JP3376057B2 - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP3376057B2 JP32604393A JP32604393A JP3376057B2 JP 3376057 B2 JP3376057 B2 JP 3376057B2 JP 32604393 A JP32604393 A JP 32604393A JP 32604393 A JP32604393 A JP 32604393A JP 3376057 B2 JP3376057 B2 JP 3376057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラやビデ
オカメラ等の撮影レンズの駆動等に用いられるステッピ
ングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のビデオカメラ用撮影レン
ズの分解斜視図である。図4において、レンズ駆動用の
ステッピングモータの全体が符号31と32で示されて
いる。これらのステッピングモータの構成をさらに詳し
く見ると、図5に示すような構造である。以下、従来の
ステッピングモータの構成を説明する。
【0003】図5において、41aは、永久磁石であ
り、その外周面に多極着磁されている。この永久磁石4
1aにリードスクリュー付きシャフト41bが接着剤等
によって固定され、ロータ41を形成している。43と
44は永久磁石41aのまわりをとり巻くように配置さ
れた複数の極歯を有するステータコアであり、ステータ
コア43、44の部分43b、44bは、リング状のボ
ビン43d、44dに巻装されて、ステータコア43、
44の部分43a、43c、44a、44cに磁極を発
生させるためのコイルである。また、43e、44eは
金属でできたステータコアおよびコイルを収容するため
のステータケースであり、45はロータ41を支持する
軸受45a、45bを有する軸受支持部材であり、47
はロータ41を軸方向に付勢してガタの発生を防止する
付勢バネである。
【0004】図5に示したステッピングモータは、2相
タイプのPM型ステッピングモータであり、軸受側の相
をA相とし、付勢バネ側の相をB相とするものである。
例えば、A相は、ステータコア43a、ステータコア4
3c、コイル43b、コイルを巻装するボビン43d、
ステータケース43eから構成されている。
【0005】さらに、ステータコア43a、43cに
は、それぞれ複数の極歯が形成されており、それぞれの
極歯が互いにかみ合うようにそれぞれのステータコアを
コイルを挟んで組み合わせて配置されている。また、B
相についても同じ部品で構成され、それぞれの部品は同
じように配置されている。
【0006】次に、A相とB相との位置関係は、互いに
歯が所定の位相をなすように配置されるが、そのため、
ステータケース43e、44eには切り欠き部があり、
ステータコア43c、44aにそれぞれ設けた突起部が
それぞれ嵌合することにより、所定の位相関係をなすよ
うになっている。
【0007】さらに、ステータケース43eと44eの
間には、非磁性の部材でできたプレートを介在させ、そ
れぞれの相の磁路が互いに影響しないようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、軸受を支持する軸受支持部材をステータケースに
取付ける際、シャフトのネジ部を軸受45aに貫通させ
て組み込むので、シャフトのネジ部等に傷を付けてしま
い、モータの特性を劣化させる恐れがあった。
【0009】さらに、最近では、リードスクリューの加
工が量産性のある転造加工で行うことが多いが、予め軸
受径に合わせた外径の棒材では転造加工後にネジ径が外
径より大きくなり、ネジ径を細くするための後加工、例
えばセンターレス研摩等が必要になり、非常にコスト高
になっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、収納手段の底面部にシャフトの先端部を支持する軸
受を固定すると共に、収納手段に取付ける蓋にロータマ
グネットの外径より大きな穴を開けておき、ロータ(具
体的には、ロータマグネットとリードスクリュー付きシ
ャフト)をその穴から挿入させてロータを支持するよう
にしたものである。さらに、ロータの先端部を支持する
軸受は、本発明のステッピングモータを取付けるレンズ
鏡筒に固定するようにした。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のステッピングモータの分解斜視図である。図1
において、11aは永久磁石からなるロータマグネット
であり、11bはリードスクリュー付きシャフトであ
る。これら2つの部品を接着剤等で固定し、出力軸(ロ
ータ)11を形成する。また、13a、14a、13
c、14cは複数の極歯を有するステータコアであり、
13b、14bはボビンに巻装されたコイルであり、こ
れらのステータコア、ボビンに巻装されたコイルからス
テータ13、14が構成されている。16はステータコ
ア13a、14a、13c、14cおよびコイル13
b、14bを収納するステータケースであり、12は
1に示されたステータケース16の開口部に対して位置
決めされて取付けられ、ステータコア13a、14a、
13c、14cおよびコイル13b、14bがステータ
ケース16から出ないようにする蓋であるステータ押さ
えであり、ロータマグネット11aが貫通できるように
ロータマグネット11aの外径より大きな穴12aが形
成されている。さらに、17は、ステータケース16の
外周部に設けた取付け部16aに取付けることでシャフ
ト11bを軸方向に付勢してガタ取りする付勢バネであ
り、15はステータケース16の図2に示された底面部
に固定され、図1に示されたシャフト11bのロータマ
グネット11a側の末端部を支持する軸受である。
【0012】図2は、ステータケース16の一部を切り
欠いてその内部が見えるようにした斜視図である。図2
において、16aは軸受15を圧入して支持するための
穴部であり、穴部16aは図2からも明らかなようにス
テータケース16の底面部に設けられている。また、1
6b、16cはステータコア13c、14cに当接して
ステータ13、14全体を軸方向に付勢するための弾性
変形部である。
【0013】次に、前述したステッピングモータをレン
ズ駆動装置として使用する場合について説明する。図3
は、ビデオカメラの撮影レンズに本発明のステッピング
モータを使用した場合の分解斜視図である。図3におい
て、200は画角変化を行わせるためのバリエータレン
ズ群を保持するV保持枠であり、400は画角変化に伴
うピント位置変化と、フォーカシングの機能を合わせて
持つRRレンズ群を保持するRR保持枠である。V保持
枠200は、2本のガイドバー206、207によって
光軸方向に移動可能であり、RR保持枠400は、2本
のガイドバー415、416によって光軸方向に移動可
能である。V保持枠200について詳述すると、ガイド
バー206、207は前述したバリエータレンズ群とR
Rレンズ群の光軸と平行に設けられ、それぞれのもう一
方の端部は鏡筒100に固定され、それぞれのもう一方
の端部は鏡筒300に固定されている。さらに、ガイド
バー206は、V保持枠200のスリーブ202dと嵌
合し、ガイドバー207はV保持枠200のU字型の溝
202eと嵌合しており、ガイドバー206、207に
よりV保持枠200は光軸方向に移動可能となってい
る。
【0014】209は本発明のステッピングモータであ
るが、これとV保持枠200との連動部について次に説
明する。最初に出力軸209bは、ステータ押さえ
(蓋)(図示せず)に設けられたロータマグネットの外
径より大きな穴からモータ本体に挿入しておく。そし
て、ラック208に出力軸209bをくわえさせた後、
軸受222に出力軸の先端部が支持されるように組み込
む。出力軸209bには、所定のリードのネジが切られ
ており、これとV保持枠200に取り付けられたラック
208とがかみ合うので、出力軸209bの回転に伴
い、V保持枠200は光軸方向に移動させられる。この
とき、出力軸209bの先端部209cは鏡筒100に
固定された軸受222によって支持されている。なお、
モータ本体209aは鏡筒300にビス等によって固定
されている。また、RR保持枠400については、V保
持枠200と同じ構造なので説明を省略する。さらに、
この実施例では、ステータコアを付勢する弾性変形部を
ステータケースに設けたがステータ押さえに設けてもか
まわない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、モー
タ本体の底面部にシャフトの末端部を支持する軸受を固
定すると共に、本体の蓋にロータマグネットの外径より
大きな穴を開けておき、ロータ(ロータマグネットとリ
ードスクリュー付きシャフト)をその穴から挿入させて
シャフトを支持するようにしたので、従来のモータのよ
うに、シャフトのネジ部を軸受に貫通させて組み込むこ
とがなくなり、ネジ部にキズを付けてモータ性能を低下
させることがなくなる。
【0016】また、リードスクリューを加工する際に
も、軸受に合わせたシャフト径を転造加工によって製造
でき、その後の仕上げ加工もシャフト全体を一様に研摩
するだけで良くなり、シャフトのコストダウンを可能に
した。
【0017】さらに、本発明のステッピングモータの場
合、ロータ部を容易に取り外すことができるので、ロー
タの長さをいろいろ変えるだけで、多種のステッピング
モータとなり、非常に汎用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のステッピングモータの実施例
の分解斜視図である。
【図2】図2は、ステッピングモータのステータケース
の内部を明確に示すための斜視図である。
【図3】図3は、ステッピングモータをレンズ鏡筒に組
み込んだ状態の分解斜視図である。
【図4】図4は、従来例のステッピングモータをレンズ
鏡筒に組み込んだ状態の分解斜視図である。
【図5】図5は、従来例のステッピングモータの断面図
である。
【符号の説明】
11a ロータマグネット 11b リードスクリュー付きシャフト 12 蓋 13a、14a、13c、14c ステータ 15 第1の軸受 16 収納手段 17 付勢バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02K 37/24 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/00 G02B 7/09 G03B 3/10 G03B 13/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向の一方にリードスクリューが設けら
    れ前記軸方向の他方に永久磁石からなるロータマグネッ
    トが固定された出力軸と、 複数の極歯を持つステータコアとボビンに巻装されたコ
    イルとを有するステータと、 前記ステータを収納するステータケースとを備え、 前記ステータケースは、一方の面が開口部とされ他方の
    面が底面部とされており、前記底面部に、前記出力軸の
    前記ロータマグネットが固定された側の軸端部を支持す
    る軸受が固定され、前記開口部に、前記出力軸の前記ロ
    ータマグネットを挿通する該ロータマグネットの外径よ
    り大きな穴が形成された蓋が固定され、前記ステータケ
    ースには、前記軸受に支持された前記出力軸を前記軸方
    向に付勢する付勢バネが取付けられたことを特徴とする
    ステッピングモータ
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステッピングモータにお
    いて、 前記出力軸の前記リードスクリュー側の先端部を支持す
    る軸受は、前記ステッピングモータが取付くレンズ鏡筒
    に具備されることを特徴とするステッピングモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のステッピングモータにお
    いて、 前記蓋または前記ステータケースに、前記ステータコア
    を付勢する弾性変形部を有することを特徴とするステッ
    ピングモータ。
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