JP3381213B2 - 内装仕上げの方法 - Google Patents
内装仕上げの方法Info
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Description
面、天井面、床面を簡易、迅速に仕上げる方法及びその
実施に直接使用する部材の改良に関する。
たリフォームや、借家明渡の際に行う原状回復等、しば
しばその工事を必要とすることがある。
の仕上げの外に、電気配線工事、ガス配線工事といった
付帯工事も含まれるため、種々の作業があり、また養生
等の空期間が必要であった。
多くの時間を要し、熟練した技術者が必要であった。
の日程の狂いにより、工期が伸びたり、作業順序が逆に
なって配線工事が困難となったり、仕上げた壁面等を損
傷したりということが間々あった。
着剤、パテ等による作業を必要とし、また部材を切削す
る必要があった。このため、ごみが生じ、室内を汚すの
で、後作業としてクリーニングすることが必要であっ
た。かかることも工期増の一因となっていたのである。
し、作業日程の管理を容易とする簡易、迅速な内装仕上
げの方法及び内装仕上用縁材を供することを目的とす
る。
願発明による内装仕上げの方法は、天井面と壁面との隣
接部に上部縁材を設け、床面と壁面との隣接部に下部縁
材を設け、上記上部縁材の下部切欠部と上記下部縁材の
上部切欠部との間に仕上済の化粧パネルからなる壁面材
を交換可能に取付け、上記上部縁材の上部切欠部と他の
上部縁材の上部切欠部との間に仕上済の化粧パネルから
なる天井材を交換可能に取付け、上記下部縁材の下部切
欠部と他の下部縁材の下部切欠部との間に仕上済の化粧
パネルからなる床面材を交換可能に取付けることを特徴
とする。また、請求項1記載の内装仕上げの方法におい
て、上記上部縁材は取付面と蓋面とからなり、上記蓋面
が上記取付面に開閉自在に嵌着することにより内部に中
空室を形成し、上部縁材の本体下部の壁面側に断面方形
の下部切欠部を設け、該下部切欠部の点対称の位置に断
面方形の上部切欠部を設け、上記下部縁材は取付面と蓋
面とからなり、上記蓋面が上記取付面に開閉自在に嵌着
することにより内部に中空室を形成し、本体上部の壁面
側に断面方形の上部切欠部を設け、該上部切欠部の点対
称の位置に断面方形の下部切欠部を設けることを特徴と
する。また、請求項1記載の内装仕上げの方法におい
て、上記天井材及び床面材は可撓性素材からなることを
特徴とする。
部縁材の下部切欠部の突片と下部縁材の上部切欠部の突
片とにより、挟着されているだけであるから、下部縁材
の蓋面を開けることにより、下部縁材の上部切欠部の突
片による挟着を解除すれば、簡単に取外し、あるいは取
付けが可能である。
他の上部縁材との間、即ち、上部縁材の上部切欠部の突
片と他の上部縁材の切欠部の突片とにより支承されてい
るだけであるから、天井材を撓めれば、簡単に取外し、
あるいは取付けが可能である。
他の下部縁材との間、即ち、下部縁材の下部切欠部の突
片と他の下部縁材の下部切欠部の突片とに挿着されてい
るだけであるから、床面材を撓めて引き抜けば、簡単に
取外し、あるいは取付けが可能である。
付け、取外し、あるいは交換は非常に簡単かつ迅速に行
うことができるのである。
いるから、ここに電気配線、ガス配線等を内蔵すれば、
天井面、壁面、床面の取付日程に影響されず、工事をす
ることができる。
面材、天井材、床面材は仕上げ済の化粧パネルからなる
ため、現場で接着剤、パテ等の作業を要せず、切削の必
要もない。したがって、ごみを生ぜず、室内を汚さない
のである。
つ迅速に行うことができることと相まって、工期の短縮
に大いに寄与するのである。
る内装仕上げの方法及び内装仕上用縁材をさらに詳しく
説明する。便宜上、同様の機能を有する部分には同一の
符号を付し、説明を省略した。
面3と壁面5との隣接部に、釘7等適宜固着具により固
着される。上記上部縁材1の本体9は、取付面11と蓋
面13とからなり、塩化ビニル樹脂等適宜の硬度をもっ
た素材によりつくられる。該本体9は、蓋面13が取付
面11に一体に形成され、蓋面13が取付面11に開閉
自在に嵌着することにより、内部に上下の中空室15、
17が形成される。本体9下部の壁面5側には、断面方
形の下部切欠部19が設けられる。該下部切欠部19に
は、突片21が垂直に残存するよう取付面11が内側に
屈曲される。一方、本体9上部の天井面3側、即ち、下
部切欠部19の点対称の位置には、断面方形の上部切欠
部23が設けられる。該上部切欠部23には、突片25
が水平に残存するよう取付面11が内側に屈曲される。
即ち、各切欠部19、23は互いに直交する方向に開口
される。上記中空室15には強電用の電気配線が、中空
室17には弱電用の電気配線が夫々内蔵される。
29と壁面5との隣接部に釘31等適宜固着具により固
着される。該下部縁材27の本体33は取付面35と蓋
面37とからなり、塩化ビニル樹脂等適宜の高度をもっ
た素材によりつくられる。該本体33は、蓋面37が取
付面35に一体に形成され、蓋面37が取付面35に開
閉自在に嵌着することにより、内部に中空室39が形成
される。本体33上部の壁面5側には、断面方形の上部
切欠部41が設けられる。該上部切欠部41には、突片
43が垂直に残存するよう、蓋面37が内側に屈曲され
る。一方、本体33下部の床面29側、即ち、上部切欠
部41の点対称の位置には、断面方形の下部切欠部45
が設けられる。該下部切欠部45には、突片47が水平
に残存するよう、取付面35が内側に屈曲される。即
ち、各切欠部41、45は互いに直行する方向に開口さ
れる。上記中空室39には電気配線が内蔵される。
間、即ち、上部縁材1の下部切欠部19と下部縁材27
の上部切欠部41との間に、仕上げ済の化粧パネルから
なる壁面材49が交換可能に挟着されるのである。
り、上記構成の上部縁材1と対向する他の上部縁材1の
間、即ち、上部縁材1の上部切欠部23と対向する他の
上部縁材1の上部切欠部23との間に、交換可能に支承
される。図示例は天井面の面積が大きい場合を示したの
で、上部縁材1と対向する他の上部縁材1の間に、他の
上部縁材として天井用ジョイント53を介在させてあ
る。
に示すように、天井面3に釘56等にて固着される取付
面57及び蓋面59とからなる。本体55は、蓋面59
と取付面57とが別体であり、蓋面59が取付面57に
開閉自在に嵌着することにより、内部に中空室61を形
成する。本体55は塩化ビニル樹脂等適宜の硬度をもっ
た素材からなる。本体55の両端部は断面方形に切欠さ
れる。即ち、取付面57の両端部がともに外方に水平に
屈曲・延伸し、相反する方向に突片63、65を形成
し、ここに天井材51が支承される。蓋面59の両端部
は該突片63、65まで延伸されてなる。中空室61に
は電気配線が内蔵される。
を組み合わせた場合を示す。間仕切用鴨居67の対向面
たる床面には、敷居69が配設される。間仕切用鴨居6
7及び敷居69とも塩化ビニル樹脂等適宜の硬度をもっ
た素材からなる。
他の下部縁材27の間、即ち、下部縁材27の下部切欠
部45と他の下部縁材27の下部切欠部45との間に、
交換可能に挿着される。床面材71は、ラバーマット付
きカーペット等の可撓性素材からなり、下部切欠部45
と床面29の間に差込まれ、突片47により抑止され
る。
ジョイント73は、図3に示す天井用ジョイント53と
同様の構成からなる。図示例の場合は左右に2室の中空
室75、77が形成され、夫々強電用及び弱電用の電気
配線が内蔵される。壁用ジョイント73にはスイッチボ
ックス79、コンセントボックス81が付設される。
る。壁面材49は、上部縁材1と下部縁材27の間、即
ち、上部縁材1の下部切欠部19の突片21と下部縁材
27の上部切欠部41の突片43とにより、挟着されて
いるだけである。したがって、下部縁材27の蓋面37
を一点鎖線図示の如く開けることにより、下部縁材27
の上部切欠部41の突片43による挟着を解除すれば、
簡単に取外し、あるいは取付けが可能である。
材1と他の上部縁材1との間、即ち、上部縁材1の上部
切欠部23の突片25と天井用ジョイント53の切欠部
の突片63、65とにより、支承されているだけであ
る。したがって、天井材51を撓めれば、簡単に取外
し、あるいは取付けが可能である。
材27と他の下部縁材27との間、即ち、下部縁材27
の下部切欠部45の突片47と他の下部縁材27の下部
切欠部45の突片47とに挿着されているだけである。
したがって、床面材71を撓めて引き抜けば、簡単に取
外し、あるいは取付けが可能である。
面材71の取付け、取外し、あるいは交換は非常に簡単
かつ迅速に行うことができる。したがって、未熟練の技
術者であっても対応可能である。
部に中空室が形成されているから、壁面材49、天井材
51、床面材71の取付け後も、蓋面13、37、59
を開ければ、壁面材49等に孔を明けることなしに、電
気配線、ガス配線等の配線をすることが可能であり、天
井面、壁面、床面の取付日程に影響されず、工事をする
ことができる。
面材、天井材、床面材は、仕上げ済の化粧パネルからな
るため、現場で接着剤、パテ等の作業を要せず、切削の
必要もない。したがって、ごみを生ぜず、室内を汚さな
いのである。
つ迅速に行うことができることと相まって、工期の短縮
に大いに寄与するのである。
スタイル等に応じたリフォームが図7乃至図10に示す
ように、簡単かつ迅速に行うことができる。また、借家
明渡の際に行う原状回復工事も簡単かつ迅速に行うこと
ができる。
仕上用縁材は、上記した実施例に限定されることはな
い。例えば、上部縁材1は、図6に示すように、蓋面1
3と取付面11とが別体である本体9から構成すること
としてもよい。この場合は、上部切欠部23の突片25
が水平に残存するよう蓋面13を内側に屈曲し、下部切
欠部19の突片21が垂直に残存するよう取付面11を
内側に屈曲する。また、下部縁材27も蓋面37と取付
面35とが別体である本体33から構成することとして
もよい。
部縁材1との間に天井材51を支承する天井用ジョイン
ト53を省略することができる。
切る場合を示したので、間仕切用鴨居67及び敷居69
を配置したが、これを省略することも可能である。
方法及び内装仕上用縁材によれば、工期を大巾に短縮す
る効果がある。また、作業日程の管理を容易とする効果
がある。
示す概略斜視図である。
る。
りの一例を示す平面図である。
りの一例を示す平面図である。
りの一例を示す平面図である。
取りの一例を示す平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 天井面と壁面との隣接部に上部縁材を設
け、床面と壁面との隣接部に下部縁材を設け、上記上部
縁材の下部切欠部と上記下部縁材の上部切欠部との間に
仕上済の化粧パネルからなる壁面材を交換可能に取付
け、上記上部縁材の上部切欠部と他の上部縁材の上部切
欠部との間に仕上済の化粧パネルからなる天井材を交換
可能に取付け、上記下部縁材の下部切欠部と他の下部縁
材の下部切欠部との間に仕上済の化粧パネルからなる床
面材を交換可能に取付けることを特徴とする内装仕上げ
の方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の内装仕上げの方法におい
て、上記上部縁材は取付面と蓋面とからなり、上記蓋面
が上記取付面に開閉自在に嵌着することにより内部に中
空室を形成し、上部縁材の本体下部の壁面側に断面方形
の下部切欠部を設け、該下部切欠部の点対称の位置に断
面方形の上部切欠部を設け、上記下部縁材は取付面と蓋
面とからなり、上記蓋面が上記取付面に開閉自在に嵌着
することにより内部に中空室を形成し、本体上部の壁面
側に断面方形の上部切欠部を設け、該上部切欠部の点対
称の位置に断面方形の下部切欠部を設けることを特徴と
する内装仕上げの方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の内装仕上げの方法におい
て、上記天井材及び床面材は可撓性素材からなることを
特徴とする内装仕上げの方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18310894A JP3381213B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 内装仕上げの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18310894A JP3381213B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 内装仕上げの方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828020A JPH0828020A (ja) | 1996-01-30 |
JP3381213B2 true JP3381213B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=16129920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18310894A Expired - Lifetime JP3381213B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 内装仕上げの方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3381213B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007262889A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-10-11 | Chuetsu Advance Kk | 化粧板付パネル及び化粧板付パネルの接合部構造 |
JP5278097B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-09-04 | パナソニック株式会社 | 配線収納型造作材 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP18310894A patent/JP3381213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0828020A (ja) | 1996-01-30 |
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