JP3382764B2 - 無線移動機 - Google Patents
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/44—Transmit/receive switching
- H04B1/48—Transmit/receive switching in circuits for connecting transmitter and receiver to a common transmission path, e.g. by energy of transmitter
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
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- H04B1/18—Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
- H04B1/406—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with more than one transmission mode, e.g. analog and digital modes
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信等で用
いられる無線移動機に関し、特に、アンテナと送受信回
路との間の信号損失を減らしたものである。
いられる無線移動機に関し、特に、アンテナと送受信回
路との間の信号損失を減らしたものである。
【０００２】
【従来の技術】最近のディジタル携帯電話機は、ファク
シミリやコンピュータなどと接続する外部コネクタ端子
を備えており、これらの機器からデータを入力したり、
これらの機器にデータを出力したりすることが可能であ
る。
シミリやコンピュータなどと接続する外部コネクタ端子
を備えており、これらの機器からデータを入力したり、
これらの機器にデータを出力したりすることが可能であ
る。
【０００３】この従来の無線移動機は、図６に示すよう
に、送信信号を処理する送信回路１と、受信信号を処理
する受信回路２と、送信波と受信波とを分離する送受信
共用器５と、アンテナ端子41を介して接続する送信用ア
ンテナ８と、アンテナ端子42を介して接続する受信用ア
ンテナ９と、出力用の外部コネクタ端子10と、入力用の
外部コネクタ端子11と、送信アンテナ８または出力用外
部コネクタ端子10を選択するスイッチ６と、受信アンテ
ナ９または入力用外部コネクタ端子11を選択するスイッ
チ７とを備えている。
に、送信信号を処理する送信回路１と、受信信号を処理
する受信回路２と、送信波と受信波とを分離する送受信
共用器５と、アンテナ端子41を介して接続する送信用ア
ンテナ８と、アンテナ端子42を介して接続する受信用ア
ンテナ９と、出力用の外部コネクタ端子10と、入力用の
外部コネクタ端子11と、送信アンテナ８または出力用外
部コネクタ端子10を選択するスイッチ６と、受信アンテ
ナ９または入力用外部コネクタ端子11を選択するスイッ
チ７とを備えている。
【０００４】この無線移動機では、送信回路１から出力
された信号は、送受信共用器５とスイッチ６とを通じ
て、送信用のアンテナ端子41または外部コネクタ端子10
に出力される。
された信号は、送受信共用器５とスイッチ６とを通じ
て、送信用のアンテナ端子41または外部コネクタ端子10
に出力される。
【０００５】また、受信用のアンテナ端子42または外部
コネクタ端子11から入力された信号は、スイッチ７と送
受信共用器５とを介して、受信回路２に入力される。
コネクタ端子11から入力された信号は、スイッチ７と送
受信共用器５とを介して、受信回路２に入力される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無線移
動機では、特に送信側において、送信回路１からアンテ
ナ端子41までの間に送受信共用器５とスイッチ６とが入
るため、信号損失が大きくなり、送信回路１のアンプに
大きな負担が掛かることになる。
動機では、特に送信側において、送信回路１からアンテ
ナ端子41までの間に送受信共用器５とスイッチ６とが入
るため、信号損失が大きくなり、送信回路１のアンプに
大きな負担が掛かることになる。
【０００７】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、共用器を削除して、送信回路及び受信回
路からアンテナ端子までの信号ロスを減らすことが可能
であり、また、送信回路及び受信回路とアンテナ端子及
び外部コネクタ端子との接続を簡単な構成で切換えるこ
とが可能な無線移動機を提供することを目的としてい
る。
るものであり、共用器を削除して、送信回路及び受信回
路からアンテナ端子までの信号ロスを減らすことが可能
であり、また、送信回路及び受信回路とアンテナ端子及
び外部コネクタ端子との接続を簡単な構成で切換えるこ
とが可能な無線移動機を提供することを目的としてい
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ア
ンテナと、外部装置に接続するための外部コネクタ端子
とを備える無線移動機において、送受信用アンテナ、受
信用アンテナ及び外部コネクタ端子と、送信回路及び受
信回路との間の接続を切換える、複数のスイッチ素子を
有するスイッチ回路と、このスイッチ回路の各スイッチ
素子の動作を制御する制御手段とを設け、制御手段から
の信号でスイッチ回路を電気的に切換えるようにしてい
る。この場合、アンテナ端子及び外部コネクタ端子と、
送信回路及び受信回路との間には、スイッチ回路が介在
するだけであるから、信号損失が少ない。また、外部コ
ネクタ端子に各種の外部装置を接続し、スイッチ回路の
制御の仕方を変えることによって、多様な使い方が可能
になる。
ンテナと、外部装置に接続するための外部コネクタ端子
とを備える無線移動機において、送受信用アンテナ、受
信用アンテナ及び外部コネクタ端子と、送信回路及び受
信回路との間の接続を切換える、複数のスイッチ素子を
有するスイッチ回路と、このスイッチ回路の各スイッチ
素子の動作を制御する制御手段とを設け、制御手段から
の信号でスイッチ回路を電気的に切換えるようにしてい
る。この場合、アンテナ端子及び外部コネクタ端子と、
送信回路及び受信回路との間には、スイッチ回路が介在
するだけであるから、信号損失が少ない。また、外部コ
ネクタ端子に各種の外部装置を接続し、スイッチ回路の
制御の仕方を変えることによって、多様な使い方が可能
になる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、送受信用及び受信用のアンテナと、入出力用及び入
力用の外部コネクタ端子とを備える無線移動機におい
て、送受信用アンテナ、受信用アンテナ及び外部コネク
タ端子と送信回路及び受信回路との間の接続を切換え
る、複数のスイッチ素子を有するスイッチ回路と、この
スイッチ回路の各スイッチ素子の動作を制御する制御手
段とを設け、スイッチ回路には、送受信用アンテナ及び
入出力用の外部コネクタ端子の接続を切換える第１、第
２、第３及び第４のスイッチ素子と、受信用アンテナ及
び入力用の外部コネクタ端子の接続を切換える第５のス
イッチ素子とを設け、第１のスイッチ素子は、送受信用
アンテナと送信回路との電気的な接続または切離を選択
し、第２のスイッチ素子は、入出力用の外部コネクタ端
子と送信回路との電気的な接続または切離を選択し、第
３のスイッチ素子は、送受信用アンテナと受信回路との
電気的な接続または切離を選択し、第４のスイッチ素子
は、入出力用の外部コネクタ端子と受信回路との電気的
な接続または切離を選択し、第５のスイッチ素子は、受
信用アンテナまたは入力用の外部コネクタ端子を選択し
て受信回路に電気的に接続し、この第１、第２、第３、
第４及び第５のスイッチ素子を制御手段からの信号で切
換えるようにしたものであり、アンテナ端子及び外部コ
ネクタ端子と、送信回路及び受信回路との間に、唯一介
在するスイッチ回路を切換えるだけで、その接続を変更
することができる。
は、送受信用及び受信用のアンテナと、入出力用及び入
力用の外部コネクタ端子とを備える無線移動機におい
て、送受信用アンテナ、受信用アンテナ及び外部コネク
タ端子と送信回路及び受信回路との間の接続を切換え
る、複数のスイッチ素子を有するスイッチ回路と、この
スイッチ回路の各スイッチ素子の動作を制御する制御手
段とを設け、スイッチ回路には、送受信用アンテナ及び
入出力用の外部コネクタ端子の接続を切換える第１、第
２、第３及び第４のスイッチ素子と、受信用アンテナ及
び入力用の外部コネクタ端子の接続を切換える第５のス
イッチ素子とを設け、第１のスイッチ素子は、送受信用
アンテナと送信回路との電気的な接続または切離を選択
し、第２のスイッチ素子は、入出力用の外部コネクタ端
子と送信回路との電気的な接続または切離を選択し、第
３のスイッチ素子は、送受信用アンテナと受信回路との
電気的な接続または切離を選択し、第４のスイッチ素子
は、入出力用の外部コネクタ端子と受信回路との電気的
な接続または切離を選択し、第５のスイッチ素子は、受
信用アンテナまたは入力用の外部コネクタ端子を選択し
て受信回路に電気的に接続し、この第１、第２、第３、
第４及び第５のスイッチ素子を制御手段からの信号で切
換えるようにしたものであり、アンテナ端子及び外部コ
ネクタ端子と、送信回路及び受信回路との間に、唯一介
在するスイッチ回路を切換えるだけで、その接続を変更
することができる。
【００１０】請求項２に記載の発明は、送信回路に、送
信信号を伝送する経路と、受信信号を受信回路に伝送す
る経路と、それらの経路を切換える切換スイッチとを設
け、受信信号を、送信回路を経由して、受信回路に伝送
することを可能にしたものであり、受信信号の種類によ
っては、この切換スイッチが切換えた経路を使って受信
信号を受信回路に伝送することにより、二種類の通信モ
ード、即ち、ＴＤＭＡ（Time Division Multiple Acces
s）とＴＤＤ（Time Division Duplex）とを組合せたＴ
ＤＭＡ−ＴＤＤや、ＴＤＭＡとＦＤＤ（Frequency Divi
sion Duplex）とを組合せたＴＤＭＡ−ＦＤＤのデュア
ルモード通信を行なうことが可能となる。
信信号を伝送する経路と、受信信号を受信回路に伝送す
る経路と、それらの経路を切換える切換スイッチとを設
け、受信信号を、送信回路を経由して、受信回路に伝送
することを可能にしたものであり、受信信号の種類によ
っては、この切換スイッチが切換えた経路を使って受信
信号を受信回路に伝送することにより、二種類の通信モ
ード、即ち、ＴＤＭＡ（Time Division Multiple Acces
s）とＴＤＤ（Time Division Duplex）とを組合せたＴ
ＤＭＡ−ＴＤＤや、ＴＤＭＡとＦＤＤ（Frequency Divi
sion Duplex）とを組合せたＴＤＭＡ−ＦＤＤのデュア
ルモード通信を行なうことが可能となる。
【００１１】請求項３に記載の発明は、外部コネクタ端
子の各々に対する外部装置の接続を検知する外部コネク
タ端子接続検知手段を設け、制御手段が、この外部コネ
クタ端子接続検知手段の検知信号に応じて、スイッチ回
路を制御し、送信回路及び受信回路の少なくとも一方を
外部装置が接続された外部コネクタ端子に接続するよう
にしたものであり、外部コネクタ端子に外部装置を接続
すると、自動的に、外部コネクタモードへの切換えが行
なわれる。
子の各々に対する外部装置の接続を検知する外部コネク
タ端子接続検知手段を設け、制御手段が、この外部コネ
クタ端子接続検知手段の検知信号に応じて、スイッチ回
路を制御し、送信回路及び受信回路の少なくとも一方を
外部装置が接続された外部コネクタ端子に接続するよう
にしたものであり、外部コネクタ端子に外部装置を接続
すると、自動的に、外部コネクタモードへの切換えが行
なわれる。
【００１２】請求項４に記載の発明は、入出力用の外部
コネクタ端子に光通信用の発光素子部を接続し、入力用
の外部コネクタ端子に光通信用の受光素子部を接続した
ものであり、光通信機能を併せて具備することができ
る。
コネクタ端子に光通信用の発光素子部を接続し、入力用
の外部コネクタ端子に光通信用の受光素子部を接続した
ものであり、光通信機能を併せて具備することができ
る。
【００１３】請求項５に記載の発明は、外部コネクタ端
子の一つに放送受信用のアンテナを接続したものであ
り、ＡＭ放送やＦＭ放送を受信する機能を併せて具備す
ることができる。
子の一つに放送受信用のアンテナを接続したものであ
り、ＡＭ放送やＦＭ放送を受信する機能を併せて具備す
ることができる。
【００１４】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１５】（実施の形態１）
第１の実施形態における無線移動機は、図１に示すよう
に、送信回路１と、受信回路２と、送信受信を兼用する
送受信用アンテナ14が接続するアンテナ端子41と、受信
用アンテナ15が接続するアンテナ端子42と、入出力用の
外部コネクタ端子16と、入力用の外部コネクタ端子17
と、各端子41、42、16、17と送信回路１または受信回路
２との接続を切換えるスイッチ回路12と、スイッチ回路
12の切換えを制御する制御回路13とを備えている。
に、送信回路１と、受信回路２と、送信受信を兼用する
送受信用アンテナ14が接続するアンテナ端子41と、受信
用アンテナ15が接続するアンテナ端子42と、入出力用の
外部コネクタ端子16と、入力用の外部コネクタ端子17
と、各端子41、42、16、17と送信回路１または受信回路
２との接続を切換えるスイッチ回路12と、スイッチ回路
12の切換えを制御する制御回路13とを備えている。
【００１６】スイッチ回路12は、送信用アンテナ端子41
及び入出力用外部コネクタ端子16の接続を切換える４つ
のＳＷ１〜ＳＷ４と、受信用アンテナ端子42または入力
用外部コネクタ端子17への接続を選択するＳＷ５とを具
備しており、制御回路13の出力信号によって各スイッチ
素子が開閉し、各アンテナ端子41、42または外部コネク
タ端子16、17を受信回路２及び送信回路１に接続する。
及び入出力用外部コネクタ端子16の接続を切換える４つ
のＳＷ１〜ＳＷ４と、受信用アンテナ端子42または入力
用外部コネクタ端子17への接続を選択するＳＷ５とを具
備しており、制御回路13の出力信号によって各スイッチ
素子が開閉し、各アンテナ端子41、42または外部コネク
タ端子16、17を受信回路２及び送信回路１に接続する。
【００１７】この制御回路13は、無線移動機の動作に応
じて、スイッチ回路12の内部のスイッチ素子ＳＷ１〜Ｓ
Ｗ５を図７に示すようにＯＮ／ＯＦＦする。
じて、スイッチ回路12の内部のスイッチ素子ＳＷ１〜Ｓ
Ｗ５を図７に示すようにＯＮ／ＯＦＦする。
【００１８】通常通信のときは、送信時に、制御回路13
の制御でＳＷ１だけがＯＮになり、送信回路１から出力
された信号は、スイッチ回路12を通じて送信アンテナ14
へ出力される。また、受信時には、アンテナ14を選択し
たときは、ＳＷ３がＯＮになり、また、アンテナ15を選
択したときは、ＳＷ５がａを選択することによって、ア
ンテナ14及びアンテナ15に入力された信号が、スイッチ
回路12を通じて受信回路２に入力される。
の制御でＳＷ１だけがＯＮになり、送信回路１から出力
された信号は、スイッチ回路12を通じて送信アンテナ14
へ出力される。また、受信時には、アンテナ14を選択し
たときは、ＳＷ３がＯＮになり、また、アンテナ15を選
択したときは、ＳＷ５がａを選択することによって、ア
ンテナ14及びアンテナ15に入力された信号が、スイッチ
回路12を通じて受信回路２に入力される。
【００１９】外部コネクタモード設定のときは、ＳＷ２
がＯＮになり、また、ＳＷ５がｂを選択することによっ
て、送信回路１から出力された信号は、スイッチ回路12
を通じて外部コネクタ端子16へ出力され、また、入力用
の外部コネクタ端子17から入力された信号はスイッチ回
路12を通じて受信回路２へ入力する。また、入出力用の
外部コネクタ端子16から信号が入力した場合には、この
信号はＳＷ４を通じて受信回路２へ入力する。
がＯＮになり、また、ＳＷ５がｂを選択することによっ
て、送信回路１から出力された信号は、スイッチ回路12
を通じて外部コネクタ端子16へ出力され、また、入力用
の外部コネクタ端子17から入力された信号はスイッチ回
路12を通じて受信回路２へ入力する。また、入出力用の
外部コネクタ端子16から信号が入力した場合には、この
信号はＳＷ４を通じて受信回路２へ入力する。
【００２０】このように、この無線移動機では、送信回
路１及び受信回路２と、各アンテナ端子41、42、または
各外部コネクタ端子16、17との切換えが、いずれもスイ
ッチ回路12の内部の１つのスイッチ素子のみを経由する
ことで実現される。そのため、信号損失を抑えることが
でき、特に送信側では、その分、送信回路の出力を低く
できるので、低消費電力化が可能となる。
路１及び受信回路２と、各アンテナ端子41、42、または
各外部コネクタ端子16、17との切換えが、いずれもスイ
ッチ回路12の内部の１つのスイッチ素子のみを経由する
ことで実現される。そのため、信号損失を抑えることが
でき、特に送信側では、その分、送信回路の出力を低く
できるので、低消費電力化が可能となる。
【００２１】（実施の形態２）
第２の実施形態の無線移動機は、二種類の通信モードで
送受信することができる。
送受信することができる。
【００２２】この無線移動機は、図２に示すように、送
信回路１に、送信する信号の帯域を調整する第１のフィ
ルタ50と、送信信号を通し、逆方向の信号の通過を阻止
するアイソレータ51と、送信信号を増幅する第１の増幅
器52と、受信した信号の帯域を整える第２のフィルタ56
と、送信時にはｃとｅとを接続し、受信時にはｄとｆと
を接続する第１及び第２のスイッチ（ＳＷ６、ＳＷ７）
53、54と、送信信号を増幅する第２の増幅器55と、送信
信号を変調する変調器60とを具備している。その他の構
成は第１の実施形態と同じである。
信回路１に、送信する信号の帯域を調整する第１のフィ
ルタ50と、送信信号を通し、逆方向の信号の通過を阻止
するアイソレータ51と、送信信号を増幅する第１の増幅
器52と、受信した信号の帯域を整える第２のフィルタ56
と、送信時にはｃとｅとを接続し、受信時にはｄとｆと
を接続する第１及び第２のスイッチ（ＳＷ６、ＳＷ７）
53、54と、送信信号を増幅する第２の増幅器55と、送信
信号を変調する変調器60とを具備している。その他の構
成は第１の実施形態と同じである。
【００２３】この無線移動機では、ＳＷ６、ＳＷ７と、
制御回路13の制御を受けるスイッチ回路12の内部のスイ
ッチ素子ＳＷ１〜ＳＷ５とが、無線移動機の通信モード
に応じてＯＮ／ＯＦＦする。
制御回路13の制御を受けるスイッチ回路12の内部のスイ
ッチ素子ＳＷ１〜ＳＷ５とが、無線移動機の通信モード
に応じてＯＮ／ＯＦＦする。
【００２４】通常通信のときは、第１のモードの送信時
に、図８に示すように、ＳＷ１がＯＮになり、ＳＷ６と
ＳＷ７とがｃとｅとを接続する。変調器60から出力され
た送信信号は、第２の増幅器55、第１の増幅器52、アイ
ソレータ51、フィルタ50を経て送信回路１から出力さ
れ、スイッチ回路12を通じてアンテナ14へ出力される。
に、図８に示すように、ＳＷ１がＯＮになり、ＳＷ６と
ＳＷ７とがｃとｅとを接続する。変調器60から出力され
た送信信号は、第２の増幅器55、第１の増幅器52、アイ
ソレータ51、フィルタ50を経て送信回路１から出力さ
れ、スイッチ回路12を通じてアンテナ14へ出力される。
【００２５】また、受信時には、図８に示すように、ア
ンテナ14を選択した場合は、ＳＷ１がＯＮになり、ＳＷ
６とＳＷ７とがｄとｆとを接続する。アンテナ14に入力
した信号は、スイッチ回路12を経て送信回路１に入力
し、フィルタ56、ＳＷ６、ＳＷ７を通った後、受信回路
２に入力する。また、アンテナ15を選択した場合は、ス
イッチ回路12のＳＷ２とＳＷ４とがＯＮになり、ＳＷ５
がａに接続し、またＳＷ６とＳＷ７とがｄとｆとを接続
する。アンテナ15に入力した信号は、スイッチ回路12を
通って受信回路２に入力するとともに、スイッチ回路12
から送信回路１を通り、受信回路２に入力する。
ンテナ14を選択した場合は、ＳＷ１がＯＮになり、ＳＷ
６とＳＷ７とがｄとｆとを接続する。アンテナ14に入力
した信号は、スイッチ回路12を経て送信回路１に入力
し、フィルタ56、ＳＷ６、ＳＷ７を通った後、受信回路
２に入力する。また、アンテナ15を選択した場合は、ス
イッチ回路12のＳＷ２とＳＷ４とがＯＮになり、ＳＷ５
がａに接続し、またＳＷ６とＳＷ７とがｄとｆとを接続
する。アンテナ15に入力した信号は、スイッチ回路12を
通って受信回路２に入力するとともに、スイッチ回路12
から送信回路１を通り、受信回路２に入力する。
【００２６】このとき、受信した信号の種類により、第
１のスイッチ（ＳＷ６）53と第２のスイッチ（ＳＷ７）
54とが切換わり、同時に制御回路13がスイッチ回路12を
制御して、送信の態勢に移る。第２のモードでの動作は
第１の実施形態と同じである。
１のスイッチ（ＳＷ６）53と第２のスイッチ（ＳＷ７）
54とが切換わり、同時に制御回路13がスイッチ回路12を
制御して、送信の態勢に移る。第２のモードでの動作は
第１の実施形態と同じである。
【００２７】外部コネクタモード設定のときは、図８に
示すように、ＳＷ２がＯＮになり、ＳＷ５がｂに接続
し、ＳＷ６とＳＷ７とがｃとｅとを接続する。送信回路
１から出力された信号は、スイッチ回路12を通じて出力
用の外部コネクタ端子16へ出力され、また、入力用の外
部コネクタ端子17から入力した信号は、スイッチ回路12
を通じて受信回路２に入力する。
示すように、ＳＷ２がＯＮになり、ＳＷ５がｂに接続
し、ＳＷ６とＳＷ７とがｃとｅとを接続する。送信回路
１から出力された信号は、スイッチ回路12を通じて出力
用の外部コネクタ端子16へ出力され、また、入力用の外
部コネクタ端子17から入力した信号は、スイッチ回路12
を通じて受信回路２に入力する。
【００２８】このように、この無線移動機では、スイッ
チ回路12内部のスイッチ素子のＯＮ／ＯＦＦを制御する
ことによって、各アンテナ端子41、42または各外部コネ
クタ端子16、17と、送信回路１及び受信回路２との接続
を切換えることができ、また、通信モードの設定に応じ
て、送信回路１の状態を切換えることができる。従っ
て、この無線移動機は、ＴＤＭＡ（Time Division Mult
iple Access）とＴＤＤ（Time Division Duplex）とを
組合せたＴＤＭＡ−ＴＤＤや、ＴＤＭＡとＦＤＤ（Freq
uency Division Duplex）とを組合せたＴＤＭＡ−ＦＤ
Ｄのデュアルモード通信に用いることが可能となる。
チ回路12内部のスイッチ素子のＯＮ／ＯＦＦを制御する
ことによって、各アンテナ端子41、42または各外部コネ
クタ端子16、17と、送信回路１及び受信回路２との接続
を切換えることができ、また、通信モードの設定に応じ
て、送信回路１の状態を切換えることができる。従っ
て、この無線移動機は、ＴＤＭＡ（Time Division Mult
iple Access）とＴＤＤ（Time Division Duplex）とを
組合せたＴＤＭＡ−ＴＤＤや、ＴＤＭＡとＦＤＤ（Freq
uency Division Duplex）とを組合せたＴＤＭＡ−ＦＤ
Ｄのデュアルモード通信に用いることが可能となる。
【００２９】（実施の形態３）第３の実施形態の無線移
動機は、外部コネクタ端子に外部装置が接続されたと
き、それに応じたスイッチの切換えが行なわれる。
動機は、外部コネクタ端子に外部装置が接続されたと
き、それに応じたスイッチの切換えが行なわれる。
【００３０】この無線移動機は、図３に示すように、外
部コネクタ端子16、17への外部装置の接続を検知する外
部コネクタ端子接続検知回路57、58を備えている。その
他の構成は第２の実施形態と同じである。
部コネクタ端子16、17への外部装置の接続を検知する外
部コネクタ端子接続検知回路57、58を備えている。その
他の構成は第２の実施形態と同じである。
【００３１】外部コネクタ端子接続検知回路57、58は、
外部コネクタ端子16、17に外部装置が接続されたかどう
かを検知し、制御回路13に信号を送る。
外部コネクタ端子16、17に外部装置が接続されたかどう
かを検知し、制御回路13に信号を送る。
【００３２】制御回路13は、スイッチ回路12の各スイッ
チ素子の開閉を第２の実施形態のように制御しており、
外部コネクタ端子接続検知回路57、58から、外部装置が
接続されたことを知らせる信号が入力すると、外部端子
選択モードへの切換えを行なう。
チ素子の開閉を第２の実施形態のように制御しており、
外部コネクタ端子接続検知回路57、58から、外部装置が
接続されたことを知らせる信号が入力すると、外部端子
選択モードへの切換えを行なう。
【００３３】このように、この無線移動機は、通常通信
のときは、第２の実施形態と同じように動作し、外部コ
ネクタ端子に外部装置が接続されると、それを検知し
て、自動的に外部端子選択モードに移行する。
のときは、第２の実施形態と同じように動作し、外部コ
ネクタ端子に外部装置が接続されると、それを検知し
て、自動的に外部端子選択モードに移行する。
【００３４】（実施の形態４）第４の実施形態の無線移
動機は、光通信機能を備えている。
動機は、光通信機能を備えている。
【００３５】この無線移動機は、図４に示すように、光
信号を送信する信号出力用発光素子部24と、光信号を受
信する信号入力用受光素子部25とを備えている。その他
の構成は第２の実施形態と同じである。
信号を送信する信号出力用発光素子部24と、光信号を受
信する信号入力用受光素子部25とを備えている。その他
の構成は第２の実施形態と同じである。
【００３６】この無線移動機では、通常通信のときの各
通信モードにおけるＳＷ１〜ＳＷ７の切換え、及び信号
の流れは第２の実施形態の場合と同じである。
通信モードにおけるＳＷ１〜ＳＷ７の切換え、及び信号
の流れは第２の実施形態の場合と同じである。
【００３７】また、光通信モード設定のときは、図９に
示すように、ＳＷ１〜ＳＷ７が、第２の実施形態におけ
る外部端子選択モードと同じ状態に制御され、送信回路
２から出力された信号が、スイッチ回路12を通じて信号
出力発光素子部24へ出力され、また、信号入力受光素子
部25から入力した信号が、スイッチ回路12を通じて受信
回路２へ入力される。
示すように、ＳＷ１〜ＳＷ７が、第２の実施形態におけ
る外部端子選択モードと同じ状態に制御され、送信回路
２から出力された信号が、スイッチ回路12を通じて信号
出力発光素子部24へ出力され、また、信号入力受光素子
部25から入力した信号が、スイッチ回路12を通じて受信
回路２へ入力される。
【００３８】このように、この無線移動機は、各アンテ
ナ端子及び光通信用素子部の切換えによって、ＴＤＭＡ
−ＴＤＤ、ＴＤＭＡ−ＦＤＤのデュアルモード通信と、
光通信とが可能となる。
ナ端子及び光通信用素子部の切換えによって、ＴＤＭＡ
−ＴＤＤ、ＴＤＭＡ−ＦＤＤのデュアルモード通信と、
光通信とが可能となる。
【００３９】（実施の形態５）第５の実施形態の無線移
動機は、放送受信機能を備えている。
動機は、放送受信機能を備えている。
【００４０】この無線移動機は、図５に示すように、Ａ
Ｍ放送またはＦＭ放送受信用のアンテナ28を備え、ま
た、一つの入力用の外部コネクタ端子29を備えている。
その他の構成は第２の実施形態と同じである。
Ｍ放送またはＦＭ放送受信用のアンテナ28を備え、ま
た、一つの入力用の外部コネクタ端子29を備えている。
その他の構成は第２の実施形態と同じである。
【００４１】この無線移動機では、通常通信のときの各
通信モードにおけるＳＷ１〜ＳＷ７の切換え、及び信号
の流れは第２の実施形態の場合と同じである。
通信モードにおけるＳＷ１〜ＳＷ７の切換え、及び信号
の流れは第２の実施形態の場合と同じである。
【００４２】ＡＭ・ＦＭ放送受信モード設定のときは、
ＳＷ４のみがＯＮとなるようにスイッチ回路12が制御さ
れ、放送受信用アンテナ28から入力された信号がスイッ
チ回路12を通じて受信回路２に入力する。
ＳＷ４のみがＯＮとなるようにスイッチ回路12が制御さ
れ、放送受信用アンテナ28から入力された信号がスイッ
チ回路12を通じて受信回路２に入力する。
【００４３】また、外部コネクタモード設定のときは、
ＳＷ２とＳＷ４とがＯＮになり、ＳＷ５がｂに接続し、
ＳＷ６とＳＷ７とがｃとｅとを接続する。その結果、送
信回路１から出力された信号は、スイッチ回路12を通じ
て外部コネクタ端子29に出力される。
ＳＷ２とＳＷ４とがＯＮになり、ＳＷ５がｂに接続し、
ＳＷ６とＳＷ７とがｃとｅとを接続する。その結果、送
信回路１から出力された信号は、スイッチ回路12を通じ
て外部コネクタ端子29に出力される。
【００４４】このように、この無線移動機では、ＴＤＭ
Ａ−ＴＤＤ、ＴＤＭＡ−ＦＤＤのデュアルモード通信
と、ＡＭ・ＦＭ放送の受信機能と、外部コネクタ端子を
介しての外部装置との接続機能とを有している。
Ａ−ＴＤＤ、ＴＤＭＡ−ＦＤＤのデュアルモード通信
と、ＡＭ・ＦＭ放送の受信機能と、外部コネクタ端子を
介しての外部装置との接続機能とを有している。
【００４５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の無線移動機は、アンテナ端子及び外部コネクタ端子と
受信回路及び送信回路とをスイッチ回路一つで接続して
おり、このスイッチ回路の切換え制御により、多様な使
い道を実現できる。
の無線移動機は、アンテナ端子及び外部コネクタ端子と
受信回路及び送信回路とをスイッチ回路一つで接続して
おり、このスイッチ回路の切換え制御により、多様な使
い道を実現できる。
【００４６】また、各端子と送信回路または受信回路と
の間の信号損失が減少し、そのため、特に送信側では、
その分、送信回路の出力を低くすることが可能となり、
アンプの負担を減らして、低消費電力化を図ることがで
きる。
の間の信号損失が減少し、そのため、特に送信側では、
その分、送信回路の出力を低くすることが可能となり、
アンプの負担を減らして、低消費電力化を図ることがで
きる。
【図１】本発明の第１の実施形態における無線移動機の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図２】本発明の第２の実施形態における無線移動機の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図３】本発明の第３の実施形態における無線移動機の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図４】本発明の第４の実施形態における無線移動機の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図５】本発明の第５の実施形態における無線移動機の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図６】従来の無線移動機の構成を示すブロック図
【図７】第１の実施形態におけるスイッチ回路のスイッ
チ素子の接続状態を示す図
チ素子の接続状態を示す図
【図８】第２及び第３の実施形態におけるスイッチ回路
のスイッチ素子等の接続状態を示す図
のスイッチ素子等の接続状態を示す図
【図９】第４の実施形態におけるスイッチ回路のスイッ
チ素子等の接続状態を示す図
チ素子等の接続状態を示す図
【図１０】第５の実施形態におけるスイッチ回路のスイ
ッチ素子等の接続状態を示す図
ッチ素子等の接続状態を示す図
１ 送信回路
２ 受信回路
５ 共用器
６、７ スイッチ
８ 送信用アンテナ
９ 受信用アンテナ
10、11 外部コネクタ端子
12 スイッチ回路
13 制御回路
14 送受信用アンテナ
15 受信用アンテナ
16、17、29 外部コネクタ端子
24 信号出力用発光素子部
25 信号入力用受光素子部
28 ＡＭ放送・ＦＭ放送受信用アンテナ
41、42 アンテナ端子
50、56 フィルタ
51 アイソレータ
52、55 増幅器
53、54 スイッチ
57、58 外部コネクタ端子接続検知回路
60 変調器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04B 1/38 - 1/58
Claims (5)
- 【請求項１】 送受信用及び受信用のアンテナと、入出
力用及び入力用の外部コネクタ端子とを備える無線移動
機において、 送受信用アンテナ、受信用アンテナ及び外部コネクタ端
子と送信回路及び受信回路との間の接続を切換える、複
数のスイッチ素子を有するスイッチ回路と、 前記スイッチ回路の各スイッチ素子の動作を制御する制
御手段とを備え、 前記スイッチ回路は、前記送受信用アンテナ及び入出力
用の外部コネクタ端子の前記接続を切換える第１、第
２、第３及び第４のスイッチ素子と、前記受信用アンテ
ナ及び入力用の外部コネクタ端子の前記接続を切換える
第５のスイッチ素子とを具備し、前記第１のスイッチ素
子は、前記送受信用アンテナと前記送信回路との電気的
な接続または切離を選択し、前記第２のスイッチ素子
は、前記入出力用の外部コネクタ端子と前記送信回路と
の電気的な接続または切離を選択し、前記第３のスイッ
チ素子は、前記送受信用アンテナと前記受信回路との電
気的な接続または切離を選択し、前記第４のスイッチ素
子は、前記入出力用の外部コネクタ端子と前記受信回路
との電気的な接続または切離を選択し、前記第５のスイ
ッチ素子は、前記受信用アンテナまたは入力用の外部コ
ネクタ端子を選択して前記受信回路に電気的に接続し、
前記第１、第２、第３、第４及び第５のスイッチ素子を
前記制御手段からの信号で切換えることを特徴とする無
線移動機。 - 【請求項２】 前記送信回路に、送信信号を伝送する経
路と、受信信号を前記受信回路に伝送する経路と、それ
らの経路を切換える切換スイッチとを設け、受信信号
を、前記送信回路を経由して、前記受信回路に伝送する
ことを可能にしたことを特徴とする請求項１に記載の無
線移動機。 - 【請求項３】 前記外部コネクタ端子の各々に対する外
部装置の接続を検知する外部コネクタ端子接続検知手段
を設け、前記制御手段が、前記外部コネクタ端子接続検
知手段の検知信号に応じて、前記スイッチ回路を制御
し、前記送信回路及び受信回路の少なくとも一方を外部
装置が接続された前記外部コネクタ端子に接続するよう
にしたことを特徴とする請求項１または２に記載の無線
移動機。 - 【請求項４】 前記入出力用の外部コネクタ端子に光通
信用の発光素子部を接続し、前記入力用の外部コネクタ
端子に光通信用の受光素子部を接続したことを特徴とす
る請求項１または２に記載の無線移動機。 - 【請求項５】 前記外部コネクタ端子の一つに放送受信
用のアンテナを接続したことを特徴とする請求項１また
は２に記載の無線移動機。
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