JP3378166B2 - パルス信号分類装置 - Google Patents

パルス信号分類装置

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JP3378166B2
JP3378166B2 JP06423797A JP6423797A JP3378166B2 JP 3378166 B2 JP3378166 B2 JP 3378166B2 JP 06423797 A JP06423797 A JP 06423797A JP 6423797 A JP6423797 A JP 6423797A JP 3378166 B2 JP3378166 B2 JP 3378166B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入力のパルス信号
のピークレベル、パルス幅、パルス周期の他に、パルス
波形に注目して特徴を抽出し、パルス信号を分類するパ
ルス信号分類装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のパルス信号分類装置とし
て、一般的なパルス高さ、幅、周波数以外にパルス信号
の立ち上がり傾斜と立ち下がり傾斜の両方を利用した装
置として、例えば特開平7−84031に示されたもの
がある。しかし、上述の装置の目的は規模の小さな装置
で簡易に受信信号を処理することであり、具体的には受
信波をまずサンプリングして、そのサンプリング点を結
んでいき、その延長交点から時刻を算出するものであ
る。従ってパルス波形の特徴抽出については何ら触れら
れてはいない。
【0003】図28は、上述の装置とは別の一般的な従
来のパルス信号分類装置の構成を示すブロック図であ
る。図において1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサ
ンプリングしてディジタル信号に変換するA/D変換
器、3はA/D変換器1により量子化されたパルス量子
化信号4と予め定めるスレッシュレベル5を比較し、パ
ルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高くなって
から低くなるまでの間のパルス諸元測定指示6を出力す
るパルス諸元測定制御器、7は時間を計時するタイマ
器、8aはパルス量子化信号4のピークレベル9を検出
するピークレベル検出器、10はピークレベル9よりも
予め定めるレベルだけ低いパルス幅測定レベル11を算
出するパルス幅測定レベル算出器、12はパルス立ち上
がり部分におけるパルス幅測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4の立ち上がり時刻13を検出する立ち
上がり検出器、14はパルス立ち下がり部分におけるパ
ルス測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち下がり時刻15を検出する立ち下がり検出器、16は
立ち下がり時刻15と立ち上がり時刻13の差をとりパ
ルス幅17を算出するパルス幅算出器、64aはピーク
レベル9とパルス幅17によりパルス信号の相関をとる
相関器である。
【0004】次に動作について説明する。図29は、上
述の従来のパルス信号分類装置における各信号における
タイミングチャートを示す図である。図において図28
と同一符号は同一の信号、時間などを示す。A/D変換
器1は入力のパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリ
ングしてパルス量子化信号4を出力する。パルス諸元測
定指示器3はパルス量子化信号4とスレッシュレベル5
を比較し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5よ
り高くなってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指
示6を出力する。ピーク検出器8aはパルス諸元測定指
示6が出力されている間、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持し、パルス諸元測定指示6が出力終了後、
保持データをピークレベル9として出力する。次いで、
パルス幅測定レベル算出器10は、ピークレベル9から
逆算してパルス諸元測定指示6が示す範囲のA/D出力
4から所定のレベルであるパルス幅測定レベル11を算
出してそのレベル値を出力する。立ち上がり検出器14
は、パルス量子化信号4が増加したときのレベルとその
時刻を保持し、パルス諸元測定指示6が出力終了後、保
持データからパルス幅測定レベル11に最も近いパルス
量子化信号4を検出して立ち上がり時刻13を出力す
る。立ち下がり検出器は、パルス量子化信号4が減少し
たときのレベルとその時刻を保持し、パルス諸元測定指
示6が出力終了後、保持データからパルス測定レベル1
1に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻15
を検出し出力する。パルス幅算出器16は、立ち下がり
時刻15と立ち上がり時刻13の差をとりパルス幅17
を算出し出力する。次いで、相関器64aはピークレベ
ル9とパルス幅17によりパルス信号の相関をとり分類
が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス信号分類
装置を以上のように構成されているので、図30に示す
ように異なる波形でもピークレベル9とパルス幅17が
同じであれば同一パルスとして分類されてしまうという
問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、異なる波形であればピークレ
ベル9とパルス幅17が同一であっても、異なるパルス
信号として厳密に分類するパルス信号分類装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【画題を解決するための手段】この発明に係るパルス信
号分類装置は、入力のパルス列の特性を解析する構成に
おいて、入力のパルスのピークレベルと、パルス幅と、
所定の有意なパルスに対してパルスの立ち上がり波形ま
たは立下り波形の特定部分での傾斜を検出して、全ての
相関を取り、分類する相関器を備えて、入力のパルスの
ピークレベルとパルス幅と特定部分の傾斜とによりパル
ス分類し解析するようにした。
【0008】また更に、特定部分立ち上がり傾斜検出器
として、有意なパルスの立ち上がり波形の所定レベルと
ピーク値、及び所定レベルとピーク値のほぼ中間点の傾
斜相当を検出する立ち上がり傾斜検出器及び中間立ち上
がり傾斜検出器とした。
【0009】また更に、特定部分立ち上がり傾斜検出器
として、有意なパルスが最も幅広いほぼ平坦なパルス高
さを示すパルスフラット部分を持つ場合に、立ち上がり
波形がパルスフラット値に達する点までの傾斜相当を検
出するパルスフラットレベル立ち上がり傾斜検出器とし
た。
【0010】また更に、特定部分立ち上がり傾斜検出器
として、有意なパルスの立ち上がり波形の所定レベルと
ピーク値の間の複数点での傾斜相当を検出する複数立ち
上がり傾斜検出器とした。
【0011】また更に、特定部分立ち下がり傾斜検出器
として、有意なパルスの立ち下がり波形のピーク値から
所定レベルまでの傾斜相当を検出する立ち下がり傾斜検
出器とした。
【0012】また更に、特定部分立ち上がり傾斜検出器
または特定部分立ち下がり検出器として、立ち上がり傾
斜検出器、中間立ち上がり傾斜検出器、パルスフラット
レベル立ち上がり傾斜検出器、複数立ち上がり傾斜検出
器、及び立ち下がり終点傾斜検出器のいずれかを組み合
わせて用いるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.ここでは、設定レベル以上ある入力のパ
ルスを有意パルスとして抽出し、更に立ち上り部分の波
形の傾斜を特徴と考えて分類要因とする。この発明の実
施の形態1におけるパルス信号分数装置を図について説
明する。図1は、そのパルス信号分類装置の構成を示す
ブロック図である。図において図28と同一符号は同一
または相当部分を示す。また、8bは入力のパルス量子
化信号のピークレベル9とその時刻を検出するピーク検
出器、20は上述のピークレベル9と立ち上がりレベル
19の差を、ピーク時刻18と立ち上がり時刻13の差
で除算して、立ち上がり傾斜21を算出する立ち上がり
傾斜算出器、22は立ち上がり部分におけるピークレベ
ル9と立ち上がりレベル19のほぼ中間レベルに最も近
いパルス量子化信号のレベルとその時刻を検出する中間
立ち上がり検出器、25は中間立ち上がりレベル23と
立ち上がりレベル19の差を、中間立ち上がり時刻24
と立ち上がり時刻13の差で除算して、中間立ち上がり
傾斜26を算出する中間立ち上がり傾斜算出器、64b
はピークレベル9とパルス幅17と立ち上がり傾斜21
及び中間立ち上がり傾斜26によりパルス信号の相関を
とる相関器である。即ち、有意パルスの波形の特徴を立
ち上がり波形または立ち下がり波形の特定部分の傾斜を
検出する特定部分立ち上がりまたは立ち下がり検出器と
して、本実施の形態では立ち上がり傾斜検出器と中間立
ち上がり傾斜検出器を用いている。
【0014】次に動作について説明する。図2は、本発
明の実施の形態におけるパルス信号分類装置中の各信号
のタイミングチャートを示す図であり、図において、図
1と同一符号の信号、時間は図1と同一部分でのそれを
示す。A/D変換器1はパルスビデオ信号2を一定間隔
でサンプリングしてパルス量子化信号4を出力する。パ
ルス諸元測定指示器3はパルス量子化信号4とスレッシ
ュレベル5を比較し、パルス量子化信号4がスレッシュ
レベル5より高くなってから低くなるまでの間、パルス
諸元測定指示6を出力する。ピークレベル検出器8bは
パルス諸元測定指示6が出力されている間、パルス量子
化信号4の最大レベル値とその時刻を保持し、パルス諸
元測定指示6が終了後、保持データをピークレベル9、
ピーク時刻18として出力する。次いでパルス幅測定レ
ベル算出器10は、ピークレベル9から逆算した所定の
レベル値であるパルス幅測定レベル11を算出し、その
値を出力する。立ち上がり検出器は、パルス量子化信号
4が増加したときのレベルとその時刻を保持し、パルス
諸元測定指示6が出力終了後、保持データからパルス幅
測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4を検出し
て立ち上がり時刻13を出力する。立ち下がり検出器
は、パルス量子化信号4が減少したときのレベルとその
時刻を保持し、パルス諸元測定指示6が出力終了後、保
持データからパルス測定レベル11に最も近いパルス量
子化信号4の立ち下がり時刻15を検出し出力する。パ
ルス幅算出器16は、立ち下がり時刻15と立ち上がり
時刻13の差をとり、上述の所定のレベル値以上であっ
たパルス幅17を算出し、出力する。
【0015】パルス立ち上がり傾斜算出器20は、ピー
クレベル9と立ち上がりレベル19の差を、ピーク時刻
18と立ち上がり時刻13の差で除算し、立ち上がり傾
斜21を算出し出力する。即ち図2のΔPA1/Δt1
を出力する。中間立ち上がり検出器22は、立ち上がり
部分における上述のピークレベル9と立ち上がりレベル
19の中間レベルに最も近いパルス量子化信号のレベ
ル、即ち図2の23とその時刻24を検出し出力する。
中間立ち上がり傾斜算出器25は、中間立ち上がりレベ
ル23と立ち上がりレベル19の差を、中間立ち上がり
時刻24と立ち上がり時刻13の差で除算し、中間立ち
上がり傾斜26を算出し出力する。即ち図2のΔPA2
/Δt2を出力する。次いで相関器64bは、ピークレ
ベル9とパルス幅17と立ち上がり傾斜21及び中間立
ち上がり傾斜26によりパルス信号の相関を取り分類が
行われる。
【0016】図3に上述のピーク検出器8bの回路構成
例を示す。図3において、以後図4、図5でもそうであ
るが、図1と同一符号は同一部分を示す。ピーク検出制
御器100は、パルス諸元測定指示6が出力されている
間、ピークレベルレジスタ101とピーク時刻レジスタ
102の更新制御を行う。パルス量子化信号4とピーク
レベルレジスタ101出力のピークレベル9を比較器1
03で比較し、パルス量子化信号4が大きければピーク
検出制御器100により、レベルをピークレベルレジス
タ101に、時刻104をピーク時刻レジスタ102に
書き込みデータの更新をする。以上によりピークレベル
9とピーク時刻18の検出が行われる。
【0017】図4に上述の立ち上がり検出器12の回路
構成例を示す。立ち上がり検出制御器200は、パルス
諸元測定指示6が出力されている間、前回パルス量子化
信号レジスタ201の更新制御と立ち上がり候補レジス
タ群202の書き込み制御を行う。パルス量子化信号4
と前回パルス量子化信号レジスタ201出力を比較器2
03で比較し、パルス量子化信号4が大きければ、レベ
ルとその時刻を立ち上がり候補レジスタ群202に書き
込む。パルス諸元測定指示6が出力終了後、立ち上がり
選択器204はパルス幅測定レベル11に最も近いレベ
ルを立ち上がり候補レジスタ群202から選択し、立ち
上がりレベル19と立ち上がり時刻13として出力す
る。以上により立ち上がりレベル19と立ち上がり時刻
13の検出が行われる。
【0018】図5に中間立ち上がり検出器22の回路構
成例を示す。中間立ち上がり検出制御器300は、パル
ス諸元測定指示6が出力されている間、前回パルス量子
化信号レジスタ301の更新制御と立ち上がり候補レジ
スタ群302の書き込み制御を行う。パルス量子化信号
4と前回パルス量子化信号レジスタ301出力を比較器
303で比較し、パルス量子化信号4が大きければレベ
ルとその時刻を中間立ち上がり候補レジスタ群302に
書き込む。パルス諸元測定指示6が出力終了後、中間立
ち上がり選択器304はピークレベル9とパルス幅測定
レベル11の差の中間に最も近いレベルを中間立ち上が
り候補レジスタ群302から選択し、中間立ち上がりレ
ベル23と中間立ち上がり時刻24として出力する。以
上により中間立ち上がりレベル23と中間立ち上がり時
刻24の検出が行われる。上述の構成で傾斜を求めるよ
うにしたがtan-1ΔPA/Δtから角度を求めて、角
度で特徴を抽出するようにしてもよい。いずれにせよ、
パルスの立ち上がり傾斜相当も1つの分類基準とするよ
うにしたので、パルス幅などの他のパルス諸元と併せ
て、より厳密なパルス分類ができる。
【0019】実施の形態2.実施の形態1においては、
相関器は、ピークレベルとパルス幅と立ち上がり傾斜及
び中間立ち上がり傾斜により相関をとりパルス信号の分
類を行っていたが、これらに代えて立ち上がり波形中の
任意の複数点での立ち上がり傾斜を用いて分類する場合
を説明する。図6は実施の形態2におけるパルス信号分
類装置の構成を示すブロック図である。以後もそうであ
るが、図において図1と同一符号の要素と信号は同一ま
たは相当部分を示す。また27はパルス立ち上がり部分
におけるパルス量子化信号4のレベルとその時刻を時系
列的に配置して保持し、立ち上がり時刻13からピーク
時刻18間のパルス量子化信号のレベルとその時刻を出
力するパルス立ち上がり波形記録器、30はパルス立ち
上がり波形記録器27から出力される立ち上がりパルス
量子化信号レベル28−1〜nと立ち上がりレベル19
の差を、パルス立ち上がり波形記録器から出力される立
ち上がりパルス量子化信号時刻29−1〜nと立ち上が
り時刻13の差で除算して、パルス立ち上がり部分にお
ける複数の立ち上がり傾斜31−1〜nを算出し出力す
る複数立ち上がり傾斜算出器、64cはピークレベル9
とパルス幅17と立ち上がり傾斜21及び複数立ち上が
り傾斜31−1〜nによりパルス信号の相関をとる相関
器である。
【0020】次に動作について説明する。図7は、実施
の形態2におけるパルス信号分類装置中の各信号のタイ
ミングチャートを示す図である。以後もそうであるが、
図の中で、前の図と同一符号で表される信号、時間は、
前の図の同一部分でのそれを示す。パルス立ち上がり波
形記録器27は、パルス立ち上がり部分におけるパルス
量子化信号4のレベルとその時刻を時系列的に配置して
保持し、立ち上がり時刻13からピーク時刻18間のパ
ルス量子化信号のレベルとその時刻を出力する。複数立
ち上がり傾斜算出器30は、パルス立ち上がり波形記録
器27から出力される立ち上がりパルス量子化信号レベ
ル28−1〜nと立ち上がりレベル19の差を、パルス
立ち上がり波形記録器から出力される立ち上がりパルス
量子化信号時刻29−1〜nと立ち上がり時刻13の差
で除算し、パルス立ち上がり部分における複数の立ち上
がり傾斜31−1〜nを算出し出力する。次いで、相関
器64cはピークレベル9とパルス幅17と立ち上がり
傾斜21及び複数立ち上がり傾斜31−1〜nによりパ
ルス信号の相関をとり分類が行われる。
【0021】図8にパルス立ち上がり波形記録器27の
回路構成例を示す。パルス立ち上がり波形記録制御器4
00は、パルス諸元測定指示6が出力されている間、前
回パルス量子化信号レジスタ401の更新制御とパルス
立ち上がりレジスタ群402の書き込み制御を行う。パ
ルス量子化信号4と前回パルス量子化信号レジスタ40
1出力を比較器403で比較し、パルス量子化信号4が
小さければ、レベルとその時刻をパルス立ち上がりレジ
スタ群402に書き込む。パルス諸元測定指示6が出力
終了後、パルス立ち上がり選択器404は立ち上がり時
刻13からピーク時刻18間のパルス量子化信号のレベ
ルとその時刻を立ち上がりパルス量子化信号レベル28
−1〜n及び立ち上がりパルス量子化信号時刻29−1
〜nとして出力する。このように特定部分立ち上がり傾
斜検出器として、立ち上がり傾斜検出器及び複数立ち上
がり傾斜検出器を併用すると、回路はやや複雑になるが
更に厳密なパルス分類が行える。
【0022】実施の形態3.実施の形態1においては、
相関器はピークレベルとパルス幅と立ち上がり傾斜及び
中間立ち上がり傾斜により相関をとりパルス信号の分類
を行っていたが、これらに代えて立ち上がり波形が波高
付近で安定した平坦面となるまでの傾斜を求めるパルス
フラットレベル立ち上がり傾斜を用いて分類する場合を
説明する。図9は、実施の形態3におけるパルス信号分
装置の構成を示すブロック図である。図において、32
は前記パルス量子化信号4がパルス波高が平坦なパルス
フラットレベルとなる区間における平均レベルを検出す
るパルスフラット平均レベル検出器、34はパルス立ち
上がり部分におけるパルスフラット平均レベル33に最
も近いパルス量子化信号のレベルとその時刻を検出する
立ち上がりパルスフラットレベル検出器、37は立ち上
がりパルスフラットレベル35と立ち上がりレベル19
の差を、パルスフラットレベル立ち上がり時刻36と立
ち上がり時刻13の差で除算し、パルスフラットレベル
立ち上がり傾斜38を算出するパルスフラットレベル立
ち上がり傾斜算出器、64dはピークレベル9とパルス
幅17及びパルスフラットレベル立ち上がり傾斜38に
よりパルス信号の相関をとる相関器である。
【0023】次に動作について説明する。図10は、実
施の形態3におけるパルス信号分類装置中の各信号のタ
イミングチャートを示す図である。パルスフラット平均
レベル検出器32は、パルス量子化信号4が予め定める
平坦なパルスフラットレベルとなる区間での平均レベル
を検出する。パルス諸元測定指示6が出力終了後、立ち
上がりパルスフラットレベル検出器34は、パルス立ち
上がり部分におけるパルスフラット平均レベル33に最
も近いパルス量子化信号のレベルとその時刻を検出す
る。パルスフラットレベル立ち上がり傾斜算出器37
は、立ち上がりパルスフラットレベル35と立ち上がり
レベル19の差を、パルスフラットレベル立ち上がり時
刻36と立ち上がり時刻13の差で除算し、パルスフラ
ットレベル立ち上がり傾斜38を算出し出力する。次い
で、相関器64dはピークレベル9とパルス幅17及び
パルスフラットレベル立ち上がり傾斜38によりパルス
信号の相関をとり分類が行われる。
【0024】図11にパルスフラット平均レベル検出器
32の回路構成例を示す。パルスフラット平均レベル検
出制御器500は、パルス諸元測定指示6が出力されて
いる間、前回パルス量子化信号レジスタ501の更新制
御とパルスフラット時間カウンタ502のカウント制御
とパルスフラットレベル加算機503の加算制御を行
う。パルス量子化信号4と前回パルス量子化信号レジス
タ501出力差の絶対値を減算器504で求める。次い
で、減算器504出力とパルスフラットレベル範囲50
5の比較を比較器506で行う。減算器504の出力が
パルスフラットレベル範囲505より小さければ、パル
スフラット時間カウンタ502のカウントを開始させ、
パルスフラットレベル加算器503に前回パルス量子化
信号レジスタ501出力を加算していく。カウント開始
後、減算器503出力がパルスフラットレベル範囲50
5より大きくなればカウント及び加算を停止させる。次
いで、パルス諸元測定指示6が出力終了後、パルスフラ
ット平均レベル算出器507は、パルスフラットレベル
加算器503出力をパルスフラット時間カウンタ502
出力で除算し、パルスフラット平均レベル33を算出し
出力する。以上によりパルスフラット平均レベル33の
検出が行われる。
【0025】図12に立ち上がりパルスフラットレベル
検出器34の回路構成例を示す。立ち上がりパルスフラ
ットレベル検出制御器600は、パルス諸元測定指示6
が出力されている間、前回パルス量子化信号レジスタ6
01の更新制御と立ち上がりパルスフラットレベル候補
レジスタ群602の書き込み制御を行う。パルス量子化
信号4と前回パルス量子化信号レジスタ601出力を比
較器603で比較し、パルス量子化信号4が大きけれ
ば、レベルとその時刻を立ち上がりパルスフラットレベ
ル候補レジスタ群602に書き込む。パルス諸元測定指
示6が出力終了後、立ち上がりパルスフラットレベル選
択器604はパルスフラット平均レベル33に最も近い
レベルを立ち上がりパルスフラットレベル候補レジスタ
群602から選択し、立ち上がりパルスフラットレベル
35とパルスフラットレベル立ち上がり時刻36として
出力する。以上により立ち上がりパルスフラットレベル
35とパルスフラットレベル立ち上がり時刻36の検出
が行われる。
【0026】本実施の形態の変化は多種類考えられる。
例えば図9の構成に、更にパルスフラットレベルの半分
の値に達するまでのパルスフラット中間立ち上がり傾斜
を併用する場合を説明する。図13は、パルスフラット
レベル立ち上がり傾斜検出器とパルスフラット中間立ち
上がり傾斜検出器を併用したパルス信号分類装置の構成
を示すブロック図である。図において、39は立ち上が
り部分におけるパルスフラット平均レベルと立ち上がり
レベル19の中間レベルに最も近いパルス量子化信号の
レベルとその時刻を検出するパルスフラット中間レベル
立ち上がり検出器、42はパルスフラット中間立ち上が
りレベル40と立ち上がりレベル19の差を、パルスフ
ラットレベル中間レベル立ち上がり時刻41と立ち上が
り時刻13の差で除算し、パルスフラット中間レベル立
ち上がり傾斜43を算出するパルスフラット中間レベル
立ち上がり傾斜算出器、64eは相関器である。
【0027】この構成の装置の動作は先の実施の形態の
装置から容易に推定できるので詳細記述は省略する。念
のため、本パルス信号分類装置での各信号を示すタイミ
ングチャートを図14に記す。図15はパルスフラット
中間レベル立ち上がり検出器39の回路を示す図であ
る。図15において、パルスフラット中間レベル立ち上
がり検出制御器700は、パルス諸元測定指示6が出力
されている間、前回パルス量子化信号レジスタ701の
更新制御とパルスフラット中間レベル立ち上がり候補レ
ジスタ群702の書き込み制御を行う。パルス量子化信
号4と前回パルス量子化信号レジスタ701出力を比較
器703で比較し、パルス量子化信号4が大きければ、
レベルとその時刻をパルスフラット中間レベル立ち上が
り候補レジスタ群702に書き込む。パルス諸元測定指
示6が出力終了後、パルスフラット中間レベル立ち上が
り選択器704はパルスフラット平均レベル33と立ち
上がりレベル19の中間に最も近いレベルをパルスフラ
ット中間レベル立ち上がり候補レジスタ群702から選
択し、パルスフラット中間立ち上がりレベル40とパル
スフラットレベル中間レベル立ち上がり時刻41として
出力する。
【0028】図16もパルスフラット立ち上がり傾斜検
出器と、複数立ち上がり傾斜検出器を併用したパルス信
号分類装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、44はパルス立ち上がり部分におけるパルス量子化
信号のレベルとその時刻を時系列的に配置して保持し、
立ち上がりレベル19からパルスフラット平均レベル3
3間のパルス量子化信号のレベルとその時刻を出力する
パルス立ち上がり波形記録器、47はパルス立ち上がり
波形記録器44から出力される立ち上がりパルス量子化
信号レベル45−1〜nと立ち上がりレベル19の差
を、パルス立ち上がり波形記録器から出力される立ち上
がりパルス量子化信号時刻46−1〜nと立ち上がり時
刻13の差で除算し、パルス立ち上がり部分における複
数の立ち上がり傾斜48−1〜nを算出し出力する複数
立ち上がり傾斜算出器、64fはパルス信号の相関をと
る相関器である。この装置の動作も既に述べた同様の要
素の動作説明で明らかであるので、詳細記述は省略す
る。念のため、本パルス信号分類装置での各信号を示す
タイミングチャート図17に示す。
【0029】図18はパルス立ち上がり波形記録器44
の回路構成例を示す図である。図18において、パルス
立ち上がり波形記録制御器800は、パルス諸元測定指
示6が出力されている間、前回パルス量子化信号レジス
タ801の更新制御とパルス立ち上がりレジスタ群80
2の書き込み制御を行う。パルス量子化信号4と前回パ
ルス量子化信号レジスタ801出力を比較器803で比
較し、パルス量子化信号4が小さければ、レベルとその
時刻をパルス立ち上がりレジスタ群802に書き込む。
パルス諸元測定指示6が出力終了後、パルス立ち上がり
選択器804は立ち上がりレベル19からパルスフラッ
ト平均レベル33間のパルス量子化信号のレベルとその
時刻を立ち上がりパルス量子化信号レベル45−1〜n
及び立ち上がりパルス量子化信号時刻46−1〜nとし
て出力する。
【0030】実施の形態4.入力のパルスの特徴を各種
の立ち上がり傾斜ではなくて立ち下がり傾斜の違いとし
てとらえて要因分析をしてもよい。以下にその代表的な
場合を説明する。図19は、本発明の実施の形態4にお
けるパルス信号分類装置の構成を示すブロック図であ
る。本構成ではピークレベルから予め定めた値にレベル
が低下するまでの傾きを立ち下がり傾斜として特徴抽出
するものである。図において、49はピークレベル9よ
りも予め定めるレベルだけ低い立ち下がり始点レベル5
0を算出する立ち下がり始点レベル算出器、51はパル
ス立ち下がり部分の立ち下がり始点レベル50に最も近
いパルス量子化信号のレベルとその時刻を検出する立ち
下がり始点検出器、54はピークレベル9と立ち下がり
始点レベル52の差を、立ち下がり始点時刻53とピー
ク時刻18の差で除算し、立ち下がり始点傾斜55を算
出する立ち下がり始点傾斜算出器、64gはこれらの信
号により相関をとる相関器である。
【0031】次に動作について説明する。図20は、上
述のパルス信号分類装置中の各信号のタイミングチャー
トを示す図である。立ち下がり始点レベル算出器49
は、ピークレベル9よりも予め定めるレベルだけ低い立
ち下がり始点レベル50を算出する。立ち下がり始点検
出器51は、パルス立ち下がり部分の立ち下がり始点レ
ベル50に最も近いパルス量子化信号のレベルとその時
刻を検出する。立ち下がり始点傾斜算出器54はピーク
レベル9と立ち下がり始点レベル52の差を、立ち下が
り始点時刻53とピーク時刻18の差で除算し、立ち下
がり始点傾斜55を算出する。相関器64gはピークレ
ベル9とパルス幅17及び立ち下がり始点傾斜55によ
りパルス信号の相関をとり分類が行われる。
【0032】図21に立ち下がり始点検出器の回路構成
例を示す。立ち下がり始点検出制御900は、パルス諸
元測定指示6が出力されている間、前回パルス量子化信
号レジスタ901の更新制御と立ち下がり始点候補レジ
スタ群902の書き込み制御を行う。パルス量子化信号
4と前回パルス量子化信号レジスタ901出力を比較器
903で比較し、パルス量子化信号4が小さければ、レ
ベルと時刻を立ち下がり始点候補レジスタ群902に書
き込む。パルス諸元測定指示6が出力終了後、立ち下が
り始点選択器904は立ち下がり始点測定レベル50に
最も近いレベルを立ち下がり始点候補レジスタ群902
から選択し、立ち下がり始点レベル52と立ち下がり始
点時刻53として出力する。以上により立ち下がり始点
レベル52と立ち下がり始点時刻53の検出が行われ
る。
【0033】立ち下がり傾斜として何を抽出するかによ
り種々のバリエーションが得られる。本実施の形態にお
ける他のパルス信号分類装置を図22に示す。図におい
て57はピークレベル9と立ち下がりレベル56の差
を、立ち下がり時刻15とピーク時刻18の差で除算
し、立ち下がり終点傾斜58を算出する立ち下がり終点
傾斜算出器、64hはこれら信号によりパルス信号の相
関をとる相関器である。上述の装置の動作を説明するタ
イミングチャートを図23に示す。立ち下がり終点傾斜
算出器57は、ピークレベル9と立ち下がりレベル56
の差を、立ち下がり時刻15とピーク時刻18の差で除
算し、立ち下がり終点傾斜58を算出する。相関器64
hはパルス信号の相関をとり分類が行われる。
【0034】図24に立ち下がり検出器14の回路構成
例を示す。立ち下がり検出制御器1000は、パルス緒
言測定指示6が出力されている間、前回パルス量子化信
号レジスタ1001の更新制御と立ち下がり候補レジス
タ群1002の書き込み制御を行う。パルス量子化信号
4と前回パルス量子化信号レジスタ1001出力を比較
器1003で比較し、パルス量子化信号4が小さけれ
ば、レベルとその時刻を立ち下がり候補レジスタ群10
02に書き込む。パルス諸元測定指示6が出力終了後、
立ち下がり選択器1004はパルス幅測定レベル11に
最も近いレベルを立ち下がり候補レジスタ群1002か
ら選択し、立ち下がりレベル56と立ち下がり時刻15
として出力する。
【0035】本実施の形態における更に他のパルス信号
分類装置を図25に示す。図において、59は立ち下が
り部分におけるパルスフラット平均レベルに最も近いパ
ルス量子化信号のレベルとその時刻を検出するパルスフ
ラット立ち下がりレベル検出器、62はピークレベル9
とパルスフラット立ち下がりレベル60の差を、パルス
フラット立ち下がり時刻61とピーク時刻18の差で除
算し、パルスフラット立ち下がり傾斜63を検出するパ
ルスフラット立ち下がり傾斜算出器、64iはこれらの
パルス信号の相関をとる相関器である。上述の装置の動
作を説明するタイミングチャートを図26に示す。パル
スフラット立ち下がりレベル検出器59は、立ち下がり
部分におけるパルスフラット平均レベルに最も近いパル
ス量子化信号のレベルとその時刻を検出する。パルスフ
ラット立ち下がり傾斜算出器62は、ピークレベル9と
パルスフラット立ち下がりレベル60の差を、パルスフ
ラット立ち下がり時刻61とピーク時刻18の差で除算
し、パルスフラット立ち下がり傾斜63を算出し出力す
る。相関器64iはパルス信号の相関をとり分類が行わ
れる。
【0036】図27に立ち下がりパルスフラットレベル
検出器59の回路構成例を示す。立ち下がりパルスフラ
ットレベル検出制御器1100は、パルス諸元測定指示
6が出力されている間、前回パルス量子化信号レジスタ
1101の更新制御と立ち下がりパルスフラットレベル
候補レジスタ群1102の書き込み制御を行う。パルス
量子化信号4と前回パルス量子化信号レジスタ1101
出力を比較器1103で比較し、パルス量子化信号4が
小さければ、レベルとその時刻を立ち下がりパルスフラ
ットレベル候補レジスタ群1102に書き込む。パルス
諸元測定指示6が出力終了後、立ち下がりパルスフラッ
トレベル選択器1104はパルスフラット平均レベル3
3に最も近いレベルを立ち下がりパルスフラットレベル
候補レジスタ群1102から選択し、立ち下がりパルス
フラットレベル60とパルスフラットレベル立ち下がり
時刻61として出力する。
【0037】なお、上述の各実施の形態におけるパルス
信号分類装置を組み合わせて用いてもよい。即ち、各種
の立ち上がり傾斜検出器または立ち下がり傾斜検出器を
併用する。こうすることで更に厳密なパルス波形分析が
できて細かな分類化が可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によればピーク
レベルとパルス幅とパルス周期以外に特定部分立ち上が
り傾斜検出器または立ち下がり傾斜検出器を設けてパル
ス分類をするようにしたので、単にパルスのピークレベ
ルとパルス幅による似たパルスの誤分類を防ぎ、厳密な
パルス分類ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるパルス信号
分類装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における各信号のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図3】 実施の形態1におけるピーク検出器の回路構
成図である。
【図4】 実施の形態1における立ち上がり検出器の回
路構成図である。
【図5】 実施の形態1における中間立ち上がり検出器
の回路構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるパルス信号
分類装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態2における各信号のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図8】 実施の形態2におけるパルス立ち上がり波形
記録器の回路構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3におけるパルス信号
分類装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態3における各信号のタイミング
チャートを示す図である。
【図11】 実施の形態3におけるパルスフラット平均
レベル検出器の回路構成図である。
【図12】 実施の形態3における立ち上がりパルスフ
ラットレベル検出器の回路構成図である。
【図13】 実施の形態3における他のパルス信号分類
装置の構成を示すブロック図である。
【図14】 図13の装置における各信号のタイミング
チャートを示す図である。
【図15】 図13の装置におけるパルスフラット中間
レベル立ち上がり検出器の回路構成図である。
【図16】 実施の形態3における更に他のパルス信号
分類装置の構成を示すブロック図である。
【図17】 図16の装置における各信号のタイミング
チャートを示す図である。
【図18】 図16の装置におけるパルス立ち上がり波
形記録器の回路構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態4におけるパルス信
号分類装置の構成を示すブロック図である。
【図20】 実施の形態4における各信号のタイミング
チャートを示す図である。
【図21】 実施の形態4における立ち下がり始点検出
器の回路構成図である。
【図22】 実施の形態4における他のパルス信号分類
装置の構成を示すブロック図である。
【図23】 図22の装置における各信号のタイミング
チャートを示す図である。
【図24】 図22の装置における立ち下がり検出器の
回路構成図である。
【図25】 実施の形態4における更に他のパルス信号
分類装置の構成を示すブロック図である。
【図26】 図25の装置における各信号のタイミング
チャートを示す図である。
【図27】 図25の装置における立ち下がりパルスフ
ラットレベル検出器の回路構成図である。
【図28】 従来のパルス信号分類装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図29】 従来のパルス信号分類装置における各信号
のタイミングチャートを示す図である。
【図30】 従来のパルス信号分類装置におけるパルス
波形の誤検出を説明する図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器、2 パルスビデオ信号、3 パルス
諸元測定制御器、4パルス量子化信号、5 スレッシュ
レベル、6 パルス諸元測定指示、7 タイマ器、8
ピーク検出器、9 ピークレベル、10 パルス幅測定
レベル算出器、11 パルス幅測定レベル、12 立ち
上がり検出器、13 立ち上がり時刻、14 立ち下が
り検出器、15 立ち下がり時刻、16 パルス幅算出
器、17 パルス幅、18 ピーク時刻、19 立ち上
がりレベル、20 立ち上がり傾斜算出器、21 立ち
上がり傾斜、22 中間立ち上がり検出器、23 中間
立ち上がりレベル、24 中間立ち上がり時刻、25
中間立ち上がり傾斜算出器、26 中間立ち上がり傾
斜、27 パルス立ち上がり波形記録器、28 立ち上
がりパルス量子化信号レベル、29 立ち上がりパルス
量子化信号時刻、30 複数立ち上がり傾斜算出器、3
1 複数の立ち上がり傾斜、32 パルスフラット平均
レベル検出器、33 パルスフラット平均レベル、34
立ち上がりパルスフラットレベル検出器、35 立ち
上がりパルスフラットレベル、36パルスフラットレベ
ル立ち上がり時刻、37 パルスフラットレベル立ち上
がり傾斜算出器、38 パルスフラットレベル立ち上が
り傾斜、39 パルスフラット中間レベル立ち上がり検
出器、40 パルスフラット中間立ち上がりレベル、4
1 パルスフラットレベル中間レベル立ち上がり時刻、
42 パルスフラット中間レベル立ち上がり傾斜算出
器、43 パルスフラット中間レベル立ち上がり傾斜、
44 パルス立ち上がり波形記録器、45 立ち上がり
パルス量子化信号レベル、46 立ち上がりパルス量子
化信号時刻、47 複数立ち上がり傾斜算出器、48
複数の立ち上がり傾斜、49 立ち下がり始点レベル算
出器、50立ち下がり始点レベル、51 立ち下がり始
点検出器、52 立ち下がり始点レベル、53 立ち下
がり始点時刻、54 立ち下がり始点傾斜算出器、55
立ち下がり始点傾斜、56 立ち下がりレベル、57
立ち下がり終点傾斜算出器、58 立ち下がり終点傾
斜、59 パルスフラット立ち下がりレベル検出器、6
0 パルスフラット立ち下がりレベル、61 パルスフ
ラット立ち下がり時刻、62 パルスフラット立ち下が
り傾斜算出器、63 記パルスフラット立ち下がり傾
斜、64b,64c,64d,64e,64f,64
g,64h,64i 相関器、100 ピーク検出制御
器、101 ピークレベルレジスタ、102 ピーク時
刻レジスタ、103 比較器、104 時刻、200
立ち上がり検出制御器、201 前回パルス量子化信号
レジスタ、202 立ち上がり候補レジスタ群、203
比較器、204 立ち上がり選択器、300 中間立
ち上がり検出制御器、301 前回パルス量子化信号レ
ジスタ、302 中間立ち上がり候補レジスタ群、30
3 比較器、304 中間立ち上がり選択器、400パ
ルス立ち上がり波形記録制御器、401 前回パルス量
子化信号レジスタ、402 パルス立ち上がりレジスタ
群、403 比較器、404 パルス立ち上がり選択
器、500 パルスフラット平均レベル検出制御器、5
01 前回パルス量子化信号レジスタ、502 パルス
フラット時間カウンタ、503 パルスフラットレベル
加算器、504 減算器、505 パルスフラットレベ
ル範囲、506 比較器、507 パルスフラット平均
レベル算出器、600 立ち上がりパルスフラットレベ
ル検出制御器6、601 前回パルス量子化信号レジス
タ、602 立ち上がりパルスフラットレベル候補レジ
スタ群、603 比較器、604 立ち上がりパルスフ
ラットレベル選択器、700 パルスフラット中間レベ
ル立ち上がり検出制御器、701 前回パルス量子化信
号レジスタ、702パルスフラット中間レベル立ち上が
り候補レジスタ群、703 比較器、704 パルスフ
ラット中間レベル立ち上がり選択器、800 パルス立
ち上がり波形記録制御器、801 前回パルス量子化信
号レジスタ、802 パルス立ち上がりレジスタ群、8
03 比較器、804 パルス立ち上がり選択器、90
0立ち下がり始点検出制御器、901 前回パルス量子
化信号レジスタ、902立ち下がり始点候補レジスタ
群、903 比較器、904立ち下がり始点選択器、1
000 立ち下がり検出制御器、1001 前回パルス
量子化信号レジスタ、1002 立ち下がり候補レジス
タ群、1003 比較器、1004 立ち下がり選択
器、1100 立ち下がりパルスフラットレベル検出制
御器、1101前回パルス量子化信号レジスタ、110
2 立ち下がりパルスフラットレベル候補レジスタ群、
1103 比較器、1104 立ち下がりパルスフラッ
トレベル選択器。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力のパルス列の特性を解析する構成に
    おいて、 上記入力のパルスのピークレベルと、パルス幅と、所定
    の有意なパルスに対してパルスの立ち上がり波形または
    立下り波形の特定部分での傾斜を検出して、全ての相関
    を取り、分類する相関器を備えて、 上記入力のパルスのピークレベルとパルス幅と特定部分
    の傾斜とによりパルス分類し解析する ことを特徴とする
    パルス信号分類装置。
  2. 【請求項2】 特定部分立ち上がり傾斜検出器として、
    有意なパルスの立ち上がり波形の所定レベルとピーク
    値、及び上記所定レベルとピーク値のほぼ中間点の傾斜
    相当を検出する立ち上がり傾斜検出器及び中間立ち上が
    り傾斜検出器としたことを特徴とする請求項1記載のパ
    ルス信号分類装置。
  3. 【請求項3】 特定部分立ち上がり傾斜検出器として、
    有意なパルスが最も幅広いほぼ平坦なパルス高さを示す
    パルスフラット部分を持つ場合に、立ち上がり波形が上
    記パルスフラット値に達する点までの傾斜相当を検出す
    るパルスフラットレベル立ち上がり傾斜検出器としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のパルス信号分類装置。
  4. 【請求項4】 特定部分立ち上がり傾斜検出器として、
    有意なパルスの立ち上がり波形の所定レベルとピーク値
    の間の複数点での傾斜相当を検出する複数立ち上がり傾
    斜検出器としたことを特徴とする請求項1ないし請求項
    3いずれか記載のパルス信号分類装置。
  5. 【請求項5】 特定部分立ち下がり傾斜検出器として、
    有意なパルスの立ち下がり波形のピーク値から所定レベ
    ルまでの傾斜相当を検出する立ち下がり傾斜検出器とし
    たことを特徴とする請求項1記載のパルス信号分類装
    置。
  6. 【請求項6】 特定部分立ち上がり傾斜検出器または特
    定部分立ち下がり検出器として、立ち上がり傾斜検出
    器、中間立ち上がり傾斜検出器、パルスフラットレベル
    立ち上がり傾斜検出器、複数立ち上がり傾斜検出器、及
    び立ち下がり終点傾斜検出器のいずれかを組み合わせて
    用いることを特徴とする請求項2ないし請求項5いずれ
    か記載のパルス信号分類装置。
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