JP3275567B2 - Tabの製造方法 - Google Patents

Tabの製造方法

Info

Publication number
JP3275567B2
JP3275567B2 JP23405694A JP23405694A JP3275567B2 JP 3275567 B2 JP3275567 B2 JP 3275567B2 JP 23405694 A JP23405694 A JP 23405694A JP 23405694 A JP23405694 A JP 23405694A JP 3275567 B2 JP3275567 B2 JP 3275567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
film carrier
reel
film
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23405694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0878481A (ja
Inventor
文弘 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP23405694A priority Critical patent/JP3275567B2/ja
Publication of JPH0878481A publication Critical patent/JPH0878481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3275567B2 publication Critical patent/JP3275567B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はTAB(Tape Automate
d Bonding)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ICやLSI等の半導体チップの実装技
術の1つであるTAB技術では、フィルムキャリヤの長
さが数十〜百m程度と長尺であって、フィルムキャリヤ
製造工程、インナリードボンディング工程、樹脂封止工
程等の各種工程をロールツウロールによって行ってい
る。
【0003】次に、一例として、インナリードボンディ
ング工程について図4を参照しながら説明する。まず、
図4の左側に前工程から図5に示すようなもの、すなわ
ち、フィルムキャリヤ1と保護用のスペーサ2を重ね合
わせてリール3に巻き付けてロール状としてなるものが
搬送されてくる。この場合、フィルムキャリヤ1とし
て、幅方向に複数のデバイス領域を備えることにより例
えば158mmというように広くなったものを用いるこ
とがある。このような場合には、スペーサ2として、幅
が同じく158mmと広くなったものを用いることにな
る。ところで、図6(A)及び(B)に示すように、ス
ペーサ2の幅方向両端部にはエンボス加工による突起4
がスペーサ2の表裏両面に交互に形成されている。この
突起4は、フィルムキャリヤ1とスペーサ2を重ね合わ
せてリール3に巻き付けてロール状としたとき、突起4
のみがフィルムキャリヤ1と接触し、スペーサ2本体が
フィルムキャリヤ1等と接触しないようにするためのも
のである。
【0004】さて、図4の左側のリール3からフィルム
キャリヤ1及びスペーサ2が繰り出されると、スペーサ
2はインナリードボンディングの邪魔になるのでスペー
サリール5に巻き取られて回収される。一方、リール3
から繰り出されたフィルムキャリヤ1はインナリードボ
ンディング装置6に送られる。インナリードボンディン
グ装置6では、半導体チップ供給源7から供給された半
導体チップ(図示せず)をフィルムキャリヤ1にインナ
リードボンディングする。この後、フィルムキャリヤ1
は、別のスペーサリール5から繰り出された別のスペー
サ2と重ね合わされて別のリール3に巻き取られる。そ
して、リール3に巻き取られてロール状となったフィル
ムキャリヤ1及びスペーサ2は次工程つまり樹脂封止工
程に搬送される。
【0005】そして、樹脂封止工程が終了した段階で
は、図7に示すようになる。すなわち、図示しないリー
ルにフィルムキャリヤ1とスペーサ2が重ね合わさせて
巻き付けられ、フィルムキャリヤ1に形成されたデバイ
スホール11に突出されたインナリード12の突出端部
に半導体チップ13がボンディングされ、半導体チップ
13の周囲、デバイスホール11及びその近傍に封止樹
脂14が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなTABの製造方法では、フィルムキャリヤ1
及びスペーサ2の幅が158mmとかなり広くなってい
るので、フィルムキャリヤ1とスペーサ2を重ね合わせ
てリール3に巻き付けてロール状としたとき、フィルム
キャリヤ1及びスペーサ2が撓んで、フィルムキャリヤ
1等とスペーサ2本体の接触をスペーサ2の幅方向両端
部に形成された突起4によって完全に防止することがで
きなくなり、フィルムキャリヤ等1とスペーサ2本体が
接触し、フィルムキャリヤ1等に対する保護効果が低下
してしまうという問題があった。例えば、図7に示す樹
脂封止工程後においては、封止樹脂14の部分の厚さが
ある程度厚くなるので、封止樹脂14の部分が矢印で示
すようにロール状の中心側から外周側に向かう圧力を受
け、半導体チップ13がインナリード12から剥離して
しまうことがある。また、樹脂封止工程直後において
は、塗布された液状の封止樹脂14がスペーサ2本体に
付着して位置ずれが生じることがあり、ひいては封止不
良が発生することがある。この場合、スペーサ2が汚れ
て再使用できなくなることもある。さらに、フィルムキ
ャリヤ製造工程後においては、フィルムキャリヤ1に形
成されたインナリード12等からなる回路パターンに傷
が付いたり、インナリード12が曲がったりして、不良
品となってしまうことがある。この発明の目的は、フィ
ルムキャリヤ等とスペーサ本体が接触しないようにする
ことができるTABの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のデバ
イス領域を備えたフィルムキャリヤと該フィルムキャリ
ヤの少なくともデバイス領域間に対応する位置に幅方向
もしくは長尺方向に突起を備えたスペーサを用い、ロー
ルツウロールによる一の工程を経た後に、前記フィルム
キャリヤと前記スペーサを重ね合わせてリールに巻き付
け、ロール状にして次工程に搬送するようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】この発明によれば、スペーサとしてフィルムキ
ャリヤの少なくともデバイス領域間に対応する位置に幅
方向もしくは長尺方向に突起を備えたものを用いている
ので、リールに重ね合わされて巻き付けられたフィルム
キャリヤ及びスペーサが撓んでも、フィルムキャリヤの
デバイス領域間とスペーサの突起が接触するだけで、フ
ィルムキャリヤ等とスペーサ本体が接触しないようにす
ることができる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例におけるTABの
製造方法を説明するために示すもので、フィルムキャリ
ヤ製造工程後において、図示しないリールにフィルムキ
ャリヤ21とスペーサ31を重ね合わせて巻き付けた状
態の一部の断面を示したものである。このうちフィルム
キャリヤ21は、幅が158mmのポリイミドフィルム
等からなる樹脂フィルム22の幅方向両端部にスプロケ
ットホール23が形成され、樹脂フィルム22の幅方向
の等間隔ずつ離間する所定の4個所にデバイスホール2
4が形成され、樹脂フィルム22の図1における上面に
インナリード25及びアウタリード26等からなる回路
パターンが形成された構造となっている。この場合、デ
バイスホール24とインナリード25及びアウタリード
26等からなる回路パターンの形成された領域がデバイ
ス領域27となっている。
【0010】スペーサ31は、図2(A)及び(B)に
も示すように、フィルムキャリヤ21と同じ幅の樹脂フ
ィルム32の幅方向両端部及びフィルムキャリヤ21の
デバイス領域27間に対応する位置にエンボス加工によ
り突起33が形成された構造となっている。突起33
は、樹脂フィルム32の長手方向には該樹脂フィルム3
2の表裏両面に交互に形成されている。突起33の高さ
は、後で説明するフィルムキャリヤ21の封止樹脂の部
分の厚さが1mm程度になるとすると、それよりもある
程度高くて例えば1.8mm程度となっている。なお、
スペーサ31は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
ーテルイミド、カーボン入りポリエーテルイミド、塩化
ビニル樹脂等からなり、各工程により使いわけられる。
【0011】そして、図1に示す状態では、下側に位置
するスペーサ31の上側の突起33と上側に位置するス
ペーサ31の下側の突起33とによってフィルムキャリ
ヤ21が挾持されている。すなわち、このような状態
で、フィルムキャリヤ21とスペーサ31はリールに巻
き付けられてロール状となっている。この場合、スペー
サ31として幅方向両端部及びフィルムキャリヤ21の
デバイス領域27間に対応する位置に突起33を備えた
ものを用いているので、リールに重ね合わされて巻き付
けられたフィルムキャリヤ21及びスペーサ31が撓ん
でも、フィルムキャリヤ21のデバイス領域27間とス
ペーサ31の突起33が接触するだけで、フィルムキャ
リヤ21とスペーサ31本体とが接触しないようにする
ことができる。したがって、フィルムキャリヤ製造工程
後においては、フィルムキャリヤ21に形成されたイン
ナリード25及びアウタリード26等からなる回路パタ
ーンに傷が付いたり、インナリード25が曲がったりし
ないようにすることができる。
【0012】次に、図3は樹脂封止工程後において図示
しないリールにフィルムキャリヤ21とスペーサ31を
重ね合わせて巻き付けた状態の一部の断面を示したもの
である。この状態では、フィルムキャリヤ21に形成さ
れたデバイスホール24に突出されたインナリード25
の突出端部に半導体チップ28がボンディングされ、半
導体チップ28の周囲、デバイスホール24及びその近
傍に封止樹脂29が設けられている。この場合、すでに
説明したように、突起33の高さは封止樹脂29の部分
の厚さよりもある程度高くなっているので、フィルムキ
ャリヤ21のデバイス領域27間とスペーサ31の突起
33が接触するだけで、フィルムキャリヤ21の封止樹
脂29の部分とスペーサ31本体とが接触しないように
することができる。したがって、樹脂封止工程後におい
ては、封止樹脂29の部分が矢印で示すようなロール状
の中心側から外周側に向かう圧力を受けることがなく、
半導体チップ13がインナリード12から剥離しないよ
うにすることができる。また、樹脂封止工程直後におい
ては、塗布された液状の封止樹脂29がスペーサ31本
体に付着することがなく、このような付着に起因する封
止不良が発生しないようにすることができ、またスペー
サ31が汚れることがなく、再使用することができる。
【0013】ところで、フィルムキャリヤ21の外観検
査を行う場合には、フィルムキャリヤ21を上側としス
ペーサ31を下側として、この両者を一緒に搬送させて
いる。この場合、フィルムキャリヤ21が撓んでも、フ
ィルムキャリヤ21の幅方向両端部及びデバイス領域2
7間をスペーサ31の突起33で支えることになるの
で、インナリード25等からなる回路パターンがスペー
サ31本体と接触しないようにすることができ、したが
ってインナリード25等からなる回路パターンにスペー
サ31本体との接触による傷が付かないようにすること
ができる。
【0014】なお、上記実施例では、図2(A)に示す
ように、スペーサ31の長手方向のみに突起33を形成
しているが、これに限定されるものではない。例えば、
スペーサ31の幅方向においてフィルムキャリヤ21の
デバイス領域27間に対応する位置にも突起33を形成
してもよい。また、スペーサ31の幅方向両端部とスペ
ーサ31の幅方向においてフィルムキャリヤ21のデバ
イス領域27間に対応する位置のみに突起33を形成し
てもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スペーサとしてフィルムキャリヤの少なくともデバ
イス領域間に対応する位置に幅方向もしくは長尺方向に
突起を備えたものを用いているので、リールに重ね合わ
されて巻き付けられたフィルムキャリヤ及びスペーサが
撓んでも、フィルムキャリヤのデバイス領域間とスペー
サの突起が接触するだけで、フィルムキャリヤ等とスペ
ーサ本体が接触しないようにすることができ、したがっ
てフィルムキャリヤ等に対する保護効果が低下しないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるTABの製造方法
を説明するために示すもので、フィルムキャリヤ製造工
程後においてリールにフィルムキャリヤとスペーサを重
ね合わせて巻き付けた状態の一部の断面図。
【図2】(A)はこの実施例におけるスペーサの平面
図、(B)はその側面図。
【図3】この実施例の樹脂封止工程後においてリールに
フィルムキャリヤとスペーサを重ね合わせて巻き付けた
状態の一部の断面図。
【図4】従来のTABの製造方法においてインナリード
ボンディング工程を説明するために示す概略図。
【図5】この従来例においてリールにフィルムキャリヤ
とスペーサを重ね合わせて巻き付けた状態の斜視図。
【図6】(A)はこの従来例におけるスペーサの平面
図、(B)はその側面図。
【図7】この従来例の樹脂封止工程後においてリールに
フィルムキャリヤとスペーサを重ね合わせて巻き付けた
状態の一部の断面図。
【符号の説明】
21 フィルムキャリヤ 27 デバイス領域 31 スペーサ 33 突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイス領域を備えたフィルムキ
    ャリヤと該フィルムキャリヤの少なくともデバイス領域
    間に対応する位置に幅方向もしくは長尺方向に突起を備
    えたスペーサを用い、ロールツウロールによる一の工程
    を経た後に、前記フィルムキャリヤと前記スペーサを重
    ね合わせてリールに巻き付け、ロール状にして次工程に
    搬送することを特徴とするTABの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記突起は前記スペーサの表裏両面に交
    互に形成されていることを特徴とする請求項1記載のT
    ABの製造方法。
JP23405694A 1994-09-02 1994-09-02 Tabの製造方法 Expired - Lifetime JP3275567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23405694A JP3275567B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 Tabの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23405694A JP3275567B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 Tabの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0878481A JPH0878481A (ja) 1996-03-22
JP3275567B2 true JP3275567B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=16964895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23405694A Expired - Lifetime JP3275567B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 Tabの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3275567B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW396474B (en) * 1997-07-11 2000-07-01 Hitachi Ltd Method for forming bump bondings

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0878481A (ja) 1996-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5918746A (en) Carrier frame used for circuit boards
US6740966B2 (en) Semi-conductor apparatus, a method of fabrication of the same, and a reinforcing tape used in fabrication of the same
US6210518B1 (en) Method and fixture for manufacturing flexible printed circuit board
US5904488A (en) Semiconductor integrated circuit device
JP3275567B2 (ja) Tabの製造方法
JP3252183B2 (ja) フレキシブル配線基板及びその製造方法
US5345039A (en) Film carrier
JPH10302040A (ja) 薄型電子機器の製法および薄型電子機器
US20030019784A1 (en) Apparatus and methods for improving uniform cover tape adhesion on a carrier tape
KR100780172B1 (ko) 탭용 테이프 캐리어
JPH0385277A (ja) フィルムキャリヤ用スペーサ
JP3451301B2 (ja) フィルムデバイスの製造方法
JP3463634B2 (ja) キャリアテープの製造方法
US20240074041A1 (en) Circuit board
JP3621059B2 (ja) 多条電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法およびそのための露光処理装置
JPH02209760A (ja) 多重リードフレーム
JP2809749B2 (ja) 半導体装置の製造装置及びその方法
JP2785991B2 (ja) フープ状リードフレーム溶接装置
JP2003203951A (ja) フィルムテープキャリア
JP3386538B2 (ja) テープへの印刷方法
JPH11204680A (ja) 半導体装置製造用キャリア
JPH0585044U (ja) Tab基板のパターン構造
JPH04164344A (ja) フィルムキャリアテープ
JPH11292188A (ja) 半導体装置を包装したエンボス・キャリアテープ及びエンボス・キャリアテープでの半導体装置包装方法
JP2782603B2 (ja) フィルム移送機構

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150208

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term