JPH09281215A - パルス信号分類方法および装置 - Google Patents

パルス信号分類方法および装置

Info

Publication number
JPH09281215A
JPH09281215A JP8089458A JP8945896A JPH09281215A JP H09281215 A JPH09281215 A JP H09281215A JP 8089458 A JP8089458 A JP 8089458A JP 8945896 A JP8945896 A JP 8945896A JP H09281215 A JPH09281215 A JP H09281215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
pulse signal
level
signal
pulse width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8089458A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Matsumoto
松本  泰彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8089458A priority Critical patent/JPH09281215A/ja
Publication of JPH09281215A publication Critical patent/JPH09281215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる波形であれば、ピークレベルとパルス
幅が同一であっても、異なるパルス信号として分類でき
るようにすること。 【解決手段】 パルス立ち上がり傾斜算出器が、パルス
量子化信号4のピークレベル9と立ち上がりレベル19
との差を、ピーク時刻18と立ち上がり時刻13との差
で割り、立ち上がり傾斜を算出する。相関器46bは、
ピークレベル9およびパルス幅17に加え、前記立ち上
がり傾斜によりパルス信号の相関をとり、当該パルス信
号の分類を行う。このため、前記立ち上がり傾斜が異な
れば、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ
でも、パルス信号を異なる波形のパルス信号として分類
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パルス信号分類
方法および装置に関し、詳しくは、ピークレベルとパル
ス幅によりパルス信号を分類するよりも更に詳細にパル
ス信号を分類し得るパルス信号分類方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来のパルス信号分類装置の
一例を示す構成図である。このパルス信号分類装置90
0において、1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサン
プリングしてディジタル信号に変換するA/D変換器で
ある。また、3はパルス諸元測定制御器である。このパ
ルス諸元測定制御器は、A/D変換器1により量子化さ
れたパルス量子化信号4と,予め定めるスレッシュレベ
ル5とを比較し、パルス量子化信号4がスレッシュレベ
ル5より高くなってから低くなるまでの間、パルス諸元
測定指示6を出力する。7は時間を計時するタイマ器で
ある。
【0003】また、8aはパルス量子化信号4のピーク
レベル9を検出するピーク検出器であり、10はパルス
幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル算出器
である。パルス幅測定レベル11は、前記ピークレベル
9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0004】12はパルス立ち上がり部分におけるパル
ス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器である。
14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測定レベ
ル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻
15を検出する立ち下がり検出器である。16は立ち上
がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパルス幅
17を算出するパルス幅算出器である。46aはピーク
レベル9とパルス幅17とによりパルス信号の相関をと
る相関器である。
【0005】つぎに、パルス信号分類装置900の動作
について説明する。図25は、パルス信号分類装置90
0における各信号のタイミングチャートである。
【0006】まず、A/D変換器1は、パルスビデオ信
号2を一定間隔でサンプリングしてパルス量子化信号4
を出力する。パルス諸元測定指示器3は、パルス量子化
信号4とスレッシュレベル5とを比較する。そして、パ
ルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高くなって
から低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を出力す
る。
【0007】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に、保持していた最大レベル値のデータをピー
クレベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベ
ル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベ
ル11を算出し、出力する。
【0008】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0009】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。
【0010】パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻1
3と立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出
し、出力する。相関器46aは、ピークレベル9とパル
ス幅17とによりパルス信号の相関をとり、パルス信号
の分類を行う。
【0011】なお、従来のパルス信号分類装置として
は、例えば特開昭59−14163号公報に開示された
ものが知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパルス信号
分類装置900は、ピークレベル9とパルス幅17とに
よりパルス信号の相関をとり、パルス信号の分類を行
う。しかしながら、図26に示すように、異なる波形
(波形Aと波形B)であってもピークレベル9とパルス
幅17とが同じであれば、同一パルスとして分類されて
しまうという問題点があった。
【0013】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、異なる波形であれば、ピークレベル9とパルス
幅17が同一であっても、異なるパルス信号として分類
できるパルス信号分類方法および装置を得ることを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるパルス信号分類方法では、ピーク
レベルとパルス幅とによりパルス信号を分類するパルス
信号分類方法において、前記ピークレベルおよびパルス
幅の他、パルスの立ち上がり傾斜によってパルスを分類
することを構成上の特徴とする。
【0015】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記立ち上がり傾斜が異なれば当該パル
ス信号を異なる波形のパルス信号として分類することが
できる。
【0016】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルスの立ち下がり傾斜によってパ
ルスを分類することを構成上の特徴とする。
【0017】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記立ち下がり傾斜が異なれば当該パル
ス信号を異なる波形のパルス信号として分類することが
できる。
【0018】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルスの立ち上がりリンギング傾斜
によってパルスを分類することを構成上の特徴とする。
【0019】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記立ち上がりリンギング傾斜が異なれ
ば当該パルス信号を異なる波形のパルス信号として分類
することができる。
【0020】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルスフラット時間によってパルス
を分類することを構成上の特徴とする。
【0021】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記パルスフラット時間が異なれば当該
パルス信号を異なる波形のパルス信号として分類するこ
とができる。
【0022】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルスフラット平均レベルによって
パルスを分類することを構成上の特徴とする。
【0023】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記パルスフラット平均レベルが異なれ
ば当該パルス信号を異なる波形のパルス信号として分類
することができる。
【0024】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルス面積によってパルスを分類す
ることを構成上の特徴とする。
【0025】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記パルス面積が異なれば当該パルス信
号を異なる波形のパルス信号として分類することができ
る。
【0026】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルス平均レベルによってパルスを
分類することを構成上の特徴とする。
【0027】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記パルス平均レベルが異なれば当該パ
ルス信号を異なる波形のパルス信号として分類すること
ができる。
【0028】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、ピークレベルとパルス幅とによりパルス信号を分類
するパルス信号分類方法において、前記ピークレベルお
よびパルス幅の他、パルス波形パターンによってパルス
を分類することを構成上の特徴とする。
【0029】このため、異なる波形のパルス信号におい
て、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場
合であっても、前記パルス波形パターンが異なれば当該
パルス信号を異なる波形のパルス信号として分類するこ
とができる。
【0030】つぎの発明によるパルス信号分類方法で
は、上記の各パルス信号分類方法のうち、所定のパルス
信号分類方法を組み合わせたことを構成上の特徴とす
る。
【0031】このように、パルス信号のピークレベルお
よびパルス幅に加えて、上記複数のパルス信号の諸元を
組み合わせれば、より詳細にパルス信号を分類すること
ができる。
【0032】また、上述の目的を達成するために、この
発明によるパルス信号分類装置では、パルス信号のピー
クレベルを検出するピーク検出手段と、前記パルス信号
のパルス幅を算出するパルス幅算出手段と、前記ピーク
レベルとパルス幅とにより前記パルス信号を分類する相
関手段とを具備するパルス信号分類装置において、パル
ス信号の立ち上がり傾斜を算出する立ち上がり傾斜算出
手段を更に設け、前記相関手段が、ピークレベルおよび
パルス幅の他、前記パルス信号の立ち上がり傾斜によっ
てパルス信号を分類することを構成上の特徴とする。
【0033】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記立ち上がり傾斜
が異なれば当該パルス信号を異なる波形のパルス信号と
して分類することができる。また、簡単な構成でパルス
信号を詳細に分類することができる。
【0034】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号の立ち下がり始点を検出す
る立ち下がり始点検出手段と、前記パルス信号の立ち下
がり始点を用いてパルス信号の立ち下がり傾斜を算出す
る立ち下がり傾斜算出手段とを更に設け、前記相関手段
が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記パルス信号
の立ち下がり傾斜によってパルス信号を分類することを
構成上の特徴とする。
【0035】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記立ち下がり傾斜
が異なれば当該パルス信号を異なる波形のパルス信号と
して分類することができる。また、簡単な構成でパルス
信号を詳細に分類することができる。
【0036】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号が減少し再度増加するとき
のパルス信号の立ち上がりリンギング始点を検出する立
ち上がりリンギング始点検出手段と、立ち上がりリンギ
ング始点を用いてパルス信号の立ち上がりリンギング傾
斜を算出する立ち上がりリンギング傾斜算出手段を更に
設け、前記相関手段が、ピークレベルおよびパルス幅の
他、前記パルス信号の立ち上がりリンギング傾斜によっ
てパルス信号を分類することを構成上の特徴とする。
【0037】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記立ち上がりリン
ギング傾斜が異なれば当該パルス信号を異なる波形のパ
ルス信号として分類することができる。また、簡単な構
成でパルス信号を詳細に分類することができる。
【0038】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号が所定のパルスフラットレ
ベル範囲に収まるときのパルスフラット時間を検出する
パルスフラット時間検出手段を更に設け、前記相関手段
が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記パルス信号
のパルスフラット時間によってパルス信号を分類するこ
とを構成上の特徴とする。
【0039】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記パルスフラット
時間が異なれば当該パルス信号を異なる波形のパルス信
号として分類することができる。また、簡単な構成でパ
ルス信号を詳細に分類することができる。
【0040】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号が所定のパルスフラットレ
ベル範囲に収まるときのパルスフラット時間とパルスレ
ベルとを検出し、前記パルスレベルを加算して前記パル
スフラット時間で割ることでパルスフラット平均レベル
を検出するパルスフラット平均レベル検出手段を更に設
け、前記相関手段が、ピークレベルおよびパルス幅の
他、前記パルス信号のパルスフラット平均レベルによっ
てパルス信号を分類することを構成上の特徴とする。
【0041】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記パルスフラット
平均レベルが異なれば当該パルス信号を異なる波形のパ
ルス信号として分類することができる。また、簡単な構
成でパルス信号を詳細に分類することができる。
【0042】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号のレベルを加算してパルス
面積を算出するパルス面積算出手段を更に設け、前記相
関手段が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記パル
ス面積によってパルス信号を分類することを構成上の特
徴とする。
【0043】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記パルス面積が異
なれば当該パルス信号を異なる波形のパルス信号として
分類することができる。また、簡単な構成でパルス信号
を詳細に分類することができる。
【0044】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号のレベルを加算してパルス
面積を算出するパルス面積算出手段と、前記パルス面積
の平均レベルを算出するパルス平均レベル算出手段とを
更に設け、前記相関手段が、ピークレベルおよびパルス
幅の他、前記パルス平均レベルによってパルス信号を分
類することを構成上の特徴とする。
【0045】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記パルス平均レベ
ルが異なれば当該パルス信号を異なる波形のパルス信号
として分類することができる。また、簡単な構成でパル
ス信号を詳細に分類することができる。
【0046】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、パルス信号のピークレベルを検出するピーク検出手
段と、前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算
出手段と、前記ピークレベルとパルス幅とにより前記パ
ルス信号を分類する相関手段とを具備するパルス信号分
類装置において、パルス信号のパルス波形パターンを記
録するパルス波形記録手段と、前記パルス波形から所定
のパルス波形を選択するパルス波形パターン選択手段
と、を更に設け、前記相関手段が、ピークレベルおよび
パルス幅の他、前記パルス信号のパルス波形パターンに
よってパルス信号を分類することを構成上の特徴とす
る。
【0047】このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合であっても、前記パルス波形パタ
ーンが異なれば当該パルス信号を異なる波形のパルス信
号として分類することができる。また、簡単な構成でパ
ルス信号を詳細に分類することができる。
【0048】つぎの発明によるパルス信号分類装置で
は、上記各パルス信号分類装置のうち、所定のパルス信
号分類装置を組み合わせることを構成上の特徴とする。
【0049】このように、パルス信号のピークレベルお
よびパルス幅に加えて、上記複数のパルス信号の諸元を
組み合わせれば、より詳細にパルス信号を分類すること
ができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき図面を参照し
つつ詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発
明が限定されるものではない。
【0051】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のパルス信号分類装置を示す構成図である。この
パルス信号分類装置100において、1はパルスビデオ
信号2を一定間隔でサンプリングしてディジタル信号に
変換するA/D変換器である。また、3はパルス諸元測
定制御器である。このパルス諸元測定制御器は、A/D
変換器1により量子化されたパルス量子化信号4と,予
め定めるスレッシュレベル5とを比較し、パルス量子化
信号4がスレッシュレベル5より高くなってから低くな
るまでの間、パルス諸元測定指示6を出力する。7は時
間を計時するタイマ器である。
【0052】また、8bはパルス量子化信号4のピーク
レベル9とそのピーク時刻18とを検出するピーク検出
器であり、10はパルス幅測定レベル11を算出するパ
ルス幅測定レベル算出器である。パルス幅測定レベル1
1は前記ピークレベル9よりも予め定めるレベルだけ低
く算出される。
【0053】また、12はパルス立ち上がり部分におけ
るパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号
4の立ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器で
ある。14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測
定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下が
り時刻15を検出する立ち下がり検出器である。16は
立ち上がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパ
ルス幅17を算出するパルス幅算出器である。
【0054】また、20は立ち上がり傾斜21を算出す
る立ち上がり傾斜算出器である。立ち上がり傾斜は、後
述するが、ピークレベル9と立ち上がりレベル19の差
を、ピーク時刻18と立ち上がり時刻13の差で割るこ
とで求める。46bはピークレベル9、パルス幅17お
よび立ち上がり傾斜21によりパルス信号の相関をとる
相関器である。
【0055】つぎに、パルス信号分類装置100の動作
について説明する。図2は、パルス信号分類装置100
における各信号のタイミングチャートである。
【0056】まず、A/D変換器1は、パルスビデオ信
号2を一定間隔でサンプリングしてパルス量子化信号4
を出力する。パルス諸元測定指示器3は、パルス量子化
信号4とスレッシュレベル5を比較し、パルス量子化信
号4がスレッシュレベル5より高くなってから低くなる
までの間、パルス諸元測定指示6を出力する。
【0057】ピークレベル検出器8bは、パルス諸元測
定指示6が出力されている間、パルス量子化信号4の最
大レベル値とその時刻を保持する。そして、パルス諸元
測定指示6の出力終了後に、保持データをピークレベル
9、ピーク時刻18として出力する。続いて、パルス幅
測定レベル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅
測定レベル11を算出し、出力する。
【0058】立ち上がり検出器12は、パルス量子化信
号4が増加したときのレベルとその時刻を保持する。そ
して、パルス諸元測定指示6が出力終了後、保持データ
からパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信
号4aの立ち上がり時刻13を検出し、出力する。
【0059】立ち下がり検出器14は、パルス量子化信
号4が減少したときのレベルとその時刻を保持する。そ
して、パルス諸元測定指示6が出力終了後、保持データ
からパルス測定レベル11に最も近いパルス量子化信号
4bの立ち下がり時刻15を検出し、出力する。パルス
幅算出器16は、立ち下がり時刻15と立ち上がり時刻
13との差からパルス幅17を算出し、出力する。
【0060】パルス立ち上がり傾斜算出器20は、ピー
クレベル9と立ち上がりレベル19との差(ΔPA)
を、ピーク時刻18と立ち上がり時刻13との差(Δ
t)で割り、立ち上がり傾斜21を算出し、出力する。
また、相関器46bは、ピークレベル9、パルス幅1
7、および、立ち上がり傾斜21によりパルス信号の相
関をとり、当該パルス信号の分類を行う。
【0061】つぎに、ピーク検出器8bの回路構成と共
に、ピークレベル9とピーク時刻18との検出動作につ
いて説明する。
【0062】図3は、ピーク検出器8bの回路構成図で
ある。ピーク検出制御器105は、パルス諸元測定指示
6が出力されている間、ピークレベルレジスタ101と
ピーク時刻レジスタ102との更新制御を行う。
【0063】比較器103は、パルス量子化信号4と,
ピークレベルレジスタ101が出力するピークレベル9
とを比較する。パルス量子化信号4が大きい場合、ピー
ク検出制御器105は、レベルをピークレベルレジスタ
101に、時刻104をピーク時刻レジスタ102に書
き込み、データの更新を行う。以上によりピークレベル
9とピーク時刻18との検出が行われる。
【0064】つぎに、立ち上がり検出器12の回路構成
と共に、立ち上がりレベル19と立ち上がり時刻13と
の検出動作について説明する。
【0065】図4は、立ち上がり検出器12の回路構成
図である。立ち上がり検出制御器120は、パルス諸元
測定指示6が出力されている間、前回パルス量子化信号
レジスタ121の更新制御と、立ち上がり候補レジスタ
群122の書き込み制御とを行う。比較器123は、パ
ルス量子化信号4と前回パルス量子化信号レジスタ12
1の出力とを比較する。パルス量子化信号4が大きい場
合、レベルとその時刻を立ち上がり候補レジスタ群12
2に書き込む。
【0066】パルス諸元測定指示6が出力終了後、立ち
上がり選択器124は、立ち上がり候補レジスタ群12
2から、パルス幅測定レベル11に最も近いレベルを選
択し、立ち上がりレベル19と立ち上がり時刻13とし
て出力する。以上より、立ち上がりレベル19と立ち上
がり時刻13との検出が行われる。
【0067】立ち下がり検出器14の回路構成について
は後述する。
【0068】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2のパルス信号分類装置を示す構成図である。この
実施の形態2にかかるパルス信号分類装置200は、パ
ルス信号を立ち下がり傾斜21により分類する点に特徴
がある。
【0069】このパルス信号分類装置200において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。
【0070】また、8aはパルス量子化信号4のピーク
レベル9を検出するピーク検出器である。また、10は
パルス幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル
算出器である。パルス幅測定レベル11は前記ピークレ
ベル9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0071】また、12はパルス立ち上がり部分におけ
るパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号
4の立ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器で
ある。14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測
定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下が
り時刻15を検出する立ち下がり検出器である。16は
立ち上がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパ
ルス幅17を算出するパルス幅算出器である。
【0072】また、22は立ち下がり始点測定レベル2
3を算出する立ち下がり始点測定レベル算出器である。
立ち下がり始点測定レベル23はピークレベル9よりも
予め定めるレベルだけ低く算出される。24はパルス量
子化信号4のレベルとその時刻を検出する立ち下がり始
点検出器である。立ち下がり始点レベルおよび立ち下が
り始点時刻は、パルス立ち下がり部分の立ち下がり始点
測定レベル23に最も近いものを選択する。
【0073】また、28は立ち下がり傾斜算出器であ
り、立ち下がり始点レベル25と立ち下がりレベル27
との差を、立ち下がり時刻15と立ち下がり始点時刻2
6との差で割ることで、立ち下がり傾斜29を算出す
る。46cはピークレベル9、パルス幅17、および、
立ち下がり傾斜29によりパルス信号の相関をとる相関
器である。
【0074】つぎに、パルス信号分類装置200の動作
について説明する。図6は、パルス信号分類装置200
における各信号のタイミングチャートである。
【0075】まず、A/D変換器1は、パルスビデオ信
号2を一定間隔でサンプリングしてパルス量子化信号4
を出力する。パルス諸元測定指示器3は、パルス量子化
信号4とスレッシュレベル5とを比較する。そして、パ
ルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高くなって
から低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を出力す
る。
【0076】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に保持していた最大レベル値のデータをピーク
レベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベル
算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベル
11を算出し、出力する。
【0077】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0078】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻13と
立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出し、
出力する。
【0079】つぎに、立ち下がり始点測定レベル算出器
22は、パルス諸元測定指示6の出力終了後、立ち下が
り始点測定レベル23を出力する。
【0080】つぎに、立ち下がり始点検出器24は、パ
ルス量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を
保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了
後、保持データから立ち下がり始点測定レベル23に最
も近いパルス量子化信号4cを検出し、立ち下がり始点
レベル25および立ち下がり始点時刻26を出力する。
【0081】立ち下がり傾斜算出器28は、立ち下がり
始点レベル25と立ち下がりレベル27との差(ΔP
A)を、立ち下がり時刻15と立ち下がり始点時刻26
との差(Δt)で割り、立ち下がり傾斜29を算出し、
出力する。相関器46cは、ピークレベル9、パルス幅
17、および、立ち下がり傾斜29によりパルス信号の
相関をとり、パルス信号の分類を行う。
【0082】つぎに、立ち下がり検出器14の回路構成
と共に、立ち下がりレベル27と立ち下がり時刻15と
の検出動作について説明する。
【0083】図7は、立ち下がり検出器14の回路構成
図である。立ち下がり検出制御器140は、パルス諸元
測定指示6が出力されている間、前回パルス量子化信号
レジスタ141の更新制御と、立ち下がり候補レジスタ
群142の書き込み制御とを行う。
【0084】比較器143はパルス量子化信号4と前回
パルス量子化信号レジスタ141出力とを比較する。パ
ルス量子化信号4が小さい場合、レベルとその時刻を立
ち下がり候補レジスタ群142に書き込む。
【0085】パルス諸元測定指示6が出力終了後、立ち
下がり選択器144は、立ち下がり候補レジスタ群14
2から、パルス幅測定レベル11に最も近いレベルを選
択し、立ち下がりレベル27と立ち下がり時刻15とし
て出力する。以上より、立ち下がりレベル27と立ち下
がり時刻15とが検出される。
【0086】つぎに、立ち下がり始点検出器24の回路
構成と共に、立ち下がり始点レベル25と立ち下がり始
点時刻26との検出動作について説明する。
【0087】図8は、立ち下がり始点検出器24の回路
構成図である。立ち下がり始点検出制御器240は、パ
ルス諸元測定指示6が出力されている間、前回パルス量
子化信号レジスタ241の更新制御と、立ち下がり始点
候補レジスタ群242の書き込み制御とを行う。
【0088】比較器243は、パルス量子化信号4と前
回パルス量子化信号レジスタ241出力とを比較する。
パルス量子化信号4が小さい場合、レベルと時刻を立ち
下がり始点候補レジスタ群242に書き込む。
【0089】パルス諸元測定指示6の出力終了後、立ち
下がり始点選択器244は、立ち下がり始点候補レジス
タ群242から、立ち下がり始点測定レベル23に最も
近いレベルを選択し、立ち下がり始点レベル25と立ち
下がり始点時刻26として出力する。以上より、立ち下
がり始点レベル25と立ち下がり始点時刻26とが検出
される。
【0090】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3のパルス信号分類装置を示す構成図である。この
実施の形態3にかかるパルス信号分類装置300は、パ
ルス信号を立ち上がりリンギング傾斜により分類する点
に特徴がある。
【0091】このパルス信号分類装置300において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。8bは
パルス量子化信号4のピークレベル9とそのピーク時刻
18とを検出するピーク検出器である。
【0092】また、10はパルス幅測定レベル11を算
出するパルス幅測定レベル算出器である。パルス幅測定
レベル11は前記ピークレベル9よりも予め定めるレベ
ルだけ低く算出される。
【0093】12はパルス立ち上がり部分におけるパル
ス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器である。
14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測定レベ
ル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻
15を検出する立ち下がり検出器である。16は立ち上
がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパルス幅
17を算出するパルス幅算出器である。
【0094】30は立ち上がりリンギング始点検出器で
あり、パルス立ち上がりリンギング部分において、ピー
クレベル9からレベルが減少し再度増加する1つ前のパ
ルス量子化信号4のレベルと、その時刻とを検出する。
31は立ち上がりリンギング傾斜算出器である。立ち上
がりリンギング傾斜は、後述するが、ピークレベル9と
立ち上がりリンギング始点レベル32との差を、立ち上
がりリンギング始点時刻33とピーク時刻18との差で
割ることで求める。46dはピークレベル9、パルス幅
17、および、立ち上がりリンギング傾斜34によりパ
ルス信号の相関をとる相関器である。
【0095】つぎに、パルス信号分類装置300の動作
について説明する。図10は、パルス信号分類装置30
0における各信号のタイミングチャートである。
【0096】まず、A/D変換器1は、パルスビデオ信
号2を一定間隔でサンプリングしてパルス量子化信号4
を出力する。パルス諸元測定指示器3は、パルス量子化
信号4とスレッシュレベル5を比較し、パルス量子化信
号4がスレッシュレベル5より高くなってから低くなる
までの間、パルス諸元測定指示6を出力する。
【0097】ピークレベル検出器8bは、パルス諸元測
定指示6が出力されている間、パルス量子化信号4の最
大レベル値とその時刻を保持する。そして、パルス諸元
測定指示6の出力終了後に、保持データをピークレベル
9、ピーク時刻18として出力する。続いて、パルス幅
測定レベル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅
測定レベル11を算出し、出力する。
【0098】立ち上がり検出器12は、パルス量子化信
号4が増加したときのレベルとその時刻を保持する。そ
して、パルス諸元測定指示6が出力終了後、保持データ
からパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信
号4aの立ち上がり時刻13を検出し、出力する。
【0099】立ち下がり検出器14は、パルス量子化信
号4が減少したときのレベルとその時刻を保持する。そ
して、パルス諸元測定指示6が出力終了後、保持データ
からパルス測定レベル11に最も近いパルス量子化信号
4bの立ち下がり時刻15を検出し、出力する。
【0100】パルス幅算出器16は、立ち下がり時刻1
5と立ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出
し、出力する。
【0101】立ち上がりリンギング始点検出器30は、
パルス量子化信号4のレベルが減少し、再度増加する1
つ前のレベルとその時刻を保持する。そして、パルス諸
元測定指示6の出力終了後、前記レベルが減少し再度増
加する1つ前のパルス量子化信号4dの立ち上がりリン
ギング始点レベル32と、立ち上がりリンギング始点時
刻33とを出力する。
【0102】つぎに、立ち上がりリンギング傾斜算出器
31は、ピークレベル9と立ち上がりリンギング始点レ
ベル32との差(ΔPA)を、立ち上がりリンギング始
点時刻33とピーク時刻18の差(Δt)で割り、立ち
上がりリンギング傾斜34を算出し、出力する。相関器
46dは、ピークレベル9、パルス幅17、および、立
ち上がりリンギング傾斜34によりパルス信号の相関を
とり、パルス信号の分類を行う。
【0103】つぎに、立ち上がりリンギング始点検出器
30の回路構成と共に、立ち上がりリンギング始点レベ
ル32と立ち上がりリンギング始点時刻33との検出動
作を説明する。
【0104】図11は、立ち上がりリンギング始点検出
器30の回路構成図である。立ち上がりリンギング始点
検出制御器130は、パルス諸元測定指示6が出力され
ている間、前回パルス量子化信号レジスタ131,前々
回パルス量子化信号レジスタ132および前回時刻レジ
スタ133の更新制御と、立ち上がりリンギング始点候
補レジスタ群134の書き込み制御とを行う。
【0105】比較器135は、パルス量子化信号4と前
回パルス量子化信号レジスタ131出力とを比較する。
更に、比較器136は、前回パルス量子化信号レジスタ
131出力と前々回パルス量子化信号レジスタ132出
力とを比較する。パルス量子化信号4が大きく、かつ、
前回パルス量子化信号レジスタ131出力が小さい場
合、前回パルス量子化信号レジスタ131出力と前回時
刻レジスタ133出力とを、立ち上がりリンギング始点
候補レジスタ群134に書き込む。
【0106】パルス諸元測定指示6が出力終了後、立ち
上がりリンギング始点選択器137は、立ち上がりリン
ギング始点候補レジスタ群134から、ピーク時刻18
に続く時刻を選択し、立ち上がりリンギング始点レベル
32と立ち上がりリンギング始点時刻33として出力す
る。以上より、立ち上がりリンギング始点レベル32と
立ち上がりリンギング始点時刻33とが検出される。
【0107】(実施の形態4)図12は、本発明の実施
の形態4のパルス信号分類装置を示す構成図である。こ
の実施の形態4にかかるパルス信号分類装置400は、
パルスフラット時間により分類する点に特徴がある。
【0108】このパルス信号分類装置400において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。
【0109】また、8aはパルス量子化信号4のピーク
レベル9を検出するピーク検出器である。また、10は
パルス幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル
算出器である。パルス幅測定レベル11は前記ピークレ
ベル9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0110】12はパルス立ち上がり部分におけるパル
ス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器である。
14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測定レベ
ル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻
15を検出する立ち下がり検出器である。16は立ち上
がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパルス幅
17を算出するパルス幅算出器である。
【0111】35はパルスフラット時間検出器であり、
パルスフラットレベル範囲に収まる連続した区間のパル
スフラット時間36を検出する。パルスフラットレベル
範囲は、パルス量子化信号4に基づき予め定められる。
46eはピークレベル9、パルス幅17、および、パル
スフラット時間36からパルス信号の相関をとる相関器
である。
【0112】つぎに、パルス信号分類装置400の動作
について説明する。図13は、パルス信号分類装置40
0における各信号のタイミングチャートである。
【0113】まず、A/D変換器1は、パルスビデオ信
号2を一定間隔でサンプリングしてパルス量子化信号4
を出力する。パルス諸元測定指示器3は、パルス量子化
信号4とスレッシュレベル5とを比較する。そして、パ
ルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高くなって
から低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を出力す
る。
【0114】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に、保持していた最大レベル値のデータをピー
クレベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベ
ル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベ
ル11を算出し、出力する。
【0115】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0116】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻13と
立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出し、
出力する。
【0117】パルスフラット時間検出器35は、パルス
諸元測定指示6を出力している間、パルスフラット時間
36を検出する。そして、パルス諸元測定指示6の出力
終了後、パルスフラット時間36を出力する。つぎに、
46eはピークレベル9、パルス幅17、および、パル
スフラット時間36からパルス信号の相関をとり、当該
パルス信号の分類を行う。
【0118】つぎに、パルスフラット時間検出器35の
回路構成と共に、パルスフラットレベル時間36を検出
動作の説明をする。
【0119】図14は、パルスフラット時間検出器35
の回路構成図である。パルスフラット時間検出制御器3
50は、パルス諸元測定指示6が出力されている間、前
回パルス量子化信号レジスタ351の更新制御とパルス
フラット時間カウンタ352のカウント制御とを行う。
減算器353は、パルス量子化信号4と前回パルス量子
化信号レジスタ351出力との差の絶対値を求める。
【0120】つぎに、比較器355は、減算器353出
力とパルスフラットレベル範囲354との比較を行う。
減算器353の出力(パルス量子化信号4の変化量)が
パルスフラットレベル範囲354より小さければパルス
フラット時間カウンタ352のカウントを開始させる。
カウント開始後、減算器353出力がパルスフラットレ
ベル範囲354より大きくなれば、カウントを停止す
る。以上より、パルスフラットレベル時間36の検出を
行う。
【0121】(実施の形態5)図15は、本発明の実施
の形態5のパルス信号分類装置を示す構成図である。こ
の実施の形態5にかかるパルス信号分類装置500は、
パルスフラット平均レベルにより分類する点に特徴があ
る。
【0122】このパルス信号分類装置500において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。
【0123】また、8aはパルス量子化信号4のピーク
レベル9を検出するピーク検出器である。また、10は
パルス幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル
算出器である。パルス幅測定レベル11は、前記ピーク
レベル9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0124】また、12はパルス立ち上がり部分におけ
るパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号
4の立ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器で
ある。14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測
定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下が
り時刻15を検出する立ち下がり検出器である。16は
立ち上がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパ
ルス幅17を算出するパルス幅算出器である。
【0125】37はパルスフラット平均レベル検出器で
あり、予め定めるパルスフラットレベル範囲に収まる連
続した区間の平均レベル(パルスフラット平均レベル)
38を検出する。46fはピークレベル9、パルス幅1
7、および、パルスフラット平均レベル38からパルス
信号の相関をとる相関器である。
【0126】つぎに、パルス信号分類装置500の動作
について説明する。図16は、パルス信号分類装置50
0における各信号のタイミングチャートである。
【0127】まず、A/D変換器1は、パルスビデオ信
号2を一定間隔でサンプリングしてパルス量子化信号4
を出力する。パルス諸元測定指示器3は、パルス量子化
信号4とスレッシュレベル5とを比較する。そして、パ
ルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高くなって
から低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を出力す
る。
【0128】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に、保持していた最大レベル値のデータをピー
クレベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベ
ル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベ
ル11を算出し、出力する。
【0129】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0130】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻13と
立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出し、
出力する。
【0131】パルスフラット平均レベル検出器37は、
パルス諸元測定指示6を出力している間、予め定めたパ
ルスフラットレベル範囲に収まる連続した区間のレベル
を加算する。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了
後、加算値をパルスフラット時間36で割り、パルスフ
ラット平均レベル38を算出し出力する。つぎに、46
fはピークレベル9、パルス幅17、および、パルスフ
ラット平均レベル37からパルス信号の相関をとり、当
該パルス信号の分類を行う。
【0132】つぎに、パルスフラット平均レベル検出器
37の回路構成と共に、パルスフラット平均レベル37
の検出動作について説明する。
【0133】図17は、パルスフラット平均レベル検出
器37の回路構成図である。パルスフラット平均レベル
検出制御器370は、パルス諸元測定指示6が出力され
ている間、前回パルス量子化信号レジスタ371の更新
制御と,パルスフラット時間カウンタ372のカウント
制御と,パルスフラットレベル加算器373の加算制御
とを行う。減算器374は、パルス量子化信号4と前回
パルス量子化信号レジスタ371出力との差を絶対値と
して求める。
【0134】つぎに、比較器375により、減算器37
4出力とパルスフラットレベル範囲354との比較を行
う。減算器374の出力がパルスフラットレベル範囲3
54より小さければ、パルスフラット時間カウンタ37
2のカウントを開始させ、パルスフラットレベル加算器
373に前回パルス量子化信号レジスタ371出力を加
算していく。カウント開始後、減算器373出力がパル
スフラットレベル範囲354より大きくなればカウント
および加算を停止する。
【0135】つぎに、パルス諸元測定指示6の出力終了
後、パルスフラット平均レベル算出器376は、パルス
フラットレベル加算機373出力をパルスフラット時間
カウンタ372出力で割り、パルスフラット平均レベル
37を算出し出力する。以上より、パルスフラット平均
レベル37の検出を行う。
【0136】(実施の形態6)図18は、本発明の実施
の形態6のパルス信号分類装置を示す構成図である。こ
の実施の形態6にかかるパルス信号分類装置600は、
パルス面積により分類する点に特徴がある。
【0137】このパルス信号分類装置600において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。
【0138】8aはパルス量子化信号4のピークレベル
9を検出するピーク検出器である。また、10はパルス
幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル算出器
である。パルス幅測定レベル11は、前記ピークレベル
9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0139】12はパルス立ち上がり部分におけるパル
ス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器である。
14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測定レベ
ル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻
15を検出する立ち下がり検出器である。16は立ち上
がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパルス幅
17を算出するパルス幅算出器である。
【0140】39はパルス量子化信号4のレベルとその
時刻を時系列的に配置するパルス波形記録器である。4
0は立ち上がり時刻13から立ち上がり時刻15までの
間のレベルを加算し、パルス信号の面積を算出するパル
ス面積算出器である。46gはピークレベル9とパルス
幅17及びパルス面積41によりパルス信号の相関をと
る相関器である。
【0141】つぎに、パルス信号分類装置600の動作
について説明する。
【0142】図18は、パルス信号分類装置600にお
ける各信号のタイミングチャートである。まず、A/D
変換器1は、パルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリ
ングしてパルス量子化信号4を出力する。パルス諸元測
定指示器3は、パルス量子化信号4とスレッシュレベル
5とを比較する。そして、パルス量子化信号4がスレッ
シュレベル5より高くなってから低くなるまでの間、パ
ルス諸元測定指示6を出力する。
【0143】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に、保持していた最大レベル値のデータをピー
クレベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベ
ル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベ
ル11を算出し、出力する。
【0144】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0145】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻13と
立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出し、
出力する。
【0146】パルス波形記録器39は、パルス諸元測定
指示6が出力されている間、パルス量子化信号4のレベ
ルとその時刻とを時系列的に配置する。つぎに、パルス
面積算出器40は、パルス諸元測定指示6の出力終了
後、立ち上がり時刻13から立ち下がり時刻15までの
間のレベルを加算し、パルス面積41を算出し、出力す
る。つぎに、相関器46gは、ピークレベル9、パルス
幅17、および、パルス面積41からパルス信号の相関
をとり、当該パルス信号の分類を行う。
【0147】(実施の形態7)図20は、本発明の実施
の形態7のパルス信号分類装置を示す構成図である。こ
の実施の形態7にかかるパルス信号分類装置700は、
パルス平均レベルにより分類する点に特徴がある。
【0148】このパルス信号分類装置700において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。
【0149】8aはパルス量子化信号4のピークレベル
9を検出するピーク検出器である。また、10はパルス
幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル算出器
である。パルス幅測定レベル11は、前記ピークレベル
9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0150】12はパルス立ち上がり部分におけるパル
ス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器である。
14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測定レベ
ル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻
15を検出する立ち下がり検出器である。16は立ち上
がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパルス幅
17を算出するパルス幅算出器である。
【0151】39はパルス量子化信号4のレベルとその
時刻を時系列的に配置するパルス波形記録器である。4
0は立ち上がり時刻13から立ち上がり時刻15までの
間のレベルを加算し、パルス面積41を算出するパルス
面積算出器である。42はパルス面積41をパルス幅1
7で割り、パルス平均レベル43を算出するパルス平均
レベル算出器である。46hはピークレベル9、パルス
幅17、および、パルス平均レベル43によりパルス信
号の相関をとる相関器である。
【0152】つぎに、パルス信号分類装置700の動作
について説明する。
【0153】図21は、パルス信号分類装置700にお
ける各信号のタイミングチャートである。まず、A/D
変換器1は、パルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリ
ングしてパルス量子化信号4を出力する。パルス諸元測
定指示器3は、パルス量子化信号4とスレッシュレベル
5とを比較する。そして、パルス量子化信号4がスレッ
シュレベル5より高くなってから低くなるまでの間、パ
ルス諸元測定指示6を出力する。
【0154】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に、保持していた最大レベル値のデータをピー
クレベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベ
ル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベ
ル11を算出し、出力する。
【0155】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0156】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻13と
立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出し、
出力する。
【0157】パルス波形記録器39は、パルス諸元測定
指示6が出力されている間、パルス量子化信号4のレベ
ルとその時刻とを時系列的に配置する。つぎに、パルス
面積算出器40は、パルス諸元測定指示6の出力終了
後、立ち上がり時刻13から立ち下がり時刻15までの
間のレベルを加算し、パルス面積を算出し、出力する。
つぎに、相関器46gはピークレベル9、パルス幅1
7、および、パルス面積41からパルス信号の相関をと
り、当該パルス信号の分類を行う。
【0158】パルス波形記録器39は、パルス諸元測定
指示6が出力されている間、パルス量子化信号4のレベ
ルとその時刻とを時系列的に配置する。つぎに、パルス
面積算出器40は、パルス諸元測定指示6の出力終了
後、立ち上がり時刻13から立ち下がり時刻15までの
間のレベルを加算し、パルス面積41を算出し、出力す
る。続いて、パルス平均レベル算出器42は、パルス面
積41をパルス幅17で割り、パルス信号平均レベル4
3を算出し、出力する。つぎに、相関器46hは、ピー
クレベル9、パルス幅17、および、パルス平均レベル
43からパルス信号の相関をとり、当該パルス信号の分
類を行う。
【0159】(実施の形態8)図22は、本発明の実施
の形態8のパルス信号分類装置を示す構成図である。こ
の実施の形態8にかかるパルス信号分類装置800は、
パルス波形パターンにより分類する点に特徴がある。
【0160】このパルス信号分類装置800において、
1はパルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリングして
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。また、
3はパルス諸元測定制御器である。このパルス諸元測定
制御器は、A/D変換器1により量子化されたパルス量
子化信号4と,予め定めるスレッシュレベル5とを比較
し、パルス量子化信号4がスレッシュレベル5より高く
なってから低くなるまでの間、パルス諸元測定指示6を
出力する。7は時間を計時するタイマ器である。
【0161】8aはパルス量子化信号4のピークレベル
9を検出するピーク検出器である。また、10はパルス
幅測定レベル11を算出するパルス幅測定レベル算出器
である。パルス幅測定レベル11は、前記ピークレベル
9よりも予め定めるレベルだけ低く算出される。
【0162】12はパルス立ち上がり部分におけるパル
ス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号4の立
ち上がり時刻13を検出する立ち上がり検出器である。
14はパルス立ち下がり部分におけるパルス幅測定レベ
ル11に最も近いパルス量子化信号4の立ち下がり時刻
15を検出する立ち下がり検出器である。16は立ち上
がり時刻13と立ち下がり時刻15との差からパルス幅
17を算出するパルス幅算出器である。
【0163】パルス波形記録器39は、パルス諸元測定
指示6が出力されている間、パルス量子化信号4のレベ
ルとその時刻とを時系列的に配置する。44はパルス波
形パターン選択器であり、パルス波形記録器39に記録
されたパルス量子化信号4のうち、立ち上がり時刻13
から立ち下がり時刻15間のレベルとその時刻を出力す
る。46iはピークレベル9、パルス幅17、および、
パルス波形パターン45の相関をとる相関器である。
【0164】つぎに、パルス信号分類装置800の動作
について説明する。
【0165】図23は、パルス信号分類装置800にお
ける各信号のタイミングチャートである。まず、A/D
変換器1は、パルスビデオ信号2を一定間隔でサンプリ
ングしてパルス量子化信号4を出力する。パルス諸元測
定指示器3は、パルス量子化信号4とスレッシュレベル
5とを比較する。そして、パルス量子化信号4がスレッ
シュレベル5より高くなってから低くなるまでの間、パ
ルス諸元測定指示6を出力する。
【0166】ピーク検出器8aは、パルス諸元測定指示
6が出力されている間は、パルス量子化信号4の最大レ
ベル値を保持する。そして、パルス諸元測定指示6の出
力終了後に、保持していた最大レベル値のデータをピー
クレベル9として出力する。つぎに、パルス幅測定レベ
ル算出器10は、ピークレベル9からパルス幅測定レベ
ル11を算出し、出力する。
【0167】また、立ち上がり検出器12は、パルス量
子化信号4が増加したときのレベルとその時刻を保持す
る。そして、パルス諸元測定指示6の出力終了後に、保
持したデータのうち、パルス幅測定レベル11に最も近
いパルス量子化信号4aの立ち上がり時刻13を検出
し、出力する。
【0168】続いて、立ち下がり検出器14は、パルス
量子化信号4が減少したときのレベルとその時刻を保持
する。そして、パルス諸元測定指示6が出力終了後に、
保持データのうち、パルス測定レベル11に最も近いパ
ルス量子化信号4bの立ち下がり時刻15を検出し、出
力する。パルス幅算出器16は、立ち上がり時刻13と
立ち下がり時刻15との差からパルス幅17を算出し、
出力する。
【0169】パルス波形記録器39は、パルス諸元測定
指示6が出力されている間、パルス量子化信号4のレベ
ルとその時刻とを時系列的に配置する。パルス波形パタ
ーン選択器44は、パルス諸元測定指示6が出力終了
後、パルス波形記録器39に記録されたパルス量子化信
号4のうち、立ち上がり時刻13から立ち下がり時刻1
5の間のレベルとその時刻(パルス波形パターン45)
を出力する。つぎに、相関器46iは、ピークレベル
9、パルス幅17、および、パルス波形パターン45か
らパルス信号の相関をとり、当該パルス信号の分類を行
う。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のパルス
信号分類方法および装置によれば、ピークレベルおよび
パルス幅の他、パルスの立ち上がり傾斜によってパルス
を分類するようにした。このため、パルス信号のピーク
レベルおよびパルス幅が同じ場合でも、前記立ち上がり
傾斜が異なれば、パルス信号を異なる波形のパルス信号
として分類できる。
【0171】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
の立ち下がり傾斜によってパルスを分類するようにし
た、このため、パルス信号のピークレベルおよびパルス
幅が同じ場合でも、前記立ち下がり傾斜が異なれば、パ
ルス信号を異なる波形のパルス信号として分類できる。
【0172】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
の立ち上がりリンギング傾斜によってパルスを分類する
ようにした。このため、パルス信号のピークレベルおよ
びパルス幅が同じ場合でも、前記立ち上がりリンギング
傾斜が異なれば、パルス信号を異なる波形のパルス信号
として分類できる。
【0173】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
フラット時間によってパルスを分類するようにした、こ
のため、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同
じ場合でも、前記パルスフラット時間が異なれば、パル
ス信号を異なる波形のパルス信号として分類できる。
【0174】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
フラット平均レベルによってパルスを分類するようにし
た。このため、パルス信号のピークレベルおよびパルス
幅が同じ場合でも、前記パルスフラット平均レベルが異
なれば、パルス信号を異なる波形のパルス信号として分
類できる。
【0175】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
面積によってパルスを分類するようにした。このため、
パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同じ場合で
も、前記パルス面積が異なれば、パルス信号を異なる波
形のパルス信号として分類できる。
【0176】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
平均レベルによってパルスを分類するようにした。 こ
のため、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同
じ場合でも、前記パルス平均レベルが異なれば、パルス
信号を異なる波形のパルス信号として分類することがで
きる。
【0177】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス
波形パターンによってパルスを分類するようにした。こ
のため、パルス信号のピークレベルおよびパルス幅が同
じ場合でも、前記パルス波形パターンが異なれば、パル
ス信号を異なる波形のパルス信号として分類できる。
【0178】つぎの発明のパルス信号分類方法および装
置によれば、上記各パルス信号分類方法を任意組み合わ
せる構成とした。すなわち、パルス信号のピークレベル
およびパルス幅に加えて、上記複数のパルス信号の諸元
を組み合わせれば、より詳細にパルス信号を分類するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1のパルス信号分類
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したパルス信号分類装置における各
信号のタイミングチャートである。
【図3】 図1に示したピーク検出器の回路図である。
【図4】 図1に示した立ち上がり検出器の回路図であ
る。
【図5】 本発明による実施の形態2のパルス信号分類
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示したパルス信号分類装置における各
信号のタイミングチャートである。
【図7】 図5に示した立ち下がり検出器の回路図であ
る。
【図8】 図5に示した立ち下がり始点検出器の回路図
である。
【図9】 本発明による実施の形態3のパルス信号分類
装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9に示したパルス信号分類装置における
各信号のタイミングチャートである。
【図11】 図9に示した立ち上がりリンギング始点検
出器の回路図である。
【図12】 本発明による実施の形態4のパルス信号分
類装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 図12に示したパルス信号分類装置におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図14】 図12に示したパルスフラット時間検出器
の回路図である。
【図15】 本発明による実施の形態5のパルス信号分
類装置の構成を示すブロック図である。
【図16】 図15に示したパルス信号分類装置におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図17】 図15に示したパルスフラット平均レベル
検出器の回路図である。
【図18】 本発明による実施の形態6のパルス信号分
類装置の構成を示すブロック図である。
【図19】 図18に示したパルス信号分類装置におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図20】 本発明による実施の形態7のパルス信号分
類装置の構成を示すブロック図である。
【図21】 図20に示したパルス信号分類装置におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図22】 本発明による実施の形態8のパルス信号分
類装置の構成を示すブロック図である。
【図23】 図22に示したパルス信号分類装置におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図24】 従来におけるパルス信号分類装置の一構成
例を示すブロック図である。
【図25】 図24に示したパルス信号分類装置におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図26】 パルス量子化信号を示すグラフ図である。
【符号の説明】
100 パルス信号分類装置,1 A/D変換器,2
パルスビデオ信号,3パルス諸元測定制御器,4 パル
ス量子化信号,5 スレッシュレベル,6パルス諸元測
定指示,7 タイマ器,8b ピーク検出器,9 ピー
クレベル,18 ピーク時刻,10 パルス幅測定レベ
ル算出器,11 パルス幅測定レベル,12 立ち上が
り検出器,13 立ち上がり時刻,14 立ち下がり検
出器,15 立ち下がり時刻,16 パルス幅算出器,
17 パルス幅, 20 立ち上がり傾斜算出器,21
立ち上がり傾斜,19 立ち上がりレベル,18ピー
ク時刻,46b 相関器,105 ピーク検出制御器,
101 ピークレベルレジスタ,102 ピーク時刻レ
ジスタ,103 比較器,120 立ち上がり検出制御
器,121 前回パルス量子化信号レジスタ,122
立ち上がり候補レジスタ群,124 立ち上がり選択
器,123 比較器,200 パルス信号分類装置,8
a ピーク検出器,22 立ち下がり始点測定レベル算
出器,23 立ち下がり始点測定レベル,24 立ち下
がり始点検出器,28 立ち下がり傾斜算出器,25
立ち下がり始点レベル,27 立ち下がりレベル,26
立ち下がり始点時刻,29 立ち下がり傾斜,46c
相関器,140 立ち下がり検出制御器,141 前回
パルス量子化信号レジスタ,142 立ち下がり候補レ
ジスタ群,143 比較器,144 立ち下がり選択
器,240 立ち下がり始点検出制御器,241 前回
パルス量子化信号レジスタ,242 立ち下がり始点候
補レジスタ群,243 比較器,244 立ち下がり始
点選択器,300 パルス信号分類装置,30 立ち上
がりリンギング始点検出器,31立ち上がりリンギング
傾斜算出器,32 立ち上がりリンギング始点レベル,
33 立ち上がりリンギング始点時刻,34 立ち上が
りリンギング傾斜,46d 相関器,130 立ち上が
りリンギング始点検出制御器,131 前回パルス量子
化信号レジスタ,132 前々回パルス量子化信号レジ
スタ,133 前回時刻レジスタ,134 立ち上がり
リンギング始点候補レジスタ群,135比較器,136
比較器,137 立ち上がりリンギング始点選択器,
400パルス信号分類装置,35 パルスフラット時間
検出器,36 パルスフラット時間,46e 相関器,
350 パルスフラット時間検出制御器,351 前回
パルス量子化信号レジスタ,352 パルスフラット時
間カウンタ,353 減算器,354 パルスフラット
レベル範囲,355 比較器,500 パルス信号分類
装置,37 パルスフラット平均レベル検出器,38
パルスフラット平均レベル,46f 相関器,370
パルスフラット平均レベル検出制御器,371 前回パ
ルス量子化信号レジスタ,372 パルスフラット時間
カウンタ,373 パルスフラットレベル加算器,37
4 減算器,375 比較器,376 パルスフラット
平均レベル算出器,600 パルス信号分類装置,39
パルス波形記録器,40 パルス面積算出器,41
パルス面積,46g 相関器,700 パルス信号分類
装置,42 パルス平均レベル算出器,43 パルス平
均レベル,46h 相関器,800 パルス信号分類装
置,44 パルス波形パターン選択器,45 パルス波
形パターン,46i 相関器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルスの立ち上
    がり傾斜によってパルスを分類することを特徴とするパ
    ルス信号分類方法。
  2. 【請求項2】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルスの立ち下
    がり傾斜によってパルスを分類することを特徴とするパ
    ルス信号分類方法。
  3. 【請求項3】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルスの立ち上
    がりリンギング傾斜によってパルスを分類することを特
    徴とするパルス信号分類方法。
  4. 【請求項4】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルスフラット
    時間によってパルスを分類することを特徴とするパルス
    信号分類方法。
  5. 【請求項5】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルスフラット
    平均レベルによってパルスを分類することを特徴とする
    パルス信号分類方法。
  6. 【請求項6】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス面積によ
    ってパルスを分類することを特徴とするパルス信号分類
    方法。
  7. 【請求項7】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス平均レベ
    ルによってパルスを分類することを特徴とするパルス信
    号分類方法。
  8. 【請求項8】 ピークレベルとパルス幅とによりパルス
    信号を分類するパルス信号分類方法において、 前記ピークレベルおよびパルス幅の他、パルス波形パタ
    ーンによってパルスを分類することを特徴とするパルス
    信号分類方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8に記載したパルス
    信号分類方法のうち、所定のパルス信号分類方法を組み
    合わせることを特徴とするパルス信号分類方法。
  10. 【請求項10】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号の立ち上がり傾斜を算出する立ち上がり傾斜
    算出手段を更に設け、前記相関手段が、ピークレベルお
    よびパルス幅の他、前記パルス信号の立ち上がり傾斜に
    よってパルス信号を分類することを特徴とするパルス信
    号分類装置。
  11. 【請求項11】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号の立ち下がり始点を検出する立ち下がり始点
    検出手段と、前記パルス信号の立ち下がり始点を用いて
    パルス信号の立ち下がり傾斜を算出する立ち下がり傾斜
    算出手段とを更に設け、前記相関手段が、ピークレベル
    およびパルス幅の他、前記パルス信号の立ち下がり傾斜
    によってパルス信号を分類することを特徴とするパルス
    信号分類装置。
  12. 【請求項12】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号が減少し再度増加するときのパルス信号の立
    ち上がりリンギング始点を検出する立ち上がりリンギン
    グ始点検出手段と、立ち上がりリンギング始点を用いて
    パルス信号の立ち上がりリンギング傾斜を算出する立ち
    上がりリンギング傾斜算出手段を更に設け、前記相関手
    段が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記パルス信
    号の立ち上がりリンギング傾斜によってパルス信号を分
    類することを特徴とするパルス信号分類装置。
  13. 【請求項13】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号が所定のパルスフラットレベル範囲に収まる
    ときのパルスフラット時間を検出するパルスフラット時
    間検出手段を更に設け、前記相関手段が、ピークレベル
    およびパルス幅の他、前記パルス信号のパルスフラット
    時間によってパルス信号を分類することを特徴とするパ
    ルス信号分類装置。
  14. 【請求項14】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号が所定のパルスフラットレベル範囲に収まる
    ときのパルスフラット時間とパルスレベルとを検出し、
    前記パルスレベルを加算して前記パルスフラット時間で
    割ることでパルスフラット平均レベルを検出するパルス
    フラット平均レベル検出手段を更に設け、前記相関手段
    が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記パルス信号
    のパルスフラット平均レベルによってパルス信号を分類
    することを特徴とするパルス信号分類装置。
  15. 【請求項15】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号のレベルを加算してパルス面積を算出するパ
    ルス面積算出手段を更に設け、前記相関手段が、ピーク
    レベルおよびパルス幅の他、前記パルス面積によってパ
    ルス信号を分類することを特徴とするパルス信号分類装
    置。
  16. 【請求項16】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号のレベルを加算してパルス面積を算出するパ
    ルス面積算出手段と、前記パルス面積の平均レベルを算
    出するパルス平均レベル算出手段とを更に設け、前記相
    関手段が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記パル
    ス平均レベルによってパルス信号を分類することを特徴
    とするパルス信号分類装置。
  17. 【請求項17】 パルス信号のピークレベルを検出する
    ピーク検出手段と、前記パルス信号のパルス幅を算出す
    るパルス幅算出手段と、前記ピークレベルとパルス幅と
    により前記パルス信号を分類する相関手段とを具備する
    パルス信号分類装置において、 パルス信号のパルス波形パターンを記録するパルス波形
    記録手段と、前記パルス波形から所定のパルス波形を選
    択するパルス波形パターン選択手段と、を更に設け、前
    記相関手段が、ピークレベルおよびパルス幅の他、前記
    パルス信号のパルス波形パターンによってパルス信号を
    分類することを特徴とするパルス信号分類装置。
  18. 【請求項18】 請求項10から請求項17に記載した
    パルス信号分類装置のうち、所定のパルス信号分類装置
    を組み合わせることを特徴とするパルス信号分類装置。
JP8089458A 1996-04-11 1996-04-11 パルス信号分類方法および装置 Pending JPH09281215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8089458A JPH09281215A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 パルス信号分類方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8089458A JPH09281215A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 パルス信号分類方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09281215A true JPH09281215A (ja) 1997-10-31

Family

ID=13971268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8089458A Pending JPH09281215A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 パルス信号分類方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09281215A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005026773A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Omron Corporation 光測距装置および光測距方法、並びに、車載用光レーダ装置
JP2017090136A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 三菱電機株式会社 超音波センサ装置
KR20190007156A (ko) * 2017-07-12 2019-01-22 에스케이실트론 주식회사 반도체 단결정 제어장치 및 제어방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005026773A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Omron Corporation 光測距装置および光測距方法、並びに、車載用光レーダ装置
JP2017090136A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 三菱電機株式会社 超音波センサ装置
KR20190007156A (ko) * 2017-07-12 2019-01-22 에스케이실트론 주식회사 반도체 단결정 제어장치 및 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3378166B2 (ja) パルス信号分類装置
US4394695A (en) Method and apparatus for evaluating recording systems
US5381351A (en) Ambulatory monitor ECG pulse calibration method
US5637994A (en) Waveform measurement
JP3706031B2 (ja) 目標識別装置
US4445092A (en) Periodic pulse forming circuit
JPH09281215A (ja) パルス信号分類方法および装置
EP1534047A3 (en) Sound characteristic measuring device and method, automatic sound field correcting device and method
JPS6260199A (ja) 信号記憶方法
KR100576677B1 (ko) 데이터 신호에서 교란을 검출하기 위한 방법 및 장치
EP0700043A2 (en) Peak detection circuit and magnetic storage medium playback apparatus
JP2542664B2 (ja) 回転ヘッド方式オ―ディオ記録再生装置
JP2002216424A (ja) 多値データサンプリング装置と多値データのサンプリング方法
SU1727172A1 (ru) Способ измерени временных искажений видеомагнитофона
JPH04249783A (ja) 残響領域検出回路
JP2579656Y2 (ja) 鳴音測定装置
JP3755025B2 (ja) 探索型の信号検出装置、信号検出方法、信号検出プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JPH08202383A (ja) デジタル音声のレベル検出方法及び無音検出装置
JP3419526B2 (ja) 磁気抵抗素子ヘッドのベースシフト検査装置
JPH0450775A (ja) パルスデューティ判別装置
JP2702446B2 (ja) ノイズ除去回路
JP2861882B2 (ja) リアルタイム・メモリ兼用記録計
JP2004032128A5 (ja)
JP2813913B2 (ja) 磁気ディスクサーティファイヤのエラー検出回路
JP2810741B2 (ja) 磁気ヘッドのピークシフト測定方法