JP3380676B2 - レピティションレバー - Google Patents

レピティションレバー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランドピアノの
レピティションレバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示す様に、レピティション
レバー110としては木製のものが採用されており、セ
ンターピン孔111からジャック挿通孔113に至る部
分115及びセンターピン孔111からウィッペン当接
用のレギュレーティングボタン固定孔117に至る部分
119は、それぞれ、断面四角形に削られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レピティシ
ョンレバーは、グランドピアノ特有のものであり、この
レピティションレバーを採用することで、アップライト
ピアノに比べて著しく連打性能を向上させている。即
ち、鍵盤を約1/3程度戻せば、このレピティションレ
バーがシャンクローラを持ち上げるので、鍵盤を完全に
戻さなくても次の打鍵が可能となり、トリルの様な演奏
にも十分に追従していくことができるのである。
【0004】こうしたレピティションレバーの連打性能
をさらに向上させることができれば、一層躍動感にあふ
れた曲の演奏が可能になることから、レピティションレ
バーの動作をより敏感とし、しかも、停止位置での安定
性を高めることが望まれている。
【0005】そこで、本発明は、レピティションレバー
の動作を敏感にすると共に、停止位置での安定性を高め
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】かかる目的を達成するためになされた本発明
のレピティションレバーは、センターピン孔からピアノ
の正面側及び奥側に伸びる部分を、それぞれ、上下の平
板部と該平板部間を連結する垂直部とで構成し、該垂直
部の断面積がセンターピン孔から遠ざかるにつれて減少
するようにしたことを特徴とする。
【0007】このレピティションレバーによれば、レバ
ー本体を平板部と垂直部で構成することにより、「H」
を横にした様な断面構造とし、強度を保ちつつレバーの
重量を軽量化している。そして、垂直部の断面積をセン
ターピン孔から遠ざかるにつれて減少させることで、レ
バーの微小部分を考えたとき、各微小部分に作用する慣
性モーメントが従来品に比べて等慣性に近くなってい
る。従って、レピティションレバーの動作が敏速とな
り、かつ、コンパスの磁針と同じく定位置でピタリと止
まり易く、打鍵に対して敏感でありながら、同時に停止
位置での安定性を高めることができる。
【0008】なお、前記垂直部の断面積を段階的に減少
させてもよいのであるが、前記垂直部の肉厚を滑らかに
減少させるようにすると、成形が楽になるし、等慣性に
一層近くなるからである。ここで、回動中心からxの距
離にある微小部分をm(x)とすると、
【0009】
【数1】m(x)・x2 =C 但し、Cは定数 を満足するように垂直部の肉厚を調整すると、この垂直
部を等慣性とすることができる。
【0010】この式から明かな様に、前記垂直部の肉厚
は直線的に減少させるのではなく、前記垂直部表面が肉
厚中心方向に凸となる様に減少させておく方が一層等慣
性に近くなる。しかも、こうすることで、先端部分の強
度が維持できる。この構成による利点は次の通りであ
る。
【0011】例えば、後述実施例でも分かる通り、レピ
ティションレバーを戻し方向に付勢するスプリングがジ
ャック層通孔の近くを押し上げようとしており、また、
反対側は当接用ボタンを介してウィッペンに衝突する。
このことから、垂直部は先端側でもある程度強度を発揮
する必要があるのである。これは、まさに、レピティシ
ョンレバーの構造上特有の問題ということができる。こ
うした特有の問題に対し、上述の様に、垂直部表面を肉
厚中心方向に凸となる様に減少させておくと、この垂直
部の強度を維持する効果が得られると共に、最大限に重
量を低下させることができ、レピティションレバー全体
の慣性モーメントを小さくし、かつ、等慣性に近づける
ことができるのである。
【0012】また、このようなレピティションレバー
は、全体をガラス繊維強化プラスチックで構成すること
が望ましい。ピアノ用の部品のプラスチック化として
は、従来より、ジャックをポリアセタールで形成した
り、ウィッペンをABS樹脂で形成するなど種々なされ
ている。しかし、レピティションレバーとしては、AB
S樹脂などを単独で用いたのでは強度面で断面積をあま
り小さくできないので、ガラス繊維強化プラスチックを
用いるとよいのである。
【0013】この場合、レピティションレバーの動きを
滑らかにする上で、前記プラスチックとしてポリブチレ
ンテレフタレートを用いるとよい。しかしながら、ポリ
ブチレンテレフタレートには、接着剤として適切なもの
がないため、この場合は、レバー本体に対してスキン及
びフェルトを両面テープで固定するようにするとよい。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施の形態である一実施例を
図面と共に説明する。実施例のレピティションレバー1
0は、図1に示す様に、センターピン孔11からジャッ
ク挿通孔13に至る部分(以下、「レバー右部分」とい
う。)15及びセンターピン孔11からウィッペン当接
用ボタン(以下、「レバーボタン」という。)の固定用
ネジ孔17に至る部分(以下、「レバー左部分」とい
う。)19を、それぞれ、上下の平板部15u,15
d,19u,19dと、これら平板部間を連結する垂直
部15v,19vとで構成し、垂直部15v,19vの
断面積がセンターピン孔11から遠ざかるにつれて滑ら
かに減少するようにしてある。ここで、図2に拡大して
示す様に、垂直部15v,19vは、一点鎖線で示した
様な直線的にではなく、肉厚中心に向かって凸の円弧面
を描く様に肉厚が漸減している。これは、垂直部15
v,19vの各自由端側で肉厚を十分に残しておき、ス
プリングの押圧力やレギュレーティングボタンを介して
受ける衝撃力を支えることができるようにしておくため
である。これは、レピティションレバー特有の構造上の
問題に対処するためである。そして、その上で、最大限
にレピティションレバー10全体の慣性モーメントを低
下させるためでもある。こうして、等慣性に近づけつ
つ、強度も十分に補償し、かつ、全体の慣性モーメント
を低下するという3つの効果を同時に達成しているので
ある。
【0015】なお、レバー右部分15の底面にはスプリ
ング摺動用の逆V字溝21が形成されている。そして、
垂直部15vを、この逆V字溝21の部分で両側に広が
った逆Y字状の断面とし、垂直部15が強度を十分に発
揮できるようにしている。また、ジャック挿通孔13側
の先端には、表裏両面からくぼみ23が設けられてい
る。このくぼみ23はもっぱら重量を低減して慣性モー
メントを低下させるためであり、均一深さとしてある。
なお、図中符号25は、ジャックとの位置合わせ用の目
印(スカッチ)である。
【0016】このレピティションレバー10は、全体
を、30重量%のガラス繊維で強化したポリブチレンテ
レフタレートのペレットを射出成形して製造されてい
る。そして、図3に示す様に、スキン27及びフェルト
29が図示右端部分に両面テープで固定される。両面テ
ープで固定するのは、ポリブチレンテレフタレートには
有効な接着剤がないからである。
【0017】実施例のレピティションレバー10は、図
3に示す様に、従来品と同様に、ウィッペンフレンジ3
1に対してブッシングクロス33及びセンターピン35
を介して固定され、ジャック挿通孔13内にジャック4
0を挿通され、スプリング37によって図示反時計周り
に付勢された状態でウィッペン30に取り付けられる。
【0018】この例では、ウィッペン30、レバーボタ
ン51及びジャックボタン53は、いずれもABS発泡
樹脂を用いて、ジャック40は、ポリアセタール樹脂を
用いて、それぞれ射出成形によって製造されている。ま
た、ウィッペン30及びボタン51,53に対するフェ
ルト55〜59の貼付けには、接着剤が用いられてい
る。ABS樹脂には有効な接着剤が存在するからであ
る。
【0019】なお、ウィッペン30には、軽量化用のく
ぼみ30aが表裏両面に設けられている。このくぼみ3
0aは均一深さであり、レピティションレバー10の断
面の様な工夫はしていない。ジャック40の柱状部41
及びテール部43にも軽量化用のくぼみ41a,43a
が表裏両面に設けられている。柱状部41のくぼみ41
aは、上部ほど深くなるようにしてある。このくぼみ4
1aの表面は、レピティションレバー10と同様に等慣
性に近づけることを意識してくぼみの底に向かって凸の
円弧面を描く様にしてある。
【0020】実施例によれば、ガラス繊維強化プラスチ
ックを使用しているので、断面積が従来品よりも小さく
なっているものの、比重的には木より重く、従来の木製
レピティションレバーと同様のアクション重量を達成す
ることができる。また、ガラス繊維強化プラスチックを
使用し、横向きのH字状断面で全体を構成しているの
で、曲げ剛性は十分に高く、強度面で従来の木製レピテ
ィションレバーに劣ることがない。しかも、垂直部15
v,19vの断面積を、センターピン孔11から遠ざか
るにつれて滑らかに漸減するようにしてあるので、長さ
方向に見た微小断面の慣性モーメントが互いに近似し、
全体の慣性が、コンパスの磁針における等慣性に近くな
っている。
【0021】この結果、ハンマーシャンクが離れた後の
スプリング37の力による戻り動作が素早く開始され、
しかも、レバーボタン51とウィッペン30が当接する
定位置へ復帰したときにピタリと止まる。よって、連打
に対する反応が敏感でかつ安定している。
【0022】以上、本発明の一実施例を説明したが、本
発明はこの実施例にのみ限られるものではなく、さらに
種々なる態様にて実施し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のレピティションレバーを示し、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、
(d)は背面図、(e)は左側面図、(f)は右側面
図、(g)はx−x断面図、(h)はy−y断面図、
(i)はz−z断面図である。
【図2】 (a)は要部の拡大断面図、(b)はセンタ
ーピン孔部分の拡大断面図、(c)はスカッチの拡大図
である。
【図3】 実施例のレピティションレバーをウィッペン
に取り付けた状態の正面図である。
【図4】 従来のレピティションレバーを示し、(a)
は平面図、(b)は正面図、(c)はw−w断面図であ
る。
【符号の説明】
10・・・レピティションレバー、11・・・センター
ピン孔、13・・・ジャック挿通孔、15・・・レバー
右部分、15u,15d・・・平板部、15v・・・垂
直部、17・・・レギュレーティングボタン固定用ネジ
孔、19・・・レバー左部分、19u,19d・・・平
板部、19v・・・垂直部、21・・・逆V字溝、23
・・・くぼみ、25・・・スカッチ、27・・・スキ
ン、29・・・フェルト、30・・・ウィッペン、30
a・・・くぼみ、31・・・ウィッペンフレンジ、33
・・・ブッシングクロス、35・・・センターピン、3
7・・・スプリング、40・・・ジャック、41・・・
柱状部、43・・・テール部、41a・・・くぼみ、4
3a・・・くぼみ、51・・・レバーボタン、53・・
・ジャックボタン、55〜59・・・フェルト。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターピン孔からピアノの正面側及び
    奥側に伸びる部分を、それぞれ、上下の平板部と該平板
    部間を連結する垂直部とで構成し、該垂直部の断面積が
    センターピン孔から遠ざかるにつれて減少するようにし
    たことを特徴とするレピティションレバー。
  2. 【請求項2】 前記断面積の減少は、前記垂直部の肉厚
    を滑らかに減少させることによってなされていることを
    特徴とする請求項1記載のレピティションレバー。
  3. 【請求項3】 前記垂直部の肉厚は、前記垂直部表面が
    肉厚中心方向に凸となる様に減少されていることを特徴
    とする請求項2記載のレピティションレバー。
  4. 【請求項4】 全体をガラス繊維強化プラスチックで構
    成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の
    レピティションレバー。
  5. 【請求項5】 前記プラスチックがポリブチレンテレフ
    タレートであることを特徴とする請求項4記載のレピテ
    ィションレバー。
  6. 【請求項6】 レバー本体に対してスキン及びフェルト
    を両面テープで固定することを特徴とする請求項5記載
    のレピティションレバー。
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