JP3385219B2 - 剥離紙用原紙 - Google Patents

剥離紙用原紙

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JP3385219B2 JP28652198A JP28652198A JP3385219B2 JP 3385219 B2 JP3385219 B2 JP 3385219B2 JP 28652198 A JP28652198 A JP 28652198A JP 28652198 A JP28652198 A JP 28652198A JP 3385219 B2 JP3385219 B2 JP 3385219B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ポリエチレンラミネー
トを行わず、安価であると共に溶剤系シリコーン及び無
溶剤系シリコーンのいずれをも直接塗工することが可能
な、再生可能な剥離紙用原紙に関する。 【0002】 【従来の技術】剥離紙用原紙は、その表面にシリコーン
等の剥離剤を塗工し、粘着紙や粘着テープの裏打ち紙と
して使用することが広く行われている。また、シリコー
ンは、無溶剤型シリコーンとトルエン等の有機溶媒に溶
かした溶剤型シリコーンに大別される。近年において
は、公害負荷や安全衛生的に優れた無溶剤型シリコーン
の伸びが高いが、我が国においては、剥離力の調節等の
品質設計が容易である、従来の設備が利用できる、比較
的安価に製造可能である等の理由から、溶剤型シリコー
ンが主に用いられている。 【0003】剥離紙用原紙に対する要求性能としては、
シリコーンが高価であるため、より効率よく剥離性を発
現するように、出来るだけ少ない量のシリコーンを基紙
の表面に均一に塗工するための性能が要求される。従っ
て、剥離紙用原紙は有機溶剤に対する目留め性能(溶剤
バリアー性)に優れていることが必要であり、現状では
この点に優れたポリエチレンラミネート紙(以降「ポリ
ラミ紙」と略)が主に使用されている。一方、目留め性
能にはやや劣るものの、高度に叩解したパルプを原料と
することにより目留め性能を発現させたグラシン紙等も
用いられている。 【0004】これらの原紙については、最近の環境保護
の高まりから再生性が求められているが、ポリラミ紙は
疎水性のポリエチレンフイルムを用いているため、ま
た、グラシン紙は高度に叩解した繊維を用いているため
離解することが困難であり、離解再生出来たとしてもコ
ストが掛り過ぎるので、両者とも廃棄処分されているの
が現状である。 【0005】再生性を有する剥離紙用原紙としては、ポ
リビニルアルコール、デンプン等の水溶性高分子、ある
いはスチレン・ブタジエンラテックス、アクリル・スチ
レン共重合体等の疎水性樹脂エマルジョンを、樹脂単
体、または混合して原紙表面に塗工したもの、あるいは
前述の樹脂をバインダーとして顔料塗工したものなど多
くの特許が開示されている(例えば、特開平4−213
377号、同7−97797号、同8−144198
号、同10−131094号公報)。 【0006】しかしながら、樹脂のみを単独で塗工した
場合には、5g/m程度の少ない塗工量では、原紙表
面の繊維を充分に被覆することができず繊維間の空隙に
クレーター状の凹部が出来るため、そこに粘着剤が食い
込み剥離性が悪化するので好ましくない。また、塗工量
を増加させると被覆は充分となるが、これらの樹脂はポ
リエチレンに比べて高価であるため、原料費が上昇する
ので実用的でない。また、顔料塗工については10g/m
程度の塗工量で表面の被覆性は充分であるものの、顔
料層の微小な空隙が解消されず、溶剤が塗工層あるいは
更に紙層に進入するので使用するシリコン量が増加しコ
ストアップの原因となる。 【0007】前記特開平10-131094号公報には、水溶性
高分子、顔料、アクリル樹脂および/またはスチレン・
ブタジエン共重合体ラテックスから成る塗工層を設けた
剥離紙用基材が開示されているが、水溶性高分子を多量
に添加すると塗工液の粘度が上昇するので、製造上の問
題が生じる。従って、ポリラミ紙と同等の剥離性能を有
しながら、ポリラミ紙にはない再生性を有する剥離紙用
原紙は未だ実用化されていない。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、少量のシリコーンを原紙の表面に均一に付与し、効
率的に良好な剥離性能を発現させるために、特に、溶剤
系のシリコーンについては基紙層への溶剤の滲み込みを
出来るだけ少なくすることが重要であるとの認識のもと
に、安価で再生性を有し、溶剤に対するバリアー性に優
れた剥離紙用原紙を提供すべく鋭意検討した結果、バイ
ンダーとしてスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス
を用いると共に、一定範囲の量の顔料を含有する顔料塗
工層を、基紙の表面にその表面上の繊維を充分覆う量塗
工することによって、ポリエチレンラミネート紙と同等
の性能を有する再生可能な原紙とすることができること
を見出だし本発明に到達した。従って本発明の目的は、
ポリエチレンラミネート紙と同等の性能を有する、再生
可能な剥離紙用原紙を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
木材パルプ系繊維を主体とする基紙の少なくとも片面
に、無機顔料(雲母を除く)水溶性高分子以外のバイ
ンダーを主成分とする片面あたり7〜30g/mの塗工
量の塗工層を設けてなる剥離紙用原紙であって、前記
機顔料とバインダーの重量混合比が7/3〜3/7であると
共に、バインダー成分としてガラス転移点が−5℃以上5
0℃以下であるスチレン・ブタジエン共重合体ラテック
スを用いることを特徴とする剥離紙用原紙によって達成
された。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明で使用する基紙は針葉樹
(N材)や広葉樹(L材)から得られるクラフトパルプ
(KP)、サルファイトパルプ(SP)等の化学パル
プ、ストーングランドパルプ(SGP)、サーモメカニ
カルパルプ(TMP)、リファイナーグランドパルプ
(RGP)等の機械パルプ、および新聞や情報用紙等の
古紙から得られる再生パルプ等の木材パルプの中から選
択される少なくとも1種を主とするものが使用される。 【0011】また、必要に応じてケナフ、麻、竹等の非
木材系パルプ、あるいはガラス繊維、ポリエステル繊維
等の非セルロース系繊維を配合することも可能である。
また、製紙するに当り、サイズ剤、紙力向上剤、定着
剤、歩留まり向上剤、染料等の内添薬品、タルク、カオ
リン、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシ
ウム等の内添填料を添加したり、抄紙工程の途中で、紙
力向上剤、表面サイズ剤、染料等を、サイズプレスやゲ
ートロール等を用いて適宜表面処理することも可能であ
る。 【0012】本発明に使用されるスチレン・ブタジエン
共重合体ラテックスとはブタジエン系、スチレン系、ア
クリル酸系、メタクリル酸系、アクリロニトリルの単量
体からブタジエン系単量体とスチレン系単量体及び他の
3成分を任意の組み合わせで得られた共重合体ラテック
スであり、得られた共重合体をカルボキシル基等で変性
した所謂変性ラテックスも包含される。 【0013】これらのスチレン・ブタジエン共重合体の
ガラス転移点は−5℃以上50℃以下であることが必須で
ある。ガラス転移点が−5℃未満であると、塗工層の粘
着性が増加し、離解性及び耐ブロッキング性が低下す
る。また、ガラス転移点が50℃を超えると塗工層の造膜
性が劣り、原紙表面の繊維の被覆を充分にすることがで
きないため、溶剤バリアー性が低下し、剥離性が悪化す
る。 【0014】本発明で使用する無機顔料は、雲母以外で
あれば特に限定されるものではないが、一般の印刷用塗
工紙に使用されている無機顔料の中から適宜選択するこ
とができる。このような無機顔料としては、例えばカオ
リン、タルク、二酸化チタン、炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、サチンホワイト等が例示される。また、
尿素樹脂、ポリスチレン樹脂等の有機合成顔料を任意に
配合することもできる。 【0015】本発明においては、無機顔料とバインダー
であるスチレン・ブタジエン共重合体の混合比は7/3か
ら3/7である必要がある。混合比7/3より顔料比率が高
くなると顔料と顔料の空隙に樹脂を充分に充填できず、
微小な空隙が多く発生して溶剤が滲み込み易くなるので
溶剤バリアー性が低下し、剥離性能が低下する。また、
混合比3/7より樹脂の比率が高くなると塗工膜の粘着性
が高まりパルパーなどでの離解性が悪化する上、耐ブロ
ッキング性が低下する。 【0016】本発明の顔料塗工層の塗工量は7〜30g/
の範囲である。塗工量が7g/m 未満では、塗工
層の連続被膜が出来にくいため基紙表面の繊維を覆うこ
とが出来ないので、溶剤の滲み込みが多くなって、溶剤
バリアー性が低下し、剥離性能が低下する。また、塗工
量が30g/mを越えても剥離性能はそれ以上改善され
ることはなく、コストアップの原因となる。 【0017】本発明においては、無機顔料とスチレン・
ブタジエン共重合体ラテックスとを組み合わせたことに
より、塗工液を高濃度化することが可能である上、塗工
液の高せん断力下での粘度が低くなるため生産効率の良
いブレードコータでの塗工が可能となるのでコスト的に
有利である。本発明においては、上記の塗工液中には、
剥離紙の性能を落とさない範囲で他のバインダーを配合
することが可能である。 【0018】このような他のバインダーとしては、アク
リル酸エステル共重合体、スチレン・アクリル酸エステ
ル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニ
ル樹脂、ワックス等の疎水性樹脂エマルジョン等が例示
される。一方、ポリビニルアルコール、デンプン、カル
ボキシメチルセルロース、カゼイン等の水溶性高分子
は、高濃度とした場合に低粘度化が困難であるので、高
配合した場合に塗工液の粘度を上昇させ、高せん断力下
で高い粘度を示すことになる。従ってブレードコータで
の塗工が不可能となるので好ましくない。本発明におい
ては、必要に応じて顔料塗工液中に、更に、分散剤、耐
水化剤、潤滑剤、消泡剤、防腐剤、染料等を適宜添加す
ることが出来る。 【0019】 【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定され
るものではない。 【0020】実施例1.NBKP(CSF:450ml)1
0重量部とLBKP(CSF:450ml)90重量部から成
るパルプスラリーに、対パルプ0.5重量%のロジンサイ
ズ及び2.0重量%の硫酸バンドを添加し、坪量75g/m
の原紙を作製した。別に、顔料としてカオリン(商品
名:アマゾン88、Caulim-aa-Amazonia-S.A.社製)100
重量部、バインダーとしてガラス転移点20℃のスチレン
・ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:NSH80
03、日本ゼオン製)50重量部、及び顔料分散剤として
ポリアクリル酸ソーダ0.2重量部を配合し、固形分濃度6
0重量%の塗工液を調製した。 【0021】次に、600m/分の塗工速度で、ショート
ドエルタイムブレードコータを用い、前記した原紙に、
上記塗工液を、固形分として片面に塗工量が13g/m
となるように塗工して塗工層を設けた。次に、テストス
ーパーカレンダ処理を行って、王研式平滑度が300秒の
剥離紙用原紙を作製した。得られた試料について、溶剤
バリアー性、剥離性、離解性及び耐ブロッキング性を以
下の方法によって評価した。結果は表1に示した通りで
ある。 【0022】・溶剤バリアー性:オイルレッドをトルエ
ンに溶解して染色液を作製した。この染色液を試料の剥
離紙用原紙の塗工層上に塗布し、2秒後にガーゼにより
拭き取った後、液の浸透状態、及び、斑点状に生じる微
小な空隙ヘの浸透状態を観察した。 ・剥離性:トルエン2,000重量部に加熱付加重合型
シリコーン(商品名:KS−837、信越化学工業製)
100重量部及び触媒(商品名:CAT−PL−50T、
信越化学工業製)を1重量部添加混合してなる溶液を、
マイヤーバーにより、固形分として1g/mとなるよ
うに剥離紙用原紙の塗工層上に塗工して剥離紙を作製し
た。別に、日本製紙株式会社製のKYPシール上に粘着
剤(商品名:SKダイン801、綜研化学製)を125μ
m厚に塗工し、表面基材を作製した。両者を貼合し、18
0度の角度、剥離速度1m/分で引き剥がした時の接着力
を測定した。 ・離解性:シリコーン塗工後の試料を、Tappi離解
機により、濃度1%、容量1000mlに調製し、10分間処
理して離解の程度を観察した。 ・耐ブロッキング性:顔料塗工後の巻取りを室温まで冷
却した後、巻取りを剥がしてブロッキングの程度を観察
した。 【0023】 【表1】【0024】実施例2.実施例1で使用した、加熱付加
重合型シリコーン100重量部及び触媒1重量部を溶解
したトルエン溶液の代わりに無溶剤の加熱付加重合型シ
リコーン(商品名:KSN−305、信越化学工業製)
100重量部に触媒(商品名:CAT−PL−8、信越
化学工業製)1重量部を添加してなる塗工液を用いると
共に、マイヤーバーの代りにオフセット・グラビアコー
タを用いて、固形分として1g/m塗工した他は実施
例1と全く同様にして試料を作製し、評価を実施した。
結果は表1に示した通りである。 【0025】比較例1.市販の剥離紙用原紙である片面
ポリラミ紙(基紙坪量75g/m、ラミ厚:15μm)に
対し、実施例1と全く同様にシリコーン塗工を行って剥
離紙を作製し、評価を行った。結果は表1に示した通り
である。 【0026】比較例2.実施例1の剥離紙用原紙の作製
時に使用した塗工液中の各成分の配合比を、カオリン20
重量部、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス80重
量部、及びポリアクリル酸ソーダ0.1重量部に変更した
他は、実施例1と全く同様にして試料の作製及び評価を
行い、結果を表1に示した。 【0027】比較例3.実施例1の剥離紙用原紙の作製
時に使用した塗工液中の各成分の配合比を、カオリン80
重量部、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス20重
量部、及びポリアクリル酸ソーダ0.8重量部に変更した
他は、実施例1と全く同様にして試料の作製及び評価を
行い、結果を表1に示した。 【0028】比較例4.剥離紙用原紙の塗工層の塗工量
を5g/mに変更した他は、実施例1と全く同様に試
料の作製、評価を行い、結果を表1に示した。 【0029】比較例5.剥離紙用原紙の塗工層の塗工液
の成分を、顔料としてカオリン(商品名:アマゾン8
8、 Caulim-aa-Amazonia-S.A.製)50重量部、バインダ
ーとしてスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(商
品名:NSH8003、日本ゼオン製)25重量部及びポ
リビニルアルコール(商品名:PVA105、クラレ
製)25重量部、顔料分散剤としてポリアクリル酸ソーダ
0.2重量部に変更し、固形分濃度40重量%の塗工液を調
製した他は、実施例1と全く同様に試料を作製したとこ
ろ、固形分濃度が低いため、塗工量を5g/m以上に
増加させることはできなかった。得られた試料につい
て、実施例1と全く同様に試料の作製、評価を行い、結
果を表1に示した。なお、塗工液の固形分濃度を60重量
%にすると、塗工液がプリン状となり塗工が不可能であ
った。 【0030】比較例6.実施例1で使用した塗工液中の
スチレン・ブタジエン共重合体ラテックスをポリラック
518(三井化学製、ガラス転移点−35℃)に変更した
他は、実施例1と同様に試料の作製、評価を行い、結果
を表1に示した。 【0031】表1の結果から、実施例1及び実施例2の
場合には、溶剤バリアー性、剥離性、再生性及び耐ブロ
ッキング性の全てに良好であったが、比較例1及び比較
例2では再生性が劣り、比較例3、比較例4及び比較例
5では溶剤バリアー性、剥離力が劣り、比較例6は再生
性、耐ブロッキング性が劣っていた。 【0032】 【発明の効果】本発明の剥離紙用原紙は、溶剤型シリコ
ーン及び無溶剤型シリコーンに対してポリラミ紙に匹敵
する良好な剥離性能を有すると共に、ポリラミ紙にはな
い機能である再生性がある。また、安価な填料と樹脂の
組み合わせに加え、生産効率が優れた汎用のブレードコ
ータでの塗工が可能であるため、安価に製造することが
可能である。これらの点から本発明は実用性において極
めて優れている。
フロントページの続き (72)発明者 山口 崇 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日 本製紙株式会社 商品開発研究所 内 (72)発明者 関根 智教 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日 本製紙株式会社 商品開発研究所 内 (56)参考文献 特開 平3−82898(JP,A) 特開 平7−268798(JP,A) 特開 平10−131094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 19/00 - 27/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 木材パルプ系繊維を主体とする基紙の少
    なくとも片面に、無機顔料(雲母を除く)水溶性高分
    子以外のバインダーを主成分とする片面あたり7〜30g
    /mの塗工量の塗工層を設けてなる剥離紙用原紙であ
    って、前記無機顔料とバインダーの重量混合比が7/3〜
    3/7であると共に、バインダー成分としてガラス転移点
    が−5℃以上50℃以下であるスチレン・ブタジエン共重
    合体ラテックスを用いることを特徴とする剥離紙用原
    紙。
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