JP3376396B2 - 酸化物超電導体の製造方法 - Google Patents

酸化物超電導体の製造方法

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俊哉 松原
剛 森本
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浩明 熊倉
仁 北口
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物超電導体の製造
方法に関するものであり、特にドクターブレード法など
で得られた厚膜材料を利用して、高臨界電流密度を有す
る酸化物超電導材料を安定に製造するための方法に関す
る。
【0002】本発明は、強磁界を発生させるハイブリッ
ドマグネット用のコイルに代表される超電導コイル、電
子部品などの超電導配線、磁気シールド材など、厚膜や
テープを用いて作られる超電導材料の製造に利用するこ
とができる。
【0003】
【従来の技術】従来、実用化されている超電導材料とし
てはNb−Ti,Nb3Sn,V3Ga等が知られてい
る。これらのうちNb3SnにTiを添加した(Nb,
Ti)3SnやV3Gaは高磁界中においても臨界電流密
度が高いことが知られており、液体ヘリウム温度4.2
Kでは、20Tの磁界中でも、超電導線材全体で約1
0,000A/cm2の臨界電流密度を有している。し
かし、それ以上の磁界中では臨界電流密度は急激に低下
してしまい、20T超で実用化されている超電導線材は
存在しなかった。
【0004】近年、液体窒素温度以上で超電導転移を示
す酸化物超電導体が次々と発見され、その応用のために
線材やテープ材等への加工方法が編み出されてきた。そ
の一例としてドクターブレード法によるテープ材料を挙
げることができる。この方法は、酸化物超電導体微粉末
に、分散剤・結合剤・可塑剤の役割を有する有機溶媒を
加えてスラリー状の原料とし、これを1〜300μm程
度の間隙から離型性の良好なフィルム上に連続的に流し
出すことによりグリーンシートを形成し、目的形状に加
工した後、熱処理により有機溶媒の蒸発・酸化除去、酸
化物超電導体粉末の焼結を行なってテープ材料を得る方
法である。
【0005】最近ではスラリー状の原料に金属基体を浸
漬し、金属基体の表面に連続的に酸化物超電導体層を形
成するディップコート法も開発されている。ディップコ
ート法はドクターブレード法と比べて、より簡便な装置
で長尺のテープ材料を製造することが可能である。
【0006】Bi系酸化物超電導体については、組成
がBi2Sr2Ca1Cu2x(xは酸素量)で示される
結晶相(以下2212相という)において、ドクターブ
レード法やディップコート法と溶融凝固法を組み合わせ
ることにより、臨界電流密度の高い超電導材料を製造す
ることができる。このとき、2212相が分解溶融する
880℃よりもやや高い温度から凝固する温度よりも低
い温度まで、例えば885℃から870℃まで、を徐冷
する場合は、超電導電流の流れやすい配向組織が得ら
れ、臨界電流密度の高い超電導材料が得られる。また、
このとき超電導体を支持する基体としては銀が好ましい
ことが明らかにされている。
【0007】このようにして製造されたBi系酸化物超
電導体は、臨界電流密度の高い材料となり、77K,0
Tで20,000A/cm2以上の値が、4.2K,1
2Tでは200,000A/cm2以上の値が得られて
いる。特に4.2Kに冷却した場合には、20T以上の
高磁界中においても臨界電流密度が低下せず、100,
000A/cm2以上の値が得られており、高磁界発生
マグネット用の材料として期待されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この材料の構
成元素の一つであるBiは、揮発性が高く、溶融熱処理
中に飛散してしまうという欠点があった。このため、最
適な溶融温度域が881〜886℃と非常に狭く、超電
導体の製造にあたっては均温性の高い電気炉が必要であ
った。すなわち、溶融の最高温度が890℃よりも高く
なってしまった場合には、Biが飛散して、組成が不均
一となり、超電導体である2212相中にSr−Ca−
Cu−Oに富んだ第二相が析出したり、低融点の液相が
生成し分離して、テープの外に流れ出してしまうという
欠点があった。
【0009】このため、製造された超電導体の臨界電流
特性もバラつきが大きく、再現性が悪くなってしまっ
た。特に長尺のテープやコイル形状等の大型試料におい
ては、温度分布の不均一性から発生するBiの飛散の影
響が大きく、テープ全体の超電導特性を低下させる要因
となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、構成元素にB
iを含む酸化物超電導体について、Bi およびA
を含む化合物またはBi およびAl
の混合物を載置した密閉容器内のBi雰囲気中で溶融
・凝固処理を行なうことを特徴とする酸化物超電導体の
製造方法を提供するものである。
【0011】本発明において、Biを含む酸化物超電導
体は特に限定されないが、主として2212相から形成
されているものが好ましく採用される。以下、2212
から形成される酸化物超電導体を例にとって説明を行
なう。
【0012】本発明を利用したBi系2212相からな
る酸化物超電導体の代表的製造方法を以下に示す。ま
ず、ドクターブレード法やディップコート法を用いて、
銀基体の表面にBi系2212相の仮焼粉末から構成さ
れる厚膜を成形する。この成形体を2212相が分解溶
融する880℃以上の温度に昇温し、溶融後、凝固させ
る。凝固の際は、20℃/hよりも遅い速度で冷却する
のが好ましい。
【0013】本発明において、Bi雰囲気中で行なう熱
処理として、上記の溶融・凝固処理が好ましい。本発明
において、Bi雰囲気中とはBi含有分子を含む気体中
である。特に、Bi系超電導体から揮発する成分である
Bi含有分子を含む気体中であることが好ましいさら
は、該Bi含有分子について、その温度のBi系超電
導体のBi含有分子蒸気圧より高い分圧を有する雰囲気
が好ましい。このような雰囲気にするには、密閉容器内
にBi系超電導体より高いBi含有分子蒸気圧を有する
物質を載置しておくのが好ましい。
【0014】ただし、例えばBi23のように酸化物超
電導体の溶融凝固処理温度で液体でありBi含有分子
気圧が高い物質を使用する場合は、逆にBi含有分子
気圧が高すぎるため、Bi系超電導体の溶融・凝固処理
の過程で、超電導体から生成する液相の粘度が低くなっ
て流動しやすくなり、酸化物超電導体を所定の形状に保
てなくなるおそれがあるので好ましくない。このため、
Bi23粉末に他の酸化物粉末を混合するなどしてBi
含有分子蒸気圧を制御するのが好ましい。Bi含有分子
蒸気圧が高い物質として、特に、Bi 2 3 およびAl 2
3 を含む化合物またはBi 2 3 およびAl 2 3 の混合
物が好ましい。
【0015】Bi23粉末にAl23粉末を混合する場
合には、そのモル比をBi23/Al23≦0.5にす
ることが好ましい。この混合物は、熱処理時に化合物B
2Al49を形成する。この化合物の融点は1070
℃で、Bi系酸化物超電導体の溶融凝固処理温度で固相
であり安定にBi含有分子の蒸気を供給する。はじめか
ら、Bi2Al49などの粉末を使用することもでき
る。
【0016】密閉容器の構成としては、蓋付の坩堝、平
面基板にボートや坩堝を逆さまにして被せたもの、パイ
プ等、様々な形状の容器を、所望の材料の形状に対応さ
せて用いることができる。この際、容器内のBi酸化物
と2212相は互いに接触しないように配置しておく。
凝固後は、新たに形成された2212相が分解しないよ
うに速やかに室温まで冷却するのが好ましい。
【0017】Bi系超電導体の構成元素の一つであるB
iは、揮発性が高く、空気中で熱処理を行なうと飛散し
てしまう。本発明の製造方法では、Bi雰囲気中で熱
理を行なうため、Biの飛散を抑えることが可能とな
る。
【0018】このため、熱処理後も組成が変化すること
がなく、第二相の析出や液相の分離を抑制することがで
きる。熱処理後の超電導材料は、Biの飛散による組成
ずれの影響を受けることがなくなるため、再現性よく高
い臨界電流密度をもったテープやコイルを製造すること
ができるようになる。
【0019】Biの飛散が抑えられる結果として、最適
な溶融温度域も大きく広がり、Bi系2212相の場合
880℃から930℃付近までの温度範囲で溶融を行な
うことができるようになる。温度が880℃以下の場合
には2212相の溶融が起こらず、臨界電流特性が向上
せず、930℃以上に上昇すると、金属基体として銀を
用いた場合には、銀とBi系超電導体が反応して銀基体
が溶解して、材料としての形態を成さなくなってしまう
おそれがあるので好ましくない。
【0020】本発明のようにBi雰囲気中で溶融・凝固
処理を行なうと、最適溶融温度の幅が広くなるため、電
気炉中の均温領域についても許容幅が広くなる。特に長
尺のテープやコイル等の形状の大型試料においては、温
度分布の不均一性から発生する特性の低下を著しく改善
することが可能となる。
【0021】本発明の製造方法は、Bi系酸化物超電導
体のなかでも特に2212相の製造について有効であ
る。また、金属基体としては銀あるいは銀を含む合金を
使用することが好ましい。
【0022】金属基体上に酸化物超電導体厚膜を成形す
る方法としては、特に限定されず、種々の厚膜成形方法
が採用できる。具体的には、ドクターブレード法、ス
リーン印刷法あるいはディップコート法が、均質な厚み
の膜を容易に形成できるので好ましく用いられる。
【0023】ディップコート法を採用する場合は、酸化
物厚膜に力学的変形を全く加えずに、最終形状にまで成
形できるので、複雑な形状の成形体が容易に得られる。
また、ディップコート法では、例えば基材に金属箔を用
いた場合に、酸化物超電導体の厚膜が基材の両面に形成
されるので、熱処理を行なったときの変形が少ないとい
う利点もある。
【0024】
【作用】Bi系酸化物超電導体は、溶融・凝固法を適用
することにより、臨界電流密度の高い超電導材料を製造
することができる。しかし、Biの揮発性が高いために
溶融条件の制御が困難であり、大型化や超電導特性の再
現性のうえで問題があった。Bi雰囲気中で熱処理する
ことにより、Biの揮発が抑制され、許容温度範囲が広
くなり温度制御が容易になる。また、超電導特性の再現
性も大幅に改善される。
【0025】
【実施例】(実施例) Bi2Sr2Ca1Cu2x(xは酸素量)組成の酸化物
超電導体仮焼粉末を、ポリビニル系のバインダー、可塑
剤、分散剤とともに混合し、ドクターブレード法によっ
て成形し、厚さ50μmの厚膜状成形体を得た。この厚
膜を25mm×3mmに切断し、厚さ50μmの銀箔を
27mm×4mmに切断した基体の上に重ねて載置し
た。この積層厚膜をアルミナ基板上に設置した支持台の
上に置き、基板の上には積層厚膜とは接触しないように
Bi23とAl23の混合粉末(モル比Bi23/Al
23=0.1)を敷き詰め、上部からアルミナ坩堝を逆
さにして被せ、密閉空間を形成した。この状態を図1に
示す。
【0026】積層厚膜を基板および坩堝ごと電気炉に入
れ、溶融の最高温度を885〜920℃の範囲で変化さ
せて、溶融・凝固処理を施した。すなわち、所定の最高
温度まで300℃/hで昇温し、そこから10℃/hで
870℃まで徐冷し、さらに室温まで600℃/hで冷
却した。
【0027】熱処理後、酸化物超電導体厚膜の表面は溶
融物が凝固したような様子を呈していたが、液相が流動
した形跡はなく溶融前と同じように端部が明瞭に残って
いた。走査型電子顕微鏡による断面の観察では、酸化物
超電導体の膜厚は15μmまで減少し、酸化物超電導体
の結晶粒子が基材の銀箔に添って配向している様子が認
められた。こうして得られたテープ材料を、液体ヘリウ
ムにより4.2Kに冷却し、直流四端子法により、12
Tの磁界中で臨界電流密度の測定を行なった結果を表1
に示す。
【0028】(比較例) Bi2Sr2Ca1Cu2x(xは酸素量)組成の酸化物
超電導体仮焼粉末を、ポリビニル系のバインダー、可塑
剤、分散剤とともに混合し、ドクターブレード法によっ
て成形し、厚さ50μmの厚膜状成形体を得た。この厚
膜を25mm×3mmに切断し、厚さ50μmの銀箔を
27mm×4mmに切断した基体の上に重ねて載置し
た。この積層厚膜をそのまま電気炉に入れ、実施例と同
様に溶融の最高温度を885〜920℃の範囲で変化さ
せて、溶融・凝固処理を施した。すなわち、所定の最高
温度まで300℃/hで昇温し、そこから10℃/hで
870℃まで徐冷し、さらに室温まで600℃/hで冷
却した。
【0029】熱処理後、酸化物超電導体厚膜の表面は溶
融物が凝固したような様子を呈していたが、920℃等
の高温で処理した場合には針状の不純物結晶が多く観察
された。走査型電子顕微鏡による断面の観察では、酸化
物超電導体の膜厚は15μmまで減少し、酸化物超電導
体の結晶粒子が基材の銀箔に添って配向していたが、配
向組織が針状結晶に遮られている部分も多く観察され
た。こうして得られたテープ材料を、液体ヘリウムによ
り4.2Kに冷却し、直流四端子法により、12Tの磁
界中で臨界電流密度の測定を行なった結果を表1に示
す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明の製造方法により、従来、温度制
御などが困難であった酸化物超電導体をより容易に製造
することが可能となる。さらに、本発明の方法により製
造された酸化物超電導体は、良好な臨界電流特性を再現
性よく示すようになる。特にコイルなどの形状をもった
体積や表面積の大きな超電導体を製造する際には、電気
炉などの均温性の許容範囲が大きくなるため、本発明の
効果が顕著となる。最近、Bi系酸化物超電導体につい
て、4.2Kに冷却し、20T以上の高磁界を発生させ
る応用が検討されているが、本発明により、こうした高
磁界での応用の実現が期待される。
【0032】従来の実用超電導材料は、20T以上の高
磁界中では臨界電流密度が急激に低下してしまい、利用
することができなかった。本発明により製造されたテ
プ材料やコイルは、20T以上でも超電導状態を保った
ままで利用することができ、高磁界応用でのエネルギー
損失を最小限に抑えることができる。また、製造工程に
おいても、簡単な雰囲気の制御により、組成ずれや均温
性に対する許容範囲が広がるため、製造装置の簡素化や
歩留まりの向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例での熱処理装置を示す説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 俊哉 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社 中央研究所内 (72)発明者 森本 剛 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社 中央研究所内 (72)発明者 戸叶 一正 茨城県つくば市千現1−2−1 科学技 術庁金属材料技術研究所内 (72)発明者 熊倉 浩明 茨城県つくば市千現1−2−1 科学技 術庁金属材料技術研究所内 (72)発明者 北口 仁 茨城県つくば市千現1−2−1 科学技 術庁金属材料技術研究所内 (72)発明者 前田 弘 茨城県つくば市千現1−2−1 科学技 術庁金属材料技術研究所内 (56)参考文献 特開 平2−184507(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01G 1/00,29/00 H01B 12/00,13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構成元素にBiを含む酸化物超電導体につ
    いて、Bi およびAl を含む化合物または
    Bi およびAl の混合物を載置した密閉容
    器内のBi雰囲気中で溶融・凝固処理を行なうことを特
    徴とする酸化物超電導体の製造方法。
  2. 【請求項2】構成元素にBiを含む酸化物超電導体が、
    主として組成式がBiSrCaCu(xは
    酸素量)で示される結晶相から形成されている請求項
    載の酸化物超電導体の製造方法。
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