JP3384645B2 - 電子装置構造 - Google Patents

電子装置構造

Info

Publication number
JP3384645B2
JP3384645B2 JP09640595A JP9640595A JP3384645B2 JP 3384645 B2 JP3384645 B2 JP 3384645B2 JP 09640595 A JP09640595 A JP 09640595A JP 9640595 A JP9640595 A JP 9640595A JP 3384645 B2 JP3384645 B2 JP 3384645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
base
mounting bracket
fixing
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09640595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08293684A (ja
Inventor
清志 小林
博明 飯野
成俊 近藤
貴 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP09640595A priority Critical patent/JP3384645B2/ja
Publication of JPH08293684A publication Critical patent/JPH08293684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3384645B2 publication Critical patent/JP3384645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を実装して回
路を形成し外部接続を行なうコネクタを後部にそなえ前
部にイジェクタを有するプリント板を並設収容し、後面
にプリント板のコネクタと嵌合接続させるコネクタを配
設するとともにプリント配線にて相互の回路接続を行な
うバックパネルを有するキャビネットを積み重ね実装し
てなる電子装置構造に関する。 【0002】近年、電子装置は小型化、高性能化におい
てめざましい発展をとげている。しかしながら、このよ
うな発展においても装置の取り扱い保守性、コストダウ
ンについても十分に考慮をはらう必要がある。 【0003】 【従来の技術】従来の電子装置構造の一例を図11およ
び図12の斜視図に示す。まず、図11によると、電子
部品を実装して電子回路を構成するプリント板1と、複
数のプリント板1を並設収容するとともにさらに別構成
の電子回路ユニットも収容し相互間および外部回路と接
続するキャビネット8と、このキャビネット8を載置す
るキャスタ28付きのベース10と、床に固着されてベ
ース10を固定させるための床設置金具9と、から構成
される。 【0004】プリント板1には、外部接続を行なうコネ
クタ91を後部にそなえ、キャビネット8に装着または
取り外しを行なうためのイジェクタ14(図では上下
に)が前部に設けてある。 【0005】上記プリント板1を収容するキャビネット
8は、両側板とこの側板間に架設したフレーム構造体と
からなり、プリント板1を装着ガイドするレール3が上
下に対向して配設され、後面には装着されたプリント板
1のコネクタ91と嵌合接続されるコネクタ92が配設
されており、配設されたコネクタ92間の相互接続をす
るプリント配線されたバックパネル2が設けられてい
る。さらに、別構成の電子回路ユニットもコネクタのプ
ラグイン接続にて実装する構成も有している。このキャ
ビネットの前面および後面は着脱可能なカバー7で覆わ
れており内部を保護している。 【0006】この電子装置は、プリント板1を工場でキ
ャビネット8に実装させたまま発送して顧客に届けられ
るようにしているために、輸送時に前面から挿入されて
いるプリント板1のコネクタ91とバックパネル2のコ
ネクタ92との嵌合接続が抜け出ないように、図示下部
のイジェクタ14に押さえ板4が当てられている。 【0007】設置現場での据え付け工事においては、図
12に示されるようにプリント板1の前面側に設けられ
ているコネクタ93に外部配線90がコネクタによって
接続される。この外部配線90を整線させるための配線
ダクト5がプリント板1の実装される正面側の下部に設
けられており、外部配線90を保持する配線ホルダ6が
布線ルートの数箇所に設けられる。 【0008】図示省略するが、キャビネット8は複数個
が積み重ねられてベース10に載置固定されて電子装置
が構成される場合がある。また、現地おいて変更、追加
等により図12に示されるように、従来のキャビネット
8をベース10から外し、増設キャビネット8−1をベ
ース10に取り付け固定して、その上にキャビネット8
を載置させることもある。このように、キャビネットの
増設または逆に取り外すなどを行なうと、カバー7もそ
の都度枚数の増減が行なわれることとなる。 【0009】電子装置を室内の所定位置に据え付け固定
させるには、まず、据え付け位置に合わせて床設置金具
9を床面に取り付け固着させ、装置を移動させてベース
10の中心を床設置金具9の中心に合わせながら奥の方
へ押し込み移動させ、図示省略の固定ねじでベース10
を床設置金具9へ締めつけ固定させることによって設置
させる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】上記、従来の電子装置
においては、 キャビネット8に設けるレール3に
は、図13の図(a)(b)(c)に示すように各種の
ものがあった。 【0011】すなわち、図(a)は、1棚分のレールを
金属板で一体成形した板金レールである。図(b)は、
おなじく1棚分のレールをプラスチック成型したモール
ドレールである。図(c)は、単品のレールである。 【0012】以上のようであって、プリント板1の実装
ピッチ、実装個数、奥行き寸法などが変わるごとに、形
状の異なるレールを製作せざるを得ない。 また、従
来のバックパネル2の固定構造は、図14に示すように
プリント板1はレール3にガイドされて挿入しコネクタ
91をバックパネル2のコネクタ92に嵌合させるが、
バックパネル2が別の金具11によって固定されるため
に、相互のコネクタ91,92の位置関係に誤差が生じ
ることから、バックパネル2を取り付け固定させるに際
して位置決め用治具を用いて位置決めさせなければなら
ない。 工場で、キャビネット8に実装されたプリン
ト板1は、図15に示されるようにバー状の押さえ板4
を、一端を側板の角孔12に引っかけ他端を側板などに
ねじ13で取り付けて、各プリント板1の全イジェクタ
14を押さえロックさせて輸送時のプリント板1の抜け
を防止しているが、図16に示されるように、奥行きの
異なるユニット15をキャビネット8の同一棚内に実装
させる場合には、押さえ板4を取り付けることができな
いのでプリント板1の抜け止めをすることができない。
キャビネットによっては、輸送時のみでなく設置運
用後も押さえ板4を取り付けたままとしていることがあ
る。このようなことは、設置後の地震などによってプリ
ント板1が抜け出ることを防止する必要があるからであ
るが、プリント板1は装置が動作中でも交換などの必要
に応じて、その都度押さえ板4を取り外す必要がある。
動作中の装置は図12に示されるようにプリント板1の
前面に複数の外部配線90が布線されていることから、
この外部配線90が邪魔となり取り外し作業がきわめて
面倒である。 図12に示されるような外部配線90
の配線ホルダ6には、図17の図(a1)〜図(c2)
のような各種のものがある。図(a1),(a2)の構
造は、共通ベースから対向して立ち上がる2個の鉤形部
材の先端部が弾性的に押し付けあって図(a1)のよう
に環状のホルダを形成している。この押圧接触部分に個
々の配線を押し当てることにより環状内部に配線を収容
させることができ、収容された配線が抜け出ないように
鉤状部が鋭角形状にしてある。収容された配線を取り出
すには、図(a2)のように対向接触部分を弾性に抗し
て押し拡げることでできるものの、配線の挿入は便なる
も取り出しに難がある。 【0013】図(b1),(b2)の構造は、図(a
1),(a2)と同様の形状であるが、図(b1)に示
されるように先端部は押し当てるのではなく掛合させて
おり、配線を収容させるには図(b2)のように掛合を
解いて間を開けて行なう配線ホルダであり配線の挿入の
完了に応じて掛合させなければならず、忘れると配線が
出てしまうことと取り出しに応じての掛合解除に難があ
る。 【0014】図(c1),(c2)の構造は、図(c
1)に示されるように、可動片を開閉可能なようにベー
スへ取り付け、閉時のロックは先端の折り返し弾性縁を
ベース側の隙間に押し込み摩擦によって抜け止めとして
角環状の配線ホルダを構成している。配線の挿入または
取り出しに応じて図(c2)に示されるように可動片の
先端部を引っ張りロックを解き開いて行なうのである
が、可動片が大きく開くことから収容された配線全部が
出るので必要とする配線のみを取り出すのに難がある。
装置の外観を整え内部を保護するカバー7は、図1
8の図(a)〜図(c)に示されるように、その装着、
取り外し時には工具を使用しないで行なえるように上側
のカバー7−1には、下縁に下向きの爪部17−1が突
設され、上部には図示省略のファスナー機構をそなえ、
装置の両側部には上側のカバー7−1の爪部17−1を
挿入させる角孔18が形成されており、下側のカバー7
−2の両側部には、鉤形の爪部17−2が後向きに突設
され、装置の両側部には下側のカバー7−2の鉤形の爪
部17−2を挿入させ下縁に掛合させる角孔19が設け
てある。 【0015】上記カバー7−1の装着は、まず、下側の
カバー7−2を装置の角孔19に鉤形の爪部17−2を
挿入掛着させ、ついで、上側のカバー7−1の爪部17
−1を角孔18に挿入させ図示省略のファスナー機構で
装着に取り付け固定させるようにしていることから、最
初に下側のカバー7−2を装着させなければ上側のカバ
ー7−1を取り付けることができない。したがって、取
り外す場合も上側のカバー7−1を取り外さないと下側
のカバー7−2を取り外すことができない。また、下側
のカバー7−2は鉤形の爪部17−2によって装置に引
っかけられていることから、キャスタ付きの装着を移動
させる際には、下側のカバー7−2と装置との間に多少
の隙間があるために振動でカタカタと騒音を生じる。
キャビネット8のベース10への固定構造は、キャビ
ネット8が図11に示されるように両側板23をそなえ
た構造であり、図19に示されるようにこの両側板23
の下縁を内側からベース10にねじ止め固定させるよう
にしている。これは、キャビネット8には上下方向の空
きスペースが両側部にしかないために、このような構造
であり、固定ねじ用の孔が側板23の側面に接近してお
り、ドライバなどの工具によるねじの締めつけ作業が容
易でない。このようなことは、図12に示されるように
増設キャビネット8−1を増設する場合も同様であり、
まず、従来のキャビネット8をベース10から取り外
し、増設キャビネット8−1をベース10に載置ねじ止
めし、増設キャビネット8−1の上に取り外したキャビ
ネット8を置き重ね、同様にねじ止めして締めつけ固定
させなければならず現地で行なう場合、その作業性およ
び工数が大きな問題である。 装置の設置構造は、図
20の図(a)〜図(e)に示されるように、先に床面
にボルトで取り付ける床設置金具9の上に装置のベース
10を移動させ係合させてねじ止めにより設置固定させ
る。床設置金具9はベース10の奥行き寸法とほぼ同じ
長さで横幅を狭めた四角形蓋状の金具で、後縁には係合
片22が前方向に向けて水平に突設されており、前縁は
後縁よりも低く固定用のねじ孔21が穿設されている。
ベース10も四角形蓋状で、後縁には中央に前記床設置
金具9の前縁を通す切り欠きと、その上部に係合片22
を挿入係合させる角孔25が設けられ、前縁にはボルト
27を通す固定孔29が床設置金具9の固定ねじ孔21
の対向位置に設けられている。 【0016】設置作業は、床面の所定位置に床設置金具
9をボルトで取り付け固定させてから、図(a)および
図(e)の矢印方向に装置のベース10を移動させるこ
とにより、図(b)および図(c)に示されるように角
孔25に係合片22が挿入されて後縁どうしが突き当た
って位置決めされ、前縁どうしもほぼ当接して固定ねじ
孔21に固定孔29が重なるので、前面からボルト27
を挿入し締めつけて固定させる。このようにして装置の
設置作業をすべて前面から行なうことができる。装置を
撤去させる場合にも上記の逆の操作手順で前面から行な
うことができる。 【0017】しかし、装置の重さでベース10に取り付
けられているキャスタ28が微小変形するとベース10
が微小沈下する。このような沈下を考慮するとベース1
0の角孔25および固定孔29を上下方向に大きめに開
けておくことが必要であり、その結果、床設置金具9の
係合片22とベース10の角孔25との間に余分な隙間
部分が生じ、軽量な電子装置の場合過大な隙間となるこ
とから設置後に地震等による床面の振動に対して電子装
置の揺れがその分大きくなり装置の耐震性に問題があ
る。また、固定ねじ孔21に対してベース10の固定孔
29が最悪外れたり、掛かり部分の面積が小さくなり、
固定の信頼性が低下する。 【0018】以上のような従来の電子装置の各構成要素
の問題点に鑑みて、本発明はこのような問題点を解決し
た電子装置構造の提供をすることを発明の課題とするも
のであり、とりわけ、電子装置を床面に設置する場合の
問題点を解決し安定な構造とすることにある。 【0019】 【課題を解決するための手段】上記、課題を達成するた
めの本発明の構成要旨とするところの必須の構成要件で
なる構成手段は、キャスタを備えた電子装置のベースを
床面に固定される床設置金具に設置固定させる電子装置
構造であって、ベースの後縁に前後方向に向けて開けら
れた角孔と、この角孔の下方に上縁が内側に折曲されて
支え縁部Bに形成された四角形切欠部と、ベースの前縁
に前後方向に向けて開けられた固定孔と、床設置金具の
後部に水平前向きに突設されベースの角孔に挿入される
台形板状の係合片と、この係合片との挿入高さレベルを
ガイドさせるためベースの支え縁部Bの両側をガイドさ
せる両側壁と、床設置金具の前部にベースの前縁の固定
孔と対向する位置に設けられた固定ねじ孔と、をそなえ
てなり、ベースが床設置金具上を前面から後部方向に移
動されることによってベースの後縁の支え縁部Bが床設
置金具の両側壁にガイドされて角孔に床設置金具の係合
片が挿入係合されるとともにベースの前縁の固定孔と床
設置金具の前部の固定ねじ孔とを固定ねじにより締めつ
け固定させることによりベースの前縁を床設置金具の前
部と結合固定させるようにした電子装置構造である。 【0020】 【作用】即ち、キャビネット24の重置連結構造は、下
部ベース70又はキャビネット24の上に固着させたコ
字形金具71が上部キャビネット24の底板68の角孔
69を貫通し突き出て底板68とで形成された角孔に閂
棒73を貫通させるので、これにより底板68とコ字形
金具71、即ち、下部ベース70又はキャビネット24
とが確実に連結固定され、キャビネット24の重置及び
閂棒73の挿入は全て前方からの一面操作のみで行え
る。 【0021】又、装置の設置構造においては、床設置金
具76の支え縁部79と載置部80とに、ベース70の
支え縁部A81と支え縁部B82が載置密着するので、
装置の重量増に伴うキャスタ28の沈下によるベース7
0が沈下が生じても、ベース70は無関係に一定高さ位
置に置かれることとなり、係合片26が角孔25に挿入
し係合させる隙間は上下方向に最小とすることができ、
装置の耐震性の重量依存性は無くなる。 【0022】 【実施例】以下、図を参照しながら本発明電子装置にか
かる各部の構成について一実施例によって具体的詳細に
説明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象部分
を示す。 【0023】本実施例は、通信用電子回路をそなえた室
内設置型の電子装置に適用されるもので、電子回路を構
成するプリント板を並設収容するとともに、他の形態の
電子回路ユニットも収容可能とするキャビネットを、後
述するキャスタを有するベース上に取り付け固定させて
装置を構成するもので、床面の所定位置に設置固定させ
る。 【0024】図1の図(a)はキャビネットの要部斜視
図であり、図(b)は図(a)の矢印方向から見た要部
の部分図である。図2はキャビネット内のレールの斜視
図であり、図(a)は奥行きの異なるプリント板の混在
実装用のレール組み立て斜視図、図(b)は幅の異なる
プリント板の混在実装用のレール組み立て斜視図であ
る。 【0025】キャビネット24のプリント板1の並設収
容部のレールの構成は、図3の図(a)の分解斜視図
(その1)、図(e)の分解斜視図(その2)、およ
び、図(b)の図(a)のA部拡大図、図(c)の図
(a)のB部拡大図、ならびに図(d)の図(e)のC
部拡大図、に示されるように、長手方向に二分割したレ
ール30と、レール30の固定と実装ピッチ幅とに合わ
せる寸法をそなえたスペーサ31と、からなる。 【0026】上記、図1ないし図3を参照して、レール
30は、長手方向全長にわたってプリント板1の側縁を
ガイドする上開きのレール溝と、前端に四角形で上向き
の前縁をそなえるイジェクタ受け部32と、後端部に突
出してバックパネル2の固定手段をなす側面視T字形の
T字係合凸部34Bと、側面下側の前後2箇所の四角形
の係合凹部35Aとその延長線上の側面外側に突出した
係合凸部35Bとを設け前側に用いるレール30Aと、
レール30Aの後端部に連結係合させて延長レールとす
るためにレール30Aのイジェクタ受け部32に代えて
T字係合凸部34Bと係合連結させるためのT字係合凹
部34Aを前端部に設けてなるレール30Bと、からな
り、いずれもプラスチックのモールド成型品である。な
お、各係合凸部34B,35Bには小さなダボが設けら
れており、対する係合凹部34A,35Aの対向位置に
は窪みが設けられており、これらが係合することにより
位置決めと固定とを確実に行なえるように構成されてい
る。 【0027】スペーサ31は、一側にレール30の係合
凹部35Aに係合させる係合凸部35Bが突出されてお
り、反対側には隣接するレール30の係合凸部35Bを
挿入させて係合させる係合凹部35Aを設け、さらに、
フレームや基板などに固定させるための固定孔31Aを
固定片に設けたプラスチックのモールド成型品でなり、
このスペーサ31の外形幅寸法がプリント板1の実装ピ
ッチ間隔幅の寸法に見合った寸法としてあり、プリント
板1の幅寸法の種類に対応するような各種の外形幅寸法
のものが揃えられる。 【0028】以上のような構成によって、図2に示され
るようにキャビネット24内に並設収容されるプリント
板1の実装ピッチ間隔および実装個数ならびに奥行き寸
法に合わせて、レール30A,30Bとスペーサ31と
を組み合わせたレールを構成させることができる。 【0029】図2の図(a)は、奥行きの異なるプリン
ト板が混在する実装用レールの組み立て状態であり、図
示左側は奥行き寸法の長いプリント板を実装させるため
にレール30Aにレール30Bを1個連結させた長いレ
ールであり、右側は奥行き寸法の短いレール30Aのみ
として、後端部を揃えて同一間隔のスペーサ31を組み
合わせて配列させてある。図2の図(b)は、幅寸法の
異なるプリント板の混在実装用のレール組み立て状態で
あり、図示左側は幅寸法の大きなスペーサ31を用い、
右側は幅寸法の小さなスペーサ31を用いて、レール3
0Aのみを配列させてある。 【0030】バックパネル2の固定手段は図1に示され
るように、上記したレール30の後端部のT字係合凸部
34Bと係合するT字係合凹部34Aを一端にそなえ、
他端側に位置決め用のピン40Aを突設させたブロック
からなるバックパネル固定座A40と、ピン40Aに代
えてねじ孔41Aを設けてなるバックパネル固定座B4
1と、バックパネル2に設けた基準孔と固定ねじ用の固
定孔と、からなる。バックパネル固定座A40,B41
はいずれもレール30の後端部に係止させることができ
るので、バックパネル2の基準孔位置をバックパネル固
定座A40の係止位置に、固定孔位置をバックパネル固
定座B41の係止位置に、それぞれ合致させることによ
り、レール30を基準にしてバックパネル2が位置決め
固定されることとなり、コネクタ92の位置ずれを最小
限度になし得るので、組み立て用の位置合わせ治具など
を用いることなく容易に組み立て得る。 【0031】プリント板1は、キャビネット24の上下
に対向配置されたレール30のレール溝に前から両側縁
を嵌め込みスライドインさせ、背面側のバックパネル2
のコネクタ92にコネクタ91が嵌まりだすことで大き
な押し込み力を要する位置に挿入させた状態で、イジェ
クタ14を図示状態の倒れた位置から上方向へ回動させ
ることにより、イジェクタ14の先端部の爪14Aがイ
ジェクタ受け部32の前縁にかかり、梃子作用によって
倍力されプリント板1を前進させ、図示省略するがイジ
ェクタ14が垂直位置となることによりコネクタ91,
92の接続が完了し正常に実装装着される。 【0032】プリント板1を取り出すには、垂直位置の
イジェクタ14を前側へ倒すように回動させると、先端
部の角部14Bがイジェクタ受け部32の前縁の外側へ
当たり押圧することによる梃子作用で倍力されてプリン
ト板1が手前側に引き出されることとなり、イジェクタ
14が水平位置になることでコネクタ91,92の嵌合
接続が完全に解かれるから、その状態でプリント板1を
引き出し取り出すことができる。 【0033】なお、上記のように組み立てられるレール
は、キャビネット24の上面と下面とにレール30のレ
ール溝を対向させて配置構成させることが必要であるこ
とから、本実施例においてはレール30、スペーサ3
1、バックパネル固定座A40,B41は上下にすべて
同一のものを組み合わせている。 【0034】上記実施例のレール30の30A,30B
の分割は、ほぼ二等分の分割としたが、プリント板1の
奥行き寸法が多種類でなるならば、前側用のレール30
Aを最小奥行き寸法のプリント板1に合わせた長さと
し、レール30Bをその他のプリント板1の奥行き寸法
の長さの種類の差に見合った1種類の長さとすることに
より、レール30Bを複数個連結させることも許容する
構成とすることで、部品の種類を減らすことができる。 【0035】装着されたプリント板1の抜け止め構造に
ついては図4の斜視図に示されるようである。図におい
て、図(a)は要部斜視図、図(b)は要部拡大図、図
(c)は抜け止め状態、図(d)は抜け状態、にそれぞ
れ示される。 【0036】キャビネット24に装着されたプリント板
1のイジェクタ14は図示されるように垂直状態であ
り、先端部の爪14Aがレール30先端のイジェクタ受
け部32の前縁内側に当接されている。この状態のイジ
ェクタ14先端部の角部14Bはイジェクタ受け部32
よりも前方に位置しており、この角部14Bに図(c)
に示されるように、ロックバー50の当て部51を当接
させることにより、イジェクタ14を回動させることが
できなくなるので、イジェクタ14はプリント板1が抜
けないように装着位置にロックされる。また、イジェク
タ14に対して当て部51が退避位置となる図(d)の
状態においてはイジェクタ14を回動させることが可能
となり、プリント板1を抜き出すことができる。 【0037】以上のように当て部51を角部14Bに対
して当接位置と退避位置とにスライド移動させることに
ついて具体的に説明すると、個々のプリント板1のイジ
ェクタ14の角部14Bに対向して四角片の当て部51
を櫛状に突出させて並べた鋼帯のロックバー50をイジ
ェクタ受け部32の前面にスライド移動可能に取り付け
る。 【0038】ロックバー50をスライド移動可能に取り
付ける構造は、イジェクタ受け部32の前面に設けられ
た固定穴32Aと、ロックバー50に設けられたT字形
スリット52と、先細りの段付き形状に形成されたプラ
スチック製の鋲53と、からなり、T字形スリット52
の横方向の長さは当て部51がイジェクタ14の角部1
4Bと当たる位置から外れる位置まで移動可能な長さと
し、T字形スリット52は当て部51と反対の縦方向へ
抜けている。 【0039】スリットの幅は鋲53の太足部分が緩挿し
得る寸法であり、鋲53の太足部分の長さはロックバー
50の板厚さよりもやや長く、その先端側の細足部分は
イジェクタ受け部32の固定穴32Aに太足部分との段
部分が突き当たるまで圧入し得る長さをそなえてなる。 【0040】T字形スリット52はプリント板1が配置
される位置毎に設けられることなく適宜間隔に設け、必
要箇所に鋲53を圧入させることによりロックバー50
が取り付けられる。また、スライド移動させるための摘
み50Aを前面の数箇所に設けてある。ロックバー50
のスライド位置でのロックは多数のイジェクタ受け部3
2の前面と接触していることから適宜な摩擦力が作用し
ているので、ロック機構を設ける必要はとくにない。 【0041】上記の抜け止め構造は、装置の出荷、輸
送、設置までに限定することなくキャビネット24の前
面側に、図12を参照して図示説明のプリント板1の正
面側のコネクタ93と接続する外部配線90があったと
しても、容易に操作することが可能なものである。 【0042】抜け止め構造の他の構成について前部配線
ダクトによる図5を参照すると、図(a)は前部配線ダ
クト部の要部斜視図であり、図(b)は側面図、図
(c)は抜け止めロック状態、図(d)はロック解除開
始状態、図(e)は回動中、図(f)はダクト使用位
置、にそれぞれ示される。 【0043】外部配線90とプリント板1の正面側のコ
ネクタ93とを接続させるようにした装置にあっては、
樋状の配線ダクト37を下部レール30の前面下部に設
け、この配線ダクト37を垂直状態位置に回動させるこ
とにより、その縁端37Aが装着状態のイジェクタ14
に当接する位置となりイジェクタ14はロック状態とな
って回動操作させることが不可となり、プリント板1が
装着状態にロックされる。 【0044】この配線ダクト37は、ダクトの幅方向の
一方の縁端37Aが内側に縁曲げされており、他方の縁
端37Bは平坦面として突出されている。また、ダクト
の長さ方向の両端面にはスリット状の長孔37Cが設け
られている。 【0045】配線ダクト37を回動可能に支持する支持
金具42は、配線ダクト37の長さ方向の両端面に外側
から接する側面板42Aにピン38が内向きに立設され
ており、さらに、垂下縁部42Bをそなえてキャビネッ
ト24の左右端部に対向するようにして固定される板金
成形品である。 【0046】図(b)および図(c)に示されるよう
に、両端面の長孔37Cに軸として支持金具42のピン
38を挿入させた状態で配線ダクト37を垂下状態にさ
せると、一方の縁端37Aは装着されたプリント板1の
全イジェクタ14にほぼ当接し、他方の縁端37Bは支
持金具42の垂下縁部42Bに当接し、配線ダクト37
を回動させることができなくなって抜け止めロック状態
となる。 【0047】図(d)に示されるように配線ダクト37
を押し上げ、ピン38が長孔37Cの端部に当たった状
態とすることにより他方の縁端37Bが垂下縁部42B
との当接状態が非接触位置となる。そこで、図(e)に
示されるように配線ダクト37をピン38を軸として倒
れる方向の手前側に回動させることができるから、図
(f)に示されるように水平位置として他方の縁端37
Bの先端をレール30のイジェクタ受け部32の裏側部
分に当接させることで、ガタつくことなく配線ダクト3
7はダクトとして使用可能なロック位置に固定される。
装置の移動時などにおいては外部配線90が存在しない
のでダクト使用可能位置とせず、回動させて垂直状態位
置としてプリント板1の抜け止め構造とする。 【0048】外部配線90を整線保持させる配線ホルダ
60の構造は、図6に示されるようであり、図(a)は
閉状態の斜視図、図(b)は開状態の斜視図、である。
この配線ホルダ60は一端縁が円形棒状の軸部59に固
着され他端縁が屈曲ならびに彎曲成形されてなるホルダ
半体A54と、キャビネット24への固定部の一端側に
固着された円筒形の管部56と他端側が屈曲突出形成さ
れてなるホルダ半体B55と、からなり、管部56には
ホルダ半体A54の厚さを通過可能とするスリットと所
定角度回動可能とし得る開口窓と下端部に厚さの下端縁
を落とし込んでロック状態にし得る溝とでなる窓部57
が設けられてなり、すべてがプラスチックのモールド成
型品である。 【0049】図(b)に示されるように、軸部59を管
部56に挿入軸支させ、窓部57からホルダ半体A54
の先端側を突出させた状態として、ホルダ半体A54を
ホルダ半体B55に対して回動可能に結合させて配線ホ
ルダ60が構成される。 【0050】ホルダ半体A54を窓部57の端部へ回動
させ、図(a)のように彎曲した先端部がホルダ半体B
55の先端部の側面に押し当たるから、その位置で端縁
を溝に落とし込んでロックし得る。この状態は配線ホル
ダ60がクローズ状態となり挿入された外部配線90を
保持することができる。ホルダ半体A54の先端部はホ
ルダ半体B55の先端部に対して内側に彎曲して弾性的
に押し当たっているので、外側から細い外部配線90を
1本1本ずつ挿入することが容易に行なえるが挿入され
た配線を取り出すことは容易にできない。 【0051】太い配線の挿入や収容された配線を取り出
す場合には、ホルダ半体A54を押し上げれば端縁が窓
部57の溝から外れるので容易に回動させて図(b)に
示される窓部57の他端部まで開くことができ、配線の
挿入または取り出しを行なえる。このように、個々の配
線をクローズ状態でも容易に挿入可能であり、一旦挿入
された配線が不用意に外れ出ることはなく保持され、収
容保持された配線の取り出しの必要に応じては簡単な操
作によによって開くことができる便利なホルダである。 【0052】装着の最下部または最上部に取り付けられ
るカバー20は、図7に示されるような構造とすること
ができる。すなわち、装置の両側の前面の上下に設けた
一対の固定孔66の縁に鉤状の爪部を引っかけて係止さ
せるようにした着脱可能なカバー20であり、この上下
に配設する爪部の掛かり向きをそれぞれ反対方向の外向
きとし、一方は固定の爪部65、他方は図(b)に示さ
れるように内側に回動可能でかつねじりコイルばね67
によって外側方向に付勢されて軸支された可動爪部65
A、が設けられてなる。 【0053】上記構成によって、図(c)に示されるよ
うに、下側のカバー20は上部に他のカバー7−3が固
定されていたとしても無関係に着脱させることができ
る。そのようなことは、まずカバー20の可動爪部65
Aを固定孔66に嵌め込ませて押し下げることにより、
図(d)に示されるように可動爪部65Aは上方向へ回
動して上側の爪部65との間隔が縮まり、両方の爪部6
5,65Aをそれぞれの固定孔66に挿入させることが
できるから、そのまま手を放せばコイルばね67の復元
力によって可動爪部65Aの先端部分が固定孔66の内
縁に係合し、爪部65の方向にも押圧力が作用して確実
にガタなく取り付けることができる。 【0054】カバー20を取り外すには、カバー20を
押し下げることで可動爪部65Aが回動して爪部65と
の間隔が縮まり、上側の爪部65を固定孔66から抜き
出せる位置となるのでカバー20を手前側に引くことで
爪部65を固定孔66から取り出せる。その後、押し下
げ力を解放させると可動爪部65Aがコイルばね67の
復元力で回動し復元位置となるから、カバー20を少し
上に持ち上げるようにして可動爪部65Aを固定孔66
から取り出すことができる。 【0055】このカバー20は装置の最上部に適用し着
脱操作を同様にして行なうことが可能であるが、可動爪
部65Aが上側となるようにカバー20を上下反転させ
て用いればよい。 【0056】キャビネット24とベース70、またはキ
ャビネット24を積み重ね連結させる構造については、
図8および図9の斜視図に示すようであり、底板68を
そなえたキャビネット24とし、その底板68の左右に
前後方向一直線上に複数個の角孔69を配設する。連結
するベース70の上面または下部側のキャビネット24
の天井板上に角孔69と対応する位置にコ字形金具71
の両縁の開口を前後方向に向けて突出固着させて設け
る。 【0057】このような構成のキャビネット24とベー
ス70またはキャビネット24とを積み重ね重置させる
と、角孔69にコ字形金具71が嵌まり、底板68上に
突き出たコ字形金具71の開口によって前後方向に連通
する角孔ができる。この角孔に前面から閂棒73を挿入
貫通させて閂棒73の後部の折曲部73Aがベース70
またはキャビネット24の前縁に当接するように位置決
め挿入させて十分に閂止めを行ない、前部カバー74を
取り付けることによって抜け止めされキャビネット24
を積み重ね連結させることができる。 【0058】以上のようにして、専用の工具などを使用
することなく前面のみからの作業で簡単容易に連結また
は逆の操作による解除を行なうことができる。複数のコ
字形金具71を閂止めすることから、高信頼性と機械的
な高強度とが得られる構造である。 【0059】本発明になる電子装置構造である装置の床
面設置は、図10に示されるようであり、キャスタ28
をそなえた電子装置のベース70を床に固定された床設
置金具76に係合させねじ止め固定させる構成である。
図10において、図(a)は係合前の側断面図、図
(b)は連結係合状態、図(c)は図(b)のA部の拡
大図、図(d)は図(b)のB部の拡大図、図(e)は
係合前の斜視図、にそれぞれ示されている。 【0060】ベース70は、その垂下後縁に所定間隔で
2個の水平方向のスリット状の角孔25が形成され、そ
の下部には上縁を内側に折り曲げ形成された支え縁部B
82を有する四角形切欠部84が設けられている。垂下
前縁には垂下後縁の四角形切欠部84と対向する面の左
右に2個の固定孔29と、固定孔29の間の中央部分に
下縁を延ばして内側に縁曲げし左右方向へ細長で左右の
両端部分が先細りの台形状の支え縁部A81と、をそな
えてなる。 【0061】床設置金具76は、ベース70よりも横幅
を狭めた四角形蓋状で、蓋面を床面に接してボルトで固
定させ、後縁は高くその上縁に水平前向きに前端側が先
細りの台形板状でベース70の角孔25に挿入し得る係
合片26が2箇所に突設されており、挿入に際しての高
さレベルをガイドさせるための載置部80が設けられて
いる。前縁には左右に固定ねじ27をねじ込ませる固定
ねじ孔21が設けられており、その間の中央部分は四角
形に起欠いて折り曲げることによる四角形切欠部85と
折り曲げによる支え縁部79とに形成されている。 【0062】床設置金具76の載置部80は図(e)に
示されるように、ベース70の支え縁部B82を載置さ
せるためのガイド斜面付きの載置面金具80Aを蓋面に
取り付け、その背面側に形成させるのであるが、同一レ
ベル形状に両側壁83も形成して載置縁80Bとしてい
る。 【0063】装置の設置は、床面の所定位置に固定され
ている床設置金具76の位置へ装置を移動させ、ベース
70の後縁の四角形切欠部84を床設置金具76の両側
壁83に合わせて押し込み移動させると、まず支え縁部
B82が載置縁80Bまたは載置面金具80Aの斜面に
載り、さらに押し進めると平らな載置面に載り係合片2
6に対する角孔25の高さレベルが決められる。さらに
進ませることによって角孔25に係合片26の先端が挿
入され、係合片26の先細り形状のテーパ部分によりベ
ース70の左右方向の中心が床設置金具76の中心に近
づけられ、後縁どうしが当接して係合が完了する。 【0064】上記係合片26が角孔25に挿入されるの
と同じ頃に、前縁の支え縁部A81が床設置金具76の
四角形切欠部85に挿入され、支え縁部79に載り始
め、進むにしたがって、その両側の先細りのテーパ部分
によって前部分も左右の中心に近づけられと同時に支え
縁部79に載置されることとなり、位置誤差が少なく固
定ねじ孔21に固定孔29が重ね合わされるから、前面
から固定ねじ27を挿入させてねじ込み両者を固定させ
ることができる。 【0065】このようにして、床面設置作業も前面のみ
で簡単容易に行なうことができるので、高精度な係合に
よる位置合わせによりねじ止めが可能なことから許容誤
差寸法を少なくし得ることから、ガタの生じることが少
なく設置されるので、装置重量による従来のような問題
点が解消されて耐震性などが向上する。 【0066】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明電
子装置構造によれば各構成要素部分の改善された電子装
置の構造が得られるが、とりわけ、床設置金具による床
面への設置構造において装置はベースが床設置金具に自
動的にガイドされて位置決めされるので機械的に安定し
た支持構造が得られることにより、その実用上の効果は
きわめて顕著なものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明電子装置構造にかかるキャビネットの要
部斜視図 【図2】本発明電子装置構造にかかる各種レールの組み
立て斜視図 【図3】本発明電子装置構造にかかるレール構造の斜視
図 【図4】本発明電子装置構造にかかるプリント板の抜け
止め構造の斜視図 【図5】本発明電子装置構造にかかる前部配線ダクト部
の構造図 【図6】本発明電子装置構造にかかる配線ホルダ構造の
斜視図 【図7】本発明電子装置構造にかかるカバーの構造図 【図8】本発明電子装置構造にかかるキャビネット連結
構造図(その1) 【図9】本発明電子装置構造にかかるキャビネット連結
構造図(その2) 【図10】本発明電子装置構造の一実施例 【図11】従来の一例の電子装置構造の斜視図(その
1) 【図12】従来の一例の電子装置構造の斜視図(その
2) 【図13】従来の各種レール 【図14】従来のバックパネルの固定構造図 【図15】従来のプリント板の抜け防止構造図 【図16】従来の混在実装例 【図17】従来の各種配線ホルダ 【図18】従来のカバー構造図 【図19】従来のキャビネットとベースの固定構造図 【図20】従来の装置設置構造図 【符号の説明】 1 プリント板 2 バックパネル 3 レール 4 押さえ板 5 配線ダクト 6 配線ホルダ 7 カバー 7−1 上側のカバー 7−2 下側のカバー 7−3 カバー 8 キャビネット 8−1 増設キャビネット 9 床設置金具 10 ベース 11 金具 12 角孔 13 ねじ 14 イジェクタ 14A 爪 14B 角部 15 ユニット 17 爪部 17−1 爪部 17−2 鉤形の爪部 18,19 角孔 20 カバー 21 ねじ孔、固定ねじ孔 22 係合片 23 側板 24 キャビネット 25 角孔 26 係合片 27 ボルト、固定ねじ 28 キャスタ 29 固定孔 30 レール 30A レール 30B レール 31 スペーサ 31A 固定孔 32 イジェクタ受け部 32A 固定穴 34A T字係合凹部 34B T字係合凸部 35A 係合凹部 35B 係合凸部 37 配線ダクト 37A 縁端 37B 縁端 37C 長孔 38 ピン 40 バックパネル固定座A 40A ピン 41 バックパネル固定座B 41A ねじ孔 42 支持金具 42A 側面板 42B 垂下縁部 50 ロックバー 50A 摘み 51 当て部 52 T字形スリット 53 鋲 54 ホルダ半体A 55 ホルダ半体B 56 管部 57 窓部 59 軸部 60 配線ホルダ 65 爪部 65A 可動爪部 66 固定孔 67 ねじりコイルばね 68 底板 69 角孔 70 ベース 71 コ字形金具 73 閂棒 73A 折曲部 74 前部カバー 76 床設置金具 79 支え縁部 80 載置部 80A 載置面金具 80B 載置縁 81 支え縁部A 82 支え縁部B 83 側壁 84,85 四角形切欠部 90 外部配線 91,92,93 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 博明 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士 通エーシーエス株式会社内 (72)発明者 近藤 成俊 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士 通エーシーエス株式会社内 (72)発明者 小林 貴 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士 通エーシーエス株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−224395(JP,A) 特開 平4−157793(JP,A) 特開 平2−101796(JP,A) 特開 平2−140892(JP,A) 特開 平5−289422(JP,A) 特開 平6−291471(JP,A) 特開 昭59−106199(JP,A) 特開 昭62−200095(JP,A) 実開 平4−130491(JP,U) 実開 昭60−22885(JP,U) 実開 平4−20287(JP,U) 実開 昭62−14771(JP,U) 実開 平6−86385(JP,U) 実開 平3−2989(JP,U) 実開 平4−46576(JP,U) 実開 平4−30770(JP,U) 実開 昭53−68965(JP,U) 実開 昭60−33490(JP,U) 実開 昭62−151791(JP,U) 実開 昭62−296(JP,U) 実開 昭59−20769(JP,U) 実公 昭46−10715(JP,Y1) 実公 昭46−4005(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/14,7/18,7/00 H05K 5/00 - 5/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャスタを備えた電子装置のベースを床
    面に固定される床設置金具に設置固定させる電子装置構
    造であって、 上記ベースの後縁に前後方向に向けて開けられた角孔と
    該角孔の下方に上縁が内側に折曲されて支え縁部Bに形
    成された四角形切欠部と、ベースの前縁に前後方向に向
    けて開けられた固定孔と、下縁を縁曲げした支え縁部A
    とを備え、 上記床設置金具の後部に水平前向きに突設され上記ベー
    スの角孔に挿入される台形板状の係合片と該係合片との
    挿入の高さレベルをガイドさせるため上記ベースの支え
    縁部Bの両側をガイドさせる両側壁と、床設置金具の前
    部にベースの前縁の固定孔と対向する位置に設けられた
    固定ネジ孔と、該支え縁部Aを位置決め載置させる前縁
    を内側に切り曲げした支え縁部と、をそなえてなり、 上記ベースが床設置金具上を前面から後部方向に移動さ
    れることによってベースの後縁の支え縁部Bが床設置金
    具の両側壁にガイドされて角孔に床設置金具の係合片が
    挿入係合されるとともにベースの前縁の固定孔と床設置
    金具の前部の固定ねじ孔とを固定ねじにより締めつけ固
    定させることによりベースの前縁を床設置金具の前部と
    結合固定させるようにしたことを特徴とする電子装置構
    造。
JP09640595A 1995-04-21 1995-04-21 電子装置構造 Expired - Fee Related JP3384645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09640595A JP3384645B2 (ja) 1995-04-21 1995-04-21 電子装置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09640595A JP3384645B2 (ja) 1995-04-21 1995-04-21 電子装置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08293684A JPH08293684A (ja) 1996-11-05
JP3384645B2 true JP3384645B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=14164061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09640595A Expired - Fee Related JP3384645B2 (ja) 1995-04-21 1995-04-21 電子装置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3384645B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4593670B2 (ja) * 2009-01-09 2010-12-08 富士通株式会社 通信装置
JP4642117B2 (ja) * 2009-01-09 2011-03-02 富士通株式会社 プラグインユニット
TWI565390B (zh) * 2014-11-07 2017-01-01 英業達股份有限公司 電子元件和固定結構之組合
JP6717420B1 (ja) * 2019-11-14 2020-07-01 富士電機株式会社 プログラマブルコントローラ用のベースボード及びプログラマブルコントローラシステム
CN114007350B (zh) * 2021-09-14 2023-04-07 深圳市格仕乐科技有限公司 一种具有线束助拔结构的通讯机箱及实施方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08293684A (ja) 1996-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI469724B (zh) 用於電子卡之基於軌道的支撐系統
US7930812B2 (en) Toolless rack mounting rail installation latch
US20030155471A1 (en) System and means for the secure mounting of a device bracket
US20100294905A1 (en) Mounting apparatus for data storage device
US20040125576A1 (en) Mounting apparatus for circuit board
US5546277A (en) Computer component torsional latching mechanism and method
US5971507A (en) Relay rack enclosure
JP3384645B2 (ja) 電子装置構造
US6173848B1 (en) Mounting shelf for installation of lan hubs
US6567275B1 (en) Modular stack device
US20050051672A1 (en) System and means for the secure mounting of a device bracket
US20020184831A1 (en) Frame structure for housing panel plates
US6239978B1 (en) Circuit board support
US6757163B2 (en) Computer having an auxiliary memory unit removably fastened on a fixing bracket
JP6738199B2 (ja) パネル連結構造
JPH0444887Y2 (ja)
JP2638378B2 (ja)
JP2008148761A (ja) 組立式陳列装置
JP2532499Y2 (ja) ユニット収容装置
JPH075660Y2 (ja) プリント基板支持装置
JP2564588Y2 (ja) 基板固定具
JP2639778B2 (ja) 引出しにおける正面板取付装置
JP3418289B2 (ja) キャッシュレジスタのトップカバー支持装置
JPH0515223Y2 (ja)
JPH08897Y2 (ja) パネルと支柱の連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021126

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees