JPH08223327A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH08223327A
JPH08223327A JP7043560A JP4356095A JPH08223327A JP H08223327 A JPH08223327 A JP H08223327A JP 7043560 A JP7043560 A JP 7043560A JP 4356095 A JP4356095 A JP 4356095A JP H08223327 A JPH08223327 A JP H08223327A
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JP
Japan
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file
mark
dial
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Application number
JP7043560A
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English (en)
Inventor
Naomi Saito
直美 齋藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08223327A publication Critical patent/JPH08223327A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル消去や登録ダイヤル消去の操作を簡
単にしたファクシミリ装置を提供する。 【構成】 画像を記録紙上に記録するプロッタと、画像
を読み取るスキャナを備えたファクシミリ装置におい
て、1個または複数のファイル番号と、それを表現する
ファイル番号マーク、およびファイル消去を示すファイ
ル消去マークを含むレポートを記録紙に出力するファイ
ル管理レポート出力部11と、上記ファイル管理レポート
をスキャナ4によって読み取りそれに記載されたファイ
ル番号マークおよびファイル消去マークを認識するマー
ク認識部12と、上記マーク認識部12の認識結果に従って
ファイルを消去するファイル消去部13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロッタとスキャナを
備えたファクシミリ装置に係り、特にキーボードなどか
らファイル番号やダイヤル登録番号を入力することな
く、ファクシミリ装置に記録されたファイルや登録され
たダイヤル番号を消去することができるファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩によりファクシ
ミリ装置は多機能化が進み、送信原稿を一旦ファクシミ
リ装置内の画像メモリに蓄積した後送信するメモリ送信
や、宛先ダイヤル番号を登録しておき、ワンタッチダイ
ヤルや短縮番号により希望するダイヤル番号を指示する
ダイヤリングなどが広く普及するに至っている。また上
記のようなメモリ送信などでは、何らかの理由により送
信待ちファイルの送信を中止する場合や、何度送信を試
みても目的を達成できなかった場合に、蓄積した送信用
ファイルを消去することがしばしば発生するが、そのよ
うな場合は従来キーボードなどから消去するファイル番
号を入力していた。同様に、不要になった登録した相手
先のダイヤル番号を消去する場合も、キーボードなどか
ら消去しようとするダイヤル登録番号を入力して消去を
行っている。なお、ファクシミリ装置におけるキーボー
ドからの入力は、上記のような例以外にも種々発生する
が、特開昭62-23669号公報に提示されたファクシミリ装
置では、キーボード入力の代りに宛先、送信時刻、線密
度、読み取り濃度、部門コードなどを用紙上にマークで
記入し、スキャナで読み取らせる方法が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに、従来、キーボード入力に代る方法として所定のフ
ァオ−マットの用紙に記入したマークをスキャナで読み
取る方法では、ファイル消去や登録ダイヤル消去には不
向きであり、それらについてはなお従来のようにキーボ
ードからの入力によらざるを得なかったため、入力作業
に手間がかかるという問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のファクシミ
リ装置の問題を解決するためになされたものであって、
ファイル消去や登録ダイヤル消去に有効なマーク入力手
段を備え、それらの消去操作を簡単にしたファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明では、第1の手段として、画像を記録紙上に記
録するプロッタと、画像を読み取るスキャナを備えたフ
ァクシミリ装置において、1個または複数のファイル番
号とそれを表現するファイル番号マークおよびファイル
消去を示すファイル消去マークを含むファイル管理レポ
ートを記録紙に出力するファイル管理レポート出力部
と、スキャナによって読み取った上記ファイル管理レポ
ートに記載された上記ファイル番号マークおよびファイ
ル消去マークを認識するマーク認識部と、上記マーク認
識部の認識結果に従ってファイルを消去するファイル消
去部とを備える。第2の手段として、上記第1の手段に
おいて、指示されたときのみ上記ファイル管理レポート
出力部からファイル番号マークおよびファイル消去マー
クをファイル管理レポートに記載するように構成する。
第3の手段として、上記第1のファクシミリ装置におい
て、上記ファイル管理レポートにファイル別に消去を指
示するためのファイル別消去指示マークを含み、上記マ
ーク認識部によりファイル別消去指示マークを認識する
と共に、ファイル消去部においてファイル別消去指示マ
ークの指示に従ってファイルを消去するように構成す
る。
【0006】第4の手段として、画像を記録紙上に記録
するプロッタと、画像を読み取るスキャナを備えたファ
クシミリ装置において、1個または複数の登録されたダ
イヤル登録番号とそれを表現する登録番号マークおよび
登録ダイヤル消去を示すダイヤル消去マークを含むダイ
ヤル登録管理レポートを記録紙に出力するダイヤル管理
レポート出力部と、スキャナによって読み取った上記ダ
イヤル登録管理レポートに記載された登録番号マークお
よびダイヤル消去マークを認識するマーク識別部と、上
記マーク識別部の識別結果に従って登録ダイヤルを消去
するダイヤル消去部とを備える。第5の手段では、上記
第4の手段において、指示された場合のみ、登録番号マ
ークおよびダイヤル消去マークをダイヤル管理レポート
上に記載するように構成する。第6の手段においては、
上記第4の手段において、上記ダイヤル登録管理レポー
トにダイヤル登録番号別に消去を指示するための登録番
号別消去指示マークを含み、上記マーク認識部により登
録番号別消去指示マークを認識すると共に、上記ダイヤ
ル消去部において登録番号別消去指示マークの指示に従
って登録ダイヤルを消去するように構成する。
【0007】
【作用】第1の手段では、1個または複数のファイル番
号とそれを表現するファイル番号マークおよびファイル
消去を意味するファイル消去マークを含むファイル管理
レポートを記録紙に出力するファイル管理レポート出力
部と、上記スキャナにて読み取ったファイル管理レポー
トに記載されたファイル番号マークおよびファイル消去
マークを認識するマーク認識部と、上記マーク認識部の
認識結果に従ってファイルを消去するファイル消去部と
を備えた構成にしたので、消去するファイル番号をキー
ボードなどから指示することなく出力された記録紙の画
像をスキャナから読み取らせるだけの簡単な操作でファ
イルを消去することができる。
【0008】第2の手段では、上記において、ファイル
管理レポート出力部を、指示されたときのみファイル番
号マークおよびファイル消去マークをファイル管理レポ
ート上に記載して出力する構成にしたので、ファイル消
去のためのファイル管理レポート出力時以外ではファイ
ル番号マークおよびファイル消去マークをファイル管理
レポート上に記載させず、1枚のファイル管理レポート
に記載するファイル番号の個数を可能な限り多くするこ
とができる。
【0009】第3の手段では、上記第1の手段におい
て、ファイル管理レポート出力部から出力するファイル
管理レポートに、ファイル別に消去を指示するためのフ
ァイル別消去指示マークFM1を含め、更にマーク認識
部はファイル別消去指示マークFM2をも認識する構成
にすると共に、ファイル消去部はファイル別消去指示マ
ークFM2の指示に従ってファイルを消去する構成にし
たので、ファイル管理レポート内の一部のファイルのみ
消去することができる。
【0010】第4の手段では、1個または複数の登録さ
れたダイヤル登録番号と上記ダイヤル登録番号を表現す
る登録番号マークおよび登録ダイヤル消去を意味するダ
イヤル消去マークを含むダイヤル登録管理レポートを記
録紙に出力するダイヤル管理レポート出力部と、上記ス
キャナによって読み取ったダイヤル管理レポートの登録
番号マークおよびダイヤル消去マークを認識するマーク
識別部と、上記マーク識別部の識別結果に従って登録ダ
イヤルを消去するダイヤル消去部とを備えた構成にした
ので、消去するダイヤル登録番号をキーボードなどから
入力することなく、出力された記録紙の画像をスキャナ
にて読み取るのみの簡単な操作で登録ダイヤルを消去す
ることができる。
【0011】第5の手段では、上記において、ダイヤル
管理レポート出力部を、指示されたときのみ登録番号マ
ークおよびダイヤル消去マークをダイヤル管理レポート
上に記載して出力する構成にしたので、登録ダイヤル消
去のためのダイヤル管理レポート出力時以外では登録番
号マークおよびダイヤル消去マークをダイヤル管理レポ
ート上に記載させないようにし、1枚のダイヤル管理レ
ポートに記載するダイヤル登録番号の個数を可能な限り
多くすることができる。
【0012】第6の手段として、上記第4の手段におい
て、ダイヤル管理レポートにダイヤル登録番号別に消去
を指示するための登録番号別消去指示マークDM1を含
め、マーク認識部によって上記登録番号別消去指示マー
クDM2をも認識するように構成し、ダイヤル消去部は
登録番号別消去指示マークDM2の指示に従って登録ダ
イヤルを消去する構成にしたので、ダイヤル管理レポー
ト内の一部の登録ダイヤルのみ消去することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1は本発明によるファクシミリ装
置の一実施例を示す構成図である。同図において、1は
内蔵されたプログラムに従って装置全体を管理、制御す
る制御部、2は操作者がファクシミリ装置に指示を与え
るためのキーボードやファクシミリ装置から操作者にメ
ッセージ等を伝えるための表示手段などから成る操作表
示部、3はRAMであってスキャナ4から読み取った画
像情報やそれを符号化復号化部(DCR)8によって圧
縮した画情報データ、あるいは受信した圧縮画情報デー
タや、それをDCR8によって伸長した画像情報などを
一時的に格納しておく記憶媒体である。5はDCR8に
よって伸長された受信画像情報を上記RAM3を介して
出力するプロッタ、6は公衆電話網を介して遠隔のファ
クシミリ装置との間に呼を設定するための網制御装置
(NCU)、7はG3プロトコル等に従ってファクシミ
リ送受信を行う通信制御部、9は低速モデムと高速モデ
ムから成るモデム、10は画像メモリである。
【0014】このように構成したファクシミリ装置によ
ってファクシミリ送信する場合は、まず制御部1の制御
に従ってスキャナ4により画像情報をRAM3に読み込
む。読み込まれた画像情報はDCR8によって圧縮され
た後再びRAM3に格納される。また、操作表示部2に
より指定された宛先ダイヤルなどの発呼時指定情報が制
御部1によって取得され、NCU6を介して指定の宛先
との間に呼を設定する。続いて、通信制御部7により低
速モデムを介してフェーズBが実行された後フェーズC
に移行し、RAM3内の上記圧縮された画情報データが
モデム9内の高速モデムにより変調され、NCU6を介
して送出される。
【0015】受信時は、NCU6により呼が設定される
と、フェーズBに移行し、低速モデムを介して所定の交
信が行われた後、フェーズCに入り、圧縮された画情報
データを受信する。相手から送信された画情報データは
NCU6、通信制御部7を介してRAM3に格納され、
更にDCR8による伸長処理後、RAM3を介してプロ
ッタ5に出力される。
【0016】図1に示す実施例では、制御部1とプロッ
タ5の機能によりサポ−トされたファイル管理レポート
出力部11、制御部1とRAM3の機能によりサポ−トさ
れたマーク認識部12、同様に制御部1とRAM3の機能
によってサポ−トされたファイル消去部を備えている。
上記ファイル管理レポート出力部11は、制御部1によっ
て作成されたファイル管理レポートを、プロッタ5によ
って記録紙上に出力する。ファイル管理レポートは例え
ば図2に示すように1個または複数のファイル番号と、
上記ファイル番号を表現するファイル番号マークFN
と、ファイル消去を意味するファイル消去マークAを含
んでいる。このファイル番号マークFNおよびファイル
消去マークAは例えば図のように2進N桁に対応する方
形のマークで表現され、黒く塗りつぶされたマークは
‘1’を表し、点線枠(無印でもよい)のみのマークは
‘0’を表し、右端が最小位とする。
【0017】図3は上記実施例のファイル管理レポート
出力時の動作フロー例を示す図である。以下、図1乃至
図3を参照しながら上記実施例の動作を説明する。な
お、ファイル管理レポート出力は操作表示部2から入力
される操作者の指示により行うか、または予め定めた周
期で定期的に行う。フロ−がスタ−トすると、まず、利
用者により、ファイル管理レポートにファイル番号マー
クおよびファイル消去マークを記載して出力することを
指示するマーク付加指示が入力されているか否かをチェ
ックする(S1)。なお、従来から通信記録を記載した
ファイル管理レポートを出力するものが知られている
が、マーク付加指示に応じて、マークのあるファイル管
理レポートを出力するか、あるいはマークのないファイ
ル管理レポートを出力するか、さらにはその両者を出力
するか、いづれかを選択して出力する手段を備えてもよ
い。なお、利用者が操作表示部2に表示されるメッセー
ジに対応して、操作表示部2からマーク付加指示を行う
と、その指示を取得した制御部1はRAM3内の所定領
域にマーク付加指示フラグを立てる。ファイル管理レポ
ートを出力する際、制御部1はRAM3内にマーク付加
指示フラグが存在すれば(オンであれば)S2に進み、
そうでなければマークのない通常のファイル管理レポー
トを出力する場合を示している(S6)。
【0018】マ−ク付加指示フラグが存在する場合は
(S2)、制御部1は画像メモリ10に蓄積されている画
像ファイルのファイル番号をマーク認識部12に渡す。こ
の場合の上記画像ファイルは待機中の時刻指定送信ファ
イル、宛先などの状況により送信が完了していない送信
ファイル、プロッタ5に出力した後も消去されずに残っ
ている受信ファイルなどである。なお、マーク認識部12
にファイル番号を渡すようにしておけば、後述するよう
にファイル番号マークが読み取られ、マーク認識部12に
よってそのマークが認識されたとき、そのマークが正し
いか否かチェックする上で有効である。なお、上記にお
いて、マーク認識部12に渡すファイル番号、つまり出力
されるファイル管理レポートに記載されるファイル番号
は、蓄積されているファイルの一部のファイルであって
もよい。
【0019】続いて、制御部1(ファイル管理レポート
出力部11)はRAM3内に文字コードから成るファイル
管理レポートを作成する。このときファイル番号マーク
に対応するコード(マーク認識部12に渡したファイル番
号に対応する)としては、キャラクタジェネレータ14内
に黒マス(黒く塗りつぶした方形)の文字フォントや白
マス(点線枠などで構成された方形)の文字フォントを
一種の文字として備えておき、その文字コードを例えば
図2に示すようにフォーマットに従って組み込み(S
3)、同様にファイル消去マークのコードを組み込む
(S4)。後述するようなマーク認識のために、ファイ
ル番号マークやファイル消去マークのコードは所定の行
と桁にしておく。
【0020】その後、ファイル管理レポート出力部11は
RAM3内の文字コード列から成るファイル管理レポー
トをキャラクタジェネレータ14内の対応するフォント情
報によりビットマップ展開し、プロッタ5がビットマッ
プ情報に従って記録紙上に図2のようなファイル管理レ
ポートを出力する(S5)。なお、上記ビットマップ展
開手段はプロッタ内に備えるようにしてもよい。
【0021】利用者は記録紙に出力されたファイル管理
レポートを見て、上記レポートに記載されたファイルを
消去する場合は上記記録紙をスキャナ4にセットし、読
み取らせる(S11)。なお、この読み取りはファイル管
理レポート出力後ただちに行ってもよいし、しばらく経
過してから行ってもよい。異なったファイル番号を含む
次のファイル管理レポート出力後に読み取ってもよい。
【0022】図4は読み取られた画像情報のその後の処
理手順の例を示すフロ−図である。読み取られた画像情
報は、制御部1によりRAM3の所定領域に格納され
る。したがって、ファイル消去マークやファイル番号マ
ーク(1件または複数件)部分の画像情報も所定領域に
格納される。マーク認識部12はまずファイル消去マーク
に対応した上記所定領域のビット列を順次チェックして
所定桁数分の複数の方形領域がそれぞれ黒マスか白マス
かを判断する(S12)。その結果、ファイル消去を意味
するコード(図2の例では‘1001’)が認識されると、
ファイル消去が要求されていると判断し、同様の方法に
よってファイル番号マークの認識を行う(S13)。ファ
イル番号マーク列は所定行間隔で記録されているので、
例えば図2の例では、マーク認識部12は‘193 ’という
3番目のファイル番号を認識した後、所定行下の次のフ
ァイル番号マークを認識するが、その領域にはなにも記
載がないので、その値は3桁(図2の例ではファイル番
号は3桁)とも‘0’であるので、消去対象ファイルは
3件と判断し、ファイル番号マークの認識を終了する。
【0023】続いて、マーク認識部12は既に渡されてい
るファイル番号(S2参照)を参照して、認識したファ
イル番号が渡されたファイル番号群に含まれているかど
うかをチェックし(S14)、含まれていないファイル番
号を無視し、含まれているファイル番号をファイル消去
部13に渡す。そして、ファイル消去部13においてRAM
3内のファイル管理テーブルから該当するファイル番号
のファイルを消去する(S15)。
【0024】図5はファイル管理レポ−トの他の例を示
す図である。図5(a)に示すファイル管理レポートで
は、ファイル別に消去するかしないかを指示するための
ファイル別消去指示マークFM1をも記載したものであ
る。マーク認識部12bは、上記ファイル別消去指示マー
クFM2をも認識するように構成にし、ファイル消去部
13bは、ファイル別消去指示マークFM2の指示に従っ
てファイルを消去する。このマークは例えば点線の方形
枠であり、ファイル消去マークAやファイル番号マーク
FNと同様にして生成される。
【0025】図5(a)に示すように、上記実施例で
は、図2に示す実施例と比較すると各ファイル番号に対
応してファイル別消去指示マークFM1が加わってい
る。ファイル管理レポート出力部11bによって、図5
(a)のようなファイル管理レポートが出力されると、
利用者は図5(b)に示すように、消去しようとするフ
ァイルのファイル別消去指示マークのみを黒く塗りつぶ
しファイル別消去指示マークFM2を作成する。そし
て、このファイル管理レポートをスキャナ4により読み
取らせると、マーク認識部12bは前記の認識に加えて、
ファイル別消去指示マークFM2の認識をも行い、ファ
イル別消去指示マークFM2が黒く塗りつぶされている
ファイルのファイル番号をファイル消去部13bに通知す
る。ファイル消去部13bは、指示されたファイルの消去
を行う。このように、上記実施例ではファイル管理レポ
ートに記載されたファイル中の所望のファイルのみを消
去できるので、状況に応じた柔軟なファイル消去を実現
できる。
【0026】図6は本発明の変形実施例を示すファクシ
ミリの構成図である。図6に示す実施例では、図のよう
にダイヤル管理レポート出力部15、マーク認識部12c、
ダイヤル消去部16などを備え、上述したファクシミリと
同様の方法によってファクシミリ装置に登録されている
宛先ダイヤルを消去することができる。図7に、ダイヤ
ル登録管理レポート出力時の動作フロー例を示す。基本
的には上記図3に示したファイル消去の動作フローと同
一であるが、S22でマーク認識部12cに渡す番号は出力
されるダイヤル登録管理レポートに記載されている登録
番号であり、S23およびS24でRAM3内に作成される
レポートは例えば図8に示すようなダイヤル登録管理レ
ポートである。
【0027】図8において、Bは登録ダイヤル消去を意
味するダイヤル消去マーク、DNは登録番号マークであ
る。この登録番号マークは登録番号を表現しているが、
上記登録番号は短縮ダイヤル番号であってもよい。例え
ば図8の例では、利用者が宛先として‘01’を指示する
と、本ファクシミリ装置は‘01’に対応した登録ダイヤ
ルを参照して‘0123456 ’なる宛先に発呼する。なお、
図7に示す動作が実行されるのは、例えば利用者が操作
表示部2を介してダイヤル登録管理レポート出力を指示
した場合であり、マーク付加が要求されたときは(図7
のS21参照)、登録されている全ての登録番号をレポー
ト出力する代わりに、例えば3ヵ月以上使用されていな
いなど、消去の必要性の高い登録番号のみ出力するよう
に構成することも可能である。
【0028】利用者は図8に示すようなダイヤル登録管
理レポートに記載された全ての登録番号を消去する場
合、つまり上記登録番号に対応したダイヤル登録を解除
する場合は、出力されたダイヤル登録管理レポートをそ
のままスキャナ4により読み取らせればよい。その読み
取り後、マーク認識部12cによってダイヤル消去マーク
Bおよび登録番号マークDNが認識され、消去する登録
番号がダイヤル消去部16に渡され、ダイヤル消去部16に
よって登録番号に対応したダイヤル登録が解除される。
【0029】また、図9に示すようなダイヤル登録管理
レポートを出力し、上記図5に示した実施例と同様に、
ダイヤル登録管理レポート中の一部の登録番号のみを消
去することも可能である。図9(a)は出力されたダイ
ヤル登録管理レポートであり、図においてDM1は登録
番号別消去指示マークである。同図(b)は利用者がダ
イヤル登録を解除したいダイヤルの登録番号についた消
去マ−クDM2をチェックした後のダイヤル登録管理レ
ポートであり、消去したい登録番号別消去指示マークD
M2を例えば黒く塗りつぶす。上記図9に示したダイヤ
ル登録管理レポ−トをスキャナで読み取り、図5に示し
た実施例と同様にDM2が黒く塗りつぶされた番号を消
去する。この方法によれば、ダイヤル登録管理レポート
に記載された複数の登録番号中の一部の登録番号の登録
ダイヤルを解除することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、1個または複数のファイル番号と上記ファイル
番号を表現するファイル番号マークおよびファイル消去
を意味するファイル消去マークを含むファイル管理レポ
ートを記録紙に出力するファイル管理レポート出力部
と、スキャナによって読み取られた上記ファイル管理レ
ポート内のファイル番号マークおよびファイル消去マー
クを認識するマーク認識部と、上記マーク認識部の認識
結果に従ってファイルを消去するファイル消去部とを備
えた構成にしたことにより、消去するファイル番号をキ
ーボードなどから指示することなく、出力された記録紙
の画像をスキャナから読み取らせるだけの簡単な操作に
よってファイルを消去できるので、ファイル消去操作が
簡単になる。
【0031】第2に、上記において、ファイル管理レポ
ート出力部を、指示されたときのみファイル番号マーク
およびファイル消去マークをファイル管理レポート上に
記載して出力するようにした構成では、ファイル消去の
ためのファイル管理レポート出力時以外ではファイル番
号マークおよびファイル消去マークがファイル管理レポ
ート上に記載されないので、1枚のファイル管理レポー
トに記載するファイル番号の個数を多くでき、ファイル
管理レポートの枚数を減らすことができる。
【0032】第3に、ファイル管理レポート出力部から
出力するファイル管理レポートに、ファイル別に消去を
指示するためのファイル別消去指示マークFM1を含
め、マーク認識部はファイル別消去指示マークFM2を
認識すると共に、ファイル消去部において、ファイル別
消去指示マークFM2の指示に従ってファイルを消去す
るようにした構成では、ファイル管理レポート内の一部
のファイルのみを消去することができる。
【0033】第4に、1個または複数の登録されたダイ
ヤル登録番号と上記ダイヤル登録番号を表現する登録番
号マークと登録ダイヤル消去を意味するダイヤル消去マ
ークを含むダイヤル登録管理レポートを記録紙に出力す
るダイヤル管理レポート出力部と、スキャナによって読
み取った上記ダイヤル管理レポート内の登録番号マーク
およびダイヤル消去マークを認識するマーク識別部と、
上記マーク識別部の識別結果に従って登録ダイヤルを消
去するダイヤル消去部とを備えた構成にしたことによ
り、消去するダイヤル登録番号をキーボードなどから入
力することなく、出力された記録紙の画像をスキャナか
ら読み取らせるだけの操作で登録ダイヤルを消去できる
ので、登録ダイヤル消去の操作が簡単になる。
【0034】第5に、ダイヤル管理レポート出力部を、
指示されたときのみ登録番号マークおよびダイヤル消去
マークをダイヤル管理レポート上に記載して出力するよ
うにした構成では、登録ダイヤル消去のためのダイヤル
管理レポート出力時以外では登録番号マークおよびダイ
ヤル消去マークがダイヤル管理レポート上に記載させな
いから、1枚のダイヤル管理レポートに記載するダイヤ
ル登録番号の個数を多くできるので、ダイヤル管理レポ
ートの枚数を減らすことができる。
【0035】第6に、ダイヤル管理レポート出力部はダ
イヤル登録管理レポートにダイヤル登録番号別に消去を
指示するための登録番号別消去指示マークDM1をも含
め、、マーク認識部によって登録番号別消去指示マーク
DM2をも認識すると共に、ダイヤル消去部は登録番号
別消去指示マークDM2の指示に従って登録ダイヤルを
消去するようにした構成では、ダイヤル管理レポート内
の一部の登録ダイヤルのみ消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の要
部の構成ブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置における出力レポー
トの一実施例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の動
作フロー図である。
【図4】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の他
の動作フロー図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置の他の出力レポート
を示す図であり、(a)は消去ファイルチェック前の
図、(b)は消去ファイルチェック後の図である。
【図6】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の他
の構成ブロック図である。
【図7】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の他
の動作フロー図である。
【図8】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の他
の出力レポートの説明図である。
【図9】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の他
の出力レポートの例を示す図であり、(a)は消去ダイ
ヤルチェック前の図、(b)は消去ダイヤルチェック後
の図である。
【符号の説明】
1…制御部、2…操作表示部、3…RAM、4…スキャ
ナ、5…プロッタ、6…網制御装置、7…通信制御部、
8…符号化復合化部、9…モデム、10…画像メモリ、11
…ファイル管理レポート出力部、12…マーク認識部、13
…ファイル消去部、14…キャラクタジェネレータ、15…
ダイヤル管理レポート出力部、16…ダイヤル消去部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を記録紙上に記録するプロッタと、
    画像を読み取るスキャナを備えたファクシミリ装置にお
    いて、1個または複数のファイル番号と、それを表現す
    るファイル番号マーク、およびファイル消去を示すファ
    イル消去マークを含むファイル管理レポートを記録紙に
    出力するファイル管理レポート出力部と、スキャナによ
    って読み取った上記ファイル管理レポートに記載された
    上記ファイル番号マークおよびファイル消去マークを認
    識するマーク認識部と、上記マーク認識部の認識結果に
    従ってファイルを消去するファイル消去部とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 指示されたときのみ上記ファイル管理レ
    ポート出力部からファイル番号マークおよびファイル消
    去マークをファイル管理レポートに記載するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ファイル管理レポートにファイル別
    に消去を指示するためのファイル別消去指示マークを含
    み、上記マーク認識部によりファイル別消去指示マーク
    を認識すると共に、ファイル消去部においてファイル別
    消去指示マークの指示に従ってファイルを消去するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 画像を記録紙上に記録するプロッタと、
    画像を読み取るスキャナを備えたファクシミリ装置にお
    いて、1個または複数の登録されたダイヤル登録番号
    と、それを表現する登録番号マーク、および登録ダイヤ
    ル消去を示すダイヤル消去マークを含むダイヤル登録管
    理レポートを記録紙に出力するダイヤル管理レポート出
    力部と、スキャナによって読み取った上記ダイヤル登録
    管理レポートに記載された登録番号マークおよびダイヤ
    ル消去マークを認識するマーク識別部と、上記マーク識
    別部の識別結果に従って登録ダイヤルを消去するダイヤ
    ル消去部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 指示された場合のみ、登録番号マークお
    よびダイヤル消去マークをダイヤル管理レポート上に記
    載するように構成したことを特徴とする請求項4記載の
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 上記ダイヤル登録管理レポートにダイヤ
    ル登録番号別に消去を指示するための登録番号別消去指
    示マークを含み、上記マーク認識部により登録番号別消
    去指示マークを認識すると共に、上記ダイヤル消去部に
    おいて登録番号別消去指示マークの指示に従って登録ダ
    イヤルを消去するように構成したことを特徴とする請求
    項4記載のファクシミリ装置。
JP7043560A 1995-02-08 1995-02-08 ファクシミリ装置 Pending JPH08223327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG86338A1 (en) * 1997-11-06 2002-02-19 Matsushita Graphic Communic Scanner
JP2007049451A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Canon Inc マルチファンクションプリンタ

Cited By (2)

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SG86338A1 (en) * 1997-11-06 2002-02-19 Matsushita Graphic Communic Scanner
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