JPH0523573Y2 - - Google Patents

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JPH0523573Y2
JPH0523573Y2 JP1990116031U JP11603190U JPH0523573Y2 JP H0523573 Y2 JPH0523573 Y2 JP H0523573Y2 JP 1990116031 U JP1990116031 U JP 1990116031U JP 11603190 U JP11603190 U JP 11603190U JP H0523573 Y2 JPH0523573 Y2 JP H0523573Y2
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roller conveyor
bearing plate
etching
adjustment means
bearing
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、プリント基板、金属板などをローラ
ーコンベアで搬送しつつエツチング液を浴びせて
エツチングを行うエツチング装置に関するもので
ある。
[従来の技術] エツチング装置は、第7図に示すようにローラ
ーコンベア1の上下にエツチング液12を噴出す
るシヤワー装置6,7が設けられており、従来の
エツチング装置のローラーコンベア1は、搬送物
が真つ直搬送されるように位置決め・調整された
軸受板44,45が溶接43により本体の台座3
2に固着されたものであつた。
[考案が解決しようとする課題] 従来のエツチング装置は、溶接段階でローラー
コンベア1の調整を完全にする必要があり、完全
に調整しても、設置場所までの搬送中に振動など
で狂うこともあり、さらに、設置場所の床面のう
ねりや傾斜などに影響されるので、搬送物が真つ
直搬送されるように設置現場でエツチング装置本
体の傾きなどを調整しなければならなかつた。設
置現場で、本体の傾きなどを調整することによつ
て搬送物を真つ直搬送されるようにするのは非常
に難しいという問題点があつた。
エツチング装置でエツチングをする場合、エツ
チング液12の種類やエツチングする対象、その
他種々の要因に従つて、予め最適なエツチング液
12のシヤワー量や勢い、搬送速度などが決めら
れてエツチング装置が用いられる。
ところが、ローラーコンベア1の調整ができて
いないと、搬送物が搬送途中で右や左に曲がつて
搬送され、ローラーコンベア1の両側の軸受板4
1,42に搬送物が接触して流れが遅くあるいは
引掛つて停止して、エツチング時間が長くなつて
しまい、個々の搬送物のエツチングにバラツキが
生じるという問題点があつた。
また、停止してしまつた場合には、次に搬送さ
れてきた搬送物と重なつて、この重なつた下の部
分がエツチングされないという問題点があつた。
例えば、プリント基板のパターンに従つて完全
に金属導体部分を取り除く場合や、金属板のパタ
ーンを抜くためプレスなどの打ち抜き加工に代え
てエツチングを用いる場合には、このようなこと
があつても製品が不良となることは少ない。しか
し、半導体ICやICリードフレームの多ピン型エ
ツチングや金属板の表面を所定の深さにエツチン
グするような場合には、エツチングが深くなりす
ぎたりサイドエツチが大きくなりすぎて不良とな
つてしまうケースが非常に多くなるという問題点
があつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は以上のような課題を解決するためにな
されたもので、多数の軸受溝を有する左右の軸受
板とこの軸受板に軸支される多数のローラーから
なるローラーコンベアと、このローラーコンベア
を駆動する駆動装置と、前記ローラーコンベアの
上下に配置され、ローラーコンベアに向かつてエ
ツチング液を噴出するシヤワー装置と、前記ロー
ラーコンベアの下部に配置され、エツチング液を
貯溜する液槽と、この液槽から前記シヤワー装置
にエツチング液を圧送するポンプと、前記ローラ
ーコンベアの軸受板を前後に移動する前後調整手
段と、前記ローラーコンベアの軸受板を上下に移
動する上下調整手段と、前記軸受板を固定する固
定手段とからなるものである。
[作用] ローラーコンベアの傾きは、軸受板の前後調整
手段および上下調整手段により、搬送物を真つ直
搬送するように調整される。
このローラーコンベアは駆動装置によつて駆動
され、ローラーを回転させて搬送物を前進させ、
同時に液槽に貯溜されたエツチング液がポンプに
より汲み上げられ、シヤワー装置によつてローラ
ーコンベア上を前進している搬送物に向かつて噴
出される。
[実施例] 本考案の実施例を第1図ないし第6図に基づい
て説明する。
第1図において、1は搬送物を搬送するローラ
ーコンベアで、このローラーコンベア1の上下に
それぞれエツチング液12を噴出するシヤワー装
置6,7が設けられ、さらに、下部のシヤワー装
置6の下には、シヤワー装置6,7から噴出され
たエツチング液12を受けて貯溜する液槽13が
設けられ、ローラーコンベア1上部のシヤワー装
置7はカバー14が被せられている。前記ローラ
ーコンベア1の前後には搬送物の導入用および排
出用のコンベア10,11が隣接している。
前記ローラーコンベア1は、第2図に示すよう
に、左右に配置された軸受板2,3とこの軸受板
2,3に軸支された多数のローラー4…とローラ
ー4…の駆動装置15で構成されている。
前記軸受板2,3は全長が約4mで、約60mm間
隔の軸受溝5…が多数形成されており、この軸受
溝5…にローラー4…が軸支されている。
この軸受板2,3のうち一方の軸受板2は溶接
などにより本体の台座32に固着されており、他
方の軸受板3は前後調整手段22と上下調整手段
23とを介して本体に結合されている。
前後調整手段22は、軸受板3の前後に位置
し、本体から突出した保持板27にそれぞれ設け
られている。第4図および第5図に示すように、
保持板27には摺動孔26が穿設され、この摺動
孔26に摺動板25が前後方向に移動自在に遊嵌
しており、この摺動孔26に臨ませてねじ孔30
が設けられて摺動板25用の前後調整ボルト31
が螺合している。前記摺動板25には縦方向の長
孔28が穿設されており、前記軸受板3の固定ボ
ルト29が貫通している。
前記前後調整ボルト31の先端は、調整時以外
には、前記摺動板25に当接し、軸受板3を前後
から引つ張るようにされている。
上下調整手段23は、軸受板3の下面に位置し
て複数箇所に設置された本体の台座32上に設け
られている。この上下調整手段23は、第6図に
示すように、軸受板3にねじ孔33が設けられて
上下調整ボルト34が螺合し、この上下調整ボル
ト34の先端が前記台座32に突き当てられてい
る。さらに、ねじ孔33に隣接して長孔35が穿
設されており、この長孔35を貫通した固定ボル
ト29により軸受板3が本体の台座32上に固定
されている。
前記ローラー4…は約20mmの直径で、搬送のみ
に用いられる通常のローラーコンベアより細身の
ものが用いられ、一端側に設けられたねじ歯車1
6によつて駆動されるようになつている。
前記駆動装置15は、前記ねじ歯車16に歯合
するねじ歯車17が固着されたシヤフト19がベ
ルト20によつてモータ21に連結されている。
このローラーコンベア1の上下には、シヤワー
装置6,7が設けられており、このシヤワー装置
6,7は、搬送方向に伸びたパイプ9に複数のノ
ズル8が等間隔に設けられている。
このシヤワー装置6,7には、液槽13からエ
ツチング液12を汲み上げるポンプ37がそれぞ
れ連結されている。
つぎに以上の構成における、ローラーコンベア
1の調整について説明する。
まず、固定ボルト29…をすべて緩め、軸受板
3を前後上下に移動可能にする。
軸受板3を前後に調整する場合、軸受板3を移
動させる方向と反対側の前後調整手段22の前後
調整ボルト31を緩め、軸受板3を移動させる方
向側の前後調整手段22の前後調整ボルト31を
回して軸受板3を移動させる。
前後調整ボルト31を回すと摺動板25が押さ
れ、この摺動板25の長孔28を貫通している固
定ボルト29が軸受板3とともに移動する。
調整後は、軸受板3が動かないように、軸受板
3を移動させた方向と反対側の前後調整手段22
の前後調整ボルト31を回し、軸受板3を前後か
ら引つ張るように前後調整ボルト31の先端を摺
動板25に当接させる。
軸受板3を上に調整する場合、上下調整ボルト
34を締める方向に回し、台座32を押すように
して軸受板3を持ち上げる。
軸受板3を下に調整する場合、上下調整ボルト
34を緩める方向に回して軸受板3を下げる。
軸受板3の上下左右の調整方向は、ローラーコ
ンベア1を作動させて搬送物の流れ具合を調べて
決定する。
搬送物が直線的に流れて左右に偏る場合、すな
わちローラーコンベア1の自然な流れに乗つて左
右に偏る場合は、前後調整手段22を用いて調整
を行なう。具体的には、搬送物が軸受板3側に偏
る場合は、進行方向に対して軸受板3を前方向に
調整し、軸受板2側に偏る場合は、進行方向に対
して軸受板3を後方向に調整する。
搬送物が弧を描くように流れ、横滑りを起して
左右に偏る場合は、上下調整手段23を用いて調
整を行なう。具体的には、搬送物が軸受板3側に
偏る場合は、軸受板3を上方向に調整し、軸受板
2側に偏る場合は、軸受板3を下方向に調整す
る。
調整が終わつたら、固定ボルト29をすべて締
めて軸受板3を固定する。
つぎにシヤワー装置6,7やその他の構成によ
る作用をごく簡単に説明しておく。
液槽13に貯溜されたエツチング液12はポン
プ37により汲み上げられ、パイプ9…に圧送さ
れてノズル8…から噴出される。同時にローラー
コンベア1は、ベルト20、シヤフト19とねじ
歯車16,17を介してモータ21によりローラ
ー4…が駆動されて搬送物が前進させられる。
以上の実施例では、前後調整手段22および上
下調整手段23を一方の軸受板2には設けず、他
方の軸受板3にのみ設けたが、両方の軸受板2,
3に設けてもよい。
以上に実施例では、軸受板2,3をそれぞれ1
個の部材で形成しているが、本考案はこれに限る
ものではなく、2個以上の部材に分割し、それぞ
れ別々に調整するようにしてもよい。特にコンベ
ア1の長さが長いときには分割する必要がある場
合もある。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したので、設置場所
に合わせて搬送物を真つ直搬送されるようにロー
ラーコンベアを調整でき、また、ローラーコンベ
アの狂いによる搬送物の偏りなども調整すること
ができる。これにより、エツチング中に搬送物が
軸受板に接触して搬送速度が遅くなり、エツチン
グ時間が長くなつたり、搬送物が停止して搬送物
がエツチング装置内で重なつてしまうようなこと
がないという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図はエツチング装置の要部を示す側
断面図、第2図はローラーコンベアの平面図、第
3図は第2図のA−A線断面図、第4図は前後調
整手段の拡大側面図、第5図は前後調整手段の拡
大正面図、第6図は上下調整手段の拡大断面図、
第7図は従来のエツチング装置の説明図である。 1……ローラーコンベア、2,3……軸受板、
4……ローラー、5……軸受溝、6,7……シヤ
ワー装置、8……ノズル、9……パイプ、10…
…導入コンベア、11……排出コンベア、12…
…エツチング液、13……液槽、14……カバ
ー、15……駆動装置、16,17……ねじ歯
車、18……、19……シヤフト、20……ベル
ト、21……モータ、22……前後調整手段、2
3……上下調整手段、25……摺動板、26……
摺動孔、27……保持板、28……長孔、29…
…固定ボルト、30……ねじ孔、31……前後調
整ボルト、32……台座、33……ねじ孔、34
……上下調整ボルト、35……長孔、37……ポ
ンプ、40……モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多数の軸受溝を有する左右の軸受板とこの軸
    受板に軸支される多数のローラーからなるロー
    ラーコンベアと、このローラーコンベアを駆動
    する駆動装置と、前記ローラーコンベアの上下
    に配置され、ローラーコンベアに向かつてエツ
    チング液を噴出するシヤワー装置と、前記ロー
    ラーコンベアの下部に配置され、エツチング液
    を貯溜する液槽と、この液槽から前記シヤワー
    装置にエツチング液を圧送するポンプと、前記
    ローラーコベンアの軸受板を前後に移動する前
    後調整手段と、前記ローラーコンベアの軸受板
    を上下に移動する上下調整手段と、前記軸受板
    を固定する固定手段とからなることを特徴とす
    るエツチング装置。 (2) 上下調整手段および前後調整手段は、左右の
    軸受板のいずれか一方に設けたことを特徴とす
    る請求項(1)記載のエツチング装置。 (3) 上下調整手段および前後調整手段は、左右の
    軸受板の両方に設けたことを特徴とする請求項
    (1)記載のエツチング装置。
JP1990116031U 1990-11-05 1990-11-05 Expired - Lifetime JPH0523573Y2 (ja)

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