JP2002019202A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002019202A
JP2002019202A JP2000211552A JP2000211552A JP2002019202A JP 2002019202 A JP2002019202 A JP 2002019202A JP 2000211552 A JP2000211552 A JP 2000211552A JP 2000211552 A JP2000211552 A JP 2000211552A JP 2002019202 A JP2002019202 A JP 2002019202A
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JP
Japan
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cover
image data
data
forming apparatus
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000211552A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Minagawa
浩之 皆川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データと、宛先と送信側の情報が記述さ
れた表紙データと、を受信する画像形成装置において、
表紙の作成方法を選択する機能を有し、通信エラー発生
時に効果的に対処し、印刷処理する画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 表紙を出力用紙全域に作成するだけでは
なく、上部あるいは下部の一部分に作成する。通信エラ
ー発生時には、送信側の情報と全ての宛先が記述された
表紙が出力され、送信側に再送信を要求する。また、宛
先の個数分の部数を印刷して宛先に記述されている対象
に配布する。さらに、画像データと表紙データを画像蓄
積部103あるいはRAM110に格納したままにし、
印刷要求に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、ファクシミリ機能とコピー機能とを有し、複数種類
の表紙を作成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の発達に伴って、ファク
シミリとコピーとの両方の機能を有する画像形成装置が
用いられている。このような機能を有するものに、例え
ば、特開平6−14173が開示するところのファクシ
ミリ装置およびその装置システムなどがある(以下、従
来例1)。
【0003】従来例1においては、送信側と、受信側
と、において、複数の画像形成装置が回線を介して接続
されており、送信側のユーザが、希望する部数のコピー
を受信側に指示することによって、受信側のユーザの作
業が軽減されていた。また、受信側がコピー各部に宛先
情報を付加した表紙を受信側に作成させることができ、
さらに、受信した画像データにラインごとのエラーが多
い場合には、複数部印刷しないように制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1では、出力用紙全体に宛先情報を付加した表紙しか作
成することができないため、見出し程度のスペースの宛
先を作成することが要求されている場合には対処できな
いという問題点があった。
【0005】また、従来例1では、ラインごとのエラー
を検出していたが、近年のファクシミリ機能を有する画
像形成装置では再送信機能を有する機種が多く、ライン
ごとのエラーはほとんど存在しないために効果的である
とは言い難い。また、通信エラーに対処することができ
ないという問題点があった。
【0006】また、従来例1では、エラー発生時に複数
部印刷しないことにより出力用紙の消費を軽減していた
が、送信側が複数の宛先に対する画像データを送信した
際にエラーが発生すると、1部ずつしか印刷しないため
に宛先の一部が不明のままであるという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、発信側の画像形成装置から画像データを受信
し、宛先が記入された表紙を作成する際、1枚目のペー
ジ全体に作成するか、あるいは1ページ目の一部分に見
出し程度の大きさで作成するか、を選択することができ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】また、エラー発生後に送信側情報、全ての
宛先、およびエラーが発生した旨を表紙として出力し、
また、エラー発生時の画像データを記録しておくことに
より再出力することができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ファクシミリ機能と、コピ
ー機能と、を有し、回線を介して送信側の画像形成装置
と接続されている画像形成装置において、送信側の情報
と、宛先情報と、を有し、送信側の画像形成装置から送
信される表紙データを受信する表紙データ受信手段と、
表紙データ受信手段により受信した表紙データを格納す
る表紙データ格納手段と、表紙データの印刷形式を設定
する表紙設定手段と、表紙設定手段により設定された表
紙データの印刷形式に従い、表紙データ格納手段により
格納された表紙データに基づいて表紙を作成し、印刷す
る表紙印刷手段と、送信側の画像形成装置から送信され
た画像データを受信する画像データ受信手段と、画像デ
ータ受信手段により受信した画像データを格納する画像
データ格納手段と、画像データ格納手段により格納され
た画像データを印刷する画像データ印刷手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0010】従って、請求項1の発明によれば、ユーザ
が設定した印刷形式により送信側の情報と宛先情報とが
記入された表紙を作成することによって、状況に応じて
柔軟に表紙を作成することが可能となる。
【0011】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載の画像形成装置において、表紙設定手段は、出力用
紙全域に表紙を作成する形式と、出力用紙の上部の所定
領域に作成する形式と、出力用紙の下部の所定領域に作
成する形式と、から表紙の印刷形式を選択し、表紙の印
刷形式を設定することを特徴とする。
【0012】従って、請求項2の発明によれば、表紙を
作成する領域を出力用紙全域、出力用紙の上部の一部
分、あるいは出力用紙の下部の一部分の中から選択する
ことによって、出力用紙全域に表紙を作成する必要がな
い場合には、出力用紙の消費を抑えることが可能とな
る。
【0013】また、請求項3の発明によれば、請求項1
または2記載の画像形成装置において、画像データ印刷
手段は、送信側の画像形成装置から送信された宛先情報
に示されている宛先の数と等しい部数を印刷することを
特徴とする。
【0014】従って、請求項3の発明によれば、宛先情
報に示されている宛先の数と等しい部数を印刷すること
によって、送信側から要求されている印刷部数を印刷す
ることが可能となる。
【0015】また、請求項4の発明によれば、請求項1
から3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
通信エラーが発生し、表紙データ受信手段と、画像デー
タ受信手段と、の動作が正常に終了しなかった場合、画
像データを1部に限定して印刷することを特徴とする。
【0016】従って、請求項4の発明によれば、通信エ
ラーが発生し、受信動作が正常に終了しなかった場合、
画像データを1部だけ印刷することによって、正常な印
刷結果が得られていない場合、出力用紙を消費すること
を抑えることが可能となる。
【0017】また、請求項5の発明によれば、請求項1
から4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
通信エラーが発生し、表紙データ受信手段と、画像デー
タ受信手段と、の動作が正常に終了しなかった場合、送
信側の情報と、宛先情報と、通信エラーが発生したこと
を通知する情報と、を有する表紙を作成することを特徴
とする。
【0018】従って、請求項5の発明によれば、通信エ
ラーが発生し、受信動作が正常に終了しなかった場合、
送信側の情報と、宛先情報と、通信エラーが発生したこ
とを示す情報と、を有する表紙を作成することによっ
て、通信エラーが発生したことを通知されたユーザは送
信側に連絡し、再度送信を要求することが可能となる。
また、コピー機能が正常である場合は、表紙に記入され
ている宛先の個数分の部数印刷し、配布することが可能
となる。
【0019】また、請求項6の発明によれば、請求項1
から5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
通信エラーが発生し、表紙データ受信手段と、画像デー
タ受信手段と、の動作が正常に終了しなかった場合、表
紙データ格納手段と、画像データ格納手段と、により表
紙データと、画像データと、が格納された状態を維持
し、印刷要求に応じて印刷することを特徴とする。
【0020】従って、請求項6の発明によれば、通信エ
ラーが発生し、受信動作が正常に終了しなかった場合、
受信した表紙データと、画像データと、を格納した状態
を維持し、印刷することによって、格納したデータ自体
に異常が見られなかった場合は、再度送信側に送信を要
求することなく、容易な操作で印刷物を作成することが
可能となる。
【0021】また、請求項7の発明によれば、請求項1
から6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
表紙データ格納手段と、画像データ格納手段と、により
格納された表紙データと、画像データと、を消去するこ
とを特徴とする。
【0022】従って、請求項7の発明によれば、格納さ
れている表紙データと、画像データと、を消去すること
によって、表紙データと、画像データと、を格納する格
納領域を不要に占有することを回避することが可能とな
る。
【0023】また、請求項8の発明によれば、請求項1
から7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
表紙データ格納手段と、画像データ格納手段と、により
格納された表紙データと、画像データと、を表紙印刷手
段と、画像データ印刷手段と、の動作終了時から所定期
間経過後に消去するように設定することを特徴とする。
【0024】従って、請求項8の発明によれば、格納さ
れている表紙データと、画像データと、を所定期間経過
後、消去するように設定することによって、格納領域を
占有することを回避することが可能となる。
【0025】また、請求項9の発明によれば、請求項1
から8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
表紙データと、画像データと、を格納する格納領域の容
量が不足しているか否かを判断する容量判断手段と、容
量判断手段により格納領域の容量が不足していると判断
された場合、表紙データ格納手段と、画像データ格納手
段と、により格納された表紙データと、画像データと、
を消去することを特徴とする。
【0026】従って、請求項9の発明によれば、格納領
域の容量が不足している場合、格納されている表紙デー
タと、画像データと、を消去することによって、格納領
域を占有することを回避することが可能となる。
【0027】また、請求項10の発明によれば、請求項
1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置におい
て、表紙データ格納手段により格納された表紙データが
有する宛先情報を表示する宛先表示手段と、宛先表示手
段により表示されたそれぞれの宛先ごとに対応する表紙
データと、画像データと、を印刷するか否かを設定する
ことを特徴とする。
【0028】従って、請求項10の発明によれば、表紙
データが有する宛先情報を表示し、それぞれの宛先に対
応する表紙データと、画像データと、を印刷するか否か
を設定することによって、すでに何部か印刷している場
合には、必要な部数だけ印刷し、出力用紙の消費を抑え
ることが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施形態の構成)図1は、本発
明の第1から第4の実施形態における画像形成装置の構
成を示すブロック図である。以下、図1を用いて、第1
から第4の実施形態の画像形成装置の構成と機能を説明
する。
【0030】第1から第4の実施形態における画像形成
装置は、スキャナ101と、プロッタ102と、操作表
示部103と、画像蓄積部104と、符号化複合化部1
05と、網制御部106と、通信制御部107と、制御
部108と、ROM109と、RAM110と、を有し
ている。
【0031】スキャナ101は、所定の線密度で原稿を
読み取り、プロッタ102は、受信した画像データを記
録出力する。操作表示部103は、各種操作キーを有
し、各種情報を表示する。画像蓄積部104は、画像デ
ータを蓄積し、符号化復号化部105は、画像データの
圧縮符号化と、圧縮符号を再生復号化する。網制御部1
06は、公衆回線に接続し、通信制御部107は、モデ
ムを有し、送信手順を実行する。
【0032】(第1の実施形態の動作)以下、図1から
図5を用いて、本発明の第1の実施形態の動作について
説明する。
【0033】受信側の画像形成装置は、送信側の画像形
成装置から文書の本文が記述されている画像データが送
信される前に、送信側の情報や宛先が記入されている表
紙データの印刷形式を設定する。ユーザが操作表示部1
03の表紙印刷設定キーを押下すると、制御部108
は、操作表示部103の表示器に表紙の印刷形式を設定
する画面を表示させる。
【0034】図2は、本実施形態における表紙の印刷形
式を設定する画面を示す図である。ユーザは、前記の画
面において、「1枚目に表紙を付ける」、「1枚目の上
部に印刷する」、あるいは「1枚目の下部に印刷する」
から表紙の印刷形式を選択し、選択された表紙データ受
信時の印刷形式をRAM110に格納する。
【0035】図4は、「1枚目に表紙を付ける」が選択
された場合の表紙の作成例を示す図であり、1枚の印刷
用紙の全体を使用して作成される。また、図5は、「1
枚目の上部に印刷する」あるいは「1枚目の下部に印刷
する」が選択された場合の表紙の作成例であり、画像デ
ータが印刷された1枚目の印刷用紙の上部あるいは下部
の一部分に宛先と送信者名が印刷される。
【0036】以下、図3に沿って、受信側の画像形成装
置の動作を説明する。受信側がファクシミリ機能のプロ
トコルを用いて、送信側から画像データを受信すると
(ステップS301)、制御部108は、画像データを
画像蓄積部104に格納する。
【0037】送信側から宛先や送信側の情報などを記載
した表紙の印刷が要求されているか否かを判断し(ステ
ップS302)、表紙の印刷が要求されていない場合は
(ステップS302/No)、受信した画像データを印
刷し(ステップS307)、印刷が完了次第、動作を終
了する。
【0038】表紙の印刷が要求されている場合は(ステ
ップS302/Yes)、RAM110に格納されてい
る表紙の印刷形式を読み出す(ステップS303)。
【0039】RAM110に格納されていた表紙の印刷
形式が「1枚目に表紙を付ける」であるか否かを判断す
る(ステップS304)。「1枚目に表紙を付ける」を
選択していた場合は(ステップS304/Yes)、1
枚目の印刷用紙全体に表紙を作成し、表紙作成後、画像
データを印刷処理する(ステップS305)。
【0040】印刷処理後、それぞれの宛先に対応する表
紙データと画像データとの印刷が全て終了したか否かを
判断し(ステップS306)、全ての印刷が終了した場
合は(ステップS306/Yes)、動作を終了し、印
刷が全て終了していない場合は(ステップS306/N
o)、表紙と画像データの印刷処理を繰り返す(ステッ
プS304、ステップS305)。
【0041】RAM110に格納されていた表紙の印刷
形式が「1枚目に表紙を付ける」であるか否かを判断し
(ステップS304)、「1枚目に表紙を付ける」を選
択せずに「1枚目の上部に印刷する」、あるいは「1枚
目の下部に印刷する」を選択した場合は(ステップS3
04/No)、1枚目の印刷用紙の上部あるいは下部に
表紙を作成し、表紙の印刷後、画像データの印刷処理を
行う(ステップS308)。
【0042】印刷処理後、それぞれの宛先に対応する表
紙データと画像データとの印刷が全て終了したか否かを
判断し(ステップS306)、全ての印刷が終了した場
合は(ステップS306/Yes)、動作を終了し、印
刷が全て終了していない場合は(ステップS306/N
o)、表紙データと画像データの印刷処理を繰り返す
(ステップS304、ステップS305)。
【0043】(第2の実施形態の動作)以下、図1を用
い、図6に沿って、第2の実施形態の動作について説明
する。表紙データの格納と表紙データの印刷形式の設定
についての動作は、第1の実施形態と同様である。
【0044】受信側の画像形成装置は、ファクシミリ機
能のプロトコルを用いて、送信側から画像データを受信
し(ステップS601)、宛先や送信側の情報などを記
載した表紙の印刷が要求されているか否かを判断する
(ステップS602)。表紙の印刷が要求されていない
場合は(ステップS602/No)、画像データを受信
し、印刷処理した(ステップS607)後、終了する。
【0045】宛先や送信側の情報などを記載した表紙の
印刷が要求されているか否かを判断し(ステップS60
2)、表紙の印刷が要求されている場合は(ステップS
602/Yes)、表紙データの送信後の画像データ送
信の際、通信エラーが発生したか否かを判断する(ステ
ップS603)。通信エラーが発生している場合は(ス
テップS603/Yes)、制御部108は、表紙デー
タを印刷せずに画像データだけを1部ずつ印刷させ(ス
テップS607)、印刷完了後、動作を終了させる。
【0046】通信エラーが発生したか否かを判断し(ス
テップS603)、通信エラーが発生していない場合は
(ステップS603/No)、RAM110に格納され
た表紙の印刷形式を読み出し(ステップS604)、表
紙データを印刷した後、画像データの印刷処理を行う
(ステップS605)。それぞれの宛先に対応する表紙
データと画像データとの印刷が終了したか否かを判断し
(ステップS606)、印刷が全て終了した場合は(ス
テップS606/Yes)、動作を終了し、印刷が全て
終了していない場合は(ステップS606/No)、表
紙データと画像データの印刷処理を繰り返す(ステップ
S605)。
【0047】(第3の実施形態の動作)以下、図1およ
び図8を用い、図7に沿って、第3の実施形態の動作に
ついて説明する。表紙データの格納と表紙データの印刷
形式の設定についての動作は、第1の実施形態と同様で
ある。
【0048】受信側の画像形成装置は、ファクシミリ機
能のプロトコルを用いて、送信側から画像データを受信
し(ステップS701)、宛先や送信側の情報などを記
載した表紙の印刷が要求されているか否かを判断する
(ステップS702)。表紙の印刷が要求されていない
場合は(ステップS702/No)、画像データを受信
し、印刷処理した(ステップS707)後、終了する。
【0049】宛先や送信側の情報などを記載した表紙の
印刷が要求されているか否かを判断し(ステップS70
2)、表紙の印刷が要求されている場合は(ステップS
702/Yes)、表紙データの送信後の画像データ送
信の際、通信エラーが発生したか否かを判断する(ステ
ップS703)。
【0050】通信エラーが発生していない場合は(ステ
ップS703/No)、RAM110に格納された表紙
の印刷形式を読み出し(ステップS704)、表紙デー
タを印刷した後、画像データの印刷処理を行う(ステッ
プS705)。それぞれの宛先に対応する表紙データと
画像データとの印刷が終了したか否かを判断し(ステッ
プS706)、印刷が全て終了した場合は(ステップS
706/Yes)、動作を終了し、印刷が全て終了して
いない場合は(ステップS706/No)、表紙データ
と画像データの印刷処理を繰り返す(ステップS70
5)。
【0051】画像データあるいは表紙データの送信の
際、通信エラーが発生したか否かを判断し(ステップS
703)、通信エラーが発生している場合は(ステップ
S703/Yes)、指定された全ての宛先と、送信者
の情報と、が記入された通信エラーを表示した表紙を作
成し、表紙印刷後、制御部108は、画像データを1部
ずつ印刷させ(ステップS708)、印刷処理完了後、
動作を終了させる。
【0052】図8は、通信エラーを表示した表紙の一例
を示す図であり、送信日、送信者名と所属部署、送付す
るはずであった全ての宛先などが記載されている。
【0053】(第4の実施形態の動作)以下、図1を用
い、図9に沿って、第4の実施形態の動作について説明
する。表紙データの格納と表紙データの印刷形式の設定
についての動作は、第1の実施形態と同様である。
【0054】受信側の画像形成装置は、ファクシミリ機
能のプロトコルを用いて、送信側から画像データを受信
し(ステップS901)、宛先や送信側の情報などを記
載した表紙の印刷が要求されているか否かを判断する
(ステップS902)。表紙の印刷が要求されていない
場合は(ステップS902/No)、画像データを受信
し、印刷処理した(ステップS907)後、終了する。
【0055】宛先や送信側の情報などを記載した表紙の
印刷が要求されているか否かを判断し(ステップS90
2)、表紙の印刷が要求されている場合は(ステップS
902/Yes)、表紙データの送信後の画像データ送
信の際、通信エラーが発生したか否かを判断する(ステ
ップS903)。
【0056】通信エラーが発生していない場合は(ステ
ップS903/No)、RAM110に格納された表紙
の印刷形式を読み出し(ステップS904)、表紙デー
タを印刷した後、画像データの印刷処理を行う(ステッ
プS905)。それぞれの宛先に対応する表紙データと
画像データとの印刷が終了したか否かを判断し(ステッ
プS906)、印刷が全て終了した場合は(ステップS
906/Yes)、動作を終了し、印刷が全て終了して
いない場合は(ステップS906/No)、表紙データ
と画像データの印刷処理を繰り返す(ステップS90
5)。
【0057】画像データあるいは表紙データの送信の
際、通信エラーが発生したか否かを判断し(ステップS
903)、通信エラーが発生している場合は(ステップ
S903/Yes)、第3の実施形態と同様に、指定さ
れた全ての宛先と、送信者の情報と、が記載された図8
のような通信エラーを表示した表紙を作成し、表紙印刷
後、制御部108は、画像データを1部ずつ印刷させる
(ステップS908)。
【0058】受信した表紙データは、RAM110に、
画像データは、画像蓄積部104にそれぞれ格納する
(ステップS909)。表紙データおよび画像データ
は、再度印刷が要求される場合に備え、格納された状態
を維持する。
【0059】制御部108は、送信側から複数部の印刷
が指示されているか否かを判断し(ステップS91
0)、複数部の印刷が指示されている場合は(ステップ
S910/Yes)、ユーザは操作表示部103の複数
印刷キーを押下する。複数印刷キーが押下されると、制
御部108は、RAM110に格納されている表紙デー
タを読み出し(ステップS904)、表紙を作成する。
【0060】表紙データを印刷した後、画像データの印
刷処理を行う(ステップS905)。全ての宛先に対す
る表紙と印刷物との印刷が終了したか否かを判断し(ス
テップS906)、全ての印刷が終了した場合は(ステ
ップS906/Yes)、動作を終了し、印刷が全て終
了していない場合は(ステップS906/No)、表紙
データと画像データの印刷処理を繰り返す(ステップS
905)。
【0061】制御部108は、送信側から複数部の印刷
が指示されているか否かを判断し(ステップS91
0)、複数部の印刷が指示されていない場合は(ステッ
プS910/No)、受信時にすでに1部ずつ印刷され
ているため、さらに印刷する必要がない場合が考えられ
る。印刷の必要がない場合は、ユーザは、RAM110
内の表紙データおよび画像蓄積部104内の画像データ
の消去指示を行うか否かを選択する(ステップS91
1)。
【0062】操作表示部103のデータ消去キーを押下
することによりユーザがデータの消去を指示した場合は
(ステップS911/Yes)、受信したデータを全て
消去し(ステップS912)、終了する。データの消去
を指示しない場合は(ステップS911/ No)、再
度、送信側から複数部の印刷が指示されているか否かを
判断する(ステップS910)。
【0063】また、送信側から複数部の印刷が指示され
ている場合は、受信時にすでに1部ずつ印刷されている
ため、再度、複数部印刷する際には、宛先の最初の人の
画像データの出力を行わないように制御することも可能
である。さらに、操作表示部103の表示器に宛先を全
て表示し、それぞれの宛先ごとに表紙データおよび画像
データを印刷するか否かを設定することで、印刷用紙の
消費を抑える。
【0064】多量のデータ受信により画像蓄積部104
あるいはRAM110の容量が不足した場合は、ユーザ
は画像蓄積部104あるいはRAM110内の受信デー
タを消去する。また、所定時間経過すると、自動的に受
信データを消去するように設定することにより画像蓄積
部104あるいはRAM110の容量を確保する。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、ユーザが設定した印刷形式により送信側の情
報と宛先情報とが記入された表紙を作成することによっ
て、状況に応じて柔軟に表紙を作成することが可能とな
る。
【0066】また、請求項2の発明によれば、表紙を作
成する領域を出力用紙全域、出力用紙の上部の一部分、
あるいは出力用紙の下部の一部分の中から選択すること
によって、出力用紙全域に表紙を作成する必要がない場
合には、出力用紙の消費を抑えることが可能となる。
【0067】また、請求項3の発明によれば、宛先情報
に示されている宛先の数と等しい部数を印刷することに
よって、送信側から要求されている印刷部数を印刷する
ことが可能となる。
【0068】また、請求項4の発明によれば、通信エラ
ーが発生し、受信動作が正常に終了しなかった場合、画
像データを1部だけ印刷することによって、正常な印刷
結果が得られていない場合、出力用紙を消費することを
抑えることが可能となる。
【0069】また、請求項5の発明によれば、通信エラ
ーが発生し、受信動作が正常に終了しなかった場合、送
信側の情報と、宛先情報と、通信エラーが発生したこと
を示す情報と、を有する表紙を作成することによって、
通信エラーが発生したことを通知されたユーザは送信側
に連絡し、再度送信を要求することが可能となる。ま
た、コピー機能が正常である場合は、表紙に記入されて
いる宛先の個数分の部数印刷し、配布することが可能と
なる。
【0070】また、請求項6の発明によれば、通信エラ
ーが発生し、受信動作が正常に終了しなかった場合、受
信した表紙データと、画像データと、を格納した状態を
維持し、印刷することによって、格納したデータ自体に
異常が見られなかった場合は、再度送信側に送信を要求
することなく、容易な操作で印刷物を作成することが可
能となる。
【0071】また、請求項7の発明によれば、格納され
ている表紙データと、画像データと、を消去することに
よって、表紙データと、画像データと、を格納する格納
領域を不要に占有することを回避することが可能とな
る。
【0072】また、請求項8の発明によれば、格納され
ている表紙データと、画像データと、を所定期間経過
後、消去するように設定することによって、格納領域を
占有することを回避することが可能となる。
【0073】また、請求項9の発明によれば、格納領域
の容量が不足している場合、格納されている表紙データ
と、画像データと、を消去することによって、格納領域
を占有することを回避することが可能となる。
【0074】また、請求項10の発明によれば、表紙デ
ータが有する宛先情報を表示し、それぞれの宛先に対応
する表紙データと、画像データと、を印刷するか否かを
設定することによって、すでに何部か印刷している場合
には、必要な部数だけ印刷し、出力用紙の消費を抑える
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1から第4の実施形態における画像
形成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1から第4の実施形態における表紙
の印刷形式を設定する画面を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における画像形成装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1から第4の実施形態における表紙
の作成例を示す図であり、1枚目の印刷用紙全体に表紙
を作成するように設定されている場合である。
【図5】本発明の第1から第4の実施形態における表紙
の作成例を示す図であり、1枚目の印刷用紙の上部ある
いは下部の一部分に表紙を作成するように設定されてい
る場合である。
【図6】本発明の第2の実施形態における画像形成装置
の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態における画像形成装置
の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3あるいは第4の実施形態における
通信エラーを表示した表紙の一例を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施形態における画像形成装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 スキャナ 102 プロッタ 103 操作表示部 104 画像蓄積部 105 符号化復号化部 106 網制御部 107 通信制御部 108 制御部 109 ROM 110 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 E 106 106A 1/32 1/32 J Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HN16 HV05 HV50 2C087 AA03 AB05 BA14 CA02 CB10 DA09 5B021 AA01 BB00 DD00 KK01 LA03 NN06 5C062 AA02 AA05 AB22 AB38 AB40 AB42 AC04 AC22 AC38 AC58 AE14 5C075 CD07 CD25 CE04 CE07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ機能と、コピー機能と、を
    有し、回線を介して送信側の画像形成装置と接続されて
    いる画像形成装置において、 前記送信側の情報と、宛先情報と、を有し、前記送信側
    の画像形成装置から送信される表紙データを受信する表
    紙データ受信手段と、 前記表紙データ受信手段により受信した前記表紙データ
    を格納する表紙データ格納手段と、 前記表紙データの印刷形式を設定する表紙設定手段と、 前記表紙設定手段により設定された前記表紙データの印
    刷形式に従い、前記表紙データ格納手段により格納され
    た前記表紙データに基づいて表紙を作成し、印刷する表
    紙印刷手段と、 前記送信側の画像形成装置から送信された画像データを
    受信する画像データ受信手段と、 前記画像データ受信手段により受信した前記画像データ
    を格納する画像データ格納手段と、 前記画像データ格納手段により格納された前記画像デー
    タを印刷する画像データ印刷手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記表紙設定手段は、 出力用紙全域に前記表紙を作成する形式と、前記出力用
    紙の上部の所定領域に作成する形式と、前記出力用紙の
    下部の所定領域に作成する形式と、から選択し、表紙の
    印刷形式を設定することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ印刷手段は、前記送信側
    の画像形成装置から送信された前記宛先情報に示されて
    いる宛先の数と等しい部数を印刷することを特徴とする
    請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 通信エラーが発生し、前記表紙データ受
    信手段と、前記画像データ受信手段と、の動作が正常に
    終了しなかった場合、前記画像データを1部に限定して
    印刷することを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記通信エラーが発生し、前記表紙デー
    タ受信手段と、前記画像データ受信手段と、の動作が正
    常に終了しなかった場合、前記送信側の情報と、前記宛
    先情報と、前記通信エラーが発生したことを通知する情
    報と、を有する表紙を作成することを特徴とする請求項
    1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記通信エラーが発生し、前記表紙デー
    タ受信手段と、前記画像データ受信手段と、の動作が正
    常に終了しなかった場合、前記表紙データ格納手段と、
    前記画像データ格納手段と、により前記表紙データと、
    前記画像データと、が格納された状態を維持し、印刷要
    求に応じて印刷することを特徴とする請求項1から5の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記表紙データ格納手段と、前記画像デ
    ータ格納手段と、により格納された前記表紙データと、
    前記画像データと、を消去することを特徴とする請求項
    1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記表紙データ格納手段と、前記画像デ
    ータ格納手段と、により格納された前記表紙データと、
    前記画像データと、を前記表紙印刷手段と、前記画像デ
    ータ印刷手段と、の動作終了時から所定期間経過後に消
    去するように設定することを特徴とする請求項1から7
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記表紙データと、前記画像データと、
    を格納する格納領域の容量が不足しているか否かを判断
    する容量判断手段と、 前記容量判断手段により前記格納領域の容量が不足して
    いると判断された場合、前記表紙データ格納手段と、前
    記画像データ格納手段と、により格納された前記表紙デ
    ータと、前記画像データと、を消去することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記表紙データ格納手段により格納さ
    れた前記表紙データが有する前記宛先情報を表示する宛
    先表示手段と、 前記宛先表示手段により表示されたそれぞれの前記宛先
    ごとに対応する前記表紙データと、前記画像データと、
    を印刷するか否かを設定することを特徴とする請求項1
    から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260198A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Brother Ind Ltd 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010260198A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Brother Ind Ltd 印刷装置

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