JP3375267B2 - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚釣用リールに
関し、詳細には、スプールを巻取操作するハンドルを収
納可能にする収納保管部を有する魚釣用リールに関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】魚釣用リールの内、とりわ
け、手動電動併用型の魚釣用リール(以下、電動リール
と称する)においては、スプールに釣糸を巻取り操作す
べく、リール本体には駆動用モータ及びハンドルが設け
られている。このような電動リールを実際に使用する
際、そのハンドルは、(1)ドラグの締め込み時のハン
ドル軸の回転の防止、(2)モータ駆動用のバッテリー
が消耗した時、(3)モータ駆動にて船縁まで仕掛けを
巻き上げ、その後魚を取り込む時、以外には殆ど使用さ
れることはない。
【0003】また、仕掛け投入時等の、クラッチOFF
状態の際の不使用状態のハンドルは、誤って触れるとク
ラッチの誤復帰を起こしたり、糸からみ等のトラブルが
発生しやすく、また、竿に取付けられた実釣時には取り
扱いが煩わしく、さらに、保管、移送時には露出したハ
ンドルがかさばって、それだけスペースが必要になる等
の不都合がある。
【0004】保管、移送時に露出したハンドルがかさば
るのは、電動リールに限らず、スピニングリールや両軸
受型リール等、ハンドルを有するすべての魚釣用リール
に共通する問題点である。なお、通常、スピニングリー
ルには、ハンドル折畳み機構が設けられているものの、
ハンドル腕部が外部に露出していることに変わりはな
く、それほどのコンパクト化は期待できない。また、電
動リールにおいては、例えば、特開平7−255337
号に開示されているように、ハンドル軸の正逆転を防止
する機構を組み込んだ上で、ハンドルをリール本体から
取り外す技術が知られているが、リール本体から一旦ハ
ンドルを取り外してしまうと、迅速にハンドル使用状態
にすることが難しく、さらには、ハンドルを紛失しやす
い、リール本体に上記正逆転防止機構のような複雑な機
構を組み込む必要性がある、等の問題がある。この発明
は、ハンドルをかさばらないように収納可能にし、紛失
することのない構造を有する魚釣用リールを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、スプールに釣糸を巻取操作するハンドル
の腕部を収納保管する収納保管部を、リール本体または
ハンドル駆動軸内に設けたことを特徴としている。
【0006】上記した構成によれば、ハンドルの不使用
時には、そのハンドルの腕部を収納保管部に収納してお
くことで、ハンドルのリール本体から露出する部分が少
なくなり、そのコンパクト化が図れる。また、ハンドル
は、常にリール本体内に存在しているため、迅速にハン
ドル使用状態にすることが可能となり、紛失することも
ない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に沿って具体的に説明する。図1乃至図5は、本発
明の第1の実施の形態を示し、電動リールに上記したハ
ンドルの収納保管部を設けた一構成例を示している。
【0008】リール本体1には、スプール軸3を介して
釣糸が巻回されるスプール5が回転可能に支持されてお
り、このスプールは、リール本体内に取り付けられてい
るモータ7及び後述するハンドル10の回転操作によっ
て回転駆動される。スプール軸3には、前記モータ7が
駆動したときに、その回転駆動力をハンドル10に伝達
させず、かつハンドル10を回転操作したとき、駆動モ
ータ7からの負荷がハンドルにかからない機構、及びス
プール5をフリー回転可能にするクラッチ機構等が連結
されているが、これらの機構に関しては、本発明の特徴
と関係がないため、その詳細な説明は省略する。すなわ
ち、これらの機構については、各種構成のものが含ま
れ、図に示すような構成に限定されることはない。
【0009】本実施の形態では、ハンドルの腕部を収納
する収納保管部は、リール本体1に回転可能に支持され
たハンドル駆動軸12に設けられている。すなわち、ハ
ンドル駆動軸12は内部が中空に形成されており、この
中空部12aにハンドル10の腕部全体を収納、保管す
るように構成されている。以下、これらハンドル10及
びハンドル軸12の具体的な構成について詳細に説明す
る。
【0010】ハンドル10は、基部15と、この基部1
5に対して折曲可能に取り付けられた腕部16と、この
腕部16に直交するように設けられ手によって把持され
るノブ17とを備えている。ハンドル駆動軸12の中空
部12aには、図2の拡大図に示すように、ハンドル1
0の基部15及び腕部16が収納保管され、基部15及
び腕部16をハンドル軸の先端側に摺動させ、かつ腕部
16を基部15に対して折曲させることで、図5に示す
ように、ハンドル使用可能状態となる。
【0011】なお、基部15に対して腕部16を折曲さ
せるのは、図2及び図2のB−B線に沿った断面図であ
る図4に示されているように、基部15の先端側に二股
状の保持部15aを形成し、ここに腕部16の基端側の
スリ割部16aを挟持させ、両者を連結ピン18によっ
て枢支することで構成することが可能である。この構成
により、腕部16は、連結ピン18を中心にして、図5
に示すように基部15に対して回動可能となっている。
【0012】上記したように、ハンドル駆動軸12は、
リール本体1に回転可能に支持されその内部に中空部1
2aが形成されている。ハンドル駆動軸12の先端側外
周には、雄螺子部12bが形成されており、この部分に
ドラグ調整用の摘み20が螺合されている。摘み20
は、それを回転操作することで軸方向に移動可能となっ
ており、ハンドル駆動軸12の基端側に配されたドラグ
機構21に移動量に応じた押圧力を付与可能となってい
る。ドラグ機構21は、ハンドル軸12に回転可能に支
持された駆動歯車25に対して上記押圧力を付与するの
であり、これにより、ハンドル駆動軸12と駆動歯車2
5との間で所定の滑りを生じさせ、ドラグの調整が成さ
れる。なお、このようなドラグ装置についても、図に示
すような構成に限定されることはない。
【0013】前記基部15には、係合ピン15bが貫通
し、かつ両端から突出するように圧入されている。ま
た、ハンドル軸12の内部には、中空部12aに沿って
軸方向に延出する一対の係合溝12bが形成されてお
り、ここに前記係合ピン15bの各突出端が係合され
る。これによって、基部15は、中空部12aに沿っ
て、周り止めされた状態で軸方向に摺動可能となってい
る。
【0014】ハンドル駆動軸12の先端部には、係合ピ
ン15bを挿入するための孔12cが形成されると共
に、基部15の抜け止めを果たす度当て12dが形成さ
れている。すなわち、最初にハンドル10をハンドル駆
動軸12に組み付ける場合、基部15の部分を中空部1
2aの先端側に位置せしめ、上記孔12cを介して係合
ピン15bを基部15に圧入する。この状態で、係合ピ
ン15bの両突出端部は上記一対の係合溝12b内に位
置し、基部15は周り止めされた状態で中空部12a内
を摺動可能となる。そして、係合ピン15bが、図5に
示すように度当て12dに当付くことで、基部15は抜
け止めされる。
【0015】なお、ハンドル駆動軸12の先端部に、前
記孔12cと対向する位置に、これよりも小さい孔12
eを形成しておくことが好ましい。このような孔12e
を形成しておくことで、ここから工具を挿入することが
でき、孔12cから係合ピン15bを取り外すことが可
能となって、メンテナンス作業を容易に行うことが可能
になる。
【0016】ハンドル駆動軸12に形成される中空部1
2aの長さは、本実施の形態では、基部15及び腕部1
6の長さに対応しており、これらが収納された状態で、
図2に示すように、ハンドル10のノブ17のみがハン
ドル駆動軸12から露出した状態となる。また、ハンド
ル駆動軸12の先端部には、キャップ30が着脱自在に
取り付けられており、ハンドル収納時において、基部1
5及び腕部16が摺動して中空部12aからの脱落を防
止すると共に、海水等がハンドル駆動軸内に侵入し難い
ようになっている。このキャップ30の外周面には、軸
方向に沿って延出する凹部30aが形成されており、ノ
ブ17のみが露出した状態で、矢印A方向から装着可能
となっている。なお、図3はキャップ30が装着されて
いない状態を矢印A方向から見た図であり、ハンドル駆
動軸12の先端部には、二股状の突部12gが形成され
ている。
【0017】キャップ30のハンドル駆動軸12に対す
る着脱方式については、特に限定されることはないが、
例えば、図2に示すように、ハンドル駆動軸12の雄螺
子部12bに螺合したシール部32に密着係合させると
共に、キャップ30の内部に、前記ハンドル駆動軸12
に形成された孔12c,12eに弾性変形して係合可能
な突片30bを形成しておくことで行うことができる。
すなわち、これら各突片の弾性保持力によって、キャッ
プ30は抜け止めされ、ハンドルの脱落が防止される。
なお、キャップ30に、上記突片30bを形成する場合
は、ハンドル駆動軸12に形成される前記一対の係合溝
12bは、図4に示すような上下方向ではなく、装着時
にノブ17が妨げにならないように、これよりも傾斜し
た位置(例えば2時、8時方向)に形成される。
【0018】上記した構成によれば、ハンドル10は、
図2に示すように、その基部15及び腕部16がハンド
ル駆動軸12に形成された中空部12a内に収納保管さ
れ、ノブ17のみが露出した状態となる。このとき、リ
ール本体が傾いても、キャップ30によって、基部15
及び腕部16が突出するようなことはない。そして、実
際にハンドル10を使用する場合は、キャップ30を取
り外し、基部15及び腕部16を中空部12aから引き
出す。基部15が、図5に示す位置まで摺動されると、
基部15の係合ピン15bが度当て12dに当付いて抜
けが阻止されると共に、腕部16を折り曲げることによ
り、腕部16も度当て12dの反対側に当付いて、その
位置が保持される。そして、腕部16を折り曲げると、
その側面はハンドル駆動軸12の先端部に形成された二
股状の突部12gと当接し、かつ係合ピン15bと係合
溝12bとの係合により、するため、ハンドル10のノ
ブ17を摘んでハンドル10を回転操作すれば、その回
転駆動力はハンドル軸12に伝達される。
【0019】上記した構成の電動リールによれば、以下
のような効果が得られる。電動リールにおけるスプール
の回転駆動は、その殆どがモータ7の駆動力によって成
されるため、図2に示すようにハンドル10の腕部16
を収納しておくことにより、リール本体がコンパクトに
なり、操作性が向上し、かつ糸絡み等のトラブルを避け
ることができる。また、リール本体がコンパクト化した
ことで、保管や移送に便利となる。突然バッテリーが切
れたり、モータ7が故障等しても、迅速にハンドル使用
可能状態にすることができ、また、魚の取り込み時にお
いても、迅速にハンドル使用可能状態にすることができ
る。リール使用時において、ハンドル部分の露出が少な
いため、誤ってハンドルに触れることがなくなり、これ
により、ハンドル駆動軸12の不要な回転が防止され、
それに取り付けられているクラッチ構成部材40を誤動
作させることがなくなる。摘み20を回転操作してドラ
グの調整を行う場合は、露出しているノブ17の部分を
抑えることで、ハンドル駆動軸12の連れ回りを防止す
ることができるので、複雑な機構を設けることなく、ド
ラグ調整が簡単に行えるようになる。ハンドル10は、
常にリール本体内に収納保管された状態にあるため、ハ
ンドルを紛失するようなことがなくなる。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態を図6乃
至図9を参照して説明する。なお、以下に説明する実施
の形態では、前記実施の形態と異なる部分のみについて
説明する。
【0021】図6に示すように、この実施の形態のハン
ドル10は、腕部46と、この腕部46に直交するよう
に設けられ手によって把持されるノブ47とを備えてい
る。ハンドル駆動軸42には、軸方向に延出する中空部
42aが形成されており、この内部にハンドル10の腕
部46が収納保管されるようになっている。また、ハン
ドル駆動軸42の先端部には、図7に示すように、ノブ
17が位置できるように切欠き42bが形成されると共
に、軸方向と直交する方向に雌螺子部42cが形成され
ている。そして、ハンドル10の腕部46の基端部に
は、この雌螺子部42cと螺合する雄螺子部46aが形
成されている。
【0022】また、ハンドル駆動軸42の先端部には、
前記実施の形態と同様、キャップ30が着脱自在に装着
されるようになっており、ハンドル収納時において、ハ
ンドルが摺動して中空部42aからの脱落を防止すると
共に、海水等がハンドル駆動軸内に侵入し難いようにな
っている。キャップ30の構成については、前記実施の
形態と同様であり、その突片30bがハンドル駆動軸4
2の先端部に形成された凹部42dに弾性変形して係合
可能になっている。もちろん、キャップ30の着脱方式
については、種々変形することが可能である。
【0023】上記した構成において、実際にハンドル1
0を使用する場合は、キャップ30を取り外して、ハン
ドル駆動軸42の中空部42aから、ハンドルの腕部4
6を引き出し、そして、図8及び図9に示すように、そ
の雄螺子部46aをハンドル駆動軸42に形成された雌
螺子部42cに螺合させれば良い。このような構成によ
れば、前記実施の形態と同様な効果が得られると共に、
ハンドル10及びハンドル駆動軸42の構成を簡略化す
ることができる。
【0024】図10及び図11は、本発明の第3の実施
の形態を示す図である。上述した実施の形態は、いずれ
も電動リールであったが、本発明は、図に示すようなス
ピニングリール50を対象にすることも可能である。こ
の実施の形態のハンドル及びハンドル駆動軸は、図2に
示したように構成されており、図10はハンドルをハン
ドル駆動軸内に収納保管した状態を、図11はハンドル
の使用状態を示す図である。
【0025】リール本体51には、中空部52aが形成
されると共に外周部に駆動歯車55が周り止め嵌合され
たハンドル駆動軸52が回転可能に支持されている。ハ
ンドル収納状態では、ハンドル駆動軸52の中空部52
a内に、図2に示した構成と同様のハンドル60の基部
65及び腕部66が収納保管され、ノブ67が露出す
る。また、ハンドル駆動軸52の一端部には、ハンドル
駆動軸に固定された回転体69に対してキャップ70が
着脱自在に装着されており、ハンドル収納時において、
基部65及び腕部66が摺動して中空部52aからの脱
落を防止すると共に、海水等がハンドル駆動軸内に侵入
し難いようになっている。さらに、ハンドル駆動軸52
の他端部には雄螺子部が形成されており、この部分に、
キャップ75が駆動歯車55に一体形成された軸方向延
出部55aに当付くように螺合されて、ハンドル駆動軸
52の抜けを防止している。
【0026】なお、この実施の形態では、ハンドル60
は、キャップ75側からも装着可能となっており、リー
ル本体51に対して、左右のどちら側からでもハンドル
駆動軸52の駆動を可能にしている。そして、前記駆動
歯車55は、ロータ77の回転を果たすピニオン及びス
プール78の前後動を果たすオシレート機構と連結され
ており、ハンドル60の回転操作により、ロータ77が
回転しかつスプール78が前後動することで、釣糸は釣
糸案内部を介してスプール78に巻回される。このよう
に、本発明はスピニングリールにおいても、それに取り
付けられるハンドルを紛失することなく、コンパクトに
収容保管することができる。
【0027】図12及び図13は、本発明の第4の実施
の形態を示す図である。この実施の形態は、本発明を両
軸受型リール80に適用した構成例を示すと共に、ハン
ドルを収納保管する収納保管部を、ハンドル駆動軸以外
の部分に設けた構成例を示す図である。
【0028】この実施の形態では、スプール81を回転
可能に支持する左右フレーム82a,82bを接続する
フレーム83に孔83aを形成し、この孔83aにハン
ドル85を収納保管するように構成している。ハンドル
85は、延出する腕部86と、この腕部86に直交する
ように設けられ手によって把持されるノブ87とを備え
ており、孔(収納保管部)83aは、腕部86の略全体
が収納保管できるような長さに形成されている。また、
ハンドル85のハンドル駆動軸95への取り付けは、ハ
ンドル駆動軸95に、その軸と直交する方向に雌螺子部
95aを形成すると共に、ハンドル85の腕部86の基
端部に、これに螺合できる雄螺子部86aを形成して、
図13に示すように両者を螺合結合することで行うこと
ができる。もちろん、収納保管部83aの長さや、ハン
ドル85のハンドル駆動軸95への取り付け手段に付い
ては、種々変形することが可能である。
【0029】さらに、収納保管部83aには、ハンドル
85を収納した場合に、そのハンドルが抜けたり、落下
等しないように、保持手段を設けておくことが好まし
い。この保持手段は、例えば、図12に示すように、収
納保管部83aの底部に、ゴムのような弾性体88を取
着しておくことで構成することができる。すなわち、こ
の弾性体88に、ハンドルの腕部86の雄螺子部86a
を差し込むと、弾性体88が雄螺子部86aを保持する
ように弾性変形し、ハンドル86の抜けや、落下が防止
される。もちろん、このような保持手段は、ハンドル8
6と機構的に連結してその抜け等を防止する構成であっ
ても良い。
【0030】以上のように、この実施の形態では、ハン
ドルを収容する収納保管部を、左右フレームを接続する
接続フレームに形成したが、それ以外のリール本体、例
えば左右フレーム82aもしくは82bに形成しても良
い。
【0031】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、図に示した構成の魚釣用リールに限定される
ことはなく、様々な形式の魚釣用リールを対象にするこ
とができる。また、そのハンドルの形状や、ハンドル駆
動軸に対する取付け構造についても種々変形することが
可能である。さらに、ハンドルの腕部を収納保管する収
納保管部は、ハンドルの腕部全体、あるいは腕部の一部
を収納保管する構成であっても良く、腕部のみならず、
ノブの部分も併せて収納する構成であっても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明の魚釣用リールによれば、スプー
ルを巻取操作するハンドルを、かさばらないように収納
することが可能となり、しかもハンドルを紛失すること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示しており、魚釣
用リール(電動リール)のハンドル駆動軸の部分を切欠
いた状態を示す図。
【図2】図1に示す魚釣用リールにおいて、ハンドル駆
動軸の部分を拡大して示す図であり、ハンドルを収納し
た状態を示す図。
【図3】図2において、矢印A方向から見た図(キャッ
プを取り外した状態)。
【図4】図2において、B−B線に沿った断面図。
【図5】図2に示す構成において、ハンドルの使用状態
を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示しており、ハン
ドル駆動軸部分のみを示す図。
【図7】図6において、矢印C方向から見た図(キャッ
プを取り外した状態)。
【図8】図6に示す構成において、ハンドルの使用状態
を示す図。
【図9】図8に示す態様において、ハンドル駆動軸とハ
ンドルの係合部分を拡大して示す図。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示しており、ハ
ンドルをハンドル駆動軸に収納した状態を示す図。
【図11】図10に示す構成において、ハンドルの使用
状態を示す図。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示しており、ハ
ンドルをリール本体に形成された収納保管部に収納した
状態を示す図。
【図13】図12に示す構成において、ハンドルの使用
状態を示す図。
【符号の説明】
1 リール本体 5 スプール 7 モータ 10 ハンドル 12 ハンドル駆動軸 12a 中空部(収納保管部)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールに釣糸を巻取操作するハンドル
    をリール本体に備えてなる魚釣用リールにおいて、 前記ハンドルの腕部を収納保管する収納保管部を、リー
    ル本体またはハンドル駆動軸内に設けたことを特徴とす
    る魚釣用リール。
  2. 【請求項2】 前記スプールを駆動する駆動用モータを
    リール本体に有することを特徴とする請求項1に記載の
    魚釣用リール。
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