JP3374979B2 - 温度センサー機能を有する熱線反射膜 - Google Patents
温度センサー機能を有する熱線反射膜Info
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反射膜に関し、特に、温度変化に伴って反射効率が変化
する温度センサー機能を有する熱線反射膜に関するもの
である。
フィルム上に酸化けい素、酸化チタンあるいは銀等を蒸
着して構成したものが中心であった。
はフィルムの温度に係わらず常に一定であるため、一旦
窓等にフィルムを貼り付けてしまうと、冬期等の暖房効
果が必要な時においても、赤外線を反射してしまうとい
う問題点があった。
況に鑑みてなされたものであり、その目的は、夏期等の
赤外線のカットが必要な時期に十分な反射効率を有し、
冬期等の赤外線による暖房効果が必要な時期に反射率が
低下することができる温度センサー機能を有する熱線反
射膜を提供することである。
明の温度センサー機能を有する熱線反射膜は、屈折率の
異なる2種類以上のポリマー層を積層して構成した赤外
線を反射する回折格子において、温度変化によりそれら
の屈折率差が変化することにより、赤外線の反射効率
(回折効率)が変化することを利用して、高温において
は屈折率差が大きく熱線を効率良く反射し、低温におい
ては屈折率差が小さく熱線の反射効率が小さくなるよう
に、ポリマーのガラス転移温度を選択したもの、すなわ
ち、温度センサー機能を有することを特徴とするもので
ある。
波長λは、入射角をθ、屈折率をnとすると、 2ndsinθ=mλ(m=1,2,3・・・) で与えられる。したがって、屈折率の高い層と低い層を
交互に積層して回折格子を構成し、その際、格子間ピッ
チdの異なる層を数種類作製することにより、種々の波
長の光を回折できるようにすることができ、1つの回折
格子の回折波長範囲を広げることができる。
率が1.5の場合、図1に断面図を示すように、例え
ば、0.13μmの高屈折率ポリマー層1(nd =1.
59)に同じ厚みの低屈折率ポリマー層2(nd =1.
41)を5組積層後、0.14μmの高屈折率ポリマー
層3(nd =1.59)に同じ厚みの低屈折率ポリマー
層4(nd =1.41)を5組積層し、厚みを順次大き
くして同様に繰り返し積層し、0.67μmの高屈折率
ポリマー層5(nd =1.59)と同じ厚みの低屈折率
ポリマー層6(nd =1.41)を5組積層して回折格
子10を作製する。このフィルム10の膜厚は、次の計
算から70μmとなる。
さの層の組1、2により、800nmの波長の光を回折
し、順次増加される厚さの層の組により、840nm、
・・・・・、2000nmの幅広い光を回折するように
なる。ここで、ポリマー層の膜厚、積層数、屈折率差を
変えることにより、回折波長範囲、回折効率を任意に設
定することができる。
折率については、次のような関係がある。一般に、N層
の薄膜が重ねられている場合には、境界面はN+1個あ
り、第1面及び最終面における振幅ベクトルを、
[M4 ]…[Mn ]は、1、2、3、4…N層の薄膜の
特性マトリックスである。
1つのマトリックス[M]で表すことができ、
マー、低屈折率ポリマーの平均の屈折率をn、回折波長
をλとすると、そのときの膜厚をdとして、 nd=λ/4 において回折が最も効率が良くなる。この条件では、特
性マトリックス[M]は、
れnd=λ/4の条件で作ると、その特性マトリックス
は、
0 、nS 、p0 =(ε0 /μ0 )1/2n0 、pS =(ε
0 /μ0 )1/2 nS とすると、回折効率DEは、
ほど高くなることになる。また、積層回数が同一の場合
は、屈折率差が大きいほど回折効率は高くなる。
とすると、Lorenz−Lorenz式より、 (n2 −1)(n2 +2)=(R/M)ρ ここで、M:分子量 ρ:分子反射率 であることが知られている。
は、
0.59(n=1.5)、0.74(n=1.6)と、
屈折率によって変化する。
移温度(Tg )以下の固い状態においては、1.5〜
2.5×10-4、Tg 以上のアモルファスな状態におい
ては、5〜7×10-4と変化する。
(Tg )以上と以下の領域では、屈折率の温度変化率
(負方向)が大きく異なり、Tg 以上では、Tg 以下の
場合に比較して、1.5〜5倍程度の大きさになる。
すようなポリマーの組み合わせについての回折効率の温
度依存性を検討してみる。
0℃において) Tg =150(℃) α =1.5×10-4(℃-1)(Tg 以下) α =5.0×10-4(℃-1)(Tg 以上) 低屈折率ポリマー層 n =1.58(30℃におい
て) Tg =30(℃) α =1.6×10-4(℃-1)(Tg 以下) α =7.0×10-4(℃-1)(Tg 以上) この場合の屈折率の温度依存性は、 高屈折率ポリマー層 −dn/dT=1.11×10-4(150℃以下) −dn/dT=3.71×10-4(150℃以上) 低屈折率ポリマー層 −dn/dT=1.13×10-4(30℃以下) −dn/dT=4.97×10-4(30℃以上) となる。−10℃から130℃の間で、屈折率の変化及
び回折効率を計算すると、表−1のようになる。
一で、Tg が異なる次の例について見る。
0℃において) Tg =150(℃) α =2.0×10-4(℃-1)(Tg 以下) α =5.0×10-4(℃-1)(Tg 以上) 低屈折率ポリマー層 n =1.55(30℃におい
て) Tg =30(℃) α =2.0×10-4(℃-1)(Tg 以下) α =7.0×10-4(℃-1)(Tg 以上) この場合の屈折率の温度依存性は、 高屈折率ポリマー層 −dn/dT=1.32×10-4(150℃以下) −dn/dT=3.32×10-4(150℃以上) 低屈折率ポリマー層 −dn/dT=1.32×10-4(30℃以下) −dn/dT=4.64×10-4(30℃以上) となる。−10℃から130℃の間で、屈折率の変化及
び回折効率を計算すると、表−2のようになる。
類のポリマー、特にガラス転移温度が低い方のポリマー
の屈折率が高温において相対的に低くなる場合には、回
折効率は高温で大きくなる。したがって、このような回
折格子を熱線反射膜として用いると、高温においては屈
折率差が大きく熱線を効率良く反射し、低温においては
屈折率差が小さく熱線の反射効率が小さくなり、温度セ
ンサー機能を有することになる。
るポリマーとその屈折率、ガラス転移温度を以下に示
す。
ことができる。電離放射線硬化型材料としては、電子線
硬化型樹脂及び紫外線硬化型樹脂が有用であり、電子線
硬化性樹脂と紫外線硬化性樹脂とは、後者が光重合開始
剤と増感剤を含有することを除いて、成分的に同様なも
のであり、一般的には、皮膜形成成分としてその構造中
にラジカル重合性の活性基を有するポリマー、オリゴマ
ー、モノマーを主成分とするもので、粘度では、200
0cps以下であることが望ましい。このようなポリマ
ー、オリゴマーとして、ウレタンアクリレートやポリエ
ステルアクリレートのような市販品から容易に入手可能
なものが本発明に適用可能である。モノマーとしては、
市販のアクリル酸又はメタクリル酸誘導体等の電離放射
線硬化型モノマーが本発明に適用可能である。上記の硬
化樹脂を紫外線硬化性樹脂とするためには、この中に光
重合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノ
ン、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミノキシ
ムエステル、テトラメチルチウラムモノサルファイド、
チオキサントン類や、光増感剤として、n−ブチルアミ
ン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等
を混合して用いることができる。
がそのまま適用でき、例えば電子線照射の場合は、コッ
クロフトワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶
縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型
等の各種電子線加速機から放出される50〜1,000
KeV、好ましくは、100〜300KeVのエネルギ
ーを有する電子線を、0.1〜100Mrad.、好ま
しくは、1〜10Mrad.照射すことにより硬化させ
ることができ、また、紫外線照射の場合は、超高圧水銀
灯、高圧水銀灯、カーボンアーク、キセノンアーク、メ
タルハライドランプ等の光源から発せられる紫外線を、
0.1〜10,000mJ/cm2 、好ましくは、10
〜1,000mJ/cm2 照射することにより硬化させ
ることができる。
温において反射率が高く、低温においては低いため、夏
期等の赤外線のカットが必要な時期に十分な反射効率を
有し、冬期等の赤外線による暖房効果が必要な時期に反
射率が低下する。言い換えれば、温度センサー機能を有
する熱線反射膜である。
熱線反射膜は、異なる2種類以上のポリマー層を少なく
とも所定の温度において屈折率が相対的に高・低と繰り
返すように交互に積層してなる回折格子において、異な
る2種類以上のポリマーとしてガラス転移温度が異なる
ものを用い、かつ、ポリマーの高温での屈折率が、ガラ
ス転移温度が低い方のポリマーが相対的により低くなる
ように選択され、温度による屈折率差の変化により、赤
外線の波長800nmから1600nmの反射効率が高
温で相対的に高く、低温において相対的に低く変化する
ようにしたことを特徴とするものである。
リマー層と低屈折率のポリマー層からなる組を複数積層
してなる多層膜が複数設けられ、それらの多層膜間で高
屈折率ポリマー層及び低屈折率ポリマー層の厚さが異な
るように構成されていることが望ましい。
種類以上のポリマーからなる層を屈折率が相対的に高・
低と繰り返すように交互に積層させて構成しており、ま
た、その膜厚も異ならせて積層できるので、回折波長範
囲が広い回折格子を作製することができる。また、その
屈折率差も温度と共に変化し、高温になるほど屈折率差
が大きくなるようにすることで、低温では反射率が小さ
く、高温では反射率が大きい回折格子とすることができ
る。そのため、夏期等の赤外線のカットが必要な時期に
十分な反射効率を有し、冬期等の赤外線による暖房効果
が必要な時期に反射率が低下する、温度センサー機能を
有する熱線反射膜を得ることができる。
に決定できるため、赤外線領域の光を反射する熱線反射
フィルムの用途以外にも、可視領域の特定波長の光を反
射する液晶ディスプレー等に使用できるカラーフィルタ
ーや、紫外線カットフィルム等にも応用可能である。
線反射膜のいくつかの実施例について説明する。
に選定した。 高屈折率ポリマー層:ポリアクリル酸 n =1.527(20℃) Tg =106℃ 低屈折率ポリマー層:ポリヒドロキシエチルメタクリレ
ート n =1.512(20℃) Tg =55℃ これを、0.15μm(900nm反射)、0.165
μm(1000nm反射)、0.182μm(1100
nm反射)、0.199μm(1200nm反射)、
0.215μm(1300nm反射)、0.232μm
(1400nm反射)、0.248μm(1500nm
反射)の各膜厚で、各々50層ずつ高屈折率ポリマー層
と低屈折率ポリマー層を交互に積層した。
計(UV−365:島津製作所社製)で測定したとこ
ろ、800nm〜1600nmの範囲で、20℃の時に
は平均で17%、100℃では平均で57%の回折効率
を持つことが分かった。
に選定した。 高屈折率ポリマー層:ポリ(o−メチルスチレン) n =1.587(20℃) Tg =136℃ 低屈折率ポリマー層:ポリ安息香酸ビニル n =1.578(20℃) Tg =71℃ これを、実施例1と同様に、反射波長の1/(4n)の
厚みで、反射波長900nmから100nmおきに15
00nmまで、100層ずつ積層した。
計(UV−365:島津製作所社製)で測定したとこ
ろ、800nm〜1600nmの範囲で、20℃の時に
は平均で20%、100℃では平均で55%の回折効率
を持つことが分かった。
に選定した。 高屈折率ポリマー層:ポリスチレン n =1.593(20℃) Tg =100℃ 低屈折率ポリマー層:ポリヒドロキシエチルメタクリレ
ート n =1.512(20℃) Tg =71℃ これを、実施例1と同様に、反射波長の1/(4n)の
厚みで、反射波長900nmから100nmおきに15
00nmまで、20層ずつ積層した。
計(UV−365:島津製作所社製)で測定したとこ
ろ、800nm〜1600nmの範囲で、20℃の時に
は平均で38%、100℃では平均46%の回折効率を
持つことが分かった。
に示す電離放射線硬化型組成物を使用した。 高屈折率ポリマー層 ウレタンアクリレート(紫光UV−4200B:日本合成化学社製) ・・・100重量部 2,4,5−トリブロモフェノールメタクリレート(和光純薬工業社製) ・・・ 50重量部 ジペンタエリスリトールペンタアクリレート ・・・ 5重量部 (サートマー399:サートマー社製) 粘度:10cps,屈折率:1.52(20℃),Tg :112℃ 低屈折率ポリマー層 ウレタンアクリレート(PR−202:三菱化成社製)・・・ 50重量部 2,2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート・・・150重量部 (ダイキン化成品販売社製) ジペンタエリスリトールペンタアクリレート ・・・ 5重量部 (サートマー399:サートマー社製) 粘度: 8cps,屈折率:1.47(20℃),Tg : 30℃ これを、実施例1と同様に、反射波長の1/(4n)の
厚みで、反射波長900nmから100nmおきに15
00nmまで、20層ずつ積層した。
計(UV−365:島津製作所社製)で測定したとこ
ろ、800nm〜1600nmの範囲で、20℃の時に
は平均で24%、100℃では平均45%の回折効率を
持つことが分かった。
の温度センサー機能を有する熱線反射膜によると、ガラ
ス転移温度の異なる2種類以上のポリマーからなる層を
屈折率が相対的に高・低と繰り返すように交互に積層さ
せて構成しており、また、その膜厚も異ならせて積層で
きるので、回折波長範囲が広い回折格子を作製すること
ができる。また、その屈折率差も温度と共に変化し、高
温になるほど屈折率差が大きくなるようにすることで、
低温では反射率が小さく、高温では反射率が大きい回折
格子とすることができる。そのため、夏期等の赤外線の
カットが必要な時期に十分な反射効率を有し、冬期等の
赤外線による暖房効果が必要な時期に反射率が低下す
る、温度センサー機能を有する熱線反射膜を得ることが
できる。
長を任意に決定できるため、赤外線領域の光を反射する
熱線反射フィルムの用途以外にも、可視領域の特定波長
の光を反射する液晶ディスプレー等に使用できるカラー
フィルターや、紫外線カットフィルム等にも応用可能で
ある。
1つの具体例の積層断面図である。
依存性を示す図である。
ある。
1.59) 2…膜厚0.13μmの低屈折率ポリマー層(nd =
1.41) 3…膜厚0.14μmの高屈折率ポリマー層(nd =
1.59) 4…膜厚0.14μmの低屈折率ポリマー層(nd =
1.41) 5…膜厚0.67μmの高屈折率ポリマー層(nd =
1.59) 6…膜厚0.67μmの低屈折率ポリマー層(nd =
1.41) 10…回折格子(膜厚70μm)
Claims (2)
- 【請求項1】 異なる2種類以上のポリマー層を少なく
とも所定の温度において屈折率が相対的に高・低と繰り
返すように交互に積層してなる回折格子において、異な
る2種類以上のポリマーとしてガラス転移温度が異なる
ものを用い、かつ、ポリマーの高温での屈折率が、ガラ
ス転移温度が低い方のポリマーが相対的により低くなる
ように選択され、温度による屈折率差の変化により、赤
外線の波長800nmから1600nmの反射効率が高
温で相対的に高く、低温において相対的に低く変化する
ようにしたことを特徴とする熱線反射膜。 - 【請求項2】 屈折率が相対的に高屈折率のポリマー層
と低屈折率のポリマー層からなる組を複数積層してなる
多層膜が複数設けられ、それらの多層膜間で高屈折率ポ
リマー層及び低屈折率ポリマー層の厚さが異なるように
構成されていることを特徴とする請求項1記載の熱線反
射膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17083792A JP3374979B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 温度センサー機能を有する熱線反射膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17083792A JP3374979B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 温度センサー機能を有する熱線反射膜 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0611608A JPH0611608A (ja) | 1994-01-21 |
JP3374979B2 true JP3374979B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=15912252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17083792A Expired - Lifetime JP3374979B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 温度センサー機能を有する熱線反射膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3374979B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011141325A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Mitsubishi Plastics Inc | 積層反射膜 |
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CN104081231B (zh) | 2012-01-11 | 2016-06-01 | 柯尼卡美能达株式会社 | 红外遮蔽膜及具有该红外遮蔽膜的夹层玻璃 |
JP5984111B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-09-06 | 株式会社クラレ | 再帰反射性を有する波長選択フィルタ及び窓材 |
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-
1992
- 1992-06-29 JP JP17083792A patent/JP3374979B2/ja not_active Expired - Lifetime
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