JP3378068B2 - 燃料電池発電装置 - Google Patents

燃料電池発電装置

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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池発電装置に関
し、より詳しくは移動用燃料電池特に車両用燃料電池に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時の環境問題すなわち大気汚染に対し
て電気自動車が注目され、蓄電池を搭載した電気自動車
にあっては既に実用化の段階に入っている。しかし、蓄
電池式車両は、電池の蓄電能力との関係で走行距離が比
較的短く、また充電時間が長い等の解決に困難な問題を
有しているため、これを解消し得る電気自動車として燃
料電池式車両の出現が待たれている(特開平2ー168
803号公報参照)。
【0003】電気自動車に適する燃料電池発電装置とし
て、特開平2ー170369号公報に見られるようにリ
ン酸型等の採用も考えられているが、今後の展開を考え
ると、液状電解質の流出を回避する観点から固体高分子
電解質型燃料電池を採用することが望ましいと思われ
る。図5は、固体高分子電解質型燃料電池の従来一般的
なシステムの全体的な概要を示す。同図において、符号
1は、水素イオン伝導体を用いた低温動作型つまり10
0℃以下で動作する固体電解質燃料電池を示す。また、
符号2は、水素ガス源としての水素吸蔵合金を備えた燃
料タンクを示す。ここに、水素貯蔵合金は、特開平2ー
170369号公報に見られるように、車両用燃料電池
の水素ガス貯蔵手段として既に知られている。この水素
貯蔵合金は、水素ガス放出反応が吸熱反応であるため、
燃料電池の要求するガス圧を維持するのに熱源を必要と
するものである。
【0004】同図に示す燃料電池システムAを簡単に説
明すると、システムAは燃料系L1を有し、水素吸蔵合
金タンク2内の水素ガスは、ソレノイド弁3、圧力調整
弁4が設置された水素供給管5を通って燃料電池1に供
給される。供給された水素ガスは、後述するように、燃
料電池1内で湿度100%に加湿された後に、必要量が
反応に供され、余剰水素ガスは、燃料電池1を出た後自
然冷却の下でその温度が低下し、これ伴う凝縮水は気/
液分離器6に貯えられる。分離器6内の水素ガスは、ポ
ンプ7によって水素供給管5に再循環されるが、水素ガ
スが配管を通過する過程で配管材料の微量な腐食等によ
って水素中に溶出したイオンを除去するために、水素ガ
スを供給管5に戻す途中で脱イオンフィルタ8を通して
湿潤水素中のイオン成分の除去が行われる。
【0005】燃料電池1には、酸化剤としての空気が空
気系L2を通して供給される。すなわち、エアコンプレ
ッサ9で加圧された空気は、バッファタンク10、圧力
調整弁11を介して所定圧の下で燃料電池1に供給され
る。尚、図中、符号12は脱イオンフィルタである。燃
料電池1に供給された空気は、燃料電池1内で加湿され
て反応に供され、余剰空気は反応水(H2O)を伴って外部
に吐出される。燃料電池1を出た空気(排気ガス)は、
凝縮器13で除湿した後に、スロットルバルブ14によ
る流量制御の下で系外に放出される。符号15は消音器
である。
【0006】燃料電池1用の冷却水循環系L3は、水素
吸蔵合金2用の冷却水循環系L4から独立した経路で構
成されている。燃料電池用循環系L3は、貯水タンク1
7を有し、この貯水タンク17には、上述した凝縮器1
3内の水つまり空気系L2でトラップされた水が供給さ
れる。貯水タンク17内の水は、燃料電池1の冷却及び
燃料電池1内でのガスの加湿のために(これらについて
は後に詳しく説明する。)、ポンプ18によって燃料電
池1へ圧送されるが、系L3は、その途中に、冷却水の
温度に応じて制御される三方形弁19を有し、この弁1
9によって、冷却水の温度が所定温度よりも高いときに
は、ラジエータ20を通る強制放熱経路が設定される。
図中、符号21はファンである。冷却水は、また、燃料
電池1に入る手前で、脱イオンフィルタ22により、溶
存イオンが除去される。
【0007】図6は、従来の燃料電池1の内部構造を概
略的に示す。燃料電池1は、区画された2つの領域、す
なわち反応ゾーンつまり発電ゾーン25と、水の半透膜
が張設された加湿ゾーン26とを有する。同図は、ま
た、燃料電池1における冷却水の流路を示すものであ
り、入口ポート1aから燃料電池1内に入った冷却水
は、先ず、発電ゾーン25を通過して燃料電池1の冷却
を行った後に加湿ゾーン26に移行し、その後出口ポー
ト1bから外部に吐出される。発電ゾーン25を通過し
た後に加湿ゾーン26に移行する冷却水によって、加湿
ゾーン26を通過する冷却水は、発電ゾーン25での冷
却水の温度及び圧力とほぼ等しい状態で、ガスに飽和水
蒸気量を与える。
【0008】図7は、燃料電池1内での水素ガスの流路
を示し、図8は空気の流路を示す。水素ガス及び空気
は、入口ポート1c或いは1eを通って先ず加湿ゾーン
26に入り、この加湿ゾーン26で冷却水から水分を受
け取った後に、発電ゾーン25に移行して反応する。そ
して、余剰のガスは出口ポート1d或いは1fを通って
外部に吐出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】燃料電池式車両の開発
にあたって、燃料電池発電システムのコストを下げるこ
とは勿論であるが、システム全体を自動車用としての適
用環境に合致させる必要がある。このような観点から従
来のシステムを見てみると、冷却水循環系L3を通る冷
却水は、燃料電池1を冷却する冷媒としての役割の他
に、燃料電池1内のガスを加湿する加湿用水としての役
割とを有している。ところで、燃料電池1は金属イオン
を嫌うものであり、このため循環系L3を構成する配管
材料としては、イオン成分ができるだけ溶出しない材
質、例えばステンレス材が用いられている。また、ラジ
エータ20についても同様のことであり、例え熱交換性
能が劣るにしてもステンレス材で構成されたラジエータ
が使用されている。また、冷却水そのものが純水である
ため、外気温度が零度を下回ったときには、燃料電池1
内で冷却水が凍結してしまう恐れがある。そこで、本発
明の目的は、自動車用としての適用環境に適合させるよ
うにした燃料電池発電装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、基本
的には、水素ガス源としての水素吸蔵合金と、該水素吸
蔵合金から燃料としての水素ガスの供給を受けて発電す
る固体高分子電解質型燃料電池を備え、該燃料電池を冷
却する冷却水系と、前記燃料電池に供給されたガスを加
湿する加湿水系とが、個々独立して前記燃料電池に接続
され、前記燃料電池は、反応により発電する発電部と、
供給されたガスを加湿する加湿部とを有し、該加湿部
に、前記冷却水系から供給された冷却水を通過させ、前
記燃料電池から排出されるガスから分離された水分を貯
蔵する貯水タンクと、ガスを封入した蓄圧タンクとを有
し、前記貯水タンクと前記蓄圧タンクとが、前記燃料電
池の前記加湿部に通じる2つの加湿水用ポートに、夫
々、接続されている構成としている。
【0011】
【作用及び効果】本発明によれば、燃料電池を冷却する
冷却水系と、燃料電池内のガスを加湿する加湿水系とを
分離して構成してあるため、冷却水系を流れる冷却水が
金属イオンを含んでいたとしても燃料電池に害を及ぼす
ことはなく、従って冷却水は、従来のように、純水に限
定されることはない。このことから、冷却水系の配管材
料或いはラジエータの材料選定に自由度を与えることが
でき、自動車用に適合した材料を自由に選択することが
できる。また、冷却水についてもその選定に自由度を与
えることができるため、例えば不凍液を使用して寒冷地
等での凍結を未然に防止することができる。本発明の他
の目的及び利点は、以下に詳述する実施例の説明から明
らかになろう。
【0012】
【実施例】以下に本発明の好ましい実施例を添付した図
面に基づいて説明する。図1において、参照符号Bは、
車両用の燃料電池発電装置を示し、また符号50は固体
電解質型燃料電池を示す。燃料電池50はポート50a
〜50hを有し、これらポートのうち、対をなすポート
50a、50bは水素ガス系L10に接続され、ポート
50aから燃料としての水素ガスが導入され、余剰水素
がポート50bから排出される。また、対をなすポート
50c、50dは空気系L20に接続され、ポート50
cから酸化剤としての空気が導入され、反応水を含む余
剰空気がポート50dから排出される。また、対をなす
ポート50e、50fは冷却水系L30に接続され、ポ
ート50eから冷却水が導入され、ポート50fから排
出される。また、対をなすポート50g、50hは、後
に詳しく説明する加湿水系L40に接続されている。
【0013】水素ガス系L10は、水素ガス源としての
水素吸蔵合金を内蔵したタンク51を有する。ここに、
水素吸蔵合金は、約60〜80℃で水素ガスを放出す
る、所謂、高温型水素吸蔵合金が採用されている。水素
タンク51と入口ポート50aとは水素供給管52を介
して接続され、この供給管52には、タンク51側から
燃料電池50側に向けて、順に、ソレノイド式開閉弁5
3、圧力調整弁54、ポンプ55、脱イオンフィルタ5
6が介装されている。出口ポート50bは、水素排出管
57を介して気/液分離器58に接続され、排出管57
には逆止弁59が介装されている。また、水素ガス系L
10は、分離器58で分離された水素ガスを供給管52
に戻す水素還流管60を有する。すなわち、還流管60
は、その上流端が分離器58に接続され、下流端が水素
供給管52詳しくはポンプ55の吸込側部分に接続され
ている。この水素還流管60には、大気圧をリファレン
ス圧とするリリーフバルブ61が介装されて、燃料電池
50内の水素ガスの圧力は、実質的にリリーフバルブ6
1によって行われ、またリリーフバルブ61と分離器5
8との間には、ソレノイド式開閉弁62、消音器63を
備えた排気管64が接続されている。
【0014】空気系L20は、空気導入ポート50cに
接続された空気供給管65と、空気排出ポート50dに
接続された排気管66とを有する。供給管65には、そ
の上流端から燃料電池50に向けて、順に、空気圧縮機
67、逆止弁68、バッファタンク69、圧力調整弁7
0、脱イオンフィルタ71が設けられている。空気圧縮
機67は電動モータ72により駆動され、圧縮機67か
ら吐出された加圧空気は、タンク69及び圧力調整弁7
0による圧力制御の下で所定圧に調整されて燃料電池5
0に供給される。他方、排気管66には、燃料電池50
から下流端に向けて、順に、凝縮器73、スロットル7
4、消音器75が設けられ、ポート50dから吐出され
た余剰空気(反応水を含む)は、その含有水分が凝縮器
73で取り除かれた後に大気に放出される。他方、凝縮
器73で分離された水分は配管76を通って貯水タンク
77に蓄えられる。ここに、貯水タンク77は、その壁
が断熱材77aで覆われている。
【0015】冷却水系L30は、燃料電池50と水素吸
蔵合金タンク51とが兼用する構成とされている。すな
わち、タンク51の入口ポート51aと燃料電池50の
出口ポート50fとは、冷却水用第1の管80で接続さ
れている。また、燃料電池50の入口ポート50eとタ
ンク51の出口ポート51bとは、冷却水用第2の管8
1で接続されている。そして、第1の管80にはポンプ
82が介装され、他方、第2の管81には、電動ファン
83を備えたラジエータ84と、ラジエータ84をバイ
パスするバイパス管85が設けられ、バイパス管85
は、その上流端が3方形弁86を介して第2の管81に
接続されている。
【0016】加湿水系L40は、燃料電池50のポート
50gと貯水タンク77とを接続する第1の管90と、
この第1の管90に介装された脱イオンフィルタ91
と、燃料電池50のポート50hに第2の管92を介し
て接続された蓄圧タンク93とで構成され、蓄圧タンク
93には、例えば不活性ガス或いは空気93aが封入さ
れている。ここに、蓄圧タンク93内に封入された不活
性ガス93aの量は、燃料電池50が作動を停止してい
るときに、不活性ガス或いは空気93aのガス圧によっ
て、蓄圧タンク93及び燃料電池50内の加湿水を第1
の管90内或いは貯水タンク77内に押し戻すに足る量
とされている。他方、燃料電池50が作動状態にあると
きには、排気管66を通る加圧空気の圧力によって、貯
水タンク77内の純水は、燃料電池50及び蓄圧タンク
93内に押し込まれ、蓄圧タンク93内の圧力と貯水タ
ンク77内の圧力(加圧空気の圧力)との均衡状態で保
たれる。この加湿水系L40と空気系L20とは、一端
が分離器58に接続され、他端が凝縮器73に接続され
た導水管94を介して接続され、導水管94には、ソレ
ノイド式開閉弁95、逆止弁96が介装されている。こ
の導水管94は、後述するように、空気系L20に対す
る接続箇所として凝縮器73に限定されるものではな
く、排気管66のうち燃料電池50の排気ポート50g
と凝縮器73との間に接続してもよい。
【0017】燃料電池50は、その内部構造が従来と同
様に、反応ゾーンつまり発電ゾーン97と、加湿ゾーン
98とに区分され、冷却水は、図2に示すように、発電
ゾーン97を通過した後に加湿ゾーン98に移行し、そ
の後外部に排出されるようになっている。他方、加湿水
は、図3に示すように、発電ゾーン97を通過すること
なく、直接、加湿ゾーン98に進むようになっている。
ここに、加湿ゾーン98の構造は、図4に示すように、
単位ユニットとして、冷却水通路98aを挟んで一対の
水の半透膜99a、99bを備え、これら半透膜99a
或いは99bを挟んで、空気通路98bと第1加湿水通
路98c或いは水素ガス通路98dと第2加湿水通路9
8eが形成され、第1加湿水通路98c及び第2加湿水
通路98eは、冷却水通路98aに隣接して配置されて
いる。尚、図1における符号100は、水位を検出する
レベルセンサであり、センサ100で検出された水位は
図外のコントロールユニット(C/U)に送られて、各
種バルブ等の制御に用いられる。
【0018】以上の構成により、先ず、冷却水系L30
と加湿水系L40とが個々独立して構成されているた
め、燃料電池50に供給する加湿水つまり脱イオン状態
を維持する必要のある水の量を従来に比べて低減するこ
とが可能になるため、本実施例によれば以下の利点を有
する。 燃料電池50用の冷却水系と、水素吸蔵合金タンク5
1用の冷却水系とを、実施例のように統合することが可
能になる。このことは、また、燃料電池50の排熱を利
用して水素吸蔵合金を加熱して、水素ガスの放出を促進
できることを意味する。因みに、従来では、軽量化のた
めに水素吸蔵合金タンク51をアルミ合金材料で形成し
ていたが、アルミ材料は水中にイオンとなって溶出し易
く、このイオンを含む水で燃料電池50用ガスの加湿を
行ったときには、イオン交換膜の水素イオン導伝性を損
なうことになるため、タンク51用の冷却水系と、燃料
電池50の冷却水系(加湿水を含む)とは統合できない
と考えられていたものである。
【0019】燃料電池50用の冷却水系と、水素吸蔵
合金タンク51用の冷却水系との統合により、燃料電池
の発熱反応と、水素吸蔵合金の水素放出の際の吸熱反応
とがバランスして、システム内の熱を有効利用できる。
従って、一般に水素吸蔵合金は水素放出温度が高いもの
ほど大きな水素吸蔵能力を有しているが、この両者の冷
却水系の統合により、特別な加熱源を付設するまでもな
く高温型水素吸蔵合金を使用することができると共に、
水素タンク51を小型化(軽量化に直結する。)或いは
水素吸蔵容量を増大することができる。また、従来、燃
料電池50用の冷却水を冷やすために必要とされたラジ
エータの機能を水素吸蔵合金が受け持つことになるた
め、ラジエータ84はそれ自体の容量が小さくて済み、
小型のラジエータを採用することが可能になる。
【0020】燃料電池50用の冷却水系と、水素吸蔵
合金タンク51用の冷却水系との統合により、従来、個
別的に夫々必要とされたポンプを1台のポンプで兼用す
ることが可能になる。 冷却水系L30と加湿水系L40とが個々独立して構
成されているため、冷却水系L30に投入する冷却水
は、必ずしも純水でなくともよく、不凍液を採用するこ
とができる。これにより、寒冷地或いは寒冷時での凍結
を防止することが容易になる。また、冷却水系L30の
配管及びラジエータ84を、従来のように、高価なステ
ンレス材で作る必要はなく、配管にあっては安価な材料
を採用することができ、またラジエータ84にあっては
伝熱性に優れた材料で作ることができ、この点からもラ
ジエータを小型化することが可能になる。 冷却水系L30と加湿水系L40とが個々独立して構
成されているため、加湿水系L40に使用する水の量は
少なくて済み、つまり溶存イオンを除去する必要のある
水の絶対量が少ないため、脱イオンフィルタ91は小型
のもので足りる。
【0021】また、本実施例によれば、水素ガス系L1
0において、水素循環用ポンプ55を、燃料電池50の
入口ポート50a側つまり水素供給管52における水素
還流管60の合流部よりも下流側部分に設置してあるた
め、タンク51内の水素吸蔵合金の温度が低いとき、つ
まり水素吸蔵合金の水素放出圧力が低いときには、ポン
プ55の吐出圧により燃料電池50に加圧ガスを供給す
ることができる。また、燃料電池50内の水素ガス圧の
調整を、大気圧をリファレンス圧とするリリーフバルブ
61によって行うようにしてあるため、水素吸蔵合金の
水素放出圧力が高くなったとしても(水素吸蔵合金が所
定温度に到達したとき。)、燃料電池50内の水素ガス
圧を一定に維持することができる。
【0022】また、本実施例によれば、水素ガス系L1
0の気/液分離器58と、加湿水系L40の貯水タンク
77とが、導水管94を介して接続されているため、分
離器58でトラップした純水を、適宜導水管94に配設
したソレノイド弁95を開くことにより、貯水タンク7
7に補充することができる。例えば、上記実施例では、
水素ガス系L10は、燃料電池50の出力に係わりな
く、常に一定の流量で水素ガスを循環させる構成となっ
ているため、燃料電池が低出力のときには、水素ガス系
L10でトラップされる水の量(概略的には、水素ガス
に対する加湿水の量でもある。)が、燃料電池50の反
応により生成された水の量(空気系L20でトラップさ
れる水の量)に比べて多くなり、貯水タンク77内の水
の量が減少したときには、ソレノイド弁95を開くこと
によって簡単に分離器58内の水を貯水タンク77に補
充することができる。また、水素ガス系L10でトラッ
プした水を燃料電池50の排気側に送るようにしてある
ため安全性の面でも好ましいものとなる。この点につい
て詳しく説明すると、水素ガス系L10でトラップした
凝縮水には水素が溶存しているが、燃料電池50から
は、酸素の比率の小さい空気が排気ガスとして多量に排
出されていることから、燃料電池50の排気側に送り込
まれた凝縮水から水素ガスが放出されたとしても、この
水素ガスは、排気ガスで希釈されることになるため問題
を生じることはない。また、導水管94には、逆止弁9
6が配設してあるため、排気ガスが水素ガス系L10に
侵入してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の燃料電池発電システムの全体
系統図。
【図2】実施例のシステムに用いられた燃料電池内の加
湿水の流れを示す図。
【図3】実施例のシステムに用いられた燃料電池内の冷
却水の流れを示す図。
【図4】実施例のシステムに用いられた燃料電池におけ
る加湿部の構造を示す図。
【図5】従来の燃料電池発電システムの全体系統図。
【図6】従来のシステムに用いられた燃料電池内の冷却
水の流れを示す図。
【図7】従来のシステムに用いられた燃料電池内の水素
ガスの流れを示す図。
【図8】従来のシステムに用いられた燃料電池内の空気
の流れを示す図。
【符号の説明】
50 固体電解質型燃料電池 50g、50h 加湿水用ポート 51 水素吸蔵合金を内蔵したタンク 52 水素ガス供給管 55 ポンプ 58 気/液分離器 60 水素ガス還流管 61 リリーフバルブ 66 排気管 73 凝縮器 77 貯水タンク 93 蓄圧タンク 93a 不活性ガス或いは空気 94 導水管 96 逆止弁 97 燃料電池の発電ゾーン 98 燃料電池の加湿ゾーン B 燃料電池発電システム L10 水素ガス系 L20 空気系 L30 冷却水系 L40 加湿水系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−269955(JP,A) 特開 昭60−65473(JP,A) 特開 昭52−64643(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/04 H01M 8/06 H01M 8/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガス源としての水素吸蔵合金と、該
    水素吸蔵合金から燃料としての水素ガスの供給を受けて
    発電する固体高分子電解質型燃料電池を備え、 該燃料電池を冷却する冷却水系と、前記燃料電池に供給
    されたガスを加湿する加湿水系とが、個々独立して前記
    燃料電池に接続され、 前記燃料電池は、反応により発電する発電部と、供給さ
    れたガスを加湿する加湿部とを有し、 該加湿部に、前記冷却水系から供給された冷却水を通過
    させ、 前記燃料電池から排出されるガスから分離された水分を
    貯蔵する貯水タンクと、 ガスを封入した蓄圧タンクとを有し、 前記貯水タンクと前記蓄圧タンクとが、前記燃料電池の
    前記加湿部に通じる2つの加湿水用ポートに、夫々、接
    続されている、 ことを特徴とする燃料電池発電装置。
  2. 【請求項2】 前記貯水タンクが断熱材で覆われてい
    る、 請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料電池に水素ガスを供給する燃料
    供給管と、該燃料供給管に前記燃料電池から吐出された
    水素ガスを還流する還流管とを有し、 前記燃料供給管には、前記還流管の合流部よりも下流側
    にポンプが配設されている、 請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記還流管に、絶対圧で作動するリリー
    フ弁が配設されている、 請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 水素ガス源としての水素吸蔵合金と、該
    水素吸蔵合金から燃料としての水素ガスの供給を受けて
    発電する固体高分子電解質型燃料電池を備え、 該燃料電池を冷却する冷却水系と、前記燃料電池に供給
    されたガスを加湿する加湿水系とが、個々独立して前記
    燃料電池に接続されている、 前記燃料電池は、反応により発電する発電部と、供給さ
    れたガスを加湿する加湿部とを有し、 該加湿部に、前記冷却水系から供給された冷却水を通過
    させ、 更に、 前記燃料電池には、酸化剤としての空気が供給されて、
    該燃料電池から排出される空気が通る排空気通路に介装
    されて、該排空気通路を通る空気から水分を取り除く凝
    縮器と、 該凝縮器で凝縮した水分を貯蔵する貯水タンクと、 ガスを封入した蓄圧タンクと、 前記燃料電池から吐出された水素ガスから水分を分離す
    る分離器とを有し、 該分離器の排水通路が、逆止弁を介して、前記凝縮器内
    の前記排空気通路に接続され、 前記貯水タンクと前記蓄圧タンクとが、前記燃料電池の
    前記加湿部に通じる2つの加湿水用ポートに、夫々、接
    続されている、 ことを特徴とする燃料電池発電装置。
  6. 【請求項6】 水素ガス源としての水素吸蔵合金と、該
    水素吸蔵合金から燃料としての水素ガスの供給を受けて
    発電する固体高分子電解質型燃料電池を備え、 該燃料電池を冷却する冷却水系と、前記燃料電池に供給
    されたガスを加湿する加湿水系とが、個々独立して前記
    燃料電池に接続され、 前記燃料電池は、反応により発電する発電部と、供給さ
    れたガスを加湿する加湿部とを有し、 該加湿部に、前記冷却水系から供給された冷却水を通過
    させ、 更に、 前記燃料電池には、酸化剤としての空気が供給されて、
    該燃料電池から排出される空気から水分を取り除く凝縮
    器と、 該凝縮器で凝縮した水分を貯蔵する貯水タンクと、 ガスを封入した蓄圧タンクと、 前記燃料電池から吐出された水素ガスから水分を分離す
    る分離器とを有し、 前記分離器の排水通路が、逆止弁を介して、前記燃料電
    池から排出される空気が通る排空気通路のうち、前記凝
    縮器よりも上流側の排空気通路に接続され、 前記貯水タンクと前記蓄圧タンクとが、前記燃料電池の
    前記加湿部に通じる2つの加湿水用ポートに、夫々、接
    続されている、 ことを特徴とする燃料電池発電装置。
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