JP3375760B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP3375760B2
JP3375760B2 JP28515794A JP28515794A JP3375760B2 JP 3375760 B2 JP3375760 B2 JP 3375760B2 JP 28515794 A JP28515794 A JP 28515794A JP 28515794 A JP28515794 A JP 28515794A JP 3375760 B2 JP3375760 B2 JP 3375760B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のプーリにベル
トを掛け回した搬送機構を有する搬送装置に関する。本
発明の搬送装置は、孔版印刷装置等において使用済みの
孔版印刷用原紙を所定の廃棄位置まで搬送する手段とし
て有用である。
【0002】
【従来の技術】輪転式の孔版印刷装置は、自身の中心軸
線の回りに回転駆動される円筒状の版胴を有している。
版胴の周壁は、少なくとも一部がインキ通過性の印刷領
域とされている。版胴の内部には周壁の内面にインキを
供給するインキ供給手段が設けられている。版胴の外周
面には、製版された孔版印刷用原紙が巻装される。版胴
の回転に伴って供給された印刷用紙は、版胴の外側に設
けられた押圧手段によって版胴に押しつけられる。版胴
に巻装された孔版印刷用原紙の穿孔画像からインキが印
刷用紙に転移し、印刷用紙に孔版印刷が施される。
【0003】前記孔版印刷装置は、使用済みの孔版印刷
用原紙を収納する排版容器と、使用済みの孔版印刷用原
紙を排版容器に搬送する搬送装置を有している。搬送装
置の中には、プーリとベルトからなる搬送機構を用いて
いるものがある。
【0004】即ち、平行な2本の回転軸に、それぞれ所
定の間隔で複数個のプーリを設け、各回転軸の対応する
プーリ間にそれぞれベルトを掛け回す。このような構成
の搬送手段を上下に対向して設ける。両搬送手段を互い
に反対の方向に回転駆動すれば、使用済みの孔版印刷用
原紙は、上下の搬送手段のベルトに挟まれて搬送され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】孔版印刷装置において
用いられていた従来の搬送装置は、搬送される使用済み
孔版印刷用原紙の厚さが均一な場合は特に問題なく搬送
を行える。使用済み孔版印刷用原紙が部分的に折り重な
ってインキのために付着した状態となると、搬送方向と
直交する孔版印刷用原紙の幅方向について孔版印刷用原
紙の厚さが不均一になる場合が生じうる。このような場
合には、孔版印刷用原紙の厚さが小さい部分では搬送装
置のベルトが孔版印刷用原紙に十分に接触せず、このた
めに孔版印刷用原紙が正常な状態で搬送されず、孔版印
刷用原紙が搬送経路中に詰まってしまうことがあった。
【0006】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、搬送される孔版印刷用原紙等のシー
ト状物の厚さに不均一が生じても正常な搬送を行うこと
ができる搬送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された搬
送装置は、対向して設けられ各々の軸線を中心に回転す
る複数個のプーリとこれらのプーリに掛け回されたベル
トからなる組がこれらのプーリの軸線の方向に沿って複
数組並設された第1の搬送手段と、対向して設けられ各
々の軸線を中心に回転する複数個のプーリとこれらのプ
ーリに掛け回されたベルトからなる組がこれらのプーリ
の軸線の方向に沿って複数組並設され、これらのプーリ
が前記第1の搬送手段のプーリと相対する位置に配置さ
れた第2の搬送手段と、共通の軸線に並んだ複数個のプ
ーリをそれぞれ回転可能に支持する複数個の支持部材
と、前記各支持部材が取り付けられた曲げ弾性を有する
板部材と、前記板部材の曲げ弾性を損なわない状態で当
該板部材を支持する支持部と、前記各プーリが対向する
搬送手段のプーリに当接するように前記板部材を付勢す
る付勢手段とによって構成され、前記第1の搬送手段又
は第2の搬送手段において共通の軸線に沿って並んだ複
数個のプーリからなるプーリ群について、少なくとも一
つのプーリ群の各プーリを同プーリ群の他のプーリ群と
独立に、対向する第2の搬送手段又は第1の搬送手段の
各プーリに向けて所定の力で付勢して支持する支持手段
と、を有することを特徴としている。
【0008】請求項2に記載された搬送装置は、請求項
1記載の搬送装置において、前記板部材には、前記支持
部材の取付部間の複数箇所のうち少なくとも一箇所に切
り欠きが形成されていることを特徴としている。
【0009】
【0010】
【作用】一方の搬送手段において少なくとも一つのプー
リ群の各プーリは、それぞれ独立して支持手段に支持さ
れ、他方の搬送手段の対応する各プーリに向けて付勢さ
れている。孔版印刷用原紙を搬送する場合、プーリの軸
線方向に対応する孔版印刷用原紙の幅方向に厚さの不均
一が生じていても、軸線方向に並んだ各プーリは均一な
圧力で対向するプーリとの間に孔版印刷用原紙を挟持す
ることができる。孔版印刷用原紙とプーリの片当たりは
防止され、孔版印刷用原紙は正常に搬送される。
【0011】
【実施例】図1〜図5を参照して第1実施例の輪転式孔
版印刷装置を説明する。この輪転式孔版印刷装置は、本
発明の搬送装置を排版装置における搬送機構として備え
ている。この輪転式孔版印刷装置1は、円筒状の版胴2
を有している。版胴2は、図示しない駆動手段によって
駆動され、自身の中心軸線の回りを図にて反時計回り方
向に回転する。版胴2の周壁には、インキ通過性の印刷
領域と、インキ不通過性の非印刷領域がある。版胴2の
内部には、周壁の内面にインキを供給するインキ供給手
段がある(図示せず)。版胴2の非印刷領域の外周面に
は係止装置3があり、版胴2に巻装された孔版印刷用原
紙の先端部を係止する。
【0012】図1に示すように、前記版胴2の左側には
排版装置4がある。排版装置4は、使用済みの孔版印刷
用原紙を版胴2の外周面から剥がして廃棄する装置であ
る。この排版装置4は、使用済みの孔版印刷用原紙を版
胴2から剥がして搬送する搬送装置5と、搬送装置5に
よって搬送された使用済みの孔版印刷用原紙を収納する
排版容器6とを有している。
【0013】搬送装置5は、複数本のベルトと複数個の
プーリからなる第1及び第2搬送手段10,20によっ
て構成されている。図1に示すように、第1搬送手段1
0は、版胴2の上方に設けられた開閉板7に取り付けら
れている。開閉板7は、本輪転式孔版印刷装置1におい
て図示しない筐体の上面を構成している蓋体であり、図
1中では示していない左端部が筐体に回動自在に連結さ
れている。
【0014】図1に示すように、開閉板7の右端には、
上第1回転軸11が回転自在に設けられている。上第1
回転軸11は版胴2の中心軸線と平行である。上第1回
転軸11には所定間隔をおいて4個の上第1プーリ12
が設けられている。
【0015】排版方向において上第1回転軸11の隣
(図1においては左)には、上第2回転軸13が回転自
在に設けられている。上第2回転軸13は上第1回転軸
11と平行である。上第2回転軸13には所定間隔をお
いて4個の上第2プーリ14が設けられている。上第2
プーリ14は2列の溝を有しており、2本のベルトを掛
けることができる。
【0016】排版方向において上第2回転軸13の隣
(図1においては左)には、所定間隔をおいて4個の上
第3プーリ15が設けられている。各上第3プーリ15
は、開閉板7に固定された複数の支持板8に、各々の軸
線を中心として回転できるように取り付けられている。
各上第3プーリ15の各軸線は、前記上第1回転軸11
及び上第2回転軸13と平行である。なお、図2におい
ては上第3プーリ15を回動自在に支持する支持板8の
図示を省略している。
【0017】図1及び図2に示すように、軸方向の位置
が対応する各上第3プーリ15と各上第2プーリ14に
は、それぞれベルト16が掛け回されている。軸方向の
位置が対応する各上第2プーリ14と各上第1プーリ1
2には、それぞれベルト17が掛け回されている。上第
2回転軸13を駆動すれば、上第1プーリ12、上第2
プーリ14及び上第3プーリ15は同方向に回転し、各
ベルト16,17も同方向に循環して回転する。図1に
おいて、各プーリ12,14,15及び各ベルト16,
17は時計回り方向に回転する。
【0018】図1に示すように、第2搬送手段20は、
前記第1搬送手段10の下方において、本輪転式孔版印
刷装置1の構造体(固定部)9上に設けられている。図
2に示すように、構造体9の上方には下第1回転軸21
が回転自在に設けられている。下第1回転軸21は、前
記上第2回転軸13と平行であり、前記上第2回転軸1
3の直下に配置されている。下第1回転軸21には所定
間隔をおいて4個の下第1プーリ22が設けられてい
る。各下第1プーリ22は、前記各上第2プーリ14と
ほぼ接する位置にある。
【0019】図1、図2及び図5に示すように、前記下
第1回転軸21の下方には2個の分離爪23が設けられ
ている。2個の分離爪23は構造体9に固定されてお
り、楔状の先端を版胴2の頂部に向けている。係止装置
3が解除されると、版胴2に巻き付けられた孔版印刷用
原紙の先端が自由になる。続けて版胴2が回転すると、
孔版印刷用原紙の先端は2個の分離爪23に案内され、
第1搬送手段10と第2搬送手段20の間に導かれる。
【0020】前記下第1回転軸21は、構造体9上に設
けられた板部材26の側板26cに固設された支持部材
40に回転自在に支持されている。この構造体9は、下
第1回転軸21と平行な断面略L字形の部材であり、図
示しない装置の基板に固設されている。図1〜図3に示
すように、この構造体9の上面には、所定間隔をおいて
4本の円柱形の柱部24が固定されている。各柱部24
には付勢手段としてのコイルばね25が挿入されてお
り、コイルばね25を介して柱部24には板部材26が
取り付けられている。
【0021】図1に示すように、板部材26は、細長い
薄板材の両縁部を長手方向に沿って同方向に直角に折り
曲げた形状の部材であり、中央板26bとこの中央板2
6bの両側に設けられた2つの側板26a,26cとか
ら構成されている。側板26aは特許請求の範囲におけ
る板部材に相当している。板部材26の中央板26bに
は所定間隔で4個の孔が形成されている。各孔には前記
各柱部24が挿入され、板部材26は前記コイルばね2
5によって支えられている。板部材26を下方に押す力
が加われば、板部材26はコイルばね25の弾性によっ
て上向きの付勢力を受ける。中央部26bと構造体9上
に設けられた柱部24とは、特許請求の範囲における支
持部を構成している。
【0022】図4及び図5に示すように、側板26aに
は3個の支持部材27,28が固定されている。中央の
支持部材27は、中央の基部27aと、その両側から前
方に突出した2枚の支持部27b,27bを有してい
る。両側の2個の支持部材28,28は、それぞれ基部
28aと、基部28aに連続して前方に突出した1枚の
支持部28bを有している。図4に示すように、側板2
6aの前面には4か所に切り欠き29が形成されてい
る。切り欠き29は、中央の支持部材27の両側の2か
所と、両側の支持部材28,28の各外側の2か所に設
けられている。
【0023】図4及び図5に示すように、前記支持部材
27,28の各支持部27b,28bには、下第2プー
リ30が1個づつ設けられている。4個の下第2プーリ
30は、それぞれ独立した回転軸を以て各支持部27
b,28bに回転可能に取り付けられている。4個の下
第2プーリ30の回転軸は互いに独立しているが、その
軸線は一致している。各下第2プーリ30は、前記各上
第3プーリ15に接触しており、各下第2プーリ30が
設けられた板部材26を支えるコイルばね25はたわん
だ状態にある。従って各下第2プーリ30はコイルばね
25の弾性によって所定の付勢力で前記各上第3プーリ
15を押圧している。またコイルばね25は、下第1プ
ーリ22を上第2プーリ14に向けて付勢する機能も果
たしている。
【0024】前記板部材26は、曲げに対して所定の弾
性を示す金属板からなり、且つ側板26a及び26cは
中央板26bに対して各々接合縁部を中心として弾性変
形可能となっている。また、前述したように、側板26
aには、隣接して取り付けられた2個の支持部材27,
28の間の位置に、それぞれ一箇所づつ切り欠き29が
形成されている。従って、側板26aに取り付けられた
3個の支持部材27,28は、切り欠き29で区画され
た側板26aの各部分を中央板26bに対して回復可能
に変形させることによって、それぞれ独立に変位するこ
とが可能である。従って、かかる支持部材27,28に
設けられた4個の下第2プーリ30もそれぞれ独立に移
動することができる。中央の2個の下第2プーリ30,
30は共通の支持部材27に設けられており、両プーリ
の運動は他方に影響するが、必ずしも同一の移動を示す
ものではない。
【0025】図5に示すように、軸方向の位置が対応す
る各下第1プーリ22と各下第2プーリ30には、それ
ぞれベルト31が掛け回されている。ベルト31は、板
部材26の上と板部材26の切り欠き29を経て循環す
る。下第1回転軸21を駆動すれば、下第1プーリ2
2、下第2プーリ30及びベルト31が同方向に回転す
る。図1において、各プーリ22,30及びベルト31
は反時計回り方向に回転する。
【0026】前記搬送装置5の隣には、使用済みの孔版
印刷用原紙を収納する排版容器6が設けられている。排
版容器6の入口には、前記搬送装置5の上第3プーリ1
5と、下第2プーリ30が臨んでいる。
【0027】以上の構成における排版時の作用を説明す
る。印刷終了後、係止装置3が解除される。版胴2に巻
き付けられた孔版印刷用原紙の先端が自由になる。第1
搬送手段10と第2搬送手段20を駆動し、版胴2を回
転させる。孔版印刷用原紙の先端は2個の分離爪23に
案内され、第1搬送手段10と第2搬送手段20の間に
導かれる。孔版印刷用原紙の先端が、第1搬送手段10
の上第1プーリ12と上第2プーリ14の間のベルト1
7に接触すると、該先端は該ベルト17に案内されて第
1搬送手段10と第2搬送手段20の間に導かれる。孔
版印刷用原紙は第1搬送手段10のベルト16と第2搬
送手段20のベルト31に挟まれて排版容器6に向けて
搬送される。
【0028】第2搬送手段20の各下第2プーリ30
は、板部材26の弾性変形範囲内において、それぞれ独
立して動けるように支持手段27,28に支持されてい
る。また、各下第2プーリ30は、第1搬送手段10の
対応する位置にある上第3プーリ15に所定の力で接触
している。搬送中の孔版印刷用原紙に、幅方向に厚さの
不均一が生じていても、4つの下第2プーリ30は孔版
印刷用原紙の厚さの変動に応じて各々独立して移動する
ことができ、さらに対向する上第3プーリ15との間に
均一な圧力で孔版印刷用原紙を挟持することができる。
従って孔版印刷用原紙とベルト16,31の片当たりは
防止され、孔版印刷用原紙は正常に搬送される。
【0029】図6は、第2実施例の部分図である。図示
しない部分は第1実施例と同一である。本実施例は、下
第2プーリ30の支持構造が第1実施例と異なる。構造
体9には、曲げ弾性を有する板部材36の基端部が固定
されている。自由端となる先端部には支持部材27,2
8が固定されている。支持部材27,28には下第2プ
ーリ30が回転可能に取り付けられている。板部材36
の先端部と構造体9との間には、付勢手段としてのコイ
ルばね35が設けられている。コイルばね35は、片持
ち梁状の板部材36の先端部を上方に付勢し、下第2プ
ーリ30を所定の力で上第3プーリ15に押し付けてい
る。本実施例によっても、前記第1実施例と略同様の作
用・効果が得られる。
【0030】以上説明した各実施例では、曲げ弾性を有
する板部材26,36等を用いて複数個の下第2プーリ
30をそれぞれ独立に支持し、さらにコイルばね25,
35を用いて各下第2プーリ30を上第3プーリ15に
当接させた。他のプーリを下第2プーリ30と同様の構
造で支持すれば、搬送する孔版印刷用原紙の厚さの変化
にさらに柔軟に対応することができる。
【0031】以上説明した各実施例は、排版装置におけ
る孔版印刷用原紙の搬送装置に関するものであった。し
かしながら、本発明の搬送装置は、使用済みの孔版印刷
用原紙の搬送のみを対象としたものではなく、印刷用紙
を含むシート状の被搬送物全般に対して適用することが
できる。特に、印刷装置等における印刷用紙の搬送装置
においては、搬送装置の搬送幅よりも幅の小さい用紙を
搬送する際に、該用紙に偏った搬送力が作用して搬送方
向が偏ったり、搬送経路中に該用紙が詰まったりする不
都合が生じる場合がある。本発明の搬送装置によれば、
搬送幅よりも幅の小さい用紙を搬送する場合でも、該用
紙を正常に搬送することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の搬送装置によれば、被搬送体の
幅方向の厚さに不均一が生じても正常に搬送することが
でき、搬送経路中に被搬送体が詰まる不都合を避けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の側面図である。
【図2】図1の矢印A方向から見た図である。
【図3】図2の矢印B方向から見た図である。
【図4】図2の矢印B方向から下第2プーリ30と板部
材26と支持部材を見た図である。
【図5】図1の矢印A方向から第2搬送手段20を見た
図である。
【図6】第2実施例の部分図である。
【符号の説明】
5 搬送装置 10 第1搬送手段 12 上第1プーリ 14 上第2プーリ 15 上第3プーリ 16,17,31 ベルト
20 第2搬送手段 22 下第1プーリ 25,35 付勢手段としてのコイルばね 26 板部材 27,28 支持部材 29 切り欠き 30 下第2プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/14 B41L 13/14 B65G 15/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して設けられ各々の軸線を中心に回
    転する複数個のプーリとこれらのプーリに掛け回された
    ベルトからなる組がこれらのプーリの軸線の方向に沿っ
    て複数組並設された第1の搬送手段と、 対向して設けられ各々の軸線を中心に回転する複数個の
    プーリとこれらのプーリに掛け回されたベルトからなる
    組がこれらのプーリの軸線の方向に沿って複数組並設さ
    れ、これらのプーリが前記第1の搬送手段のプーリと相
    対する位置に配置された第2の搬送手段と、 共通の軸線に並んだ複数個のプーリをそれぞれ回転可能
    に支持する複数個の支持部材と、前記各支持部材が取り
    付けられた曲げ弾性を有する板部材と、前記板部材の曲
    げ弾性を損なわない状態で当該板部材を支持する支持部
    と、前記各プーリが対向する搬送手段のプーリに当接す
    るように前記板部材を付勢する付勢手段とによって構成
    され、前記第1の搬送手段又は第2の搬送手段において
    共通の軸線に沿って並んだ複数個のプーリからなるプー
    リ群について、少なくとも一つのプーリ群の各プーリを
    同プーリ群の他のプーリ群と独立に、対向する第2の搬
    送手段又は第1の搬送手段の各プーリに向けて所定の力
    で付勢して支持する支持手段と、を有する搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記板部材には、前記支持部材の取付部
    間の複数箇所のうち少なくとも一箇所に切り欠きが形成
    されている請求項1記載の搬送装置。
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