JP3377136B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3377136B2
JP3377136B2 JP28810894A JP28810894A JP3377136B2 JP 3377136 B2 JP3377136 B2 JP 3377136B2 JP 28810894 A JP28810894 A JP 28810894A JP 28810894 A JP28810894 A JP 28810894A JP 3377136 B2 JP3377136 B2 JP 3377136B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリやハード
ディスクなどの画像蓄積手段と画像を電気的に回転する
画像回転手段を備えたディジタル複写機やファクシミリ
などの画像処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来公知の画像蓄積手段と画像回転手段
を備えたディジタル複写機としては、特開平2−460
64号公報や特開平3−79541号公報に記載されて
いるものなどがある。特開平2ー46064号公報にお
いては、記録媒体のセット方向と原稿のセット方向の組
合せにより、記憶手段からのアドレス読み出し方向を変
更して、選択した記録媒体に画像を形成するようにし
て、記録媒体のセットを簡単にし、セットのスペース小
さくすることができる。 【0003】また、図8は、特開平3−79541号公
報の構成の一部を示すブロック図である。複数ページを
記憶した記憶装置201から1ページ分のページメモリ
202に展開する際に、通常と90°回転との2方向の
選択可能な展開処理部203を備え、これを一部単位に
切り替えることにより小型で安価なソート機能を実現し
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−46064号公報においては、回転機能を用いてソ
ート機能を実現しようとすると、ページ単位に回転機能
を備えた複数ページ分の記憶手段が必要になる。さらに
記憶手段としてはアドレス操作が可能な半導体メモリが
必要となる。1画素1bitで16画素/mmの解像度
の場合、A4サイズに必要なメモリ容量は約2MByt
eであり、50ページの画像に対応する場合100MB
yteの半導体メモリを使用することになり装置が高価
で複雑なものになってしまうという問題がある。 【0005】また、特開平3−79541号公報におい
ては、記憶装置201としてハードディスクなどを用い
れば装置が高価になるという問題は解決されるが、以下
のような問題がある。この問題を図8、図9、図10を
用いて説明する。 【0006】図9は、ページメモリ202に通常の展開
すなわち0°の回転をして展開し出力する様子を示し、
図10は90°の回転をして展開し出力する場合を示し
ている。90°の回転をして展開する場合は、図10に
示すように、展開方向(1)(2)(3)・・・(N)
と出力方向(1)(2)(3)・・・(M)が一致しな
いので、(N)までの展開が終了しないと出力ができな
い。つまり画像の記録が開始できない。0°の展開する
場合は図9に示すように、展開方向(1)(2)(3)
・・・(N)と出力方向(1)(2)(3)・・・
(N)は同一方向となり、記憶装置201が画像記録媒
体の画像を形成する速度よりも速ければ画像をすべて展
開しなくても出力することが可能であるが、通常のハー
ドディスクは転送の開始や転送速度が一定ではないの
で、やはり、画像展開後でないと出力することができな
い。さらに、ソート設定の判断を開始する前に予め記憶
装置101に画像を記憶しておかねばならないので、画
像入力中に画像出力を行うことができず、1部目の出力
開始が遅くなる。このように、ソート時の生産性を著し
く落としてしまう問題がある。 【0007】画像蓄積手段を備えたディジタル複写機で
は、2部目以降の画像出力時には、次の画像を入力し蓄
積することが可能であるが、特開平3−79541号公
報の図8の構成では、2部目以降の画像出力時に、次の
画像の回転処理ができないため機能が制限されるという
問題がある。 【0008】そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、安価で、生産性の高いソート機能を実
現し、2部目以降の画像出力時にも次の画像の回転処理
が可能な機能の高い画像処理装置を提供することを課題
とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、画像を入力する画像入力手段と、入力さ
れた画像を回転する画像回転手段と、入力された画像と
回転された画像を蓄積する画像蓄積手段と、蓄積された
画像を出力する画像出力手段と、前記各手段を制御する
制御手段とを備えた画像処理装置において、前記制御手
段は、複数部の出力を行うか否かの判断を行い、複数部
の出力を行う場合には入力された画像の蓄積処理と該入
力画像を回転処理した画像の蓄積処理とを1部目の出力
とともに行い、2部目以降の出力において回転処理を施
さない蓄積画像と回転処理を施した蓄積画像を一部毎に
切り替えて出力する。 【0010】 【0011】 【作用】本発明によれば、制御手段は、複数部の出力を
行うか否かの判断を行い、複数部の出力を行う場合には
入力された画像の蓄積処理と該入力画像を回転処理した
画像の蓄積処理とを1部目の出力とともに行い、2部目
以降の出力において回転処理を施さない蓄積画像と回転
処理を施した蓄積画像を一部毎に切り替えて出力する。 【0012】 【0013】これにより、蓄積手段としてハードディス
クなどの大容量で安価な装置を用いることができ、生産
性の高いソート機能を実現することが可能となると共
に、2部目以降の画像出力時にも次の画像の回転処理を
することが可能となる。 【0014】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係わる画像処理装置の1実施例
を示す図である。本実施例においては、画像処理装置と
して複写機を例に挙げて説明する。 【0015】図1において、CPU101は、プログラ
ムに従って全体の動作を制御し、ROM102は、前記
プログラムや所定のデータを格納し、RAM103は、
データを格納したりワーク領域を提供する。通信コント
ローラ104は、画像読み取り装置5と画像記録装置1
と操作装置105との間で制御情報を入出力処理する。
自動原稿搬送装置2は、画像読み取り装置5により制御
される。操作装置105はテンキー、各種操作キー、デ
ィスプレイなどから構成され、操作者の指示を検知した
り機械の状態を表示するための装置である。割り込みコ
ントローラ106は、圧縮器107と回転器108とS
CSIコントローラ109と伸長器110と3チャンネ
ルの通信コントローラ104などの割り込みを所定の優
先順位で受け付けてCPUに処理を要求する。 【0016】 【表1】 DMAコントローラ111は、ページメモリ112に対
するデータ転送要求を出す装置の間のDMA転送を行
う。DMA転送としては、表1に示すように8チャンネ
ルがある。このうちCh3のDMA転送は、回転器10
8が回転角度に応じたページメモリ112のアドレスを
生成するために回転器108がアドレス生成機能を有し
ている。 【0017】バスアービタ113は、8チャンネルのD
MA転送要求やDRAMのリフレッシユ、CPU101
のアクセスなどを所定の優先順位と所定のデータ単位で
調停する。 【0018】圧縮器107は、画像読み取り装置5から
の画像データもしくはページメモリ112からの画像デ
ータを圧縮処理し、ページメモリ112へ転送する。圧
縮器107は、画像データをページメモリ112および
ハードディスク114に蓄積できる原稿枚数を増やすと
ともに、ページメモリ112およびハードディスク11
4へのデータ転送速度を下げるために使用されるもの
で、例えば適応予測符号化方式により圧縮処理する。適
応予測符号化方式は、例えば、画像データを8画素ごと
に複数の予測器で同時に予測し、最も的中率の高かった
予測器を次の予測に使用する方式であり、この場合、予
測が的中した画素信号を「0」、外れた画素信号を
「1」で置き換え、置き換えた予測結果データをランレ
ングス符号化し圧縮する。また、圧縮率が1を越える主
走査ラインは、原画像データに置き換えるもので、ペー
ジ全体の圧縮率が1を越えることはない。伸長器110
は、圧縮データであるランレングス符号を逆符号化し予
測データに伸長し、伸長された予測データを逆予測し元
の画像データに復元する。 【0019】回転器108は、画像読み取り装置からの
画像データもしくはページメモリ112からの画像デー
タを90°単位の回転角度に応じたページメモリ112
のアドレスを生或しページメモリ112にデータを展開
する。 【0020】ページメモリ112は、例えばDRAMか
ら構成される。このページメモリ112は、圧縮器10
7のデータ出力が一定速でないこと、また後述のハード
ディスク114のデータ転送の開始に時間を要し転送速
度も一定でないために一時的なバッファとして動作す
る。さらに、ページメモリ112は、回転器108で回
転した画像データを展開するために使用される。 【0021】また、ハードディスクはSCSIインタフ
ェース(I/F)を備えており、画像情報を記憶する。
SCSIコントローラ109は、ハードディスク114
に対する画像悄報の読み書きを制御する。MUX11
5、MUX116、MUX117はマルチプレクサで、
CPU101にて制御されるレジスタ118の情報SE
L1、SEL2、SEL3に基づいて画像情報の転送方
向を切り替える。MUX115は、画像読み取り装置5
から出力される画像データを、圧縮器107と回転器1
08のどちらか一方、または両方に入力するように動作
する。外部インタフェース(I/F)119は、例えば
パーソナルコンピュータやワークステーションなどのデ
ータ処理装置やファクシミリ装置に接続され、外部と画
像データの入出力を行う。 【0022】以上の構成要素は、画像処理をより高速に
動作させるために画像データバスとCPUバスと分離さ
れ接続されている。 【0023】上述の構成により、入力画像は圧縮処理と
回転処理の同時処理が可能となる。 【0024】図2は、本発明が適用されるディジタル複
写機の概略構成を示す断面図である。ディジタル複写機
は、大きくわけて、原稿画像に対応したトナー像を記録
紙上に形成してコピーを形成するディジタル複写機本体
1と、ディジタル複写機本体1の原稿載置面に対して原
稿を自動的に送り込む自動原稿送り装置2とから構成さ
れている。 【0025】ディジタル複写機本体1の内部には、上側
から、原稿載置而であるプラテンガラス4上に載置され
た原稿を走査して原稿画像を読み込む画像読み取り装置
5と、この画像読み取り装置5により得られた画像情報
に基づいて記録紙上に原稿画像に対応したトナー像を形
成する画像形成装置6と、この画像形成装置6に対して
記録紙を供給する給紙装置7とが配設されている。 【0026】上記自動原稿送り装置2は、ディジタル複
写機本体1の上部に設けられたプラテンガラス4を開閉
自在に覆うように設けられており、原稿載置トレイ8に
積載された原稿が送りローラ(図示せず)及び搬送べル
ト9により1枚ずつ順次プラテンガラス4上に送られて
原稿画像の読み取りが行われ、その後、原稿は搬送べル
ト9及び排出ローラ(図示せず)により原稿排紙トレイ
10に排出される。 【0027】画像読み取り装置5は、光学系として、露
光ランプ11、複数の反射ミラー12、レンズ13、イ
メージセンサ14等を備えており、露光ランプ11、反
射ミラー12をプラテンガラス4に沿って移動させ、原
稿からの反射光をイメージセンサ14に収束させ、原稿
の画像の濃淡を電気的な画像信号に変換する。この画像
信号は、画像読み取り装置5の内部に電気系として設け
られているA/D変換回路等によりデジタル形態の画像
データに変換される。この画像データは後述する処理部
に供給され、所定の信号処理を受けた後、画像形成装置
6に供給される。 【0028】画像形成装置6は、処理部からのデジタル
画像データに従って、周知の電子写真法により記録用紙
上にトナー像を形成するものであり、帯電装置15によ
り均一に帯電された感光体ドラム16の表面を、レーザ
ー露光装置17からのレーザー光により露光して静電潜
像を形成する。 【0029】レーザー露光装置17は、画像読み取り装
置5からの画像データに基づいて駆動電流が変調される
半導体レーザー等のレーザー素子(図示せず)、レーザ
ー素子からのレーザー光を感光体ドラム16の表面の移
動方向と直交する方向に周期的に偏向する回転多面鏡1
8、反射ミラー19等から構成されている。 【0030】感光体ドラム16上の静電潜像は、現像器
20あるいは21により現像されて感光体ドラム16上
に所望色のトナー像が形成され、このトナー像は、転写
装置22により給紙装置7の複数のトレイ7a〜7eの
いずれかから経路Aに沿って送られてきた記録紙に転写
される。なお、トレイ7a〜7cはそれぞれサイズの異
なった用紙が収納される給紙トレイ、トレイ7dは両面
複写のための記録紙を一時的に収納する中間トレイ、7
eは数百枚の記録紙を収納する大容量トレイである。転
写後に感光体ドラム16の表面に残った残留トナーは、
クリーニング装置23により除去される。 【0031】転写後の記録紙は、剥離装置24により感
光体ドラム16から剥離され、コンべア25で定着装置
26に搬送され、定着処理を受ける。定着後の用紙の経
路は、切り換えゲート27により、排出卜レイ29に進
む経路Bと、両面複写のために反転装置28を介して中
間トレイ7dに進む経路cのいずれかに切り換えられ
る。両面複写の場合には反転装置28で記録紙の表裏が
反転され、中間トレイ7dを経由し経路Aに沿って再度
画像形成装置6に供給され、今度は記録紙の裏面にトナ
ー像が形成された後、排出卜レイ29に送られる。 【0032】次に機械の動作を説明する。 【0033】図3、図4及び図5は、図1および図2に
示した本発明の一実施例構成のディジタル複写機の動作
の流れを説明するためのフローチャートである。 【0034】図3において、まず、操作装置105で複
写モード、複写枚数を指定した後、操作者によってスタ
ートボタンを押されるとジョブが受け付けられ、ジョブ
管理領域にパラメータが設定される(S1)。ジョブ管
理領域はRAM103内に設定され、複数のジョブのジ
ョブパラメータが設定可能で、前のジョブが動作中でも
新しいジョブの受付を行なうことができる。 【0035】ジョブのパラメータから、制御手段は画像
の回転を行うか否かの判断をする(S2)。画像の回転
は以下のような場合に行われる。 【0036】画像記録装置に出力しようとする画像のサ
イズと方向が、トレイ7a〜7eにセットされている用
紙のサイズや方向と一致しない場合、一致するトレイが
あっても用紙切れの場合、副走査方向が長手方向の画像
を90°回転し高速の連続複写を行う場合、両面複写で
天地を変える場合、複数部の複写で一部単位で同一のサ
イズで縦横の方向を変えて出力する場合などである。 【0037】回転を行うジョブと判断されると、制御手
段はさらに原稿複数で複数部複写かどうか判断する(S
3)。原稿複数で複数部複写と判断されると、制御手段
はページメモリ112に対して回転画像データと圧縮画
像データを格納するための領域を確保にいく(S4)。
先行ジョブの処理中は、確保できない場合があるのでそ
の場合はWAIT状態となる。回転画像領域と圧縮画像
領域とに分割して、ページメモリ112に記憶領域確保
されると(S5)、読み取り装置から画像データの入力
処理が行われる(S6)。読み取り装置5で読み取られ
た画像データはA4サイズで主走査方向はA4長手方向
とする。 【0038】入力された画像データは、圧縮器107と
回転器108に同時に入力される。入力された画像を圧
縮器107で圧縮しページメモリ112に記憶する(S
7)。ページメモリ112に記憶され始めた圧縮画像
は、直ちに伸長器110で伸長し(S8)、記録装置1
でA4L(Long edge feed)用紙に記録
する(S9)。1部目の記録が終了していない場合はS
4に戻り、このフローを1部目の記録が終了するまで繰
り返す(S10)。 【0039】S8からS10の上記処理に並行して、
(S7)でページメモリ112に記憶された圧縮画像を
ハードディスクに蓄積する(S11)。ハードディスク
114に1ページ分の圧縮画像の蓄積が完了すると、次
の圧縮画像やジョブのために当該画像のページメモリ記
憶領域を解放し、記憶領域管理テーブルを更新する(S
12)。記憶領域管理テーブルは、ページメモリ112
又はRAM103内に設けられる。更新は、上書きを許
可するもので当該画像データやページメモリ管理情報を
消去したりするものではない。当該画像データやページ
メモリ管理情報の消去は、ジョブ完了後に行われる。 【0040】一方、回転器108は、90°の回転に対
応するページメモリ112のアドレスを生成して、画像
はページメモリ112に記憶される(S13)。ページ
メモリ112に記憶された回転画像は、イメージバスを
介して圧縮器107に入力され、圧縮回転画像データと
して再びページメモリ112の回転画像領域に記憶され
る(S14)。本実施例は、圧縮率が1を越えない圧縮
方式のため、ページメモリ112の回転画像領域に上書
きしても圧縮を終了していない部分の回転画像データが
消失することはない。ページメモリ112に記憶された
圧縮回転画像をハードディスク114に蓄積する(S1
5)。ハードディスク114に1ページ分の圧縮回転画
像の蓄積が完了すると、次の回転画像処理やジョブのた
めに当該画像のページメモリ記憶領域を解放し、記憶領
域管理テーブルを更新する(S12)。 【0041】S12で記憶領域管理テーブル更新され、
WAIT状態であれば、更新が通知される(S16)。 【0042】図4は、2部目以降の偶数部目のフローを
示している。S10で1部目の記録が終了すると、2部
目の処理を開始する。2部目は回転画像を出力するの
で、その後の偶数部目の処理も同一のフローであり、偶
数部目の処理として説明する。まず、圧縮回転画像がペ
ージメモリ112に有るかどうかを記憶領域管理テーブ
ルで調べ(S17)、有ればS22の処理に移るが、当
該ページの圧縮回転画像がページメモリ112上にない
場合には、ページメモリ112に格納領域を確保にいく
(S18)。先行ジョブの処理中は、確保できない場合
があるので、その場合はWAIT状態となる。圧縮回転
画像領域が確保されると(S19)、ハードディスク1
14から圧縮回転画像を読み出しページメモリ112に
記憶する(S20)。さらにこの処理を最終ベージまで
繰り返す(S21)。ハードディスク114からの読み
出しは、画像出力と同期する必要がないので、格納領域
が確保を条件に連続的に行われる。 【0043】以上によりページメモリ112に格納され
た圧縮回転画像を、伸長器110で伸長し(S22)、
記録装置でA4S(Short edge feed)
用紙に記録する(S23)。2部目の記録が終了してい
ない場合はS17に戻り、このフローを2部目の記録が
終了するまで繰り返す(S24)。1ページの記録が終
了する毎に、次の圧縮画像やジョブのために当該画像の
ページメモリ記憶領域を解放し、記憶領域管理テーブル
を更新する(S25)。更新は、上書きを許可するもの
で当該画像データやページメモリ管理情報を消去したり
するものではない。ページメモリ管理情報の消去は、ジ
ョブ完了後に行われる。 【0044】S25で記憶領域管理テーブル更新され、
WAIT状態であれば、更新が通知される(S26)。 【0045】図5は、3部目以降の奇数部目のフローを
示している。S24で、偶数部目の記録が終了し、全部
数が終了した場合は、そのジョブは完了し、全部数が終
了していない場合はS28の3部目以降の奇数部の処理
に移る(S27)。まず、圧縮画像がページメモリに有
るかどうかを記憶領域管理テーブルで調べ(S28)、
有ればS33の処理に移るが、当該ページの圧縮画像が
ページメモリ112上にない場合には、ページメモリ1
12に格納領域を確保にいく(S29)。先行ジョブの
処理中は、確保できない場合があるのでその場合はWA
IT状態となる。回転画像領域が確保されると(S3
0)、ハードディスク114から圧縮回転画像を読み出
しページメモリ112に記憶する(S31)。さらにこ
の処理を最終ページまで繰り返す(S32)。ハードデ
ィスク114からの読み出しは、画像出力と同期する必
要がないので、格納領域が確保を条件に連続的に行われ
る。 【0046】以上によりページメモリ112に格納され
た圧縮回転画像を、伸長器110で伸長し(S33)、
記録装置1でA4L用紙に記録する(S34)。奇数部
部目の記録が終了していない場合はS17に戻り、この
フローを奇数部部目の記録が終了するまで繰り返す(S
35)。1ページの記録が終了する毎に、次の圧縮画像
やジョブのために当該画像のページメモリ記憶領域を解
放し、記憶領域管理テーブルを更新する(S36)。更
新は、上書きを許可するもので当該画像データやページ
メモリ管理情報を消去したりするものではない。ページ
メモリ管理情報の消去は、ジョブ完了後に行われる。 【0047】S36で記憶領域管理テーブル更新され、
WAIT状態であれば、更新が通知される(S37)。 【0048】S35で、奇数部目の記録が終了し、全部
数が終了した場合は、そのジョブは完了し、全部数が終
了していない場合はS17の偶数部目の処理に移る(S
38)。全部数が終了するまで以上の処理が繰り返され
る。 【0049】図6と図7は、以上の処理を、タイムチャ
ートで示したものである。t0 からt1 までの間に、画
像読み取りから2部目以降の蓄積までが行われる。1部
目の画像出力すなわち複写と、圧縮画像及び圧縮回転画
像のハードディスク114ヘの蓄積は並行して行われ
る。 【0050】t1 の時刻より2部目の処理が開始され
る。ページメモリ112に格納領域が確保され圧縮回転
画像をハードディスク114から連続的に読み出す。格
納領域が確保されていれば、図7のように2部目の複写
が終了していなくてもハードディスク114から3部目
の圧縮画像を読み出しページメモリ112に格納するこ
とが可能である。t2 の時刻で2部目の複写が終了する
が、すでに3部目の第1ページの画像がページメモリ1
12に格納されているので直ちに3部目の複写が開始さ
れる。さらに図7に示すように奇数部用の圧縮画像と偶
数部用の圧縮回転画像がすべてページメモリに格納出来
る場合は、以後ハードディスク114から画像を読み出
す必要がなく、t3 の時刻で3部目の複写が終了すると
記録に同期してページメモリ112から画像を読み出
し、伸長して記録が行われる。 【0051】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
子ソートを行う場合には入力された画像の蓄積処理と該
入力画像を回転処理した画像の蓄積処理とを1部目の出
力とともに行い、2部目以降の出力において回転処理を
施さない蓄積画像と回転処理を施した蓄積画像を一部毎
に切り替えて出力するようにしたので生産性の高いソー
ト機能を実現することができる。また、蓄積手段として
回転用にA4サイズ2面分のページメモリとハードディ
スクで構成することができるので、安価な画像処理装置
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係わる画像処理装置の一実施例を示
すハードウェアブロック図である。 【図2】 本発明が適用される複合機の概略構成を示す
断面図である。 【図3】 本発明の実施例の制御フローチャート図であ
る。 【図4】 本発明の実施例の制御フローチャート図であ
る。 【図5】 本発明の実施例の制御フローチャート図であ
る。 【図6】 本発明の実施例のタイムチャートである。 【図7】 本発明の実施例のタイムチャートである。 【図8】 従来技術の構成を説明する図である。 【図9】 従来技術の回転処理を説明する図である。 【図10】 従来技術の回転処理を説明する図である。 【符号の説明】 1:複写装置、2:自動原稿送り装置、3:後処理装
置、4:プラテンガラス、5:画像読み取り装置、6:
画像形成装置、7:給紙装置、7a〜7e:トレイ、
8:原稿載置トレイ、9:搬送べルト、10:原稿排紙
トレイ、11:露光ランプ、12:反射ミラー、13:
レンズ、14:イメージセンサ、15:帯電装置、1
6:感光体ドラム、17:レーザー露光装置、18:回
転多面鏡、19:反射ミラー、20,21:現像器、2
2:転写装置、23:クリーニング装置、24:剥離装
置、25:コンベア、26:定着装置、27:切り換え
ゲート、28:反転装置、29:切り換えゲート、10
1:CPU、102:ROM、103:RAM、10
4:通信コントローラ、105:操作装置、106:割
り込みコントローラ、107:圧縮器、108:回転
器、109:SCSIコントローラ、110:伸長器、
111:DMAコントローラ、112:ページメモリ、
113:バスアービタ、114:ハードディスク、11
5:マルチプレクサ、116:マルチプレクサ、11
7:マルチプレクサ、118:レジスタ、119:外部
インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/21 G06F 15/66 350B

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、入力さ
    れた画像を回転する画像回転手段と、入力された画像と
    回転された画像を蓄積する画像蓄積手段と、蓄積された
    画像を出力する画像出力手段と、前記各手段を制御する
    制御手段とを備えた画像処理装置において、 前記制御手段は、複数部の出力を行うか否かの判断を行
    い、複数部の出力を行う場合には入力された画像の蓄積
    処理と該入力画像を回転処理した画像の蓄積処理とを1
    部目の出力とともに行い、2部目以降の出力において回
    転処理を施さない蓄積画像と回転処理を施した蓄積画像
    を一部毎に切り替えて出力することを特徴とする画像処
    理装置。
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