JP2901946B2 - 旋回式掘削作業車 - Google Patents

旋回式掘削作業車

Info

Publication number
JP2901946B2
JP2901946B2 JP1541798A JP1541798A JP2901946B2 JP 2901946 B2 JP2901946 B2 JP 2901946B2 JP 1541798 A JP1541798 A JP 1541798A JP 1541798 A JP1541798 A JP 1541798A JP 2901946 B2 JP2901946 B2 JP 2901946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing
frame
swing frame
radiator
excavator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1541798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10204909A (ja
Inventor
澄 米倉
才三 近藤
卓蔵 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP1541798A priority Critical patent/JP2901946B2/ja
Publication of JPH10204909A publication Critical patent/JPH10204909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2901946B2 publication Critical patent/JP2901946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回式掘削作業車において、旋回フレームの前方に突出し
たスイングフレーム支持部及び、スイングフレーム及び
スイングシリンダの配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からバックホー等の旋回式掘削作業
車において、クローラ式走行装置の走行可能な幅内にお
いて、旋回フレームを旋回可能とする超小旋回可能とし
た技術は公知とされているのである。例えば、特開昭5
1−67602号公報に記載の技術の如くである。ま
た、ボンネット内において、ラジエータの下方にスイン
グシリンダを配置した技術も公知とされているのであ
る。例えば、実開昭51−127602号公報に記載の
技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クローラ式
走行装置が走行可能な幅内において、旋回フレームを3
60度回転することは出来ないまでも、収納時におい
て、クローラ式走行装置14が配置されている上に、バ
ケットが収納されて、クローラ式走行装置が走行可能な
空間である狭い空間に収納可能とする旋回式掘削作業車
を提供するものである。また、旋回フレームが左右のク
ローラ式走行装置の間で、完全に360度回転できない
としても、後方だけは円形に構成して、この円形部分が
左右のクローラ式走行装置の間に位置すべく構成して、
後方だけでも、180度程度旋回可能として、後方小旋
回を可能とする技術を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。旋回式掘削作業車において、クロー
ラ式走行装置14の上に、円形の旋回フレーム19を旋
回可能に支持し、該旋回フレーム19の外周は、クロー
ラ式走行装置14の左右端の幅と同径か又は小径とし、
円形の旋回フレーム19の前部を切欠いて前端面5を構
成し、該前端面5よりスイングフレーム支持部35を前
方へ突設し、該スイングフレーム支持部35の上であっ
て、前記円形の旋回フレーム19の略円周上にスイング
枢支ピン6を配置し、該スイング枢支ピン6にスイング
フレーム8を枢支し、該スイングフレーム8は円形の旋
回フレーム19の円周よりも外周に突出させて配置した
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の旋回式掘削作業車の着座方向から見
て左側面図、図2は同じく旋回式掘削作業車の着座方向
から見て右側面図、図3は同じく旋回式掘削作業車の着
座方向から見て後面図、図4は同じく旋回式掘削作業車
の平面図、図5はラジエータRと燃料タンク3と作動油
タンク4の配置を示す平面図、図6はラジエータRと燃
料タンク3と作動油タンク4と排風ダクトDの配置を示
す、着座方向から見て後面断面図、図7は作動油タンク
4と燃料タンク3とラジエータRの配置を示す着座方向
から見て左側面断面図、図8はシリンダカバー34とラ
ジエータステー33との関係を示す着座方向から見て左
側面拡大図である。
【0006】図1・図2・図3・図4において、旋回式
掘削作業車の全体的な構成を説明する。クローラ式走行
装置14の間に排土板13を上下自在に配置している。
またクローラ式走行装置14の中央部に旋回台軸受16
を配置し、該旋回台軸受16の上に旋回フレーム19を
配置している。該旋回フレーム19の前部には、スイン
グフレーム支持部35を突出し、該スイングフレーム支
持部35に設けた枢支孔にスイング枢支ピン6を嵌装
し、スイングフレーム8を枢支している。
【0007】該スイングフレーム8にメインブーム18
を前後回動可能に枢支している。またスイングフレーム
8とメインブーム18との間に、ブームシリンダーを介
装している。該メインブーム18の先端にバケットアー
ム17を枢支している。該バケットアーム17の先端に
バケット10を枢支している。旋回フレーム19の後端
にバランスウェイト9を付設して、前部の作業機の重量
とバランスを得ている。
【0008】該メインブーム18の後部に操作コラム2
5を立設し、該操作コラム25の中央部分に2本の操作
レバー27・27を突出し、操作コラム25の左右の下
部には2本の操作ペダルが設けられ、これらによりメイ
ンブーム18とバケットアーム17とバケットを操作し
ている。また、操作コラム25の周囲に安全ガイド26
を立設配置している。操作コラム25の後部にステップ
2を隔てて運転席15を配置している。該運転席15の
側には手摺り24が配置され、運転席15の右側のボ
ンネット22の内部には作動油タンク4と燃料タンク3
とラジエータRが配置されている。該運転席15の後部
のボンネット22の内部にはエンジンEが配置されてい
る。
【0009】また、運転席15の後部に、キャノピー基
部12が配置されており、該キャノピー基部12よりキ
ャノピー11が運転席15の上方の位置に突設されてい
る。また、運転席15の右側のボンネット22の上には
把手23が配置されている。また、ボンネット22が運
転席15の右側方に突出した部分を、切欠部bに構成
し、該部分を補助乗降口aとしている。主乗降口cは運
転席15の左側であるが、狭い露地等で主乗降口cが塞
がれている場合に、補助乗降口aからの乗降を可能とし
ているのである。
【0010】また、図1と図2に示す如く、旋回台軸受
16を中心に旋回フレーム19を回転する為の旋回モー
タ1がステップ2を取り外した位置に配置されており、
該旋回モータ1の下方が旋回フレーム19から突出され
て図示されている。また、図2に示す如く、ラジエータ
Rからの排風が、ボンネット22の外部に吐出される為
のラジエータグリル20が、ボンネット22の右側面部
に装着されている。またボンネット22の後面には、エ
ンジン部分の補修点検を容易にする点検蓋21が設けら
れている。
【0011】次に、図5において説明する。旋回フレー
ム19は円形に構成し、該円形の旋回フレーム19の前
部の円弧を切欠いて、該切欠いた部分の弦の部分を前端
面5としている。該前端面5の略中央部から、前方へス
イングフレーム支持部35を突出し、該スイングフレー
ム支持部35にスイング枢支ピン6の枢支孔を穿設して
いる。該枢支孔に嵌装したスイング枢支ピン6により、
スイングフレーム8を枢支し、スイングフレーム8は左
右に回動可能としている。該スイングフレーム8の前部
にメインブーム18を前後回動自在に枢支し、スイング
フレーム8とメインブーム18の間にブームシリンダー
を介装している。
【0012】該前端面5とスイング枢支ピン6の中心と
の距離をtとすると、該距離tの2倍の距離2tの部分
までクローラ式走行装置14を突出しており、該前端面
5の前方で、クローラ式走行装置14の上方に、略幅2
tに構成しているバケット10の、最大収納時の先端部
分を配置可能としているのである。該バケット10の収
納場所はスイングフレーム支持部35の左右の部分に出
来るように構成している。また該スイングフレーム支持
部35のアームと、旋回フレーム19との間にスイング
シリンダ7が介装されている。該スイングシリンダ7の
上には、シリンダカバー34が被覆されている。
【0013】該スイングシリンダ7は、充分にスイング
フレーム8を左右に回動可能とする為に、長いストロー
クが必要であり、スイングフレーム8を回動する為に伸
縮すると、後部の枢支軸36を中心に、スイングシリン
ダ7とシリンダカバー34が左右に回動する。該シリン
ダカバー34とスイングシリンダ7の回動部分はラジエ
ータRの下方に重複しているので、両者が干渉しないよ
うに、構成している。即ち、ラジエータRの前側部から
ラジエータステー33を下方に突出し、該ラジエータス
テー33の下端が、シリンダカバー34の上面に接当し
て摺動すべく構成している。該構成により、スイングシ
リンダ7が左右に回動したとしても、ラジエータRの下
部と干渉することが無くなったのである。
【0014】図6・図7において説明する。運転席15
の後部で、右側面部に配置したボンネット22の内部
に、右側を前方に、左側を後方に位置させたエンジンE
を斜めに配置している。そして該エンジンEの右側にラ
ジエータファンFとラジエータRを設け、該ラジエータ
Rの右側が排風ダクトDを構成している。該排風ダクト
Dの前部は作動油タンク4の後面が兼用し、排風ダクト
Dの上部は、燃料タンク3の下面が兼用し、後部は後面
壁30が設けられている。そして該排風ダクトDからの
排風はラジエータグリル20を通過して外部に吐出され
るのである。
【0015】図6において、燃料タンク3の下面は後面
視で切込凹部3aが構成されており、該切込凹部3aに
ラジエータRが食い込んだ状態で配置されている。また
図7においては側面視に示す如く、作動油タンク4の後
面上部にも切込凹部4aが構成されており、該切込凹部
4aに燃料タンク3の前部が重複して配置されている。
即ち、ラジエータRと燃料タンク3とが上下に重複配置
されており、また燃料タンク3と作動油タンク4とが上
下に重複配置されている。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したので、次
のような効果を奏するものである。第1に、前端面5を
設けて、該前端面5から突出させてスイングフレーム支
持部35を設け、該スイングフレーム支持部35にスイ
ング枢支ピン6を配置して、スイング枢支ピン6により
スイングフレーム8を枢支したので、スイングフレーム
8を側方へ回動した状態で旋回すれば、スイングフレー
ム支持部35と前端面5との間に、スイングフレーム8
が収納されることとなるので、スイングフレーム8が、
旋回フレーム19の円形から大きく突出することが無い
ので、旋回時にスイングフレーム8が壁面に干渉するこ
とが少ないのである。第2に、前端面5を設けて、該前
端面5から突出させてスイングフレーム支持部35を設
け、該スイングフレーム支持部35にスイング枢支ピン
6を配置して、スイング枢支ピン6によりスイングフレ
ーム8を枢支したので、スイングフレーム支持部35に
対して、スイングフレーム8を側方まで大きく回動する
ことができて、スイングフレーム8のスイング角度を大
きく取ることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旋回式掘削作業車の着座方向から見て
左側面図。
【図2】同じく旋回式掘削作業車の着座方向から見て右
側面図。
【図3】同じく旋回式掘削作業車の着座方向から見て後
面図。
【図4】同じく旋回式掘削作業車の平面図。
【図5】ラジエータRと燃料タンク3と作動油タンク4
の配置を示す平面図。
【図6】ラジエータRと燃料タンク3と作動油タンク4
と排風ダクトDの配置を示す、着座方向から見て後面断
面図。
【図7】作動油タンク4と燃料タンク3とラジエータR
の配置を示す着座方向から見て左側面断面図。
【図8】シリンダカバー34とラジエータステー33と
の関係を示す着座方向から見て左側面拡大図。
【符号の説明】
3 燃料タンク 4 作動油タンク 5 前端面 6 スイング枢支ピン 7 スイングシリンダ 8 スイングフレーム 9 バランスウェイト 19 旋回フレーム 33 ラジエータステー 34 シリンダカバー 35 スイングフレーム支持部 E エンジン R ラジエータ F ラジエータファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 卓蔵 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−11851(JP,U) 実開 昭61−76850(JP,U) 実開 平4−65850(JP,U) 実開 平4−4944(JP,U) 実開 平4−108645(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 3/32 E02F 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回式掘削作業車において、クローラ式
    走行装置14の上に、円形の旋回フレーム19を旋回可
    能に支持し、該旋回フレーム19の外周は、クローラ式
    走行装置14の左右端の幅と同径か又は小径とし、円形
    の旋回フレーム19の前部を切欠いて前端面5を構成
    し、該前端面5よりスイングフレーム支持部35を前方
    へ突設し、該スイングフレーム支持部35の上であっ
    て、前記円形の旋回フレーム19の略円周上にスイング
    枢支ピン6を配置し、該スイング枢支ピン6にスイング
    フレーム8を枢支し、該スイングフレーム8は円形の旋
    回フレーム19の円周よりも外周に突出させて配置した
    ことを特徴とする旋回式掘削作業車。
JP1541798A 1998-01-28 1998-01-28 旋回式掘削作業車 Expired - Lifetime JP2901946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1541798A JP2901946B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 旋回式掘削作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1541798A JP2901946B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 旋回式掘削作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10204909A JPH10204909A (ja) 1998-08-04
JP2901946B2 true JP2901946B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=11888191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1541798A Expired - Lifetime JP2901946B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 旋回式掘削作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2901946B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10204909A (ja) 1998-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1997028316A1 (fr) Excavateur hydraulique du type basculant
JP2901946B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP2895284B2 (ja) 旋回作業車
JP2954912B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP2954913B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP2579471Y2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP2810260B2 (ja) 旋回作業車
JPH11324016A (ja) 旋回式掘削作業車
JP3257653B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP3238310B2 (ja) 小型バックホーのボンネット内の配置構造
JP2895283B2 (ja) 旋回作業車のボンネット構造
JPH11181834A (ja) 作業機械のカウンタウエイト
JP3927429B2 (ja) 旋回型作業機械
JP2930930B2 (ja) 旋回作業車
JP3576832B2 (ja) 旋回作業機
JP3403633B2 (ja) 旋回作業機
JP3403634B2 (ja) 旋回作業機
JP3291181B2 (ja) バックホー
JP2895483B2 (ja) 旋回作業車
JP2001011898A (ja) 旋回作業機の日除け装置
JP2895484B1 (ja) 旋回作業車のボンネット構造
JP3626131B2 (ja) 小型旋回作業機のキャビン
JP3379942B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP3298719B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JPH09100551A (ja) バックホウ

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term