JP3381387B2 - レピア織機における緯入れ方法 - Google Patents

レピア織機における緯入れ方法

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JP3381387B2
JP3381387B2 JP12153194A JP12153194A JP3381387B2 JP 3381387 B2 JP3381387 B2 JP 3381387B2 JP 12153194 A JP12153194 A JP 12153194A JP 12153194 A JP12153194 A JP 12153194A JP 3381387 B2 JP3381387 B2 JP 3381387B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/271Rapiers
    • D03D47/272Rapier bands
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/275Drive mechanisms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レピアヘッドを経糸開
口内に挿入して緯糸を緯入れするレピア織機における緯
入れ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レピアヘッドを往復動する往復動機構と
しては、例えばレピアヘッドを止着したレピアバンド
と、レピアバンドを巻き掛けたレピアホイールとからな
る機構がある。一方向の回転を往復回動に変換する手段
としては例えば特開平5−195373号公報の従来の
技術の欄に言及されているように三次元クランク駆動装
置を用いるものがある。三次元クランク駆動装置は織機
の回転駆動をレピアホイールの往復回動に変換する。こ
のような運動形態の変換によってレピアヘッドが緯入れ
1サイクル中に経糸開口内に対して1回出入りする。
【0003】緯入れ速度の最適パターンは緯糸の種類毎
に異なるが、しかし、前記往復動機構の駆動力を織機の
駆動源から得る構成では緯糸種類に対応した緯入れ速度
パターンの選択ができない。
【0004】特開昭53−106865号公報、特開平
4−289240号公報、特開平5−195373号公
報では変速駆動モータであるサーボモータによってレピ
アホイールを駆動する緯入れ装置が開示されている。サ
ーボモータの採用によって緯糸種類に応じた緯入れ速度
パターンの選択が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】緯糸には糸切れを生じ
易い種類と糸切れを生じ難い種類とがある。又、緯糸に
はレピアヘッドでキャッチし易い種類とキャッチし難い
種類とがある。糸切れの生じ易い緯糸をレピアヘッドで
キャッチする際のレピアヘッドの移動速度が大き過ぎる
と糸切れが生じる。キャッチし難い緯糸をレピアヘッド
でキャッチする際のレピアヘッドの移動速度が大き過ぎ
るとキャッチミスが生じる。さらに、緯糸には弛みの生
じ易い種類と弛みの生じ難い種類とがある。緯入れ末端
側で弛みの生じ易い緯糸をレピアヘッドから早く解放す
ると弛みが生じ、布品質が悪くなる。布品質の低下をも
たらす緯糸の弛みも緯入れミスの一種と言える。
【0006】しかし、特開昭53−106865号公報
の装置では、レピアヘッドで緯糸をキャッチする際のレ
ピアヘッドの速度に関しては何ら言及されていない。
又、特開平5−195373号公報の装置では、緯入れ
始端側から経糸開口内に進入する受け渡し用レピアへッ
ド(公報ではギバーと称している)又は緯入れ末端側か
ら経糸開口内に進入する受け取り用レピアヘッド(公報
ではテイカーと称している)が緯糸の受け渡し位置付近
で接離する際のレピアヘッドの移動速度の選択について
は言及されている。しかし、レピアヘッドで緯糸をキャ
ッチする際のレピアヘッドの速度に関しては何ら言及さ
れていない。
【0007】特開平4−289240号公報の装置では
レピアヘッドのストロークが変更できる。しかし、どの
ような状況のもとにストロークをどのように変更するの
かに関しては何ら言及されていない。
【0008】本発明は、緯糸種類に応じたレピアヘッド
による緯糸のキャッチ具合あるいは把持解放具合を選択
して緯入れミスを防止し得るレピア織機における緯入れ
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、レ
ピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると共に、経糸開口内
から退避させる往復運動を変速駆動モータで行ない、こ
の往復運動によってレピアヘッドを経糸開口内に挿入し
て緯糸を緯入れするレピア織機を対象とし、請求項1の
発明では、前記変速駆動モータの正転作動によってレピ
アヘッドを経糸開口内へ挿入すると共に、変速駆動モー
タの逆転作動によって経糸開口内からレピアヘッドを退
避させ、緯入れ始端側で緯糸をキャッチするレピアヘッ
ドの退避死点位置を緯糸種類に応じて変更するようにし
た。
【0010】請求項2の発明では、前記変速駆動モータ
の正転作動によってレピアヘッドを経糸開口内へ挿入す
ると共に、変速駆動モータの逆転作動によって経糸開口
内からレピアヘッドを退避させ、緯入れ末端側で緯糸を
解放するレピアヘッドの退避死点位置を緯糸種類に応じ
て変更するようにした。
【0011】請求項3の発明では、受け渡し用レピアヘ
ッドと受け取り用レピアヘッドとを単一の変速駆動モー
タで駆動し、前記変速駆動モータの正転作動によって受
け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レピアヘッドを経
糸開口内へ挿入すると共に、変速駆動モータの逆転作動
によって受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レピア
ヘッドを経糸開口内から退避させ、受け渡し用レピアヘ
ッド及び受け取り用レピアヘッドの退避死点位置を緯糸
種類に応じて変更するようにした。
【0012】請求項4の発明では、受け渡し用レピアヘ
ッドを第1の変速駆動モータで駆動すると共に、受け取
り用レピアヘッドを第2の変速駆動モータで駆動し、第
1の変速駆動モータ及び第2の変速駆動モータの正転作
動によって受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レピ
アヘッドを経糸開口内へ挿入すると共に、第1の変速駆
動モータ及び第2の変速駆動モータの逆転作動によって
受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レピアヘッドを
経糸開口内から退避させ、受け渡し用レピアヘッド及び
受け取り用レピアヘッドの退避死点位置を緯糸種類に応
じて変更するようにした。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、糸切れを生じ易い緯糸が
緯入れされる場合にはこの緯糸を切断しない速度で緯糸
をキャッチするようにレピアヘッドの緯入れ始端側の退
避死点位置が選択される。糸切れを生じ難い緯糸が緯入
れされる場合には前記切断しない速度よりも速い速度で
緯糸をキャッチするようにレピアヘッドの緯入れ始端側
の退避死点位置が選択される。
【0014】又、レピアヘッドでキャッチし難い緯糸が
緯入れされる場合にはこの緯糸を確実にキャッチし得る
速度で緯糸をキャッチするようにレピアヘッドの緯入れ
始端側の退避死点位置が選択される。キャッチし易い緯
糸が緯入れされる場合には前記キャッチし得る速度より
も速い速度で緯糸をキャッチするようにレピアヘッドの
緯入れ始端側の退避死点位置が選択される。
【0015】請求項2の発明では、弛みを生じ易い緯糸
が緯入れされた場合には緯糸の解放タイミングを遅くす
るようにレピアヘッドの緯入れ末端側の退避死点位置が
選択される。弛みを生じ難い緯糸が緯入れされた場合に
は緯糸の解放タイミングを早くするようにレピアヘッド
の緯入れ末端側の退避死点位置が選択される。
【0016】請求項3の発明では、単一の変速駆動モー
タで駆動される受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用
レピアヘッドの退避死点位置が緯糸種類に応じて選択さ
れる。両退避死点位置の変更は連動する。
【0017】請求項4の発明では、別々の変速駆動モー
タで駆動される受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用
レピアヘッドの退避死点位置が緯糸種類に応じて選択さ
れる。両退避死点位置の変更は互いに独立して行われ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図3に基づいて説明する。1は緯入れ始端側から経糸
(図示略)の開口内に挿入される受け渡し用レピアヘッ
ドであり、2は緯入れ末端側から経糸開口内に挿入され
る受け取り用レピアヘッドである。レピアヘッド1,2
はレピアバンド3,4の先端に止着されており、レピア
バンド3,4はレピアホイール5,6に巻き掛け結合さ
れている。レピアホイール5は第1の変速駆動モータと
なるサーボモータ7によって往復回動される。レピアホ
イール6は第2の変速駆動モータとなるサーボモータ8
によって往復回動される。サーボモータ7,8は互いに
逆方向に往復回転する。
【0019】受け渡し用レピアヘッド1は、レピアホイ
ール5の往動回動によって経糸開口内に挿入され、レピ
アホイール5の復動回動によって受け渡し用レピアヘッ
ド1が経糸開口内から退避する。レピアバンド3及びレ
ピアホイール5は、受け渡し用レピアヘッド1を経糸開
口内へ挿入すると共に、経糸開口内から退避させる往復
運動を行なう往復動機構を構成する。受け取り用レピア
ヘッド2は、レピアホイール6の往動回動によって経糸
開口内に挿入され、レピアホイール6の復動回動によっ
て経糸開口内から退避する。レピアバンド4及びレピア
ホイール6は、受け取り用レピアヘッド2を経糸開口内
へ挿入すると共に、経糸開口内から退避させる往復運動
を行なう往復動機構を構成する。
【0020】レピアホイール5,6の往動回動により受
け渡し用レピアヘッド1及び受け取り用レピアヘッド2
が経糸開口内に進入し、図1に鎖線で示すように両レピ
アヘッド1,2が織幅の中央部付近で出会う。受け渡し
用レピアヘッド1によって経糸開口内に搬送された緯糸
(図示略)は受け取り用レピアヘッド2に受け渡され
る。レピアホイール5,6の復動回動により受け渡し用
レピアヘッド1及び受け取り用レピアヘッド2が経糸開
口内から退避し、緯糸が経糸開口内を通される。
【0021】両レピアヘッド1,2は筬9を支持するス
レイ10上を走行する。スレイ10はスレイソード11
を介して揺動軸12上に支持されている。スレイ10は
揺動軸12を中心にして揺動軸12と一体的に揺動す
る。
【0022】揺動軸12の直下には駆動軸13が回転可
能に配設されている。駆動軸13は揺動軸12に対して
平行である。駆動軸13には被動ギヤ14が止着されて
いる。駆動軸13の近傍にはサーボモータ15が設置さ
れている。サーボモータ15の出力軸15aには駆動ギ
ヤ16が止着されている。駆動ギヤ16は被動ギヤ14
に噛合しており、サーボモータ15の回転が駆動ギヤ1
6及び被動ギヤ14を介して駆動軸13に伝達される。
サーボモータ15は一方向にのみ回転し、駆動軸13は
一方向にのみ回転する。
【0023】駆動軸13の両端にはクランク軸17,1
8が結合されている。クランク軸17,18と揺動軸1
2の両端部とはコネクティングロッド19,20により
連結されている。クランク軸17,18及びコネクティ
ングロッド19,20からなるクランク機構は駆動軸1
3の一方向の回転を揺動軸12の往復回動に変換する。
【0024】サーボモータ7,8,15は増幅回路2
1,22,23を介して制御コンピュータCの指令制御
を受ける。制御コンピュータCは、入力装置24によっ
て緯糸種類毎に予め入力設定された緯入れ位置パター
ン、織機の回転角度検出用のロータリエンコーダ25か
ら得られる織機回転角度検出情報及びサーボモータ7,
8の回転角度を検出するロータリエンコーダ7a,8a
から得られる回転角度情報に基づいてサーボモータ7,
8の回転速度をフィードバック制御する。又、制御コン
ピュータCは、入力装置24によって緯糸種類毎に予め
入力設定された筬打ち速度パターン、ロータリエンコー
ダ25から得られる織機回転角度検出情報及びサーボモ
ータ15の回転角度を検出するロータリエンコーダ15
bから得られる回転角度情報に基づいてサーボモータ1
5の回転速度をフィードバック制御する。
【0025】図2及び図3の縦軸θは織機の回転角度位
置を表す。図3の横軸Lは緯入れ位置を表す。図3の曲
線EL0,EL1は受け渡し用レピアヘッド1の緯入れ位置
曲線を表す。曲線ER0は受け取り用レピアヘッド2の緯
入れ位置曲線を表す。図2の曲線DL0,DL1は緯入れ位
置曲線EL0,EL1に対応するサーボモータ7の回転速度
曲線を表す。曲線DR0は緯入れ位置曲線ER0に対応する
サーボモータ8の回転速度曲線を表す。本実施例では回
転速度曲線DL0,DR0をもたらす緯入れ位置曲線EL0
ER0は、糸強力の強い緯糸を緯入れするための緯入れ位
置パターンとして用いられる。回転速度曲線DL1,DR0
をもたらす緯入れ位置曲線EL1,ER0は、糸強力の弱い
緯糸を緯入れするための緯入れ位置パターンとして用い
られる。
【0026】この実施例では糸強力の強い緯糸Y0 と糸
強力の弱い緯糸Y1 とが緯入れされることを前提として
いる。曲線EL0,ER0は糸強力の強い緯糸Y0 の緯入れ
を行なうときに選択される緯入れ位置パターンであり、
曲線EL1,ER0は糸強力の弱い緯糸Y1 の緯入れを行な
うときに選択される緯入れ位置パターンである。制御コ
ンピュータCは、緯糸Y0 ,Y1 の緯入れ順序に応じて
緯入れ位置パターンEL0,ER0又はEL1,ER0を選択す
る。即ち、緯糸Y0 は回転速度曲線DL0,DR0で表され
る緯入れ速度で緯入れされ、緯糸Y1 は回転速度曲線D
L1,DR0で表される緯入れ速度で緯入れされる。
【0027】図3に示すL1 は受け渡し用レピアヘッド
1によって緯糸をキャッチする緯入れ位置である。角度
θx0 は受け渡し用レピアヘッド1によって緯糸Y0
キャッチするタイミング角度であり、角度θx1 は受け
渡し用レピアヘッド1によって緯糸Y1 をキャッチする
タイミング角度である。図2に示すように緯糸Y1 をキ
ャッチする際の受け渡し用レピアヘッド1の速度V1
緯糸Y0 をキャッチする際の受け渡し用レピアヘッド1
の速度V0 よりも遅い。
【0028】図3に示すL2 は受け渡し用レピアヘッド
1が筬9の揺動領域に入り込み開始する緯入れ位置を表
し、L3 は受け取り用レピアヘッド2が筬9の揺動領域
に入り込み開始する緯入れ位置を表す。L4 は受け取り
用レピアヘッド2が把持している緯糸を解放する緯入れ
位置である。角度θ1 は受け渡し用レピアヘッド1が筬
9の揺動領域に入り込み開始するタイミング角度であ
る。角度θ2 は受け渡し用レピアヘッド2が筬9の揺動
領域から退避するタイミング角度である。角度θ 3 は受
け取り用レピアヘッド2が筬9の揺動領域に入り込み開
始するタイミング角度である。角度θ4 は受け取り用レ
ピアヘッド2が筬9の揺動領域から退避するタイミング
角度である。角度θy0 は受け取り用レピアヘッド2が
把持している緯糸を解放するタイミング角度である。
【0029】図3に示すように受け渡し用レピアヘッド
1の移動配置タイミングは回転角度θがθ1 ≦θ≦θ2
の範囲では緯糸Y0 ,Y1 のいずれに対しても同じであ
る。しかし、0°≦θ≦θ1 及びθ2 ≦θ≦360°の
範囲では受け渡し用レピアヘッド1の移動配置タイミン
グは緯糸Y0 ,Y1 毎に異なる。筬9は回転角度θ=0
°で緯糸を筬打ちする。レピアヘッド1,2が筬9の揺
動領域に入り込み開始する直前から退避した直後にわた
る間では筬9はレピアヘッド1,2の緯入れ経路と干渉
しない最後退位置に退避して停止している。逆に、0°
≦θ≦θ1 及びθ2 ≦θ≦360°の範囲では筬9が筬
打ち動作を行ない、この間は受け渡し用レピアヘッド1
は緯入れ位置L2 から外方に退避している。受け渡し用
レピアヘッド1が緯入れ位置L2 から最大に退避した位
置、即ち退避死点位置は緯糸Y0,Y1 毎に異なる。緯
糸Y0 の緯入れの際には受け渡し用レピアヘッド1は緯
入れ位置曲線EL0上を移動し、緯入れ位置曲線EL0上の
退避死点位置は図3の左側の縦軸θと緯入れ位置曲線E
L0との接点である。即ち、緯糸Y0 の緯入れの際には受
け渡し用レピアヘッド1の退避死点位置は横軸L上の位
置L0 にある。緯糸Y1 の緯入れの際には受け渡し用レ
ピアヘッド1は緯入れ位置曲線EL1上を移動し、緯入れ
位置曲線EL1上の退避死点位置は図3の横軸L上の位置
5 にある。受け取り用レピアヘッド2の退避死点位置
は横軸L上の位置L6 にある。
【0030】図1に示す受け渡し用レピアヘッド1の実
線位置が退避死点位置L0 に対応し、受け渡し用レピア
ヘッド1の左側の鎖線位置が退避死点位置L5 に対応す
る。又、図1の受け取り用レピアヘッド2の位置が退避
死点位置L6 に対応する。
【0031】このような受け渡し用レピアヘッド1の退
避死点位置L0 ,L5 の選択が緯糸Y0 ,Y1 を受け渡
し用レピアヘッド1でキャッチする際の受け渡し用レピ
アヘッド1の速度に差をつける。
【0032】受け渡し用レピアヘッド1によって緯糸Y
1 をキャッチする際の受け渡し用レピアヘッド1の速度
1 は低速であり、糸強力の弱い緯糸Y1 が糸切れを生
じることなく緯入れされる。一方、受け渡し用レピアヘ
ッド1によって緯糸Y0 をキャッチする際の受け渡し用
レピアヘッド1の速度V0 は高速であるが、糸強力の強
い緯糸Y0 は糸切れを生じることなく緯入れされる。
【0033】レピア織機における緯入れミスとしては、
緯入れ開始時のレピアヘッド1の緯糸キャッチの際の糸
切れ以外にもキャッチ失敗がある。緯糸にはキャッチし
易い種類、キャッチし難い種類があるが、キャッチの難
易性に応じてレピアヘッド1の退避死点位置を変更して
緯糸キャッチ速度パターンを変更するようにすることも
できる。緯糸をキャッチする際の速度を緯糸種類に応じ
て選択することにより緯糸キャッチの際の糸切れあるい
はキャッチ失敗が防止される。
【0034】糸切れし難い緯糸の緯入れに用いられる緯
入れ位置パターンEL0はサイン曲線である。この曲線で
は筬打ちタイミング範囲となる角度0°≦θ≦θ1 及び
角度θ2 ≦θ≦360°の範囲におけるサーボモータ7
の回転速度変動が緯入れ位置パターンEL1に比して少な
い。サーボモータ7の回転速度変動の少なさはレピアヘ
ッド1の移動配置タイミングの精度を高める。又、サー
ボモータ7の回転速度変動の少なさはサーボモータ7の
高速化をもたらす。糸切れし難い緯糸のみが緯入れされ
る場合にはサーボモータ7の高速化ができ、製織効率が
高くなる。
【0035】受け渡し用レピアヘッド1の移動配置タイ
ミングは緯入れタイミング範囲となるθ1 ≦θ≦θ2
範囲では緯糸Y0 ,Y1 のいずれに対しても同じであ
る。このような移動配置タイミング構成は緯入れ位置パ
ターンの設定の容易性及びサーボモータ7の速度制御の
容易性をもたらす。
【0036】次に、図4及び図5の実施例を説明する。
装置構成は第1実施例と同じである。図5の曲線EL0
受け渡し用レピアヘッド1の緯入れ位置曲線を表す。曲
線ER0,ER1は受け取り用レピアヘッド2の緯入れ位置
曲線を表す。図4の曲線DL0は緯入れ位置曲線EL0に対
応するサーボモータ7の回転速度曲線を表す。曲線D
R0,DR1は緯入れ位置曲線ER0,ER1に対応するサーボ
モータ8の回転速度曲線を表す。本実施例では回転速度
曲線DL0,DR0をもたらす緯入れ位置曲線EL0,ER
0は、糸切れし難くかつ伸び縮みし難い緯糸を緯入れす
るための緯入れ位置パターンとして用いられる。回転速
度曲線DL0,DR1をもたらす緯入れ位置曲線EL0,ER1
は、糸切れし難くかつ伸び縮みし易い緯糸を緯入れする
ための緯入れ位置パターンとして用いられる。
【0037】この実施例では糸切れし難くかつ伸び縮み
し難い緯糸Y3 と糸切れし難くかつ伸び縮みし易い緯糸
4 とが緯入れされることを前提としている。曲線E
L0,ER0は糸切れし難くかつ伸び縮みし難い緯糸Y3
緯入れを行なうときに選択される緯入れ位置パターンで
ある。曲線EL0,ER1は糸切れし難くかつ伸び縮みし易
い緯糸Y4 の緯入れを行なうときに選択される緯入れ位
置パターンである。制御コンピュータCは、緯糸Y3
4 の緯入れ順序に応じて緯入れ位置パターンEL0,E
R0又はEL0,ER1を選択する。即ち、緯糸Y3 は回転速
度曲線DL0,DR0で表される緯入れ速度で緯入れされ、
緯糸Y4 は回転速度曲線DL0,DR1で表される緯入れ速
度で緯入れされる。
【0038】図5に示す角度θy0 は受け取り用レピア
ヘッド2が把持している緯糸Y3 を解放するタイミング
角度であり、角度θy1 は受け取り用レピアヘッド2が
把持している緯糸Y4 を解放するタイミング角度であ
る。
【0039】図5に示すように受け取り用レピアヘッド
2の移動配置タイミングはθ≦θ≦θの範囲では緯
糸Y,Yはいずれに対しても同じである。しかし、
0°≦θ≦θ及びθ≦θ≦360°の範囲では受け
取り用レピアヘッド2の移動配置タイミングは緯糸
,Y毎に異なる。受け取り用レピアヘッド2が緯
入れ位置Lから最大に退避した位置、即ち退避死点位
置は緯糸Y,Y毎に異なる。緯糸Yの緯入れの際
には受け取り用レピアヘッド2は緯入れ位置曲線ER0
を移動し、緯入れ位置曲線ER0上の退避死点位置は図5
の右側の縦軸θと緯入れ位置曲線ER0との接点である。
即ち、緯糸Yの緯入れの際には受け取り用レピアヘッ
ド2の退避死点位置は横軸L上の位置Lにある。緯糸
の緯入れの際には受け取り用レピアヘッド2は緯入
れ位置曲線ER1上を移動し、緯入れ位置曲線ER1上の退
避死点位置は図5の横軸L上の位置Lにある。回転速
度曲線DR 0 ,DR 1 を選択することによるこのような受け
取り用レピアヘッド2の退避死点位置L,Lの選択
が緯糸Y,Yを受け取り用レピアヘッド2から解放
するタイミングに差をつける。
【0040】受け取り用レピアヘッド2から緯糸Y4
解放するタイミングθy1 は受け取り用レピアヘッド2
から緯糸Y3 を解放するタイミングθy0 より遅い。伸
び縮みし易い緯糸Y4 を受け取り用レピアヘッド2から
早く解放すると、緯糸Y4 が織布の織前上に筬打ちされ
る前に引き戻しを生じ、緯糸の弛みという緯入れミスが
生じる。緯糸の弛みは織布の品質を低下させる。しか
し、伸び縮みし易い緯糸Y4 は筬打ち時点θ=0°の近
くまで受け取り用レピアヘッド2に把持されているた
め、緯糸Y4 に引き戻しが生じることはない。
【0041】受け取り用レピアヘッド2の移動配置タイ
ミングはθ3 ≦θ≦θ4 の範囲では緯糸Y3 ,Y4 のい
ずれに対しても同じである。このような移動配置タイミ
ング構成は緯入れ位置パターンの設定の容易性及びサー
ボモータ8の速度制御の容易性をもたらす。
【0042】次に図6及び図7の実施例を説明する。こ
の実施例の装置構成は第1実施例と同じである。図7の
曲線EL0,EL2は受け渡し用レピアヘッド1の緯入れ位
置曲線を表す。曲線ER0,ER2は受け取り用レピアヘッ
ド2の緯入れ位置曲線を表す。図6の曲線DL0,DL2
緯入れ位置曲線EL0,EL2に対応するサーボモータ7の
回転速度曲線を表す。曲線DR0,DR2は緯入れ位置曲線
ER0,ER2に対応するサーボモータ8の回転速度曲線を
表す。本実施例では回転速度曲線DL0,DR0をもたらす
緯入れ位置曲線EL0,ER0は、糸切れし難くかつ伸び縮
みし難い緯糸を緯入れするための緯入れ位置パターンと
して用いられる。回転速度曲線DL2,DR2をもたらす緯
入れ位置曲線EL2,ER2は、糸切れし易くかつ伸び縮み
し易い緯糸を緯入れするための緯入れ位置パターンとし
て用いられる。
【0043】この実施例では糸切れし難くかつ伸び縮み
し難い緯糸Y3 と糸切れし易くかつ伸び縮みし易い緯糸
5 とが緯入れされることを前提としている。曲線E
L0,ER0は糸切れし難くかつ伸び縮みし難い緯糸Y3
緯入れを行なうときに選択される緯入れ位置パターンで
ある。曲線EL2,ER2は糸切れし易くかつ伸び縮みし易
い緯糸Y5 の緯入れを行なうときに選択される緯入れ位
置パターンである。制御コンピュータCは、緯糸Y3
5 の緯入れ順序に応じて緯入れ位置パターンEL0,E
R0又はEL2,ER2を選択する。即ち、緯糸Y3 は回転速
度曲線DL0,DR0で表される緯入れ速度で緯入れされ、
緯糸Y5 は回転速度曲線DL2,DR2で表される緯入れ速
度で緯入れされる。
【0044】図7に示す角度θx0 は受け渡し用レピア
ヘッド1が緯糸Y3 をキャッチするタイミング角度であ
り、角度θx2 は受け渡し用レピアヘッド1が緯糸Y5
をキャッチするタイミング角度である。角度θy0 は受
け取り用レピアヘッド2が把持している緯糸Y3 を解放
するタイミング角度であり、角度θy2 は受け取り用レ
ピアヘッド2が把持している緯糸Y5 を解放するタイミ
ング角度である。
【0045】図7に示すように受け取り用レピアヘッド
2の移動配置タイミングはθ3 ≦θ≦θ4 の範囲では緯
糸Y3 ,Y4 はいずれに対しても同じである。0°≦θ
≦θ 3 及びθ4 ≦θ≦360°の範囲では受け取り用レ
ピアヘッド2の移動配置タイミングは緯糸Y3 ,Y5
に異なる。受け渡し用レピアヘッド1が緯入れ位置L 2
から最大に退避した位置、即ち退避死点位置は緯糸
3 ,Y5 毎に異なる。又、受け取り用レピアヘッド2
が緯入れ位置L3 から最大に退避した位置、即ち退避死
点位置は緯糸Y3 ,Y5 毎に異なる。
【0046】緯糸Y3 の緯入れの際には受け渡し用レピ
アヘッド1は緯入れ位置曲線EL0上を移動し、緯入れ位
置曲線EL0上の退避死点位置は横軸L上の位置L0 にあ
る。緯糸Y5 の緯入れの際には受け渡し用レピアヘッド
1は緯入れ位置曲線EL2上を移動し、緯入れ位置曲線E
L2上の退避死点位置は横軸L上の位置L8 にある。この
ような受け渡し用レピアヘッド1の退避死点位置L0
8 の選択が緯糸Y3,Y5 を受け渡し用レピアヘッド
1によってキャッチする際の速度に差をつける。
【0047】緯糸Yの緯入れの際には受け取り用レピ
アヘッド2は緯入れ位置曲線ER0上を移動し、緯入れ位
置曲線ER0上の退避死点位置は横軸L上の位置Lにあ
る。緯糸Yの緯入れの際には受け取り用レピアヘッド
2は緯入れ位置曲線ER2上を移動し、緯入れ位置曲線E
R2上の退避死点位置は横軸L上の位置Lにある。回転
速度曲線DR 0 ,DR 2 を選択することによるこのような受
け取り用レピアヘッド2の退避死点位置L,Lの選
択が緯糸Y,Yを受け取り用レピアヘッド2から解
放するタイミングに差をつける。
【0048】糸切れ及び緯糸の弛みを共に防止する本実
施例の緯入れ位置パターンの選択は、受け渡し用レピア
ヘッド1及び受け取り用レピアヘッド2を別々のサーボ
モータ7,8で駆動する構成によって可能である。
【0049】なお、前記各実施例では角度θ1 ≦θ≦θ
2 の範囲では緯入れ位置パターンは不変であるが、緯糸
種類に応じて変更することもできる。本発明は図8に示
す装置構成の実施例も可能である。この実施例では第1
実施例のサーボモータ8が省略されている。レピアホイ
ール5に連結されたサーボモータ7の出力軸7bには駆
動プーリ26が止着されており、レピアホイール6に連
結された駆動軸27には駆動ギヤ28が止着されてい
る。駆動軸27の近傍には中間軸29が回動可能に配設
されており、中間軸29には被動プーリ30及び中間ギ
ヤ31が止着されている。駆動プーリ26と被動プーリ
30とはタイミングベルト32で連結されている。サー
ボモータ7の回転は駆動プーリ26、タイミングベルト
32及び被動プーリ30を介して中間軸29に伝達され
る。中間軸29の回転は中間ギヤ31及び駆動ギヤ28
を介してレピアホイール6の逆回転に変換され、レピア
ホイール5,6は互いに逆方向に回転する。この実施例
におけるレピアヘッド1,2の緯入れ位置パターンの変
更は一緒に行われることになるが、両レピアヘッド1,
2を単一のサーボモータ7で駆動する構成はコスト的に
有利である。
【0050】又、本発明では、変速駆動モータとしてス
テッピングモータを用いたり、クランク機構、カム機構
等の機構を変速駆動モータとレピアホイールとの間の動
力伝達系の一部とした実施例も可能である。
【0051】さらに、レピアヘッドを往復直線運動する
ロッドの先端に止着したレピア織機に本発明を適用する
こともできる。前記各実施例から把握できる請求項以外
の技術思想について以下にその効果と共に記載する。 (1)請求項1に記載の発明において、レピアヘッドの
緯入れ位置を緯入れタイミング範囲と緯入れ始端側の退
避死点位置を含む筬打ちタイミング範囲とに分け、前記
緯入れタイミング範囲の緯入れ位置パターンを不変とし
たレピア織機における緯入れ方法。 (2)請求項2に記載の発明において、レピアヘッドの
緯入れ位置を緯入れタイミング範囲と緯入れ末端側の退
避死点位置を含む筬打ちタイミング範囲とに分け、前記
緯入れタイミング範囲の緯入れ位置パターンを不変とし
たレピア織機における緯入れ方法。 (3)請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載の発
明において、受け渡し用レピアヘッドの緯入れ位置を第
1の緯入れタイミング範囲と緯入れ始端側の退避死点位
置を含む筬打ちタイミング範囲とに分けると共に、受け
取り用レピアヘッドの緯入れ位置を第2の緯入れタイミ
ング範囲と緯入れ末端側の退避死点位置を含む筬打ちタ
イミング範囲とに分け、第1及び第2の緯入れタイミン
グ範囲の緯入れ位置パターンを不変としたレピア織機に
おける緯入れ方法。
【0052】(1),(2),(3)のいずれの発明に
おいても緯入れ位置パターンの一部を不変とした構成は
緯入れ位置パターンの設定の容易性及び変速駆動モータ
の速度制御の容易性をもたらす。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、緯入れ始
端側で緯糸をキャッチするレピアヘッドの退避死点位置
あるいは緯入れ末端側で緯糸を解放するレピアヘッドの
退避死点位置を緯糸種類に応じて変更するようにしたの
で、緯糸種類に応じたレピアヘッドによる緯糸のキャッ
チ具合あるいは把持解放具合を選択して緯入れミスを防
止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例の略体正面図で
ある。
【図2】サーボモータの回転速度曲線を表すグラフであ
る。
【図3】レピアヘッドの緯入れ位置パターンを表すグラ
フである。
【図4】別例のサーボモータの回転速度曲線を表すグラ
フである。
【図5】レピアヘッドの緯入れ位置パターンを表すグラ
フである。
【図6】別例のサーボモータの回転速度曲線を表すグラ
フである。
【図7】レピアヘッドの緯入れ位置パターンを表すグラ
フである。
【図8】別例の略体正面図である。
【符号の説明】
1…受け渡し用レピアヘッド、2…受け取り用レピアヘ
ッド、7,8…変速駆動モータであるサーボモータ、C
…制御コンピュータ、L0 ,L5 ,L6 ,L7,L8
9 …退避死点位置。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると共
    に、経糸開口内から退避させる往復運動を変速駆動モー
    タで行ない、この往復運動によってレピアヘッドを経糸
    開口内に挿入して緯糸を緯入れするレピア織機におい
    て、 前記変速駆動モータの正転作動によってレピアヘッドを
    経糸開口内へ挿入すると共に、変速駆動モータの逆転作
    動によって経糸開口内からレピアヘッドを退避させ、緯
    入れ始端側で緯糸をキャッチするレピアヘッドの退避死
    点位置を緯糸種類に応じて変更するレピア織機における
    緯入れ方法。
  2. 【請求項2】レピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると共
    に、経糸開口内から退避させる往復運動を変速駆動モー
    タで行ない、この往復運動によってレピアヘッドを経糸
    開口内に挿入して緯糸を緯入れするレピア織機におい
    て、 前記変速駆動モータの正転作動によってレピアヘッドを
    経糸開口内へ挿入すると共に、変速駆動モータの逆転作
    動によって経糸開口内からレピアヘッドを退避させ、緯
    入れ末端側で緯糸を解放するレピアヘッドの退避死点位
    置を緯糸種類に応じて変更するレピア織機における緯入
    れ方法。
  3. 【請求項3】受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レ
    ピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると共に、経糸開口内
    から退避させる往復運動を変速駆動モータで行ない、こ
    の往復運動によって前記両レピアヘッドを経糸開口内に
    挿入して受け渡し用レピアヘッドから受け取り用レピア
    ヘッドへ緯糸を受け渡して緯入れするレピア織機におい
    て、 受け渡し用レピアヘッドと受け取り用レピアヘッドとを
    単一の変速駆動モータで駆動し、前記変速駆動モータの
    正転作動によって受け渡し用レピアヘッド及び受け取り
    用レピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると共に、変速駆
    動モータの逆転作動によって受け渡し用レピアヘッド及
    び受け取り用レピアヘッドを経糸開口内から退避させ、
    受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レピアヘッドの
    退避死点位置を緯糸種類に応じて変更するレピア織機に
    おける緯入れ方法。
  4. 【請求項4】受け渡し用レピアヘッド及び受け取り用レ
    ピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると共に、経糸開口内
    から退避させる往復運動を変速駆動モータで行ない、こ
    の往復運動によって前記両レピアヘッドを経糸開口内に
    挿入して受け渡し用レピアヘッドから受け取り用レピア
    ヘッドへ緯糸を受け渡して緯入れするレピア織機におい
    て、 受け渡し用レピアヘッドを第1の変速駆動モータで駆動
    すると共に、受け取り用レピアヘッドを第2の変速駆動
    モータで駆動し、第1の変速駆動モータ及び第2の変速
    駆動モータの正転作動によって受け渡し用レピアヘッド
    及び受け取り用レピアヘッドを経糸開口内へ挿入すると
    共に、第1の変速駆動モータ及び第2の変速駆動モータ
    の逆転作動によって受け渡し用レピアヘッド及び受け取
    り用レピアヘッドを経糸開口内から退避させ、受け渡し
    用レピアヘッド及び受け取り用レピアヘッドの退避死点
    位置を緯糸種類に応じて変更するレピア織機における緯
    入れ方法。
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