JP3389817B2 - トランス - Google Patents

トランス

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JP3389817B2 JP12926097A JP12926097A JP3389817B2 JP 3389817 B2 JP3389817 B2 JP 3389817B2 JP 12926097 A JP12926097 A JP 12926097A JP 12926097 A JP12926097 A JP 12926097A JP 3389817 B2 JP3389817 B2 JP 3389817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種民生機器等に
使用するトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のトランスについて図面を参
照しながら説明する。
【0003】図6は従来のトランスの分解斜視図、図7
は同トランスの斜視図である。
【0004】図6、図7において、従来のトランスは、
端子1を植設するとともに、第1の貫通孔を有した端子
台2と、この端子台2上に配置するとともに、第2の貫
通孔を有した巻枠3と、この巻枠3に巻回するととも
に、端子1と接続した第1の巻線と、この第1の巻線の
外側に巻回するとともに、端子1と接続した第2の巻線
5と、第1の貫通孔および第2の貫通孔に挿入した閉磁
路磁芯6とを備えている。
【0005】また、閉磁路磁芯6は、E型形状のE型磁
芯を2つ組み合わせており、第1の貫通孔および第2の
貫通孔に挿入する中足部7と、側足部8と、平板部9と
を有し、中足部7の断面形状を円形状にするとともに、
第1の貫通孔および第2の貫通孔の断面形状を中足部7
の断面形状と同等な円形状にした構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトランスで
は、低背化を図るために、閉磁路磁芯6の平板部9の厚
さを薄くすると、閉磁路磁芯6の中足部7近傍の磁束の
流れが悪くなる。
【0007】一般に、中足部7近傍を通過する磁束の流
れの善し悪しは、中足部7の断面積と、中足部7に対向
する平板部9の中足対向部の外周表面積に起因する。
【0008】したがって、閉磁路磁芯6の中足部7に対
向する平板部9の中足対向部の外周表面積が減少するの
で、中足部7近傍を通過する磁束の流れが妨げられ、磁
気飽和しやすくなるという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記問題点を解決するもので、低
背化を図るため、閉磁路磁芯の平板部の厚さを薄くして
も、磁束の流れを妨げない、磁気飽和の発生を抑制した
トランスを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、端子を植設するとともに、第1の貫通孔を
有した端子台と、前記端子台上に配置するとともに、第
2の貫通孔を有した巻枠と、前記巻枠に巻回し、前記端
子と接続した巻線と、平板部と中足部と側足部とを有す
る閉磁路磁芯とを備え、前記閉磁路磁芯の中足部は断面
形状を楕円形状にするとともに前記第1の貫通孔および
前記第2の貫通孔に挿入し、前記閉磁路磁芯の平板部は
前記中足部と対向する前記平板部の内部を中足対向部と
しており、前記中足対向部の外周表面積を前記中足部の
断面積以下かつ前記平板部の断面積の2倍以上にした
成である。
【0011】上記構成により、低背化を図るため、閉磁
路磁芯の平板部を薄くしても、中足部の断面形状が楕円
形状なので、中足部に対向する中足対向部の外周表面積
を減少させることがなく、中足部近傍を通過する磁束の
流れを妨げず、磁気飽和の発生を抑制することができ
る。
【0012】このとき、閉磁路磁芯の平板部を薄くする
際、平板部の断面積を減少させないように、必然的に平
板部の幅を大きくするので、中足部の断面形状を円形状
から楕円形状にしても、中足部の断面積を減少させるこ
ともない。
【0013】また、中足部に対向する平板部の中足対向
の外周表面積を中足部の断面積以下にし、かつ平板部
の断面積の2倍以上にしているので、閉磁路磁芯内を流
れる磁束の流量率を良くしつつ、閉磁路磁芯の薄型化を
図ることができる。つまり、閉磁路磁芯の薄型化に際し
て、閉磁路磁芯内を流れる磁束の磁束量が、中足部から
中足対向部、中足対向部から平板部にかけて減衰するの
で、最も減衰量の大きい平板部を通過する磁束量以上の
磁束が中足対向部に流れ、中足対向部を通過する磁束量
以上の磁束が中足部に流れるようにすることにより、磁
束の流量効率を良くしつつ、閉磁路磁芯の薄型化を図っ
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
端子を植設するとともに、第1の貫通孔を有した端子台
と、前記端子台上に配置するとともに、第2の貫通孔を
有した巻枠と、前記巻枠に巻回し、前記端子と接続した
巻線と、平板部と中足部と側足部とを有する閉磁路磁芯
とを備え、前記閉磁路磁芯の中足部は断面形状を楕円形
状にするとともに前記第1の貫通孔および前記第2の貫
通孔に挿入し、前記閉磁路磁芯の平板部は前記中足部と
対向する前記平板部の内部を中足対向部としており、前
記中足対向部の外周表面積を前記中足部の断面積以下か
つ前記平板部の断面積の2倍以上にした構成である。
【0015】上記構成により、低背化を図るため、閉磁
路磁芯の平板部を薄くしても、中足部の断面形状が楕円
形状なので、中足部に対向する中足対向部の外周表面積
を減少させることがなく、中足部近傍を通過する磁束の
流れを妨げず、磁気飽和の発生を抑制することができ
る。
【0016】また、中足部に対向する平板部の中足対向
の外周表面積を中足部の断面積以下にし、かつ平板部
の断面積の2倍以上にしているので、閉磁路磁芯内を流
れる磁束の流量率を良くしつつ、閉磁路磁芯の薄型化を
図ることができる。つまり、閉磁路磁芯の薄型化に際し
て、閉磁路磁芯内を流れる磁束の磁束量が、中足部から
中足対向部、中足対向部から平板部にかけて減衰するの
で、最も減衰量の大きい平板部を通過する磁束量以上の
磁束が中足対向部に流れ、中足対向部を通過する磁束量
以上の磁束が中足部に流れるようにすることにより、磁
束の流量効率を良くしつつ、閉磁路磁芯の薄型化を図っ
ている。
【0017】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、閉磁路磁芯は、平板部と中足部と
側足部を有したE型形状磁芯を2つ組み合わせており、
楕円形状の中足部の短手方向を側足部方向とし、長手方
向を前記E型形状磁芯の側面方向とした構成である。
【0018】上記構成により、閉磁路磁芯をE型形状磁
芯としても、低背化を図った際に、磁気飽和の発生を抑
制できる。
【0019】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明において、閉磁路磁芯は、平板部と中足部と
側足部を有したE型形状磁芯と、平板部のみを有した平
板形状のI型形状磁芯とを組み合わせており、楕円形状
の中足部の短手方向を側足部方向とし、長手方向を前記
E型形状磁芯の側面方向とした構成である。
【0020】上記構成により、閉磁路磁芯をE型、I型
形状磁芯としても、低背化を図った際に、磁気飽和の発
生を抑制できる。
【0021】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明において、断面形状が楕円形状の中足部の長
手方向の長さを、前記中足部の長手方向と同一方向の平
板部の幅よりも小さくした構成である。
【0022】上記構成により、楕円形状の中足部の長手
方向の長さを平板部の幅よりも小さくしているので、
磁路磁芯の中足部の側面と、閉磁路磁芯の平板部の側面
との間に空隙部が存在し、中足部を通過する磁束は、中
足部に対応する平板部内だけでなく、空隙部に対応する
平板部内にも流れる。
【0023】これにより、平板部を薄くした際におけ
る、中足部近傍の磁束の流れをより一層良くすることが
でき、磁気飽和の発生を抑制できる。
【0024】以下、本発明の一実施の形態におけるトラ
ンスについて図面を参照しながら説明する。
【0025】図1は本発明の一実施の形態におけるトラ
ンスの分解斜視図、図2は同トランスの斜視図、図3は
同トランスの断面図、図4は同トランスの中足対向部を
示したE型形状磁芯の透過斜視図、図5は同トランスに
おける他の端子台の斜視図である。
【0026】図1〜図5において、本発明の一実施の形
態におけるトランスは、端子11を植設するとともに、
第1の貫通孔12を有した端子台13と、この端子台1
3上に配置するとともに、第2の貫通孔14を有した巻
枠15と、この巻枠15に巻回するとともに、端子11
と接続した第1の巻線16と、第1の巻線16の外側に
巻回するとともに、端子11と接続した第2の巻線17
と、第1の貫通孔12および第2の貫通孔14に挿入し
た閉磁路磁芯18とを備えている。
【0027】また、閉磁路磁芯18は、第1の貫通孔1
2および第2の貫通孔14に挿入する中足部19と、中
足部19を支持する平板部20と、側足部21を有し、
中足部19の断面形状を楕円形状にしたE型形状磁芯を
2つ組み合わせている。そして、楕円形状の中足部19
の短手方向(X)を側足部方向とし、長手方向(Y)を
E型形状磁芯の側面方向とし、平板部20の厚さ(W
1)を中足部19の厚さ(W2)および側足部21の厚
さ(W3)よりも薄くしている。
【0028】さらに、中足部19に対向する平板部20
の中足対向部28の外周表面積30を中足部19の断面
積以下にし、かつ平板部20の断面積の2倍以上にして
いる。
【0029】その上、楕円形状の中足部19の幅(H
2)(長手方向の長さ)を平板部20の幅(H1)より
も小さくして、中足部19の側面と平板部20の側面と
の間に空隙部25を設けるとともに、側足部21の幅
(H3)と平板部20の幅(H1)とを同一にしてい
る。
【0030】そして、閉磁路磁芯18は、巻枠15の上
端面22と端子台13の下端面23に平板部20が配置
されるようにするとともに、端子台13の下端面23に
凹部24を設けて、凹部24に閉磁路磁芯18の平板部
20を配置した構成である。
【0031】上記構成のトランスについて、以下その動
作を説明する。
【0032】低背化を図るため、閉磁路磁芯18の平板
部20を薄くしても、中足部19の断面形状が楕円形状
なので、中足部19に対向する中足対向部28の外周表
面積30を減少させることがなく、中足部19近傍を通
過する磁束の流れを妨げず、磁気飽和の発生を抑制する
ことができるとともに、平板部20と中足部19と側足
部21を有したE型形状磁芯を2つ組み合わせることに
より、E型形状磁芯で閉磁路磁芯18を形成しても、低
背化を図る際の磁気飽和の発生を抑制できる。
【0033】また、中足部19に対向する平板部20の
中足対向部28の外周表面積30を中足部19の断面積
以下にし、かつ平板部20の断面積の2倍以上にしてい
るので、閉磁路磁芯18内を流れる磁束の流量率を良く
しつつ、閉磁路磁芯18の薄型化を図ることができる。
つまり、閉磁路磁芯18の薄型化に際して、閉磁路磁芯
18内を流れる磁束の磁束量が、中足部19から中足対
向部28、中足対向部28から平板部20にかけて減衰
するので、最も減衰量の大きい平板部20を通過する磁
束量以上の磁束が中足対向部28に流れ、中足対向部2
8を通過する磁束量以上の磁束が中足部19に流れるよ
うにすることにより、磁束の流量効率を良くしつつ、閉
磁路磁芯18の薄型化を図っている。
【0034】さらに、側足部21の厚さ(W3)を平板
部20の厚さ(W1)よりも厚くしているので、2つの
E型形状磁芯を組み合わせる際、側足部21どうしの接
合において、多少の接合ずれが生じても、磁束の流れる
量を減衰させることがない。
【0035】そして、楕円形状の中足部19の幅(H
2)(長手方向の長さ)を平板部20の幅(H1)より
も小さくして、中足部19の側面と、側足部21の側面
との間に空隙部25を設けているので、中足部19を通
過する磁束は、中足部19に対応する平板部20内だけ
でなく、空隙部25に対応する平板部20内にも、流れ
ることが可能となる。
【0036】その上、閉磁路磁芯18は、巻枠15の上
端面22と端子台13の下端面23に平板部20が配置
されるようにしているので、外形寸法を極力小さくでき
るとともに、端子台13の下端面23に凹部24を設
け、この凹部24に閉磁路磁芯18の平板部20を配置
するので、端子台13の下端面23側の閉磁路磁芯18
の平板部20の厚さ(W1)分の高さを低くすることも
できる。
【0037】このように本実施の形態によれば、低背化
を図るため、閉磁路磁芯18の平板部20を薄くして
も、中足部19の断面形状が楕円形状なので、中足部1
9に対向する中足対向部28の外周表面積30を減少さ
せることがなく、中足部19近傍を通過する磁束の流れ
を妨げず、磁気飽和の発生を抑制することができるとと
もに、平板部20と中足部19と側足部21を有したE
型形状磁芯を2つ組み合わせることにより、E型形状磁
芯で閉磁路磁芯18を形成しても、低背化を図る際の磁
気飽和の発生を抑制できる。
【0038】また、中足部19に対向する平板部20の
中足対向部28の外周表面積30を中足部19の断面積
以下にし、かつ平板部20の断面積の2倍以上にしてい
るので、閉磁路磁芯18内を流れる磁束の流量率を良く
しつつ、閉磁路磁芯18の薄型化を図ることができる。
つまり、閉磁路磁芯18の薄型化に際して、閉磁路磁芯
18内を流れる磁束の磁束量が、中足部19から中足対
向部28、中足対向部28から平板部20にかけて減衰
するので、最も減衰量の大きい平板部20を通過する磁
束量以上の磁束が中足対向部28に流れ、中足対向部2
8を通過する磁束量以上の磁束が中足部19に流れるよ
うにすることにより、磁束の流量効率を良くしつつ、閉
磁路磁芯18の薄型化を図っている。
【0039】さらに、側足部21の厚さ(W3)を平板
部20の厚さ(W1)よりも厚くしているので、2つの
E型形状磁芯を組み合わせる際、側足部21どうしの接
合において、多少の接合ずれが生じても、磁束の流れる
量を減衰させることがなく、磁気飽和の発生を抑制でき
る。
【0040】そして、楕円形状の中足部19の幅(H
2)(長手方向の長さ)を平板部20の幅(H1)より
も小さくして、中足部19の側面と、側足部21の側面
との間に空隙部25を設けているので、中足部19を通
過する磁束は、中足部19に対応する平板部20内だけ
でなく、空隙部25に対応する平板部20内にも、流れ
ることが可能となり、これにより、平板部20を薄くし
た際における、中足部19近傍の磁束の流れをより一層
良くすることができ、磁気飽和の発生を抑制できる。
【0041】その上、閉磁路磁芯18は、巻枠15の上
端面22と端子台13の下端面23に平板部20が配置
されるようにしているので、外形寸法を極力小さくし
て、低背化を図ることができるとともに、端子台13の
下端面23に凹部24を設け、この凹部24に閉磁路磁
芯18の平板部20を配置するので、端子台13の下端
面23側の閉磁路磁芯18の平板部20の厚み分の高さ
を低くすることができ、低背化をより図ることができ
る。
【0042】なお、本発明の一実施の形態では、閉磁路
磁芯18をE型形状磁芯を用いて形成したが、平板部2
0と中足部19と側足部21を有したE型形状磁芯と、
平板部20のみを有した平板形状のI型形状磁芯とを組
み合わせても、E型形状磁芯を2つ組み合わせた場合と
同様に、低背化を図った際の磁気飽和の発生を抑制で
き、また、側足部21の厚さを平板部20の厚さよりも
厚くすることにより、E型形状磁芯の側足部21とI型
形状磁芯の平板部20を接合する際、多少の接合ずれが
生じても、磁束の流れる量を減少させることがなく、磁
気飽和の発生を抑制できる。
【0043】さらに、図5に示すように、巻枠15の上
端側の鍔がない端子台13を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上記構成
により、低背化を図るため、閉磁路磁芯の平板部を薄く
しても、中足部の断面形状が楕円形状なので、中足部に
対向する中足対向部の外周表面積を減少させることがな
く、中足部近傍を通過する磁束の流れを妨げず、磁気飽
和の発生を抑制したトランスを提供することができるも
のである。
【0045】このとき、閉磁路磁芯の平板部を薄くする
際、平板部の断面積を減少させないように、必然的に平
板部の幅を大きくするので、中足部の断面形状を円形状
から楕円形状にしても、中足部の断面積を減少させるこ
ともない。
【0046】また、中足部に対向する平板部の中足対向
の外周表面積を中足部の断面積以下にし、かつ平板部
の断面積の2倍以上にしているので、閉磁路磁芯内を流
れる磁束の流量率を良くしつつ、閉磁路磁芯の薄型化を
図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるトランスの分解
斜視図
【図2】同トランスの斜視図
【図3】同トランスの断面図
【図4】同トランスの中足対向部を示したE型形状磁芯
の透過斜視図
【図5】同トランスにおける他の端子台の斜視図
【図6】従来のトランスの分解斜視図
【図7】同トランスの斜視図
【符号の説明】
11 端子 12 第1の貫通孔 13 端子台 14 第2の貫通孔 15 巻枠 17 第2の巻線 18 閉磁路磁芯 19 中足部 20 平板部 21 側足部 22 上端面 23 下端面 24 凹部 25 空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広岡 裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−95804(JP,A) 特開 平10−321444(JP,A) 実開 昭61−136514(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/24 - 27/255 H01F 30/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を植設するとともに、第1の貫通孔
    を有した端子台と、前記端子台上に配置するとともに、
    第2の貫通孔を有した巻枠と、前記巻枠に巻回し、前記
    端子と接続した巻線と、平板部と中足部と側足部とを有
    する閉磁路磁芯とを備え、前記閉磁路磁芯の中足部は断
    面形状を楕円形状にするとともに前記第1の貫通孔およ
    び前記第2の貫通孔に挿入し、前記閉磁路磁芯の平板部
    は前記中足部と対向する前記平板部の内部を中足対向部
    としており、前記中足対向部の外周表面積を前記中足部
    の断面積以下かつ前記平板部の断面積の2倍以上にした
    トランス。
  2. 【請求項2】 閉磁路磁芯は、平板部と中足部と側足部
    を有したE型形状磁芯を2つ組み合わせており、楕円形
    状の前記中足部の短手方向を側足部方向とし、長手方向
    を前記E型形状磁芯の側面方向とした請求項1記載のト
    ランス。
  3. 【請求項3】 閉磁路磁芯は、平板部と中足部と側足部
    を有したE型形状磁芯と、平板部のみを有した平板形状
    磁芯とを組み合わせており、楕円形状の前記中足部の短
    手方向を側足部方向とし、長手方向を前記E型形状磁芯
    の側面方向とした請求項1記載のトランス。
  4. 【請求項4】 断面形状が楕円形状の中足部の長手方向
    の長さを、前記中足部の長手方向と同一方向の平板部の
    幅よりも小さくした請求項1記載のトランス。
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