JP3391818B2 - チェーンコンベア - Google Patents

チェーンコンベア

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JP3391818B2
JP3391818B2 JP23715692A JP23715692A JP3391818B2 JP 3391818 B2 JP3391818 B2 JP 3391818B2 JP 23715692 A JP23715692 A JP 23715692A JP 23715692 A JP23715692 A JP 23715692A JP 3391818 B2 JP3391818 B2 JP 3391818B2
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成之 名倉
直樹 森田
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株式会社日本設計工業
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はチェーンコンベアに係
り、特に、一部又は全部の範囲で選択的に増速可能とし
たチェーンコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベアフレームにスプロケット
ホイールを介して支持されたチェーンの、チェーンプレ
ートの間の位置で、チェーンピンに回転自在に支持され
たローラを備え、該ローラ上面に搬送物を載置するチェ
ーンコンベアがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなチェーン
コンベアにおいて、搬送速度を増大するために、従来
は、チェーン全体の速度を速くしたり、又、ローラと一
体の小径のローラを設け、この小径のローラをレールに
転接させることによって増速させる手段がある。
【0004】しかしながら、いずれの場合もライン全体
の速度が均一に増速されるものであって、チェーンコン
ベアラインの一部あるいは数箇所を間欠的に増速する手
段がなかった。
【0005】このような一部又は間欠的に増速させる必
要性は、例えば製造ライン、組立ラインにおいて、搬送
物の組立中あるいは加工中は所定速度又は停止し、又、
次の組立機の位置までは速く搬送して、タクトタイムを
短縮し、これにより全体の効率を向上させようとするな
どの場合がある。
【0006】この発明は上記従来の問題点に鑑みて成さ
れたものであって、ラインにおける一部又は複数部分を
増速させることができるようにしたチェーンコンベアを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンベアフ
レームにスプロケットホイールを介して支持されたチェ
ーンの、チェーンプレートの間の位置で、チェーンピン
に回転自在に支持されたローラと、該ローラの両側で、
これと相対回転可能に、前記チェーンピンに支持され、
且つ、前記ローラよりも小径なキャリアローラと、該キ
ャリアローラが転接し、且つ、前記ローラの下方に隙間
が形成されたチェーンレールと、を備え、前記ローラ上
面に搬送物を載置するチェーンコンベアにおいて、前記
コンベアフレームは、前記チェーンの送りラインと戻り
ラインの間の位置で、スペーサを介して幅方向に連結さ
れる分割型であり、チェーンのライン方向に連続したス
ペーサ空間として、前記隙間の下方にこれに連続する空
間を設け、且つ、この空間に増速装置を配置するととも
、チェーンの送りラインの少なくとも一部の範囲で、
前記隙間に、水平のプッシャプレートを配置し、前記増
速装置により前記プッシャプレートを、前記ローラ下面
に下方から押圧、離間自在に駆動するようにしたことを
特徴とするチェーンコンベアにより、上記目的を達成す
るものである。
【0008】前記増速装置は、前記コンベアフレームに
着脱自在としてもよい。
【0009】又、前記スペーサは、前記スペーサ空間に
ライン方向に間欠的に配置され、前記増速装置は、前記
スペーサよりも小さい幅とされるようにしてもよい。
【0010】
【作用及び効果】本発明によれば、チェーンの送りライ
ンの一部又は全部において、下方からプッシャプレート
をローラ下側面に圧接させ、該ローラがプッシャプレー
トに転接することによって、搬送物送り速度を、その部
分においてのみ増速させることができる。
【0011】請求項2によれば、増速装置がコンベアフ
レームに着脱自在であるので、ラインの変更に対応し
て、任意に増速範囲を設定変更することができる。
【0012】請求項3によれば、増速装置は分割型のコ
ンベアフレームにおけるスペーサ空間に配置するので、
該増速装置を設けるための特別のスペースが不要である
と共に、増速装置の着脱を容易とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1〜図3に示されるように、この実施例
に係るチェーンコンベア10は、コンベアフレーム12
にスプロケットホイール(図示省略)を介し支持された
チェーン14の、チェーンプレート16の間の位置で、
チェーンピン18に回転自在に支持されたローラ20を
備え、該ローラ20上面に搬送物22を載置するもので
あって、チェーン14の送りラインの少なくとも一部の
範囲で、前記ローラ20の下方に、該ローラ20下面に
下方から水平のプッシャプレート24を押圧、離間自在
に駆動する増速装置26を設けたものである。
【0015】前記コンベアフレーム12は、図1におい
て右側のメインフレーム12Aと左側のサブフレーム1
2Bとから構成され、これらを、図2に示されるよう
に、スペーサ28を介してボルトナット30A、30
B、31A、31Bにより一体的に結合されている。な
お、図1と図2は異なる位置での断面を示す。
【0016】前記スペーサ28は、前記メインフレーム
12Aとサブフレーム12Bの対向する側面間におい
て、チェーン14の送り側と戻り側との間の高さ位置に
形成されたスペーサ空間32内に、ライン方向に間欠的
に配置されている。
【0017】前記増速装置26は、前記スペーサ空間3
2において、スペーサ28の間の位置に配置され、ボル
トナット34A、34Bによりメインフレーム12A側
に着脱自在に締め付け固定されている。
【0018】又、前記増速装置26は、前記プッシャプ
レート24を上向きに進退自在に駆動する3個のエアシ
リンダ装置36を備え、該エアシリンダ装置36によ
り、プッシャプレート24をローラ20の下側面に圧接
する位置まで押し上げることができるようにされてい
る。
【0019】前記ローラ20の両側には、これよりも小
径で、該ローラ20に対して相対回転可能に、前記チェ
ーンピン18に支持されたキャリアローラ21が設けら
れ、キャリアローラ21がメインフレーム12A側及び
サブフレーム12B側に、それぞれ配置された超高密度
ポリエチレンからなるチェーンレール38に上方から転
接することにより荷重を支えるようにされていると共
に、前記ローラ20の下方には、チェーンレール38に
隙間が形成され、該隙間の下方にこれに連続して前記ス
ペーサ空間32が設けられている
【0020】上記のようなコンベアフレーム12は、図
1、図2のものが左右対称的に一対配置されることによ
って、搬送物22の搬送が可能状態にセットされる。
【0021】図1、図2の符号40は、サブフレーム1
2Bの外側上端に取付けられたサイドガイドであり、こ
のサイドガイド40は、ローラ20上に載置された搬送
物22の横ずれを防止するものである。又、図1、図2
の符号42はメインフレーム12Aの外側上端を覆うプ
ラスチック製カバーを示す。
【0022】前記増速装置26は、チェーンコンベア1
0のライン中の所定箇所に配置され、且つ、エアシリン
ダ装置36は、制御装置44を介して、圧力空気源45
からの圧力空気を供給できるようにされている。
【0023】図1における符号46は、増速装置26の
エアシリンダ装置36に圧力空気を供給するためのエア
チューブ、48Aは送り側チェーンが収納される送りコ
ンベア室、48Bは戻り側チェーンが収納される戻りコ
ンベア室をそれぞれ示す。
【0024】次に上記実施例装置の作用について説明す
る。
【0025】搬送物22を載置した状態でチェーン14
が駆動されると、キャリアローラ21がチェーンレール
38上を転接することによって、ローラ20を支持しつ
つチェーン14と共に移動し、ローラ20が搬送物22
を送ることになる。
【0026】ここで、ローラ20が増速装置26上に移
動したとき、該増速装置26のプッシャプレート24
が、エアシリンダ装置36によって上方に押し上げられ
ていると、ローラ20はプッシャプレート24上を転接
することになる。
【0027】従って、ローラ20は、チェーンレール3
8に接触して、チェーン14に引張られることにより自
転し、搬送物22は、チェーン14の移動速度(矢印
A)に加えてローラ20の自転外周速度(矢印B)が加
わり、大幅に増速(矢印C)して搬送されることにな
る。
【0028】増速装置26を着脱する場合は、ボルト3
0Aを弛めてサブフレーム12Bを取り外し、この状態
で、ボルト30Aを弛めて、増速装置26をメインフレ
ーム12Aから取り外す。取り付けの場合は前記と逆に
行う。コンベア搬送ラインの全域に亘って、予め増速装
置26を取り付け、任意の箇所を増速させるようにして
もよい。
【0029】なお、上記実施例において、増速装置26
は、エアシリンダ装置36によってプッシャプレート2
4を押し上げるものであるが、本発明はこれに限定され
るものでなく、油圧、スクリュー、梃、カムなどの他の
手段によってプッシャプレート24を任意に且つ選択的
に押し上げるものであってもよい。エアシリンダ装置3
6を用いる場合も、その数は1枚のプッシャプレート2
4に3個に限定されない。
【0030】又、上記実施例のコンベアフレーム12は
メインフレーム12Aとサブフレーム12Bから構成さ
れているが、本発明はこれに限定されるものでなく、コ
ンベアフレームに予め側方から増速装置26を着脱でき
る貫通孔を形成して、ここから増速装置26を着脱する
ようにしてもよい。又、スペーサ空間を利用しないで、
専用の組付けスペースを形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチェーンコンベアの実施例の要部
を示す断面図
【図2】同実施例の他の部分を示す断面図
【図3】同実施例におけるプッシャプレートとローラと
の関係を示す側面図
【符号の説明】
10…チェーンコンベア 12…コンベアフレーム 12A…メインフレーム 12B…サブフレーム 14…チェーン 16…チェーンプレート 18…チェーンピン 20…ローラ 22…搬送物 24…プッシャプレート 26…増速装置 28…スペーサ 32…スペーサ空間38…チェーンレール 44…制御装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 17/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアフレームにスプロケットホイール
    を介して支持されたチェーンの、チェーンプレートの間
    の位置で、チェーンピンに回転自在に支持されたローラ
    と、該ローラの両側で、これと相対回転可能に、前記チ
    ェーンピンに支持され、且つ、前記ローラよりも小径な
    キャリアローラと、該キャリアローラが転接し、且つ、
    前記ローラの下方に隙間が形成されたチェーンレール
    と、を備え、前記ローラ上面に搬送物を載置するチェー
    ンコンベアにおいて、前記コンベアフレームは、前記チェーンの送りラインと
    戻りラインの間の位置で、スペーサを介して幅方向に連
    結される分割型であり、チェーンのライン方向に連続し
    たスペーサ空間として、 前記隙間の下方にこれに連続す
    る空間を設け、且つ、この空間に増速装置を配置すると
    ともに、チェーンの送りラインの少なくとも一部の範囲
    で、前記隙間に、水平のプッシャプレートを配置し、前
    記増速装置により前記プッシャプレートを、前記ローラ
    下面に下方から押圧、離間自在に駆動するようにしたこ
    とを特徴とするチェーンコンベア。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記増速装置は、前記
    コンベアフレームに着脱自在とされたことを特徴とする
    チェーンコンベア。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記スペーサ
    は、前記スペーサ空間にライン方向に間欠的に配置さ
    れ、前記増速装置は、前記スペーサよりも小さい幅とさ
    れたことを特徴とするチェーンコンベア。
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