JP3386159B2 - 高気孔率のシリカキセロゲルおよびその製造方法 - Google Patents

高気孔率のシリカキセロゲルおよびその製造方法

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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
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    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/113Silicon oxides; Hydrates thereof
    • C01B33/12Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高気孔率および調整さ
れた細孔径分布を特徴とするシリカキセロゲルに関す
る。その様な製品は、工業の多くの分野で吸収材、充填
材、触媒および/または他の金属系の支持体、補強材、
増粘剤、顔料または塗料中のチキソトロピー剤、熱およ
び/または音の絶縁材等の用途として使用されている。
【0002】
【従来の技術】良く知られている様に、用語「ゲル」
は、互いに結合した繊維状の凝集体中に組み込まれた
「ゾル」により液体媒体(水またはアルコールの様な)
に吸着されている、高気孔率の半剛体のコロイド系を意
味する。多孔質のゲル構造から間に入っている液体を従
来の乾燥方法により除去すると、一般的に細孔容積が低
下する。この低下の理由は、毛細管現象に関係してお
り、蒸発によりゲルから液体前面が後退するにつれて、
多孔質構造内に徐々に発生する毛管力により多孔質構造
が潰れるのである。
【0003】この現象を克服する、または制限するため
に様々な方法が行われている。この欠点を無くすための
古典的な方法は、何年も前に特許権を得た(米国特許第
2,249,767号及び第2,188,007号明細
書)、圧力容器中で過酷なTおよびP条件下で溶剤を排
除する方法である。この方法は、適切な改良を加えて現
在も使用されており、高気孔率のゲル(エーロゲル)を
得ることができる。この方法により製造され、触媒分野
で使用されている、シリカを含む、無機酸化物エーロゾ
ルの例は、論文「エーロゲル触媒」[アプライド キャ
タリシス72(1991)、217〜266]および
「無機酸化物のエーロゲル」[S.I.タイヒナー、エ
ーロゲル、第1回国際シンポジウム、ヴュルツブルグ、
9月23〜25(1985)]および米国特許第4,0
42,769号明細書および欧州特許第149816号
に記載されている。この方法により液体、通常メタノー
ルまたはエタノールを除去するには、温度(>243
℃)および圧力(>6.4MPa)が必要なので、乾燥工程
に経費がかかり、危険になる。液体二酸化炭素の使用
(米国特許第4,419,968号明細書)により常温
に近い温度条件下(≧32℃)で作用させることができ
るが、シリカゲルの入念な洗浄が必要であるという欠点
がある。
【0004】この理由から、上記の方法に代わる方法が
開発され、上記のエーロゲルの特性に等しい物理特性
(表面積、細孔径、粒度分布、見掛け密度、等)を有す
るゲルは得られないが、製造されるゲル(キセロゲル、
すなわち過酷でない条件下で乾燥させることにより得ら
れるゲル)の特性は益々改良されつつある。例えば、液
体−蒸気界面の存在を防ぐために使用する非常に良く知
られた方法(米国特許第3,652,214号明細書)
では、液体(例えば水)をヒドロゲルの細孔中で凝固さ
せ、その固体を真空下で昇華させる(凍結乾燥)。しか
し、この方法では、シリカキセロゲルの気孔率は、相当
するエーロゲルの気孔率よりも低い[Journal Non Crys
t. Solids 121(1990)、66〜67]。
【0005】良好な結果が得られるもう一つの方法は、
共沸混合物を形成できる、混和しない液体の存在下でヒ
ドロゲルから水を蒸留する方法である(米国特許第3,
652,216号明細書)。液体と細孔壁との化学的
(または物理的)相互作用が毛管力の主な原因の一つな
ので、これらの相互作用を抑制するための化学的方法も
提案されている[Journal Non Cryst. Solids 100
(1988)、61〜62]。これに関して、グリセリ
ンの様なDCCA(乾燥調整化学添加剤)を使用するこ
とにより、これらの物質がゲル表面に強く吸着されるの
で、ゲルの毛管力が低下することが良く知られている
[ブリンカー、シェラー、「ゾル−ゲル サイエンス」
アカデミックプレス社(1990)、500〜501
頁]。水に可溶な多官能性アルコール種(例えばグリコ
ール、ポリエチレングリコール)の酸素含有有機化合物
でシリカヒドロゲルを熱処理する方法が、例えばオレフ
ィン重合触媒用の支持体として好適なSiO2 キセロゲ
ル製造のための米国特許第4,169,926号明細書
に記載されている。最後に、グリコール、および酢酸ア
ミルの様な有機エステルの存在下でSiO2 ヒドロゲル
を熱処理する方法が米国特許第4,104,363号明
細書に開示されている。しかし、上記特許の方法では、
十分な平均細孔容積(≧1.5cm2 /g)を有するキセロ
ゲルが得られるが、それらのキセロゲル中における分布
に関しては何の記載もない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、公知の技術の上記の欠点を克服することである。こ
れに関して、シリカゲルの有機化合物による熱処理にお
いて、高細孔容積を特徴とするシリカキセロゲルを得る
ことができる、新規な酸素および窒素含有化合物が発見
された。これらの化合物は、この分野で知られている化
合物と比較して、より多孔質である、または一様な細孔
径分布を有し、より低い温度で操作できるキセロゲルを
与える。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の工程、
即ち 1)シリカアルコゲルを、細孔内の表面張力を低下させ
ることができる水酸基を含む少なくとも一つの有機化合
物(I)と混合し、SiO2 −アルコール−(I)混合
物(A)を得る工程、 2)蒸留によりアルコールを除去し、SiO2 −(I)
混合物(B)を得る工程、 3)100〜250℃の温度で熱処理することにより、
(I)の幾つかの分子の水酸基がシリカのシラノール基
(SI−OH)とエステル化しているSiO2 −(I)
混合物(C)を得る工程、 4)第3工程の熱処理の際に反応しなかった有機化合物
(I)の大部分を濾別し、アルコールで繰り返し洗浄
し、第3工程の際にエステル化された(I)の分子およ
び洗浄アルコールの吸着されて残っている部分を含むキ
セロゲル(D)を得る工程、 5)第4工程で得た生成物(D)を乾燥させ、吸着アル
コールを含まないキセロゲル(D)を得る工程、および 6)第5工程で得たキセロゲル(D)を酸化雰囲気中で
400〜600℃の温度でか焼する工程 からなるアルコゲルからシリカキセロゲルを製造するた
めの方法であって、有機化合物(I)が、一般式 (式中、R1 は水素原子または−CH3 、−C2 5
−C3 7 、−C4 9 2 は、二価のエチレン、プロピレン、イソプロピレ
ン、ブチレンまたはイソブチレン基である)に属するア
ルカノールアミンであることを特徴とする方法を提供す
る。
【0008】一般式(I)に相当し、本発明の方法に使
用できるアルカノールアミンの例は、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、モノ−sec−ブタノ
ールアミン、ジ−sec−ブタノールアミン、2−アミ
ノ−2−メチル−1−プロパノール、N−メチルエタノ
ールアミンおよびN−ブチルエタノールアミンである。
該化合物は、水およびエタノールに完全に可溶であり、
100℃を超える沸点を有する。
【0009】用語「シリカアルコゲル」は、公知のゾル
−ゲル法により製造し、アルコール、好ましくはエチル
アルコールで洗浄したシリカゲルを意味する。特に、本
発明の説明に使用するアルコゲルは、本出願人の名前で
1990年4月24日に出願された伊国特許出願第20
126A/90に開示されている。米国特許第4,08
9,932号及び第4,104,363号欧州特許第0
280683および第0362962の様な多くの特許
に記載されているエマルション技術を使用し、触媒、吸
収、その他の分野における使用に好適な球形状および調
整された寸法を有するシリカキセロゲルを得た。
【0010】本発明の方法の第1工程では、本発明のア
ルカノールアミン(I)をシリカアルコゲルと、アルコ
ールを除去した後、シリカが完全に液体中に浸漬される
様な量で混合する。有機化合物/シリカの重量比は、通
常3より大きい。アルコゲル中のシリカ濃度は、重要で
はなく、例えば30〜100 g/lでよい。公知の方法に
より製造されるアルコゲルでは、シリカ濃度は通常50
〜80 g/lである。アルコゲル中に存在するアルコール
はエタノールであるが、沸点が100℃未満の他のアル
コール、例えばメタノール、プロパノールおよびイソプ
ロパノールも使用できる。オクタノールやデカノールの
様な高級アルコールは、キセロゲル特性に悪影響を及ぼ
す。
【0011】本発明のアルカノールアミンとしては、モ
ノエタノールアミンH2 N−C2 5 OHおよびジエタ
ノールアミンHN−(C2 5 OH)2 を使用するのが
好ましい。これらの中で、第2工程の熱処理を130℃
以下の温度で行うことにより、高い細孔容積(2〜3cc
/g)を有するキセロゲルを得ることができるので、モノ
エタノールアミンが好ましい。
【0012】アルコゲルは、常温で機械的攪拌によりア
ルカノールアミン(I)と混合する。ジエタノールアミ
ン(融点28℃)の様な固体のアルカノールアミンを使
用する場合には、その固体をアルコゲルに直接加えてそ
の中に溶解させるか、あるいは溶融状態で加えることが
できる。有機化合物がシリカゲルの細孔中に確実に浸透
する様に、アルカノールアミンのアルコール溶液の粘度
などの特性、またはシリカアルコゲルの細孔径などの特
性、あるいは機械的攪拌または超音波分散などの使用す
る混合方法に応じて、固体と液体を数分間から数時間接
触させておく。生成物を熱熟成する前に、蒸留によりア
ルコールを除去する(第2工程)。これは大気圧または
真空下で行うことができる。この最後の場合、真空およ
び温度条件は、アルカノールアミンの蒸留を防止する様
に制御する。例えば、モノエタノールアミンを使用する
場合、アルコールは80mmHgの真空下で25〜30℃の
温度で蒸留することができる。アルコールを確実に完全
に除去するために、シリカ−アルカノールアミン分散物
の温度は、大気圧で90〜100℃に、あるいは真空下
で行う場合にはアルカノールアミンの蒸留を防ぐ様な温
度に上昇させる。例えば、上記の真空条件下(80mmH
g)でモノエタノールアミンを使用する場合、温度は5
5〜60℃に、ジエタノールアミンを使用する場合、温
度は95℃に上げることができる。生成物が該温度にあ
る時間は、通常15〜30分間である。
【0013】得られた物質(B)は、100℃〜250
℃の温度で熱処理する。この処理は、閉じた容器または
アルカノールアミンの分解を防ぐために不活性気体で僅
かに掃気した容器中で、大気圧で、静止条件下または中
程度に機械的攪拌しながら行う。熱処理温度および時間
は、使用するアルカノールアミンの種類および所望の特
性(表面積、細孔容積および直径)に応じて調整する。
特に、モノエタノールアミンを使用する場合、作用温度
は100〜150℃、好ましくは120〜140℃で、
熟成時間は2〜24時間であり、ジエタノールアミンを
使用する場合、温度は130〜200℃、好ましくは1
30〜160℃で、熟成時間は2〜24時間である。こ
れらの条件下で操作する場合、500℃でか焼後に60
0〜1000 m2 /gの表面積、2〜3cc/gの細孔容積、
細孔直径100〜300オングストロームを有するキセ
ロゲルが得られる。
【0014】アルカノールアミンの存在下で熱処理する
結果、キセロゲルに対するIRスペクトル分析により示
される様に、シリカのシラノール基(Si−OH)とア
ルカノールアミンのアルコール基との間でエステル化反
応が起こる。文献から公知の化合物(多価アルコール)
と比較して、塩基作用(アミン)が水酸基作用に関連し
ている本発明の化合物は、過酷な乾燥条件下で達成され
る気孔率(2.5〜3cc/g)に匹敵する高い気孔率水準
を与えることができる。モノエタノールアミンは、高い
気孔率を有するキセロゲルの製造において特に活性であ
ることが分かった。100℃の温度および≧5時間の熟
成時間でも、細孔容積>2.0cc/gのキセロゲルが得ら
れる。熱処理終了後、生成物をアルカノールアミンか
ら、例えば濾過により分離し、アルコール、好ましくは
エタノールで繰り返し洗浄する(第4工程)。
【0015】次いで、生成物を乾燥させる(第5工
程)。洗浄溶剤の除去条件は重要ではない。溶剤は、例
えば真空下で30〜40℃の温度で、または大気圧で除
去することができる。真空下で40℃で乾燥させたキセ
ロゲルはN含有量が100gのSiO2 に対して0.4
〜1.5重量%である。
【0016】最後に、有機残留物を除去するために、キ
セロゲルを酸化雰囲気中、例えば空気中で、400℃以
上の温度でか焼する(第6工程)。この作業は調整され
た条件下で行う。有機残留物を徐々に分解し易くするた
めに、400℃以上の温度までの加熱速度を≦200℃
/hに、好ましくは50〜100℃/hに維持する。有
機化合物を完全に除去するには、か焼温度は400℃以
上でなければならず、好ましくは500℃以上である。
生成物をこの温度に保持する時間は1〜20時間でよ
い。本発明の方法を使用して得られるキセロゲルの特性
を評価するために、生成物を加熱速度50℃/hで50
0℃でか焼した。
【0017】総細孔容積に関して、上記の方法で得られ
たキセロゲルは、エチルアルコール中で過酷な条件下で
乾燥させた生成物(エーロゲル)に匹敵する。これに関
して、上記の方法で得られたキセロゲルは、球状の粉末
SiO2 からなり、表面積が400〜1000 m2 /g、
総細孔容積が2〜3cc/gであり、平均直径が100〜3
00オングストロームであるのが特徴である。
【0018】本発明の方法は、細孔直径を100〜30
0オングストロームの範囲内に調整できるのみならず、
細孔直径分布を調整することもできる。これに関して、
本発明のキセロゲルは狭い細孔直径分布を有し、総細孔
容積の少なくとも80%は100〜300オングストロ
ームの直径範囲内にある。図1は、本発明のキセロゲル
の代表的な細孔直径分布曲線を示す。図中、水平軸は本
発明の方法により得られたキセロゲルの平均細孔直径
(オングストローム)を表し、垂直軸はキセロゲル1グ
ラムあたりのcm3 (cm3 /g)で表した総細孔容積を表
す。
【0019】本発明のキセロゲルは、細孔容積(V)、
表面積(S)、および平均細孔直径(D)で記載する。
表面積はBET(ブラナウアー、エメットおよびテラ
ー)法により、細孔容積はBJH(バレット、ジョイナ
ーおよびハレンダ)法(どちらもこの分野では公知の方
法である)により測定した。平均細孔直径(オングスト
ローム)は、下記の公知の関係式で求めた。 D(オングストローム)=4V(cc/g)x104 /S
( m2 /g) 本発明により製造されたキセロゲルは主として触媒およ
び/または金属系のための支持体として使用される。し
かし、これらのキセロゲルは補強材、増粘剤、顔料また
は塗料におけるチキソトロピー剤、熱および/または音
の絶縁材としても使用できる。
【0020】
【実施例】下記の実施例は本発明を説明するためであっ
て、制限するものではない。実施例1 A)シリカアルコゲルの製造 800mlのTEOS(オルトケイ酸テトラエチル)およ
び1120mlの0.01N HClを、単相の溶液を得
るのに必要な時間、約30分間機械的に攪拌し、温度は
外部冷却浴により30℃に達するが、それを超えない様
に調整する。この透明な溶液を攪拌しながら常温にさら
に60分間維持し、その後、使用するまで5℃で保管す
る。この溶液170mlを20℃に加熱する。次いで、機
械的に攪拌しながら、0.1MのNH4 OHを滴下して
加えることにより、この溶液のpHを2.2から6.0に
調節する。この様にして得られたコロイド状シリカ溶液
を、8.8gのSPAN80乳化剤(ソルビタンモノオ
レイン酸エステル)を溶解した580mlのトルエン中に
迅速に注ぎ込む。次いで、ウルトラタラックスT50乳
化装置で3000rpm の速度で攪拌する。生じるエマル
ションはシリカゾルの滴からなり、これらは約4分後に
球状のゲル粒子になる。この時間の後、攪拌を停止す
る。生成物を液体とさらに10分間接触させておき、次
いでパネルが溶剤中に浸っている様に注意しながら、真
空下で濾過する。次いでフィルターケーキを無水エチル
アルコール(総体積80ml)中に穏やかに機械的に攪拌
しながら分散させ、再度濾過する。この分散−濾過工程
をさらに2回繰り返す。最後に、このケーキを無水エチ
ルアルコール(総体積800ml)に再分散させ、次いで
ウルトラタラックスT50(3000rpm で60秒間)
により非凝集化する。生成物が沈降した後、約500ml
のエチルアルコールを除去する。残留アルコゲル中のS
iO2 濃度は60 g/lである。上記の手順により、個々
のバッチを混合することにより、60 g/lのシリカを含
む2800mlのアルコゲルの原料を製造した。
【0021】B)シリカキセロゲルの製造 20gのSiO2 に相当する260gのSiO2 アルコ
ゲルを、400gのモノエタノールアミン(PRE
C.エルバ)と機械的に15分間攪拌しながら混合す
る。この混合物を21時間放置し、次いで温度調節した
浴中、35℃で、ロータベーパー中で減圧下(約80mm
Hg真空)で蒸留する。50分後、浴温度を先ず50℃
に、次いで、60℃に上げ、生成物をこれらの温度にそ
れぞれ40分および30分維持する。100gの混合物
を密閉容器中に入れ、温度調節した浴中で130℃で5
時間熟成する。その後、この混合物を常温に冷却する。
容器の底に沈殿した生成物を過剰のモノエタノールアミ
ンから分離し、次いで300mlの無水エチルアルコール
中に機械的に攪拌しながら分散させる。生成物を濾過
し、無水エチルアルコールで洗浄し、遊離のモノエタノ
ールアミンを除去する。次いで、これを真空下(80mm
Hg) 、35℃の温度で乾燥させる。化学分析で、乾燥キ
セロゲルの窒素含有量はSiO2 上、0.73重量%で
あることが分かった。最後にこの生成物を空気中、静止
条件下で、加熱速度を50℃/hに調整し、500℃の
温度で10時間か焼する。このキセロゲルの特性は、比
表面積が636 m2 /g、総細孔容積2.83cc/g、平均
細孔直径178オングストロームである。総体積の83
%は、直径が178±25%オングストローム以内の細
孔からなる。上記の条件下で得られるキセロゲルは、モ
ノエタノールアミンの熱熟成を行わなかったSiO2
子の平均直径より約1.6倍大きい平均直径(約60μ
m )を有するSiO2 の球状粒子からなっていた。
【0022】実施例2 モノエタノールアミンの代わりにジエタノールアミン
(PRE C.エルバ)を使用して実施例1を繰り返
す。20gのシリカに相当する260gのシリカアルコ
ゲルを、400gの液体ジエタノールアミンと30℃の
温度で混合する。この混合物を常温で18時間放置した
後、エチルアルコールを35℃で、減圧下(約80mmH
g)で50分間蒸留する。加熱浴温度を徐々に、先ず5
0℃に、次いで95℃に上げ、生成物をこれらの温度に
それぞれ30分および15分維持する。121gの混合
物を130℃で5時間加熱する。実施例1に記載する条
件下で分離し、洗浄し、乾燥させた時、この生成物のN
含有量はSiO2 上、0.98重量%であった。500
℃でか焼した後、このキセロゲルの特性は、比表面積が
866 m2 /g、総細孔容積2.71cc/g、平均細孔直径
125オングストロームであった。総体積の84%は、
直径が125±25%オングストローム以内の直径を有
する細孔からなっていた。
【0023】実施例3−4 比較のために、本発明の有機化合物の代わりにエチレン
グリコール(PREC.エルバ)およびポリエチレング
リコール400(メルク)を使用した。実施例2の手順
にしたがい、130℃で5時間熟成し、表1に示す特性
を有するシリカキセロゲルを得た。 表1 実施例化合物 比表面積 総細孔容積 平均直径 ( m2 /g) (cc/g) (オングス トローム) 3 エチレングリコール 921 2.07 90 4 ポリエチレン グリコール400 660 0.54 32 総細孔容積は、本発明の化合物で得たキセロゲルのそれ
よりも30%少なかった(実施例3)。
【0024】実施例5−20 実施例1、2、3および4を様々な温度および様々な熟
成時間で繰り返した。得られたキセロゲルの特性を、表
2に示す。等しい操作条件では、モノおよびジエタノー
ルアミンにより、水酸基だけを含む有機化合物で得られ
る総細孔容積よりも大きな総細孔容積を有するキセロゲ
ルが得られる。ジエタノールアミン(実施例10)を使
用し、約3cc/gの値が得られる。このキセロゲルの特徴
は、図1に示す様に、細孔直径分布の狭いのが特徴であ
る。この試料の気孔率は、過酷な条件下で乾燥させた場
合、相当する製品の気孔率に匹敵する。
【0025】実施例21 比較のために、シリカアルコゲルを、イタリア国特許出
願20126A/90に記載される方法により、過酷な
条件下で乾燥させた。実施例1の条件下でか焼した後、
このエーロゲルは、比表面積448 m2 /g、総細孔容積
2.89cc/g、平均細孔直径258オングストロームを
示した。本発明の製品は、そのエーロゲルの総細孔容積
に匹敵する総細孔容積を有する。 表2 熱処理 キセロゲル特性 T t S.S. V D %V細孔 実施例化合物 (℃) (h) (m2 /g) (cc/g) (A) 直径 D±25% 5 モノエタノ 100 5 805 2.20 109 81.3 ールアミン (6) 〃 100 24 714 2.56 143 80 (7) 〃 130 24 535 2.89 216 81 8 ジエタノール 100 24 925 2.65 114 84 アミン 9 〃 130 24 780 2.89 148 88 (10) 〃 160 5 836 2.94 141 85 11 〃 160 24 681 2.97 174 90 12 〃 200 5 602 1.98 131 89 13 エチレン 100 24 898 1.60 71 73 グリコール 14 〃 130 24 868 2.56 118 85 15 〃 160 5 862 2.56 120 82 16 〃 160 24 737 2.68 145 86 17 ポリエチレン 130 24 777 0.86 44 73 グリコール400 18 〃 160 5 769 1.19 62 73 19 〃 160 24 836 2.29 110 78 20 〃 200 5 774 2.48 128 79
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキセロゲルの代表的な細孔直径分布曲
線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランコ、モンティノ イタリー国ノバラ、ビア、ペラッツィ、 30 (72)発明者 グイド、コリャティ イタリー国ローマ、ビア、アルタ、テル メ、177 (56)参考文献 特開 平2−111616(JP,A) 特開 昭64−18910(JP,A) 特開 平2−164705(JP,A) 特表 平6−510268(JP,A) 英国特許2170189(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01B 33/12 - 33/193 C01B 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の工程、即ち 1)シリカアルコゲルを、少なくとも一つの有機化合物
    (I)と混合し、SiO2−アルコール−(I)混合物
    (A)を得る工程、 2)蒸留によりアルコールを除去し、SiO2−(I)
    混合物(B)を得る工程、 3)100〜250℃の温度で熱処理することにより、
    (I)の幾つかの分子の水酸基がシリカのシラノール基
    (SI−OH)とエステル化しているSiO2−(I)
    混合物(C)を得る工程、 4)前記第3工程の熱処理の際に反応しなかった有機化
    合物(I)の大部分を濾別し、アルコールで繰り返し洗
    浄し、第3工程の際にエステル化された(I)の分子お
    よび洗浄アルコールの吸着されて残っている部分を含む
    キセロゲル(D)を得る工程、 5)前記第4工程で得た生成物(D)を乾燥させ、吸着
    アルコールを含まないキセロゲル(D)を得る工程、お
    よび 6)前記第5工程で得たキセロゲル(D)を酸化雰囲気
    中で400〜600℃の温度でか焼する工程からなるア
    ルコゲルからシリカキセロゲルを製造するための方法で
    あって、有機化合物(I)が、一般式 (式中、R1は水素原子または−CH3、−C25、−C
    37、−C49、−C2 2 は、二価のエチレン基、二価のプロピレン基、二価
    のイソプロピレン基、二価のブチレン基または二価のイ
    ソブチレン基である) に属するアルカノールアミンであることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】一般式(I)に相当するアルカノールアミ
    ンが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、モ
    ノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミ
    ン、モノ−sec−ブタノールアミン、ジ−sec−ブ
    タノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパ
    ノール、N−メチルエタノールアミンおよびN−ブチル
    エタノールアミンであることを特徴とする、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】使用可能なアルカノールアミンが、モノエ
    タノールアミンおよびジエタノールアミンであることを
    特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記第3工程の混合物Bの熱処理が、大気
    圧で、100〜250℃の温度で行われることを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】熱処理が、100〜160℃の温度で行わ
    れることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第6工程の際のか焼温度が500〜8
    00℃であることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
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