JP2017142471A - 加熱体、その加熱体の製造方法、及びその加熱体を有する像加熱装置 - Google Patents
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Abstract
Description
外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板の前記絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする。
外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板の前記絶縁層の上に、前記絶縁層とは異なる第2の絶縁層を有し、前記第2の絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体)と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする。
アルミニウム製の基板の外周面に陽極酸化処理にて酸化被膜絶縁層を設ける工程と、
前記酸化被膜絶縁層の上に通電により発熱する発熱抵抗体を設ける工程と、
前記酸化被膜絶縁層の上に前記発熱抵抗体に給電するための導電部を設ける工程と、
を有することを特徴とする。
アルミニウム製の基板の外周面に陽極酸化処理にて酸化被膜絶縁層を設ける工程と、
前記酸化被膜絶縁層の上に前記酸化被膜絶縁層とは異なる第2の絶縁層を設ける工程と、
前記第2の絶縁層の上に通電により発熱する発熱抵抗体を設ける工程と、
前記第2の絶縁層の上に前記発熱抵抗体に給電するための導電部を設ける工程と、
を有することを特徴とする。
筒状の回転体と、前記回転体の内面に接触する加熱体と、前記回転体を介して前記加熱体と共にニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部で画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する像加熱装置において、
前記加熱体は、外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板を有し、前記絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする。
筒状の回転体と、前記回転体の内面に接触する加熱体と、前記回転体を介して前記加熱体と共にニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部で画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する像加熱装置において、
前記加熱体は、外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板を有し、前記絶縁層の上に前記絶縁層とは異なる第2の第2の絶縁層を有し、前記第2の絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする。
図10を参照して、本発明に係る像加熱装置を定着装置として搭載する画像形成装置を説明する。図10は電子写真記録技術を用いた画像形成装置(本実施例ではモノクロプリンタ)100の一例の概略構成を表わす断面図である。
定着装置102はフィルム加熱方式の装置である。図1は定着装置102の断面図である。図2は定着装置102を記録材Pの搬送方向(以下、X軸方向と称する)から見たときの図である。図3は図1に示すヒータ18をホルダ17側から見たときの平面図である。
次に、ヒータ18を構成する材料、製造方法等について図3乃至図8を用いて説明する。
基板18aの材質はアルミニウム及びアルミニウム合金(以後アルミニウム及びアルミニウム合金をアルミニウム材と称する)からなる。アルミニウム材の種類としては特に限定されず、必要な熱伝導率、機械的強度、(3−2)項で述べる陽極酸化処理による酸化被膜絶縁層18cの形成具合、市場における板材の入手のし易さ等を考慮して適宜選べば良い。しかしながら、アルミニウム材の熱伝導率は非通紙部昇温の抑制、つまり小サイズ生産性には重要な物性値であるため注意が必要である。
図4に示すように、前記アルミニウム材の基板18aに陽極酸化処理を施すことによって基板18a表面に酸化被膜絶縁層18cが形成される。陽極酸化処理とは基板18aであるアルミニウム材を陽極(+極)として電解処理し、人工的に酸化被膜(アルミニウムの酸化物)を生成させる表面処理のことである。硫酸をベースにした「硫酸浴」とシュウ酸をベースにした「シュウ酸浴」の2種類が主に使用される。形成される被膜は、どちらも酸化アルミニウムであるが、シュウ酸の方が一般的には硬度も高く、耐摩耗性に優れる傾向がある。
図5(a)に示すように、陽極酸化処理によってアルミニウム材基板18a表層に酸化被膜絶縁層18cを形成した上に、酸化被膜絶縁層とは異なる第2の絶縁層18d−1及び18d−2を設けても良く、どちらか一方だけでも良いし、両側に設けても良い。以後、第2の絶縁層18d−1はその上に発熱抵抗体18bが形成される側の絶縁層と定義する。
発熱抵抗体18bは、(A)導電成分、(B)ガラス成分、(C)有機結着成分を混合した発熱抵抗ペーストを陽極酸化処理による酸化被膜絶縁層18c上、或いは第2の絶縁層18d−1上に印刷した後、焼成したものである。発熱抵抗ペーストを焼成すると(C)の有機結着成分が焼失し(A)、(B)成分が残るため、導電成分とガラス成分とを含有する発熱抵抗体18bが形成される。ここで、(A)の導電成分としては、酸化ルテニウム(RuO2)、銀・パラジウム(Ag・Pd)等の単独もしくは複合で用いられ、0.1Ω/□〜100KΩ/□のシート抵抗値とするのが好適である。
図3に示す給電用電極18eと導電パターン18fは、銀(Ag)、白金(Pt)、金(Au)や銀・白金(Ag・Pt)合金、銀・パラジウム(Ag・Pd)合金などを主体としたものである。発熱抵抗ペーストと同様に(A)導電成分、(B)ガラス成分、(C)有機結着成分を混合したペーストを陽極酸化処理による酸化被膜絶縁層18c上、或いは第2の絶縁層18d−1上に印刷した後、焼成したものである。
図5(a)、図5(b)に示す保護層18gは、発熱抵抗体18b、及び導電パターン18f(不図示)を保護するための保護層である。図7のように発熱抵抗体18bをヒータ18のフィルム19と摺動する側に配置した場合は、保護層18gは発熱抵抗体18bとフィルム19との電気的な絶縁性を確保すること、及びヒータ18とフィルム19との摺動性を確保するための保護層として設ける。保護層18gの材質としてはガラスやPI(ポリイミド)が耐熱性の観点で好ましく、必要に応じて絶縁性を有する熱伝導フィラーなどを混合させても良い。
(3−7−1)酸化被膜絶縁層18cを有するヒータ18について
1)このヒータ18の製造方法は、
・アルミニウム製の基板18aの外周面に陽極酸化処理にて酸化被膜絶縁層18cを設ける工程と、
・前記酸化被膜絶縁層の上に通電により発熱する発熱抵抗体18bを設ける工程と、
・前記酸化被膜絶縁層の上に前記発熱抵抗体に給電するための導電部18hを設ける工程と、
を有することを特徴とする。
・前記酸化被膜絶縁層18cを設ける工程と前記発熱抵抗体18bを設ける工程との間に、前記酸化被膜絶縁層18cを封孔処理する工程を有することを特徴とする。
・前記導電部18hを設ける工程の後に、前記発熱抵抗体の上に前記発熱抵抗体を保護するための保護層18gを設ける工程を有することを特徴とする。
1)このヒータ18の製造方法は、
・アルミニウム製の基板18aの外周面に陽極酸化処理にて酸化被膜絶縁層18cを設ける工程と、
・前記酸化被膜絶縁層18cの上に前記酸化被膜絶縁層とは異なる第2の絶縁層18d−1,18−2を設ける工程と、
・前記第2の絶縁層の上に通電により発熱する発熱抵抗体18bを設ける工程と、
・前記第2の絶縁層の上に前記発熱抵抗体に給電するための導電部18hを設ける工程と、
を有することを特徴とする。
・前記酸化被膜絶縁層18cを設ける工程と前記第2の絶縁層18d−1,18−2を設ける工程との間に、前記酸化被膜絶縁層18cを封孔処理する工程を有することを特徴とする。
・前記導電部18hを設ける工程の後に、前記発熱抵抗体の上に前記発熱抵抗体を保護するための保護層を設ける工程を有することを特徴とする。
まず本実施例1では基板18aとして幅100mm・長さ300mm・厚さ0.6mmの純アルミニウム系基板(JISアルミニウム合金番号A1050:99.5%以上がアルミニウム、熱伝導率230w/(m・k))を準備した。
ガラス成分、有機結着成分を混合した400℃軟化溶融タイプの保護層ガラスペースト(以後保護層ガラスペーストAと称す)を準備する。そして、実施例1のヒータ18にて、発熱抵抗体18b及び導電パターン18f上に保護層ガラスペーストAをスクリーン印刷にて塗工後、180℃の乾燥及び400℃の焼成を経て、保護層18gを形成した。
アルミホーロー用のガラス粉末(日本フリット株式会社VQ0028M5)をペースト化した520℃軟化溶融タイプの絶縁層ガラスペースト(以後絶縁層ガラスペーストAと称す)をアルミニウム材基板Aにスクリーン印刷にて塗工する。しかる後に、180℃の乾燥及び520℃の焼成を経て第2の絶縁層18d−2を形成した。焼成後の第2の絶縁層18d−2の厚みは10μmでアルミニウム材基板Aのほぼ片側全面に形成した。
実施例3のヒータ18にて、発熱抵抗体18b上に実施例2と同様にガラスの保護層18gを形成した。また本実施例4のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−1のNo4とした。
アルミニウム材基板Aに、絶縁層18d−1として絶縁層ガラスペーストAをスクリーン印刷にて塗工後、180℃の乾燥及び520℃の焼成を経て第2の絶縁層18d−1を形成した。焼成後の第2の絶縁層18d−1の厚みは10μmでアルミニウム材基板Aのほぼ片側全面に形成した。
実施例5のヒータ18にて、発熱抵抗体18b及び導電パターン18f上に、実施例2と同様にガラスの保護層18gを形成した。また本実施例6のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−2のNo6とした。
アルミニウム材基板Aに、第2の絶縁層18d−1として絶縁層ガラスペーストAをスクリーン印刷にて塗工後、180℃の乾燥を行った。次にアルミニウム材基板Aの第2の絶縁層18d−1とは反対側の面に絶縁層ガラスペーストAをスクリーン印刷にて塗工後、180℃の乾燥及び520℃の焼成を経て第2の絶縁層18d−1及び18d−2を形成した。焼成後の第2の絶縁層18d−1及び18d−2の厚みは共に10μmで、それぞれアルミニウム材基板Aのほぼ全面に形成した。
実施例7のヒータ18にて、発熱抵抗体18b及び導電パターン18f上に、実施例2と同様にガラスの保護層18gを形成した。また本実施例8のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−2のNo8とした。
実施例2で作成したヒータ18を定着装置102に実装する際に、発熱抵抗体18bをヒータ18のフィルム19と摺動する側に配置した。また本実施例9のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−3のNo9とした。
実施例4で作成したヒータ18を定着装置102に実装する際に、発熱抵抗体18bをヒータ18のフィルム19と摺動する側に配置した。また本実施例10のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−3のNo10とした。
実施例6で作成したヒータ18を定着装置102に実装する際に、発熱抵抗体18bをヒータ18のフィルム19と摺動する側に配置した。また本実施例11のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−3のNo11とした。
実施例8で作成したヒータ18を定着装置102に実装する際に、発熱抵抗体18bをヒータ18のフィルム19と摺動する側に配置した。また本実施例12のヒータ18及び定着装置102での使用タイプとしては表1及び図8−3のNo12とした。
実施例1と同様の寸法の純アルミニウム系基板を準備し、前述のアルミニウム材基板にシュウ酸をベースにした「シュウ酸浴」の陽極酸化処理を施し、10μm厚みの酸化被膜絶縁層18cを形成し、酢酸ニッケル法にて封孔処理を行った。その後、幅10mm・長さ260mm・厚さ0.6mmのサイズにアルミニウム材基板をカットし、酸化被膜絶縁層形成済みアルミニウム基板(以後アルミニウム材基板Bと称す)を得た。
まず本実施例では基板18aとして幅100mm・長さ300mm・厚さ1.0mmの純アルミニウム系基板(JISアルミニウム合金番号A1050:99.5%以上がアルミニウム、熱伝導率230w/(m・k))を準備した。
本比較例のヒータ18Aの断面図を図9に示す。まず基板18hとして幅10mm・長さ260mm・厚さ0.6mmのセラミックス材であるアルミナ基板(Al2O3)を準備した。その後発熱抵抗体ペーストAと電極及び導電パターンペーストAを用いて、実施例1と同様に前記アルミナ基板上に発熱抵抗体18bと給電用電極18e(不図示)及び導電パターン18f(不図示)を形成した。その後更に発熱抵抗体18b及び導電パターン18f(不図示)上に、ガラスペーストAを用いて焼成後の厚みが50μmの保護層18gを形成した。
実施例1〜14、比較例1のヒータ18Aをそれぞれ個別に定着装置102に搭載し、その定着装置102をSATERA LBP6710i(商品名、キヤノン株式会社製)に設置して、以下のように、小サイズ生産性の評価、定着装置レディタイムの評価を行った。
各実施例及び比較例で示したヒータ18,18Aを上記定着装置102に搭載した。プロセススピードは236mm/sec、入力電圧値は120Vとした。B5サイズのキヤノン環境用評価紙CS−680を、印刷面の短辺が記録材の搬送方向となる向きで、連続して毎分40枚のスピードで供給し、加圧ローラ20が220℃に達するまでの通紙枚数を記録した。ここで、評価紙CS−680はキヤノンマーケティングジャパン社製;坪量:68g/m2である。
各実施例及び比較例で示したヒータ18,18Aを上記定着装置102に搭載した。プロセススピードは236mm/sec、入力電圧値は120Vとし、定着装置102がコールド状態から回転駆動開始と同時に加熱体を加熱し、定着装置のフィルム温度が195℃に到達するまでの時間を計測した。評価は、室温23℃、相対湿度15%で行った。
小サイズ生産性の評価(評価1)、定着装置レディタイムの評価(評価2)の結果を表2に示した。なお、表2でも発熱抵抗体18bを発熱体18bと表記している。
本発明に係る像加熱装置は実施例のような定着装置としての使用に限られない。記録材に一旦定着された画像(定着済み画像)、或いは仮定着された画像(半定着画像)の光沢度などを改質するために当該画像を加熱する像加熱装置としても使用できる。
Claims (16)
- 外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板の前記絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする加熱体。
- 前記発熱抵抗体の上に、前記発熱抵抗体を保護するための保護層を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱体。
- 前記絶縁層は酸化被膜絶縁層であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱体。
- 前記酸化被膜絶縁層は封孔処理されていることを特徴とする請求項3に記載の加熱体。
- 外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板の前記絶縁層の上に、前記絶縁層とは異なる第2の絶縁層を有し、前記第2の絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする加熱体。
- 前記発熱抵抗体の上に、前記発熱抵抗体を保護するための保護層を有することを特徴とする請求項5に記載の加熱体。
- 前記絶縁層は酸化被膜絶縁層であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の加熱体。
- 前記酸化被膜絶縁層は封孔処理されていることを特徴とする請求項7に記載の加熱体。
- アルミニウム製の基板の外周面に陽極酸化処理にて酸化被膜絶縁層を設ける工程と、
前記酸化被膜絶縁層の上に通電により発熱する発熱抵抗体を設ける工程と、
前記酸化被膜絶縁層の上に前記発熱抵抗体に給電するための導電部を設ける工程と、
を有することを特徴とする加熱体の製造方法。 - 前記酸化被膜絶縁層を設ける工程と前記発熱抵抗体を設ける工程との間に、前記酸化被膜絶縁層を封孔処理する工程を有することを特徴とする請求項9に記載の加熱体の製造方法。
- 前記導電部を設ける工程の後に、前記発熱抵抗体の上に前記発熱抵抗体を保護するための保護層を設ける工程を有することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の加熱体の製造方法。
- アルミニウム製の基板の外周面に陽極酸化処理にて酸化被膜絶縁層を設ける工程と、
前記酸化被膜絶縁層の上に前記酸化被膜絶縁層とは異なる第2の絶縁層を設ける工程と、
前記第2の絶縁層の上に通電により発熱する発熱抵抗体を設ける工程と、
前記第2の絶縁層の上に前記発熱抵抗体に給電するための導電部を設ける工程と、
を有することを特徴とする加熱体の製造方法。 - 前記酸化被膜絶縁層を設ける工程と前記第2の絶縁層を設ける工程との間に、前記酸化被膜絶縁層を封孔処理する工程を有することを特徴とする請求項12に記載の加熱体の製造方法。
- 前記導電部を設ける工程の後に、前記発熱抵抗体の上に前記発熱抵抗体を保護するための保護層を設ける工程を有することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の加熱体の製造方法。
- 筒状の回転体と、前記回転体の内面に接触する加熱体と、前記回転体を介して前記加熱体と共にニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部で画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する像加熱装置において、
前記加熱体は、外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板を有し、前記絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする像加熱装置。 - 筒状の回転体と、前記回転体の内面に接触する加熱体と、前記回転体を介して前記加熱体と共にニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部で画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する像加熱装置において、
前記加熱体は、外周面に絶縁層を有するアルミニウム製の基板を有し、前記絶縁層の上に前記絶縁層とは異なる第2の絶縁層を有し、前記第2の絶縁層の上に、通電により発熱する発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に給電するための導電部と、を有することを特徴とする像加熱装置。
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