JP3379941B2 - 旋回式掘削作業車 - Google Patents

旋回式掘削作業車

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回式掘削作業車に於ける構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から旋回式掘削作業車において、旋
回フレームの左右中央位置に運転席を配置した技術は公
知とされている。しかし、該従来の技術においては、燃
料タンクと作動油タンクを同じ位置に配置していたの
で、運転席の前のステップが乗降側のみしか開放するこ
とが出来ず、ウォークスルーすることが不可能だったの
である。また、運転席の側方に作動油タンクを配置した
場合に、該作動油タンク内の圧油が高温となると、作動
油タンクの表面も高温となり、運転席に座ったオペレー
タの側方に高温部分が出来ていたのである。また、従来
の旋回式掘削作業車においては、ボンネットの各部の蓋
等の締結ボルトが表面に突出していたので、良好なデザ
イン性能を得ることが出来なかったのである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、運転咳の一
側方に作動油タンクを配置して、該作動油タンクが圧油
の戻り油によって高温とならないように、作動油タンク
の後方にラジエータを配置し、ラジエータ排気噴出口を
作動油タンク側に向けることで、作動油タンクを冷却す
るようにしたものである。また、戻り油フィルタをラジ
エータ排気噴出口側に配置して、作動油タンクの高温側
が冷却されるようにしたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。旋回フレーム(5)の略左右中央位
置に運転席(1)を配置した旋回式掘削作業車におい
て、該運転席(1)の一側に燃料タンク(2)、他側に
作動油タンク(3)を配置し、該作動油タンク(3)の
一端面(3a)に隣接させてラジエータ排気噴出口(2
4)を配置し、前記作動油タンク(3)の内部に戻り油
フィルタ(9)を設け、該戻り油フィルタ(9)を前記
作動油タンク(3)の一端面(3a)側に偏位させて配
置し、かつ、前記ラジエータ排気噴出口(24)を、前
記一端面(3a)の戻り油フィルタ(9)の近接部分に
向けて設けたものである。 【0005】 【発明の実施の形態】次に実施例を説明する。図1は本
発明の旋回式掘削作業車の側面図、図2は同じく旋回式
掘削作業車の正面図、図3は同じく旋回式掘削作業車の
平面図、図4はエンジンEの部分を示すボンネット25
内の後面図、図5はエンジンEの配置を示すボンネット
25内の平面図、図6はエンジンEの配置を示すボンネ
ット25内の側面図である。 【0006】図7はラジエータ23とマフラー33の配
置を示す側面図、図8はマフラー33の配置を構成を示
す前面図、図9は燃料タンク2と作動油タンク3と運転
席1の配置を示す平面図、図10は作動油タンク3の上
に操作パネル4を配置した構成を示す平面図、図11は
ボンネット25の内部を示す後面図、図12は作動油タ
ンク3の側面断面図である。 【0007】図1・図2・図3において、旋回式掘削作
業車の全体的な構成を説明する。クローラ式走行装置3
2の上に、旋回台軸受を介して旋回フレーム5を旋回可
能に支持している。該旋回フレーム5の前端にメインブ
ーム31をスイングと上下回動可能に枢支し、該メイン
ブーム31の上端にバケットアーム30を枢支してい
る。該バケットアーム30の先端にバケット6を枢支し
ている。該メインブーム31の後部で、旋回フレーム5
の上に操作コラムCを立設している。該操作コラムCよ
り、操作レバー16・17を立設している。 【0008】操作コラムCの後部にステップ21を介し
て、旋回フレーム5の中央位置に運転席1を立設してい
る。該運転席1の左側に主乗降口の部分に燃料タンク2
を配置し、逆の側に作動油タンク3を立設している。ま
た運転席1の後部にキャノピマスト基部10を固定して
いる。該キャノピマスト基部10よりキャノピ7を立設
している。また作動油タンク3の上面後部に操作パネル
4を被覆している。 【0009】次に図4と図5と図6において、ボンネッ
ト25の内部エンジンEの部分の配置について説明す
る。エンジンEはボンネット25の内部で略旋回フレー
ム5の左右方向に配置されており、左側端部には油圧ポ
ンプ機構22が付設され、右側端部にはラジエータ23
と排気噴出口24が配置されている。またエンジンEの
後部の上方にエアクリーナ35が横向きに配置されてお
り、ラジエータ23の下方の位置に前後方向に向けてマ
フラー33が配置されている。図7と図8においては、
ラジエータ23とマフラー33の配置の関係を示してい
る。 【0010】次に図9において説明する。操作コラムC
の部分には、中央に2本の操作レバー16・17が突設
されている。該操作レバー16・17の左右の低い位置
に、操作ペダル18・19が配置されている。オペレー
タは該操作ペダル18・19を踏むことにより操作する
のである。そして運転席1の前には通常のステップ21
があるが、該ステップ21に連通して、作業機と操作ペ
ダル18との間にウォークスルー空間20を構成したの
である。従来は、該運転席1の右側に、燃料タンク2と
作業機が配置されていたので、操作コラムCとの間にウ
ォークスルー空間20を構成することが出来なかったの
であるが、本発明においては小型の旋回式掘削作業車で
あるので、両方からの乗降が可能であることが必要であ
り、作業機と操作コラムCの間にウォークスルー空間2
0を設けたのである。 【0011】また、ラジエータ23からの排気が排気噴
出口24を通過して出て行く部分に、ラジエータグリル
14が設けられている。またエンジンEの後面には、エ
ンジンEを点検補修する為の点検カバー15が設けられ
ている。該ラジエータグリル14は脱着可能に構成され
ており、該ラジエータグリル14の脱着に際しては、ボ
ンネット25を外した状態の上部から締結ボルト40を
内側に挿入して、内側から螺装すべく構成している。ま
た、点検カバー15については、枢支軸の部分を締結ボ
ルト41により、ボンネット25の内側から螺装すべく
構成している。該構成により、ボンネット25の外部に
は締結ボルト40や41が突出しないように構成して、
デザイン性能の向上を図っている。 【0012】図10においては、作動油タンク3に設け
た、注油口28と吸引フィルタ点検口27と、戻り油フ
ィルタ点検口26の部分を、操作パネル4により被覆す
る構成が開示されている。該作動油タンク3は、作業機
を駆動した為に高温化した作動油が戻ってくるので、徐
々に高温化するのである。該作動油タンク3の高温化し
た部分を被覆すべく操作パネル4を設けている。該操作
パネル4の上面には、モニターボックス11とライトス
イッチ12とキースイッチ13等が配置されている。 【0013】図11においては、ボンネット25の内部
に於ける燃料タンク2の配置を示している。該燃料タン
ク2はエンジンEから突出した油圧ポンプ機構22の上
部に配置されている。またエンジンEのラジエータ23
には、排気をガイドする排気噴出口24が設けられてお
り、該排気噴出口24の出口部分にラジエータグリル1
4が配置されている。 【0014】図12においては、作動油タンク3の側面
断面図が開示されている。該作動油タンク3は前方が低
く、後方が高い傾斜タンクに構成されており、オペレー
タがウォークスルー空間20の部分を通過する時に邪魔
にならないように構成している。また該作動油タンク3
の内部に配置する戻り油フィルタ9と、吸引フィルタ8
は、共に後方へ傾斜した状態に配置している。 【0015】そして、図9、図12に示すように、戻り
油フィルタ9の上部には戻り油フィルタ点検口26が、
吸引フィルタ8の上部には吸引フィルタ点検口27が設
けられ、戻り油フィルタ9及び戻り油フィルタ点検口2
6は作動油タンク3の後側の一端面3aに近接して配置
され、該作動油タンク3の一端面3aは、図5に示すよ
うに、ラジエータ排気噴出口24に隣接させて配置して
いる。このようにして、ラジエータから噴出された冷却
風を作動油タンク3の一端面3aに当てて作動油を冷却
しているのである。 【0016】また、吸引フィルタ点検口27の下部に
は、ブリーザー50が配置されている。また該吸引フィ
ルタ点検口27の前部に注油口28が開口されている。
該戻り油フィルタ9への戻り油が高温であり、作動油タ
ンク3を高温化するので、作動油タンク3の後端部分に
配置し、吸引フィルタ8の部分は低温部分であるので、
作動油タンク3の前部に配置したものである。 【0017】以上のような構成によって、作動油タンク
3から吸引フィルタ8を介して作動油が油圧ポンプに供
給されて、圧油化された作動油が油圧機器に送油され
る。油圧機器を作動した戻り油は戻り油フィルタ8を介
して作動油タンク3へ戻される。この作業機からの戻り
油は高温になっており、作動油が高温になると、運転席
側部に配置された作動油タンク3も熱くなってしまう
が、作動油タンク3の一端面がラジエータ排気噴出口2
4に近接して配置されているので、ラジエータからの排
気によって冷却され、オペレータが作動油タンク3に触
れた場合に火傷を負わないようにしている。そして、作
動油自体が冷却されるので劣化も防止される。 【0018】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、旋回フレーム
(5)の略左右中央位置に運転席(1)を配置した旋回
式掘削作業車において、該運転席(1)の一側に燃料タ
ンク(2)、他側に作動油タンク(3)を配置し、該作
動油タンク(3)の一端面(3a)に隣接させてラジエ
ータ排気噴出口(24)を配置したので、ラジエータか
らの排気が作動油タンクの一端面に当たるようになり、
作動油タンクが冷却されるようになって、作業者が誤っ
て作動油タンクに触れても火傷等するおそれがなくな
り、作動油自体が冷却されるために、油圧機器の効率低
下や作動油の劣化を防止することができるのである。 【0019】第2に、前記作動油タンク(3)の内部に
戻り油フィルタ(9)を設け、該戻り油フィルタ(9)
を前記作動油タンク(3)の一端面(3a)側に偏位さ
せて配置し、かつ、前記ラジエータ排気噴出口(24)
を、前記一端面(3a)の戻り油フィルタ(9)の近接
部分に向けて設けたので、戻り油フィルタ側には高温と
なった作動油が戻ってきて、戻り油フィルタが位置する
部分は他の部分よりも高温になるが、ラジエータ排気噴
出口が近接して配置されているため作動油タンクの高温
側が冷却されることになり、作動油を効率よく冷却する
ことができる。また、戻り油フィルタも冷却されるの
で、戻り油フィルタの劣化も防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の旋回式掘削作業車の側面図。 【図2】同じく旋回式掘削作業車の正面図。 【図3】同じく旋回式掘削作業車の平面図。 【図4】エンジンEの部分を示すボンネット25内の後
面図。 【図5】エンジンEの配置を示すボンネット25内の平
面図。 【図6】エンジンEの配置を示すボンネット25内の側
面図。 【図7】ラジエータ23とマフラー33の配置を示す側
面図。 【図8】マフラー33の配置を構成を示す前面図。 【図9】燃料タンク2と作動油タンク3と運転席1の配
置を示す平面図。 【図10】作動油タンク3の上に操作パネル4を配置し
た構成を示す平面図。 【図11】ボンネット25の内部を示す後面図。 【図12】作動油タンク3の側面断面図。 【符号の説明】 C 操作コラム 1 運転席 2 燃料タンク 3 作動油タンク 3a 一端面 9 戻り油フィルタ 24ラジエータ排気噴出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 21/18 B60K 15/02 B 33/06 B62D 33/06 E (72)発明者 黒田 勝博 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式 会社内 (72)発明者 古賀 毅 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式 会社内 (72)発明者 辻 勇人 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (72)発明者 宇野 隆 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (72)発明者 尾形 峰明 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−125742(JP,A) 特開 平1−9023(JP,A) 特開 平5−193377(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 B01D 35/02 B60K 11/04 B60K 15/063 B62D 21/18 B62D 33/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 旋回フレーム(5)の略左右中央位置に
    運転席(1)を配置した旋回式掘削作業車において、該
    運転席(1)の一側に燃料タンク(2)、他側に作動油
    タンク(3)を配置し、該作動油タンク(3)の一端面
    (3a)に隣接させてラジエータ排気噴出口(24)を
    配置し、前記作動油タンク(3)の内部に戻り油フィル
    タ(9)を設け、該戻り油フィルタ(9)を前記作動油
    タンク(3)の一端面(3a)側に偏位させて配置し、
    かつ、前記ラジエータ排気噴出口(24)を、前記一端
    面(3a)の戻り油フィルタ(9)の近接部分に向けて
    設けた旋回式掘削作業車。
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