JP3386538B2 - テープへの印刷方法 - Google Patents

テープへの印刷方法

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JP3386538B2 JP30857693A JP30857693A JP3386538B2 JP 3386538 B2 JP3386538 B2 JP 3386538B2 JP 30857693 A JP30857693 A JP 30857693A JP 30857693 A JP30857693 A JP 30857693A JP 3386538 B2 JP3386538 B2 JP 3386538B2
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文弘 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はテープへの印刷方法に
関する。 【0002】 【従来の技術】例えばTAB方式と呼ばれる半導体チッ
プの実装技術では、長尺なTABテープを間歇的に搬送
しながらそれに半導体チップを順次搭載し、搭載した1
つまたは複数の半導体チップごとにTABテープを切断
している。この場合、長尺なTABテープは、例えば図
3に示すように、長尺なフィルムキャリヤテープ1を備
えている。フィルムキャリヤテープ1の幅方向両端部に
はスプロケットホール2が形成され、両スプロケットホ
ール2間の各所定の個所にはデバイスホール3およびア
ウタリードホール4が形成されている。また、フィルム
キャリヤテープ1の上面には、一部しか図示していない
が、デバイスホール3内に突出されたフィンガリード
(インナリード)、アウタリードホール4に掛け渡され
た第1のアウタリード5、第1のアウタリード5および
フィンガリードに接続された引き回し線が形成されてい
る。なお、図3において、一点差線は最後に切断されて
1個のデバイスを形成するための領域を示す。また、図
示していないが、一点差線内においてデバイスホール3
を中心にして第1のアウタリード5が形成された部分と
は反対側の部分には、第2のアウタリードおよびこの第
2のアウタリードとフィンガリードに接続された引き回
し線が形成されている。そして、フィルムキャリヤテー
プ1の下面側からデバイスホール3内に配置された半導
体チップ(図示せず)の上面に設けられたバンプをフィ
ンガリードの下面に接続することにより、半導体チップ
をTABテープに搭載している。 【0003】ところで、このようなTABテープでは、
特に引き回し線を保護したりその間のショートを防止し
たりするために、引き回し線が設けられた部分をポリイ
ミド等の樹脂からなる保護膜によって被うことが多い。
そして、保護膜を例えばスクリーン印刷によって形成す
る場合には、図示していないが、印刷ステージ上にフィ
ルムキャリヤテープ1を配置し、その上に配置したスク
リーンマスクを介して印刷している。しかるに、スクリ
ーンマスクのパターンをデバイスホール3およびアウタ
リードホール4に全く対応するパターンとした場合、ス
クリーン印刷精度の関係からスクリーンマスクとフィル
ムキャリヤテープ1との間にずれがあると、保護膜材料
がデバイスホール3およびアウタリードホール4を介し
て印刷ステージ上に不要に付着するばかりでなく、この
不要に付着した保護膜材料がフィルムキャリヤテープ1
の下面に不要に付着することになる。そこで、従来で
は、このような不都合を回避するために、スクリーン印
刷精度を考慮して、図3において点線で示すように、ス
クリーンマスクのパターンをデバイスホール3およびア
ウタリードホール4よりもやや大きめの仮想デバイスホ
ールおよび仮想アウタリードホールに対応するパターン
としている。なお、フィルムキャリヤテープ1に、他の
電子部品との接続工程において位置決めをするための位
置決め孔が形成されている場合も、同様である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなフィルムキャリヤテープへの印刷方法では、
スクリーンマスクのパターンをデバイスホール3および
アウタリードホール4よりもやや大きめの仮想デバイス
ホールおよび仮想アウタリードホールに対応するパター
ンとしているので、デバイスホール3およびアウタリー
ドホール4の近傍における引き回し線を保護膜によって
被うことができないという問題があった。また、スクリ
ーンマスクのパターンを位置決め孔よりもやや大きめの
仮想位置決め孔に対応するパターンとした場合には、引
き回し線をすべて保護膜によって被うようにするには、
位置決め孔の近傍につまり位置決め孔よりもやや大きめ
の仮想位置決め孔の部分に引き回し線を設けることがで
きず、その分だけ位置決め孔や引き回し線の位置を決定
する上での制約を受けるという問題があった。この発明
の目的は、デバイスホール等の開口部を有するフィルム
キャリヤテープ等からなる印刷用テープに印刷するに際
し、印刷精度の関係から印刷パターンと印刷用テープと
の間にずれがあっても、印刷材料が印刷ステージ等に不
要に付着しないようにすることのできるテープへの印刷
方法を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、開口部を有
する印刷用フィルムキャリアテープの非印刷面に補助テ
ープを重ね合わせた状態で、前記印刷用テープの印刷面
保護膜を印刷するようにしたものである。 【0006】 【作用】この発明によれば、印刷精度の関係から印刷パ
ターンと印刷用テープとの間にずれがあっても、印刷材
料が印刷用テープの開口部を介して補助テープに印刷さ
れることになるので、印刷材料が印刷ステージ等に不要
に付着しないようにすることができる。 【0007】 【実施例】図1はこの発明の一実施例を適用したフィル
ムキャリヤテープへの印刷方法で用いられる印刷装置の
概略を示したものである。この印刷装置は印刷ステージ
11を備えている。印刷ステージ11は、図示していな
いが、その上面に設けられた多数の小孔が真空ポンプの
駆動により負圧とされることにより、その上面を負圧と
されるようになっている。印刷ステージ11の上方には
スクリーンマスク12が設けられている。スクリーンマ
スク12の上方には、スクリーンマスク12の上側に供
給されたポリイミド等の樹脂からなる保護膜材料(印刷
材料)13をスクリーンマスク12の下側に掻き出すた
めのスキージ14が設けられている。 【0008】印刷ステージ11の左側にはフィルムキャ
リヤテープ供給ロール15が設けられている。フィルム
キャリヤテープ供給ロール15と印刷ステージ11との
間には供給側スプロケット16が設けられている。印刷
ステージ11の右側にはフィルムキャリヤテープ巻取ロ
ール17が設けられている。フィルムキャリヤテープ巻
取ロール17と印刷ステージ11との間には巻取側スプ
ロケット18が設けられている。そして、フィルムキャ
リヤテープ供給ロール15から繰り出された当初ロール
状のフィルムキャリヤテープ(印刷用テープ)19は、
供給側スプロケット16、印刷ステージ11とスクリー
ンマスク12との間および巻取側スプロケット18を順
次経た後、フィルムキャリヤテープ巻取ロール17に巻
き取られるようになっている。この場合、両スプロケッ
ト16、18によってフィルムキャリヤテープ19に一
定のテンションが付与されるようになっている。また、
フィルムキャリヤテープ供給ロール15と供給側スプロ
ケット16との間およびフィルムキャリヤテープ巻取ロ
ール17と巻取側スプロケット18との間において、フ
ィルムキャリヤテープ19にある程度の弛みを持たせる
ようにしているが、これは両スプロケット16、18に
不要な負荷がかからないようにするためである。なお、
フィルムキャリヤテープ19は、図2に示すようになっ
ているが、従来例で説明した図3に示すものと同一の構
造であるので、同一部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。 【0009】印刷ステージ11の下方の左側には補助テ
ープ供給ロール21が設けられている。印刷ステージ1
1の直ぐ左側には供給側ガイドローラ22が設けられて
いる。補助テープ供給ロール21と供給側ガイドローラ
22との間には3つのローラからなる供給側テンション
付与機構23が設けられている。印刷ステージ11の下
方のほぼ中央には補助テープ巻取ロール24が設けられ
ている。印刷ステージ11の直ぐ右側には巻取側ガイド
ロール25が設けられている。補助テープ巻取ロール2
4と巻取側ガイドロール25との間には3つのローラか
らなる巻取側テンション付与機構26および搬送ローラ
27が設けられている。そして、補助テープ供給ロール
21から繰り出された補助テープ28は、供給側テンシ
ョン付与機構23、供給側ガイドローラ22、印刷ステ
ージ11とフィルムキャリヤテープ19との間、巻取側
ガイドロール25、搬送ローラ27および巻取側テンシ
ョン付与機構26を順次経た後、補助テープ巻取ロール
24に巻き取られるようになっている。この場合、搬送
ローラ27と巻取側スプロケット18との間に設けられ
た同期ベルト29の作用により、搬送ローラ27が巻取
側スプロケット18と同期して回転し、これにより補助
テープ28がフィルムキャリヤテープ19と同期して搬
送されるようになっている。 【0010】次に、この印刷装置の動作について説明す
る。まず、巻取側スプロケット18と搬送ローラ27と
が同期ベルト29の作用により同期して間歇的に回転す
ることにより、フィルムキャリヤテープ供給ロール15
から繰り出されたフィルムキャリヤテープ19と補助テ
ープ供給ロール21から繰り出された補助テープ28と
が重ね合わされた状態で印刷ステージ11とスクリーン
マスク12との間を同期して矢印A方向に間歇的に搬送
される。そして、両テープ19、28が停止すると、印
刷ステージ11の上面が真空ポンプの駆動により負圧と
される。ここで、補助テープ28は、吸湿紙等のよう
に、通気性を有するが、保護膜材料13の通過を阻止す
るものからなっている。したがって、印刷ステージ11
の上面が負圧になると、この上面に補助テープ28が吸
着固定され、その上面にフィルムキャリヤテープ19が
吸着固定されることになる。 【0011】次に、スキージ14が矢印A方向およびそ
の逆の方向に往復動することにより、保護膜材料13が
スクリーンマスク12を介してフィルムキャリヤテープ
19の上面に印刷され、保護膜(図示せず)が形成され
る。ここで、スクリーンマスク12のパターンは、図2
において一部だけ点線で示すように、フィルムキャリヤ
テープ19のデバイスホール3およびアウタリードホー
ル4に全く対応するパターンとなっている。そして、ス
クリーン印刷精度の関係からスクリーンマスク12とフ
ィルムキャリヤテープ19との間にずれがある場合に
は、保護膜材料13がデバイスホール3およびアウタリ
ードホール4を介して保護テープ28上に付着されるこ
とになる。したがって、保護膜材料13が印刷ステージ
11上に不要に付着されることがなく、また保護テープ
28がフィルムキャリヤテープ19と同期して搬送され
るので、保護テープ28上に付着した保護膜材料13が
フィルムキャリヤテープ19の下面に不要に付着される
こともない。この後、フィルムキャリヤテープ19はフ
ィルムキャリヤテープ巻取ロール17に巻き取られ、保
護テープ28は保護テープ巻取ロール24に巻き取られ
る。 【0012】このように、このフィルムキャリヤテープ
への印刷方法では、スクリーン印刷精度の関係からスク
リーンマスク12とフィルムキャリヤテープ19との間
にずれがあっても、保護膜材料13がデバイスホール3
およびアウタリードホール4を介して補助テープ28に
印刷されることになるので、保護膜材料13が印刷ステ
ージ11等に不要に付着しないようにすることができ
る。この結果、スクリーンマスク12のパターンをデバ
イスホール3およびアウタリードホール4に全く対応す
るパターンとすると、デバイスホール3およびアウタリ
ードホール4の近傍における引き回し線をほとんど保護
膜によって被うことができる。また、フィルムキャリヤ
テープ19に位置決め孔が形成されている場合、位置決
め孔の近傍に引き回し線を設けても、引き回し線をほと
んど保護膜によって被うことができ、したがって位置決
め孔や引き回し線の位置を決定する上での制約をほとん
ど受けないようにすることができる。なお、スクリーン
印刷に限らず、凸版印刷等の他の印刷方法であってもよ
いことはもちろんである。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、印刷精度の関係から印刷パターンと印刷用テープと
の間にずれがあっても、印刷材料が印刷用テープの開口
部を介して補助テープに印刷されることになるので、印
刷材料が印刷ステージ等に不要に付着しないようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を適用したフィルムキャリ
ヤテープへの印刷方法で用いられる印刷装置の概略構成
図。 【図2】この印刷装置のスクリーンマスクのパターンを
説明するために示すフィルムキャリヤテープの一部の平
面図。 【図3】従来のスクリーンマスクのパターンを説明する
ために示すフィルムキャリヤテープの一部の平面図。 【符号の説明】 11 印刷ステージ 12 スクリーンマスク 19 フィルムキャリヤテープ(印刷用テープ) 28 補助テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田野倉 寧 東京都青梅市今井3丁目10番地6 カシ オマイクロニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−257(JP,A) 実開 平2−82598(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 1/40 B41F 15/08 H01L 21/60 H05K 3/28

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 開口部を有する印刷用フィルムキャリア
    テープの非印刷面に補助テープを重ね合わせた状態で、
    前記印刷用テープの印刷面に保護膜を印刷することを特
    徴とするテープへの印刷方法。
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