JP3378397B2 - 4値fsk復調回路及び多値レベル信号のディジタル復調方法 - Google Patents

4値fsk復調回路及び多値レベル信号のディジタル復調方法

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機等に使用
される、ディジタルデータによって変調されたFSK
(周波数シフトキーイング)信号を受信する受信機に関
し、特に、受信した多値FSK信号をディジタル値に復
調する多値FSK復調装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるポケットベル等の移動体通信機
には、文字情報等のディジタルデータを受信するために
多値FSK信号を使用することが提案されている。図8
は、4値FSK信号を受信する受信機の概略を示してい
る。同図において、図示しない基地局からディジタルデ
ータによって変調された4値FSK信号が送出される。
アンテナ1に受信された受信FSK信号はRFアンプ2
によって増幅され、ミキサ3において局部発信器4から
の局発信号と混合され、受信FSK信号と局発信号の差
の周波数のIF(中間周波信号)に周波数変換される。
このIF信号は中間周波数帯域のみを通過するバンドバ
ス特性のIFフィルタ5を経て目的とする周数の信号が
選択され、IFアンプ6で増幅される。IF信号はFS
K信号であり、FM検波器7によって周波数シフトに応
じた振幅のAM信号に復調される。検波されたAM信号
は、高域のノイズ成分を除去するローパスフィルタ8を
経て4値復調器9に供給され、振幅が弁別されて出力端
子10a及び10bに、振幅の4値に対応した2ビット
の出力が得られる。このビット出力は、例えば、図示し
ない受信機のデータ表示器内のメモリに取込まれ、CP
Uによって英数字に変換されて表示パネルに出力され、
送信されたメッセージが受信機に表示される。
【0003】図9は、4値復調器9の回路構成例を示し
ている。LPF8を経たFM検波出力は、コンパレータ
91及び92の各正相入力端、コンパレータ93の逆相
入力端に供給される。コンパレータ91及び92の各逆
相入力端、コンパレータ93の正相入力端には、電圧源
から基準電圧V1 、V2 、V3 が夫々供給される。各基
準電圧のレベルは、基準電圧V2 <基準電圧V1 <基準
電圧V3 に設定されている。コンパレータ91の出力は
上位ビット(ビット1)端子10aに出力される。コン
パレータ92及び93の出力はアンドゲート94を介し
て下位ビット(ビット0)端子10bに出力される。
【0004】FM検波出力は、例えば、図10(a)に
示すような4つの振幅レベルであり、それ等の振幅に2
進数“00”、“01”、“11”、“10”が割振ら
れている。これ等の振幅レベルに対して基準電圧V1 〜
V3 を図示のように閾値として設定し、レベルを4段階
に分ける。振幅に対応する2ビットのうちの上位ビット
は基準電圧V1 よりも大きいとき、“1”であり、基準
電圧V1 よりも小さいとき“0”であるから、基準電圧
V1 を閾値とするコンパレータ91の出力によってレベ
ルが弁別される。上記2ビットのうちの下位ビットは、
基準電圧V2及びV3 間に信号レベルが存在するとき、
ビット値“1”となり、基準電圧V2及びV3 間にない
とき、“0”となる。これより、コンパレータ92及び
93の両出力の論理積出力によって下位ビットの“0”
又は“1”が判別される。
【0005】図10(b)は、4値FSK信号に割当て
られた各ビット値と、これ等の値に対するコンパレータ
92及び93の各出力、アンドゲート94の出力である
下位ビット(ビット0)の値を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来構成では、
4値FSK信号を復調するための基準電圧V1 、V2 、
V3 が受信機の電源回路に依存しているため、FM検波
器の出力レベル範囲に合わせて基準電圧を調整してい
る。
【0007】しかしながら、FM検波器の出力は検波器
に使用する素子の特性、周囲温度、電源電池の電圧低
下、等によって変動する。個々のFM検波器毎に特性の
バラツキもある。従って、個々の受信機毎に基準電圧の
レベルを調整する。
【0008】ところが、基準電圧を正確に調整した後で
あっても、受信信号自体のレベル変動、温度変化による
局発信号のシフト、等によって、FM検波出力が変動す
ることがある。
【0009】このような場合には、FM検波出力から基
準電圧V1 、V2 、V3 を用いて4値信号を正確にディ
ジタル値に弁別することが困難になる。よって、本発明
は4値FSK信号を復調するための基準電圧を自動的に
レベル設定することにより、FM検波器の出力電圧が変
動しても4値信号を正しく弁別することができる4値F
SK復調回路及び多値レベル信号のディジタル復調方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の4値FSK復調回路は、同期信号とデータを担
う4値信号とを含むベースバンド信号によって変調され
たFSK信号を検波して復調ベースバンド信号を出力す
るFM検波器と、上記復調ベースバンド信号中の同期信
号部分を抽出し、これを平滑して上記同期信号の平均値
に対応したレベルの第1の基準電圧を発生する第1の基
準電圧発生手段と、上記復調ベースバンド信号中の同期
信号部分を抽出し、これを整流後、平滑して前記同期信
号の振幅値に対応したレベルの振幅電圧信号を発生する
電圧発生手段と、上記第1の基準電圧に前記振幅電圧信
号を加算及び減算して第2及び第3の基準電圧信号を発
生する第2及び第3基準電圧発生手段と、上記第1乃至
第3の基準電圧を用いて前記復調ベースバンド信号中の
4値信号をディジタル値に対応づける4値復調手段と、
を備える。
【0011】また、本発明の多値レベル信号のディジタ
ル復調方法は、所定パターンのレベル信号と個々のレベ
ル値が特定のディジタル値に対応付けられた多値レベル
信号とを少なくとも含むベースバンド信号から上記所定
パターンのレベル信号を抽出し、上記所定パターンのレ
ベル信号の平均値及び振幅値を求め、上記平均値及び振
幅値を用いて複数の基準電圧を生成し、上記複数の基準
電圧を用いて前記多値レベル信号の振幅をディジタル値
に対応づける。
【0012】
【作用】上記構成により、受信信号中の特定信号パター
ンの部分、例えば、受信信号中の同期信号が存在する時
間軸上の区間において、FM検波出力信号を平滑して平
均値電圧を得て、これを第1の基準電圧とする。また、
同区間におけるFM検波出力信号の整流平滑して振幅値
電圧を得る。上記平均値電圧と、上記振幅値電圧に基づ
いて、第2及び第3(又は多値)の比較基準電圧を発生
し、第1乃至第3(又は複数)の基準電圧を利用してF
M検波出力中の4値(又は多値)信号のレベルを弁別
し、4値(又は多値)FSK信号を復調する。
【0013】この結果、受信信号の受信レベルに追従す
ると共に、FM検波出力の最大振幅に対して一定割合の
所に位置する相対的な基準電圧が得られるので、受信信
号のレベル変動による4値(又は多値)信号の復調エラ
ーが減少する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。い
わゆるポケットベル等の移動体通信においては、基地局
から送出される信号フォーマットが定められている。図
3(a)は、そのような例を示しており、ベースバンド
信号は、2値(バイナリ)信号によって表されるディジ
タルパターンの同期信号部分と、振幅シフト量が2ビッ
トのディジタル値に対応づけられた4値レベルの信号に
よって表されるデータ信号部分とを含んでいる。信号フ
ォーマットにおいては、少なくとも同期信号及びデータ
信号の時間軸上の位置が規格化されており、例えば、所
定長の同期信号に続いて所定長のデータ信号が存在する
ように構成される。
【0015】図1は、本発明の4値FSK復調回路を示
しており、図9に示される従来の構成と対応する部分に
は同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。ま
た、受信機の構成も従来と同様であるのでかかる部分の
説明は省略する。
【0016】まず、FSK信号を復調したFM検波出力
(ベースバンド信号)が平滑回路101、整流回路10
2、コンパレータ91〜93の各比較入力端子に供給さ
れる。平滑回路101は信号フォーマット中の同期信号
部分に同期した、あるいは同期信号区間内で発生する、
図3(b)に示されるような、動作制御信号111の供
給に応答して動作する。このため、平滑回路101は同
期信号の平均値を出力する。平滑回路101はバッファ
アンプ、サンプルホールド回路等を備えて、同期信号の
期間中に設定された平均値を次の同期信号が供給される
までの間、レベル保持する。この同期信号の平均値に対
応して設定される電圧は、図2(b)に示されるよう
に、第1の基準電圧V1 としてコンパレータ91の基準
電圧入力、減算器104及び加算器105の各一方の入
力端子に供給される。整流回路102は、FM検波出力
を全波整流して平滑回路103に供給する。
【0017】平滑回路103は、バッファアンプ、サン
プルホールド回路等を備えており、動作制御信号111
の供給に応答して動作する。そして、同期信号の期間中
に、全波整流信号の平均値に対応するレベルを次の同期
信号が供給されるまでの間、保持する。この同期信号の
振幅値に対応して設定される電圧は、図2(a)に示さ
れるように、電圧V0 として減算器104及び加算器1
05各々の他方入力端子に供給される。減算器104は
基準電圧V1 から電圧V0 を減じて基準電圧V2 を発生
し、これをコンパレータ92の比較基準入力端(逆相入
力)に供給する。加算器105は基準電圧V1 に電圧V
0 を重畳して基準電圧V3 を発生し、これをコンパレー
タ93の比較基準入力(正相入力)に供給する。
【0018】FM検波出力は、ローパスフィルタ8によ
って、高調波成分が減衰されるため、同期信号部分は正
弦波に近い信号波形となる。FM検波出力と、基準電圧
V1〜V3 との関係を図2(b)に示す。コンパレータ
91〜93、アンドゲート94によって、FM検波出力
の4値レベルがディジタル値“00”、“01”、“1
0”、“11”に対応付けられる。
【0019】この4値復調回路によって判別されたビッ
ト出力は、図示しない次段のフレーム復調回路に供給さ
れるが、ビット1及びビット0の出力は制御回路110
によって監視されている。この例の場合は、ビット1の
出力を監視しているので図1では端子10aに制御回路
110が接続されている。制御回路110は、例えば、
受信機のCPU、メモリ等によって構成され、ビット1
出力の復調されたディジタル信号パターンから同期信号
パターンを見分け、制御信号111を出力する。信号フ
ォーマットが定っている場合には、同期信号の時間軸上
の位置は定っているので、送信機からFSK信号が繰返
し送出される場合には、同期信号部分、データ信号部分
の判別はより容易になる。
【0020】図4は、平滑回路の構成を概念的に示して
おり、同図(a)は、制御信号111によってスイッチ
素子が導通すると、抵抗R1 とキャパシタC1 によって
入力信号が平滑され、スイッチ素子が非導通のとき、キ
ャパシタC1 の電圧が保持される。長時間キャパシタC
1 の電荷を保持すると、回路のリーク電流や、回路出力
端に接続される図示しないバッファトランジスタのベー
ス電流のために、キャパシタC1 の電荷が減少する場合
がある。そこで、同図(b)に示すように、スイッチ素
子及び抵抗R1 の直列回路に対して並列に高抵抗R2 を
接続し、減少分の電流を供給するようにして、キャパシ
タC1 に蓄積された電荷の減少を抑制することが可能で
ある。抵抗R2 の値は抵抗R1 の値よりも十分に大きい
値に設定する。
【0021】なお、整流回路102の出力は、図3
(a)に示すフォーマット信号の交流電圧成分であるか
ら、4値信号のときは2値の同期信号のときに比べて出
力の平均値が低下する。このため、図4(b)に示すリ
ーク電流分を高抵抗を介して補充する構成を採用した場
合、レベルを保持しているときに平滑回路の出力電圧が
低下することが考えられる。これを防止するためには、
制御信号111を使用してレベル保持状態において整流
回路の利得を増加させるのが良い。整流回路102を、
このような可変利得の整流回路とする場合の制御信号ル
ート111aを図1に点線で示す。図3(a)に示され
るように、2値信号の同期信号の振幅の平均値と、4値
信号のデータ信号の振幅の平均値とは、1つのフォーマ
ット信号内ではそれ程ずれないことが期待できる。FM
検波出力の4値信号の整流出力の平均値について考察す
ると、2値信号のときを1とすると、データが“10”
と“00”のときは2値信号と同じなので1である。デ
ータが“11”と“01”のときは(4値信号の“1
0”と“11”、“11”と“01”、“01”と“0
0”の間隔は等しいので)1/3となる。従って、“1
0”と“11”、“01”と“00”が同じ確率で発生
するとすれば、4値信号の整流出力の平均値は、(1+
(1/3))1/2=2/3となる。
【0022】ところで、整流回路102において、入力
信号中の交流成分を整流するために、通常、キャパシタ
を用いて直流成分と交流成分とを分離する。このキャパ
シタを使用せずに回路を構成したい場合がある。この場
合、平滑回路101の出力を利用することができる。平
滑回路101の出力である第1の基準電圧V1 は直流成
分のレベルに対応しているので、検波出力から基準電圧
V1 を差引くことにより、交流成分を分離することが可
能である。そこで、図1に示すように信号ルート112
を形成し、整流回路102を差動増幅型で構成すること
ができる。
【0023】なお、基地局等から送出される信号フォー
マットには種々のものがある。例えば、同期信号は所定
長の0,1ビットパターンに続いて、定義されたビット
パターンであるパターンA、Aのビットパターンを反転
した/Aパターン等を同期部の信号パターンとするもの
などがある。これ等の固定された信号パターンを前述し
た同期信号として使用することができる。
【0024】図5は、本発明の他の実施例を示すもので
あり、8値FSK信号を復調する例を説明するものであ
る。8値FSK信号のFM検波出力をディジタル信号に
対応づける場合には、7つの比較基準値(閾値)V1 〜
V7 を必要とする。
【0025】図6は、8値FSK信号復調回路の構成例
を示しており、同図において、図1と対応する部分には
同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。この復
調回路では、図1に示す回路に、係数器付の減算器12
1及び122、係数器付の加算器123及び124、コ
ンパレータ125〜128、アンドゲート129及び1
30、オアゲート131が追加されている。出力端子1
0a〜10cは、8値を表す3ビット信号のビット2、
ビット1及びビット0に対応する。新たに追加された比
較基準電圧V4 〜V7 は、減算器121及び122、加
算器123及び124により、V4 =V1 +(−3/
2)V0 、V5 =V1 +(−1/2)V0、V6 は、V6
=V1 +(+1/2)V0 、V7 は、V7 =V1 +
(+3/2)V0 、として得られる。V0 に係数を乗ず
る係数器は、例えば、電流ミラー回路を備える加算器あ
るいは減算器のミラー電流比を設定することにより、係
数値を設定することが可能である。
【0026】図7は、抵抗分圧器によって複数の基準比
較電圧V1 〜V7 を得る例を示しており、平滑回路10
3の出力電圧V0 を電圧電流変換器141によって電流
Iに変換し、抵抗Rが直列に接続された抵抗アレイ14
2の両端に供給する。抵抗アレイの中間電位点に平滑回
路101の出力電圧V1 を印加し、中間電圧V1 の上下
に分配された分圧出力電圧V2 〜V7 が比較基準電圧と
して得られる。抵抗アレイ142を電流源141で駆動
することにより、高い電源電圧を得にくい電池を電源と
する携帯機器での利用を容易にしている。
【0027】このように、本発明は、4値あるいは8値
FSK信号等の多値のレベル信号のディジタル復調回路
に用いて好ましいものであるが、これ等の特定の値に限
定されるものではない。
【0028】なお、ディジタル回路により、あるいはC
PU処理(ディジタル演算処理)によって多値FSK信
号復調回路を構成する回路の機能を置換することが可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、FM検波出力の同
期信号のような特定のパターン区間の交流成分の平均値
と、該交流成分を整流し、平滑した出力とから、4値
(あるいは多値)のレベル信号を復調するための3つ
(あるいは複数)の基準電圧を生成し、これを保持す
る。4値(あるいは多値)信号受信時には、複数の基準
信号を保持して4値(あるいは多値)信号をディジタル
値に復調する。このように、FM検波回路の出力信号か
ら振幅シフトをデジタル値に対応づける比較基準(閾
値)電圧を発生するので、従来のように基準電圧を手調
整する必要がなく、FM検波回路の出力信号がレベル変
動しても正確に4値(あるいは多値)信号を復調するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4値FSK復調回路の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図2(a)は、同期信号の整流波形と整流振幅
に対応したレベル出力V0 を示す説明図である。図2
(b)は、FM検波出力と基準電圧V1 〜V3 を示す説
明図である。
【図3】図3(a)は、4値信号を含むベースバンド信
号の信号フォーマツトの例をれめす説明図である。図3
(b)は、平滑回路101及び103を制御する制御信
号の例を示す説明図である。
【図4】平滑回路の動作を説明する説明図である。
【図5】8値FSK信号の検波出力をディジタル値に対
応づけるレベル弁別の閾値を説明する説明図である。
【図6】8値FSK復調回路の構成例を示すブロック図
である。
【図7】電流駆動される分圧型回路によって、多値(8
値)の比較基準電圧を得る例を示す回路図である。
【図8】従来のFSK受信機の構成を説明するブロック
図である。
【図9】4値復調回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図10】図10(a)は、4値信号の振幅シフト量と
2値のディジタル値との対応付けを説明する説明図であ
る。図10(b)は、図9に示される4値復調回路の出
力を説明するための表である。
【符号の説明】
91〜93,125〜128 コンパレータ 101 平滑回路 102 整流回路 103 平滑回路 104,121,122 減算器 105,123,124 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期信号とデータを担う4値信号とを含む
    ベースバンド信号によって変調されたFSK信号を検波
    して復調ベースバンド信号を出力するFM検波器と、 前記復調ベースバンド信号中の同期信号部分を抽出し、
    これを平滑して前記同期信号の平均値に対応したレベル
    の第1の基準電圧を発生する第1の基準電圧発生手段
    と、 前記復調ベースバンド信号中の同期信号部分を抽出し、
    これを整流後、平滑して前記同期信号の振幅値に対応し
    たレベルの振幅電圧信号を発生する電圧発生手段と、 前記第1の基準電圧に前記振幅電圧信号を加算及び減算
    して第2及び第3の基準電圧信号を発生する第2及び第
    3基準電圧発生手段と、 前記第1乃至第3の基準電圧を用いて前記復調ベースバ
    ンド信号中の4値信号をディジタル値に対応づける4値
    復調手段と、 からなる4値FSK復調回路。
  2. 【請求項2】前記同期信号が所定信号パターンの2値信
    号によって形成されることを特徴とする請求項1記載の
    4値FSK復調回路。
  3. 【請求項3】前記4値復調手段から出力されるディジタ
    ルデータのパターンから前記同期信号を検出し、前記第
    1の基準電圧発生手段及び前記電圧発生手段の動作を制
    御する制御手段を、更に、備える請求項1記載の4値F
    SK復調回路。
  4. 【請求項4】所定パターンのレベル信号と個々のレベル
    値が特定のディジタル値に対応付けられた多値レベル信
    号とを少なくとも含むベースバンド信号から前記所定パ
    ターンのレベル信号を抽出し、 前記所定パターンのレベル信号の平均値及び振幅値を求
    め、 前記平均値及び振幅値を用いて複数の基準電圧を生成
    し、 前記複数の基準電圧を用いて前記多値レベル信号の振幅
    をディジタル値に対応づける、 多値レベル信号のディジタル復調方法。
  5. 【請求項5】前記所定パターンはディジタルパターンの
    同期信号であり、前記多値レベル信号は4値又は8値で
    あり、前記ベースバンド信号は4値又は8値FSK信号
    のFM検波出力である、ことを特徴とする請求項4記載
    の方法。
  6. 【請求項6】所定パターンのレベル信号と個々のレベル
    値が特定のディジタル値に対応付けられた多値レベル信
    号とを少なくとも含むベースバンド信号から前記所定パ
    ターンのレベル信号を抽出する手段と、 前記所定パターンのレベル信号の平均値及び振幅値を求
    める手段と、 前記平均値及び振幅値を用いて複数の比較基準電圧を生
    成する手段と、 前記複数の比較基準電圧を用いて前記多値レベル信号の
    振幅をディジタル値に対応づける手段と、 を備える多値レベル信号のディジタル復調装置。
JP03688795A 1995-02-24 1995-02-24 4値fsk復調回路及び多値レベル信号のディジタル復調方法 Expired - Fee Related JP3378397B2 (ja)

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