ
ーク値より小さいピーク値を有する鋸歯状の第2の出力
信号を出力する(ATDiB、図3F)第1の回路手段
(図2、15)と、前記パルス幅増幅回路(21)の出
力信号が入力されこの出力信号を波形整形し、ATD信
号を出力する第2の回路手段(17)との間に、前記第
1の回路手段の出力信号のパルス幅を増幅させるパルス
幅増幅回路(21、図3)であって、前記第1の出力信
号が入力された場合(ATDiB,図10F)、第1の
パルス幅に対応する第2のパルス幅を有する第3の出力
信号(ATDiB1,図10G)を出力し、前記第2の
出力信号が入力された場合(ATDiB,図9F)、第
3のパルス幅を有する第4の出力信号(ATDiB1,
図9J)を出力するパルス幅増幅回路を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス信号遷移
検出回路(以下ATD回路という) に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のATD回路は、アドレスバッファ
回路およびOR回路が用いられ、アドレス信号の変化に
応じて第1のレベルから第2のレベルに変化し、この第
2のレベルを所望の期間維持した後第1のレベルに復帰
する信号を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ATD回路では、後で詳細に説明するように、一定のパ
ルス幅を確保することが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、安定なATD
パルスを発生できるATD回路を提供することを目的と
する。
【0005】本発明のATD回路は、(a)外部アドレ
ス信号の変化に対応して第1のパルス幅を有する第1の
出力信号を出力し、外部アドレス信号が鋸歯状の第1の
信号となった場合、この第1の信号のピーク値より小さ
いピーク値を有する鋸歯状の第2の出力信号を出力する
第1の回路手段と、(b)前記第1の回路手段の出力信
号のパルス幅を増幅させるパルス幅増幅回路であって、
前記第1の出力信号が入力された場合、第1のパルス幅
に対応する第2のパルス幅を有する第3の出力信号を出
力し、前記第2の出力信号が入力された場合、第3のパ
ルス幅を有する第4の出力信号を出力するパルス幅増幅
回路と(c)前記パルス幅増幅回路の出力信号が入力さ
れこの出力信号を波形整形し、ATD信号を出力する第
2の回路手段とを有する。
【0006】ここで、第1の回路手段は例えば図2に示
したアドレスバッファ回路である。また、第2の回路手
段は例えば図4に示したOR回路である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。参照する図面はこの発明
を理解できる程度に概略的に示してある。また、説明に
用いる各図において、同様な構成部分については同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0008】
【発明の第1の実施の形態】図1は、本発明の第1の実
施の形態を示すATD回路23のブロック図である。冗
長検出回路19は、ATD信号を利用する回路の一例で
ある。
【0009】A)第1の回路手段15の具体例としてア
ドレスバッファ回路15を図2に示す。このアドレスバ
ッファ回路15は、第1の遅延回路11と第2の遅延回
路13とを有している。また、アドレスバッファ回路1
5は、複数のインバータ、複数のPチャネル型MOSF
ET(以下、PMOSFETもしくはPMOSとい
う)、複数のNチャネル型MOSFET(以下NMOS
FETもしくはNMOSという)、NOR回路202お
よびEX−OR回路213等を有している。
【0010】このアドレスバッファ回路15は、ATD
回路中に、外部アドレスデータのビット数に対応して複
数用いられる。
【0011】このアドレスバッファ回路15は、外部ア
ドレス信号AINのLレベルからHレベルの変化に対応
して、HレベルからLレベルに変化し、前記遅延回路1
1、13で規定される一定時間経過後にHレベルに復帰
する信号ATDiBを出力する。
【0012】B)次にパルス幅増幅回路21について説
明する。図3に示すようにパルス幅増幅回路21は、第
1から第3のNAND回路21a〜21c、インバータ
21dおよび遅延回路21eを有している。
【0013】この第1のNAND回路21aの第1入力
端子には第1の回路手段15の出力部が接続され、第2
入力端子には第2のNAND回路21bの出力部が接続
される。また、第2のNAND回路21bの第1入力端
子には第1のNAND回路21aの出力部が接続され、
第2の入力端子には第3のNAND回路第21cの出力
部が接続される。また、第3のNAND回路21cの第
1入力端子には第1の回路手段15の出力部が接続さ
れ、第2の入力端子には遅延回路21eの出力部が接続
される。
【0014】インバータ回路21dは、第1のNAND
回路21aの出力部とこのパルス幅増幅回路の出力端子
との間に接続される。
【0015】遅延回路21eは、インバータ21dの出
力部と第3のNAND回路21cとの間に接続され、イ
ンバータ21dの出力信号を所定時間遅延して第3のN
AND回路21cの第2の入力端子に入力させる。この
遅延回路21eの遅延時間は、ATD信号の所望のパル
ス幅に対応して設定される。ここでは、第1の回路手段
15に内臓されている遅延回路11、13の遅延時間と
ほぼ同じに設定してある。
【0016】C)次に第2の回路手段の具体例としてO
R回路17を図4に示す。このOR回路17は、複数の
NAND回路、複数のPMOSFETおよび複数のNM
OSFET等を有する。
【0017】このOR回路の個数は、その設計に応じて
適宜設定される。
【0018】また、このOR回路17は、パルス幅増幅
回路21から出力されるATDiB1信号を波形整形し
て、ATD信号を出力する。
【0019】D)次に冗長検出回路19について説明す
る。図5に示すように冗長検出回路19は、電源電位と
ノードn1に接続され、そのゲートにATD信号が入力
されるPMOSFET(Tr2)を有している。さら
に、冗長検出回路19は、ノードn1と接地電位との間
に直列に接続されたヒューズとNMOSFET(Tr
1)を有する。このTr1のゲートには内部アドレス信
号AiYが入力される。
【0020】以下、本発明の第1の実施の形態のATD
回路(図1)の動作について説明するが、第1の実施の
形態のパルス幅増幅回路21(図3)の重要性を示すた
めに、まず、このパルス幅増幅回路21を用いていない
ATD回路(図6)の動作について説明する。
【0021】図6に比較のためのATD回路のブロック
図を示す。
【0022】このATD回路の第1の回路手段15、第
2の回路手段17および冗長検出回路19はそれぞれ図
2のアドレスバッファ回路、図4のOR回路および図5
の回路が用いられている。
【0023】このATD回路の動作を図7のタイミング
チャートを参照しながら説明する。
【0024】活性化信号CEがHレベルの状態で(図7
A)、外部アドレス信号AINがLレベルからHレベル
へ変化(図7B)すると、図2中のNOR回路202の
出力はLレベルとなる。このLレベルの信号は、5つの
インバータ203〜207によって反転され、Hレベル
の内部アドレス信号AiYとなる(図7C)。また、こ
のLレベルの信号は、3つのインバータ203〜205
によって反転され、HレベルのATIA信号となる(図
7D)。さらに、このLレベルの信号は、5つのインバ
ータ203〜207および遅延回路11によって、反転
されかつ遅延されてATIB信号(図7E)となる。
【0025】さらに、このLレベルの信号は、4つのイ
ンバータ203、208〜210を介し、Lレベルの内
部アドレス信号AiYBとなる(図7F)。AiYB信
号は、AiY信号の反転信号である。また、このLレベ
ルの信号は、2つのインバータ203、208を介し、
LレベルのATID信号となる(図7H)。さらに、こ
のLレベルの信号は、4つのインバータ203、208
〜210および遅延回路13によって、反転されかつ遅
延されてHレベルのATIC信号(図7G)となる。
【0026】このATIA〜ATID信号およびCE信
号が、EX−OR回路213を構成する複数のトランジ
スタに印加される。
【0027】ATICおよびATID信号は、電源電位
とノード1n1との間に並列に接続されたPMOSc,
PMOSdのゲートにそれぞれ印加される。また、AT
IAおよびATIB信号は、ノード1と出力端子OUTと
の間に並列に接続されるPMOSa、PMOSbにそれ
ぞれ印加される。また、ATIBおよびATIA信号
は、出力端子OUTとノード2n2との間に直列に接続さ
れたNMOSb、NMOSaにそれぞれ印加される。ま
た、ATICおよびATID信号は、出力端子OUTとノ
ード2n2との間に直列に接続されたNMOSc,NM
OSdにそれぞれ印加される。
【0028】また、電源電位と出力端子OUTとの間に接
続されたPMOSceおよび接地電位とノード2n2と
の間に接続されたNMOSceには、CE信号が印加さ
れる。
【0029】1)このATIA=L、ATIB=H、A
TIC=L、ATID=Hの期間は、EX−OR回路2
13においてPMOScおよびPMOSaがオン状態と
なるため、ATDiB信号は、Hレベルとなる。2)こ
のATIA=H、ATIB=H、ATIC=L、ATI
D=Lの期間は、EX−OR回路213においてNMO
SbおよびNMOSaがオン状態となる。ここで、NM
OSceにはHレベルのCE信号が印可されているた
め、オン状態となっている。従って、ATDiB信号
は、Lレベルとなる。3)このATIA=H、ATIB
=L、ATIC=H、ATID=Lの期間は、EX−O
R回路213においてPMOSdおよびPMOSbがオ
ン状態となるため、ATDiB信号は、Hレベルとな
る。従って、ATDiB信号は、H→L→Hのある一定
の幅を有するパルス信号となる(図7I)。
【0030】また、ATD信号は、ATDiB信号のパ
ルス幅に対応したパルス幅を有する信号となる(図7
J)。
【0031】ここでは、AIN信号がLレベルからHレ
ベルに変化した場合について説明したが、Hレベルから
Lレベルに変化する場合も同様の動作がなされる。
【0032】ところが、外部アドレス信号AINにノイ
ズが生じた場合、ATD信号がある一定の幅を有するパ
ルス信号とならない。その結果、冗長検出回路19の出
力がHレベルに復帰できず、Lレベルを維持してしま
う。
【0033】以上の動作を図8に示すタイミングチャー
トを用いて詳細に説明する。
【0034】活性化信号CEがHレベルの状態で(図8
A)、外部アドレス信号AINにL→H→Lレベルへ瞬
時に変化するようなノイズ(鋸歯状の信号)が生じた場
合(図8B)、AIY信号およびATIA信号が、鋸歯
状の波形となる。しかも、鋸歯のピークはノイズのピー
ク値より減衰された値となる(図8C、D)。
【0035】また、この鋸歯状の信号は、第1の遅延回
路11を介してATIB信号として出力されるが、この
鋸歯状の信号は、第1の遅延回路11によってさらに減
衰される。従って、ATIB信号は、Hレベルのままと
なる(図8E)。
【0036】なお、ATIC,ATID信号は図9で説
明したように、それぞれATIB、ATIA信号のほぼ
反転信号となるため図8においてはそのタイミングを省
略した。
【0037】従って、ATDiB信号は、ATIA信号
がHレベルになる一瞬に対応して、Lレベルとなる(図
8F)。この時、ATIB=H,ATIC=L、ATI
D=Lである。
【0038】このように、ATDiB信号は、第1の遅
延回路11の遅延時間に対応するパルス幅を確保できな
い。
【0039】従って、第2の回路手段であるOR回路1
7から出力されるATD信号も、第1の遅延回路11の
遅延時間に対応するパルス幅を確保できない(図8
G)。
【0040】このようなATD信号が、冗長検出回路1
9に入力された場合について次に説明する。
【0041】まず、この冗長検出回路(図5)の出力で
あるYRE信号は初期レベルのHレベルに保持されてい
る(図8Hの期間I)。
【0042】しかし、AiY信号がLレベルからHレベ
ルに変化し、冗長検出回路Tr1のしきい値を越える
と、YREはHレベルからLレベルに変化する(図8H
の時刻tA)。
【0043】ATD信号が、一定のパルス幅を有する正
常な信号である場合は、ATD信号に応答し、YRE信
号がHレベルに復帰する(図8Hの点線部a)。しかし
ながら、ATD信号が鋸歯状の信号で、Lレベルの期間
がほとんどないような信号の場合は、YRE信号は、H
レベルに復帰できず、以後の冗長判断において誤った判
断を招く。
【0044】次に、図1を用いて説明した本発明の第1
の実施の形態のATD回路の動作について、図9に示し
たタイミングチャートを用いて詳細に説明する。
【0045】図9A〜Fについては、図8A〜Fで説明
したタイミングと同じであるため説明を省略する。
【0046】図9Fに示すように、第1の遅延回路11
の遅延時間に対応するパルス幅を確保できず、鋸歯状の
ATDiB信号が第1の回路手段(アドレスバッファ回
路)15から出力され、図3で示したパルス幅増幅回路
21に入力た場合について説明する。
【0047】ここで、パルス幅増幅回路21のNAND
回路21a、21bおよび21cはそれぞれL、H、H
レベルに保持されている。そして、ATDiB信号がN
AND回路21aのしきい値を越えるとNAND回路2
1aは、Hレベルを出力し、NAND回路21bは、L
レベルを出力する(図9G,H)。また、NAND21
aの出力はインバータ21dで反転される。従って、A
TDiB1信号はLレベルとなる(図9Jの時刻t
1)。また、インバータ21dの出力は、遅延回路21
eに入力されるため、このLレベルの信号(21dの出
力信号)は、遅延時間後にNAND回路21cの出力を
HレベルからLレベルに変化される(図9Iの時刻t
2)。このNAND回路21cのLレベルの出力信号
が、NAND回路21bに入力されることによって、N
AND回路21a、21bによるラッチ動作は解除され
る。つまり、このNAND回路21b出力のLレベルか
らHレベルへの変化(図9Hの時刻t3)に応答して、
ATDiB1信号が、LレベルからHレベルに変化する
(図9Jの時刻t4)。このATDiB1信号がLレベ
ルの期間は、遅延回路21eの遅延期間に対応する。こ
の遅延時間は、第1の回路手段(アドレスバッファ回
路)15の遅延回路11、13の遅延回路と同程度の時
間である。
【0048】このように、パルス幅増幅回路21を用い
ることによって、外部アドレス信号ATNが鋸歯状の信
号となっても所望のパルス幅を有するATDiB1信号
(図9K)を得ることができる。
【0049】そして、このATDiB1信号は、第2の
回路手段(OR回路)17によって、波形整形され、A
TD信号として出力される(図9K)。
【0050】従って、このATD信号が、図11の冗長
検出回路に入力されても、このATD信号が一定の期間
Lレベルとなっているので、図5中のTr2を動作させ
ることができる。よって、電源電位から電位が供給さ
れ、YRE信号はHレベルに復帰する(図9Lの時刻t
A)。
【0051】すなわち、正確な冗長判断をすることがで
きる。
【0052】また、図10Bに示すように、通常の外部
アドレス信号が入力された場合について説明する。
【0053】図10A〜Fについては、図7A〜Eおよ
びIで説明したタイミングと同じであるため説明を省略
する。
【0054】図10Fに示すように、一定のパルス幅を
有するATDiB信号が第1の回路手段(アドレスバッ
ファ回路)15から出力され、図3で示したパルス幅増
幅回路21に入力た場合について説明する。
【0055】ATDiB信号がHレベルからLレベルへ
の変化に対応して、ATDiB1信号もHレベルからL
レベルに変化する。その後、ATDiB1信号は、パル
ス幅増幅回路の遅延回路21eの遅延時間じ対応する期
間(t1からt2)Lレベルを維持した後、Hレベルと
なる。詳細な動作については、図3と同様であるため説
明を省略する。
【0056】なお、以上の説明から明らかなように、パ
ルス幅増幅回路は、ATDiB信号がNAND回路21
aのしちい値を越えることができない程度まで減衰して
いる場合は、冗長検出回路19への信号の供給を禁止す
るという効果をも持つ。
【0057】
【発明の第2の実施の形態】図11は、本発明の第2の
実施の形態を示すATD回路のブロック図である。
【0058】第1の実施の形態(図1)では、パルス幅
増幅回路21を第1の回路手段15と第2の回路手段1
7との間に設けたが、第2の実施の形態では、パルス幅
増幅回路21を第2の回路手段17の出力部に設けてい
る。
【0059】従って、第2の回路手段の出力信号ATB
iBorがパルス幅増幅回路(図3)のNAND回路2
1a,21cの一方の入力端子に入力される。
【0060】第1の実施の形態ではパルス幅増幅回路が
第1の回路手段と1:1で接続されているため、外部ア
ドレスデータのビット数と同じ個数必要である。
【0061】しかし、この第2の実施の形態では、第2
の回路手段と1:1で接続されているため、パルス幅増
幅回路を大幅に削減できる。
【0062】従って、回路面積を小面積化できる。
【0063】この第2の実施の形態(図11)のATD
回路の動作は、基本的には、第1の実施の形態と同様で
ある。
【0064】ただし、第1の実施の形態ではパルス幅増
幅回路21には、第1の回路手段から出力されるATD
iB信号が入力されていたのに対し、第2の実施の形態
ではこのATDiB信号が第2の回路手段(OR回路)
で処理されたATDiBor信号が入力される。
【0065】ATDiBor信号は、図12Gおよび図
13Gに示した通り、外部アドレス信号にノイズが生
じ、鋸歯状信号となった場合は、鋸歯状の信号となり、
また、外部アドレス信号が正常にLレベルからHレベル
に変化した場合は、所望のパルス幅を有する信号となる
(図9のFおよび図10FのATDiB信号と同様)。
【0066】従って、第2の実施の形態のATD回路
は、図9および図10を用いて説明した動作と同様とな
る。
【0067】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、外部アドレス信号にノイズが生じ、鋸歯状の信
号となっても、所望のパルス幅を有するATD信号を出
力することができるので、ATD信号が入力される冗長
検出回路等を的確に動作させることができる。
【0068】さらに、本発明のATD回路を、例えばS
RAM,DRAM等の半導体記憶装置に設けることによ
って、安定なATDパルスを発生することができる。
【0069】また、本発明においては、第1、第2の回
路手段は、上記アドレスバッファ回路図7およびOR回
路図2に限られない。また、パルス幅増幅回路も図8せ
示した構成に限られず、同様な機能を有するものであれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すATD回路の
ブロック図である。
【図2】アドレスバッファ回路図である。
【図3】パルス幅増幅回路図である。
【図4】OR回路図である。
【図5】冗長検出回路図である。
【図6】比較のためのATD回路のブロック図である。
【図7】図6のATD回路に正常な信号が入力された場
合のタイミングチャートである。
【図8】図6のATD回路にノイズが入力された場合の
タイミングチャートである。
【図9】図1のATD回路にノイズが入力された場合の
タイミングチャートである。
【図10】図1のATD回路に正常な信号が入力された
場合のタイミングチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示すATD回路
のブロック図である。
【図12】図11のATD回路にノイズが入力された場
合のタイミングチャートである。
【図13】図11のATD回路に正常な信号が入力され
た場合のタイミングチャートである。
【符号の説明】
15 アドレスバッファ回路 17 OR回路 19 冗長検出回路 21 パルス幅増幅回路 23 ATD回路 21a、21b、21c NAND回路 21e 遅延回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)外部アドレス信号の変化に対応し
    て第1のパルス幅を有する第1の出力信号を出力し、 外部アドレス信号が鋸歯状の第1の信号となった場合、
    この第1の信号のピーク値より小さいピーク値を有する
    鋸歯状の第2の出力信号を出力する第1の回路手段と、 (b)前記第1の回路手段の出力信号のパルス幅を増幅
    させるパルス幅増幅回路であって、 前記第1の出力信号が入力された場合、第1のパルス幅
    に対応する第2のパルス幅を有する第3の出力信号を出
    力し、 前記第2の出力信号が入力された場合、第3のパルス幅
    を有する第4の出力信号を出力するパルス幅増幅回路と (c)前記パルス幅増幅回路の出力信号が入力されこの
    出力信号を波形整形し、アドレス信号遷移検出信号を出
    力する第2の回路手段と、を有することを特徴とするア
    ドレス信号遷移検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2および第3のパルス幅は
    ほぼ同じに設定されていることを特徴とする請求項1記
    載のアドレス信号遷移検出回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の回路手段は、 活性化信号によって活性化され、外部アドレス信号の反
    転信号を出力するNOR回路と、 前記NOR回路の出力と第1の端子との間に接続され、
    前記NOR回路の出力を反転させた信号を第1の端子に
    供給する奇数個のインバータと、 前記NOR回路の出力と第2の端子との間に接続され、
    前記NOR回路の出力を同じレベルの信号を第2の端子
    に供給する偶数個のインバータと、前記第1の端子と第
    3の端子との間に接続された第1の遅延回路と、前記第
    2の端子と第4の端子との間に接続された第2の遅延回
    路と、 電源電位と第1ノードとの間に並列に接続され、そのゲ
    ートがぞれぞれ第3の端子および第4の端子に接続され
    た2つのPチャネル型MOSトランジスタと、 第1のノードと出力端子との間に並列に接続され、その
    ゲートがそれぞれ第1の端子および第2の端子に接続さ
    れた2つのPチャネル型MOSトランジスタと、 前記出力端子と第2のノードとの間に直列に接続され、
    そのゲートが第1第2の端子に接続された2つのNチャ
    ネル型MOSトランジスタと、 前記出力端子と第2のノードとの間に直列に接続され、
    そのゲートが第3第4の端子に接続された2つのNチャ
    ネル型MOSトランジスタと、 前記第2のノードと接地電位との間に接続され活性化信
    号により駆動されるNチャネル型MOSトランジスタ
    と、 前記出力端子と電源電位との間に接続され活性化信号に
    より駆動されるPチャネル型MOSトランジスタと、で
    構成されることを特徴とする請求項1記載のアドレス信
    号遷移検出回路。
  4. 【請求項4】 前記パルス幅増幅回路は、 入力端子と、 前記入力端子とその第1の入力部が接続された第1、第
    2のNAND回路と、 前記第1、第2のNAND回路の出力部がその第1、第
    2の入力部それぞれ接続され、その出力部が前記第1の
    NAND回路の第2の入力部に接続された第3のANN
    D回路と、 前記第1のNAND回路の出力部と前記第2のNAND
    回路の出力部との間に接続され遅延回路とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のアドレス信号遷移検出回
    路。
  5. 【請求項5】 (a)外部アドレス信号の変化に対応し
    て第1のパルス幅を有する第1の出力信号を出力し、 外部アドレス信号が鋸歯状の第1の信号となった場合、
    この第1の信号のピーク値より小さいピーク値を有する
    鋸歯状の第2の出力信号を出力する第1の回路手段と、 (b)前記第1の回路手段の出力信号が入力されこの出
    力信号を波形整形する第2の回路手段であって、 前記第1の出力信号が入力された場合、第1のパルス幅
    に対応する第2のパルス幅を有する第3の出力信号を出
    力し、 前記第2の出力信号が入力された場合、第2の出力信号
    に対応する鋸歯状の第4の出力信号を出力する第2の回
    路手段と、 (c)前記第2の回路手段の出力信号のパルス幅を増幅
    させるパルス幅増幅回路であって、 前記第3の出力信号が入力された場合、第2のパルス幅
    に対応する第3のパルス幅を有するアドレス信号遷移検
    出信号を出力し、 前記第4の出力信号が入力された場合、第4のパルス幅
    を有するアドレス信号遷移検出信号を出力するパルス幅
    増幅回路とを有することを特徴とするアドレス信号遷移
    検出回路。
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