JP2002033877A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002033877A
JP2002033877A JP2000213014A JP2000213014A JP2002033877A JP 2002033877 A JP2002033877 A JP 2002033877A JP 2000213014 A JP2000213014 A JP 2000213014A JP 2000213014 A JP2000213014 A JP 2000213014A JP 2002033877 A JP2002033877 A JP 2002033877A
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Shingo Nishizaki
伸吾 西崎
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報サービス機能を有し、従来より簡易な構
成で文書の登録作業を高画質かつ容易に行うことが可能
なファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 シリアルインタフェース12を介して、
PC−FAXソフトがインストールされているPC15
と接続されたファクシミリ装置44において、PC15
からのATコマンドに従い、PC15からシリアルイン
タフェース12を介してメモリ送信された画情報を情報
ボックス用メモリ5の情報ボックスに蓄積する。ここ
で、メモリ送信された画情報を情報ボックス用メモリ5
へ蓄積するか、通常のファクシミリ伝送手順で送信する
か、の切り換えは宛先を示す電話番号を利用して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の通信端末で作
成した文書(画情報)をインタフェースを介して受信・
登録し、指定された宛先にファクシミリ送信する情報サ
ービス機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)にファクシミリ通信機能を持たせ、ファクシミリ装
置やファクシミリ通信機能を有するサーバとの間でファ
クシミリデータ(画情報)を送受信することが一般に行
われている。例えば、ファクシミリ情報サービスでは、
情報提供側が、ファクシミリ装置やファクシミリ通信機
能をもったサーバに提供情報を予め登録しておき、前記
サーバなどに情報入手側のユーザが電話でアクセスし、
音声メッセージなどのガイダンスに従い、電話のボタン
操作によりトーン信号などで所望の情報を指定し、この
情報をファクシミリ受信している。このようなファクシ
ミリ情報サービス機能を持つファクシミリ装置において
は、提供情報(原稿)を登録する場合、一般にファクシ
ミリ装置のスキャナで原稿を読み取り、その読み取った
画情報をメモリに蓄積している。
【0003】一方、最近はパソコンでワープロソフトを
使用して文書を作成することが多く、また、PDF(Po
rtable Document Format)ファイルや、HTML(Hy
perText Markup Language)形式で作成された文書な
ど、パソコンで作成された文書も多く存在する。これら
の画情報を前記ファクシミリ装置に登録するには、一旦
文書をプリントアウトし、そのプリントアウトされたも
のを前記ファクシミリ装置のスキャナで読み込ませる必
要がある。
【0004】しかしながら、この方法では、画情報の登
録に手間がかかるうえに、プリントアウトした原稿をス
キャナで読み込むため、画質が劣化するおそれがある。
これは、一般のFAXでは、スキャナの解像度はプリン
タの出力解像度に比べて粗いため、読み込ませた段階で
細かい文字や細線部分などがつぶれてしまうことによ
る。また、カラーなどの階調性を持った画像の場合、2
値化処理を行い2値画像として登録されるため本来の画
質が損なわれてしまう可能性が高い。さらに、原稿やス
キャナに汚れがあると、画像が見苦しくなるだけでな
く、圧縮し難くなってデータ量も増えるため、画情報を
登録する前記ファクシミリ装置では、情報ボックス用の
メモリを無駄に使用することになる。また、画情報を受
け取る側にとっても通信時間が長くなるため不経済であ
る。
【0005】そこで、これらの問題点を改善するため
に、パソコンで作成した文書を前記ファクシミリ装置な
どに登録する場合、前記ファクシミリ装置においてスキ
ャナを使用せず直接入力することが考えられる。
【0006】例えば、図4に示すように、パーソナルコ
ンピュータ(PC)21で作成した登録対象情報(画
像)をFAXモデム22を用いてPC21から送信し
て、別回線に接続されたファクシミリ装置23で受信す
る。この構成により、PC21で作成した文書(画像フ
ァイル)をファクシミリ装置23で直接受信し、受信し
た画像ファイルをファクシミリ装置23の情報ボックス
用メモリなどに保存すれば、劣化のない画像を登録する
ことができる。
【0007】また、図5に示すように、ファクシミ装置
24における網制御装置に専用の拡張端子24aを設
け、前記網制御装置内に擬似的な回線を張ることで、P
C21から公衆回線を使わずに直接、ファクシミリ装置
24に送信することも提案されている。なお、PC21
側には、通常の送信時と画像登録時との送受信方向を切
り換えるための切換手段25を設けている。この構成に
より、受信した画像ファイルをファクシミ装置24の情
報ボックス用メモリに保存すれば、劣化のない画像を登
録することができる(特開平8−340411号公
報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した構成では、PC用とファクシミリ用に回線が2本
必要であり、さらに、PC21にファクシミリ送信機能
を持ったFAXモデム22を接続する必要がある。ま
た、公衆回線を使用した場合には、通話料が発生するう
えに操作も煩雑になる。また、図5に示した構成では、
ファクシミリ装置24の網制御装置に拡張端子24aを
付加する必要があり、さらに、PC21にファクシミリ
送信機能を持ったFAXモデム22を接続する必要があ
る。
【0009】また、ファクシミリ情報ボックスには、複
数の情報が登録されているため、ファクシミリ情報サー
ビスでどのページの情報が所望の情報であるかが不明な
場合は、インデックス用のページを一旦取り出し、その
ページを見て取り出したい情報のページを指定して所望
の情報を取り出す操作を行う。従って、画情報を登録す
る際には、インデックス用ページの作成用に、登録する
画情報の内容を示す名称を入力する必要がある。この名
称は、ファクシミリ装置の操作部を利用して入力するこ
とも可能であるが、操作キーの数が限定されたり、漢字
を入力する場合の操作性がパソコンに比べて劣るため、
入力しにくいという問題がある。
【0010】また、新規に文書を登録したり、あるいは
文書の内容を更新する場合、前記インデックス用ページ
における情報ボックスの内容を示す名称やページ数を、
ユーザ作業によって更新する必要がある。
【0011】さらに、ファクシミリ情報ボックスにパソ
コンから画情報を登録した場合、パソコン画面の解像度
とファクシミリ画像の解像度とが異なるため、パソコン
のディスプレイ画面上で確認した画像と実際にファクシ
ミリ装置の情報ボックスに登録された画像とが異なる場
合がある。また、ファクシミリ装置の情報ボックス用メ
モリには、パソコンからの画情報が2値の画像に変換さ
れて登録されるため、カラーなどの階調性をもつ画像を
登録した場合、どのような画像として登録されているか
を確認する必要がある。
【0012】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、情報サービス機能を有し、従来より簡易な構成で文
書の登録作業を高画質かつ容易に行うことが可能なファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
画情報をファクシミリ伝送手順に従って送受信するため
のモデムと、PC−FAX通信用のソフトウェアがイン
ストールされたパーソナルコンピュータと電気的に接続
可能なインタフェース手段と、前記ソフトウェアを用
い、前記パーソナルコンピュータから前記インタフェー
ス手段を介してメモリ送信された画情報を蓄積するため
のメモリと、を備え、前記パーソナルコンピュータから
のコマンドに従い、通信端末から前記インタフェース手
段を介してメモリ送信された画情報を前記メモリに一旦
蓄積した後、指定された宛先に前記モデムを制御してフ
ァクシミリ送信することに特徴がある。
【0014】この構成により、パーソナルコンピュータ
などの通信端末で、作成した文書を一旦プリントアウト
し、それをファクシミリ装置のスキャナで読み取って登
録する必要はなくなり、他通信端末から直接登録できる
こととなる。従って、他通信端末にFAXモデムなどを
接続したり、他通信端末の網制御装置に拡張端子を設け
る必要がなくなり、ノイズなどによる画質の劣化が起こ
ることもなく、また登録時の作業も簡略化される。
【0015】また、パーソナルコンピュータなどの通信
端末からパソコン通信用のソフトウェア(PC−FAX
ソフト)を使用して出力する動作は、パーソナルコンピ
ュータなどのプリンタドライバと同様の動作となるた
め、パーソナルコンピュータなどで文書(画情報)を作
成するのに使用したアプリケーションの種類に関わら
ず、ファクシミリ装置の解像度に合った形式の2値画像
として出力されることとなる。従って、文字のつぶれな
どが無い鮮明な画像が得られる。
【0016】また、パーソナルコンピュータなどで作成
した文書は、このパーソナルコンピュータなどの記憶装
置に保存されているため、何らかの障害でファクシミリ
装置の情報ボックスに登録した文書が消去されても、前
記記憶装置のバックアップから容易に再登録することが
できる。また、ファクシミリ装置の情報ボックスに登録
した文書の内容を変更したい場合も、パーソナルコンピ
ュータなどの記憶装置に保存された文書を編集すること
で、変更内容を容易に再登録することができる。
【0017】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記パーソナルコンピュータからのメモリ送信・蓄
積動作と、前記モデムを介したファクシミリ送信動作と
を任意に切り換える切換制御手段を備えたことに特徴が
ある。
【0018】この構成により、自端末のファクシミリ送
信動作を損なうことなく、PC−FAX通信(パソコン
通信)を円滑に行うことができる。
【0019】請求項3に係る発明は、請求項2におい
て、前記切換制御手段は、送信先電話番号に応じて前記
メモリ送信・蓄積動作とファクシミリ送信動作とを切り
換えることに特徴がある。
【0020】この構成により、他通信端末からファクシ
ミリ装置のモデムを制御して送信する際、電話番号など
を指定するだけで、ファクシミリ装置の情報ボックスへ
の登録動作と通常のファクシミリ通信動作とを切り換え
ることとなり、ユーザの利便性が向上する。
【0021】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、前記パーソナルコンピュータから前記インタフェー
ス手段を介して送信された、登録対象の画情報の名称を
示す文字列を解析する解析手段を備え、この解析手段に
よって前記文字列を解析し、この文字列とこの文字列に
対応する登録画情報とを前記メモリに登録することに特
徴がある。
【0022】例えば、パーソナルコンピュータなどの通
信端末で、文書(画情報)作成時に情報ボックスの名称
を入力しておき、PC−FAXソフトを用いてファクシ
ミリ装置へ送信する際、ATコマンドなどのコマンドを
使用して、前記情報ボックスの名称を示す文字列を送信
する。これに対し、ファクシミリ側で、他通信端末から
送信された前記文字列を解析し、情報ボックスの名称と
して受け取ることによって、画像登録時に情報ボックス
の名称も同時に登録することができ、タイトル入力の手
間が省ける。また、他通信端末側のキーボードなどを使
用して情報ボックスの名称を登録するので、ファクシミ
リ装置の操作表示部で登録する場合に比べ、キー操作な
どが容易である。
【0023】請求項5に係る発明は、請求項4におい
て、前記メモリに登録した各画情報の内容を示すインデ
ックス用ファイルを作成するインデックス用ファイル作
成手段と、前記パーソナルコンピュータから前記インタ
フェース手段を介して送信された画情報を前記メモリに
登録する際、この画情報のページ数をカウントするカウ
ント手段と、を備え、前記メモリに画情報を新規に登録
した場合、前記インデックス用ファイル作成手段は、前
記文字列からなる名称と前記カウント手段がカウントし
たページ数とに基づいてインデックス用ファイルを更新
することに特徴がある。
【0024】この構成により、ファクシミリ装置の情報
ボックスに新規文書を登録した際、インデックス用のペ
ージが自動的に作成されることとなる。また、インデッ
クス用のページを更新し忘れることがなくなり、入力時
のミスや入力の手間が不要になるので、登録作業が容易
でユーザの利便性が向上する。
【0025】請求項6に係る発明は、請求項5におい
て、前記メモリに新規に画情報を登録した場合、前記イ
ンデックス用ファイル作成手段によって更新されたイン
デックス用ファイルの内容を出力する出力制御手段を備
えたことに特徴がある。
【0026】この構成により、ファクシミリ装置の情報
ボックスに送信文書を登録した際、登録画情報のページ
と作成されたインデックス用ページとをすぐに比較・確
認できることとなり、登録作業の失敗を防ぐのに好適で
ある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を用い、本発明の実施
の一形態を説明する。図1に、本発明の一実施形態のフ
ァクシミリ装置の構成を示す。
【0028】図1において、スキャナ1は、例えば、C
CD(Charge Coupled Device)を用いたイメージス
キャナであり、ファクシミリ送信時や情報サービス用の
画像登録時、原稿を走査して原稿の画像を光学的に読み
取る。また、スキャナ1は、読み取った画情報を2値化
し画像データとし、符号化された画像データ(生デー
タ)の圧縮、圧縮された画像データ(圧縮データ)の伸
張、フォーマット変換、原稿読み取り時における縮小、
拡大などの変倍処理、あるいは線密度変換処理などを行
うものである。
【0029】プロッタ2は、例えば、レーザプリンタや
インクジェット方式のプリンタであり、プロッタ2のペ
ージメモリに蓄積された画像データを受け取り、画情報
を記録紙上に出力する。ここで、前記ページメモリに対
し、システム制御部9で書き込み指定された画像ファイ
ル、あるいは、画像メモリ4に蓄積された画像ファイル
がページごとに蓄積され、順次、プロッタ2の記録素子
部に転送される。また、プロッタ2は、符号化された画
像データ(生データ)の圧縮、圧縮された画像データ
(圧縮データ)の伸張、フォーマット変換、変倍処理な
どを行う。
【0030】符号化復号化部3は、送信する画情報を一
定の符号化法によりデータ圧縮する一方、受信した画情
報を復号化して元の画情報に復元するものである。
【0031】画像メモリ4は、例えば、磁気ディスク装
置で構成されており、受信した複数の受信画像データ、
送信する複数の送信画像データをファイルとして蓄積す
る。なお、画像メモリ4は、磁気ディスク装置に限定さ
れるものではなく、基板に実装されるSRAMモジュー
ルや、カードスロットに挿入されるメモリカードなどで
構成してもよい。
【0032】情報ボックス用メモリ5は、ファクシミリ
情報サービスで提供する情報の画像データ(文書ファイ
ル)を蓄積するものである。この文書ファイルごとに登
録番号、名称などが付与され、情報ボックス用メモリ5
の所定領域(情報ボックス)に登録されている。
【0033】操作表示部6は、テンキー、スタートキ
ー、ストップキー、短縮キーなどのキー群(メカニカル
キーやタッチパネルキーで構成)、LEDやLCDなど
の表示器、ブザーなどを具備し、ユーザによるキー操作
(例えば、画像データの登録や設定のための操作)で入
力されたデータをシステム制御部9に渡す一方で、シス
テム制御部9の指示を受け、装置の動作状態などを表示
したり、ブザー鳴動を行うものである。
【0034】網制御部(NCU)8は、電話回線(PS
TN)と接続し、回線の閉結や、呼出信号(リンギン
グ)の検出など、発着信の際に必要な所定の回線制御を
行うものである。また、モデム7は、画情報と伝送制御
のための手順信号を送受信し、相手先通信端末より受信
した受信画像データ(変調済み)を復調する一方で、送
信時の送信画像データを変調する。
【0035】システム制御部9は、マイクロコンピュー
タなどで構成され、前記ROM10内のプログラムに従
ってファクシミリ各部を制御し、各種機能を実行する。
また、システム制御部9は、画像メモリ4に蓄積する画
情報を管理するファイル管理機能、時計機能、カウンタ
機能などを有し、網制御部8、ATコマンド解析部14
などを制御する。さらに、システム制御部9は、NCU
8にて検出されたリンギング電圧のパルスの検出や、D
TMF信号の検出、トーン信号の検出、送信時の発呼制
御などを行う。
【0036】ROM10、RAM11は、システムメモ
リを構成する。前記ROM10は、不揮発メモリからな
り、ファクシミリ装置としての基本プログラムや後述の
送受信動作を実行するためのプログラムなどを格納して
いる。なお、前記プログラムが膨大である場合は、RO
M10の他に磁気ディスク装置などを搭載しそこにプロ
グラムを格納することも可能である。また、画像メモリ
4を磁気ディスク装置で構成する場合には、前記システ
ムメモリと画像メモリ4を共通化することも可能であ
る。なお、ROM10においては、キャラクタ情報を格
納する領域を持たせることも可能である。また、RAM
11は、バッテリーバックアップすることによって必要
情報を保持することも可能であり、プログラム実行に必
要な情報を記憶すると共にワークエリアとして使用され
る。さらに、RAM11は、パラメータメモリとして用
いられ、ファクシミリ装置44に固有の各種情報を記憶
する。
【0037】シリアルインタフェース(シリアルI/
F)12は、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュー
タ(PC)15とを接続し、データ通信を可能にするた
めのインターフェイスである。本実施形態では、シリア
ルI/F12を用い、PC15からファクシミリ装置4
4のモデム7を制御しているが、これに限らず、PC1
5からモデム7を制御することが可能であれば、パラレ
ルインタフェース、USBなど、他の方式で接続する形
態としてもよい。
【0038】ATコマンド解析部13は、PC15から
転送されるATコマンドを解析してATコマンド/レス
ポンス手順を実行する。
【0039】前述のシステム制御部9、システムメモリ
(RAM11、ROM10)、スキャナ1、プロッタ
2、操作表示部6、画像メモリ4、網制御部(NCU)
8、符号化復号化部3、情報ボックス用メモリ5、モデ
ム7、シリアルインタフェース12、ATコマンド解析
部13は、システムバス14に接続され、各部の間のデ
ータ送受は主としてシステムバス14を介して行われ
る。また、モデム7と網制御部8との間のデータ授受は
直接行われる。
【0040】PC15は、CPU、ROM/RAMなど
からなるパーソナルコンピュータであって、前記ROM
にはパソコン通信用のソフトウェア(PC−FAXソフ
ト)がインストールされており、ファクシミリ装置44
との間で所定のATコマンドを用いてファクシミリ形式
の文書を送受可能に構成されている。
【0041】次に、図2を参照しながら、本実施形態の
ファクシミリ装置44とPC15の間の通信動作を説明
する。なお、本実施形態は、PC15で作成した画像を
ファクシミリ情報サービス用の情報ボックスメモリ5に
登録するものであるため、通常の送受信機能の詳細は省
略する。
【0042】PC15とファクシミリ装置44をシリア
ルI/F12を用いて接続し(S101)、PC15に
インストールされたPC−FAXソフトを使用してPC
15から送信処理を行う(S102)。具体的には、P
C15で登録用の画像を作成した後、PC15側のアプ
リケーションプログラムがイニシャル用ATコマンドの
交換処理を起動し、PC15とファクシミリ装置44の
間でATコマンドを交換することにより、両者間の通信
を実現する。
【0043】ファクシミリ装置44では、PC15から
PC−FAXソフトを用いて送信された画像データを受
信し(S103)、画像メモリ4に一旦蓄積する。この
後、ATコマンドによって指定されたダイヤル番号に従
い(S104)、情報ボックス用メモリ5へ登録する
か、または電話回線を介して前記画像データを他の通信
端末宛てに通常送信する。
【0044】ここで、前記システムメモリなどに予め設
定された情報ボックス登録用番号(例えば、通常使用さ
れない電話番号「0000」)が、PC15からのAT
コマンドによって指定された場合(S104のYES)
は、前述のように画像メモリ4に蓄積された画像データ
を、情報ボックス用メモリ5の所定領域に転送する(S
105)。
【0045】次いで、情報ボックス用メモリ5への転送
が正常終了した場合は、操作表示部6の表示器に正常終
了した旨を表示し、情報ボックス用メモリ5の容量不足
などの理由で、正常終了しなかった場合には、操作表示
部6の表示器に正常終了しなかった旨を表示する(S1
06)。
【0046】また、前記システムメモリなどに予め設定
された情報ボックス登録用番号(例えば、通常使用され
ない電話番号「0000」)以外の電話番号が、PC1
5からのATコマンドによって指定された場合(S10
4のNO)には、通常の送信処理と判断して、指定され
たダイヤル番号を発呼し(S107)、前述のように画
像メモリ4に蓄積された画像データを、通常のファクシ
ミリ送信処理で相手先通信端末に送信する(S10
8)。
【0047】本実施形態によれば、PC15側でPC−
FAXソフトを用いて送信する際に電話番号を指定する
だけで、情報ボックスへの登録と通常のファクシミリ送
信とを任意に切り替えることができる。
【0048】なお、本実施形態に限らず、PC15から
ファクシミリ装置44へ画情報をメモリ送信し、情報ボ
ックス用メモリ5の情報ボックス内に登録する画像登録
モードを、予め操作表示部6で設定可能に構成し、前記
画像登録モードが設定されている場合には、PC15か
ら送信処理を行った画像は、常に情報ボックス用メモリ
5に蓄積するように制御してもよい。この場合、操作表
示部6で設定された内容(前記画像登録モード/PC通
信によるファクシミリ送信モード)は、前記システムメ
モリなどに更新可能に記憶する。
【0049】また、本実施形態に限らず、PC15で予
め入力した情報ボックス名称(文字列)をファクシミリ
装置44へ送信し、ファクシミリ装置44は、前記画像
データを登録する際に前記文字列を情報ボックス名称と
して共に登録してもよい。例えば、PC15側で登録対
象の文書を作成する時、予めその情報ボックス名称(文
字列)を入力する。入力する場所は、作成した文書ファ
イルでもよいし、作成した文書ファイルとは別のファイ
ルでもよい。この後、ファクシミリ装置44への送信時
にATコマンドなどのコマンドを使用して、情報ボック
ス名称を示す文字列を送信する。一方、ファクシミリ装
置44では、PC15から送信された文字列をATコマ
ンド解析部13で解析し、その文字列を情報ボックス名
称と判断する。さらに、ファクシミリ装置44では、P
C15からの送信が、前記ステップS104で情報ボッ
クスへの画像登録であると判断した場合は、受け取った
前記文字列を前記情報ボックスの名称として、登録画像
データ(前記文書ファイル)に付加する。
【0050】また、本実施形態に限らず、PC15から
送信されて情報ボックスメモリ5に登録された、前記文
書データを登録した情報ボックスのインデックス用ファ
イルをシステム制御部9などで自動生成し、前記システ
ムメモリなどに更新可能に設定してもよい。このインデ
ックス用ファイルの最後尾には、図3に示すように、情
報ボックスナンバー、名称、ページ数などの情報を設定
する。ここで、前記情報ボックスナンバーは、ファクシ
ミリ装置44側で情報ボックス用メモリ5への画情報登
録時に設定したものである。また、前記名称は、前述の
ようにPC15側からATコマンドなどのコマンドを使
用して送信された情報ボックス名称(文字列)を用い
る。また、前記ページ数は、ファクシミリ装置44側で
情報ボックス用メモリ5への画情報登録時に、システム
制御部9のカウンタ機能でページ数をカウントしたもの
である。これらの情報は、情報ボックス用メモリ5への
新規登録時にそれぞれ追加し、インデックス用のファイ
ルを更新する。
【0051】さらに、本実施形態に限らず、情報ボック
ス用メモリ5への画情報の登録が正常終了した場合、登
録完了の表示処理(s106)に替えてあるいはこの表
示処理と共に、ここで登録された画像および更新された
インデックス用ファイルをプロッタ2で出力してもよ
い。また、情報ボックス用メモリ5への画情報登録が失
敗した場合、登録が失敗した旨を示す画像をプロッタ2
で出力してもよい。
【0052】なお、シリアルインタフェース12などが
前記インタフェース手段を構成し、情報ボックス用メモ
リ5などが前記メモリを構成し、システム制御部9、A
Tコマンド解析部13などが前記切換制御手段を構成
し、ATコマンド解析部13などが前記解析手段を構成
し、システム制御部9、RAM11などが前記インデッ
クス用ファイル作成手段を構成し、システム制御部9な
どが前記カウント手段を構成し、システム制御部9、プ
ロッタ2などが前記出力制御手段を構成する。
【0053】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、パーソナ
ルコンピュータなどの通信端末から直接、画情報を入力
・登録できるので、ノイズなどによる画質の劣化が起こ
らず、入力・登録時の作業も容易である。また、パーソ
ナルコンピュータからPC−FAXソフトを使用して作
成文書を出力するので、ファクシミリ装置では、その解
像度に合った形式で文字つぶれなどが無い鮮明な画像を
登録することができる。さらに、パーソナルコンピュー
タなどで作成文書を保存することにより、ファクシミリ
装置側で障害が発生した時のバックアップや文書内容の
変更に活用できる。
【0054】請求項2、3に係る発明によれば、通常の
ファクシミリ送信動作を損なうことなく、PC−FAX
通信を行いながら、情報ボックスに対する登録動作への
切り換えを円滑に行うことができる。
【0055】請求項4に係る発明によれば、パーソナル
コンピュータなどで予め登録画像のタイトルを入力して
おき、ファクシミリ装置側で画像と同時に情報ボックス
の名称を登録するので、タイトル入力の手間が省けると
共に、入力操作も容易である。
【0056】請求項5に係る発明によれば、情報ボック
スに文書を新規に登録する際、インデックス用ページが
自動的に作成されるので、登録作業を簡単かつ確実に行
える。
【0057】請求項6に係る発明によれば、情報ボック
スに文書を新規に登録した際、登録した画情報のページ
と作成されたインデックスのページをすぐに確認できる
ので、登録作業の失敗を防ぐことが可能になる。
【0058】以上説明したように、本発明によれば、情
報サービス機能を有し、従来より簡易な構成で文書の登
録作業を高画質かつ容易に行うことが可能なファクシミ
リ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るファクシミリ装置
の伝送手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の一形態に係るインデックス用フ
ァイルの記載内容を示す図である。
【図4】従来のファクシミリ情報サービス機能を有する
ファクシミリ装置の接続形態を示すブロック図である。
【図5】従来のファクシミリ情報サービス機能を有する
ファクシミリ装置の他の接続形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 4 画像メモリ 5 情報ボックス用メモリ 6 操作表示部 7 モデム 9 システム制御部 10 ROM(システムメモリ) 11 RAM(システムメモリ) 12 シリアルインタフェース(シリアルI/F) 13 ATコマンド解析部 15 パーソナルコンピュータ(パソコン:PC) 44 ファクシミリ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画情報をファクシミリ伝送手順に従って送
    受信するためのモデムと、 PC−FAX通信用のソフトウェアがインストールされ
    たパーソナルコンピュータと電気的に接続可能なインタ
    フェース手段と、 前記ソフトウェアを用い、前記パーソナルコンピュータ
    から前記インタフェース手段を介してメモリ送信された
    画情報を蓄積するためのメモリと、 を備え、前記パーソナルコンピュータからのコマンドに
    従い、通信端末から前記インタフェース手段を介してメ
    モリ送信された画情報を前記メモリに一旦蓄積した後、
    指定された宛先に前記モデムを制御してファクシミリ送
    信することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記パーソナルコンピュータからのメモリ
    送信・蓄積動作と、前記モデムを介したファクシミリ送
    信動作とを任意に切り換える切換制御手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記切換制御手段は、送信先電話番号に応
    じて前記メモリ送信・蓄積動作とファクシミリ送信動作
    とを切り換えることを特徴とする請求項2記載のファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】前記パーソナルコンピュータから前記イン
    タフェース手段を介して送信された、登録対象の画情報
    の名称を示す文字列を解析する解析手段を備え、 この解析手段によって前記文字列を解析し、この文字列
    とこの文字列に対応する登録画情報とを前記メモリに登
    録することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】前記メモリに登録した各画情報の内容を示
    すインデックス用ファイルを作成するインデックス用フ
    ァイル作成手段と、 前記パーソナルコンピュータから前記インタフェース手
    段を介して送信された画情報を前記メモリに登録する
    際、この画情報のページ数をカウントするカウント手段
    と、 を備え、前記メモリに画情報を新規に登録した場合、前
    記インデックス用ファイル作成手段は、前記文字列から
    なる名称と前記カウント手段がカウントしたページ数と
    に基づいてインデックス用ファイルを更新することを特
    徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記メモリに新規に画情報を登録した場
    合、前記インデックス用ファイル作成手段によって更新
    されたインデックス用ファイルの内容を出力する出力制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のファク
    シミリ装置。
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