JP3377059B2 - 自走式破砕機械 - Google Patents

自走式破砕機械

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JP3377059B2
JP3377059B2 JP05690194A JP5690194A JP3377059B2 JP 3377059 B2 JP3377059 B2 JP 3377059B2 JP 05690194 A JP05690194 A JP 05690194A JP 5690194 A JP5690194 A JP 5690194A JP 3377059 B2 JP3377059 B2 JP 3377059B2
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幸夫 田村
徹 中山
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物取りこわし現場で
建物残骸等を破砕する自走式破砕機械に関する。
【0002】
【従来の技術】自走式破砕機械としては実開昭64−3
2744号公報に示すように、左右一対の走行体を備え
た車体上に破砕機とホッパーと駆動装置を取付け、その
車体の下部における左右一対の走行体間に排出コンベア
を起倒自在に取付けたものが知られている。この自走式
破砕機械であれば自走できるし、ホッパー内に投入した
建物残骸等の被破砕物を破砕機で細かく破砕し、その破
砕片を排出コンベアによって車体外部に排出できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる自走式破砕機械
に取付けた破砕機は、ハウジングに固定受板と可動破砕
板を設け、その可動破砕板を揺動することで固定受板と
の間で被破砕物を破砕するジョークラッシャと呼ばれる
ものであり、この破砕機では被破砕物を微細に破砕する
ことができない。特に、タイヤや木片を微細に破砕する
ことができない。
【0004】また、前述の破砕機はハウジングの上方か
ら被破砕物を投入するために固定受板、可動破砕板が縦
長となって車体からハウジング上面までが高くなり、そ
の高いハウジングの上部にホッパーを取付けるために機
械全体の全高が高くなる。このために、トラックの荷台
に積載して運搬する際に車両高さ基準をオーバーするこ
とがあり、そのような場合にはホッパーを取り外す必要
があって面倒となる。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした自走式破砕機械を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、左右一対
の走行体2を備えた車体1の前後方向一端寄りに、ハウ
ジング19内に回転刃20を備えた一対の回転軸21を
取付けた破砕機3を、一対の回転軸21がほぼ水平で車
体1の前後方向に向けて取付け、 このハウジング19の
上面の投入口18の開口縁にホッパー22を取付け、
記車体1の前後方向他端寄りにパワーユニットを取付
け、 このパワーユニットと破砕機3の間に破砕機モータ
Mを取付け、 この破砕機モータMの出力軸を前記一方の
回転軸21に連結し、 前記ホッパー22を複数の縦板に
より漏斗状に拡開した矩形状とし、 前記縦板に保守用開
口27を形成し、この保守用開口27にドア28を取付
けたことを特徴とする自走式破砕機械である。 第2の発
明は、第1の発明において保守用開口27を、破砕機モ
ータM側の縦板に設け、ドア28を開閉自在にした自走
式破砕機械である。
【0007】
【作 用】第1の発明によれば、ホッパー22より投入
した被破砕物を一対の回転軸21に設けた回転刃20に
よって微細に破砕できる。特にタイヤや木片を微細に破
砕して後処理を容易化することが可能となる。 破砕機3
は一対の回転軸21をほぼ水平に取付けてあるから、車
体1からハウジング19の上面までが低くなり、そのハ
ウジング19の上面にホッパー22を取付けても機械の
全高を低くできるから、トラックの荷台に積載して運搬
する際に車両高さ制限を越えることがない。 また、破砕
機3は一対の回転軸21が車体1の前後方向に向うよう
に取付けてあるから、車幅を小さくしても破砕機3が車
体1の車幅内に収まるので全体を小型にできて狭い作業
現場内で走行移動できるし、破砕機3、パワーユニッ
ト、破砕機モータMが車体1の前後方向に並設されて車
体幅を小さくできる。 また、ホッパー22の縦板に形成
した保守用開口27から、ホッパー22内に出入りでき
るから回転刃20の交替などの保守が容易にできる。
2の発明によれば、ホッパー22の破砕機モータM側の
縦板に点検用開口27を形成し、その保守用開口27に
ドア28を開閉自在に取付けたことにより、被破砕物を
投入する際にその被破砕物が破砕機モータMに落下する
ことを防止するために、前記縦板を高くしても、ドア2
8を開放して保守用開口27からホッパー22内に出入
りできるから、回転刃20の交替などの保守が容易にで
きる。
【0008】
【実 施 例】図1ないし図4に示すように、車体1の
左右両側に一対の走行体2が取付けられ、前記車体1の
前後方向一端寄りに破砕機3が取付けてあり、その車体
1の前後方向他端寄りにカバー4が取付けられ、車体1
の前後方向中間部には補助カバー5が取付けてあり、こ
の補助カバー5と破砕機3の左右両側に亘ってステップ
板6が取付けられて破砕機3と補助カバー5の左右両側
に走行路7をそれぞれ構成し、前記左右一対の走行体
2,2間にベルトコンベア8が取付けてあり、このベル
トコンベア8はフレーム9に無端状ベルト10を巻掛け
たもので、そのフレーム9が車体1の下部ブラケット1
aにピン1bで上下揺動自在に連結してある。
【0009】前記破砕機3は底板11と上板12と前板
13と後板14と右板15と左板16により成り、その
底板11に排出口17、上板12に投入口18を形成し
たハウジング19を有し、そのハウジング19の前板1
3と後板14に亘って回転刃20を有する一対の回転軸
21を回転自在に横架してあり、この破砕機3はその一
対の回転軸21が水平又は水平に対して若干斜め、つま
りほぼ水平で車体1の前後方向に向うように車体1に取
付けられ、これにより破砕機3の車体左右方向幅が小さ
く前後方向幅が大きくなって破砕機3が車体1の左右よ
り突出しないようになる。
【0010】前記ハウジング19の上板12における投
入口18の開口縁にホッパー22が取付けられ、このホ
ッパー22は前縦板23と後縦板24と右縦板25と左
縦板26により漏斗状に拡開した矩形状となり、その後
縦板24は他の縦板よりも高くなっていると共に、保守
用開口27が形成され、その保守用開口27にはドア2
8がヒンジ28aにより開閉自在に取付けてあり、前縦
板23と前記フレーム9に亘ってターンバックル等の伸
縮部材29が連結してある。なお、ハウジング19の底
板11における排出口15の開口縁には図示しない排出
シュートが取付けられ、破砕した破砕片をベルトコンベ
ア8上に落下排出するようにしてある。
【0011】前記カバー4内にはエンジン、油圧ポン
プ、圧油供給用の方向制御弁等のパワーユニットが取付
けてあり、前記補助カバー5の内部に前記回転軸21を
駆動する破砕機モータMが取付けてあり、この破砕機モ
ータMの出力軸が図1に示すように前記一方の回転軸2
1に連結してある。
【0012】以上のようであるから、ホッパー22より
投入した被破砕物を一対の回転軸21の回転刃20によ
って微細に破砕し、その破砕した破砕片をベルトコンベ
ア8より車体1外に排出できる。
【0013】また、破砕機3は一対の回転軸21が車体
1の前後方向に向うように取付けてあるから、車幅を小
さくしても破砕機3が車体1の車幅内に収まるので全体
を小型にできて狭い作業現場内で走行移動できる。
【0014】また、破砕機3は一対の回転軸21をほぼ
水平に取付けてあるから、車体1からハウジング19の
上面までが低くなり、そのハウジング19の上面にホッ
パー22を取付けても機械の全高を低くできるから、ト
ラックの荷台に積載して運搬する際に車両高さ制限を越
えることがない。
【0015】また、車体1の前後方向一端寄りに破砕機
3、前後方向他端寄りにパワーユニット、破砕機3とパ
ワーユニットの間に破砕機モータMを取付けたので、破
砕機3、パワーユニット、破砕機モータMが車体1の前
後方向に並設されて車体幅を小さくできる。
【0016】また、ホッパー22の後縦板24は他の縦
板よりも高くなり、そのホッパー22内にパワーショベ
ル等で被破砕物を投入する際に誤ってカバー4、補助カ
バー5上に被破砕物が落下することを防止できるし、そ
の後縦板24のドア28を開放することで保守用開口2
7からホッパー22内に出入りできるから回転刃20の
交替などの保守が容易にできる。
【0017】図5と図6は本発明の第2実施例を示し、
破砕機3が車体1の前後方向中間部に設けられ、補助カ
バー5、破砕機モータMが車体1の前後方向一端寄りに
取付けてあり、カバー4が車体1の前後方向他端寄りに
取付けてあり、その他の構造は第1実施例と同一として
ある。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ホッパー
22より投入した被破砕物を一対の回転軸21に設けた
回転刃20によって微細に破砕できる。特にタイヤや木
片を微細に破砕して後処理を容易化することが可能とな
る。 破砕機3は一対の回転軸21をほぼ水平に取付けて
あるから、車体1からハウジング19の上面までが低く
なり、そのハウジング19の上面にホッパー22を取付
けても機械の全高を低くできるから、トラックの荷台に
積載して運搬する際に車両高さ制限を越えることがな
い。 また、破砕機3は一対の回転軸21が車体1の前後
方向に向うように取付けてあるから、車幅を小さくして
も破砕機3が車体1の車幅内に収まるので全体を小型に
できて狭い作業現場内で走行移動できるし、破砕機3、
パワーユニット、破砕機モータMが車体1の前後方向に
並設されて車体幅を小さくできる。 また、ホッパー22
の縦板に形成した保守用開口27から、ホッパー22内
に出入りできるから回転刃20の交替などの保守が容易
にできる。 請求項2に係る発明によれば、ホッパー22
の破砕機モータM側の縦板に点検用開口27を形成し、
その保守用開口27にドア28を開閉自在に取付けたこ
とにより、被破砕物を投入する際にその被破砕物が破砕
機モータMに落下することを防止するために、前記縦板
を高くしても、ドア28を開放して保守用開口27から
ホッパー22内に出入りできるから、回転刃20の交替
などの保守が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す左側面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…車体、2…走行体、3…破砕機、4…カバー、5…
補助カバー、8…ベルトコンベア、11…底板、12…
上板、13…前板、14…後板、15…右板、16…左
板、17…排出口、18…投入口、19…ハウジング、
20…回転刃、21…回転軸、22…ホッパー、23…
前縦板、24…後縦板、25…右縦板、26…左縦板、
M…破砕機モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−277555(JP,A) 特開 昭54−157376(JP,A) 特開 平4−66142(JP,A) 特開 平5−31394(JP,A) 実開 昭64−32744(JP,U) 米国特許3929294(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 21/02 B02C 18/00 - 18/44 B65G 65/30 - 65/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行体2を備えた車体1の前
    後方向一端寄りに、ハウジング19内に回転刃20を備
    えた一対の回転軸21を取付けた破砕機3を、一対の回
    転軸21がほぼ水平で車体1の前後方向に向けて取付
    け、 このハウジング19の上面の投入口18の開口縁にホッ
    パー22を取付け、 前記車体1の前後方向他端寄りにパワーユニットを取付
    け、 このパワーユニットと破砕機3の間に破砕機モータMを
    取付け、 この破砕機モータMの出力軸を前記一方の回転軸21に
    連結し、 前記ホッパー22を複数の縦板により漏斗状に拡開した
    矩形状とし、 前記縦板に保守用開口27を形成し、この保守用開口2
    7にドア28を取付けたことを特徴とする自走式破砕機
    械。
  2. 【請求項2】 保守用開口27を、破砕機モータM側の
    縦板に設け、ドア28を開閉自在にした請求項1記載の
    自走式破砕機械。
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