JP3393152B2 - 静電放電保護装置および製造方法 - Google Patents

静電放電保護装置および製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に静電放電保護装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】発明の範囲を制限することなく、静電放
電保護装置に関して発明の背景の説明を行う。
【0003】従来この分野では半導体デバイスは静電放
電(ESD)現象の影響を受け易いことが知られてい
る。最も良く知られたESD事象は人体と大地間に生じ
るものである。4KVの静電位は珍しくない。代表的に
放電は数10nS間生じピーク電流は数10Aである。
この高電圧、高電流サージは電子部品の主要な脅威の典
型である。半導体デバイスをESDから保護する従来の
方法は代表的にSiクランプダイオード、ツェナーダイ
オード、およびシリコン制御整流器もしくはサイリスタ
を使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】GaAs集積回路にE
SD保護を行う場合前記解決方法には著しい制約があ
る。さらに個別Si保護装置を無線周波(RF)応用に
使用すると、前記Siデバイスは比較的容量が高くかつ
スイッチング速度が遅いため回路性能が低下する。
【0005】したがって、半導体産業においてモノリシ
ックGaAs集積回路に集積することができる低容量高
速デバイスおよび、特に無線(RF)応用における、個
別保護装置に対するニーズがある。
【0006】GaAs ESD保護装置に対するニーズ
が存在することも認識されている。特に、この装置は低
容量、高スイッチング速度の特性を有し好ましくはGa
Asモノリシック集積回路との集積性を有することが望
ましい。エピタキシャル材成長が必要であるため、ヘテ
ロ接合デバイスは一般的に非常に高価なデバイスと考え
られ高性能応用でしか是認されなかったが、このような
デバイスはESD応用において非常に小さな回路を実現
することができ小型化により妥当な価格の回路が提供さ
れることが判っている。
【0007】
【課題を解決するための手段】一般的に、本発明の一形
式において、少くとも1個のヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタを具備するESD保護回路が開示される。
【0008】これは明らかにGaAs材系で製造される
最初のESD保護装置である。また、明らかにESD保
護回路にヘテロ接合バイポーラトランジスタを使用する
最初の例でもある。本発明の利点はその容量が匹敵する
シリコン制御整流器よりも低いオーダーでありそのスイ
ッチング速度は遙かに速いことである。さらに、GaA
sモノリシック集積回路上に容易に集積することができ
る。さらに、このような構成により4000Vを越すE
SD保護も実証された。
【0009】
【実施例】最初の実施例の回路図を図1に示す。回路は
双方向GaAs半導体制御整流器(SCR)として機能
する。それは2つのSCR小回路により構成され、一方
はQ1,Q2およびR2の組合せからなり他方はQ3,
Q4およびR4要素からなっている。Q1,Q2および
R2小回路は正のESD過渡電圧に対する保護を行い、
Q3,Q4およびR4小回路は負のESD過渡電圧に対
する保護を行う。図1に示すように組み合せると、双方
向(すなわち、正もしくは負の)ESD保護装置が形成
される。本発明の重要な特徴はその双方向性が静電放電
事象に対する保護能力に適用されるだけでなく、BV
CER すなわちターンオン電圧に達する前にいずれかの極
性の電圧が±15−25Vまで揺動してもよいことであ
る。これは、負の過渡電圧に対しては通常ダイオードに
より“クランプ”される従来のESD保護方法とは対照
的である。代表的な従来技術のダイオードクランプSC
Rの回路図を図3に示す。図4の代表的な従来技術の装
置のI−V曲線を参照すると、ターンオンするまでに1
2〜20Vの順方向電圧に耐えられるが、負電圧に対し
てはデバイスは1ダイオード電圧降下だけでターンオン
することが判る。正常動作時に線電圧は大地電圧よりも
低くなることがないため、従来技術の解決方法はDC信
号線の保護に対しては適切である。しかしながら、RF
信号線に対しては、装置はRF波形の正負の等しい電圧
揺動を考慮しなければならない(両極性に対するデバイ
スのローディングは等しいものとする)。前記したよう
に、最初の実施例ではターンオン状態に達する前におよ
そ±15−25Vの電圧揺動が考慮される。本実施例は
DCもしくはRF信号線すなわち導体のESD保護とし
て使用することができる。代表的に、それには例えばR
FもしくはDC信号線に接続された一方のノード20お
よび接地線に接続された他方のノード22が設けられ
る。実施例はサイズが非常に小さく(およそ100μm
平方)かつヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HB
T)、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ(HFET)
および金属半導体電界効果型トランジスタ(MESFE
T)等のデバイスを製造するのに使用されるエピタキシ
ャル構造からデバイスを形成することが容易であるため
モノリシック集積回路に集積するのに特に適している。
【0010】第2の実施例において、第1の実施例にお
ける順方向電圧に対して観察された高電圧“スナップバ
ック”特性を維持しながら従来技術の解決方法における
負の低ターンオン電圧が得られる。これは図5の回路図
に示す付加抵抗R1により達成される。付加抵抗R1に
より最初の実施例における双方向ESD保護特性が維持
されるが、被保護回路の動作は大地よりも1ダイオード
電圧降下だけ低い電圧とおよそ+15−25Vの電圧と
の間に限定される。これは負の過渡電圧を制限すること
が重要となるDC制御線の重要な特徴となる。
【0011】第2の実施例が従来技術の解決方法と異な
る点はデバイスの順方向I−V特性で明白なSCR状ア
クションが負のI−V特性に対しても生じることであ
る。負電圧状態における回路機能を図5の第2の実施例
の回路図を参照して説明を行い、その関連するI−V特
性を図6に示す。回路はおよそ0.6Vよりも小さい負
の電圧振幅揺動に対して影響を及ぼさない。しかしなが
ら、およそ0.6Vでは、トランジスタQ3のエミッタ
ーベース接合“ダイオード”がターンオンしQ3のエミ
ッターベース接合および抵抗R1を介して電流が確立さ
れる。次に、R1を流れる電流がトランジスタQ4のタ
ーンオン電圧を越える電圧をR1の両端間に生じるのに
充分な値となるまでI−V曲線は従来技術のI−V特性
で見られるのと同様な抵抗勾配を採る。この点において
電流はR1〜Q4周りで分路されて回路はその正規SC
R状動作へ戻り、低電圧で高電流を処理ししたがって高
い過渡エネルギーを消散できるという従来技術の解決方
法に較べた場合の利点が得られる。
【0012】R1の値により従来技術“ダイオード”の
I−V特性から第2の実施例のSCR状“スナップバッ
ク”I−V特性への遷移点に対するI−V特性が設定さ
れる。
【0013】実施例の装置を構成するエピタキシャル材
構造を図7に示す。基板50はおよそ625μm厚の半
絶縁GaAsである。例えばおよそ1.5×1018cm
-3の濃度でSiドープされたn型GaAsサブコレクタ
層52が次におよそ1.0μmの厚さに堆積される。次
に、例えばおよそ8.0×1015cm-3の濃度でSiド
ープされたGaAsのn型コレクタ層54がおよそ0.
65μmの厚さに堆積される。次に、例えばおよそ1.
5×1019cm-3の濃度でCドープされたp型GaAs
ベース層56がおよそ0.09μmの厚さに堆積され
る。例えばおよそ5×1017cm-3の濃度でSiドープ
されたエミッタ層58、AlxGa1-xAs,x=0.3
0、がおよそ0.1μmの厚さに堆積される。グレーデ
ッド層60では、Alモル比はおよそ0.05μmの層
厚内でエミッタ層58の頂縁における30%から0%ま
で低減される。ドーピングはエミッタ層58の場合と同
様である。グレーデッド層60の頂部にはバッファ層6
2が堆積され、それはGaAsにより構成され例えばお
よそ4×1018cm-3の濃度でSiドープされている。
バッファ層62の厚さはおよそ0.15μmである。次
の層はバッファ層62とエミッタコンタクト層66間の
遷移として作用する。グレーデッド層64ではInモル
比はおよそ0.04μmの厚さにわたってバッファ層6
2の頂縁における0%から50%まで傾斜している。グ
レーデッド層64は例えばおよそ1×1019cm-3の濃
度でSiドープされる。最初に、例えばおよそ1×10
19cm-3の濃度でSiドープされたInxGa1-xAs,
x=0.50、のエミッタコンタクト層66がおよそ
0.04μmの厚さに堆積される。明確にするために、
残りの工程説明を通じて図7のエピタキシャル材構造は
図8aに示すような簡単化された形状で示す。図8aに
おいて、層58,60,62,64,66は一層68で
示されている。
【0014】第1の実施例デバイスの製造方法は次のよ
うである。パターン化されたホトレジストを蒸着および
リフトオフ工程で使用して活性デバイス領域を画定する
領域におよそ4.0μmのAu70が堆積される。Au
は半導体ウェーハ上の活性領域を絶縁するように作用す
るおよそ5MeVO2 打込みのためのマスクとして作用
する。こうして得られる構造を図8bに示し、絶縁領域
72には陰影が付けられている。
【0015】Auマスク70を除去しておよそ1000
Å厚のWSi層74が堆積される。ホトレジストが堆積
されパターン化され、それぞれ400,400および2
000Å厚のTi/Pt/Auの蒸着およびリフトオフ
を行って図8cに示すようなエミッターメタライゼーシ
ョン76が画定される。
【0016】次に、エミッター層68を4ステップでエ
ッチングしてエミッターメタライゼーション76の下に
エミッターメサを形成する。最初に、CF4 /O2 をエ
ッチャントとして使用する反応性イオンエッチング(R
IE)技術によりWSi層74が除去される。次に、H
2 SO4 :H2 2 :H2 O(体積比1:8:160)
溶液を使用してInGaAs層62,64が除去され
る。次に、(CCl4 をエッチャントとして)RIEに
よりGaAsバッファ層66がエッチングされるが、エ
ッチングはAlGaAs層60,68で停止される。次
に、(BCl3 をエッチャントとして)RIEにより層
60,58がエッチングされP+ベース層56が露呈さ
れる。こうして得られる構造を図8dに示す。
【0017】それぞれ500,150および2000Å
厚のTi/Pt/Auの蒸着およびリフトオフによりベ
ースメタライゼーション78が堆積される。こうして得
られる構造を図8eに示す。ホトレジストをパターン化
し次に(BCl3 をエッチャントとして)RIEにより
P+ベース層56を除去することによりベースメサが形
成される。これにより、図8fに示すようにn−コレク
タ層54が露呈される。
【0018】第1の実施例の回路を形成するには、図9
に示すようなベースおよびエミッターメサの交番パター
ンが必要である。図9は明確にするためにメタライゼー
ションを全て除去した第1の実施例の回路の投影図であ
る。図9に示す中央列メサの断面図を図10に示す。図
10を図8fと比較すればデバイスの交番メサ構造が良
く判る。回路の外部コンタクトはAuボンドパッド2
0,22により提供するか、もしくは第1の実施例回路
を含む集積回路の一部として組み込まれている信号すな
わちDC線に直接コンタクトすることができる。エミッ
タおよびベースメタライゼーションとのコンタクトは標
準Auエアブリッジ工程を使用して行われる。明確にす
るためにエミッターおよびベースメタライゼーションを
図示せぬエアブリッジおよびボンドパッドを有する構造
を図11に示し、これは図1に示す実施例の回路図に対
応している。要素の番号が図1と同じである図11の平
面図を図12に示し基板上のトランジスタおよび抵抗の
配置と分布を示している。図12からお判りのように、
エミッターメサ構造から垂直にNPNトランジスタが形
成される。これらのトランジスタには広禁制帯エミッタ
ー層58が組み込まれているため、真のヘテロ接合トラ
ンジスタとなる。しかしながら、PNPトランジスタ
(Q1およびQ3)は図12に示すように隣接ベースメ
サ間に横方向に形成される。P+層56の固有抵抗によ
りベース−エミッタ分路抵抗R2,R4が生じる。実施
例ではR2はおよそ250Ωであり、R4は125Ωで
ある。R2およびR4の値によりデバイスの初期破壊が
生じる点が設定される。R2およびR4を無視すると実
施例のデバイスよりも低い電圧で破壊が生じる。
【0019】第2の実施例デバイスの抵抗R1は第1の
実施例のレイアウトに容易に加えることができ、それを
図13に示す。Q4の共通コレクタおよびQ3のベース
(層54)からボンドパッド20のメタライゼーション
への接続が必要である。コレクタ層54は低濃度にドー
プ(8.0×1015原子/cm3 )されているため、抵
抗率は非常に高い。バルク層抵抗による抵抗値はサイ
ズ、コンタクト数およびコレクタ層コンタクトとP+イ
ンジェクタI3間の離隔距離によって200〜1000
0Ωの範囲となる。コレクタ層コンタクトは前記方法に
よらず第2のボンドパッド22へ続くエアブリッジに配
置することもできる。
【0020】標準SCRの場合(この場合Q1およびQ
2もしくはQ3およびQ4である)SCRを構成する2
個のトランジスタの合成利得が1である必要があるた
め、実施例のデバイスは従来のSCRのようには機能し
ないという指摘がある(例えば、S.M.Sze,Ph
ysies of Semiconductor De
vice,第2編、第4章、参照)。しかしながら、こ
の場合、NPNトランジスタ(Q2およびQ4)に較べ
てPNPトランジスタ(Q1およびQ3)が比較的非効
率的であるため、従来の方法で単位利得条件を満すこと
ができない。図2を参照すれば、図4に示す従来技術S
iデバイスの全“スナップバック”電流−電圧特性の替
りに、実施例のデバイスの電流−電圧特性は2段階“ス
ナップバック”現象を示すことが判る。前記PNPトラ
ンジスタの低利得により、SCR作用のトリップおよび
保持電流は従来技術のSCRよりも遙かに大きくなる。
デバイスを流れる電流が増大すると、n−コレクタ層5
4の導電率変調によりPNPトランジスタの機能は高電
流においてさらにスナックバックを生成するように修正
される。これは、恐らくPNPの電気的ベース幅が短縮
されて特定の電圧および電流において単位利得条件を充
分満すまでPNPの利得が増大するために生じるものと
思われる。これは驚くべき結果であり横型PNPトラン
ジスタを使用した従来技術の静電放電デバイスが無い理
由を恐らく説明するものである(横型PNPトランジス
タは縦型NPN処理とコンパチブルであるが、一般的に
は利得が低過ぎて縦型NPNトランジスタと一緒に使用
する時に単位利得積が得られない)。
【0021】各SCR内でエネルギ分布を助けるのに抵
抗バラスト技術が使用される。これは、P+インジェク
タコンタクトとP+メサのエッジ間の間隔だけでなくエ
ミッターメサとP+ベースメサのエッジ間間隔を制御す
ることによって行われる。この特定設計では、両方のス
ペーシングに4μm間隔が使用されたが、5μmからお
よそ1μmの範囲の間隔を使用することができる。これ
により、インジェクタと直列およびPNPのコレクタも
しくはNPNのベースと直列に抵抗が付加される。これ
らのバラスト抵抗は図14の寄生分布抵抗R5〜R16
により表わされる。これらの抵抗は保護装置が耐えられ
る最大ピークエネルギを設定するのに重要である。構造
のいかなる領域もしくはコーナーにおいても不均衡な量
の総電流を取り込むことができないことが重要となる。
例えば、欠陥等により局所において電流が増大すると、
半導体“抵抗”の抵抗加熱により欠陥領域においてその
抵抗値が増大し、全構造周りの低抵抗経路へ電流が再分
布される。図14からバラスト抵抗はインジェクタI
1,I3だけでなくQ2,Q4のエミッター周辺に沿っ
ても分布されることが判る。これらの抵抗を図15に略
示する。
【0022】第3の実施例のデバイスは第1もしくは第
2の実施例の装置を2個積み重ねた、すなわち直列に連
結したものである。2個の直列接続された第1もしくは
第2の実施例のデバイスを信号すなわちDC線と大地間
に配置すると、所与のESDエネルギーレベルに対する
電圧能力を2倍にすることができる。さらに、スタック
のターンオン電圧が被保護デバイスの破壊電圧を越える
まで第1もしくは第2の実施例のデバイスを継続的に積
み重ねることができる。これにより、被保護デバイスに
過剰応力を加えることなくデバイスの入力で大きく電圧
を揺動させることができる。
【0023】2,3の実施例について詳細説明を行って
きた。特許請求の範囲内で前記したものとは異なる実施
例も考えられる。
【0024】内外接続はオーミック、キャパシティブ、
直接もしくは間接、介在回路を介したものその他とする
ことができる。光もしくは他の技術に基いた形式や実施
例だけでなく、ガリウム砒素および他の電子材料族の個
別部品もしくは完全集積回路として実現することも考え
られる。
【0025】実施例について本発明を説明してきたが、
本発明は制約的意味合いを有するものではない。同業者
ならば本発明を参照すれば他の実施例だけでなく実施例
のさまざまな修正および組み合せが自明と思われる。こ
のような修正や実施例は全て特許請求の範囲に入るもの
とする。
【0026】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)少くとも1個のヘテロ接合バイポーラトランジス
タを具備する静電放電保護回路。 (2)第(1)項記載の静電放電保護回路において、前
記ヘテロ接合バイポーラトランジスタはGaAsベース
およびコレクタ層とAlGaAsエミッター層からな
る、静電放電保護回路。
【0027】(3)静電放電保護回路において、該回路
は、第1のターミナルコンタクトと、NPNヘテロ接合
バイポーラトランジスタと、PNPバイポーラトランジ
スタと、ベース−エミッター分路抵抗と、前記第1のタ
ーミナルコンタクトに接続された前記PNPトランジス
タのエミッターと、前記NPNトランジスタのコレクタ
に接続された前記PNPトランジスタのベースと、前記
NPNトランジスタのベースに接続された前記PNPト
ランジスタのコレクタと、第2のターミナルコンタクト
に接続された前記NPNトランジスタのエミッタを具備
し、前記ベース−エミッター分路抵抗は前記NPNトラ
ンジスタの前記ベースと前記NPNトランジスタのエミ
ッター間に接続されて、半導体デバイスを4000Vを
越える静電放電から保護できる低容量デバイスが得られ
る、静電放電保護回路。
【0028】(4)第(3)項記載の静電放電保護回路
において、前記NPNヘテロ接合バイポーラトランジス
タはGaAsコレクタおよびベース層とAlGaAsエ
ミッター層からなる、静電放電保護回路。
【0029】(5)第(3)項記載の静電放電保護回路
において、前記PNPバイポーラトランジスタは高濃度
にドープされたp型ベース層でできた2つのメサからな
り、前記メサはその間の近くにある低濃度にドープされ
たn型コレクタ層により接続されている、静電放電保護
回路。
【0030】(6)第(3)項記載の静電放電保護回路
において、前記ベース−エミッター分路抵抗は高濃度に
ドープされたp型GaAsにより形成される、静電放電
保護回路。
【0031】(7)双方向静電放電保護装置において、
該装置は第1のターミナルコンタクトと、第1のNPN
ヘテロ接合バイポーラトランジスタと、第1のPNPバ
イポーラトランジスタと、第1のベース−エミッター分
路抵抗と、前記第1のターミナルコンタクトに接続され
た前記第1のPNPトランジスタのエミッターと、前記
第1のNPNトランジスタのコレクタに接続された前記
第1のPNPトランジスタのベースと、前記第1のNP
Nトランジスタのベースに接続された前記第1のPNP
トランジスタのコレクタと、第2のターミナルコンタク
トに接続された前記第1のNPNトランジスタのエミッ
ターと、前記第1のNPNトランジスタの前記ベースお
よび前記エミッター間に接続された前記第1のベース−
エミッター分路抵抗と、第2のNPNヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタと、第2のPNPバイポーラトランジ
スタと、第2のベース−エミッター分路抵抗と、前記第
2のターミナルコンタクトに接続された前記第2のPN
Pトランジスタのエミッターと、前記第2のNPNトラ
ンジスタのコレクタに接続された前記第2のPNPトラ
ンジスタのベースと、前記第2のNPNトランジスタの
前記ベースに接続された前記第2のPNPトランジスタ
のコレクタを具備し、前記第2のNPNトランジスタの
前記エミッターは前記第1のターミナルコンタクトに接
続され、前記第2のベース−エミッター分路抵抗は前記
第2のNPNトランジスタの前記ベースと前記エミッタ
ー間に接続され、前記第1のPNPトランジスタのベー
スと前記第1のNPNトランジスタのコレクターとの接
続は前記第2のPNPトランジスタのベースと前記第2
のNPNトランジスタのコレクタとの接続に接続されて
いて、半導体デバイスをいずれかの極性の4000Vを
越える静電放電から保護することができる低容量デバイ
スが得られる、双方向静電放電保護装置。
【0032】(8)第(7)項記載の静電放電保護装置
において、前記NPNヘテロ接合バイポーラトランジス
タはGaAsコレクタおよびベース層とAlGaAsエ
ミッター層からなる、静電放電保護装置。
【0033】(9)第(7)項記載の静電放電保護装置
において、前記PNPバイポーラトランジスタは高濃度
にドープされたp型ベース層の2つのメサからなり、前
記メサはその間の近くにある低濃度にドープされたn型
コレクタ層により接続されている、静電放電保護装置。
【0034】(10)第(7)項記載の静電放電保護装
置において、前記ベース−エミッター分路抵抗は高濃度
にドープされたp型GaAsにより形成される、静電放
電保護装置。
【0035】(11)双方向静電放電保護装置におい
て、該装置は、第1のターミナルコンタクトと、第1の
NPNヘテロ接合バイポーラトランジスタと、第1のP
NPバイポーラトランジスタと、第1のベース−エミッ
ター分路抵抗と、前記第1のターミナルコンタクトに接
続された前記第1のPNPトランジスタのエミッター
と、前記第1のNPNトランジスタのコレクタに接続さ
れた前記第1のPNPトランジスタのベースと、前記第
1のNPNトランジスタのベースに接続された前記第1
のPNPトランジスタのコレクタと、第2のターミナル
コンタクトに接続された前記第1のNPNトランジスタ
のエミッターと、前記第1のNPNトランジスタの前記
ベースおよび前記エミッター間に接続された前記第1の
ベース−エミッター分路抵抗と、第2のNPNヘテロ接
合バイポーラトランジスタと、第2のPNPバイポーラ
トランジスタと、第2のベース−エミッター分路抵抗
と、前記第2のターミナルコンタクトに接続された前記
PNPトランジスタのエミッターと、前記第2のNPN
トランジスタのコレクタに接続された前記第2のPNP
トランジスタのベースと、前記第2のNPNトランジス
タの前記ベースに接続された前記第2のPNPトランジ
スタのコレクタを具備し、前記第2のNPNトランジス
タの前記エミッターは前記第1のターミナルコンタクト
に接続され、前記第2のベース−エミッター分路抵抗は
前記第2のNPNトランジスタの前記ベースと前記エミ
ッター間に接続され、前記第1のPNPトランジスタの
ベースと前記第1のNPNトランジスタのコレクタとの
接続はノードを介して前記第2のPNPトランジスタの
前記ベースと前記第2のNPNトランジスタのコレクタ
との接続に接続されており、さらにバイパス抵抗を具備
し、前記バイパス抵抗は前記第1のターミナルコンタク
トと前記ノード間に接続されていて、半導体デバイスを
いずれかの極性の4000Vを越える静電放電から保護
することができる低容量デバイスが得られる、双方向静
電放電保護装置。
【0036】(12)第(11)項記載の静電放電保護
装置において、前記NPNヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタはGaAsコレクタおよびベース層とAlGaA
sエミッター層からなる、静電放電保護装置。
【0037】(13)第(11)項記載の静電放電保護
装置において、前記PNPバイポーラトランジスタは高
濃度にドープされたp型ベース層の2つのメサからな
り、前記メサはその間で近くにある低濃度にドープされ
たn型コレクタ層により接続されている静電放電保護装
置。
【0038】(14)第(11)項記載の静電放電保護
装置において、前記ベース−エミッター分路抵抗は高濃
度にドープされたp型GaAsにより形成される、静電
放電保護装置。
【0039】(15)少くとも1個のヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタを含む静電放電保護回路が組み込まれ
た集積回路。 (16)第(15)項記載の集積回路において、前記集
積回路が製造される半導体はGaAsである集積回路。
【0040】(17)第(15)項記載の集積回路にお
いて、前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタはGaA
sコレクタおよびベース層とAlGaAsエミッター層
からなる集積回路。
【0041】(18)双方向静電放電保護回路を組み込
んだ集積回路において、該回路は、第1のターミナルコ
ンタクトと、各々がエミッター、ベースおよびコレクタ
を有する少くとも第1および第2のNPNヘテロ接合バ
イポーラトランジスタと、各々がエミッター、ベースお
よびコレクタを有する第1および第2のPNPバイポー
ラトランジスタと、第1のベース−エミッター分路抵抗
と、前記第1のターミナルコンタクトに接続された前記
第1のPNPトランジスタの前記エミッターであって前
記第1のPNPトランジスタの前記ベースが前記第1の
NPNトランジスタの前記コレクタに接続され、前記第
1のPNPトランジスタの前記コレクタが前記第1のN
PNトランジスタの前記ベースに接続され、前記第1の
NPNトランジスタの前記エミッターは第2のターミナ
ルコンタクトに接続され、前記第1のベース−エミッタ
ー分路抵抗は前記第1のNPNトランジスタの前記ベー
スと前記エミッター間に接続されている前記第1のPN
Pトランジスタの前記エミッターと、第2のベース−エ
ミッター分路抵抗であって前記第2のPNPトランジス
タの前記エミッターが前記第2のターミナルコンタクト
に接続され、前記第2のPNPトランジスタの前記ベー
スが前記第2のNPNトランジスタの前記コレクタに接
続され、前記第2のPNPトランジスタの前記コレクタ
が前記第2のNPNトランジスタの前記ベースに接続さ
れ、前記第2のNPNトランジスタの前記エミッターは
前記第1のターミナルコンタクトに接続され、前記第2
のベース−エミッター分路抵抗は前記第2のNPNトラ
ンジスタの前記ベースおよび前記エミッター間に接続さ
れ、前記第1のPNPトランジスタのベースと前記第1
のNPNトランジスタのコレクタとの前記接続は前記第
2のPNPトランジスタのベースと前記第2のNPNと
トランジスタのコレクタとの前記接続に接続されている
前記第2のベース−エミッター分路抵抗と、静電放電に
対して保護する必要のある回路を具備し、前記集積回路
上の前記回路は前記集積回路上に組み込まれた低容量デ
バイスによりいずれかの極性の4000Vを越える静電
放電から保護される、集積回路。
【0042】(19)第(18)項記載の集積回路にお
いて、前記集積回路はGaAs上に製作される、集積回
路。 (20)第(18)項記載の集積回路において、前記N
PNヘテロ接合バイポーラトランジスタはGaAsコレ
クタおよびベース層とAlGaAsエミッター層からな
る、集積回路。
【0043】(21)第(18)項記載の集積回路にお
いて、前記PNPバイポーラトランジスタは高濃度にド
ープされたp型ベース層の2つのメサからなり、前記メ
サはその間の近くにある低濃度にドープされたn型コレ
クタ層により接続されている、集積回路。
【0044】(22)第(18)項記載の集積回路にお
いて、前記ベース−エミッター抵抗は高濃度にドープさ
れたp型GaAsにより形成される、集積回路。
【0045】(23)双方向静電放電保護回路を組み込
んだ集積回路において、該集積回路は、第1のターミナ
ルコンタクトと、各々がエミッター、ベースおよびコレ
クタを有する少くとも第1および第2のNPNヘテロ接
合トランジスタと、各々がエミッター、ベースおよびコ
レクタを有する第1および第2のPNPバイポーラトラ
ンジスタと、第1のベース−エミッター分路抵抗と、前
記第1のターミナルコンタクトに接続された前記第1の
PNPトランジスタの前記エミッターであって、前記第
1のPNPトランジスタの前記ベースが前記第1のNP
Nトランジスタの前記コレクタに接続され、前記第1の
PNPトランジスタの前記コレクタが前記第1のNPN
トランジスタの前記ベースに接続され、前記第1のNP
Nトランジスタの前記エミッターが第2のターミナルコ
ンタクトに接続され、前記第1のベース−エミッター分
路抵抗が前記第1のNPNトランジスタの前記ベースお
よび前記エミッター間に接続されている前記第1のPN
Pトランジスタの前記エミッターと、第2のベース−エ
ミッター分路抵抗であって、前記第2のPNPトランジ
スタの前記エミッターが前記第2のターミナルコンタク
トに接続され、前記第2のPNPトランジスタの前記ベ
ースが前記第2のNPNトランジスタの前記コレクタに
接続され、前記第2のPNPトランジスタの前記コレク
タが前記第2のNPNトランジスタの前記ベースに接続
され、前記第2のNPNトランジスタの前記エミッター
が前記第1のターミナルコンタクトに接続され、前記第
2のベース−エミッター分路抵抗が前記第2のNPNト
ランジスタの前記ベースおよび前記エミッター間に接続
され、前記第1のPNPトランジスタのベースと前記第
1のNPNトランジスタのコレクタとの前記接続がノー
ドを介して前記第2のPNPトランジスタのベースと前
記第2のNPNトランジスタのコレクタとの接続に接続
されている前記第2のベース−エミッター分路抵抗と、
前記第1のターミナルコンタクトと前記ノード間に接続
されたバイパス抵抗と、静電放電に対して保護する必要
のある回路を具備し、前記集積回路上の前記回路は前記
集積回路上に組み込まれた低容量デバイスによりいずれ
かの極性の4000Vを越える静電放電から保護され
る、集積回路。
【0046】(24)第(23)項記載の集積回路にお
いて、前記集積回路はGaAs上に製作される、集積回
路。 (25)第(23)項記載の集積回路において、前記N
PNヘテロ接合バイポーラトランジスタはGaAsコレ
クタおよびベース層とAlGaAsエミッター層からな
る、集積回路。
【0047】(26)第(23)項記載の集積回路にお
いて、前記PNPバイポーラトランジスタは高濃度にド
ープされたベース層の2つのメサからなり、前記2つの
メサはその間の近くにある低濃度にドープされたn型コ
レクタ層により接続されている、集積回路。
【0048】(27)第(23)項記載の集積回路にお
いて、前記ベース−エミッター分路抵抗は高濃度にドー
プされたp型GaAsにより形成される、集積回路。
【0049】(28)静電放電保護装置の製造方法にお
いて、該方法は、基板を形成し、前記基板上にサブコレ
クタ層をエピタキシャル成長させ、前記サブコレクタ層
上にコレクタ層をエピタキシャル成長させ、前記コレク
タ層上にベース層をエピタキシャル成長させ、前記ベー
ス層よりも広い禁制帯を有するエミッター層をエピタキ
シャル成長させ、前記層をエッチングしてNPNおよび
PNPトランジスタとベース−エミッター分路抵抗を形
成し前記PNPトランジスタのベースは前記NPNトラ
ンジスタのコレクタに接続され、前記PNPトランジス
タのコレクタは前記NPNトランジスタのベースに接続
され、さらに前記PNPトランジスタのエミッターが第
1のターミナルコンタクトに接続され、前記NPNトラ
ンジスタのエミッターが第2のターミナルコンタクトに
接続され、前記ベース−エミッター分路抵抗が前記NP
Nトランジスタの前記ベースおよび前記エミッター間に
接続されるようにメタライゼーションを堆積して半導体
デバイスを4000Vを越える静電放電から保護できる
低容量デバイスが得られるようにするステップからな
る、静電放電保護装置の製造方法。
【0050】(29)第(28)項記載の方法におい
て、前記基板はGaAsである静電放電保護装置の製造
方法。 (30)第(29)項記載の方法において、前記サブコ
レクタ、コレクタ、およびベース層はGaAsである、
静電放電保護装置の製造方法。
【0051】(31)第(30)項記載の方法におい
て、前記エミッター層はAlGaAsである、静電放電
保護装置の製造方法。
【0052】(32)本発明の一形式において、少くと
も1個のヘテロ接合トランジスタを含む静電放電保護装
置が開示される。別の実施例では静電放電保護回路は第
1のターミナルコンタクト20と、NPNヘテロ接合バ
イポーラトランジスタQ2と、PNPバイポーラトラン
ジスタQ1と、ベース−エミッター分路抵抗R2と、前
記第1のターミナルコンタクトに接続された前記PNP
トランジスタのエミッターと、前記NPNトランジスタ
のコレクタに接続された前記PNPトランジスタのベー
スと、前記NPNトランジスタのベースに接続された前
記PNPトランジスタのコレクタと、第2のターミナル
コンタクト22に接続された前記NPNトランジスタの
エミッターにより構成され、前記ベース−エミッター分
路抵抗は前記NPNトランジスタの前記ベースおよび前
記NPNトランジスタのエミッータ間に接続されてい
て、半導体デバイスを4000Vを越える静電放電から
保護できる低容量デバイスが得られる。他のデバイス、
システムおよび方法も開示される。
【0053】注記 (C)著作権、 ** テキサスインスツルメンツ社19
92年。本特許文書の開示の一部に著作権およびマスク
ワーク保護に関わる材料が含まれている。著作権および
マスクワーク所有者は特許および商標局の特許ファイル
および記録に記載されているため特許文書や特許開示を
他人がファクシミリで再生することを拒絶しないが、そ
れ以外については全ての著作権およびマスクワーク権を
保有するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の回路図。
【図2】第1の実施例デバイスのI−V特性グラフ。
【図3】代表的な従来技術デバイスの回路図。
【図4】図3の代表的な従来技術デバイスのI−V特性
グラフ。
【図5】第2の実施例の回路図。
【図6】第2の実施例のI−V特性グラフ。
【図7】実施例デバイスの製造に使用されるエピタキシ
ャル材構造の断面図。
【図8】第1の実施例工程の製造工程を示す断面図。
【図9】ベース、エミッタおよびエアブリッジメタライ
ゼーションを除く第1の実施例デバイスの斜視図。
【図10】図9の一断面の断面図。
【図11】エアブリッジメタライゼーションを含む第1
の実施例デバイスの斜視図。
【図12】図1との素子相関を示す第1の実施例デバイ
スの平面図。
【図13】第2の実施例デバイスレイアウトの平面図。
【図14】寄生バラスト抵抗を示す第1の実施例デバイ
スの平面図。
【図15】寄生バラスト抵抗を示す第1の実施例デバイ
スの回路図。
【符号の説明】
20 第1のターミナルコンタクト 20 第2のターミナルコンタクト Q1 PNPバイポーラトランジスタ Q2 NPNヘテロ接合バイポーラトランジスタ R2 ベース−エミッター分路抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−231734(JP,A) 特開 昭62−76555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/06 H01L 21/822 H01L 27/04

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電放電保護回路において、 第1のターミナルコンタクトと、 NPNヘテロ接合バイポーラトランジスタと、 PNPバイポーラトランジスタと、 ベース−エミッター分路抵抗と、 前記第1のターミナルコンタクトに接続された前記PN
    Pトランジスタのエミッターと、 前記NPNトランジスタのコレクタに接続された前記P
    NPトランジスタのベースと、 前記NPNトランジスタのベースに接続された前記PN
    Pトランジスタのコレクタと、 第2のターミナルコンタクトに接続された前記NPNト
    ランジスタのエミッターと、を有し、前記ベース−エミ
    ッター分路抵抗は前記NPNトランジスタの前記ベース
    と前記NPNトランジスタのエミッター間に接続され
    て、半導体デバイスを4000ボルトを越える静電放電
    から保護できる低容量デバイスが得られる、静電放電保
    護回路。
  2. 【請求項2】 前記NPNヘテロ接合バイポーラトラン
    ジスタはGaAsコレクタおよびベース層とAlGaA
    sエミッター層からなる、請求項1に記載の静電放電保
    護回路。
  3. 【請求項3】 前記PNPバイポーラトランジスタは高
    濃度にドープされたp型ベース層でできた2つのメサか
    らなり、かつ該メサ間の横方向に形成され、前記メサは
    その間の近くにある低濃度にドープされたn型層により
    接続されている、請求項1に記載の静電放電保護回路。
  4. 【請求項4】 前記ベース−エミッター分路抵抗は高濃
    度にドープされたp型GaAsにより形成される、請求
    項1に記載の静電放電保護回路。
  5. 【請求項5】 双方向静電放電保護装置において、 第1のターミナルコンタクトと、 第1のNPNヘテロ接合バイポーラトランジスタと、 第1のPNPバイポーラトランジスタと、 第1のベース−エミッター分路抵抗と、 前記第1のターミナルコンタクトに接続された前記第1
    のPNPトランジスタのエミッターと、 前記第1のNPNトランジスタのコレクタに接続された
    前記第1のPNPトランジスタのベースと、 前記第1のNPNトランジスタのベースに接続された前
    記第1のPNPトランジスタのコレクタと、 第2のターミナルコンタクトに接続された前記第1のN
    PNトランジスタのエミッターと、 前記第1のNPNトランジスタの前記ベースおよび前記
    エミッター間に接続された前記第1のベース−エミッタ
    ー分路抵抗と、 第2のNPNヘテロ接合バイポーラトランジスタと、 第2のPNPバイポーラトランジスタと、 第2のベース−エミッター分路抵抗と、 前記第2のターミナルコンタクトに接続された前記第2
    のPNPトランジスタのエミッターと、 前記第2のNPNトランジスタのコレクタに接続された
    前記第2のPNPトランジスタのベースと、 前記第2のNPNトランジスタの前記ベースに接続され
    た前記第2のPNPトランジスタのコレクタと、を有
    し、前記第2のNPNトランジスタの前記エミッターは
    前記第1のターミナルコンタクトに接続され、かつ前記
    第2のベース−エミッター分路抵抗は前記第2のNPN
    トランジスタの前記ベースと前記エミッター間に接続さ
    れ、さらに前記第1のPNPトランジスタのベースと前
    記第1のNPNトランジスタのコレクターとの接続は前
    記第2のPNPトランジスタのベースと前記第2のNP
    Nトランジスタのコレクタとの接続に接続されて、半導
    体デバイスをいずれかの極性の4000ボルトを越える
    静電放電から保護することができる低容量デバイスが得
    られる、双方向静電放電保護装置。
  6. 【請求項6】 前記NPNヘテロ接合バイポーラトラン
    ジスタはGaAsコレクタおよびベース層とAlGaA
    sエミッター層からなる、請求項5に記載の双方向静電
    放電保護装置。
  7. 【請求項7】 前記PNPバイポーラトランジスタは高
    濃度にドープされたp型ベース層の2つのメサからな
    り、かつ該メサ間の横方向に形成され、前記メサはその
    間の近くにある低濃度にドープされたn型層により接続
    されている、請求項5に記載の双方向静電放電保護装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ベース−エミッター分路抵抗は高濃
    度にドープされたp型GaAsにより形成される、請求
    項5に記載の双方向静電放電保護装置。
  9. 【請求項9】 双方向静電放電保護装置において、 第1のターミナルコンタクトと、 第1のNPNヘテロ接合バイポーラトランジスタ、およ
    び第1のPNPバイポーラトランジスタと、 第1のベース−エミッター分路抵抗、および前記第1の
    ターミナルコンタクトに接続された前記第1のPNPト
    ランジスタのエミッターと、 前記第1のNPNトランジスタのコレクタに接続された
    前記第1のPNPトランジスタのベースと、 前記第1のNPNトランジスタのベースに接続された前
    記第1のPNPトランジスタのコレクタと、 第2のターミナルコンタクトに接続された前記第1のN
    PNトランジスタのエミッターと、 前記第1のNPNトランジスタの前記ベースおよび前記
    エミッター間に接続された前記第1のベース−エミッタ
    ー分路抵抗と、 第2のNPNヘテロ接合バイポーラトランジスタと、 第2のPNPバイポーラトランジスタと、 第2のベース−エミッター分路抵抗と、 前記第2のターミナルコンタクトに接続された前記第2
    PNPトランジスタのエミッターと、 前記第2のNPNトランジスタのコレクタに接続された
    前記第2のPNPトランジスタのベースと、 前記第2のNPNトランジスタの前記ベースに接続され
    た前記第2のPNPトランジスタのコレクタと、を有
    し、前記第2のNPNトランジスタの前記エミッターは
    前記第1のターミナルコンタクトに接続され、かつ前記
    第2のベース−エミッター分路抵抗は前記第2のNPN
    トランジスタの前記ベースと前記エミッター間に接続さ
    れ、さらに前記第1のPNPトランジスタのベースと前
    記第1のNPNトランジスタのコレクタとの接続はノー
    ドを介して前記第2のPNPトランジスタの前記ベース
    と前記第2のNPNトランジスタのコレクタとの接続に
    接続され、 さらに、バイパス抵抗を有し、該バイパス抵抗は前記第
    1のターミナルコンタクトと前記ノード間に接続され
    て、半導体デバイスがいずれかの極性の4000ボルト
    を越える静電放電から保護できる低容量デバイスが得ら
    れる、双方向静電放電保護装置。
  10. 【請求項10】 前記NPNヘテロ接合バイポーラトラ
    ンジスタはGaAsコレクタおよびベース層とAlGa
    Asエミッター層からなる、請求項9に記載の双方向静
    電放電保護装置。
  11. 【請求項11】 前記PNPバイポーラトランジスタは
    高濃度にドープされたp型ベース層の2つのメサからな
    り、かつ該メサ間の横方向に形成され、前記メサはその
    間で近くにある低濃度にドープされたn型層により接続
    されている、請求項9に記載の双方向静電放電保護装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ベース−エミッター分路抵抗は高
    濃度にドープされたp型GaAsにより形成される、請
    求項9に記載の双方向静電放電保護装置。
  13. 【請求項13】 双方向静電放電保護回路を組み込んだ
    集積回路において、 第1のターミナルコンタクトと、 各々がエミッター、ベースおよびコレクタを含む少くと
    も第1および第2のNPNヘテロ接合バイポーラトラン
    ジスタと、 各々がエミッター、ベースおよびコレクタを含む第1お
    よび第2のPNPバイポーラトランジスタと、 第1のベース−エミッター分路抵抗と、 前記第1のターミナルコンタクトに接続された前記第1
    のPNPトランジスタの前記エミッターと、を有し、前
    記第1のPNPトランジスタの前記ベースは前記第1の
    NPNトランジスタの前記コレクタに接続され、前記第
    1のPNPトランジスタの前記コレクタは前記第1のN
    PNトランジスタの前記ベースに接続され、前記第1の
    NPNトランジスタの前記エミッターは第2のターミナ
    ルコンタクトに接続され、かつ前記第1のベース−エミ
    ッター分路抵抗は前記第1のNPNトランジスタの前記
    ベースと前記エミッター間に接続され、 かつ、第2のベース−エミッター分路抵抗を有し、前記
    第2のPNPトランジスタの前記エミッターは前記第2
    のターミナルコンタクトに接続され、前記第2のPNP
    トランジスタの前記ベースは前記第2のNPNトランジ
    スタの前記コレクタに接続され、前記第2のPNPトラ
    ンジスタの前記コレクタは前記第2のNPNトランジス
    タの前記ベースに接続され、前記第2のNPNトランジ
    スタの前記エミッターは前記第1のターミナルコンタク
    トに接続され、前記第2のベース−エミッター分路抵抗
    は前記第2のNPNトランジスタの前記ベースおよび前
    記エミッター間に接続され、前記第1のPNPトランジ
    スタのベースと前記第1のNPNトランジスタのコレク
    タとの前記接続は前記第2のPNPトランジスタのベー
    スと前記第2のNPNとトランジスタのコレクタとの前
    記接続に接続され、 さらに、静電放電に対して保護する必要のある回路を有
    し、前記集積回路上の前記回路は前記集積回路上に組み
    込まれた低容量デバイスによりいずれかの極性の400
    0ボルトを越える静電放電から保護される、集積回路。
  14. 【請求項14】 前記集積回路はGaAs上に作成され
    る、請求項13に記載の集積回路。
  15. 【請求項15】 前記NPNヘテロ接合バイポーラトラ
    ンジスタはGaAsコレクタおよびベース層とAlGa
    Asエミッター層からなる、請求項13に記載の集積回
    路。
  16. 【請求項16】 前記PNPバイポーラトランジスタは
    高濃度にドープされたp型ベース層の2つのメサからな
    り、かつ該メサ間の横方向に形成され、前記メサはその
    間の近くにある低濃度にドープされたn型層により接続
    されている、請求項13に記載の集積回路。
  17. 【請求項17】 前記ベース−エミッター抵抗は高濃度
    にドープされたp型GaAsにより形成される、請求項
    13に記載の集積回路。
  18. 【請求項18】 双方向静電放電保護回路を組み込んだ
    集積回路において、 第1のターミナルコンタクトと、 各々がエミッター、ベースおよびコレクタを含む少くと
    も第1および第2のNPNヘテロ接合トランジスタと、 各々がエミッター、ベースおよびコレクタを含む第1お
    よび第2のPNPバイポーラトランジスタと、 第1のベース−エミッター分路抵抗と、 前記第1のターミナルコンタクトに接続された前記第1
    のPNPトランジスタの前記エミッターと、を有し、前
    記第1のPNPトランジスタの前記ベースは前記第1の
    NPNトランジスタの前記コレクタに接続され、前記第
    1のPNPトランジスタの前記コレクタは前記第1のN
    PNトランジスタの前記ベースに接続され、前記第1の
    NPNトランジスタの前記エミッターは第2のターミナ
    ルコンタクトに接続され、前記第1のベース−エミッタ
    ー分路抵抗は前記第1のNPNトランジスタの前記ベー
    スおよび前記エミッター間に接続され、 かつ、第2のベース−エミッター分路抵抗を有し、前記
    第2のPNPトランジスタの前記エミッターは前記第2
    のターミナルコンタクトに接続され、前記第2のPNP
    トランジスタの前記ベースは前記第2のNPNトランジ
    スタの前記コレクタに接続され、前記第2のPNPトラ
    ンジスタの前記コレクタは前記第2のNPNトランジス
    タの前記ベースに接続され、前記第2のNPNトランジ
    スタの前記エミッターは前記第1のターミナルコンタク
    トに接続され、前記第2のベース−エミッター分路抵抗
    は前記第2のNPNトランジスタの前記ベースおよび前
    記エミッター間に接続され、前記第1のPNPトランジ
    スタのベースと前記第1のNPNトランジスタのコレク
    タとの前記接続がノードを介して前記第2のPNPトラ
    ンジスタのベースと前記第2のNPNトランジスタのコ
    レクタとの接続に接続され、 さらに、バイパス抵抗を有し、該バイパス抵抗は前記第
    1のターミナルコンタクトと前記ノード間に接続され、 またさらに、静電放電に対して保護する必要のある回路
    を有し、前記集積回路上の前記回路は前記集積回路上に
    組み込まれた低容量デバイスによりいずれかの極性の4
    000ボルトを越える静電放電から保護される、集積回
    路。
  19. 【請求項19】 前記集積回路はGaAs上に作成され
    る、請求項18に記載の集積回路。
  20. 【請求項20】 前記NPNヘテロ接合バイポーラトラ
    ンジスタはGaAsコレクタおよびベース層とAlGa
    Asエミッター層からなる、請求項18に記載の集積回
    路。
  21. 【請求項21】 前記PNPバイポーラトランジスタは
    高濃度にドープされたベース層の2つのメサからなり、
    かつ該メサ間の横方向に形成され、前記2つのメサはそ
    の間の近くにある低濃度にドープされたn型層により接
    続されている、請求項18に記載の集積回路。
  22. 【請求項22】 前記ベース−エミッター分路抵抗は高
    濃度にドープされたp型GaAsにより形成される、請
    求項18に記載の集積回路。
  23. 【請求項23】 静電放電保護装置の製造方法におい
    て、 基板を形成し、 前記基板上にサブコレクタ層をエピタキシャル成長さ
    せ、 前記サブコレクタ層上にコレクタ層をエピタキシャル成
    長させ、 前記コレクタ層上にベース層をエピタキシャル成長さ
    せ、 前記ベース層よりも広い禁制帯を有するエミッター層を
    エピタキシャル成長させ、 前記エミッタ層をエッチングしてNPNおよびPNPト
    ランジスタとベース−エミッター分路抵抗を形成して、
    前記PNPトランジスタのベースを前記NPNトランジ
    スタのコレクタに接続し、かつ前記PNPトランジスタ
    のコレクタを前記NPNトランジスタのベースに接続
    し、 さらに、前記PNPトランジスタのエミッターが第1の
    ターミナルコンタクトに接続するようにメタライゼーシ
    ョンを堆積し、前記NPNトランジスタのエミッターを
    第2のターミナルコンタクトに接続し、前記ベース−エ
    ミッター分路抵抗を前記NPNトランジスタの前記ベー
    スおよび前記エミッター間に接続して、半導体デバイス
    を4000ボルトを越える静電放電から保護できる低容
    量デバイスを得る、ステップを備えた製造方法。
  24. 【請求項24】 前記基板はGaAsである、請求項2
    3に記載の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記サブコレクタ、コレクタ、および
    ベース層はGaAsである、請求項24に記載の製造方
    法。
  26. 【請求項26】 前記エミッター層はAlGaAsであ
    る、請求項25に記載の製造方法。
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