JP2009232458A - 画像形成装置およびその画像処理方法 - Google Patents

画像形成装置およびその画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009232458A
JP2009232458A JP2009064066A JP2009064066A JP2009232458A JP 2009232458 A JP2009232458 A JP 2009232458A JP 2009064066 A JP2009064066 A JP 2009064066A JP 2009064066 A JP2009064066 A JP 2009064066A JP 2009232458 A JP2009232458 A JP 2009232458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
image signal
magnification
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009064066A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsaku Ito
進策 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2009232458A publication Critical patent/JP2009232458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

【課題】ポリゴンモーターの回転数の切り換えが無く、かつ微少変倍モアレの影響が少ないように変倍処理をすることができる画像形成装置およびその画像処理方法を提供する。
【解決手段】第1の画像処理部21では、読取部11から入力される画像信号を、濃度変換部31で最大階調での濃度調整、γ補正等の手法により、画像信号の濃度を変換する。倍率誤差補正部32で、主走査倍率誤差を補正する。変倍処理部30で、濃度変換および倍率誤差補正を行った画像信号について、例えば投影法を用いて拡大縮小処理を行う。その後、画像信号を、ページメモリ部13へ出力する。ページメモリ部13は、この画像信号について、必要なら回転処理を行い、第2の画像処理部22へ送る。第2の画像処理部22で、画像信号に印刷のための前処理を行い、画像記録部14はこの画像信号を印刷する。このとき、画像記録部14のポリゴンモーターは、回転数が一定である。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタル複写機等で読み取った画像の画像信号を変倍処理する画像処理装置および画像処理方法に関する。
デジタル複合機やデジタル複写機等のスキャナユニットでは、CCDセンサ等の光学デバイスを主走査方向に機械的に移動させて原稿を読み取っている。光学デバイスの移動速度は、読取り画像の主走査方向の倍率(以下、単に主走査倍率という)に対応しており、移動速度が変化すると主走査倍率も変化する。このため、光学デバイスの移動速度は、所定の基準速度となるように調整されるが、光学デバイスの駆動が機械駆動である以上、移動速度を基準速度に完全に一致させるのは精度的に困難である。そのため、光学デバイスの移動速度は、例えば誤差0.5%等一定の検査規格内に調整(スキャナユニット単体でのメカ調整)し、調整しきれない部分は後段の処理で補正していた(例えば、特許文献1参照)。光学デバイスの移動速度の誤差は主走査倍率誤差となる。
従来、主走査倍率誤差は、例えばポリゴンモーターの回転数を調整することで補正していた。
特開2007−82221号公報
ポリゴンモーターの回転数の調整で主走査倍率誤差の補正ができるのは、光学デバイスの主走査方向と、ポリゴンモーターの走査方向とが一致している場合に限られる。
例えば、読取った原稿を縦横変換して印刷する場合、スキャナユニットとポリゴンモーターとの間に設けられるページメモリ部で原稿画像の回転処理を行っている。また、縦横が混在している原稿束を同じ向きになるように印刷する場合にも、ページによって回転処理を行う場合と行わない場合がある。画像回転を行わないとき(即ち、縦横変換がなく、光学デバイスの主走査方向とポリゴンモーターの走査方向とが一致しているとき)は、ポリゴンモーターの回転数を調整することによって主走査倍率誤差の補正を行うことができる。しかしながら、画像回転を行ったとき(縦横変換を行ったとき)は、原稿読取時の主走査方向(倍率誤差の発生する方向)とポリゴンモーターの走査方向とが90度異なるため、ポリゴンモーターの回転数を調整することによる主走査倍率誤差の補正ができない。よって、ポリゴンモーターの回転数は調整不要である。
このように、画像の回転処理が行われると、その都度ポリゴンモーターの回転数の切り換えが必要となり、機械的制御が複雑化し、処理速度が低下してしまう。
特許文献1には、スキャナーの主走査倍率を故意に大きくずらすように画像処理部で変倍調整をすることによって、網点写真原稿をスキャナユニットで読取るときに生じるモアレを目立たないようにする技術も開示されている。しかしその一方で、画像処理の中のγ(ガンマ)補正等の濃度調整処理を変倍処理の後に行うと、モアレがかえって目立ってしまうという問題も提起されている。
本発明はこのような点を考慮してなされたもので、ポリゴンモーターの回転数の切り換えが無く、かつ微少変倍モアレの影響が少ないように変倍処理をすることができる画像形成装置およびその画像処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、光学センサを具備し、前記光学センサを主走査方向に移動させて原稿を読み取って画像信号を生成する読取部と、前記光学センサの移動速度の誤差に起因する主走査倍率の誤差を、前記画像信号に対する変倍処理によって補正する倍率誤差補正部と、前記倍率誤差補正部で補正した前記画像信号をページ単位で記憶すると共にページ単位で画像の回転処理を行うページメモリ部と、前記ページメモリ部に記憶した前記画像信号を読み出して出力する画像記録部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、光学センサを具備し、前記光学センサを主走査方向に移動させて原稿を読み取って画像信号を生成し、前記光学センサの移動速度の誤差に起因する主走査倍率の誤差を、前記画像信号に対する変倍処理によって補正し、前記倍率誤差補正部で補正した前記画像信号をページ単位で記憶すると共にページ単位で画像の回転処理を行い、前記ページメモリ部に記憶した前記画像信号を読み出して出力することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、ポリゴンモーターの回転数の切り換えが無く、かつ微少変倍モアレの影響が少ないように変倍処理をすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図。 同上の実施形態における画像形成装置の一部について、従来の概略構成を示すブロック図。 同上の実施形態における画像形成装置の一部について、第1の実施形態の概略構成を示すブロック図。 同上の実施形態における画像形成装置の一部について、第2の実施形態の概略構成を示すブロック図。 変倍処理の一例である投影法の説明図。 (A)は同上の実施形態における濃度調整の概念図、(B)は同上の実施形態におけるγ補正の概念図。 同上の実施形態におけるγ補正の階調補正テーブルを示す図。 (A)は同上の実施形態における入力波形を示す図、(B)は(A)の入力波形に対して変倍処理のみ行った場合の出力波形を示す図、(C)は(A)の入力波形に対して変倍処理とγ補正を行った場合の出力波形を示す図。 (A)は図8(B)の出力画像の例を示す図、(B)は図8(C)の出力画像の例を示す図。 (A)はγ補正を行い、その後に変倍処理を行った場合の出力波形を示す図、(B)はγ補正を行い、その後に変倍処理を行った場合の出力画像の例を示す図。 同上の実施形態における変倍処理の動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置1、例えば、デジタルMFP(Digital Multi-Function Peripheral)のシステム構成例を示す図である。この画像形成装置1は、デジタルカラー複合機として機能するもので、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナー機能、FAX機能、ストレージ機能等が実現される。
画像形成装置1は、読取部11、第1の画像処理部21、第2の画像処理部22、ページメモリ部13、画像記録部14を備え、これらの構成によってコピー機能を実現している。
読取部11は、原稿を3ラインCCDセンサで主走査方向に移動させて光学的に読み取り、赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーデジタル画像信号に変換する。読取部11は、例えば0.5%程度の主走査倍率誤差を有している。
第1の画像処理部21は、主走査方向の信号レベルの不均一性を補正するシェーディング補正や、空間フィルタリング処理等の各種画像処理を行う。また、コピー機能として動作する場合には、R,G,Bの三原色から例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色信号に変換してページメモリ部13へ出力する一方、スキャナー機能として動作する場合には、R,G,Bの3原色としてページメモリ部13へ出力する。
ページメモリ部13は、第1の画像処理部21から出力された画像信号について、例えばページ単位で一時的に記憶し、再度第2の画像処理部22へ出力する。また、縦横変換して印刷する原稿について、ページ単位で原稿画像の回転処理を行う。
第2の画像処理部22は、ページメモリ部13から出力される画像信号に対して、印刷のための画像処理を行い、画像記録部14に出力する。
画像記録部14は、例えば電子写真方式で記録紙に画像を印刷する構成品であり、露光装置、感光ドラム、ポリゴンモーター、現像装置等(いずれも図示せず)等を備えて構成されるものである。
また画像形成装置1は、ストレージ部15、プリンタコントローラ部16、FAXコントローラ部17、電子データ作成部18、外部I/F部19、を備えている。これらの構成品は、画像形成装置1をストレージ機能、プリンタ機能、FAX機能、スキャナー機能等として動作させる場合に用いられるものである。
ストレージ部15は、例えばHDD(Hard Disk Drive)で構成されるものであり、読取部11で読み取った画像信号や外部のパーソナルコンピュータ等から入力した画像信号を記憶する。ストレージ部15に記憶された画像信号は必要に応じて読み出され、画像記録部14で印刷し、或いは、スキャンデータとして外部に出力することができる。
電子データ作成部18は、画像形成装置1をスキャナー機能として動作させる際に、画像信号を所定のデータフォーマットに変換しスキャンデータを生成する。生成されたスキャンデータは、外部I/F部19を介して外部に出力される。
FAXコントローラ部17は、画像形成装置1をFAX機能として動作させるものである。読取部11で読み取られた画像信号をFAX用のデータフォーマットに変換し、外部I/F部19を介して外部の電話回線に出力する。また、電話回線から入力されるFAXデータを画像信号に変換して、画像記録部14で印刷を行うことができる。
プリンタコントローラ部16は、画像形成装置1をプリンタ機能として動作させる際にプリント機能に必要となる各種制御や各種処理を行う。制御部10は、画像形成装置1の全体に係る制御を行っている。
<従来例>
図1において、一点鎖線で囲んだ、画像信号の読取および処理を行う機能ブロックAについて注目する。
機能ブロックAにおける従来の構成例を図2に示す。従来例では、第2の画像処理部22に変倍処理部30と濃度変換部31が含まれている。ページメモリ部13から出力された画像信号は、変倍処理部30で拡大縮小処理を行い、その後濃度変換部31で濃度を変換する。主走査倍率誤差の補正は、後段の画像記録部14におけるポリゴンモーターの回転数を調整することで行う。
しかしこの従来例では、前述したようにポリゴンモーターの回転数の切り換えが必要となり、処理速度が低下してしまう。
次に、変倍処理部30と濃度変換部31の詳細について説明する。変倍処理部30は、画像信号の拡大、縮小倍率を、例えば投影法を用いて変更する。投影法について図5を参照して説明する。原画像の画素がx方向にx0、y方向にy0の間隔で配置しているとして、この原画像に対してx方向とy方向とにそれぞれ変換倍率p’、q’で画素密度変換処理を行うと、変換画像が得られる。変換画像を原画像に投影すると、変換画像の画素間隔は、それぞれx0/p’、y0/q’となる。変換画像の画素の濃度は、変換画像の画素に投影される原画素(変換画像の画素の周囲にある画素)の平均濃度である。
濃度変換部31は、画像信号の濃度を変換する。具体的な手法として、最大階調での濃度調整、γ補正等がある。各々について図6を参照して説明する。
最大階調での濃度調整は、出力された濃度について、図6(A)に示すように、最大階調に対応する濃度が基準濃度に合致するように行う。図6(A)の例において、横軸は8ビットで階調を表現する場合の0から255の範囲の階調となっており、最大の255階調に対応する濃度が1に合致するように調整している。
γ補正は、画像信号の階調特性を補正する。図6(B)は、γ補正の概念図である。設定階調値と出力された画像信号の濃度が1対1の線形関係であれば、画像信号の階調特性を補正する必要が無いが、実際は図6(B)の破線で示すように非線形である。そのため、図6(B)の直線に示すような、変換前と後とで濃度が1対1の線形関係になるように、あるいは近づけるように補正する。例えば、図7に示す階調補正テーブル(階調補正データ)を用いて、設定階調値を補正する。
図7の下方の太線で示す曲線が階調補正テーブルの特性を示す図である。階調補正テーブルの特性の形状は、設定階調値と出力された画像信号の濃度の関係を示す特性と線対称である。このような形状の階調補正テーブルを用いることにより、設定階調値と濃度との関係が線形になるように補正することができる。
<第1の実施形態>
第1の実施形態における機能ブロックAの構成例を図3に示す。第1の実施形態では、従来例の構成のうち、第1の画像処理部21に倍率誤差補正部32を含む。倍率誤差補正部32は、読取部11で原稿を読み取った際に発生する主走査倍率誤差を、変倍処理(例えば変倍処理部30と同じく投影法等)によって補正する。つまり、従来例でポリゴンモーターの回転数調整で補正をしていた主走査倍率誤差を、倍率誤差補正部32で行う。
よって、ページメモリ部13での画像回転処理の前に、主走査倍率誤差の補正を行うことができるので、画像記録部14でのポリゴンモーターの回転数を調整する必要がなくなり、処理速度を速めることができる。
<モアレの問題>
第1の画像処理部21内の倍率誤差補正部32で主走査倍率誤差の補正を行った画像信号はページメモリ部13に送られる。ページメモリ部13から出力された画像信号は、第2の画像処理部22に送られる。第1の実施形態における第2の画像処理部22には、従来例と同様、変倍処理部30と濃度変換部31が含まれている。変倍処理部30で拡大縮小処理した後に濃度変換部31で濃度の調整を行う。
ところで、一般的に網点写真原稿に対して画像処理による微小変倍(変倍率が100%近傍である変倍)を行った場合、(1)式に示す周期で変倍モアレが発生する。ここで、Tmは変倍モアレ周期、magは変倍率(%)、Fs0はCCDサンプリング周波数、Fsはリサンプリング周波数(=Fs0* mag/100)である。
[数1]
Tm=1/|Fs0-Fs|=1/(Fs0*|1-mag/100|) ・・・(1)
変倍処理後にγ補正等の濃度変換処理を行うと、モアレが目立つ可能性がある。図8(A)は、濃度が網点によって周期的に変動する入力画像を1次元で図示した例である。図8(B)は、図8(A)の入力画像に対して変倍処理のみ行った場合の濃度変化を示す図である。(1)式から判るように、CCDサンプリング周波数Fs0とリサンプリング周波数Fsが近接している場合(変倍率が100%に近い場合)、変倍処理によって発生するモアレの周期(変倍モアレ周期)Tmは画素周期に比べて大きな値となり、人間の目に目立つようになって来る。図8(B)に示した2つの「モアレ発生部」の間隔が変倍モアレ周期Tmであり、「モアレ発生部」と示した箇所の濃度は高くなり、それ以外の領域の濃度は低くなる。
しかしながら、平均濃度でみると、「モアレ発生部」とそれ以外の領域はほぼ同じであり、人間の目にはそれ程両者の違いが判らない。
一方、図8(C)は、変倍処理後の画像(図8(B))に対してγ補正を行った場合の濃度変化を示す図である。γ補正がコントラストを強調するような階調特性であると、濃度が高い領域の階調はそれ程変化させないが、濃度が低い領域の階調はさらに低下されることになる。この結果、図8(C)に示すように、「モアレ発生部」以外の箇所の濃度が抑圧される。この場合、平均濃度でみても、「モアレ発生部」の領域とそれ以外の領域の差がはっきりと現れ、人間の目にも両者の違いが顕著に判るようになる。
図9(A)は、変倍処理のみを行いまだγ補正を行っていないときの画像例を示す図であり、図9(B)は図9(A)の画像に対してさらにγ補正を行ったときの画像例を示す図である。変倍処理を行いまだγ補正を行っていない場合は、図9(A)の画像に見られるように、モアレ発生部と非発生部の平均濃度の差が小さいためモアレが目立たないが、変倍処理を行った後にγ補正を行うと、計算する箇所によって平均濃度の差が大きくなり、図9(B)の画像に見られるようにモアレが目立ってしまう。
倍率誤差補正部32で補正する主走査倍率誤差は0.5%程度と微小であるので、微小変倍を行うこととなり、画素周期に比べて長い周期変倍モアレが発生する可能性がある。第1の実施形態の構成では、変倍処理部30での変倍処理後、濃度変換部31で濃度変換を行うため、画像記録部14で印刷される画像にはモアレが目立ってしまう場合がある。よって、この微小変倍モアレが目立たないような構成にする必要がある。
<第2の実施形態>
第2の実施形態として、モアレの問題を解消する機能ブロックAの構成例を図4に示す。
第2の実施形態では、第1の画像処理部21に、濃度変換部31、倍率誤差補正部32、変倍処理部30が含まれる。読取部11で読み取られた画像信号は、濃度変換部31で濃度を変換し、次に倍率誤差補正部32で主走査倍率誤差を変倍処理により補正し、次に変倍処理部30で拡大縮小処理を行って、ページメモリ部13に送られる。
倍率誤差補正部32および変倍処理部30では微小変倍を行うが、変倍処理の後では濃度変換を行わないので、モアレがあまり目立たない画像となる。
図10に、図8(A)で示した入力波形に対して、第2の実施形態での出力波形データ(A)と画像サンプル(B)を示す。図10より、図9(B)の画像よりモアレが目立たないことが判る。
上記第2の実施形態における処理の動作について、図11を参照して説明する。
制御部10は、読取部11で出力される画像信号を第1の画像処理部21内の濃度変換部31に入力する(ステップS101)。
次に濃度変換部31は、図6(A)、(B)に示す最大階調での濃度調整、γ補正等の手法で、画像信号の濃度を変換する(ステップS103)。
次に倍率誤差補正部32は、濃度変換した画像信号の主走査倍率誤差を変倍処理で補正する(ステップS104)。主走査倍率誤差は、例えば0.5%の精度誤差を有している。
次に変倍処理部30は、ステップS103,S104で濃度変換および倍率誤差補正を行った画像信号について、投影法を用いて拡大縮小処理を行う(ステップS105)。
第1の画像処理部21は、ステップS105で変倍処理部30が拡大縮小処理をした画像信号を、ページメモリ部13へ出力する(ステップS107)。
ページメモリ部13は、この画像信号について、縦横変換が必要なページは回転処理を行い、第2の画像処理部22へ送る(ステップS109)。第2の画像処理部22は、画像信号に印刷のための前処理を行い画像記録部14へ送り(ステップS111)、画像記録部14はこの画像信号を印刷する(ステップS113)。このとき、画像記録部14のポリゴンモーターは、ステップS109で画像信号に対し回転処理を行ったか否かに因らず、回転数が一定である。
以上説明したように、本実施形態によれば、読取部における主走査倍率誤差を、第1の画像処理部21内の倍率誤差補正部で補正する。よって、画像記録部14のポリゴンモーターの回転数調整で補正を行うよりも高速に処理を行うことができる。また、濃度変換を行った後で変倍処理を行うため、変倍モアレが目立たない画像を出力することができる。
なお、画像記録部14で出力される画像は、読取部11で読み取った画像と等倍でなくてもよく、ユーザ所定の倍率による画像を出力するよう補正を行っても良い。
また、倍率誤差補正部32および変倍処理部30での変倍処理は、投影法に限らず、バイキュービック法やバイリニア法等、他の変倍処理法を用いても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…画像形成装置、A…画像信号の読取および処理を行う機能ブロック、10…制御部、11…読取部、21…第1の画像処理部、22・・・第2の画像処理部、13…ページメモリ部、14…画像記録部、15…ストレージ部、16…プリンタコントローラ部、17…FAXコントローラ部、18…電子データ作成部、19…外部I/F部、30…変倍処理部、31…濃度変換部、32…倍率誤差補正部。

Claims (5)

  1. 光学センサを具備し、前記光学センサを主走査方向に移動させて原稿を読み取って画像信号を生成する読取部と、
    前記光学センサの移動速度の誤差に起因する主走査倍率の誤差を、前記画像信号に対する変倍処理によって補正する倍率誤差補正部と、
    前記倍率誤差補正部で補正した前記画像信号をページ単位で記憶すると共にページ単位で画像の回転処理を行うページメモリ部と、
    前記ページメモリ部に記憶した前記画像信号を読み出して出力する画像記録部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像記録部はポリゴンモーターを含み、前記ポリゴンモーターは、前記主走査倍率の誤差の大きさ、及び前記ページメモリ部で回転処理される画像の向きにかかわらず回転数が一定である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 画像の濃度変換処理を行う濃度変換部と、
    指定された拡大率又は縮小率に基づいて画像の拡大縮小処理を行う変倍処理部と、
    をさらに備え、
    前記濃度変換処理は、前記倍率誤差補正部で行われる前記変倍処理、及び前記変倍処理部で行われる前記拡大縮小処理の前に行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記倍率誤差補正部で行われる変倍処理、及び前記変倍処理部で行われる拡大縮小処理は、投影法を用いた処理である、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 光学センサを具備し、前記光学センサを主走査方向に移動させて原稿を読み取って画像信号を生成し、
    前記光学センサの移動速度の誤差に起因する主走査倍率の誤差を、前記画像信号に対する変倍処理によって補正し、
    前記倍率誤差補正部で補正した前記画像信号をページ単位で記憶すると共にページ単位で画像の回転処理を行い、
    前記ページメモリ部に記憶した前記画像信号を読み出して出力する
    ことを特徴とする画像処理方法。
JP2009064066A 2008-03-20 2009-03-17 画像形成装置およびその画像処理方法 Pending JP2009232458A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3815408P 2008-03-20 2008-03-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009232458A true JP2009232458A (ja) 2009-10-08

Family

ID=41247266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009064066A Pending JP2009232458A (ja) 2008-03-20 2009-03-17 画像形成装置およびその画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009232458A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08149278A (ja) * 1994-11-22 1996-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH09284479A (ja) * 1996-04-15 1997-10-31 Ricoh Co Ltd ディジタル複写装置
JPH09319864A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像処理装置
JP2000188678A (ja) * 1998-10-16 2000-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置及びその傾き補正方法
JP2000261618A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Seiko Epson Corp 画像読取装置
JP2003219116A (ja) * 2001-12-14 2003-07-31 Toshiba Tec Corp 画像処理装置及びその制御方法
JP2007206653A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 光走査装置、及び画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08149278A (ja) * 1994-11-22 1996-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH09284479A (ja) * 1996-04-15 1997-10-31 Ricoh Co Ltd ディジタル複写装置
JPH09319864A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像処理装置
JP2000188678A (ja) * 1998-10-16 2000-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置及びその傾き補正方法
JP2000261618A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Seiko Epson Corp 画像読取装置
JP2003219116A (ja) * 2001-12-14 2003-07-31 Toshiba Tec Corp 画像処理装置及びその制御方法
JP2007206653A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 光走査装置、及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4549418B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、並びに、プログラム、記録媒体
JP5526873B2 (ja) 擬似中間調処理装置、画像形成システム
JP5561249B2 (ja) 閾値マトリクス作成装置及び閾値マトリクス作成方法
JP6482265B2 (ja) ディザ閾値マトリクスの生成方法及びプログラム
JP4909964B2 (ja) 画像形成装置
JP2009230135A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2010064254A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US8531736B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2011059445A (ja) 画像形成装置、プレビュー画像の生成方法及びプログラム
JP2007129448A (ja) 画像処理システム
JP2010278948A (ja) 画像処理装置
US8363263B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2010041383A (ja) 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置
JP5052562B2 (ja) 画像処理装置
JP2006254404A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2009232458A (ja) 画像形成装置およびその画像処理方法
JP2010074627A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5760426B2 (ja) 画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
JP2010171689A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2007196567A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP2006011754A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2009230138A (ja) 画像形成装置およびその画像処理方法
JP5446486B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2008011076A (ja) 画像処理装置
JP2009232455A (ja) 画像形成装置、およびその画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100916

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20111121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120605