JPH07158249A - 建築用造作部材 - Google Patents

建築用造作部材

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JPH07158249A
JPH07158249A JP5341732A JP34173293A JPH07158249A JP H07158249 A JPH07158249 A JP H07158249A JP 5341732 A JP5341732 A JP 5341732A JP 34173293 A JP34173293 A JP 34173293A JP H07158249 A JPH07158249 A JP H07158249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
lid
building
mounting base
engaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP5341732A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hitomi
陽一 人見
Kazuyoshi Nishida
和義 西田
Yoshiaki Aota
良明 青田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Priority to KR1019940033556A priority patent/KR950018995A/ko
Publication of JPH07158249A publication Critical patent/JPH07158249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F19/00Other details of constructional parts for finishing work on buildings
    • E04F19/02Borders; Finishing strips, e.g. beadings; Light coves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製の建築用造作部材を最少の部品点
数で構成し、施工が簡単で、剛性および意匠性の高いも
のとする。 【構成】 建築用造作部材を、例えば出窓枠の場合に出
壁面を構成する出壁部分11aとビス等で建造物側に固
定する基体部分11bとからなる取付基体部11と、こ
の取付基体部11の角部外面に連結部12を介して連結
した蓋体部13とからなるものとし、取付基体部11と
蓋体部13は硬質合成樹脂とし連結部12は軟質合成樹
脂とした2色成形による一体成形品とする。そして、蓋
体部13の自由端縁には内側に曲折して断面コの字状と
なった係止部14Aを形成し、取付基体部11の基体部
分11bの端縁には上記係止部14Aが係合可能な鈎状
の被係止部14Bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の内装用に用いる
幅木,廻り縁,出窓枠,ドア枠額縁等の合成樹脂製造作
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の内装用造作部材である幅木や廻
り縁を合成樹脂の成形品とし、内部に電気コードとか電
話コードを配線できるようにしたものが従来から知られ
ている。実開昭58−57225号公報に記載された幅
木型電線ダクトはその一例であって、この場合、中空電
線ダクトの前面開口を別体のカバー体によって閉塞する
構造となっている。実開昭58−97228号公報に記
載された幅木用あるいは廻り縁用のコーナー部材も同様
の構造であって、配線用あるいは配管用の空所を有する
コーナー基部材の空所外面側に設けた係止部に蓋材を係
合させるようにしている。また、実開昭63−1925
42号公報には、成形品である幅木を建造物の壁面側に
対し装着金具によって着脱自在に取り付けるようにした
ものが記載されており、特開平4−323461号公報
には、天井パネルと壁パネルとの間に断面略コの字状の
廻り縁受け具を取り付け、その廻り縁受け具の側面開口
を閉塞するよう硬質材にて形成した廻り縁を係合させる
ようにしたものが記載されている。また、実開昭57−
178640号公報には、内部が中空で一側が弾性で拡
開可能な一体成形品の合成樹脂製幅木が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製で内部に配
線可能とした従来の幅木等建築用造作部材の多くは、例
えば上記実開昭58−57225号公報や実開昭58−
97228号公報に記載されているように基体側部材に
別体の蓋体側部材を係合させるというものであって、部
品点数が多くなり、また、建造物の壁等に取り付けた基
体側部材に蓋体側部材を位置合わせし支え持ちながら係
合させるという作業が必要で、施工に手間がかかる。ま
た、このような別体構造のものは、一旦係合させたもの
を外して配線し直すのが困難な場合が多い。上記実開昭
63−192542号公報や特開平4−323461号
公報に記載された装着金具や受け具を用いたものも同様
で、部品点数が多く、施工に手間がかかるのが普通であ
る。また、上記実開昭57−178640号公報に記載
されているような一体成形品の合成樹脂製幅木もある
が、この場合は、幅木としての剛性が要求されるととも
に拡開および復元が可能なよう十分な弾性が必要で、そ
のいずれをも十分に満たせるようにするのは難しいし、
弾性力で復元させるだけでは、拡開させ壁面への取付お
よびコード類の収納配線を行った後は自由端の接触が甘
くなることがあり、構造物としての剛性が保てなかった
り意匠性が損なわれる恐れがある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
のものであって、最少の部品点数で構成することがで
き、施工が簡単で、剛性および意匠性の高い合成樹脂製
の建築用造作部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建築用造作
部材は、硬質合成樹脂からなる板状の取付基体部と硬質
合成樹脂からなる蓋体部とを軟質合成樹脂からなる連結
部によってヒンジ状に連結して内部に中空部を形成する
とともに、蓋体部の自由端縁に内側に曲折し断面略コの
字状となった係止部を形成し、取付基体部に前記係止部
が係合可能な被係止部を設けたものであって、幅木,廻
り縁,出窓枠,ドア枠額縁等に適用する。
【0006】
【作用】取付基体部と蓋体部が共に硬質合成樹脂で、そ
れらが軟質合成樹脂からなる連結部によりヒンジ状に連
結されて内部に中空部が形成された本発明の建築用造作
部材は、一体構成であるため、一部品として取り扱うこ
とができる。そして、連結部以外が硬質材料で形成され
たことによって必要な剛性が確保され、また、蓋体は取
付時および配線時に軟質の連結部をヒンジとして容易に
拡開することができ、配線後は自由端縁の係止部を取付
基体部の被係止部に係合させることによって容易かつ確
実に係止できる。そのため、建造物へ取り付ける際の、
あるいは一旦取り付けた後で中空部に電話コード等の配
線をする際の施工が容易であり、構造物としての剛性お
よび意匠性が損なわれることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す出窓枠の断
面図である。図に全体を符号10で示すこの実施例の出
窓枠は、上下左右各1個の計4個に分割した部材を建造
物の出窓となる部分に部屋の内側から枠状に取り付ける
ものであって、出壁面を構成する広幅平板状の出壁部分
11aとビス等で建造物側に固定する細長フランジ状の
基体部分11bとからなる断面L型の取付基体部11
と、この取付基体部11の出壁部分11aと基体部分1
1bが集合する角部外面に連結部12を介して連結され
た上記基体部分11bと略同幅で略平板状の蓋体部13
とからなり、取付基体部11と蓋体部13は硬質合成樹
脂(例えば硬質塩化ビニル)で構成され、連結部12は
軟質合成樹脂(例えば軟質塩化ビニル)で構成されてい
る。そして、取付基体部11に連結された側とは反対の
蓋体部13の自由端縁には内側に曲折して断面コの字状
となった係止部14Aが形成され、取付基体部11の基
体部分11bの端縁には上記係止部14Aが係合可能な
鈎状の被係止部14Bが設けられている。
【0009】図2はこの実施例に使用する押出成形ユニ
ットの全体図であり、図3は同ユニットにおけるダイス
部の断面図である。図において、1は硬質合成樹脂を押
し出す第1の押出機、2は軟質合成樹脂を押し出す第2
の押出機である。また、3は2色成形用のダイス(金
型)である。このダイス3は、図3に示すように硬質合
成樹脂の取付基体部11と蓋体部13を別々に成形する
とともに軟質合成樹脂の連結部12を別体で成形する第
1の部分3aと、硬質合成樹脂で成形された取付基体部
11と蓋体部13の間に軟質合成樹脂で成形された連結
部12を押し出して一体化させる第2の部分3bとの2
段構成となっている。また、4は押出成形されたワーク
の状態を係止部14Aが被係止部14Bに係合した形に
徐々に修正しつつ案内するサイジング用の冷却型であ
る。この冷却型4は一端がダイス3の出口に接続され、
他端は冷却用水槽5に接続されている。また、図の6は
ホッパー、7は引取機、8は切断機である。
【0010】硬質合成樹脂はホッパー6から供給され、
第1の押出機1により図3の矢印Aのようにダイス3に
送られ、ダイス3の第1の部分3aから矢印A1とA2
示すように二つに分かれ、一方は取付基体部11の形状
に、他方は蓋体部13の形状に成形されて第2の部分3
bに送られる。そして、第2の押出機2により軟質合成
樹脂が矢印Bのようにダイス3の第2の部分3bに押し
出され、これが出口手前5〜10mmのところで両側の
硬質合成樹脂の部分に合流し接合されて一体の成形品と
なって押し出される。
【0011】ダイス3から押し出された段階での成形品
は図1に実線で示すように蓋体部13が拡開した状態で
あって、これが冷却型4を通ることによって徐々に閉じ
られ、図1に一点鎖線で示すように係止部14Aが被係
止部14Bに完全に係合した状態で水槽に送られる。そ
して、冷却されたワークは引取機7に送られ、木目模様
等の化粧シートが貼られた後、切断機8で裁断される。
【0012】このようにして成形された出窓枠10は、
上記のように蓋体部13が閉じられた状態であるが、連
結部12が軟質合成樹脂であって伸縮変形可能であるた
め、容易に拡開可能である。
【0013】この出窓枠10は例えば蓋体部13を開い
た状態で出荷される。そして、使用時には上下左右各1
個で計4個を1セットとして建造物の出窓となる部分に
枠状に組み付けて、取付基体部11の基体部分11bを
ビス等で固定し、基体部分11bの外側にできる中空部
15に適宜電気コード等を配線する。そして、蓋体部1
3を閉じ、係止部14Aを基体部分11bの被係止部1
4Bに係合させる。また、配線は取付後でも蓋体部13
を開いて適宜行うことが可能である。
【0014】図4は本発明の他の実施例を示す幅木の断
面図である。符号20で示す幅木20は、建造物の床面
と壁面とのコーナーに取り付けるものであって、ビス等
で壁面側に固定する帯状の取付基体部21と、この取付
基体部21の上端縁に連結部22を介して連結された略
同寸帯状の蓋体部23とからなり、取付基体部21と蓋
体部23は硬質合成樹脂(例えば硬質塩化ビニル)で構
成され、連結部22は軟質合成樹脂(例えば軟質塩化ビ
ニル)で構成されている。そして、蓋体部23の自由端
縁には内側に曲折して断面コの字状となった係止部24
Aが形成され、これに対する取付基体部21の自由端縁
には上記係止部24Aが係合可能な鈎状の被係止部24
Bが設けられている。この場合も成形方法は先の出窓枠
の場合と同様である。また、やはり蓋体部23を拡開し
た状態でビス等で取付基体部21を固定する。そして、
中空部25に電気コード等を配線し、蓋体部23を閉じ
て係止部24Aを被係止部24Bに係合させる。また、
取付後でも蓋体部23を開いて適宜配線を行える。
【0015】図5は本発明の更に他の実施例であるドア
枠額縁の断面図である。図に全体を符号30で示すドア
枠額縁は、ドア枠本体40に取り付けるものであって、
ビス等で固定する中空の取付基体部31と、この取付基
体部31の一端縁に連結部32を介して連結された帯状
の蓋体部33とからなり、取付基体部31と蓋体部33
は硬質合成樹脂(例えば硬質塩化ビニル)で、連結部3
2は軟質合成樹脂(例えば軟質塩化ビニル)でそれぞれ
構成されている。そして、蓋体部33の自由端縁には内
側に曲折して断面コの字状となった係止部34Aが形成
され、これに対する取付基体部31の自由端縁には上記
係止部34Aが係合可能な鈎状の被係止部34Bが設け
られている。この場合も成形方法は先の出窓枠および幅
木の場合と同様である。また、やはり蓋体部33を拡開
した状態でビス等で取付基体部31を固定する。そし
て、中空部35に電気コード等を配線し、蓋体部33を
閉じて係止部34Aを被係止部34Bに係合させる。ま
た、やはり取付後でも蓋体部33を開いて適宜配線が行
える。
【0016】なお、上記実施例では、建築用造作部材で
ある成形品の表面に化粧シートを貼ったものを説明した
が、成形品を無地のままで製品とすることも可能であ
る。
【0017】また、上記実施例では成形品のコーナー部
分を軟質合成樹脂にて構成したものを説明したが、角を
出したい場合には、硬質合成樹脂である取付基体部およ
び蓋体部の一方にコーナー部分を形成し、このコーナー
部分に軟質合成樹脂からなる連結部を介して他方の硬質
合成樹脂の部分を連結するような構成としてもよい。
【0018】また、本発明は上記各実施例以外に、天井
と壁とのコーナー部分に取り付ける廻り縁や、その他の
各種建築用造作部材に適用することができる。また、窓
やドアの額縁に適用する場合に、ガラスを挟み込むよう
な構造とすることも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、内部に配線可能な合成樹脂製の建築用造作部材を最
少の部品点数で構成し、施工が簡単で、部材自体の剛性
を確保しつつ施工・配線時の蓋体部の拡開を容易なもの
とし、また、施工・配線後に蓋体部をロックして剛性お
よび意匠性が損なわれないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す出窓枠の断面図
【図2】本発明の一実施例に使用する押出成形ユニット
の全体図
【図3】本発明の一実施例におけるダイスの断面図
【図4】本発明の他の実施例を示す幅木の断面図
【図5】本発明の更に他の実施例を示すドア枠額縁の断
面図
【符号の説明】
10 出窓枠 11,21,31 取付基体部 12,22,32 連結部 13,23,33 蓋体部 14A,24A,34A 係止部 14B,24B,34B 被係止部 15,25,35 中空部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質合成樹脂からなる板状の取付基体部
    と硬質合成樹脂からなる蓋体部とを軟質合成樹脂からな
    る連結部によってヒンジ状に連結し内部に中空部を形成
    してなる建築用造作部材であって、前記蓋体部の自由端
    縁に内側に曲折し断面略コの字状となった係止部を形成
    するとともに、前記取付基体部に前記係止部が係合可能
    な被係止部を設けたことを特徴とする建築用造作部材。
JP5341732A 1993-12-10 1993-12-10 建築用造作部材 Pending JPH07158249A (ja)

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JP5341732A JPH07158249A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 建築用造作部材
KR1019940033556A KR950018995A (ko) 1993-12-10 1994-12-09 건축용 내장부재

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