JP3378606B2 - 水溶性ポリマ一分散液 - Google Patents

水溶性ポリマ一分散液

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの水溶
性モノマ一、少なくとも1つの疎水性モノマ一および場
合によっては少なくとも1つの両親媒性モノマ一をモノ
マ一成分として含有する、水溶性ポリマ一分散液に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水溶性ポリマ一分散液は、例えば排水処
理の際の凝集剤として、水相分離後の脱水剤として、製
紙用の紙質改良剤として、土壌改良剤としてまたは分散
剤として使用される。
【0003】欧州特許出願公開第170394号明細書
は、水溶液中に、20μmを上回る粒度を有する高分子
ポリマ一ゲルから合成される粒子からなる、水と混合可
能な液体について記載している。この場合、連続相は平
衡化剤を含有する水溶液であり、この平衡化剤はゲル粒
子の含水量を連続相中の水分を用いて平衡に保ち、その
結果ゲル粒子の凝集を阻止する。有利な平衡化剤として
は、ポリアクリル酸もしくはポリジアリルジメチルアン
モニウムクロリド(ポリ−DADMAC)のナトリウム
塩が使用される。
【0004】欧州特許出願公開第183466号明細書
には、分散剤の存在下に少なくとも1つの塩の水溶液中
で攪拌下に水溶性モノマ一を重合することによって特徴
付けられる、水溶性ポリマ一分散体の製造法について記
載されている。この場合、ポリオ一ル、ポリアルキレン
エ一テル、ポリアクリル酸のアルカリ金属塩およびポリ
−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
のアルカリ金属塩が、水溶液中でポリマ一を溶媒和しな
い分散剤もしくは塩として使用される。ドイツ連邦共和
国特許第2924663号明細書は、良好な安定性およ
び流れ挙動を有する水溶性ポリマ一材料からなる分散液
の製造法を記載しており、この場合、水溶性ポリマ一は
少なくとも1つの水溶性でエチレン性の不飽和モノマ一
を含有し、その際、分散剤としてポリアルキレンエ一テ
ル、ポリエチレンイミン等が、場合によっては無機塩の
存在下に、存在していてよい。このように製造された分
散液は、場合によっては水を用いて希釈後、凝集剤、濃
稠化剤、土壌調整剤等の使用のために用いられる。
【0005】特開昭59−108074号公報には、モ
ノマ一成分として(メタ)アクリル酸および/またはこ
の塩、(メタ)アクリルアミドならびにメチルアクリレ
一トまたはエチルアクリレ一トを含有し、分散剤として
ポリエチレングリコ一ルを用いた、水溶液中のポリマ一
からなる濃稠化剤について記載されている。
【0006】欧州特許出願公開第170394号明細書
に記載の、ゲル粒子を含有する水溶液は、長い保存時間
の後に、剪断勾配、例えば攪拌によってのみ減少される
ことができる、著しく上昇した粘度を有するという欠点
を有する。この場合、液体の性質は、ポリマ一と、平衡
化剤と、ゲル粒子の含水量と、ゲル粒子の粒度との間の
複雑な平衡に左右される。
【0007】欧州特許出願公開第183466号明細書
には、分散剤を利用した塩水溶液中の分散体としての水
溶性ポリマ一が要求されている。この分散体の場合不都
合であるのは、比較的少ない重合体(=作用物質)含量
(20重量%まで)と比較して、水相の高い塩含量(3
0重量%まで)であり、これはこのような分散体の特定
の使用の場合、排水の問題をもたらす。
【0008】水溶性ポリマ一に対して分散剤の高い含量
は、ドイツ連邦共和国特許第2924663号明細書に
よる分散液の使用にとって不利に作用する。前記の分散
液が、例えば荷電粒子の凝集剤として使用される場合に
は、高分子のイオン性ポリマ一の作用物質は、これと比
較して低分子の分散剤によって還元される。
【0009】特開昭59−108075号公報により製
造された濃稠化作用を有するポリマ一は、約1.66054×
6.02×10〜5×1.66054×6.02×10g/mol(重量平
均)の間の平均分子量Mwを有し、この分子量は凝集剤
としての使用には明らかに低すぎる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記の公知技術水準の
結果から、低い粘度、ポリマ一作用物質の高い含量、高
いポリマ一分子量および無塩の水相を有する水溶性ポリ
マ一分散液を提供するという課題が課された。
【0011】
【課題を解決するための手段】種々のモノマ一成分a
1)、a2)および場合によってはa3)とからなる混
合物A)を重合体の分散剤D)の存在下に重合すること
によって形成された水溶性ポリマ一分散液は、 a1)一般式V:
【化7】 〔式中、RIIIは水素またはメチルを表わし、ならび
にRIVおよびRは互いに無関係に水素を表わすか、
炭素原子1〜5個を有するアルキルを表わすか、または
炭素原子1〜5個を表わすヒドロアルキルを表わしてよ
い〕で示されるメタクリルアミドまたは 一般式VI:
【化8】 〔式中、RVIは水素またはメチルを表わし、Lは基:
【化9】 または
【化10】 を表わし、Zは、NHまたはNRを表わし、但し、
およびLは炭素原子2〜6個を有するアルキレン
基またはヒドロキシアルキレン基を表わし、L
、L、LおよびLは炭素原子1〜6個を有す
るアルキル基を表わし、ならびにZはハロゲン、酢酸
塩、SOCHを表わしてよい〕で示されるモノマー
の中の少なくとも1つの水溶性モノマ一99〜70重量
% a2)式I:
【化11】 〔式中、Rは水素または炭素原子1〜4個を有するア
ルキルを表わし、Rは炭素原子1〜4個を有するアル
キル、炭素原子5〜12個を有するシクロアルキル、炭
素原子6〜12個を有するアリール、または:
【化12】 (但し、Rは炭素原子2〜8個を有するアルキル、炭
素原子5〜12個を有するシクロアルキル、または炭素
原子6〜12個を有するアリールを表わす)を表わす〕
で示される少なくとも1つの疎水性モノマ一1〜30重
量%および、場合によっては a3)式III
【化13】 〔式中、AはO、NH、NR13(但し、R13は炭
素原子1〜4個を有するアルキルを表わす)を表わし、
11は水素またはメチルを表わし、R12は炭素原子
8〜32個を有するアルキル、アリ一ルおよび/または
アラルキルを表わし、Yは炭素原子2〜6個を有するア
ルキレンを表わし、ならびにnは1〜50の整数を表わ
す〕で示される少なくとも1つの両親媒性モノマ一0〜
20重量%から構成されており、但しモノマ一成分a
1)、a2)およびa3)はそれぞれ相補って100重
量%をなし、ならびに水溶性ポリマ一が少なくとも1.66
054×6.02×10g/molの平均分子量Mw(重量平均)を
有することによって特徴付けられ、前記の課題を著しく
良好に解決することが見い出された。
【0012】本発明の有利な実施の場合、水溶性モノマ
一a1)の少なくとも1つは、少なくとも1つのイオン
性基を有する。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】ポリマ一分散剤としては、有利に、分散さ
れたポリマ一と相溶性でない、平均分子量(重量平均)
Mw<5×1.66054×6.02×10g/molを有する高分子電
解質またはポリアルキレンエ一テルが使用される。
【0023】モノマ一a1)、a2)およびa3)モノ
マ一a1)としては、例えば一般式IV:
【0024】
【化9】
【0025】〔式中、Rは水素またはメチルを表わ
し、Qはアルカリ金属イオン、例えばNaまたは
、アンモニウムイオン、例えばNH NR
II NRII HまたはNRII (但
し、RIIは炭素原子1〜6個を有するアルキルまたは
その他の1価の正に帯電されたイオンを表わす)を表わ
してよい〕で示されるアクリル酸および/またはメタク
リル酸の塩が使用されてよい。
【0026】式IVのモノマ一a1)は、例えばナトリ
ウム(メタ)アクリレ一ト、カリウム(メタ)アクリレ
一トまたはアンモニウム(メタ)アクリレ一トである。
【0027】更に、モノマ一成分a1)として、アクリ
ル酸および/またはメタクリル酸自体、ならびに式V:
【0028】
【化10】
【0029】
【外2】
【0030】式V)のモノマ一a)としては、例えば次
のものが挙げられる:(メタ)アクリルアミド、N−メ
チル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチル−N−エチル(メタ)アクリルア
ミドならびにN−ヒドロキシエチル(メタ)−アクリル
アミド。
【0031】そのほかに、モノマ一成分a1)としては
式VI:
【0032】
【化11】
【0033】
【外3】
【0034】
【0035】
【0036】
【化13】
【0037】を表わし、Zは、NHまたはNRを表
わし、但し、Lは炭素原子2〜6個を有するアルキレ
ン基またはヒドロキシアルキレン基を表わし、L、L
およびLは炭素原子1〜6個を有するアルキル基を
表わし、ならびにZはハロゲン、酢酸塩、SOCH
を表わしてよい〕で示されるモノマーが使用されてよ
い。
【0038】式VIのモノマ一a1)の例は、次のもの
が挙げられる:2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル
(メタ)アクリレ−ト、3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル(メタ)アクリレ−ト、4−(N,N−ジ
メチルアミノ)ブチル(メタ)アクリレ−ト、2−
(N,N−ジエチルアミノ)エチル(メタ)アクリレ一
ト、2−ヒドロキシ−3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル(メタ)アクリレ一ト、2−(N,N,N−ト
リメチルアンモニウム)エチル(メタ)アクリレ一ト−
クロリド、3−(N,N,N−トリメチルアンモニウ
ム)プロピル(メタ)アクリレ一ト−クロリドまたは2
−ヒドロキシル−3−(N,N,N−トリメチルアンモ
ニウム)プロピル(メタ)アクリレ一ト−クロリドもし
くは前記化合物の(メタ)アクリルアミド、例えば2−
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、3−ジ
メチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドまたは3
−トリメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルア
ミド−クロリド。
【0039】更に、モノマ一成分a1)としては、水溶
性ポリマ一の形成を可能にするエチレン性不飽和モノマ
一、例えばビニルピリジン、N−ビニルピロリドン、ス
チロ一ルスルホン酸、N−ビニルイミダゾ一ルまたはジ
アリルジメチルアンモニウムクロリドが使用されてよ
い。この場合、異なった、a1)の中に挙げられた水溶
性モノマ一の組合わせも可能である。
【0040】疎水性モノマ一a2)は、例えば式I:
【0041】
【化14】
【0042】[式中、R1は水素または炭素原子1〜4
個を有するアルキルを表わし、R2は炭素原子1〜4個
を有するアルキル、炭素原子5〜12個を有するシクロ
アルキル、炭素原子6〜12個を有するアリ一ル、また
は:
【0043】
【化15】
【0044】(但し、R3は炭素原子2〜8個を有する
アルキル、炭素原子5〜12個を有するシクロアルキ
ル、または炭素原子6〜12個を有するアリ一ルを表わ
し、およびZはO、NHまたはNR3である)を表わ
す]で示されるモノマ一であってよい。
【0045】この場合、例として次のものが挙げられ
る:スチロ一ル、α−メチルスチロ一ル、p−メチルス
チ一ル、p−ビニルトルオル、ビニルシクロペンタン、
ビニルシクロヘキサン、ビニルシクロオクタン、イソブ
テン、2−メチルブテン−1、ヘキセン−1、2−メチ
ルヘキセン−1、2−プロピルヘキセン−1、エチル
(メタ)アクリレ一ト、プロピル(メタ)アクリレ一
ト、イソプロピル(メタ)アクリレ一ト、ブチル(メ
タ)アクリレ一ト、イソブチル(メタ)アクリレ−ト、
ペンチル(メタ)アクリレ−ト、ヘキシル(メタ)アク
リレ一ト、ヘプチル(メタ)アクリレ一ト、オクチル
(メタ)アクリレ一ト、シクロペンチル(メタ)アクリ
レ一ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレ一ト、3,
3,5−トリメチルシクロヘキシル(メタ)アクリレ一
ト、シクロオクチル(メタ)アクリレ一ト、フェニル
(メタ)アクリル、4−メチルフェニル(メタ)アクリ
レ一ト、4−メトキシフェニル(メタ)アクリレ一ト。
【0046】更に、疎水性モノマ一a2)としては次の
ものが挙げられる:エチレン、塩化ビニリデン、フッ化
ビニリデン、塩化ビニルまたは他の主として重合可能な
二重結合を有する(芳香)脂肪族化合物。この場合、異
なった、a2)の中に挙げられた疎水性モノマ一の組合
わせも可能である。
【0047】両親媒性モノマ一a3)は、例えば式I
I:
【0048】
【化16】
【0049】[式中、A1はO、NH、NR4(但し、R
4は炭素原子1〜4個を有するアルキルを表わす)を表
わし、R5は水素またはメチルを表わし、R6は炭素原子
1〜6個を有するアルキレンを表わし、R7およびR8
互いに無関係に炭素原子1〜6個を有するアルキルを表
わし、R9は炭素原子1〜6個を有するアルキレンを表
わし、R10は炭素原子8〜32個を有するアルキル、ア
リ一ルおよび/またはアラルキルを表わし、およびXは
ハロゲン、擬ハロゲン、SO4CH3または酢酸塩を表わ
していてよい]で示されるモノマ一化合物であるか、ま
たは式III:
【0050】
【化17】
【0051】[式中、A2はO、NH、NR13(但し、
13は炭素原子1〜4個を有するアルキルを表わす)を
表わし、R11は水素またはメチルを表わし、R12は炭素
原子8〜32個を有するアルキル、アリ一ルおよび/ま
たはアラルキルを表わし、Yは炭素原子2〜6個を有す
るアルキレンを表わし、ならびにnは1〜50の整数を
表わす]で示されるモノマ一化合物であってよい。
【0052】この場合、例として次のものが挙げられ
る:
【0053】
【化18】
【0054】更に、両親媒性モノマ一a3)としては、
例えば次のものが使用されてよい:
【0055】
【化19】
【0056】[但し、aは6〜15であり、bは1〜5
0である]
【0057】
【化20】
【0058】[但し、cは6〜18である]
【0059】
【化21】
【0060】[但し、X1~はCl~またはSO4CH3~を
表わし、dは6〜18である]または
【0061】
【化22】
【0062】[但し、eは2〜6であり、nは6〜18
であり、X2~はCl~またはSO4CH3~を表わす]。
【0063】この場合、異なった、a3)の中に挙げら
れた両親媒性モノマ一の組合わせも可能である。
【0064】重合体の分散剤D) 重合体の分散剤は化学組成および平均分子量Mw(重量
平均)が、モノマ一混合物A)からなる水溶性ポリマ一
と重要に異なり、この場合重合体の分散剤D)は水溶性
ポリマ一と相溶性ではない。重合体の分散剤の平均分子
量Mwは1.66054×6.02×10〜5×1.66054×6.02×10
g/mol、有利に1.66054×6.02×10〜4×1.66054×
6.02×10g/molの範囲内にある(Mwの測定には次の
文献を参照:H.F.Mark et al.,Encyclopedia of Polyme
r Science and Technology, 第10巻、1 〜19頁、J.Wile
y,1987)。
【0065】重合体の分散剤D)は、エ一テル基、ヒド
ロキシル基、カルボキシル基、スルホン基、スルフェ一
トエステル基、アミノ基、イミノ基、第3アミノ基およ
び/または第4アンモニウム基から選択される少なくと
も1つの官能基を含有する。ポリマ一D)の例としては
次のものが挙げられる:セルロ一ス誘導体、ポリエチレ
ングリコ一ル、ポリプロピレングリコ一ル、エチレング
リコ一ルおよびプロピレングリコ一ルからなるコポリマ
一、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコ一ル、澱粉およ
び澱粉誘導体、デキストラン、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルピリジン、ポリエチレンイミン、ポリビニル
イミダゾ−ル、ポリビニルスクシンイミド、ポリビニル
−メチルスクシンイミド、ポリビニル−1,3−オキサ
ゾリドン−2、ポリビニル−2−メチルイミダゾリン、
ならびにモノマ一成分からなる組合わせ以外に前記ポリ
マ一、例えば次のモノマ一単位を含有してよいコポリマ
一:マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、無水イタコン酸、(メタ)アクリル酸、(メタ)ア
クリル酸または(メタ)アクリルアミド化合物の塩。有
利に重合体の分散剤D)としてポリアルキレンエ−テ
ル、例えばポリエチレングリコ一ル、ポリプロピレング
リコ一ルまたはポリブチレン−1,4−エ一テルが使用
される。
【0066】特に有利に重合体の分散剤D)として高分
子電解質が使用され、これは例えば、モノマ一成分、例
えば(メタ)アクリル酸の塩を陰イオン性モノマ一成分
として含有するか、または塩化メチルを用いて4級化さ
れた、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
一ト、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
レ一トまたはN,N−ジメチルアミノヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレ一トの誘導体またはN,N−ジメチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドを含有するポ
リマ一である。特に著しく有利に、5×1.66054×6.02
×10〜4×1.66054×6.02×10g/molの平均分子量M
wを有するポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリ
ド)(ポリ−DADMAC)が重合体の分散剤として使
用される。
【0067】この場合、分散されたポリマ一および分散
剤は逆に帯電されてはいないことに注意する必要があ
る。更に、分子量<1.66054×6.02×10g/molを有する
低分子乳化剤はポリマ一分散体に対して0〜5重量%の
量で使用される。
【0068】水溶液中にモノマ一混合物A)からなる水
溶性ポリマ一の製造および性質 反応媒体としての水100重量部に対してモノマ一混合
物A)の量は、5〜80重量部、有利に10〜50重量
部である。モノマ一a1)および場合によってはa3)
が水溶液として使用される場合には、含水量は反応媒体
に添加される。反応媒体としての水100重量部に対し
て重合体の分散剤D)の量は、1〜50重量部、有利に
5〜40重量部である。重合の開始には、例えばラジカ
ル開始剤(=重合開始剤)または高エネルギ一の照射、
例えばUV光が使用される。有利にはラジカル開始剤と
して、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、
2,2’−アゾビス(2−アミドプロパン)ジヒドロク
ロリド、有利にジメチルホルムアミド中に溶解して、硫
酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素が、場合
によっては還元剤、例えばアミンまたは亜硫酸ナトリウ
ムとの組合せで使用される。モノマ一混合物A)に対し
て開始剤の含分は、常法により10~5〜5重量%、有利
に10~4〜1重量%であり、この場合、開始剤は重合の
初めに全部添加されるか、または部分的に引続く配量と
一緒に全重合工程に亙って添加されることができる。同
様にモノマ一混合物A)は重合の初めに全部添加される
か、または部分的に流入として全重合工程に亙って添加
されることができる。重合温度は0〜100℃、有利に
40〜55℃である。有利に不活性ガス雰囲気下、例え
ば窒素雰囲気下に重合される。重合の最終変換率はモノ
マ一混合物A)の97重量%を上回り、そのためには一
般に1〜8時間の重合時間が必要である。
【0069】
【効果】本発明によるポリマ一分散液は、混合物A)に
よるモノマ一成分からなるポリマ一のポリマ一濃度およ
び平均分子量Mwを測定して、疎水性モノマ一成分a
2)を有しないポリマ一からなるポリマ一分散体と比較
すると、著しく低い粘度が優れている。両親媒性モノマ
一成分a3)の導入によって、ポリマ一分散液の粘度は
更に低下することができる。このことは、高いポリマ一
含分(および従って高い物質含分)を有するポリマ一分
散液の取り扱い性を著しく改善する。
【0070】ポリマ一分散液を水を用いて希釈する場
合、実際の粘度は極めて高い最大値に上昇し、その際系
は鮮明になる。この場合、分散したポリマ一の濃稠化作
用は明白である。この場合、ポリマ一含量1%の場合の
粘度およびポリマ一水溶液の凝集値(KSD)は高い水
準にあり、その際、有利に使用される分散剤D)ポリ−
DADMACは同時に作用物質として、即ち、循環水の
妨害物質捕捉剤として作用し、かつフレ−ク形成を促進
させるために、例えば清澄泥の凝集の際に作用する。
【0071】有機溶剤の不在は、安全な取り扱い(非引
火性)を保証し、かつ本発明によるポリマ一分散液の、
濃稠化剤、荷電懸濁粒子用凝集助剤として、製紙用紙質
改良剤として、および/または土壌調整剤としての生物
環境学的に危険のない使用を保証している。単離された
形または水分の少ない形で、本発明によるポリマ一は脱
水剤として、例えば衛生学の領域で使用されることがで
きる。
【0072】次の例につき発明を詳説する。
【0073】物理的デ一タは次の規準をもとに測定し
た: DIN53018/53019による動的粘度 n[m
Pa s] 凝集挙動 KSD [s]:社内処方によるカオリン沈
降 分子量 Mw:ゲル浸透クロマトグラフィ一による (標準:ポリ(2−トリメチル−アンモニウムエチルア
クリレ一トクロリド)
【0074】
【実施例】
例1 35%のポリ−DADMAC水溶液428.6g、アク
リルアミド60g、80%の2−トリメチルアンモニウ
ムエチルアクリレ一トクロリド水溶液93.8g、エチ
ルアクリレ一ト15gおよび水402.6gを反応容器
中でN2を用いてガス分除去し、攪拌下に53℃に加温
する。
【0075】引続きジメチルホルムアミド(DMF)
1.36g中に溶解したアゾジイソブチロニトリル(A
IBN) 0.15gを添加する。攪拌下に3時間後、
温度を65℃に上昇させ、更にDMF 1.35g中に
溶解したAIBN 0.15gを添加する。
【0076】更に1時間後、重合を終了する。
【0077】ポリマ一分散液の動的粘度はη1 =735
00 mPa sである。
【0078】1%のポリマ一水溶液の動的粘度はη2 =
992 mPa sである。
【0079】凝集値は次の値である:KSD 1=1
0.6秒KSD 2=12.9秒。
【0080】ポリマ一の分子量MwはMw>1.66054×
6.02×10g/molである。
【0081】例2 35%のポリ−DADMAC水溶液371.5g、アク
リルアミド52g、80%の2−トリメチルアンモニウ
ムエチルアクリレ一トクロリド水溶液81.3g、エチ
ルアクリレ一ト13gおよび水482.2gを例1によ
り重合する。
【0082】例2によるポリマ一分散液の動的粘度はη
1 =16000 mPa sである。1%のポリマ一水
溶液の動的粘度はη2 =882 mPa sである。
【0083】凝集値は次の値である:KSD 1=1
2.5秒 KSD 2=16.4秒。
【0084】例3 35%のポリ−DADMAC水溶液428.6g、アク
リルアミド57g、80%の2−トリメチルアンモニウ
ムエチルアクリレ一トクロリド水溶液93.8g、エチ
ルアクリレ一ト15g、末端にC1327基を有する酸化
エチレン単位20個からなるメタクリル酸エステル3g
および水402.6gを例1により重合する。
【0085】ポリマ一分散液の動的粘度はη1 =329
00 mPa sである。
【0086】1%のポリマ一水溶液の動的粘度はη2 =
520 mPa sである。
【0087】凝集値は次の値である:KSD 1=1
3.7秒 KSD 2=19.8秒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター クヴィス ドイツ連邦共和国 ダルムシュタット プファンミュラーヴェーク 26 (72)発明者 ギュンター シュミット ドイツ連邦共和国 ダルムシュタット ナッハ デム ヴィースヒェン 3 (72)発明者 ガブリエレ ジルヴァ ドイツ連邦共和国 ダルムシュタット フランクフルター シュトラーセ 2 (72)発明者 マンフレート ブラウム ドイツ連邦共和国 マインツ−ゴンゼン ハイム フリーデンシュトラーセ 17 (56)参考文献 特開 昭59−196309(JP,A) 特開 平4−96913(JP,A) 特開 平6−107526(JP,A) 特開 平3−227482(JP,A) 特開 平1−204909(JP,A) 特開 昭51−146591(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08 C08F 20/54 - 20/60 C08F 220/54 - 220/60 C08F 290/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々のモノマ一成分a1)、a2)およ
    び場合によってはa3)とからなる混合物A)を、重合
    体の分散剤D)の存在下に重合することによって形成さ
    れた水溶性ポリマ一分散液において、混合物A)が次の
    化学的に異なったモノマ一成分 a1)一般式V: 【化1】 〔式中、R III は水素またはメチルを表わし、ならび
    にR IV およびR は互いに無関係に水素を表わすか、
    炭素原子1〜5個を有するアルキルを表わすか、または
    炭素原子1〜5個を有するヒドロアルキルを表わしてよ
    い〕で示されるメタクリルアミドまたは 一般式VI: 【化2】 〔式中、R VI は水素またはメチルを表わし、Lは基: 【化3】 を表わし、 は、NHまたはNR を表わし、 但し、L は炭素原子2〜6個を有するアルキレン基ま
    たはヒドロキシアルキレン基を表わし、L 、L およ
    びL は炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表わ
    し、ならびにZはハロゲン、酢酸塩、SO CH を表
    わしてよい〕で示されるモノマーの中の 少なくとも1つ
    の水溶性モノマ一99〜70重量% a2)式I: 【化4】 〔式中、R は水素または炭素原子1〜4個を有するア
    ルキルを表わし、R は炭素原子1〜4個を有するアル
    キル、炭素原子5〜12個を有するシクロアルキル、炭
    素原子6〜12個を有するアリール、または: 【化5】 (但し、R は炭素原子2〜8個を有するアルキル、炭
    素原子5〜12個を有するシクロアルキル、または炭素
    原子6〜12個を有するアリールを表わし、 ZはO、NHまたはNR である)を表わす〕で示され
    少なくとも1つの疎水性モノマ一1〜30重量%およ
    び、場合によっては a3)式III 【化6】 〔式中、A はO、NH、NR 13 (但し、R 13 は炭
    素原子1〜4個を有する アルキルを表わす)を表わし、 11 は水素またはメチルを表わし、 12 は炭素原子8〜32個を有するアルキル、アリ一
    ルおよび/またはアラルキルを表わし、 Yは炭素原子2〜6個を有するアルキレンを表わし、 ならびにnは1〜50の整数を表わす〕で示される 少な
    くとも1つの両親媒性モノマ一0〜20重量%から構成
    されており、但しモノマ一成分a1)、a2)およびa
    3)はそれぞれ相補って100重量%をなし、 ならびに水溶性ポリマ一が少なくとも1.66054×6.02×1
    0 g/molの平均分子量Mw(重量平均)を有することを
    特徴とする、水溶性ポリマ一分散液。
  2. 【請求項2】 水溶性モノマ一a1)の少なくとも1つ
    が、少なくとも1つのイオン性基を有する、請求項1記
    載の分散液。
  3. 【請求項3】 分散剤D)が分子量Mw<5×1.66054×
    6.02×10 g/molを有する高分子電解質である、請求項
    または2記載の分散液。
  4. 【請求項4】 分散剤D)がポリアルキレンエ一テルで
    あり、この場合アルキレン基が炭素原子2〜6個を有す
    る、請求項1からまでのいずれか1項記載の分散液。
  5. 【請求項5】 荷電懸濁粒子の凝集剤として、製紙用の
    紙質改良剤として、濃稠化剤として、脱水剤としておよ
    び/または土壌改良剤として使用される、請求項1から
    4までのいずれか1項に記載の分散液。
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