JP3387965B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JP3387965B2
JP3387965B2 JP10336693A JP10336693A JP3387965B2 JP 3387965 B2 JP3387965 B2 JP 3387965B2 JP 10336693 A JP10336693 A JP 10336693A JP 10336693 A JP10336693 A JP 10336693A JP 3387965 B2 JP3387965 B2 JP 3387965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
output
report
communication
communication management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10336693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06315061A (ja
Inventor
達夫 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10336693A priority Critical patent/JP3387965B2/ja
Publication of JPH06315061A publication Critical patent/JPH06315061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3387965B2 publication Critical patent/JP3387965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置等の通
信端末装置に関し、特に通信履歴を通信管理レポートと
して記録出力する通信端末装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等の通信端末装
置が多用されているが、この通信端末装置は、通信履歴
を通信管理情報として蓄積する通信管理情報蓄積部を有
しており、所定回数の通信履歴が蓄積されると、通信管
理レポートとして自動的に記録出力するよう構成されて
いる。従来のこの種の通信端末装置としては、例えば特
開平2−121550号公報、あるいは特開平2−10
5771号公報などに記載されたものがあり、その通信
管理情報蓄積部は図10のように構成される。 【0003】同図において、通信管理情報蓄積部100
は、例えば50+30=80回分の通信履歴を蓄積する
交信ロギングエリアが設けられており、通信が行われる
度に、開始ポインタで示される第1エリアから順次通信
履歴が書き込まれて行く。そして、例えば50回分の通
信履歴が蓄積されると、この50回分の通信履歴を通信
管理レポートとして出力する。51回目の通信履歴が発
生すると、次格納ポインタとして示す第51エリアから
順次通信履歴が書き込まれ、30回分の通信履歴が第8
0エリアまで蓄積される。以後、31回目の通信履歴は
一番古い履歴である第1エリアのデータを消去して蓄積
される(上書きされる)。なお、50回分の通信管理レ
ポートを出力する時点で、図10であれば開始ポインタ
位置が次格納ポインタの位置に、また次格納ポインタの
位置が第21エリア位置に各々更新される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通信端末装置にあっては、50回分の通信管
理レポートを出力する時点で、例えば紙詰り(ジャム)
や用紙切れ、あるいはインク切れ等の理由により、記録
部であるプロッタが使用不可となっていると、レポート
出力がプロッタ復旧まで見送られる。このため、復旧ま
でに図10であれば31回以上の通信履歴が発生する
と、レポート出力されるべき第1回目の通信履歴から古
いもの順に履歴データが上書きされて消失し、通信管理
レポートを出力できないという問題があった。また、こ
の対策として通信管理情報蓄積部100の容量を大きく
することが考えられるが、大容量化のためには不当なコ
ストアップを覚悟しなければならない。 【0005】 【0006】また、請求項1記載の発明は、記録出力前
の通信管理レポートを親展文書の1つとして画情報の形
で記録し直すことにより、通信管理情報蓄積部の容量が
小さくても必要なときにのみ確実にレポートを出力でき
る通信端末装置を提供することを目的としている。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】【課題を解決するための手段】 項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、通信履歴を管理情報として
蓄積する通信管理情報蓄積部と、蓄積された通信管理情
報を画情報にビデオ変換するビデオ変換部と、ビデオ変
換された通信管理情報を画情報として記録出力する記録
部と、を備えた通信端末装置において、前記通信管理情
報の画情報出力時に記録部による出力動作の可否を判断
する判断部と、出力動作が不可の場合に前記通信管理情
報の画情報を親展文書の1つとして格納する通信管理文
書格納部と、前記記録部が出力可に復帰した後に所定操
作により親展文書出力が指示されると該記録部をして前
記通信管理文書を記録出力させる親展文書記録制御部
と、を備えたことを特徴とする。 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】【作用】 記構成を有する請求項1記載の発明において
は、通信管理情報の画情報出力時に判断部が記録部によ
る出力動作の可否を判断し、出力動作が不可の場合に、
前記通信管理情報の画情報を親展文書の1つとして通信
管理文書格納部に格納しておき、前記記録部が出力可に
復帰した後に所定操作により親展文書出力が指示される
と、親展文書記録制御部が該記録部をして前記通信管理
文書を記録出力させる。 【0015】 【0016】 【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る通信端末装置を示すブロ
ック構成図である。まず、構成を説明する。図におい
て、スキャナ11は、原稿画像を読み取る画像読取装置
である。プロッタ12は、スキャナ11で読み取ったコ
ピー原稿画像や、他の端末から受信した原稿画像等を記
録出力する記録部であり、本実施例では特に通信管理レ
ポートを出力する。符号化復号化部13は、送信する画
情報を符号化してその情報量を圧縮する一方で、受信デ
ータを復号化により元の画情報に復元するものである。
画像メモリ14は、画情報を一時的に蓄積するもので、
蓄積された画情報は前記プロッタ12をして記録出力さ
れる。頁(ページ)メモリ制御部15は、画情報を頁単
位に記録または読み取りする場合に使用する頁メモリの
制御を行うものである。なお、ここで云う頁メモリは画
像メモリ14の一部に割り当てられている。 【0017】通信制御部16は、通信処理(G3FAX
の場合のプロトコル制御CCITT勧告T.30等)を
行うものである。網制御部17は、例えば公衆回線網P
STNなどの接続網とのアクセスを実行するものであ
る。操作表示部18は、オペレータが各種操作を行うと
共に、本装置の動作状態などを表示するものである。シ
ステムメモリ19は、本装置に対する登録情報(ワンタ
ッチダイヤルや短縮ダイヤル等)や、受信画像の管理情
報(通信管理情報)などを記憶するものであり、通信履
歴を管理情報として蓄積する通信管理情報蓄積部は本メ
モリ19に設けられている。ビデオ変換部20は、文字
フォントを格納したマスクROM(Read Only Memory)
または漢字ROMなどを利用して、シフトJISコード
やASCIIコードによる通信管理情報を画情報にビデ
オ変換し、プロッタ12による記録出力可能な通信管理
レポートを作成するものであり、それ以外には文字コー
ドを表示データに変換する際にも使用される。ラインバ
ッファ21は、スキャナ11やプロッタ12とのI/F
(インタフェース)に用いる主走査方向のデータをライ
ン単位に順次格納するものである。システム制御部22
は、上記各部を監視・制御するマイクロコンピュータで
ある。システムバス23は、上記各部が相互間で各種制
御信号やデータのやりとりをする信号ラインである。 【0018】上記構成において、通信管理情報はシステ
ムメモリ19に蓄積されるが、この蓄積数すなわち通信
回数が特定回数に達すると(例えば従来例で説明したよ
うに、50回に達すると)、ビデオ変換部20により通
信管理情報を文字に展開し、システム制御部22により
レポート形式に編集し、ラインバッファ21を経由して
プロッタ12により通信管理レポートとして記録出力さ
れる。なお、このときの各種レポート出力に関しては既
知技術であり詳細説明は省略する。 【0019】ここで、第1の実施例の構成を説明する。
システム制御部22は本実施例の判断部として、前記通
信管理情報をレポート出力する時にプロッタ12による
出力動作の可否を判断する。この判断で、プロッタ12
が例えば紙詰り(ジャム)や用紙切れ、あるいは他の文
書を出力中などの理由により、出力動作が不可の場合
に、通信管理レポートは、受信文書の1つとして画像メ
モリ(通信管理文書格納部)14に格納される。そし
て、プロッタ12が出力可に復帰したら、システム制御
部22は本実施例の自動記録制御部として、画像メモリ
14に格納されている通信管理レポートをプロッタ12
により自動的に記録出力させる。 【0020】このときの画像メモリ14中の文書の扱い
を簡単に説明する。図2は画像メモリ14に格納される
文書の管理システムを示す構成図であり、文書管理テー
ブル30および頁管理テーブル40はシステムメモリ1
9中に必要数設けられている。文書管理テーブル30中
には文書を扱う各種パラメータ、例えば文書番号31、
文書タイプ32、作成日時33などをセットする。この
中で1頁目のポインタ34は、画像メモリ14に文書を
格納する際に本文書の第1頁目P1 の頁管理テーブル4
0を示すポインタであり、1文書が複数頁P1 〜Pen d
ある場合は各頁毎にそれぞれの頁管理テーブル40によ
って管理される。頁管理テーブル40の中にはそのペー
ジのサイズ42、線密度42、符号モード43などを格
納する。さらに、頁管理テーブル40には、画像メモリ
14中の実際の格納位置を示す画像ポインタ44、次頁
用の頁管理テーブル40を示す次頁ポインタ45を格納
し、次頁無時は次頁ポインタ45eとして「NULL」
をセットする。 【0021】次に、作用を説明する。図3は第1の実施
を実現する処理手順を示すフローチャートであり、本
実施例では所定の交信量(例えば50交信)に達したと
きに自動的に通信管理レポートを記録出力するものとす
る。まず、交信量が50回に達するまで待機し(ステッ
プS1)、50交信が実行されて通信管理レポート出力
条件になると、前述したように、ビデオ変換部20およ
びシステム制御部22を用いて、この50回分の通信管
理情報をレポート形式の文書に編集し、ラインバッファ
21を経由して画像メモリ14に格納する(ステップS
2)。なお、このとき通信管理文書を生データのまま格
納してもよいし、符号化復号化部13を用いて符号化し
た圧縮データを格納してもよい。圧縮データで格納する
よう構成すれば、画像メモリ14の残容量が少ない時な
どに有効である。 【0022】また、このとき図2の文書管理テーブル3
0および頁管理テーブル40に必要なパラメータをセッ
トする。ここで重要なものについて補足すると、文書管
理テーブル30においては文書タイプ32を代行受信文
書として扱い、頁管理テーブル40においては慣例的に
サイズ41をA4として扱う。このように、通信管理レ
ポートを文書化した場合に代行受信文書として扱うこと
により、レポート文書を通常の受信文書とは別管理にす
ることが可能で、本来の代行受信文書とレポート文書を
OR条件で出力することができる。また、文書管理テー
ブル30の文書番号31は通常順次+1したものを割つ
けるが、前述したようにレポート文書を代行受信文書と
して扱う場合には、文書番号31のNo.を省略するこ
とが可能となる。次いで、作成日時33は、このレポー
ト文書を画像メモリ14に格納した時刻とする。一方、
頁管理テーブル40の線密度42は例えばSTD(標
準)やDTL(詳細)をセットし、符号化モード43は
生データ、MH、MR、あるいはMMRなどをセットす
る。 【0023】このようにレポート文書を画像メモリ14
に格納した上で、プロッタ12が出力可能であるかどう
かを判断し(ステップS3)、プロッタ12が出力可能
であれば即座に代行文書として記録出力することができ
るし(ステップS4)、他の受信文書の記録中であった
り、異常により出力不可であれば、これらの条件がクリ
アされてから記録出力される。なお、プロッタ12が出
力不可であれば、システム制御部22により定期的に出
力の可否が判断される。 【0024】このように、本実施例においては、通信管
理レポートの出力条件になると、ビデオ変換部20およ
びシステム制御部22を用いてレポート形式の文書を作
成し、このレポート文書を画像メモリ14に格納した
後、レポート文書のプロッタ12による記録出力を行う
ので、従来例ではプロッタ12が使用不可のとき全て処
理をスキップしていたのに比べて、図4に示すように、
通信管理情報をレポート文書化し画像メモリ14に格納
した時点で、システムメモリ19内に蓄積されているレ
ポート文書分の通信管理情報は保持する必要がなくな
り、例えば50回分のロギングエリアに対して2回分の
ロギングエリアを多めに設けるだけで、容量的に充分な
通信管理情報蓄積部100を構成することができる。し
たがって、システムメモリ19内の通信管理情報蓄積部
100における余分な交信ロギングエリアを少なくでき
るため、少容量のメモリを使用することができ、コスト
ダウンを実現することができる。 【0025】なお、通信管理情報蓄積部100のロギン
グエリアをサイクリックに使用する場合、通信管理情報
をレポート文書化した時点で50通信分、開始ポインタ
を進めるものとする。また、50回分のロギングエリア
に対して余分な2回分のロギングエリアは、レポート文
書化中に送信/受信された通信履歴蓄積用に設けられて
おり、文書化が済むと50回分のロギングエリアに対す
る上書きが可能になる。文書化時点でレポート文書は画
像メモリ14に格納されるので、従来例のように、レポ
ート作成上必要な通信管理情報が上書きにより消失する
ことはない。したがって、通信管理情報の消失を心配す
ることなく、以降の通信管理情報を上書きすることがで
き、蓄積部100の容量が小さくても確実に通信管理レ
ポートを記録出力することができる。 【0026】なお、本実施例ではシステム制御部22に
より通信管理レポートを自動的に記録出力する構成を述
べたが、レポートをマニュアル(手動)により記録出力
することもできる。すなわち、前述したように文書タイ
プ32を代行受信文書(あるいはレポート文書)として
セットし、他の受信文書と別管理とすることで、画像メ
モリ14に格納されたレポート文書をサーチし、レポー
ト文書のみを記録出力するようにしても構わない。ただ
し、前記代行受信文書としてレポート文書を管理する場
合、その出力時に代行受信文書とOR条件で出力しても
よいものとする。 【0027】以下、第2の実施例に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。図1において、操作表示部18
を本実施例の設定部として、プロッタ12により記録出
力させるレポート文書(通信管理文書)の出力時間およ
び/または出力日を設定する。ここで設定された出力時
間および/出力日は、システムメモリ19中に設定され
たエリアに登録される。 【0028】次に、作用を説明する。図5は第2の実施
により実現される時刻設定によるレポート出力動作を
示すタイムチャート図であり、設定時刻毎にレポート文
書を出力する動作を示す。本実施例では通信数が特定数
(ここでは50交信とする)に達する度に前記実施例と
同様に通信管理レポートを作成し、文書として画像メモ
リ14に格納する。このため、出力設定時刻までの間に
通信回数によっては複数のレポート文書1、2が発生す
るが、これらのレポートを1文書としてその都度メモリ
14に格納する。そして、目的の出力設定時刻までに5
0未満(0の時は対象としない)の交信がある場合は、
その分だけで同様に通信管理レポートを作成し文書3と
する。こうして、出力設定時刻になると、古いレポート
文書から順次まとめて出力する。したがって、毎日の定
期的な通信管理ができる。 【0029】また、上記のように時刻を設定してレポー
ト文書を出力する実施例では、1日の通信回数が限られ
ている場合等、レポート文書に少数の交信履歴しか記録
されないような場合には、1日1回のレポート出力は文
書数が多くなるだけで管理上好ましくない。そこで、月
に1日または複数日の出力日(曜日でも可)を設定し、
月毎や週毎、あるいは各週毎にレポート文書を出力する
実施例も可能である。これらの出力日の設定データもシ
ステムメモリ19内に保持されるものとする。なお、シ
ステムメモリ19内の設定データは、出力設定日になる
前に変更可能であり、設定日以前にマニュアルにて出力
することもできる。 【0030】図6は第2の実施例を実現する処理手順を
示すフローチャートである。まず、出力設定時刻を待機
する(ステップT1)。なお、このステップT1におい
て、出力設定日時を待機することにより、出力日指定に
よるレポート文書の出力処理になるが、本実施例では図
5に基づいて時刻によるレポート文書の出力処理を説明
する。出力設定時刻になると、端数分の通信管理情報す
なわち図5に示すレポート文書3を作成するために必要
なデータがシステムメモリ19に蓄積されているかをチ
ェックし(ステップT2)、端数分がある場合はこの分
の通信管理情報に基づいてレポート文書3を作成し(ス
テップT3)、画像メモリ14に格納する。 【0031】次いで、プロッタ12が使用可能か否かを
判断し(ステップT4)、使用可能ならば画像メモリ1
4内からレポート文書をサーチし(ステップT5)、図
5であればレポート文書1を読み出して(ステップT
6)、プロッタ出力する(ステップT7)。続いて、レ
ポート文書2があれば(ステップT7)、ステップT6
に戻って文書読出を行い、順次レポート文書3までのプ
ロッタ出力を実行する。 【0032】このように、本実施例においては、出力時
刻または出力日を設定してレポート文書を一括出力でき
るので、所望の日時にレポート文書を定期的に出力で
き、定形化により管理業務を容易化できる。以下、第3
実施例に基づいて説明する。まず、構成を説明する。
図1において、プロッタ12によるレポート文書の出力
動作が絶望的な場合、例えば紙詰りや他の文書を出力
中、あるいはサービスマンによる修理を要する障害が発
生した場合に、システム制御部22は本実施例の書換え
部として、画像メモリ14におけるレポート文書を送信
文書として書き換える。これは図2に示す文書管理テー
ブル30の文書タイプ32を送信文書に書き換えること
により実現される。また、このようなレポート文書の送
信を想定して予め宛先を登録しておく。このための登録
部は図2に示す宛先管理テーブル50としてシステムメ
モリ19に設けられており、その登録は操作表示部18
を用いて行われる。さらに、操作表示部18を本実施例
の設定部として、登録宛先に前記レポート文書を送信す
る時間および/または送信日を設定することができる。
ここで設定された送信時間および/または送信日は、図
2の文書管理テーブル30内に発呼時刻35としてセッ
トされる。なお、前記宛先管理テーブル50は、文書管
理テーブル30の宛先ポインタ36によってその所在が
示されており、利用宛先種類51、簡易コード52、1
〜nまでの結果53、次宛先ポインタ54などがセット
される。 【0033】次に、作用を説明する。図7は第3の実施
を実現する処理手順を示すフローチャートであり、図
3に示したステップS3のNO判断以降に特徴を有する
処理である。図3で説明したように、通信管理レポート
出力条件になった時、レポート文書を代行受信文書とし
て画像メモリ14に格納し、プロッタ12が異常でけれ
ばプロッタ12が解放され次第、レポート文書を出力す
る。一方、サービスメンテナンスが必要な場合など、ス
テップS3においてプロッタ12が使用不可と判断され
ると、画像メモリ14に代行受信文書として格納された
レポート文書を送信文書に書き換えて(ステップS
5)、宛先管理テーブル50に登録された別の端末に送
信する(ステップS6)。 【0034】このように、本実施例においては、本装置
のプロッタ12がダメージを回復できない状態でも、予
め登録された宛先端末にレポート文書を送信するので、
他の端末をしてレポート文書を代行出力でき、通信管理
レポートの情報を損なうことがない。以下、第4の実
例に基づいて説明する。なお、第4の実施例は請求項1
記載の発明と対応した実施例である。 【0035】まず、構成を説明する。図1において、シ
ステム制御部22は本実施例の判断部として、前記通信
管理情報をレポート出力する時にプロッタ12による出
力動作の可否を判断する。この判断で、プロッタ12が
例えば紙詰り(ジャム)や用紙切れ、あるいは他の文書
を出力中などの理由により、出力動作が不可の場合に、
レポート文書は、親展文書の1つとして画像メモリ(通
信管理文書格納部)14に格納される。この場合、図2
に示す文書管理テーブル30の文書タイプ32が親展文
書としてセットされ、親展ID37に予めレポート文書
出力に要するIDがセットされる。そして、プロッタ1
2が出力可に復帰した後に、操作表示部18において所
定操作(親展ID入力)により親展文書出力が指示され
ると、システム制御部22は本実施例の親展文書記録制
御部として、画像メモリ14に格納されているレポート
文書をプロッタ12により記録出力させる。 【0036】次に、作用を説明する。本実施例は第1の
実施例において受信文書として扱ったレポート文書を親
展受信文書として扱うものである。このため、図2に示
す文書管理テーブル30中の文書タイプ32を親展受信
文書として保持する。また、親展受信文書として保持す
る場合には、別途、システムメモリ19中に予め登録さ
れてある通信管理レポート用の親展IDを読み出して、
親展ID37にセットする。こうして、親展文書出力モ
ードで前記親展IDを入力された時に親展受信文書とし
て蓄積してあるレポート文書を出力する。 【0037】図8は請求項1記載の発明により親展文書
としてレポート文書を出力する際の操作表示部18にお
ける表示ガイダンス例を示す図であり、同図(a)は親
展IDの登録ガイダンス、同図(b)は親展IDを用い
たレポート出力ガイダンスを示す。まず、操作表示部1
8にて登録モードキーを操作すると、図8(a)に示す
ガイダンスが表示される。この表示ガイダンスにしたが
って、例えばテンキーにより所望の親展ID(4桁)を
入力すると、この親展IDがシステムメモリ19内に保
持され、文書管理テーブル30の文書タイプ32を受信
文書から親展文書に書き換えた場合には、同時に親展I
D37としてセットされる。なお、このように予め親展
IDをシステムメモリ19に登録してない場合には、本
装置のマスター親展IDをレポート出力時の親展IDと
して代用する。すなわち、マスター親展IDを用いてレ
ポート文書を出力すると、他の親展受信文書も一緒に出
力される。 【0038】レポート文書を出力したいときに、操作表
示部18にて通信管理(または親展文書出力)を選択す
ると、レポート出力モードとなり、図8(b)に示すガ
イダンスが表示される。このガイダンスにしたがって親
展IDを入力すると、このときまでに50通信毎に文書
化された複数のレポート(図5に示したレポート文書
1、2)と、端数分のレポート(図5に示したレポート
文書3)を、一括して出力することができる。 【0039】このように、本実施例においては、所望時
に親展文書としてレポート文書を一括出力できるので、
管理業務を容易化でき、また所定通信回数による自動出
力ではなく、親展IDによるマニュアル出力なので、レ
ポート文書の見落としを防止でき、必要な時のみに確実
にレポート文書を入手できる。以下、第5の実施例に基
づいて説明する。 【0040】まず、構成を説明する。図1において、シ
ステムメモリ19に蓄積された通信管理情報が例えば5
0回数分に達し、上記実施例と同様にビデオ変換部20
によりレポート文書を作成すると、このレポート文書は
画像メモリ(通信管理文書格納部)14に送信文書とし
て格納される。この場合、図2に示す文書管理テーブル
30の文書タイプ32が送信文書としてセットされる。
また、このようなレポート文書の送信を想定して予め宛
先を登録しておく。このための登録部は図2に示す宛先
管理テーブル50としてシステムメモリ19に設けられ
ており、その登録は操作表示部18を用いて行われる。
さらに、操作表示部18を本実施例の設定部として、登
録宛先に前記レポート文書を送信する時間および/また
は送信日を設定する。ここで設定された送信時間および
/または送信日は、図2の文書管理テーブル30内に発
呼時刻35としてセットされる。 【0041】次に、作用を説明する。本実施例では、図
2に示す文書管理テーブル30中の文書タイプ32を送
信文書とする。レポート文書作成条件は上記実施例と同
様に特定の通信数終了時とする。このとき宛先ポインタ
36が宛先管理テーブル50を示し、このテーブル50
中には、利用宛先種類51(ワンタッチ宛先、短縮宛
先、マニュアル宛先)、簡易コード52(ワンタッチの
何番目とか短縮の何番目かを示すもの)、発呼(通信結
果)を管理する1〜nまでの結果53(1回目の発呼が
回線ビジーだったなど)、次宛先ポインタ54(宛先が
複数ある場合)といった情報がセットされる。 【0042】さらに、このレポート文書を送信する宛先
をシステムメモリ19中に別に登録可能としておき、利
用宛先種類51を通信管理レポート送信とし、簡易コー
ド52を0(1番目の意味)として宛先管理テーブル5
0を作成するものとする。こうして特定の通信数になっ
た時、通信管理レポートを送信文書とし目的の宛先に送
信することができる。送信についての処理はCCITT
勧告に従うものとし、ここでの説明は省略する。 【0043】また、操作表示部18からレポート文書の
送信時刻(発呼時刻)を設定することにより、文書管理
テーブル30の発呼時刻35に設定時刻がセットされ、
この時刻になると、それまでに文書化された通信管理レ
ポートが宛先に送信される。これにより、例えば集中管
理を行う部門または会社等を宛先として設定すれば、こ
の集中管理側で意図した時間に管理地区からの通信管理
レポートを容易に集収することができる。 【0044】また、送信時刻に限らず送信日時を設定す
ることも可能であり、この場合も送信時刻を設定したと
きと同様に、設定された日時にレポート情報を送信する
ことができる。図9は第5の実施例を実現する処理手順
を示すフローチャートである。まず、所定量の交信(例
えば50交信)が実行されて通信管理情報の文書化を行
うタイミングになると(ステップP1)、レポート文書
を作成し、送信文書として画像メモリ14に格納する
(ステップP2)。このレポート文書作成、格納処理と
並行して文書管理テーブル30の発呼時刻35をチェッ
クし(ステップP3)、発呼時刻になると、50交信に
満たない端数の通信管理情報がシステムメモリ19に蓄
積されているかどうかを判断する(ステップP4)。こ
の判断で端数の通信管理情報がある場合、蓄積された分
だけでレポート文書を1文書作成、格納し(ステップP
5)、宛先管理テーブル50の宛先端末に発呼する(ス
テップP6)。 【0045】発呼により宛先端末との間に回線が確保さ
れると、画像メモリ14内からレポート文書をサーチし
(ステップP7)、図5であればレポート文書1を読み
出して(ステップP8)、宛先端末に送信する(ステッ
プP9)。続いて、レポート文書2があれば(ステップ
P10)ステップP8に戻って文書読出を行い、順次レ
ポート文書3までの送信を実行する。 【0046】このように、本実施例においては、送信時
刻または送信日を設定してレポート文書を一括送信でき
るので、所望の日時にレポート文書を定期的に宛先端末
に送信でき、宛先端末を集計装置とする集中管理システ
ムを容易に構築できるばかりでなく、宛先端末側の集計
業務を定形化し管理業務を容易化できる。 【0047】 【0048】 【0049】【発明の効果】 以上説明したように、 請求項1記載の発
明に係る通信端末装置によれば、通信管理情報の画情報
出力時に判断部が記録部による出力動作の可否を判断
し、出力動作が不可の場合に、前記通信管理情報の画情
報を親展文書の1つとして通信管理文書格納部に格納し
ておき、前記記録部が出力可に復帰した後に所定操作に
より親展文書出力が指示されると、親展文書記録制御部
が該記録部をして前記通信管理文書を記録出力させるの
で、所望時に親展文書としてレポート文書を一括出力で
き、管理業務を容易化できる。また、所定通信回数によ
る自動出力ではなく、親展IDによるマニュアル出力な
ので、レポート文書の見落としを防止でき、必要な時の
みに確実にレポート文書を入手できる。 【0050】
【図面の簡単な説明】 【図1】発明の一実施例に係る通信端末装置を示すブ
ロック構成図である。 【図2】画像メモリに格納される文書の管理システムを
示す構成図である。 【図3】第1の実施例を実現する処理手順を示すフロー
チャートである。 【図4】システムメモリ内に設けられた本発明による通
信管理情報蓄積部の構成図である。 【図5】第2の実施例により実現される時刻設定による
レポート出力動作を示すタイムチャート図である。 【図6】第2の実施例を実現する処理手順を示すフロー
チャートである。 【図7】第3の実施例を実現する処理手順を示すフロー
チャートである。 【図8】請求項1記載の発明により親展文書としてレポ
ート文書を出力する際の操作表示部における表示ガイダ
ンス例を示す図であり、同図(a)は親展IDの登録ガ
イダンス、同図(b)は親展IDを用いたレポート出力
ガイダンスを示す。 【図9】第5の実施例を実現する処理手順を示すフロー
チャートである。 【図10】従来の通信管理情報蓄積部を示す構成図であ
る。 【符号の説明】 12 プロッタ(記録部) 14 画像メモリ(通信管理文書格納部) 18 操作表示部(設定部) 19 システムメモリ(通信管理情報蓄積部) 20 ビデオ変換部 22 システム制御部(判断部、自動記録制御部、親
展文書記録制御部) 50 宛先管理テーブル(登録部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−185063(JP,A) 特開 平2−205172(JP,A) 特開 平2−280571(JP,A) 特開 平3−222568(JP,A) 特開 平3−265274(JP,A) 特開 平4−170148(JP,A) 特開 平4−223658(JP,A) 特開 平5−276297(JP,A) 特開 昭62−208755(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 101

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】通信履歴を管理情報として蓄積する通信管
    理情報蓄積部と、 蓄積された通信管理情報を画情報にビデオ変換するビデ
    オ変換部と、 ビデオ変換された通信管理情報を画情報として記録出力
    する記録部と、を備えた通信端末装置において、 前記通信管理情報の画情報出力時に記録部による出力動
    作の可否を判断する判断部と、 出力動作が不可の場合に前記通信管理情報の画情報を親
    展文書の1つとして格納する通信管理文書格納部と、 前記記録部が出力可に復帰した後に所定操作により親展
    文書出力が指示されると該記録部をして前記通信管理文
    書を記録出力させる親展文書記録制御部と、を備えたこ
    とを特徴とする通信端末装置。
JP10336693A 1993-04-30 1993-04-30 通信端末装置 Expired - Fee Related JP3387965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336693A JP3387965B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336693A JP3387965B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06315061A JPH06315061A (ja) 1994-11-08
JP3387965B2 true JP3387965B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=14352128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10336693A Expired - Fee Related JP3387965B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3387965B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129243A (ja) 2002-09-10 2004-04-22 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP5857482B2 (ja) * 2011-07-08 2016-02-10 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム
JP6152807B2 (ja) 2014-02-27 2017-06-28 ブラザー工業株式会社 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06315061A (ja) 1994-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6424429B1 (en) File system and a recording medium with a program used in the system stored therein
CA1327411C (en) Object management and delivery system having multi-resolution capability
US5668640A (en) Facsimile equipment
US6917450B2 (en) Communication terminal apparatus and computer apparatus
CN101540810B (zh) 图像输入输出装置和方法以及作业境况记录系统
US5666210A (en) Document communication apparatus and document communication system
JP3387965B2 (ja) 通信端末装置
JPH07288625A (ja) 画像処理装置
JPH07288671A (ja) 画像処理装置
JP2603296B2 (ja) フアクシミリ装置
JPS61131668A (ja) 通信記録管理方式
JP3021099B2 (ja) ファクシミリ装置およびその登録データ出力方法
JP3476868B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JP3254212B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07162622A (ja) ファクシミリ装置
JPH07288644A (ja) 画像処理装置
JPH06133100A (ja) メッセージ返信管理方式
JP3928791B2 (ja) 画像通信装置
JP3535692B2 (ja) データ通信システム
JPH06164881A (ja) 電子ファイルシステム
JPH08223327A (ja) ファクシミリ装置
JP2000261591A (ja) ファクシミリ装置
JPH06164885A (ja) 画像処理装置
JP2002033877A (ja) ファクシミリ装置
JPH04170153A (ja) ファクシミリ装置の受信画像処理方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees