JP3389136B2 - スチールブレーカーの搬送装置及び搬送方法 - Google Patents
スチールブレーカーの搬送装置及び搬送方法Info
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Description
に於て、タイヤを構成するスチールブレーカーの搬送装
置及び搬送方法に関する。
装置を示す。即ち、タイヤを構成するスチールブレーカ
ーの製造工程に於て、複数本のスチールコードにゴム層
を被覆して帯状に形成したブレーカー材料を、裁断機a
にて所定幅に切断してスチールブレーカー単体を形成
し、このスチールブレーカー単体をジョイント装置bに
て順次接続してスチールブレーカー長尺体cを形成する
際、この搬送装置が広く使用されていた。
設けられると共に切断されたスチールブレーカー単体を
受けて送り出すための第1ベルトコンベアーdと、第1
ベルトコンベアーdから送られたスチールブレーカー単
体をジョイント装置bへ送り込む第2ベルトコンベアー
eと、ジョイント装置bの下流側に設けられると共にス
チールブレーカー長尺体cの端末を(図示省略の)巻取
装置側へ送り出す第3ベルトコンベアーjと、を備えて
いる。
送装置では、裁断機aとジョイント装置bとの間に設け
られた第2ベルトコンベアーeの長さgが、スチールブ
レーカー単体の長さ以上必要であり、さらに、接続後の
長尺体cを送り出す第3ベルトコンベアーjも必要なた
め、搬送装置全体が長くなり、広い設置スペースを要し
ていた。また、各コンベアーを同調させる電気制御機器
も複雑化し、ハイコストとなっていた。また、接続の
際、ブレーカー長尺体cの接続端部にブレーカー単体の
接続端部を正確に合わせるために、ブレーカー単体をマ
グネット式可動ローラにてガイドするなどで構造の複雑
化となっていた。
に、省スペースとコストダウンを図ることができるスチ
ールブレーカーの搬送装置及び搬送方法を提供すること
を目的とする。
めに、本発明に係るスチールブレーカーの搬送装置は、
テーブル部を有する切断手段にて切断されたスチールブ
レーカー単体をジョイント部まで搬送すると共に、該ジ
ョイント部にてスチールブレーカー単体が順次接続され
て成るスチールブレーカー長尺体を巻取リール側へ搬送
するスチールブレーカーの搬送装置であって、上記切断
手段にて切断されてテーブル部に載置状とされたスチー
ルブレーカー単体を磁力にて吸着して幅方向に搬送する
吸着搬送手段と、上記テーブル部の近傍に平行状に設け
られると共に上記吸着搬送手段にて搬送されたスチール
ブレーカー単体を受ける待機テーブルと、該待機テーブ
ルに沿って長手方向移動可能に設けられると共に待機テ
ーブル上のスチールブレーカー単体の側端縁を挾持して
上記ジョイント部へ送り込む可動クランプ機構と、スチ
ールブレーカー長尺体の端末をジョイント部から上記巻
取リール側へ送り出してその接続端部を接続位置に位置
決めする移動位置決め手段と、を備えたものである。
の長手方向に平行に設けられたガイド部材と、該ガイド
部材に沿って回転可能に設けられたスクリューシャフト
と、該スクリューシャフトを回転駆動するモータと、上
記スクリューシャフトに螺合すると共に上記ガイド部材
に沿ってスライド可能に設けられたナット部と、該ナッ
ト部に設けられた開閉クランプ部と、該開閉クランプ部
を開閉するシリンダとを備え、さらに、該クランプ部
が、待機テーブルの高さ位置に略等しい高さ位置に設け
られた固定部と、揺動可能に設けられると共に上記シリ
ンダにて揺動開閉する揺動部とから成り、上記固定部と
揺動部とでスチールブレーカー単体を挾持し、かつ、上
記ナット部を螺進させて上記単体を搬送するように構成
したものである。
の下流側に設けられると共にスチールブレーカー長尺体
の接続端部をジョイント部の接続位置まで移動させる駆
動ローラと、該駆動ローラを回転駆動するモータと、該
駆動ローラの上方に昇降可能に設けられると共にスチー
ルブレーカー長尺体を駆動ローラに押圧するピンチロー
ラと、該ピンチローラの上方に設けられると共にピンチ
ローラ上昇時に上記長尺体をジョイント部から巻取リー
ル側へ間欠的に送り出すフィードロールと、を備えたも
のである。
搬送方法は、テーブル部を有する切断手段にて切断され
たスチールブレーカー単体をジョイント部まで搬送する
と共に、該ジョイント部にてスチールブレーカー単体が
順次接続されて成るスチールブレーカー長尺体を巻取リ
ール側へ搬送するスチールブレーカーの搬送方法であっ
て、上記切断手段にて切断されてテーブル部に載置状と
されたスチールブレーカー単体を吸着搬送手段にて吸着
し、該吸着搬送手段により該スチールブレーカー単体を
その幅方向に移動させ、上記テーブル部の近傍に平行状
に設けられた待機テーブル上にスチールブレーカー単体
を載置し、上記待機テーブルに沿って長手方向移動可能
に設けられた可動クランプ機構にて待機テーブル上のス
チールブレーカー単体の側端縁を挾持して該スチールブ
レーカー単体を該待機テーブルの長手方向に移動させ上
記ジョイント部へ送り込み、接続後、スチールブレーカ
ー長尺体の端末を移動位置決め手段にてジョイント部か
ら上記巻取リール側へ送り出し、かつ、上記長尺体の接
続端部を接続位置に位置決めするものである。
づき、本発明を詳説する。
ーの搬送装置の実施の一形態を示し、この搬送装置は、
テーブル部5を有する切断手段6にて切断されたスチー
ルブレーカー単体Mをジョイント部(装置)まで搬送す
ると共に、ジョイント部にてスチールブレーカー単体M
が順次接続されて成るスチールブレーカー長尺体Pを巻
取リール7側へ搬送するものである。なお、8はブレー
カー長尺体Pとブレーカー単体Mとの接続位置(接続ラ
イン)を示しており、この接続位置8の上方に矢印Fで
示すジョイント部が設けられている。
手段6は、切断されたスチールブレーカー単体Mを載置
する長方形状の上記テーブル部5と、カッター部9を有
し、カッター部9は、テーブル部5の長手方向端縁部に
沿って付設された受刃部9aと、受刃部9aに沿って回
動するリング刃部9bとから成る。Bは複数本のスチー
ルコードがゴム層にて被覆されて形成された帯状のブレ
ーカー材料であり、間欠的に繰り出されたブレーカー材
料Bの端部が切断手段6のカッター部9にて所定の幅と
角度で切断されてスチールブレーカー単体Mが形成さ
れ、テーブル部5にて受けられる。なお、テーブル部5
は、非磁性体のステンレスやアルミニウムから成り、後
述の吸着搬送手段1のマグネット19がテーブル部5に吸
着しないものとされる。
搬送装置を具体的に説明すると、この搬送装置は、切断
手段6にて切断されてテーブル部5に載置状とされたス
チールブレーカー単体Mを磁力にて吸着して幅方向(矢
印A方向)に搬送する吸着搬送手段1と、テーブル部5
の近傍に平行状に設けられると共に吸着搬送手段1にて
搬送された上記ブレーカー単体Mを受ける待機テーブル
2と、待機テーブル2に沿って長手方向移動可能に設け
られると共に待機テーブル2上のブレーカー単体Mの側
端縁10を挾持してジョイント部(矢印F)へ送り込む可
動クランプ機構3と、スチールブレーカー長尺体Pの端
末11をジョイント部から巻取リール7側へ送り出してそ
の接続端部12を接続位置8に位置決めする移動位置決め
手段4と、を備えている。
は、吸着部13と、吸着部13を前後幅方向(矢印A方向)
及び上下方向(矢印C方向)に移動させる移動機構14と
を有している。吸着部13は、平面視略梯子状の枠体15
と、枠体15の内側に取付けられた上方開口浅箱型の複数
の固定プレート16…と、各固定プレート16…内に嵌合さ
れた上方開口浅箱型の可動プレート17…とを備える。な
お、搬送下流側の枠体15と固定プレート16と可動プレー
ト17の形状は、スチールブレーカー単体Mの形状と略等
しい三角形状とされている。
レート16の底壁16aに接近・離間させるシリンダ18,18
と、可動プレート17の底壁17aに設けられた複数個のマ
グネット19…が設けられている。また、固定プレート16
の底壁16aには複数本のガイドピン20…が上方へ向かっ
て突設されると共に、可動プレート17の底壁17aには上
記ガイドピン20…に摺動自在に外嵌される円筒状被ガイ
ド部材21…が設けられている。さらに、マグネット19は
可動プレート17の底壁17aを貫通して下方突出状とされ
ると共に、固定プレート16の底壁16aにはマグネット19
…を挿通させるための窓部22…が形成されている。
動プレート17の底壁17aに取付けられ、かつ、軸部18b
が底壁17aを貫通して固定プレート16の底壁16aに取付
けられており、さらに、シリンダ18を短縮駆動してマグ
ネット19を窓部22に挿通させる際、マグネット19が固定
プレート16の底壁16a下面から突出しないように本体部
18aに当止めするストッパ凸部54が、底壁16a側に設け
られている。
の移動機構14は、固定ガイドブロック23と、固定ガイド
ブロック23に形成された上下方向(矢印C方向)の孔部
に挿通された縦丸ラック24と、縦丸ラック24の下端に設
けられた可動ガイドブロック25と、可動ガイドブロック
25に形成された前後幅方向(矢印A方向)の孔部に挿通
されると共に前端が吸着部13の枠体15に取付けられた横
丸ラック26と、本体部27aが固定ガイドブロック23に取
付けられると共にロッド27b先端が可動ガイドブロック
25に取付けられた上下動シリンダ27と、前後方向のL字
型部材を介して可動ガイドブロック25に取付けられた短
い第1シリンダ28a及び一端が第1シリンダ28aのロッ
ド先端に連結されかつ他端が枠体15に取付けられた長い
第2シリンダ28bとから成る2段式の前後動シリンダ28
等から構成されるユニット体29…を3台備えると共に、
各ユニット体29…を連結しかつ上下動及び前後動を同調
させる複数本のカウンターシャフト30…を備えている。
には縦丸ラック24の歯部に噛合するピニオンギヤが回転
可能に内蔵されると共に、各ピニオンギヤは上側のカウ
ンターシャフト30,30にて相互に連結されている。ま
た、各可動ガイドブロック25には横丸ラック26の歯部に
噛合するピニオンギヤが回転可能に内蔵されると共に、
各ピニオンギヤは下側のカウンターシャフト30,30にて
相互に連結されている。なお、各固定ガイドブロック23
…は、図示省略の固定部材に取付けられている。
は、吸着部13と略等しい形状に形成されたテーブル本体
31と、テーブル本体31に前後軸心方向に回転自在に設け
られた複数本のフリーローラ53…とから成り、テーブル
部5に横並びに配設されている。また、テーブル本体31
の上面は耐摩耗や低摩擦等の表面処理が施されている。
なお、テーブル本体31の前後幅は吸着部13の幅よりも大
きくされている。
ンプ機構3は、待機テーブル2の長手方向に平行に設け
られたガイド部材32と、ガイド部材32に沿って回転可能
に設けられたスクリューシャフト33と、スクリューシャ
フト33を回転駆動するモータ34と、スクリューシャフト
33に螺合すると共にガイド部材32に沿ってスライド可能
に設けられたナット部35と、ナット部35に設けられた開
閉クランプ部36と、開閉クランプ部36を開閉するシリン
ダ37と、を備えている。なお、待機テーブル2は、切断
手段6のテーブル部5側でかつ搬送下流側の部位に切欠
部Tを有し、その切欠部Tに沿って可動クランプ機構3
が設けられている。
横断面コの字型であり、取付部材38にて待機テーブル2
の下方位置に固定されている。また、ガイド部材32の上
流側の端部にモータ34が取付けられると共に、モータ34
と連結されたスクリューシャフト33がガイド部材32の内
部に配設され、ナット部35がガイド部材32内にスライド
可能に設けられている。
付アーム39が付設されており、この取付アーム39の下流
側端部に開閉クランプ部36が設けられている。開閉クラ
ンプ部36は、待機テーブル2の切欠部T近傍に設けられ
ており、待機テーブル2(フリーローラ53)の高さ位置
に略等しい高さ位置の固定部40と、揺動可能な揺動部41
とから成る。
の切欠部Tに沿って設けられた長板部42aと、長板部42
aの両端に付設された圧接部42b,42bと、を夫々有し
ている。また、シリンダ37は、その本体部37aが固定部
40側に枢着されると共に、ロッド37b先端が取付片を介
して揺動部41の長板部42aに枢着され、伸縮駆動するこ
とによって揺動部41を揺動させ、開閉クランプ部36を開
閉させる。
決め手段4は、ジョイント部(矢印F)の下流側に設け
られた駆動ローラ43と、駆動ローラ43を回転駆動するモ
ータ44と、駆動ローラ43の上方に昇降可能に設けられた
ピンチローラ45と、ピンチローラ45の上方に設けられた
フィードロール46と、を備えている。
設けられた位置決め用テーブルであり、このテーブル47
に仮想線で示された接続位置8にてブレーカー接続が行
われる。また、テーブル47の下流側端部には前後2列に
複数本のガイドローラ48…が配設されており、後方列の
ガイドローラ48…は前後幅方向に移動可能とされてい
る。
対のローラ取付板49,49(図7では一方のみを示す)が
立設されており、このローラ取付板49,49の下端に上記
駆動ローラ43が前後水平軸心廻りに回転自在に枢着され
ると共に、プーリ及びベルト等を介してモータ44からの
トルクが駆動ローラ43に伝達される。
位置にシリンダ50が夫々取付けられると共に、その下方
位置にはガイド長孔51が貫設されており、ピンチローラ
45の軸部両端が各ガイド長孔51を通って各シリンダ50の
ロッド下端に枢着されている。また、フィードロール46
は図示省略の駆動部にて間欠的に回転してスチールブレ
ーカー長尺体Pを巻取リール7側へ送る。なお、52はピ
ンチローラ45の上方に設けられたガイドローラである。
方法)について説明する。図1と図2に示すように、切
断手段6にてブレーカー材料Bの端部が切断されること
により、分離したスチールブレーカー単体Mはテーブル
部5に載置状とされる。その後、吸着搬送手段1にてブ
レーカー単体Mが吸着され搬送される。
ユニット体29の上下動シリンダ27が短縮駆動して可動ガ
イドブロック25が引き上げられ、吸着部13がテーブル部
5よりも上方位置に上昇する。このとき、各固定ガイド
ブロック23内に設けられたピニオンギヤ及び上側のカウ
ンターシャフト30,30が同期回転することにより各縦丸
ラック24及び各可動ガイドブロック25が同調して上昇
し、吸着部13は水平状態に維持される。なお、予め吸着
部13をテーブル部5よりも上方位置に待機させておく場
合もある。
の第2シリンダ28bが伸長駆動すると共に、スチールブ
レーカー単体Mのカット完了後、第1シリンダ28aが伸
長駆動し、吸着部13がテーブル部5上のスチールブレー
カー単体Mの上方位置に、かつ、テーブル部5の受刃部
9aよりも所定間隔W手前位置まで移動する(図4
(イ)参照)。即ち、スチールブレーカー単体のカット
完了前に、第2シリンダ28bにて吸着部13を予めテーブ
ル部5側へ(カット作業の邪魔にならない位置まで)前
進させておき、カット完了後、第1シリンダ28aにて迅
速に吸着部13を所定の位置まで前進させ、サイクルタイ
ムアップを図っている。このとき、各可動ガイドブロッ
ク25内に設けられたピニオンギヤ及び下側のカウンター
シャフト30,30が同期回転することにより各横丸ラック
26が同調して前進し、吸着部13はテーブル部5と平行状
態に維持される。
ルブレーカー単体Mの上方位置まで移動すると、同図
(ロ)に示す如く、吸着部13がブレーカー単体Mの上面
近傍位置まで下降すると共に、吸着部13の各シリンダ18
が駆動して可動プレート17及び各マグネット19が下降
し、マグネット19の磁力によってブレーカー単体Mが吸
着される。
着したまま上昇後退し、さらに待機テーブル2の上面近
傍まで下降し、図6(イ)に示す如くブレーカー単体M
を待機テーブル2まで搬送する。このとき、図4(イ)
に示す如く可動プレート17が固定プレート16から離間
し、ブレーカー単体Mがマグネット19から分離されて待
機テーブル2上に載置される。なお、分離後、吸着部13
は待機位置まで上昇する。
ンプ機構3は待機状態に於て、開閉クランプ部36が開放
されており、スチールブレーカー単体Mが待機テーブル
2に上載されることによってその側端縁10がクランプ部
36の固定部40の上に位置する。その後、図6(ロ)に示
す如くシリンダ37が駆動して揺動部41が揺動し、固定部
40と揺動部41とでブレーカー単体Mの側端縁10を挾持す
ると共に、モータ34が駆動してスクリューシャフト33が
回転し、ナット部35が下流方向へ螺進する。即ち、ブレ
ーカー単体Mは、図2に示すジョイント部(矢印F)へ
送り込まれる。なお、開閉クランプ部36はブレーカー単
体Mの接続端部が接続位置8に到達したところで停止
し、その後、開放してブレーカー単体Mを放し、後退し
て待機位置へ戻る。
カー長尺体Pの接続端部12はテーブル47の接続位置8に
予め位置決めされており、この位置にスチールブレーカ
ー単体Mの接続端部が移動した後、ジョイント部にてブ
レーカー単体Mとブレーカー長尺体Pとが接続される。
置決め手段4のピンチローラ45の上昇時に於て、フィー
ドロール46が回転して長くなったブレーカー長尺体Pの
端末11を巻取リール7側へ送り出すが、その端末11の新
たな接続端部が接続位置8の所定手前位置に達したとこ
ろでフィードロール46の回転が停止する。その後、ピン
チローラ45がシリンダ50にて下降してブレーカー長尺体
Pを駆動ローラ43に押圧し、かつ、駆動ローラ43が回転
・停止して、長尺体Pの新たな接続端部が接続位置8に
正確かつ迅速に位置決めされる。
イクルであり、この工程が上述の如く繰り返し行われ、
スチールブレーカー単体Mが順次接続されてスチールブ
レーカー長尺体Pが形成されていく。
に記載する効果を奏する。
スチールブレーカー単体Mを切断手段6のテーブル部5
上から幅方向に搬出することができるため、装置全体と
して長手方向の寸法が小さくなり、大幅な省スペース化
を図ることができる。また、装置構造が簡素であり、低
コストにて作製できる。
スチールブレーカー単体Mを正確かつ迅速に接続位置8
まで搬送することができる。 (請求項3によれば)スチールブレーカー長尺体Pの端
末11をジョイント部から巻取リール7側へ迅速に送り出
し、かつ、その接続端部12を正確に接続位置8に位置決
めすることができる。
スチールブレーカー単体Mを切断手段6のテーブル部5
上から幅方向に搬出するため、テーブル部5の長手方向
範囲内でジョイント部による接続工程が可能となり、省
スペース化を図った装置にて、効率良く搬送作業が可能
となる。
る。
ある。
説明図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 テーブル部5を有する切断手段6にて切
断されたスチールブレーカー単体Mをジョイント部まで
搬送すると共に、該ジョイント部にてスチールブレーカ
ー単体Mが順次接続されて成るスチールブレーカー長尺
体Pを巻取リール7側へ搬送するスチールブレーカーの
搬送装置であって、上記切断手段6にて切断されてテー
ブル部5に載置状とされたスチールブレーカー単体Mを
磁力にて吸着して幅方向に搬送する吸着搬送手段1と、
上記テーブル部5の近傍に平行状に設けられると共に上
記吸着搬送手段1にて搬送されたスチールブレーカー単
体Mを受ける待機テーブル2と、該待機テーブル2に沿
って長手方向移動可能に設けられると共に待機テーブル
2上のスチールブレーカー単体Mの側端縁10を挾持して
上記ジョイント部へ送り込む可動クランプ機構3と、ス
チールブレーカー長尺体Pの端末11をジョイント部から
上記巻取リール7側へ送り出してその接続端部12を接続
位置8に位置決めする移動位置決め手段4と、を備えた
ことを特徴とするスチールブレーカーの搬送装置。 - 【請求項2】 可動クランプ機構3が、待機テーブル2
の長手方向に平行に設けられたガイド部材32と、該ガイ
ド部材32に沿って回転可能に設けられたスクリューシャ
フト33と、該スクリューシャフト33を回転駆動するモー
タ34と、上記スクリューシャフト33に螺合すると共に上
記ガイド部材32に沿ってスライド可能に設けられたナッ
ト部35と、該ナット部35に設けられた開閉クランプ部36
と、該開閉クランプ部36を開閉するシリンダ37とを備
え、さらに、該クランプ部36が、待機テーブル2の高さ
位置に略等しい高さ位置に設けられた固定部40と、揺動
可能に設けられると共に上記シリンダ37にて揺動開閉す
る揺動部41とから成り、上記固定部40と揺動部41とでス
チールブレーカー単体Mを挾持し、かつ、上記ナット部
35を螺進させて上記単体Mを搬送するように構成した請
求項1記載のスチールブレーカーの搬送装置。 - 【請求項3】 移動位置決め手段4が、ジョイント部の
下流側に設けられると共にスチールブレーカー長尺体P
の接続端部12をジョイント部の接続位置8まで移動させ
る駆動ローラ43と、該駆動ローラ43を回転駆動するモー
タ44と、該駆動ローラ43の上方に昇降可能に設けられる
と共にスチールブレーカー長尺体Pを駆動ローラ43に押
圧するピンチローラ45と、該ピンチローラ45の上方に設
けられると共にピンチローラ45上昇時に上記長尺体Pを
ジョイント部から巻取リール7側へ間欠的に送り出すフ
ィードロール46と、を備えた請求項1又は2記載のスチ
ールブレーカーの搬送装置。 - 【請求項4】 テーブル部5を有する切断手段6にて切
断されたスチールブレーカー単体Mをジョイント部まで
搬送すると共に、該ジョイント部にてスチールブレーカ
ー単体Mが順次接続されて成るスチールブレーカー長尺
体Pを巻取リール7側へ搬送するスチールブレーカーの
搬送方法であって、上記切断手段6にて切断されてテー
ブル部5に載置状とされたスチールブレーカー単体Mを
吸着搬送手段1にて吸着し、該吸着搬送手段1により該
スチールブレーカー単体Mをその幅方向に移動させ、上
記テーブル部5の近傍に平行状に設けられた待機テーブ
ル2上にスチールブレーカー単体Mを載置し、上記待機
テーブル2に沿って長手方向移動可能に設けられた可動
クランプ機構3にて待機テーブル2上のスチールブレー
カー単体Mの側端縁10を挾持して該スチールブレーカー
単体Mを該待機テーブル2の長手方向に移動させ上記ジ
ョイント部へ送り込み、接続後、スチールブレーカー長
尺体Pの端末11を移動位置決め手段4にてジョイント部
から上記巻取リール7側へ送り出し、かつ、上記長尺体
Pの接続端部12を接続位置8に位置決めすることを特徴
とするスチールブレーカーの搬送方法。
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JP08302399A JP3389136B2 (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | スチールブレーカーの搬送装置及び搬送方法 |
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- 1999-03-26 JP JP08302399A patent/JP3389136B2/ja not_active Expired - Fee Related
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