JP3376160B2 - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JP3376160B2
JP3376160B2 JP09764795A JP9764795A JP3376160B2 JP 3376160 B2 JP3376160 B2 JP 3376160B2 JP 09764795 A JP09764795 A JP 09764795A JP 9764795 A JP9764795 A JP 9764795A JP 3376160 B2 JP3376160 B2 JP 3376160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱体に耐熱性フィル
ムを加圧部材で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィ
ルムを介して加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニッ
プ部に、被加熱材を導入して耐熱性フィルムと一緒に圧
接ニップ部を挟持搬送させることにより、加熱体の熱を
耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与するフィルム加
熱方式の加熱装置、及びその加熱装置を備えた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は、例えば、特開昭63−313182号公報、特開
平2−157878号公報、特開平4−44075号公
報、特開平4−204980号公報等に、複写機、レー
ザービームプリンター、ファクシミリ、マイクロフィル
ムリーダプリンター、画像表示(ディスプレイ)装置、
記録機等の画像形成装置における画像加熱定着装置とし
て提案されている。
【0003】これらの画像形成装置においては、電子写
真、静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により、加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて
被加熱材としての記録材(エレクトロファックスシー
ト、静電記録シート、転写材シート、印刷紙等)の面に
目的の画像情報に対応したトナー画像を直接方式もしく
は間接(転写)方式で形成し、このトナー画像を被加熱
材に永久固着画像として加熱定着処理することにより画
像形成を行っており、上記フィルム加熱方式の加熱装置
は、この加熱定着処理のための画像加熱定着装置として
用いられている。
【0004】なお、このフィルム加熱方式の加熱装置
は、画像加熱定着装置に限らず、例えば画像を担持した
記録材を加熱して表面性を改質する装置、仮定着する装
置等、広く被加熱材を加熱処理する手段、装置として使
用できる。
【0005】このフィルム加熱方式の加熱装置の利点と
しては、低熱容量の加熱体と薄膜で低熱容量のフィルム
を用いることにより、他に知られている熱ローラ方式、
熱板方式、ベルト加熱方式、フラッシュ加熱方式、オー
ブン加熱方式等の加熱装置と比べて、省電力化、ウェイ
トタイム短縮化(クイックスタート性)が可能であるこ
と、また、本機内昇温を抑えることができること、さら
に、画像加熱定着装置として用いた場合には定着点と分
離点が別に設定できるためオフセットを防止できるこ
と、その他、他の方式の加熱装置の種々の欠点を解決で
きること等が挙げられる。
【0006】図6にフィルム加熱方式の加熱装置を画像
形成装置の加熱定着装置として用いた例を示す。図6に
おいて、20はセラミックヒータ等の加熱体であり、こ
の加熱体20には耐熱性フィルム25が加圧部材として
の加圧ローラ28により密着されて摺動搬送自在に配設
されている。
【0007】なお、耐熱性フィルム25は、この装置の
ようにエンドレスベルト状のものにして回転駆動して搬
送させる構成のものもあるし、ロール巻の長尺フィルム
にしてこれを繰り出し搬送させる構成のものもある。
【0008】しかし、いずれの場合も該耐熱性フィルム
25を挟んで加熱体20と加圧ローラ28との間には、
圧接ニップ部Nが形成されており、該圧接ニップ部Nに
被加熱材としての記録材Pを導入して耐熱性フィルム2
5と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬送させることによ
り、加熱体20の熱が耐熱性フィルム25を介して記録
材Pに付与され、記録材P上のトナー画像Tが記録材P
面に加熱定着されるようになっている。なお、圧接ニッ
プ部Nを通った記録材Pは耐熱性フィルム25の面から
分離されて搬送される。
【0009】このような画像加熱定着装置において、加
熱体20は、基板22、抵抗発熱体29、耐熱性オーバ
ーコート層24、検温素子30から構成されており、全
体に低熱容量の線状抵抗発熱体である。
【0010】基板22は、耐熱性フィルム25もしくは
記録材Pの搬送方向aに対して直角な方向を長手方向と
する細長の形状を有しており、耐熱性、絶縁性、良熱伝
導性に優れた部材から形成されている。また、抵抗発熱
体29は、該基板22の表面側の短手方向中央部にて、
基板22の長手方向に沿って形成具備させたものであ
り、この抵抗発熱体29を形成した加熱体表面は、耐熱
性オーバーコート層24により保護されている。そし
て、抵抗発熱体29の長手方向両端部には、給電用の電
極(図示せず)が設けられ、基板22の裏面側には加熱
体温度を検知するためのサーミスタ等の検温素子30が
配設されている。
【0011】このように構成された加熱体20は、抵抗
発熱体29が形成具備された表面側を下向きに露呈さ
せ、剛性、断熱性を有するヒータ支持体21に保持させ
て固定配設してある。そして、このヒータ支持体21に
は、基板22のエッジから耐熱性フィルム25を保護
し、摺動性の確保を目的として、その両側に円弧形状の
凸部21aが設けられており、耐熱性フィルム25を円
滑に矢印a方向に移動せしめるようになっている。
【0012】従って、トナー画像Tを担持した記録材P
は、耐熱性フィルム25と共に加熱体20と加圧ローラ
28で形成される圧接ニップ部Nにて挟持搬送され、上
記電極への給電により長手方向全長に渡って発熱した抵
抗発熱体29からの熱を耐熱性フィルム25を介して与
えられる。
【0013】この加熱体20の温度は、検温素子30で
検知されており、その検知温度が温度制御回路(図示せ
ず)へフィードバックされて抵抗発熱体29への通電が
制御され、所定の温度に維持される。
【0014】そして、この抵抗発熱体29は低熱容量で
あり、耐熱性フィルム25も低熱容量であることから、
所定の温度まで上昇するのに要する時間が短くなり、そ
の結果、省電力化、ウェイトタイム短縮化(クイックス
タート性)が可能である。また、クイックスタート性を
有するために、待機時には所定の温度まで下げておくこ
とが可能となり、本機内昇温を抑えることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
加熱体を用いる構成においては、以下のような現象が生
じた。
【0016】セラミックの熱伝導率が金属と比べると
低いので、加熱装置(画像形成装置)において搬送可能
な最大幅より狭い幅の被加熱材が、圧接ニップ部に搬送
され、被加熱材の非通過領域が通過領域に比べ昇温した
場合に、加熱体長手方向に対して昇温が緩和されにく
く、連続的に搬送された場合は、耐熱性フィルム及び加
熱装置(画像形成装置)を構成する他の部材の耐熱温度
を超えて昇温してしまうことがあった。
【0017】圧接ニップ部N内を主として集中加熱
し、耐熱性フィルム25を基板22のエッジから保護す
るために両端部に円弧形状の凸部21aが設けられたヒ
ータ支持体21を有するものは、圧接ニップ部N以外で
の耐熱性フィルム25と基板22の密着性が得られず熱
効率が悪いので、画像形成装置における定着装置に用い
た場合には、定着処理時の記録材搬送スピードが比較的
低速の場合には問題ないが、プロセススピードが高速の
場合には以下のような現象が生じた。
【0018】i)圧接ニップ部Nにおける抵抗発熱体
の温度を高温にしなければ充分な定着性が得られない
ことがあった。しかし、圧接ニップ部N内における加熱
体温度を高温にすると、圧接ニップ部Nにおける耐熱性
フィルム25の摩耗が大きくなり、フィルム25の寿命
が短くなり、摩耗で生じたフィルム摩耗粉が加熱体20
の表面に固着し定着画像に悪影響を与えることがあっ
た。
【0019】ii) 未定着トナー画像Tを担持した記録材
Pが圧接ニップ部Nに突入すると同時に該圧接ニップ部
Nの高温で急激に加熱されると、記録材P中に含まれて
いた水分が爆発的に一度に多量の水蒸気となり、圧接ニ
ップ部Nから該ニップ部の記録材搬入口方向に吹き出る
ため未定着トナー画像Tが飛び散らされることがあっ
た。この現象は、特に、記録材搬送方向aと直角方向の
ライン画像において上記圧接ニップ部Nで発生した水蒸
気が吹き出る際、該ライン画像で水蒸気の抜け道が塞が
れる状態となるために発生し易い。
【0020】上記i),ii)の現象を解決する手段として、
加熱体20のフィルム25摺動面を円弧形状にすること
が考えられるが、従来の如く加熱体のセラミックの場合
は製造が困難な場合があった。
【0021】加熱体には耐熱性のオーバーコート層2
4が設けられているが、例えばガラスコートの場合、焼
成時のあわやゴミでコート層表面には「ぶつ」があり、
そのまま使用すると圧接ニップ部Nにおける耐熱性フィ
ルム25の摩耗が大きくなり、フィルム25の寿命が短
くなり、摩耗で生じたフィルム摩耗粉が加熱体20の表
面に固着し定着画像に悪影響を与えてしまうので「ぶ
つ」を研磨する必要があり、コストが上がってしまうと
いうことがあった。
【0022】そこで、本発明は、被加熱材の非通過領域
における昇温を防止でき、熱効率を向上させることによ
り、耐熱性フィルムの摩耗粉の低減及び水蒸気の発生を
防止することのできる加熱装置を提供することを目的と
している。
【0023】また、本発明は、被加熱材の非通過領域に
おける昇温により画像形成装置内の構成部材が耐熱温度
を超えて昇温することを防止し、また、耐熱性フィルム
の摩耗粉及び水蒸気により画像が乱れることのない画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、金属基板上に絶縁層を介して設
けられた抵抗発熱体を有し、抵抗発熱体が設けられてい
ない面が耐熱性フィルムとの摺動面側に配置された加熱
体と、加熱体摺動自在に配設された耐熱性フィルム
と、この耐熱性フィルムと被加熱材を挟持搬送するニッ
プを形成する加圧部材とを有し、ニップで耐熱性フィル
ムを介して加熱体からの熱を被加熱材に付与する加熱装
置において、抵抗発熱体が設けられる側の面を抵抗発熱
体を収容する凹部を有する断熱体で覆うと共に、金属基
板の抵抗発熱体側の面は抵抗発熱体が没入しない実質的
に平面状であり、この平面に絶縁層を介して抵抗発熱体
を突出して設けることにより達成される。
【0025】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、絶縁層がセラミックの薄層で形成されたこ
とにより達成される。
【0026】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、絶縁層がガラス質の薄層で形成された
ことにより達成される。
【0027】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、耐熱性フィルム
の摺動面となる基板の金属側を円弧形状としたことによ
り達成される。
【0028】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明ないし第4の発明のい
ずれかの加熱装置を、記録材に未定着画像を加熱定着さ
せる画像加熱定着装置として備えていることを特徴とす
る画像形成装置。
【0029】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、抵抗発熱体
を設ける基板を金属上に絶縁層を設けて形成したため、
加熱体の熱伝導率が上り、最大幅より狭い幅の被加熱材
が圧接ニップ部に搬送され非通過領域が通過領域に比べ
昇温した場合にも、金属基板は抵抗発熱体が没入してい
ないが故に大きな断面積を有しているため、昇温を加熱
体長手方向(上記断面に直角な方向)速やかに緩和さ
せ、連続して搬送された場合にも耐熱性フィルム他、加
熱装置(画像形成装置)の構成要素の耐熱温度を超えて
昇温させない。また、加熱体が断熱体で凹状に覆われて
いるので、金属基板から熱が他部へ逃げることなく、熱
は有効にかつ均一に被加熱材を加熱する。
【0030】また、加熱体の熱伝導率が上がったことに
より、被加熱材は圧接ニップ部へ突入する前に、この加
熱体前面領域を通過する過程で耐熱性フィルムを介して
この加熱体前面領域の面に近接または軽く接触しつつ通
過して前加熱(プレ加熱)される。そして、この前加熱
された被加熱材は引き続いて圧接ニップ部を通過する過
程で本加熱され、被加熱材が記録材であればトナー画像
の加熱溶融定着が行われる。
【0031】従って、被加熱材は圧接ニップ部で加熱を
受ける前に加熱体前面領域で前加熱されることで、プロ
セススピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部にお
ける加熱体温度を低く設定しても良好な加熱処理性、記
録材にあっては良好な定着性を確保することが可能であ
り、プロセススピードを高速化したときに圧接ニップ部
の加熱体温度を高温化することに伴うフィルムの劣化や
摩耗を発生させない。
【0032】また、被加熱材が圧接ニップ部に突入する
前の加熱体前面領域での被加熱材の前加熱により、被加
熱材中の水分の一部を蒸発させることができること、記
録材にあっては未定着トナーがこの前加熱で多少溶融す
ることから、記録材がフィルムと押圧密着状態となる圧
接ニップ部に記録材が前加熱なしに突入したときの急激
な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニップ部から記録
材搬送入側への爆発的な一度の多量吹き出し、その吹き
出しによる横ライントナー画像の飛び散り現象を低減さ
せる。
【0033】また、本出願に係る第2の発明によれば、
絶縁層をセラミックの薄層で形成したので、上記基板の
製造コストを上昇させない。
【0034】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、絶縁層をガラス質の薄層で形成したので、上記基板
の製造を容易にする。
【0035】また、本出願に係る第4の発明によれば、
基板の金属面を円弧形状にしたので、圧接ニップ部より
も被加熱材搬送方向上流側の加熱体面領域(加熱体全面
領域)においても耐熱性フィルムが加熱体と密着するた
め、加熱体で発熱した熱が空気中に放出されることなく
効率良く耐熱性フィルムに伝えられる。
【0036】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記第1の発明ないし第4の発明のいずれかの加熱
装置を画像加熱定着装置として備えたので、上述のよう
に被加熱材の非通過領域における昇温がなく、画像形成
装置内の構成部材が耐熱温度を超えて昇温することがな
い。また、上述のように耐熱性フィルムの摩耗粉及び水
蒸気の発生がないので、良好な画像が形成される。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0038】(第1の実施例)図1は本発明のフィルム
加熱方式の加熱装置を画像加熱定着装置に適用した第1
の実施例の概略構成図、図2は図1の要部の拡大横断面
模型図であり、前述の図6の装置と共通する構成部材、
部分には同一符号を付して再度の説明を省略する。
【0039】図1において、耐熱性フィルム25はエン
ドレスベルト状フィルムであり、駆動ローラ26と、従
動ローラ27と、この両ローラ26、27間の下方にヒ
ータ支持体21に保持させて固定支持させて配設した加
熱体20との互いに平行な該三部材26、27、20間
に懸回張設してある。
【0040】従動ローラ27はフィルム25のテンショ
ンローラを兼ねさせてあり、フィルム25は駆動ローラ
26の時計方向回転駆動に伴い時計方向に所定の周速
度、即ち画像形成部側(図示せず)から搬送されてくる
未定着トナー画像Tを上面に担持した被加熱材としての
記録材Pの搬送速度と同じ周速度をもって皺や蛇行、速
度遅れなく、回動駆動される。
【0041】加圧ローラ28はシリコーンゴム等の離型
性の良いゴム弾性層を有するローラであり、上記フィル
ム25の下行側フィルム部分を挟ませて加熱体20の下
面に対して付勢手段により例えば総圧4〜10kgの当
接圧をもって対向圧接させてあり、記録材Pの搬送方向
に順方向の反時計方向に回転する。
【0042】回転駆動されるエンドレスベルト状のフィ
ルム25は繰り返してトナー画像の加熱定着に供される
から、耐熱性、離型性、耐久性等に優れ、一般的には総
厚100μm以下、好ましくは40μm以下の薄肉のも
のを使用する。
【0043】例えば、ポリイミド、ポリエーテルイミ
ド、PES、PFA(4フッ化エチレン−バーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体樹脂)等の耐熱樹脂の
単層フィルム、或は複合層フィルム例えば20μm厚フ
ィルムの少なくとも画像当接面側にPTFE(4フッ化
エチレン樹脂)、PAF等のフッ素樹脂に導電材を添加
した離型性コート層を10μm厚に施したもの等であ
る。
【0044】加熱体20の基板22は本実施例ではアル
ミニウムにガラス質絶縁体を被覆して形成しており、厚
み1mm、幅7mm、長さ240mmで、図2に示すよ
うにアルミニウム基層23にシリカ(SiO2)からな
るガラス質の被覆層24がグラスライニングされてい
る。また、基板22の被覆層24の表面には長手方向に
抵抗発熱体29を具備させてあり、それは例えばAg/
Pd、PuO2、Ta2N等の電気抵抗材料をスクリーン
印刷等により線状もしくは帯状に塗工したものである。
【0045】また、上記抵抗発熱体29の両端部には、
給電用電極(図示せず)が形成され、電極間に通電する
ことて、抵抗発熱体が全長に渡って発熱する。
【0046】さらに、上記抵抗発熱体29の上部には、
絶縁フィルム或はガラス等の絶縁コーティング等の絶縁
部材31を介して検温素子30が配設されており、上記
抵抗発熱体29の温度は検温素子30によって検知さ
れ、制御回路(図示せず)を介して抵抗発熱体29への
給電電力が制御されていることにより所定の温度に保た
れる。
【0047】ヒータ支持体21は例えばPPS(ポリフ
ェニレンサルファイド)、PAI(ポリアミドイミ
ド)、PI(ポリイミド)、PEEK(ポリエーテルエ
ーテルケトン)、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、こ
れらの樹脂とセラミックス、金属、ガラス等との複合材
料等で構成できる。
【0048】上記のような構成にすることで、最大幅よ
り狭い幅の被加熱材が圧接ニップ部に搬送され、非通紙
域が通紙域に比べ昇温した場合にも、アルミニウム製の
基板22の熱伝導率が良いために、昇温は加熱体20長
手方向に緩和され、連続して搬送された場合にも、耐熱
性フィルム25他、加熱装置(画像形成装置)の構成要
素の耐熱温度を超えて昇温することはない。
【0049】また、フィルム25の摺動面はアルミニウ
ム基層23であるので、研磨の必要がなく、コストアッ
プ要因の一つを削除できる。
【0050】(第2の実施例)本実施例は図3のように
基板22のアルミニウム基層23のフィルム25摺動面
を円弧形状としたもので、この加熱体20に対してフィ
ルム25を挟ませて加圧ローラ28を圧接させた状態に
おいて、図2のように加熱体20と加圧ローラ28とが
フィルム25を挟んで圧接して形成する圧接ニップ部N
の幅領域より被加熱材搬送方向上流側の加熱体面(加熱
体前面領域)Hにおいても耐熱性フィルム25は加熱体
20に密着している。
【0051】上記のような構成にすることで、未定着ト
ナー画像Tを担持した記録材Pは圧接ニップ部Nに突入
する前に加熱体前面領域Hを、フィルム25を介して加
熱体20の該前面領域Hの面に近接または軽く接触しつ
つ通過する。この加熱体前面領域Hにおいてもフィルム
25は加熱体20に密着しており、充分に温められてい
るので、記録材Pは圧接ニップ部Nに入る前にこの加熱
体前面領域Hを通過する過程で記録材及び未定着トナー
画像が前加熱(プレ加熱)される。
【0052】そして、この前加熱された記録材Pは引き
続いて圧接ニップ部Nを通過する過程で抵抗発熱体29
の発熱により本加熱されてトナー画像Tの加熱溶融定着
が行われる。
【0053】上記構成とすることで、基板22のエッジ
によりフィルム25を摩耗することなく、圧接ニップ部
Nよりも被加熱材搬送方向上流側の加熱体前面領域Hに
おいて加熱体20とフィルム25の密着性を得ることが
でき、フィルム25が効率良く加熱されてフィルム表面
の温度が上昇し、記録材P及び未定着トナー画像Tが加
熱体前面領域Hで前加熱されることで、プロセススピー
ドを高速化した場合でも、圧接ニップ部Nにおける加熱
体温度を低く設定しても良好な定着性を確保することが
可能であり、プロセススピードを高速化したときに圧接
ニップ部Nの加熱体温度を高速化することに伴うフィル
ム25の劣化や摩耗の問題を解消する或は軽減化でき
る。
【0054】記録材Pが圧接ニップ部Nに突入する前の
加熱体前面領域Hでの記録材前加熱により、記録材中の
水分の一部を蒸発させることができること、未定着トナ
ーTがこの前加熱で部分的に溶融し、「ねばりけ」をも
たせられることから、記録材Pがフィルム25と押圧密
着状態となる圧接ニップ部Nに記録材Pが前加熱なしに
突入したときの急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧
接ニップ部Nから記録材搬入側への爆発的に一度の多量
の吹き出し、その吹き出しによる横ライントナー画像の
飛び散り現象を低減化できる。
【0055】本実施例においては、アルミニウム基層2
3を円弧形状としたが、所望の形状を取り得ることは言
うに及ばない。
【0056】(第3の実施例)図4は上述した第1の実
施例に示したような本発明に従うフィルム加熱方式の加
熱装置を画像加熱定着装置11として組み込んだ画像形
成装置の一例の概略構成を示している。本実施例の画像
形成装置は原稿台往復動型、回転ドラム型、転写式、プ
ロセスカートリッジ着脱方式の電子写真複写装置であ
る。
【0057】100は装置機筐、1はその装置機筐の上
面板100a上に配設したガラス板等の透明板部材より
なる往復動型の原稿載置台であり、機筐上面板100a
上を図面上右方a、左方a’にそれぞれ所定の速度で往
復移動駆動される。
【0058】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台1の上面に所定の載置基準に従っ
て載置し、その上に原稿圧着板1aをかぶせて押え込む
ことによりセットされる。
【0059】100bは機筐上面板100a面に原稿載
置台1の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手方向として開口された原稿照明部としてのス
リット開口部である。
【0060】原稿載置台1上に載置セットした原稿Gの
下向き画像面は原稿載置台1の右方aへの往動移動過程
で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開口部10
0bの位置を通過していき、その通過過程でランプ3の
光Lをスリット開口部100b、透明な原稿載置台1を
通して受けて照明走査され、その照明走査光の原稿面反
射光が像素子アレイ2によって感光ドラム4面に結像露
光される。
【0061】感光ドラム4は例えば酸化亜鉛感光層、有
機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支軸4
aを中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回転駆動
され、その回転過程で帯電器5により正極性または負極
性の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に上記の原
稿画像の結像露光(スリット露光)を受けることにより
感光ドラム4面には結像露光した原稿画像に対応した静
電潜像が順次に形成される。
【0062】この静電潜像は現像器6により加熱で軟化
溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化され、
該顕画像たるトナー画像が転写部として転写放電器9の
配設部位へ移行していく。
【0063】Sは記録材Pを積載収納したカセットであ
り、該カセット内のシートが給送ローラ7の回転により
1枚宛繰り出し給送され、次いでレジストローラ8によ
り、ドラム4上のトナー画像形成部の先端が転写放電器
9の部位に到達したとき転写材シートPの先端も転写放
電器9と感光ドラム4との間位置に丁度到達して両者一
致するようにタイミング取りされて同期給送される。
【0064】そして、その給送シートの面に対して転写
放電器9により感光ドラム4側のトナー画像が順次に転
写されていく。
【0065】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
分離手段(図示せず)で感光ドラム4面から順次に分離
されて搬送装置10によって上述の定着装置11に導か
れて担持している未定着トナー画像Tの加熱定着を受
け、画像形成物(コピー)としてガイド43、排出ロー
ラ44を通って機外の排紙トレイ12上に排出される。
【0066】画像転写後の感光ドラム4の面はクリーニ
ング装置13により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0067】PCは装置本体100内のカートリッジ着
脱部50に着脱されるプロセスカートリッジであり、本
実施例の場合は、像担持体としての感光ドラム4、帯電
器5、現像器6、クリーニング装置13の4つのプロセ
ス機器を包含させて一括して装置本体100に対して着
脱交換自在としてある。
【0068】以上のような画像形成装置に、本発明の加
熱装置を定着装置として用いることにより、小サイズの
記録材にて連続的な画像形成動作を行った場合でも、記
録材の非通過領域における昇温を抑え、その結果、画像
形成装置内の他の部材が耐熱温度を超えて昇温すること
を防止することができる。
【0069】また、耐熱性フィルムの摩耗粉や水蒸気の
発生がないので、良好な画像を形成することができる。
【0070】(第4の実施例)図5の(a)、(b)、
(c)はそれぞれフィルム加熱方式の加熱装置の他の構
成形態例を示したものである。
【0071】(a)のものは、加熱体20と駆動ローラ
26の二部材間にエンドレスベルト上の耐熱性フィルム
25を懸回張設して駆動ローラ26により回転駆動する
構成のものである。
【0072】(b)のものは、加熱体20と、該加熱体
20を保持させたフィルムガイド部材51の外側に円筒
状の耐熱性フィルム25をルーズに外嵌し、加熱体20
に対してフィルム25に加圧ローラ28で圧接させ、該
加圧ローラ28を回転駆動させることによりフィルム2
5の内面を加熱体20面に密着摺動させながら回転駆動
する構成(加圧ローラ駆動式)のものである。
【0073】(c)のものは、耐熱性フィルム25とし
て、エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きに
した長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸52
側から加熱体20を経由させて巻き取り軸53側へ所定
の速度で走行させるように構成したものである。
【0074】本発明の加熱装置は、このような何れの形
態の定着装置にも適用可能であり、記録材の非通過領域
における昇温を抑え、熱効率を向上させ、フィルムとの
摺動性を向上させることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、最大幅より狭い幅の被加熱材が圧接ニ
ップ部に搬送され非通紙域が通紙域に比べ昇温した場合
にも、金属基板は抵抗発熱体が没入していないが故に大
きな断面積を有しているため、昇温は加熱体長手方向
(上記断面に直角な方向)速やかに緩和され、連続し
て搬送された場合にも耐熱性フィルム他、加熱装置(画
像形成装置)の構成要素の耐熱温度を超えて昇温するこ
とを防止することができる。また、加熱体が断熱体で凹
状に覆われているので、金属基板から熱が他部へ逃げる
ことなく、熱は有効にかつ均一に被加熱材を加熱するこ
とができる。
【0076】また、加熱体の熱伝導率が上がったため
に、被加熱材は圧接ニップ部へ突入する前にこの加熱体
前面領域を通過する過程で耐熱性フィルムを介してこの
加熱体前面領域の面に近接または軽く接触しつつ通過し
て効率良く前加熱(プレ加熱)される。そして、この前
加熱された被加熱材は引き続いて圧接ニップ部を通過す
る過程で本加熱され、被加熱材が記録材であればトナー
画像の加熱溶融定着が行われる。
【0077】従って、被加熱材は圧接ニップ部で加熱を
受ける前に、加熱体前面領域で前加熱されることて、プ
ロセススピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部に
おける加熱体温度を低く設定しても良好な加熱処理性、
記録材にあっては良好な定着性を確保することが可能で
あり、プロセススピードを高速化した時に圧接ニップ部
の加熱体温度を高温化することに伴うフィルムの劣化や
摩耗の問題を解消する或は軽減化できる。
【0078】また、被加熱材が圧接ニップ部に突入する
前の加熱体前面領域での被加熱材の前加熱により、被加
熱材中の水分の一部を蒸発させることができること、記
録材にあっては未定着トナーがこの前加熱で「ねばり
け」をもたせられることから、記録材がフィルムと押圧
密着状態となる圧接ニップ部に記録材が前加熱なしに突
入した時の急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニ
ップ部から記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き
出し、その吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散
り現象を低減化できる。
【0079】さらに、フィルムの摺動面が金属面となる
ように構成されているために、従来のオーバーコート層
に施されたような研磨工程を省くことが可能で、コスト
を低減することができる。
【0080】また、本出願に係る第2の発明によれば、
絶縁層をセラミックの薄層で形成したので、上記基板の
製造コストをより一層低減させることができる。
【0081】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、絶縁層をガラス質の薄層で形成したので、上記基板
を、低コストで、かつ容易に製造することができる。
【0082】また、加熱体の金属面は円弧形状にするの
が容易であり、本出願に係る第4の発明のように該金属
面を円弧形状にすることにより、圧接ニップ部よりも被
加熱材搬送方向上流側の加熱体面領域(加熱体前面領
域)においても耐熱性フィルムが加熱体と密着するた
め、加熱体で発熱した熱が空気中に放出されることな
く、効率よく耐熱性フィルムに伝えることができる。
【0083】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記第1の発明ないし第4の発明のいずれかの加熱
装置を画像加熱定着装置として備えたので、上述のよう
に被加熱材の非通過領域における昇温がなく、画像形成
装置内の構成部材が耐熱温度を超えて昇温を防止するこ
とができる。また、上述のように耐熱性フィルムの摩耗
粉及び水蒸気の発生がないので、良好な画像を形成する
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるフィルム加熱方
式の画像加熱定着装置の概略構成図である。
【図2】図1の画像加熱定着装置の要部の拡大横断面模
型図である。
【図3】本発明の第2の実施例における画像加熱定着装
置の要部の拡大横断面模型図である。
【図4】本発明の第3の実施例における画像形成装置の
概略構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例におけるフィルム加熱方
式の画像加熱定着装置の概略構成図である。
【図6】従来の画像加熱定着装置の概略構成図である。
【符号の説明】
20 加熱体 21 ヒータ支持体 22 基板 23 アルミニウム基層(金属) 24 ガラス質被覆層(絶縁層) 25 耐熱性フィルム 28 加圧ローラ(加圧部材) 29 抵抗発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−182750(JP,A) 特開 平5−66688(JP,A) 特開 平4−309984(JP,A) 特開 平2−271376(JP,A) 特開 平6−194975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属基板上に絶縁層を介して設けられた
    抵抗発熱体を有し、抵抗発熱体が設けられていない面が
    耐熱性フィルムとの摺動面側に配置された加熱体と、加
    熱体摺動自在に配設された耐熱性フィルムと、この
    熱性フィルムと被加熱材を挟持搬送するニップを形成す
    る加圧部材とを有し、ニップで耐熱性フィルムを介して
    加熱体からの熱を被加熱材に付与する加熱装置におい
    て、抵抗発熱体が設けられる側の面を抵抗発熱体を収容する
    凹部を有する断熱体で覆うと共に、金属基板の抵抗発熱
    体側の面は抵抗発熱体が没入しない実質的に平面状であ
    り、この平面に 絶縁層を介して抵抗発熱体を突出して
    けることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 絶縁層がセラミックの薄層で形成された
    こととする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 絶縁層がガラス質の薄層で形成されたこ
    ととする請求項1に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 耐熱性フィルムの摺動面となる基板の金
    属側を円弧形状としたこととする請求項1に記載の加熱
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の加熱装置を、記録材に未定着画像を加熱定着させる
    画像加熱定着装置として備えていることを特徴とする画
    像形成装置。
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